メレフは、キファを探しに行く人達の背を、無言で見つめていた。 (a51) 2021/04/25(Sun) 7:53:07 |
ルヴァは、会議室から出て行く者たちを見送った。 (a52) 2021/04/25(Sun) 8:40:38 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>4:234 ゲイザー(四日目) 静かに、そして圧のある返事にくすりと笑う。 ラサルバグに動じた様子はない。 「俺が嘘をついていない証拠はない。 証明できるかはあなたの行動次第だ。 ……話したものはみな死体となった。 アンタレスとシトゥラ。 彼らの死は俺のせいかもしれない」 ゲイザーの指摘はもっともで、 疑心を持たれて良いことはない。 目線を下げて低めた声が嘘をねじこんで交わす。 死人に口なし。彼らとラサルハグの関係の真偽なんて、 「嘘であること」の証明と同じく、悪魔の証明といえよう。 「叩き潰すなら構わない。 抵抗せず、すべて受け入れよう。 俺が嘘をついた証拠と引き換えに」 それから彼女自身の目的へ向かうべく、 その場は別れただろうか。 (53) 2021/04/25(Sun) 9:43:00 |
カウスは、会議室を出た。ルヘナとの会話の後のことだ。 (a53) 2021/04/25(Sun) 10:00:45 |
ヌンキは、キファを探している。 (a54) 2021/04/25(Sun) 10:32:01 |
ヌンキは、キファの部屋に入った。……が、誰も居ない。 (a55) 2021/04/25(Sun) 10:41:47 |
ヌンキは、踵を返して外に出た。 (a56) 2021/04/25(Sun) 10:42:03 |
キファは、見つからない。 (c27) 2021/04/25(Sun) 10:43:13 |
キファは、ヌンキを見つけた。 (c28) 2021/04/25(Sun) 10:43:25 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ「キファ……キファ、どこにいるのかな」 ヌンキは、宿を探した。 ヌンキは、商店街を探した。 ヌンキは、一緒に行ったバーにも行ってみた。 ヌンキは、サダルと一緒に行った雑貨屋にも行ってみた。 だけどキファはどこにもいない。 疲労だけが溜まっていく。 例え栄養ドリンクで失った元気を取り戻そうとも、それは一時しのぎすぎない。 目が霞んだ。 あぁ、昨日は夜だったから森の中はよく見えなかった。 もしかするとそっちにいるのかも。 ふらりとした足取りで森を目指す。 生きているとしても、死んでいるとしても、探さなくては。 せめて。せめてサダルの傍に連れて行かなくては。 今なら……あのときもらった白いカーネーションを、君に返せるかもしれないじゃないか。 だから。 「キファ……応えて」 もう届くことのない声を求めた。 (55) 2021/04/25(Sun) 10:49:05 |
キファは、ヌンキの頭を撫でた。 (c29) 2021/04/25(Sun) 10:50:21 |
宝物庫 カウスは、メモを貼った。 (a57) 2021/04/25(Sun) 10:57:49 |
ヌンキは、誰かに触れられた気がした。……だけど、誰も居ない。 (a58) 2021/04/25(Sun) 11:16:45 |
【人】 そこにしか居ない ルヘナ>>52 カウス ルヘナは……ルヘナ……? 「うん、 正しく心境の変化だな。 怒られてはいないが………何だ? ぼくが 怒られた程度で音を上げるとでも……? 」差し出した己のミルクティは まだ口を付けていないものだ。 「あー、そのような肩書が無くとも 君を弄び楽しむのを辞める訳ではない、 安心して欲しい。 別の方法を探るさ。 君のリアクションを引き出す為にな……。」 やっと、にやりと笑う。 君の前へ、おかわりの出汁パックを置いた。 (56) 2021/04/25(Sun) 11:19:51 |
【人】 そこにしか居ない ルヘナ>>54 ハマル 「お粗末様。 パン…………うん、 そうだな、それもルヘナが焼いたものだ。 まだ余っているから、 君の好むものを挟んで来ようか?」 サンドイッチのご要望があれば 今度こそ君の為に料理を振る舞うだろう。 「フ、そうか。 君は不思議な奴だな。………。」 君の頭上へ手を伸ばしかけて、 それからすぐに、力なく腕を下ろした。 誰かの頭を撫でる事が、癖になっていたのだ。 (57) 2021/04/25(Sun) 11:20:13 |
【人】 強火の愛・狂悖暴戻 ゲイザー>>53 ラサルハグ(四日目) 「……。掴みどころのない人」 疑心は更に強まる。女は隠しもせず顔をしかめる。 「それだけ話しておきながら、貴方、自分から事件を止めようと動かないのですか?今のままだと私から見たら貴方は周りに嘯いて、引っ掻き回すのが目的なようにも見えます。 …………もしこれで私が勘違いしていたら。全て貴方が正しかったのなら。責任をとっていくらでも謝るし、いくらでも罰を受けましょう。それでは」 スカートを翻し、ブーツの踵を鳴らしてその場を後にする。力がこもっているのか、やけに音がよく響いた。 彼女が恋に狂った占い師と接触する前のことだった。 (58) 2021/04/25(Sun) 11:27:29 |
ゲイザーは、『月女神の台所』本部を訪れた。 (a59) 2021/04/25(Sun) 11:28:07 |
ゲイザーは、自身のギルドの金庫に手をつける。 (a60) 2021/04/25(Sun) 11:34:27 |
ゲイザーは、『月女神の台所』の運営資金を持ち出した。 (a61) 2021/04/25(Sun) 11:34:44 |
ゲイザーは、星見杯亭へと戻る。 (a62) 2021/04/25(Sun) 11:35:35 |
【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー【星見杯亭・ロビー】 「 皆さんお疲れ様です! うふふっ、元気ですか?エルナトさんはいらっしゃいます?……ああ、そちらにいたんですね!ありがとうございます〜」 朗らかに返事をする。それが常の彼女の態度だからだ。 「定例会議ですか?ええ!滞りなく。代表さんたちはしっかりしていますからね〜。きっともうすぐ終わりますよ、きっと」 (59) 2021/04/25(Sun) 11:37:47 |
ゲイザーは、人々と話をする。「シータの痕の事件、怖いと思いませんか?代表さんたちも手こずっていて…」 (a63) 2021/04/25(Sun) 11:38:32 |
流星の騎士 ヌンキは、メモを貼った。 (a64) 2021/04/25(Sun) 11:42:53 |
【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー「……ふう。 あ、皆さんお疲れ様です!疲れた顔をしている?……ええ、実はちょっとだけ」 疲れた顔で笑いながら人々と話す。 女は前から星見杯亭の手伝いを買って出ている人間だ。有象無象の顔見知りが何人もいる。 「今行われている定例会議をご存知ですか?ああ、そうです。各ギルドの代表が集まる会議なんですけど……今は殺人事件と『シータの痕』という噂で持ちきりで。 ええ、そう。殺人事件。見かけなくなった代表さんたちをしりませんか?いなくなっているんですよ、毎日。 私は代表の中に犯人がいると睨んでいます。 怖いですか?怖いですよね?……そこで私からの提案なんですけれども。 今日一日だけでいい。 彼らを監視してみませんか? 」 (60) 2021/04/25(Sun) 11:47:01 |
ゲイザーは、人々をどんどん唆す。「代表だけ狙っていると見せかけて、次は皆さんかもしれません」 (a65) 2021/04/25(Sun) 11:47:34 |
ゲイザーは、酒場にいる冒険者に金を握らせる。「何かあったら助けてくださいね」 (a66) 2021/04/25(Sun) 11:48:36 |
ハマルは、いつか宿へ戻ってきたヌンキの手を取った。 (a67) 2021/04/25(Sun) 11:58:53 |
【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー【星見杯亭・酒場】 「ええ、そう!裏切り者だっていたんですよ! 私が困って相談しようと部屋を訪れたら、同じ代表さんたちに水面下で連絡を取る為のお手紙が屑籠にいっぱいあって! ……そうです。今私は身の潔白をきちんと証明できませんけれど。 私が犯人だとしたら、数年もこの星見杯亭のお手伝いを買って出ているのはおかしいと思いませんか? お願いします。一日だけでいい、代表の彼らを遠巻きに監視するだけでいいんです。変な動きを見せたら私に教えてください。 ギルドの代表じゃないなんて落ち込まないでください、貴方達冒険者の皆さんの力も必要なんです! 」 (62) 2021/04/25(Sun) 11:59:38 |
ゲイザーは、人々と噂をする。「キファさんが裏切り者だったんですよ!」 (a68) 2021/04/25(Sun) 12:00:18 |
ゲイザーは、駆け回る。無辜の人々を煽り、唆す。 (a69) 2021/04/25(Sun) 12:01:39 |
ゲイザーは、躊躇いなく賄賂を渡す。「私は口約束が信用できません」 (a70) 2021/04/25(Sun) 12:02:47 |
【人】 そこにしか居ない ルヘナ>>61 カウス 寂しくさせてごめんなと小魚も言っている。 「お。 では 今言うので正しかったな。 ……と、小魚はもういらない……か。 分かっているぞ、カウス。」 帰巣本能に従い手元へ返る出汁パックを見れば、 厨房へ戻り、すぐに君の元へ帰ってくる。 「……君と話すと、元気になるよ。」 その手には牛乳の瓶がある。 「 こっちが良かったのだな。 」そうじゃない。 (63) 2021/04/25(Sun) 12:09:05 |
ゲイザーは、人々と噂をする。「実はサダルさんも、キファさんと同じで…」 (a71) 2021/04/25(Sun) 12:15:42 |
ヌンキは、ふらふらと街に戻った。 (a72) 2021/04/25(Sun) 12:19:33 |
ヌンキは、誰かに見られている気がする。 (a73) 2021/04/25(Sun) 12:19:47 |
ヌンキは、人々の噂が聞こえた気がする。 (a74) 2021/04/25(Sun) 12:20:10 |
キューは、会議の参加者ではない。 (a75) 2021/04/25(Sun) 12:20:39 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ「どういう……ことだ……?」 街の様子が一変している。 監視も後ろ指も慣れているが、何か異様な雰囲気になっているようで違和感が拭えない。 気持ち悪い。 目線も。 噂も。 キファは、サダルは。 ただ自分たちの愛を守ろうとしていただけで、犯人ではないというのに。 (65) 2021/04/25(Sun) 12:23:27 |
【人】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー【星見杯亭・厨房】 「私、止めたいんです。この連続殺人を」 厨房の奥に人が集まっている。ゲイザーの指示 >>1:337 で星見杯亭の手伝いをしていた『月女神の台所』の面々だ。 「危険なのはわかっていますよ。でも、私も冒険者を目指していた身です。いざとなったら応戦します。 でも皆さんの視線や想いだって武器になるんです。 数の力は恐ろしいんです。 彼らが怪しい動きをしていたら、私に教えてくださいね。 みんなで力を合わせて悪い人をやっつけるんです!私たちのこれは殺人なんかじゃありません、これは悪い人を裁く正義の鉄槌!罪人を処刑するのと変わりません! ええ……だからそう、皆さんは気にしなくていいんです。ね?」 (67) 2021/04/25(Sun) 12:30:04 |
【人】 そこにしか居ない ルヘナ>>64 ハマル 「おお……………。 ……サダル……君の口、かなり軽いな………。」 特に隠していた訳でもないが。 こうしてサダルの名を出されるのは、一度目ではなかった。 「クリームと果物。 フルーツサンドか。果物は何があったか……、」 君が撫でを要求するように頭を下げれば、 その額に指をぺし、と当てて 「君の為に用意しよう。」 厨房へ向かっていくだろう。大忙し。 きっとすぐに君の元へ戻れば、 ヨーグルトクリームに様々な果物を挟んだ 要望通り、フルーツサンドを君の前へ置いた。 「正直、初めて作った。」 さっぱりした甘さのそれは、きっと食べやすい。 (68) 2021/04/25(Sun) 12:31:19 |
ゲイザーは、人々と噂をする。「キューさんはどこですか?」 (a76) 2021/04/25(Sun) 12:31:36 |
キューは、昼餉の時間に触れ回った。噂をすれば見られるものです。彼は。 (a77) 2021/04/25(Sun) 12:36:36 |
ラサルハグは、街中を歩いている。 (a78) 2021/04/25(Sun) 12:43:07 |
ゲイザーは、人々と噂をする。「カウスさんってどんな人なんです?」 (a79) 2021/04/25(Sun) 12:45:53 |
キファは、噂を耳にする。「あ、あの女!!」 (c30) 2021/04/25(Sun) 12:47:01 |
【人】 そこにしか居ない ルヘナ>>66 カウス 小魚は……泣いた……。 「フ、あんなカードひとつで このぼくを示そうなぞ思っておらぬさ。 」何か言っている。 「飲めるかの可否は知らんが、 気の短い君を思っての事だぞ? ……………。 ははは、それが良い。 君の口に合うかは分からんが。」 表面上は、いつものような口振りで ミルクティを選ぶ君へ、 満足げな視線を向けた。 ヘイズに淹れ方を習ったので、味は保証出来る筈だ。 (70) 2021/04/25(Sun) 12:50:04 |
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