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【人】 天狗[茅は天狗を厭わなかった 天狗が何者かを知っていてなお 、村のためとはいえ 受け入れて天狗の毒ではなく自分の意志で天狗を望んでくれた それがどれだけ嬉しかった事か! だからこそ手放したくなくて、愛しくて 共にありたいと望んだ、いつまでも、いつまでも そんな望みさえ、人を捨ててまで受け入れてくれた茅 この先、茅にとっては困ることも辛いこともあるかもしれない もっとも天狗がそんな目に合わせるようなことはないが それでも、このまま変わらずにいてくれたなら 天狗もただの悪童から変われるのかもしれない それは、まだまだ先の話だろうけれど] (92) 2021/07/02(Fri) 14:29:18 |
【人】 白竜 ヤオディ[かんぅは何かがあるとすぐに山に登りたがる。 やはり、水の中よりそちらの方が好きなのだろうか、と一瞬心が陰るが、元々陸の生き物なのだから仕方がないこと。 縛り付けてはならぬと反省をもする] (94) 2021/07/02(Fri) 21:05:14 |
【人】 白竜 ヤオディあぁ……いぃ……やはり、これがほしくて……! [これで自分がどれだけ、この男を求めているか、どれだけ欲しがっているか皆はわかるだろう。 初めて見る行為に、知識はあるものが、これが陸での交わりかと隣のものに教えさんざめく。 水中の生き物で、他者の体に生殖器を直接突きこむものはごく一部。 それも海の生き物ばかりで真水に近いこの辺りにそのような性質をもつものはいない。 そしてその場合は痛みをもっているのだから、このように悦んで受け入れるということも想像せず、ただただ感心するだけなのだろう。 特に、子をなすでもなく同じ雄同士なのに、お互いの愛を確かめ合うための睦みあうことは、想定外かもしれない] (95) 2021/07/02(Fri) 21:05:33 |
【人】 白竜 ヤオディ気持ちいいぃ、……もっとしてぇ……っ♡ [祝言ギリギリまでかんぅを受け入れていた躰は、中途半端な熱を得たままだったせいもあって。 彼の太いもので突きこまれた瞬間、過敏に慣れすぎた熱杭が、先端から感じた液を噴き出して。 それを見た小魚が、主様、鉄砲魚飼ってるのか、と素直な感想を漏らすのも微笑ましい] そなたらには、できぬ愛し、愛され方での。 かんぅのみが、できる、余の愛し方じゃ。 あ……っ、あっ あん〜〜〜っ [突きこまれる度に声がかき消される。 こんなに愛されているのだから、安心して、と皆に教えたいのに、上手く言葉が出ない。 いや、言葉は必要ないのかもしれない。 彼の動きに合わせて自分も腰を振り、そして] (96) 2021/07/02(Fri) 21:05:52 |
【人】 将軍 かんぅ婿殿? [よもや思いの丈を抑えきれぬなったとき 山にいって叫ぶ行為に心を曇らせているとはしらず、ただ雰囲気の違いに珍しく気づけば、その身を撫でた。 かんぅの心を動かすのは婿殿である。その婿殿に対する思いを抑えられなくなったとき、山に走ってしまうのは、衝動的だった。ただ衝動で水に飛び込まぬのは、彼が水の魔物だからにほかならない。 彼への衝動を逃しきれず、飛び出すのだ。 水の中には彼が居る。 そう思えば、婿殿が危険であると 意識があった。だが] (97) 2021/07/02(Fri) 21:54:50 |
【人】 将軍 かんぅ…婿殿、思う事があれば言うとよい。 [かんぅは婿殿の心が知りたい。 愛ゆえに、覗き込んでしまう。彼の其れは縛り付けとは言わない。愛なのだ。全ては愛である。心から抱きしめたい。そんな思いを込めて、彼の腰に劣情を押し付けた。 欲望の声が響く。 婿殿の様子に皆が理解を見せるなか。 もっとと鳴く声にますますと熱は昂ぶりを見せて] (98) 2021/07/02(Fri) 21:55:35 |
【人】 将軍 かんぅ…婿殿っ 、婿殿。 [良いのだな。と何度と穿った。 熱杭が零す液体が白く変わるまで、腰を打ち付ける音は止まらず、ばっちゅんばっちゅんと卑猥な水音を鳴らした。彼らはこのような水音をきっと知らなんだだろう。痛みはなく快感がある性交を教えるように腰を何度と引いては突いて。 気づけば獣のように腰をふる愛しい人がいた。 その姿こそが、心をよくよく表している] …… っく!! [絶頂の声を聞き 肉体の奥が燃え、かんぅの刀身からも熱が溢れでた。熱が彼の中を圧迫するのが分かる。このまま暫くは浸っていたいと思うのも事実。だが 肩で大きく息をして 祝言の床を汚す彼を抱きあげ。 勢いよく体を反転させれば抱き合う形で彼を穿ちだす] (99) 2021/07/02(Fri) 21:56:10 |
【人】 白竜の花嫁 かんぅ - かんぅ うきうき - [かんぅは16歳(?)だもの。 恋に恋をしちゃう年ごろなんだぞ。これで婿殿が白竜ではなく鯉であったら危なかった。(こいてきないみで)でも、恋から愛にめざめしかんぅ(すーぱーかんぅ)は心を手に入れたのである。一騎当千、戦場にいき、戦場にしぬ。 それがかんぅの本来の運命であった。 だが、婿殿がその運命を変えたのだ。 勝手に嫁いできたとは言ってはいけない。運命などかんぅは信じぬ。己が力で全ては勝ち取るものだと思っていた。だが、これは運命であるといっていいのではないか。 否、否、否、これこそが愛。 愛である 愛に目覚めし、人が一人。 かつて使えし王に手紙を書いた] (100) 2021/07/02(Fri) 22:52:34 |
【人】 千温暖化による異常気象で、六月から蒸し暑い日々が続いていた。 すっかり初夏といっていい有り様であるのに、 梅雨は忘れることなくやって来るのだから、うんざりする。 今日も夕方まで降り続いていた雨の名残か、 高い湿度が生暖かい嫌な空気を屋内に漂わせていた。 着込んだ制服が温度に釣り合っておらず、額に汗が滲むのが分かる。 暦上は夏本番は未だ遠い現状、とっくに閉館時間を迎えた夜 冷房の使用が許されるのは休憩室だけだ。 節電という掲げられた名目はあるものの、 実のところ、雇われの厳しさを感じるばかり。 少しばかり人付き合いが不得意な身には有り難い仕事であったが、 特にこの季節はあまり快いとは言えなかった。 (103) 2021/07/02(Fri) 23:05:58 |
【人】 千どこぞの酔狂な金持ちの寄付によって、 ここ数年の内に建て替えられたというこの建物は 規模と需要に反した、真新しく清潔な内装が目を引く まさしく金の無駄遣いであると、 望んで働いているわけではない一般庶民には思えてならないが 無駄に大きな窓から差し込む月の光に関しては、 巡回中いつも有り難く感じていた。 夜の資料館は不気味に思えてならない。 今の時代を生きる存在は自分一人きり、 犇めく過去が黙して暗がりからこちらを見ている。 そこには独特の居心地の悪さがあった。 中にはきな臭く鬱蒼としたものも収められていて、 そんなものを置いているからいつでも客足が少ないのではと 思えてならないが、当然口を出せる立場でもない。 (104) 2021/07/02(Fri) 23:06:11 |
【人】 千一人分の靴音だけが、反響し静かな空間に響く 丁度この先にあるコーナーが、きな臭い展示物のある場所だった。 不気味であっても、怖いと感じているわけじゃない。 自分は既に親に結婚を急かされる年齢の男で、 真夜中に展示物が動き出し警備員を巻き込み騒動を起こすのは 映画やゲームの話でしかないのだから。 何も起きやしない。いつもと変わらず時間が過ぎ、帰宅する。 その筈なのに──── あるわけがない風の流れを、温い空気の中確かに感じた。 (105) 2021/07/02(Fri) 23:06:25 |
【人】 紅鉄坊男が二人、何かを話している。 息を殺し足音を潜め近づき、様子を覗っているが その内容が聞き取れる位置に来ても、意味がよく分からない。 こんな寂れた資料館なんかに、強盗が入ったというのか。 どれ程建物が新しく見えても、金があるわけがないだろう。 大昔は山ばかりだったという、過疎化の進んだ田舎町だが 夜遅くだって、いくらでもコンビニやガソリンスタンドがあるのに。 自分から見て正面に開け放たれた窓、左右に展示物が置かれている 差し込む光により、それを眺める男達の輪郭が浮かび上がる。 一人は黒い短髪の大柄な男、青緑色の上着越しにも筋肉が分かる。 もう一人は脱色したのか白い髪の小柄な男で、やけに着込んでいた。 (106) 2021/07/02(Fri) 23:07:44 |
【人】 紅鉄坊侵入経路は明確だが、窓に鍵を忘れていたのだろうか。 今までそんなことは一度も無かったし、 警報装置が起動していないのも奇妙だ。 だが、凶器の類は見当たらない。 懐にあるとしても、こちらは直ぐに然るべき場所へ連絡が出来る。 何が目的かは未だ検討も付かないが、 その現代社会を舐めた行いをすぐ後悔することになるだろう。 踏み込み、彼らを手持ちのライトで照らしながら叫ぶように言った。 (107) 2021/07/02(Fri) 23:07:57 |
【人】 紅鉄坊驚いたように両者の身体が反応し、こちらへと振り返った。 そして、そして──……これはなんだ? 続ける言葉も思考も足も、何もかもが停止してしまう。 自分は休憩室の机に突っ伏して、居眠りでもしているのか? そう思ってしまう程、信じられないことだった。 (109) 2021/07/02(Fri) 23:08:22 |
【人】 異形 紅鉄坊男達が一瞬で、まるで普通の人と思えない姿に変わったなどと。 奇特なコスプレイヤーという言い訳すら出来ないじゃないか! 勇敢な警備員ぶろうとしていた筈が、腰を抜かして座り込む。 大柄な──より異形が強い方が何か弁明する言葉など、 耳にも入らないどころか、必死に距離を取ろうとしてしまう。 その時、小柄で白い方が動いた。 一歩、一歩。この状況など意に介さないような軽い足取り 目前まで近づいて、屈んでこちらを紅い片目が凝視した。 男達はどちらも片方しか目が開いていなくて、 紅色をしていることも同じらしい。 補い合うように左右対称のそれの意味を考えてしまったのは、 恐ろしさでついに後退ることも出来なくなった現実逃避なのか。 (111) 2021/07/02(Fri) 23:09:03 |
【人】 千どうやら気絶していたらしい。 すっかり静けさを取り戻している空間。 不審者も恐ろしい異形も、何処にもいない。 ふらつきながら窓に近づき、外を見下ろしても その先、資料館の傍らで咲き誇る純白の梔子が見えて、 芳しい香りが風に乗り届くばかりだった。 湿度の高い夜、あれはよく香るから──── (117) 2021/07/02(Fri) 23:13:10 |
【置】 千彼らが見ていたのは、透明なケースに収められた石版。 かつて山の中に存在した、文化の発展も届かない閉鎖的な村は 災害や疫病を人々を呪う鬼の所業とし、 鎮める為に花嫁と称して贄を出していたという。 それも恐ろしい程長い年月、定期的に。 生け贄とされた村娘たちの名前が、 何者かにより代々記録されていたという品が、それだ。 科学が人間の妄想を払い切れなかった時代 数多の血を流させてしまった、悍ましい集団妄想。 その筈だ。そうであるべきだ。それ以外には可能性は無い だが、これでは (L0) 2021/07/02(Fri) 23:13:49 公開: 2021/07/02(Fri) 23:15:00 |
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