人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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視点:


到着: 菊波 空

【人】 菊波 空

── とある冬の日 ──
[今日も寒い、でも例年通りともいえる夜のこと。
風呂上り、剃るのをめんどくさがった無精髭の男は髪を乾くまでの待っている時に連絡>>8が入る。]

 おぅ、杏音か。どうした?
 ってそりゃすごいな。こっちはおーけーだ。幸運引き当てた恋人と過ごさない理由なんてないしな。
 でも杏音の家族はいいっていったか?

[杏音が家族に愛された大切な娘さんだというのは付き合いの長さから知ったことでもあるため、そこだけは聞きつつも誘いそのものは断る理由がなく了承の返事をするのであった*]
(9) 2020/12/25(Fri) 21:51:28

【人】 菊波 空

 ああ、日頃の行いがいいのは恋人である俺がよーくしってるともさ。

[茶化すような本音のような、そんな言葉を交えながら
電話の向こう側でも笑みを浮かべているのが嬉し気な声>>10を聞きつつ]

 ぉ、おう、ならいいか。

[両親は。という言葉をしっかり聞き逃しはしなかったが、両親がオーケーなら大丈夫だ。
それにペアでの旅行になるものだ。いいかだめかじゃなくて、自分たちがいきたいかどうかという戦いだったのだろうか。なんてことを想像しつつ無事?平和に終わったならばそれはよかった。]
(12) 2020/12/25(Fri) 22:27:40

【人】 菊波 空

[そして自分はと言うと一人暮らし。大学の一年目ぐらいは長期休みでもあれば実家にも帰っていたが二年目ぐらいからは適当になりだしたものだ。
今年も特に予定がなければ帰ればいいが今埋まったということである]

 おぅ、じゃあその時に決めようか。

[概要などをしれば交通方法、道中寄る場所等々考えれるだろうが、そこからは直接顔を突き合わせてからのほうがいい。]

 今から楽しみだな。

[そういう菊波は、普段の人を喰ったような笑みではない穏やかな笑みを浮かべながら事前段階からでもともに楽しめる可愛い恋人との温泉旅行に思いを馳せた*]
(13) 2020/12/25(Fri) 22:28:09
菊波 空は、メモを貼った。
(a3) 2020/12/25(Fri) 22:54:17

【人】 菊波 空

[チケットの概要をメールで受け取り、軽くスマホで検索などだけする。
如月町の商店街の喫茶店で待ち合わせをして]

 ちょっと遠いみたいだし、そうだな、新幹線にするか。

[そこからバスが出ていて駐車場までは着くようだ。そこから歩けば>>4宿らしい。
宿の中に施設も充実しているようだし、客室露店温泉付きらしいものな。]

 行きでも帰りでも、海にも寄れそうだな。

[杏音が幼い頃、海の側に住んでいた。だから彼女が思い出深く思っているのを知っている。
今住んでいる場所は海まで近くないので川でのデートを季節に合わせてしていたけども]

 冬は冬で特別な時間になりそうだな。

[多少の労苦ぐらい彼女>>14が望むなら問題はない。
現地が寒そうだとしても、2人なら。な?*]
(18) 2020/12/25(Fri) 23:17:35

【人】 菊波 空

[甘え上手で素直に誰かを頼るようで、そう見せかけるようにして安心させるのが得意な気配り屋。そんな器用なんだか不器用なんだかと思わせてくれる彼女
最近はもっと周りに素直になったようにも思えるし、恥ずかしがりながら自分に甘えてくれるようにもなったように思えるのは自惚れ―――でもまあいいや。
恋人が可愛くて好きだ。それ以上大きな問題ない。]

 オッケー。じゃあバス使えばいけそうか…?……おし、いけるみたいだな。
 本気で凍えたくはないから暖かい飲み物でももっていかないとな

[なんて基本的な交通ルートを共>>24に調べ変更を加えつつ、当日は迎えにいくからな。と約する。
男性として女性を迎えに、というのもあるが、単に杏音が住まう場所からいくほうが近いからという実用も兼ねていた**]
(35) 2020/12/26(Sat) 0:11:11

【人】 菊波 空

── 海 ──
[思った以上に冬の海>>44は寒かった。
波打ち際を歩きましょう。なんてそんなこと思う気持ちもない。]

 ……ああ、これは思った以上だし、波のほうもご機嫌斜めみたいだ。

[ダウンジャケットなどで着こんでいたって寒いものは寒い。腕に抱き着いてくれる杏音の温もりとを分け合うように腕に絡まる手を重ねて手袋越しだがぎゅっと握る。
ほんのりと暖かく、心もぬくもるような心地をくれる恋人が隣にいても、それが体全体にまで響くほど甘くはないようだ。

こちらをみる杏音に仄かに笑みを返す。
二人だけの短い時間、近くのベンチまで向かって歩き、人心地つくように用意していた魔法瓶に入った暖かい紅茶を座りながら味わう。]

 にしても本当、寒いな。タイタニックでの例のポーズって状況的にもやけくそだったんじゃないかって思えてくるな。

[隣り合って座った状態から杏音のほうを向くように体を傾けて、手袋を取って伸ばし杏音の頬にあてる]

 ひんやりしてるな。

[温もりを頬越しに伝えながら、ふふっと悪戯気な笑みを向けた]
(82) 2020/12/26(Sat) 14:59:17

【人】 菊波 空

[それからしばらく半刻にも満たない時間を過ごしただろう。

菊波は彼女と付き合いだして変わった習慣がいくつかある。
その一つはというと時間の確認だろう。
スマホではなく懐から銀の懐中時計を出して時刻を確認して]

 おし、そろそろ時間だし冷えた体を温めにいくか。

[幸運を引き当てた彼女を促して停留所に向かい、温泉宿へと向かうのだろう**]
(83) 2020/12/26(Sat) 15:03:59

【人】 菊波 空

── 海 ──

 しゃあないだろ。現実と夢って大きな差があるのがわかるんだしな。

[そういったロマンチックなものを好んでもリアリストな面が邪魔する。
その辺のバランスを適度に皮肉気に楽しみながら隣で悪い様子もなく笑ってくれる彼女だから、飾らずに思ったことを言ってしまう面はあった]

 そりゃな。誰かのために命を懸けられる。そんな心意気に心が震えないわけないものな。

[にへらっと笑う杏音>>93の頬を悪戯にむにむにと触って見たりして、杏音に熱を移し終えるように触れた後、手を離して、その分冷えた体は良い香りとともに湯気をたてる紅茶を飲むことで熱を取り戻していく]
(99) 2020/12/26(Sat) 20:01:52

【人】 菊波 空

[懐中時計で時間を確認中――何かに困って>>94いて、決意を新たにしている>>95などということは露知らぬ菊波。
時間を告げ元気よく立ち上がる恋人と手を繋いで。こけるなよー。なんていいながら人気の少ないバスに乗り込んで移動した]
(100) 2020/12/26(Sat) 20:02:48

【人】 菊波 空

── 温泉宿 ──

 ああ、雪見温泉ってことか。
 確か大々的に宣伝してたのは三種類の温泉で、後は客室にも温泉(>>#0)がついてる、とかだったっけか。

[なんて二人で相談しつつ調べた結果知れたことを思い出しながら]

 ほんとほんと、これを楽しめるのは杏音のおかげだし、なんなら崇めないといかんな。
 幸運の女神サイコーってな。

[冗談めかしながらもはしゃぐ杏音>>96とともにうきうきと宿へと入ると早速出迎えてくれた子供>>3。この宿の子かな?などと思いつつ]

 おっと、ありがとう、菊波空だ。
 杏音とともに一日世話になるからよろしく頼むな。

[二人だ名前を伝え挨拶をして、宿泊客であることが伝わり鍵をもらう。
浴衣か作務衣を借りるかは今は考えていなかったが、隣の妙な空気をだす彼女。少し慣れていた。]

 んじゃまずは部屋いって荷物降ろすか。

[無事に受付も済み、他の従業員さんに案内されて客室へと向かう]
(101) 2020/12/26(Sat) 20:10:33

【人】 菊波 空

― 客室 ―

 ふぅ、これで人心地。

[外よりも暖かい室内。案内された客間の和室、奥には板間もあり窓からすっかり雪化粧された庭も見える。なんてことだけざっと確認をして、歩くのに邪魔にならない場所にボストンバックを置き、ダウンジャケットを脱いでハンガーにかけ]

 こんな奥地だから温泉だけかって思ったが、結構色々あるみたいだな。

[真ん中の卓に施設案内図が置いてある。
男女別の大浴場、貸切温泉、食事処、整体等々、温泉以外の時間も普通に過ごせそうだ。なんて感想を抱きつつ、どうする?と杏音をみたけども、脳内討論からかえってきただろうか*]
(102) 2020/12/26(Sat) 20:15:01

【人】 菊波 空

── 客室 ──
[どこか上の空な杏音>>105をエスコートするのも彼氏の仕事。
そして至極真面目な表情の杏音。とりあえず荷物降ろしたら?とはそこは言わずに]

 おー、いいぞ。
 杏音の浴衣姿楽しみだな。

[長く悩んでいた杏音とは違いあっさりと応じる。
夏に花火を見に行ったときにみた杏音の浴衣姿は可愛くて素敵だった。
見れるなら何度でも見たいというのが本音であるため]

 すみません、従業員さん。

[案内してくれた従業員さんへと、浴衣を、ん?紺色がお薦めか。ならそれで、と、一緒に浴衣着て温泉宿を満喫するということ以上は特に考えなかった。]
(107) 2020/12/26(Sat) 21:40:16

【人】 菊波 空

[サイズなどは言わなくて大丈夫かなと思ったら、できる従業員さんだったようだ。
襖で部屋を区切ってお着替え中。帯ってどう結ぶんだっけかとか調べたりもしつつであった。そうして着替えを終えて杏音も着替え終わったかどうかと声をかけた後]

 浴衣なんて久々に着たな。

[普段着ることもないものな、とぼやきつつ襖をあけて出てきたのは紺色の布地で麻の葉模様の浴衣。黒い帯で締めていた。そんな浴衣姿の菊波であった*]
(108) 2020/12/26(Sat) 21:41:03

【人】 菊波 空

[襖をあけて、可愛い恋人>>109に彩りが加わって、大人っぽさとかわいらしさが混ざり合ったような浴衣姿の恋人がいる。]

 ……ああ……可憐だ。

[息を飲み心に突き上げる言葉がそのまま漏れ出る]

 杏音は世界一可愛い恋人だって思ってるが、今日も世界一可愛い。

[誤魔化す言葉ではないが、そう聞こえてもいいような言いかたを付け加えるようにいって]

 おう、ありがとな。

[杏音からしたら自分はかっこいいとのこと。だから下手な謙遜などもせずに、にっと笑みを浮かべて素敵。という言葉を受け止める。]
(112) 2020/12/26(Sat) 22:39:27

【人】 菊波 空

 体温のほうはマシにはなったな。杏音はどうだ?

[容赦なく体温を奪う海辺とは違いバスから旅館へと移動したのだ。
それにこの旅館は不思議と温もりがある。とても不思議。
だから手をとられて握り返して、体温と一緒に大丈夫だぞ。と返答をする。]

 ああ、いいぞ。
 この中に遊戯室とかいうのもあったからな、そこに色々あるだろ。

[他にも何かあるのだろう。定番の卓球がないことはないだろうと危惧は抱くことない。
なお、腕前は体育だの休み時間だのにやった程度だけどな]

 ひとまずぶらっと旅館内歩きつつ、土産とか宅配頼めるなら先に済ませてその後温泉でもいくか?

[腰を落ち着けすぎる前にという提案なんか口にするが、特にプランがあるというほどでもない行き当たりばったりであった*]
(113) 2020/12/26(Sat) 22:39:41

【人】 菊波 空

 ああ、短い時間だからやっとかなきゃならないことは済ませちまわないとな。

 温泉饅頭は、うちも両親にだなぁ。あとは部のやつらには…ジャーキーとかでも買っていくか。

[酒飲みが多いし地方特産のものとかあるだろうしな。]

 弟君にはそれだな、自分で買うから楽しいものさ。

[そしていらなくなるまでが通過儀礼っていうやつではある。
何かに守られたような過ごしやすさを感じながら、杏音>>116の手をそっと包むように握り]

 …後で庭も見てみるか。

[そこから出られるようになっているしな。でもそれも後でのこと。
賛同も得られたことだから杏音を連れて土産売り場を目指しがてら、貴重品をもって温泉旅館内を探索である]
(126) 2020/12/27(Sun) 0:10:13

【人】 菊波 空

[そんなわけで、浴衣姿の二人は手を繋ぎながら、一度受付に貸切露天風呂の件なんかを聞いて予約が必要なら予約を頼んだだろう。そして早々に見つかった土産売り場]

 おーし、杏音後輩。ここでの仕事を片付けにかかるぞー。

[ノリよくいっているが、単なる買い物である**]
(127) 2020/12/27(Sun) 0:15:35

【人】 菊波 空

 なんだかんだ定番は外せない美味しさがあるからな。
 杏音が饅頭なら俺はあとはかりんとうあたり買っておくか。

 ああ、一番は旨味だな。あとは酒に合うようにしてるのか特産品だからなのかまではわからんけども、とりあえずそんな外れもない。

 そういやそうだったな。最初は飲む分量とか気にしなきゃならんから一人で飲もうとするんじゃないぞ。

[なんてことを杏音>>128と話ながらよくわからないステッカーやゆるキャラミニ人形なんかみつつ]

 ん?

[何かに注目しているようで、杏音の後ろから覗きみるように徳利やお猪口、紙には由来なんかもかかれているのか。なんて見つつ、旅の思い出といわれて、ああ、いいぞ。と予想された通り断ることなく頷いたが]

 お互いがお互いにか。

[とその体験会の思惑をいわれて、じっと杏音をみて少しだけ想像して]

 杏音につけてもらいたいアクセってことかぁ。そう思うと緊張するな。

[緊張している。というような面ではなく皮肉げな笑みはこういう時には不敵な笑みとなってみせて、じゃあと、体験申し込みすることで決定するのだ]
(151) 2020/12/27(Sun) 16:52:45

【人】 菊波 空

[そうしてお土産を購入、店員さんに配送まで行う。こうすれば帰りの荷物も楽ちんだ。]

 にしてもやっぱり山のほうは雪があるな。

[そういうのは同じ映研部の先輩のほうが詳しそうだが、とはいえ過酷さでは別だろう。

 かまくらでも作れそうな雪だったよな

[庭を見て思った感想をいう。ただ作ろうとは言わない。
やりたいやりたくないじゃなくて、流石に短時間でできるものではないというのを理解しているからだが――不思議となんとかしてくれる従業員とかがいるのかもしれない]
(152) 2020/12/27(Sun) 16:53:03

【人】 菊波 空

 おし、どんな施設あるのか見ながら大浴場で風呂でもはいるか。

[やはり目玉の温泉は楽しみなものなのだ。杏音の手を包むように握り、いざゆかん温泉への旅路へという気持ちで移動しようとしただろう*]
(153) 2020/12/27(Sun) 16:56:00

【人】 菊波 空

 おう、期待に添えられるようにしとかないとな。杏音のも楽しみにしてるぜ。

[ハードル>>154をあげられても軽く応じる。少しだけ浮かぶものもあるが、あとは実際にできるかどうかなのだろう。先のことは先で考える。]

 そうだなぁ。
 俺も庭に出るのも卓球するのも、温泉の後のほうがいいか。ってのは思ったが何回入ってもいいしな。

[一応考えていたことのすり合わせをするように杏音>>155に答えながら、ほんの少しだけ考えて]

 じゃあちょっと庭に出るか。
 夜は出るより眺めていたいしな。

[後のことはその時考えればいいか。と茶羽織を二人分従業員さんから借りると二人で庭へと足を運んだ]
(160) 2020/12/27(Sun) 21:07:03

【人】 菊波 空

[散歩用に敷かれただいたい二人から三人分ぐらいの幅の石畳、こちらから先は足を踏み入れないように区切る石段の内側。
その位置からみられる光景が一番綺麗に庭を観賞できると聞いたことがある。
凍らない池には鯉>>3が泳ぎ]

 ……いや、大丈夫なのか?これ。

[魚については詳しくないがついつい突っ込みなんか口にしてしまいつつも、柔らかく薄っすらと石畳の上に積もる雪を踏みながら白化粧が施された山茶花や椿をみていく]

 寒いな…でもこういうのって誂えたように綺麗だな。夜みても幻想的だろうな。

[そのついでにかまくらでもあれば楽しめるだろうなんか思うが、整えられた冬の庭園を楽しむように、杏音とくっつきながらゆっくりと歩いての散歩*]
(162) 2020/12/27(Sun) 21:07:17

【人】 菊波 空

― 庭 ―

 ああ、綺麗だ。目がやられそうなぐらい煌めいているな。
 杏音の浴衣姿をみて目を休めないとな。

[雪景色を背後にした恋人も可愛いのだ。
庭園をみたり、二人きりだからと憚りなくいつもより近くゆっくりとした歩調で杏音をみて、番傘をかるく揺らして少し積もった雪を落とす。]

 品種改良か?

[まぁ、生きてるものに死ねってこともない。鮮やかに元気に泳いでいるに越したことはないってことにしておこう。深く考えるのはやめつつ。]

 確かにそれは俺も寒いからやめておけ、っていうな。
 住んでた場所は雪が降らないとこだったのか?

[杏音の親の意見に同意はしつつ、憧れを抱いている様子の杏音に聞いてみつつ]

 ならここは杏音にとって昔の願いそのままの場所なんだな。

[隣に俺もいるしな。なんてことまでは流石に恥ずかしくていわなかったが、肩に頭を預ける杏音、番傘を肩に担ぐようにもって、繋いでいないほうの手でそっと髪を撫でた]
(170) 2020/12/27(Sun) 22:25:21

【人】 菊波 空

[身を預けられたりしながらの歩みはゆっくりとしたもの。
手をくわえられた自然の彩りを抜けるようにして石畳の角を曲がると]

 お…ほんとにあった。

[魅せるために整えられたわけではない空けた庭。雪のブロックを積み上げるようにして作られたかまくらだ。
いこうか。と杏音の手を引いて歩いて、雪を踏みしめ近くまでいく。]

 こんなか暖かいって聞いたが本当かな。お、七輪もある。

[最初は外側を、軽く感触を確かめるようにかまくらに触れた後、炭も焚かれているのを見て、杏音を誘って屈みこんで中へと入った*]
(171) 2020/12/27(Sun) 22:27:20

【人】 菊波 空

 ならこんだけ積もってるのを見るのは珍しいんだろうな。
 うちはそこそこ雪も積もる場所だったからなぁ。

[だからこその憧れだろうが、実際に味わうのとなるのとはまた違う。
とはいえ雪椿が綺麗なのはどちらにとっても同じで]

 ははっ、会ってなくて見られていたら流石に怖い。

[じっと見つめられての言葉>>172に笑いが零れる。
冬とは違う寒さを得てしまいそうだ。とはいえそんな相手が自分であると自然と肯定するぐらいには勘違いしないでいるつもりだ]
(180) 2020/12/27(Sun) 23:47:26

【人】 菊波 空

 あぁ、まさかこんな綺麗に作っているだなんてな。

[彼女>>173のように無邪気にというわけではない。うまくつくられているかまくらに感心と喜びが半分ずつ入り混じって、だからいそいそと堪能するように屈んで入り、そこだけ境界が敷かれたように暖かい空気に包まれる。
かまくらの中、少々ごつい体のために先程よりも密着するように杏音とともに腰掛けて、七輪に杏音>>174と同じように手をかざす。]

 焼けるだろうな。ただ……今はいいかな。

[雪降る静かな空間。
ぱちぱちと小さく火花が散る音が心地よく、火の灯りに照らされる杏音の顔をしばらく独り占めするのである*]
(181) 2020/12/27(Sun) 23:48:40

【人】 菊波 空

[自分の言葉には無言>>182が帰ってくる。
ただそれが心地悪いものではない。
照れ隠しの同意だってわかるのは、ある種似たもの同士だからかもしれない。
だからこの場はとても静かで、音は雪に溶けていき、ただ熱量を伝える火の焚かれる音と隣の存在の音だけが狭い空間で緩やかに静かに反響していただろう。

その後どれぐらい経ったか。自分は、そして彼女が雪の一時を楽しめたぐらいには、そろそろ戻ろうか。と誘うのだろう**]
(183) 2020/12/28(Mon) 1:06:24