人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 英 羽凪

─ ラウンジ ─


[朝食を軽く済ませたあと。
俺は、午前の日課になっているラウンジへ。
昨日と同じ椅子に腰掛ければ、いつものように珈琲を頼み。]


  ……なんか昨日はよく眠れたな。


[ぽつりと。
外に出たり、よく歩き回ったりしたからだろうか。
そういえば最近ほとんど体を動かしてなかったっけ。

体を動かすのってやっぱり健康にいいんだろうか。
ジムとか行ったことないから、勝手がわからないし。
体力的に考えれば、屋上か近場を散歩するくらいが精々か。
ああでも。]


  プール、あったっけ。


[しかし水着がない。
あとでフロントに貸してもらえるか聞いてみよう。

添えられたクッキーは残したまま。
今日もロビーを流れていく人を眺めながら、届いた珈琲を一口。**]
(4) 2020/07/26(Sun) 0:09:29
英 羽凪は、メモを貼った。
(a6) 2020/07/26(Sun) 0:13:04

【人】 英 羽凪

[人の動き出す時間になれば、比例してラウンジの出入りも増えていく。
その中に紛れた菫色は見逃してしまったまま。>>22>>29

不意に、呼ばれて顔を上げ。>>25
ドレスともワンピースとも違う格好に、ぱちぱちと目を瞬かせた。本当に、服で変わるものだ。
でも昨夜と違って、明るい場所だしちゃんとわかる。]


  おはよっす、真由美さん。
  お隣どうぞ。


[今日の俺の格好は、襟にラインが入った黒のポロシャツに、ベージュのチノパンだ。
軽装なことに変わりない。]


  寝て起きたらくしゃみも止まったんで平気っすよ。

  あっそうだ、ストール……
  いつ会えるかわかんなかったから、部屋置いたままだ。
  今取ってきた方がいい?


[彼女の手元に届けられる、お茶とサンドイッチ。
急いで取りに行けば、それらを食べ終わるまでには戻れるだろうから、そう問い返して。]
(37) 2020/07/26(Sun) 12:08:53

【人】 英 羽凪

[もう一つの問いかけに。
ハムと胡瓜が覗くサンドイッチをじーっと見つめた。]


  …………
  それ、マスタード入ってる?


[こういうシンプルなやつって、入ってそうだよね。*]
(38) 2020/07/26(Sun) 12:09:18
英 羽凪は、メモを貼った。
(a22) 2020/07/26(Sun) 12:13:55

【人】 英 羽凪


  それじゃ、明日に。
  そうっすね、大体ここにいます。することもないんで。

  あー……言い忘れてたけど、
  貸してくれて、ありがとうございました。


[お礼言ってなかったっけ。>>50
今更のように付け加えたあと。

サンドイッチを前にくすりと笑われ、むむ、と眉根が寄る。]


  食べれないわけじゃないっすよ。
  ツンとする感じ、好きじゃないだけで。


[皿に手を伸ばさずに。
彼女が口に運ぶのをじっと見つめて。]


  ほんとに?
  じゃあ、ひとつもらいます。


[ようやく、差し出されたサンドイッチを受け取った。>>51
(53) 2020/07/26(Sun) 13:22:51

【人】 英 羽凪

[一口齧れば、シャクっと軽い歯ごたえが小気味好い。]


  ん……おいしいっすね。
  胡瓜挟んであるのって、珍しいかも。


[サラダなら珍しくない組合せなのに。なんでだろう。
シャクシャク音を鳴らし、噛みしめる度に濃くなるパンの自然な甘さを味わいながら。
横を見れば微笑んでる真由美さんに、俺もつられて口元を緩めて。]


  食べますよ。
  でももうちょっと後で。

  真由美さんと一緒の方が、おいしく食べれそう。


[急がなくていいんで、と珈琲を飲みながら。
彼女が残りのサンドイッチを食べ終わるまで待って、クッキーを口に運ぼうか。]
(54) 2020/07/26(Sun) 13:23:24

【人】 英 羽凪

[それから、ふと思いついて。]


  そういえば、
  真由美さんこの後どっか行くんすか?
  動きやすそうな格好してるから。

  今日は俺、軽く運動しようと思ってるんすけど
  何かいいのあるかな。
  今のとこ、候補はプールくらい。


[聞いてみた。*]
(56) 2020/07/26(Sun) 13:31:06

【人】 英 羽凪

[大学生の真由美さんってどんなだろう。
アフタヌーンティーってあのタワーみたいなやつだっけ。
なんて考えながら、サンドイッチをもぐもぐしてたら。

舌を出す表情に、思わず小さく吹き出した。>>64
たまに子供みたいな顔するよね。]


  ごちそうさまでした。
  うん、今日もおいしかった。


[サクサクのバタークッキーも食べ終える頃。
ちょうど空になったカップを置いて。>>65
(71) 2020/07/26(Sun) 14:43:19

【人】 英 羽凪

[今日の予定を聞いてみたら。
気遣ってくれる声に、気まずげに頬をかく。]


  あのー……俺、そんな大病患ってるとかじゃないんで。
  この間までちょっと忙しすぎて倒れただけなんで。
  って、言ってなかったっけ。


[言ってなかったね。
そりゃあ風邪とか気にされるはずだ。]


  乗馬やったことないけど、
  初心者でも乗れるなら行ってみようかな。
  ご一緒させてもらっていっすか。


[俺一人だったら、まず思い浮かばない選択肢。
動物園とかで遠目に馬を見ることはあっても、乗れる機会はなかなかないし。]
(73) 2020/07/26(Sun) 14:43:37

【人】 英 羽凪

[それに。]


  馬に乗ったって、あとで姉ちゃんに自慢しよっと。


[今日の電話の話題にもなるし。
そう考えると、途端に乗馬が楽しみになってくる。
真由美さんの食後のお茶がなくなるのを待って、ラウンジを出ようか。*]
(75) 2020/07/26(Sun) 14:45:56

【人】 英 羽凪


  はーい。
  健康はともかく……お金ってリアリストっすね。


[説教には、大袈裟に首を竦めて見せて。>>79
素直に返事をしながら、席を立つ。

まあ、安心してくれたならよかった。>>80
心配してくれるのは嬉しいけど、やっぱり少し申し訳なくもあるし。*]
(88) 2020/07/26(Sun) 15:36:06

【人】 英 羽凪

[ラウンジを出ようとして。
視界の端をかすめた菫色に気づく。>>81
新聞で顔は隠せても、全身を隠すなんて無理だよね。>>29


  へぇ……似合ってるじゃん。


[近く席で話してる人は、知り合いかな。>>68
男の方は爽やかな大人というか、ナンパな感じに見えないし。
一華さんが自分からナンパするってのも、あまりなさそうだし。

勿論、ばったり会うまでとっておくのを選んだのは俺なので責任は問いませんとも。
言った通り着てくれてるのがわかっただけで、嬉しいから。*]
(89) 2020/07/26(Sun) 15:36:14

【人】 英 羽凪

─ 牧場 ─


[部屋から見下ろすのとはまた違う、間近でみる牧場の景色や馬の匂いにきょろきょろしながら。
真由美さんの後を追うように歩いていたら。>>82


  羽井さん?
  どうも、一昨日ぶりっすね。


[俺の中でトレードマークになりつつあるグラサン姿が見えて、頭をぺこり。
またってことは、羽井さん乗馬できるんだ。
会員とか趣味とか、聞こえる単語の端々に、意外だ、という表情を隠しもせず真由美さんと会話を終えるまで待ちながら。

今の俺は、柵のすぐ向こうで動いてる馬の方が気になって仕方がない。
近くで見ると思ってた以上にでかい。
触ったらどんな感じなんだろう。

わくわく、そわそわ。]
(90) 2020/07/26(Sun) 15:37:14

【人】 英 羽凪

[どうやら羽井さんは既に乗馬を終えたところらしく。
さほど時間も経たないうちに、二人の会話は終わり。>>85>>86
ホテルの方へ戻っていくその背中へ俺も、またね、とひらひらと手を振って。>>76>>83

受付に行けば、承諾証にサインしよう。
説明を受け、ヘルメットとブーツを身につけながら。]


  乗る馬って選べるものなんすか?


[つい待ちきれず、聞いてしまった。*]
(91) 2020/07/26(Sun) 15:38:48
英 羽凪は、メモを貼った。
(a38) 2020/07/26(Sun) 15:57:42

【人】 英 羽凪

[聞こえた子どもっぽい声に、どうしようかなー、なんて意地悪く呟きながら。>>97


  ジェシーって、さっき手を振ってた馬?
  俺はあの馬がいいな、
  黒っぽくて顔に白い線がはいってるの。


[なんかかっこいい。
そんな理由で選んだその色は、栃栗毛、というらしい。
係員の人に教えてもらいながら、連れてきてもらった馬にゆっくりと近づいてみる。]


  グライア?
  えーと……よろしく、な。


[横で真由美さんがジェシーにしてるのを真似て挨拶を。
言われた通り、首の辺りをポンポンを撫でて。手を借りながらおっかなびっくり跨ってみた。]
(99) 2020/07/26(Sun) 16:42:48

【人】 英 羽凪

[ぶわ、と風が前髪を巻き上げ。
視界が広がる。]


  ………わ、すげー…!

  ほら真由美さん俺も乗れたよ、
  って、うわっ、揺れるっ!?


[そりゃあ生きてるんだから、揺れるし動くよね。
馬上で一瞬揺らいだ体勢を、根性で立て直し。
気を取り直してもう一度ぐるりと辺りを見回せば、いつもより高い視界に目を輝かせながら。

万が一落ちて怪我なんてしないように。
今度はさっきより真剣な顔で、説明される乗馬に基礎に耳を傾けるのだった。*]
(100) 2020/07/26(Sun) 16:44:25
英 羽凪は、メモを貼った。
(a41) 2020/07/26(Sun) 16:48:22

【人】 英 羽凪



  っ、


[全力で褒めてくれる声に、はた、と我に返り。>>101
子どもみたいにはしゃいでしまったことに気づけば、気恥ずかしさに顔が火照ったけど。

見られてしまったものは、今更だ。
楽しいもんは楽しいんだから、仕方ない。

一瞬よろけたのまでばっちり見られたらしく、心配そうな視線に気づけば、平気だと笑い返して。]


  よーし、グライア。
  ゆっくりな、ゆっくり。


[グライアへ声をかけながら、慎重に。
馬上で揺られながら、練習用のスペースを行ったり来たり。]
(108) 2020/07/26(Sun) 17:24:32

【人】 英 羽凪

[午前中の、まだ気温が上がりきらない時間帯。
とはいえ、昨日の屋上よりも日差しは眩しいはずだけど。
馬上にいるというテンションがそれらを吹き飛ばしてしまったらしい。

グライアを歩かせることができるようになった頃。
少し先で待つ、真由美さんとジェシーに気づけば手を振って。>>102


  もち、いけるっすよ!

  真由美さんにできて、
  俺にできないはずないもんねー。


[生意気に笑い。
ジェシーに並ぶように近づけば、いざ葡萄畑へ。*]
(109) 2020/07/26(Sun) 17:31:38

【人】 英 羽凪

[木々の間を吹き抜ける風が、火照る顔と滲んだ汗を撫ぜて。
緑の匂いをいっぱいに吸い込む。

沢辺での深呼吸も気持ちよかったけど。
牧場での深呼吸も、同じくらい気持ちいい。

なんか忘れてたなぁ、こういうの。]


  はー…壮観っすねー……


[感嘆の声につられるように、零れた言葉。>>112
非日常的なほど穏やかで、外国の写真集を切り取ったかのような葡萄畑の風景に、目を細め。

隣を見れば、微かな呟きに小さく首を縦に動かした。]
(145) 2020/07/26(Sun) 19:25:12

【人】 英 羽凪

[規則正しい揺れを楽しみながら。
ふと隣から聞こえてきた真由美さんの声に、俺は呆れ顔で振り返り。>>113


  え。俺幾つに見えてんすか?
  とっくに成人してますし。
  普段は一応スーツ着て仕事してたし。
  飲めますよ、酒も。


[そういえば昨日俺も、女の子を高校生くらいに見てたし。
年上から見たら逆もあり得る。]


  え、真由美さんもしかして酒豪?
  お茶や食事より、バーとかのがいいってやつ?


[昨日の軽い口約束を引っ張り出してきながら。
なんか年齢以外にも誤解されてそうな気配に、うーん、と小さく唸って。]
(146) 2020/07/26(Sun) 19:25:25

【人】 英 羽凪


  そういや、ほとんどそういう話してなかったっすね。
  自己紹介的なやつ。
  特に俺のは面白い話とかでもないし、
  しなくてもいいかなって思ってたんだけど。

  ……気になる?


[聞きたくないなら、聞かせるものでもないから。
躊躇いがちに、苦笑した。*]
(148) 2020/07/26(Sun) 19:26:17
英 羽凪は、メモを貼った。
(a51) 2020/07/26(Sun) 19:30:19

【人】 英 羽凪


  なんちゃって。

  まあまだ大学生でも通る歳だし。
  二十二歳だから、惜しいっすね。


[怒ってないよ、と謝る真由美さんに吹き出して年齢を明かし。>>169


  うわっ、贅沢。
  コースとか誘われたらつき合えなくはないけど、
  テーブルマナーとか知らないんで。
  そのお役目は、他当たった方がいいと思うっす。


[このコメントで、俺も庶民だってことは察して欲しい。>>170
いちいち考えるのも疲れたから、ここの値段はあまり気にしないようにしてるけど。
一緒にお高いコースを楽しめるだけの教養があるかと聞かれたらNOなので、大人しく辞退を。

無理に合わせようとして痛い目見た経験もあるし。]
(199) 2020/07/26(Sun) 21:30:52

【人】 英 羽凪

[自己紹介的な話題に、考え込んでしまった真由美さんを待ちながら。>>171
時折、労るようにグライアの首を撫でてやり。]


  …………。


[そっか、と言いかけて。

ふわりと頬を撫ぜた風と同じくらい。
優しくてやわらかい声と微笑みに。>>172
目を丸くした。]
(200) 2020/07/26(Sun) 21:31:15

【人】 英 羽凪



  ……確かに。
  俺も、真由美さんのそういう話のが聞きたいっす。


[同感、と頷いて俺も笑う。]
(201) 2020/07/26(Sun) 21:31:23

【人】 英 羽凪


  さっきの表情ってはしゃいでたやつ?
  やですよ、恥ずかしいんで。


[どの表情かわからなくて、見当違いなことを言いながら。]


  じゃあそうっすねー。
  手始めにおすすめのレストランっていうか、
  昨日食べたオムライスおいしかったんで。

  明日の昼か夜にでも予定なければ食べにいきましょ。
  俺ね、チキンライスよりバターライスが好きっす。


[葡萄畑と青空を背に笑う真由美さんに。
「綺麗っすね」とはにかむように俺も笑い返した。]
(202) 2020/07/26(Sun) 21:31:44

【人】 英 羽凪

[そうして並んで馬を進めることしばらく。
視線を前へ戻せば、葡萄畑が切れた先に牧場が見えてくる。]


  もう終わりかー……。


[残念そうに呟いて。
牧場へ戻れば、再び係員の手を借りて馬から降りよう。
瞬間、ふら、と足元が揺らいで慌てる。]


  はは。少しバテたかも。
  念の為、ホテル戻って休んだ方がいいかな。

  真由美さんは、どうします?


[乗ってる間は夢中になってて気づかなかったけど。
降りた途端、やんだ風に滴ってくる汗を手で拭いながら。ヘルメットを外して振り返ろうか。*]
(203) 2020/07/26(Sun) 21:33:33

【人】 英 羽凪

[真由美さんが降りてくるのを待って。>>222


  え、写真撮ってもらえるんすか。
  わー……あ、でもデータでもらうやつだと
  俺今スマホないんすよね。
  没収されてて。


[メールアドレスは覚えてるけど、ホテルに居る間は見れないし。現像してもらえるやつなのかな。

風でくしゃくしゃになってた髪を手櫛で整えて。
ジェシーとグライアの間に真由美さんと並んで立てば、はいチーズ。
真顔になってしまったのは写真とか久々で、緊張で顔が強張ってたことにしてほしい。]
(229) 2020/07/26(Sun) 22:22:13

【人】 英 羽凪



  いいえ、俺の方こそすげーいい運動になったし。
  何より楽しかったし。
  きっと一人じゃ来ようと思わなかっただろうから、
  ありがとうございます。

  グライアも、ありがとな。


[俺をずっと乗せてて重かっただろうグライアの首を、もう一度労うようにポンポンと撫ぜて。
真由美さんの敬礼に笑いながら、ホテルまでの道を今度は並んで歩いて帰る。>>224
(231) 2020/07/26(Sun) 22:23:08

【人】 英 羽凪



  それじゃ、また明日。

  ああ、そうだ。
  何か予定変更とかあったら
  フロントに502号室宛てで言付けといてください。


[待ち合わせは、どうせ午前中はラウンジにいるのだし問題ないだろう。万が一の時の連絡方法だけ伝えて、5階に着いたエレベーターから降り。
廊下で振り返ったなら、上に向かう彼女へ手をひらひら。*]
(232) 2020/07/26(Sun) 22:23:35

【人】 英 羽凪

─ 502号室 ─


[冷蔵庫から、昨日買ったライチ水を取り出して。
残っていた半分を一気に飲み干せば、ふぅ、と息をついた。
思ってた以上に汗をかいていたらしい。]


  シャワー浴びよ……あーそうだ、洗濯もしなきゃな。


[昨日、ジーンズを一つびしょ濡れにしてしまったし。
軽くシャワーを浴びて紺色のTシャツに着替えれば、ランドリーバスケットを抱えて部屋を出た。*]
(238) 2020/07/26(Sun) 22:38:06

【人】 英 羽凪

─ 廊下 ─


[やっぱ室内は涼しいよなぁ。
よく効いた空調で、シャワーの名残で火照った肌を冷ましながら。
のんびり廊下を歩いていたら、前方からの客に気づく。
道を開けるように隅に寄ろうとしたら、挨拶されて。>>242


  おはよ…… ぁあ?


[条件反射で返しかけた声を遮るように。
怒涛のように流れ出した説明に、思わず一歩後ずさった。
誰だこいつ、男みたいな格好してるけど女の子だよな?
てかこの声どっかで────]
(256) 2020/07/26(Sun) 23:15:45

【人】 英 羽凪

[詰め寄られた拍子に、ぴょんと跳ねた癖っ毛が顎のあたりをくすぐって。
ようやく昨夜と記憶が合致する。]


  あんた昨日の! アイスのアタリのやつ!
  って、ちょ、こら、
  
待て待て待て待て待てちょっと待て。



[待てと言っても、カップヌードルとどこぞの巨大変身ヒーローは待ってくれない。>>243
押しつけられたチケットを手に、バタン、と閉まる扉を見つめ、しばし呆然と。]
(257) 2020/07/26(Sun) 23:16:06

【人】 英 羽凪



  …………新手の通り魔かよ。


[これ、どうしろっていうんだ。
俺だって一人なんだけど。

そのままうーんと悩んで、今閉まったばかりの扉の前へ移動したなら。]
(258) 2020/07/26(Sun) 23:16:30

【人】 英 羽凪

[すぅ、と息を吸い込み。]


  
おいこら出てこい!

  
いるんだろ!!



[取り立て屋まがいの台詞と共に、ガンガンッと扉を叩いてみた。
防音されてたとしても、さすがに中まで聞こえるはずだ。*]
(259) 2020/07/26(Sun) 23:18:05
英 羽凪は、メモを貼った。
(a67) 2020/07/26(Sun) 23:27:10

【人】 英 羽凪

[何事かと、こちらを窺う他の客の視線に。
仕事で鍛えた愛想笑いを添えて、なんでもないです、と会釈をして。
そのまま部屋の前に居座り、待つことしばらく。

ようやく扉が開き。>>268
差し出された、湯気の漂う見慣れたカップを一瞥して。>>270


  違うし、いらない。
  ちょっと邪魔するぞ。

  廊下だと人目が邪魔だし。


[その人目を集めたのは誰なのか、という質問は却下し。
さっさと入る、と彼女を押しこみ扉の中へ。]
(275) 2020/07/26(Sun) 23:49:27

【人】 英 羽凪

[とはいえ、一応女の子の部屋なので。
それ以上奥に行くのは憚られて、閉まった扉の前で立ち止まり。

ずい、とさっき渡されたチケットを彼女の前に突きつけた。]


  春雨ヌードルが冷める前に、手短に言うからな。

  いいか、俺は確かにアイスのアタリを引いたけど
  それだけじゃあそれはチケットに変わらなかった。

  何故だかわかるか?
  俺だったら恥ずかしくてフロントに持ってかないからな。

  つまりこれは、あんたの手柄だ。
  オーケー?


[そこまで、一息に言い切って。]
(277) 2020/07/26(Sun) 23:50:11

【人】 英 羽凪



  だからこれは返す。

  っつーか、アイスがチケットに変わったのは、
  あんたの運だろ。どう考えても。
  堂々と行ってくればいいだろ。

  誘いたい奴、いないのか?


[両手が春雨ヌードルで塞がっていて受け取れないなら、服のポケットに押し込んでしまおう。*]
(279) 2020/07/26(Sun) 23:51:26

【人】 英 羽凪

[部屋の外で集まってくる気配の中に、誰が混ざっていたかまで確認せずに。>>273
押し入った部屋の中、彼女に問い返されれば怪訝な顔を。>>288


  ……ほんとに、いないのかよ?


[部屋の奥に向かう背中に、少し迷って。
仕方ないと後を追えば、奥にあったのは俺と似たようなシングルルーム。

そこで春雨をすする姿に、何とも言えぬ顔で口を曲げ。
はぁ、と息を吐き出した。

なんか、俺が悪いことした気分になるじゃないか。]
(298) 2020/07/27(Mon) 0:41:51

【人】 英 羽凪

[そう言えば昨日こいつも。
誰かとご飯食べるのが久しぶりとか言ってたっけ。>>0:538


  …………
  どうしてもいないんなら、一緒に行くか?
  俺はこれからランドリー室に行ってくるから、
  その後でもよければだけどな。

  今日の夕飯替わりでいいか?


[そう、提案してみる。

たぶんこれは同情というよりも、共感に近い。
俺もどうせ、今日この後の食事は一人の予定だし。]
(299) 2020/07/27(Mon) 0:42:10

【人】 英 羽凪


  俺は、502号室にいる。名前は英羽凪。

  スマホは持ってないから、そうだな。
  夕方に一階のラウンジで待ち合わせでいいか?
  ああこの後、もし他に行く相手が見つかったりしたら、
  そいつと行ってくれてもいいし。

  他に質問は?


[そういえば名前、聞いてなかったな。
今度は教えてくれるだろうか。*]
(300) 2020/07/27(Mon) 0:42:21
英 羽凪は、メモを貼った。
(a80) 2020/07/27(Mon) 0:46:38

【人】 英 羽凪

[俺からすれば、正統権利者は彼女だと思ってるけど。
それを言い出すと、堂々巡りになってしまうし。>>303
そんな風に一人で春雨をすすられるのも、気になるのだから。
お互いの妥協点としては、これが妥当だろう。]


  どう見てもひとりご飯だろ。

  でも、その春雨ヌードルって結構いけるよな。
  食欲ない時でもスルッと食べられたし。


[前によく食べたなぁ、とパッケージを眺めながら。>>304
あんまり嬉しそうだから、もう少しだけここにいてやろうかと壁に背中を凭れさせ居座りながら。
今更のように彼女の名前を知る。]
(308) 2020/07/27(Mon) 1:56:03

【人】 英 羽凪



  俺だっていつもはスマホ持ってるけど、
  このホテルにいる間は没収されてるんだよ。

  羨ましいって、変なやつ。


[メールと着信は9割方職場からで。
体は辛くても、それが必要とされてる証のようで。
残り1割の連絡には、居留守を使ったことすらあった。

ここ数年そんな調子だったから、今手元になくてもあまり不便さを感じてはいないけど。
羨ましがられたのは、初めてだ。]
(309) 2020/07/27(Mon) 1:56:14

【人】 英 羽凪



  …………は?


[唐突な質問の意図が一瞬わからなくて。
ぽかんとすること、数秒。
そういえば昨日そんな話をしたことを、と思い出す。]


  ……………


[黙秘するか否か、少し迷って。]
(310) 2020/07/27(Mon) 1:56:33

【人】 英 羽凪





  大事な人の、役に立ちたかった。
  役に立って……
  必要としてもらえるような俺になりたかった。

  ……そんなとこだな。
 
(311) 2020/07/27(Mon) 1:56:55

【人】 英 羽凪


  他にないなら、食べ終ったみたいだし俺は行くからな。

  あ、それと。
  ビュッフェ行く時は
  もうちょっときちんとした格好してこいよ。
  仕事中はちゃんとしてるっていってたよな。瑛。


[ドレスコードにうるさくない俺でもさすがに、そんな寝起きみたいな格好の連れは目立つから嫌だ。
そう注文を残して。
お邪魔しました、と瑛の部屋を後にしようか。

オートロックだから、鍵は閉じれた自動でかかるだろう。**]
(312) 2020/07/27(Mon) 1:57:48
英 羽凪は、メモを貼った。
(a86) 2020/07/27(Mon) 1:59:51

【人】 英 羽凪

─ ランドリー室 ─


[すったもんだの5階を後にして。
俺が向かったのは、ランドリー室。
リゾートの景観を崩さないよう、それはホテルの隅の方にひっそりとあって。
数台のコイン式ランドリーが並んでいた。]

  えーと、空いてるのは……と。

[俺も最初はフロントのランドリーサービスに頼んでいたけど。
とにかくやることが思いつかなさすぎたし、そこそこお高いし、滞在期間も長くなりそうなので洗濯くらいは自分でしようかと。利用するようになったのだ。

といっても、バスケットの中身を洗濯機に放り込み、セットしてコインを投入。以上である。]

  あとは待つだけ…… か。
  どうするかな。

[いつもならぼんやりこのまま、ソファで終わるまで待つところだけど。
今ソファに座ったら、うっかり寝てしまいそうだし。

空のバスケットを脇に抱えながら、時間潰しに散歩でもしようかとエレベーターへ。*]
(347) 2020/07/27(Mon) 7:57:03

【人】 英 羽凪

─ 屋上庭園 ─


  おー……あっつ。夏、だよなぁ。

[陽も完全に上りつつある屋上は暑い。
とはいえ、午前中の乗馬で多少耐性はついたし。
日陰に入れば、空調もあって過ごしやすそうか。

適当に先客のいない四阿を探し、空いたベンチに腰掛けたなら。ランドリーバスケットは足元へ。
曇りと程遠いカラリと晴れた空を見上げていれば、早速欠伸がひとつ零れた。]

  …………ふぁ。
  やっぱり、ねむ……ぅー……

[結論、ベンチでも大差なかった。
せめてあのまま歩き回っていれば多少マシかもしれなかったけど。
一度座ってしまえば、運動後の疲労と共に急激に押し寄せてくる眠気に抗えず。

屋上のベンチで、こっくり、こっくり。**]
(348) 2020/07/27(Mon) 7:59:29
英 羽凪は、メモを貼った。
(a94) 2020/07/27(Mon) 8:02:11

【人】 英 羽凪

── 昼・屋上庭園 ──


[俺の記憶に馴染んだ屋上とは、まったく違う場所。
でも空に近いところで吹く風は、なんとなく似てる気がする。]


  …………


[目の前に立った気配に目を覚ますことがなかったのは。
きっとそれが、とても馴染んだ気配だったから。>>388
(462) 2020/07/27(Mon) 21:27:06

【人】 英 羽凪

 
[そよそよと撫ぜる風に、うとうと微睡む夢の中。
ここ数日忘れかけてた職場に、俺は居た。


  『英くんは、頼りになるなぁ』


きっかけは、そんな先輩の軽口。
一つ大きな案件を終えた直後のハイになった状態で、褒めてくれただけのことだった。
でも、たぶんその時俺が一番欲しかった言葉で。
ほんのすこし、空虚感が薄れたから。
俺はその日から、今まで以上に自主的に仕事を覚えるようになった。]

 
(463) 2020/07/27(Mon) 21:27:39

【人】 英 羽凪

 
[できることが増えるのは純粋に面白かったし、難しいことをやってのけた時の達成感は気持ちよかったし。
何より。


  『英くん、頼りにしてるから』
  『英くんがいてくれると安心するよ』
  『やっぱ英くんがいなきゃ、だめだなぁ』


それらが、空いてしまったどうしようもない空虚感を埋めてくれた。

だから、もっと役に立てるように。
だから、もっと必要としてもらえるように。

会社なんて組織の中じゃ、どんなに頑張ったところで単なる歯車のひとつだってわかってても。
抱えこみすぎた膨大な量に、寝不足になっても。
胃が食事を受け付けなかったりしても。
仕事に打ち込んでいれば頼ってもらえたし。
成功して、褒められていたら、それで満たされる気がしたから。


だから、俺は──── ]

 
 
(465) 2020/07/27(Mon) 21:28:08

【人】 英 羽凪

[夢の終わりはいつだって唐突で。
ぱちん、とシャボン玉が弾けるように途切れ。]


  ──……、 ん


[微かな湿った匂いに、眉を寄せ。
まだ開けたくないと往生際の悪い瞼をぎゅっと瞑ったまま。

聞こえたため息。>>388
誰かが隣にいる? 誰だっけ。
ああそういえばここ、屋上だ。

なら、俺の隣にいるとすれば、きっと。]


  んー…… 
れお、



[体をずらせば隣の気配へ、こてん、と頭を寄せる。
思った通り、少し低い位置にある肩。
これがちょうどいい感じで、よく眠いときに借りたっけ。
ああでもだんだんそれを嫌がるような素振りされて。
それから。

それから?]
(468) 2020/07/27(Mon) 21:28:49

【人】 英 羽凪

[肩が動いた気配に、ぱち、と目が開く。
瞬間、視界を埋める眩しい青空に一瞬呆けたあと。

ハッとして隣に預けていた体を戻し。]


  ………っ すんません、
  俺寝ぼけて…… あれ?

  麗央? 本物??


[間抜けな顔で、横にある顔を見た。
えーと、どこまでが夢だっけ?*]
(469) 2020/07/27(Mon) 21:30:54
英 羽凪は、メモを貼った。
(a118) 2020/07/27(Mon) 21:34:32

【人】 英 羽凪



  …………。


うわっ、超絶うさんくせぇ。
>>490

という表情を取り繕うことなく。
隣の後輩の顔をじろじろと。

確かに面影はあるものの。
記憶の中よりも幾分大人びた顔立ち。
初めて見るその私服姿。]


  ……ぁー……


[だんだんここがどこだか思い出してきて。
眉間を手で押さえながら懸命に記憶を整理すれば、ようやく思考が現実に追いついてくる。

そうだ俺は療養中で。
今リゾートホテルにいて。]
(517) 2020/07/27(Mon) 22:48:10

【人】 英 羽凪

[そして。]


  ……は?


[変な夢の続きを見たように、再び隣を見た。>>494
無駄にキラキラしくてうさんくさい笑顔に、怪訝な顔をしたまま。
パンを片づけて立ち上がる姿を追いかけて顔を上げたなら。]
(518) 2020/07/27(Mon) 22:48:21

【人】 英 羽凪

[あからさまな社交辞令。
それに、ふーん、と小さく呟いて。]


  ……なー。
  雨の日の雲は黒いのにさー
  なんで晴れてる日の雲は白いんだろうな。


[立ち去ろうとする背中へ。>>497
いつかのような脈絡もない会話を投げつけた。]


  久しぶり。
  もう羽凪先輩って言ってくれないんだ?


[なんて、俺が言えた義理じゃないのはわかってる。
このまま無視されても仕方ないし。
その時は、そのまま見送るつもり。*]
(519) 2020/07/27(Mon) 22:52:31

【人】 英 羽凪

[戸惑う声。>>533
じっと待てば、更に唸り出してしまった麗央を見て。
俺は堪えきれずに吹き出した。]


  ……ふ。
  はは、そんな真剣に考えなくても、
  わからないって言やいいのに。


[そういう律儀なとこ、変わってなくて。
それがどうしようもなくおかしくて、ホッとする。

俺だって、結構変わったと思うけど。
昔なら「なんだとー?」とおどけてヘッドロックかましただろう後輩の苦言も、大人になった今は甘んじて受け入れよう。]
(561) 2020/07/28(Tue) 0:24:55

【人】 英 羽凪

[立ち去るのはやめても、未だ麗央は立ったまま。
隣に戻ろうとはしない後輩に、離れてしまった距離と時間を改めて感じながら。

ベンチに背を預けたまま、後輩を見上げて話の続きを待ち。
静かに彼の話を聞く。>>534


  ──知ってた。
  まあ、なんとなくだけど。


[さっきみたいにうさんくさい顔じゃなくて。
懸命に笑おうとしているような、不器用な顔。

あれからもう何年も経つのに。
どれだけ、そこに留まってたんだろう。
なんで俺は、留まらせてしまったんだろう。]
(563) 2020/07/28(Tue) 0:25:31

【人】 英 羽凪

[浅く息を吸い込む。]


  ……でもそれを知っても、
  あの頃の俺は麗央に応えらんなかったし。
  だけど俺は麗央と会える曇りの日がくるの、
  すげー楽しみだったから。
  気づかないふりして、黙ってた。

  そんで連絡先も渡さずに、黙ったまま卒業して逃げた。


[訥々と。
俺もずっと黙っていたことを、告げる。
ちゃんと、彼が終わりにできるように。]


  ひどいやつだろ。


[懐いてくれたのが嬉しくて。
変わらず一緒に居たかったから、傷つけた。
悪いことをしたのはわかってるけど許されたいわけじゃないから、謝らずに。]
(564) 2020/07/28(Tue) 0:25:42

【人】 英 羽凪



  俺はあの頃、
  屋上で麗央と過ごす時間が、好きだったよ。


[教室で愛想よくしてた笑顔とは違う。
後輩にだけ向けていた笑顔で、そう締めくくった。*]
(565) 2020/07/28(Tue) 0:25:52

【人】 英 羽凪



  うっわ。かわいくねー。


[あかんべーに、大袈裟に顔を顰めてみせて。>>570
多少強くなったらしい後輩に、首を竦めた。>>571


  残念、すでに後悔しまくってるし。
  さあ……幸せになれんのかな。


[他人事のように呟きを。]
(573) 2020/07/28(Tue) 1:21:30

【人】 英 羽凪

[そして、踵を返す後輩へ向け。>>571


  麗央!
  会えたついでに、俺からもいっこ。

  もし逃げ出して全部失くしちゃったりしたとしても
  割とどうにかなるもんだよ。
  食べて、寝て、生きてたら。なんとかなる。


[なんて、俺も最近知ったんだけど。
声は、駆け出した背中へ届いただろうか。

今もまだあの時のように、曇り空を眺めてるんだとしたら。>>0:167
なんて、余計なお世話かもしれないけど。
だって俺みたくなってほしくないから。]
(574) 2020/07/28(Tue) 1:22:45

【人】 英 羽凪

[再び一人になった四阿のベンチで、うーん、と体を伸ばす。
苦い記憶はやっぱり苦いままだけど。
ちょっとだけ肩が軽くなった気分で。]


  ……そろそろ洗濯終わる頃だな。


[俺も屋上を後にしよう。*]
(575) 2020/07/28(Tue) 1:23:00
英 羽凪は、メモを貼った。
(a143) 2020/07/28(Tue) 1:25:08

【人】 英 羽凪

─ 502号室─


[衣類を回収したバスケットを抱えて部屋に戻り。
洗ったものを畳んで片したあと。
クローゼットの隅に押し込んであった服を引っ張り出す。

あの瑛がどんな格好でくるか想像もつかないし、期待なんてしてないけども。>>354
一応、俺もTPOに合わせた装いをするつもりだ。
堅苦しすぎないように選んだのは、ボタンダウンのペンシルストライプシャツに、ネイビーのスラックスと黒のジャケット。
服に合わせるなら、足元はローファーがいいか。]
(658) 2020/07/28(Tue) 21:09:32

【人】 英 羽凪



  ……あれ、


[着替えようとしたシャツへ手を伸ばした視界で。
ぽたり、ストライプと染みができた。
不思議な顔で、手で湿った頬を確める。]


  なんで今さら。


[今、何を考えてたっけ。
ああ、そうだ。もう曇りの屋上に待っててくれるひとはいないんだな、って。
そもそも手を放したのは俺だし。卒業して連絡を絶った時点で、終わっていた話だったけど。
やっぱすこし、さみしい。身勝手すぎるわがまま。]
(660) 2020/07/28(Tue) 21:09:43

【人】 英 羽凪



  …………ばっかだなぁ。  


[知ってた、なんて見栄っ張ったけど。
もしかして自意識過剰かも、とか当時それなりに悩んだりもしてたのは内緒にしておこう。

手の甲で頬を拭えば、シャツの袖に腕を通した。*]
(661) 2020/07/28(Tue) 21:10:01

【人】 英 羽凪

─ フロント ─


[ロビーまで降りればラウンジに行く前に、フロントへ寄り道を。]


  502号室の英です。

  あの午前中に牧場で乗馬した時、
  記念写真撮ってもらったんですけど。
  それって現像を……え、もうしてある? お代も?


[ちょうどできたところらしい無地の封筒を差し出され。
受け取った俺は、中に入ってるL版サイズの写真を確認して、眉を下げ。元通り封筒へ戻せば、ジャケットの内ポケットへ。
誰からなんて聞かなくても、心当たりは一人しかいない。>>239
(662) 2020/07/28(Tue) 21:10:33

【人】 英 羽凪



  ……なんか、見透かされてる感じ。


[先回りして用意されたプレゼントは嬉しい、けど。
こういうのサラッとできちゃうのが、ちょっと悔しい。

バターライスとチキンライスで真剣に迷っちゃったりするくせに。
こういうとこは、ほんと大人っていうか。]


  …………
実際大人だし。



[ぽつり、呟いて。
フロントを離れた。*]
(663) 2020/07/28(Tue) 21:10:57

【人】 英 羽凪

─ ラウンジ ─


  うーん……まだ来てないっぽい?


[ラウンジに着いて、店内を見回したものの。
俺は瑛の姿を見つけられず、息をついた。

こういう時はスマホないと不便だよな。
まあでも急いでるわけじゃないから珈琲を飲んで待つべく、適当に空いてる席へ。

実際は、それほど遠くない席でうつらうつら船を漕いでたわけだけど。>>595
まさかハーフアップでシックな黒のワンピースを着たお嬢さんに化けてるなんて思うか?
無理だろ。

白いワンピース姿が横をふわりと通り抜けていくのを、視界の端に捉えながら。>>643
瑛もああいうの着たらそれなりに見えたりするのかな、とか。
ものすごく失礼なことを考えていたら。]
(672) 2020/07/28(Tue) 21:20:53

【人】 英 羽凪

[聞き覚えのある声が聞こえた。>>656
どこにいるんだときょろきょろ見回して。]


  …………まじか。


[ほんとに化けてる。*]
(674) 2020/07/28(Tue) 21:21:04
英 羽凪は、メモを貼った。
(a159) 2020/07/28(Tue) 21:24:57

【人】 英 羽凪

[断片的に聞こえる声の片方は確かに瑛だけど。
あれが? ほんとに?

狐につままれた気分で、ガン見してしまってたから。
あちらの視線が向けば、ばっちり目が合って。>>680
ちょっとたじろいだ。]


  あ……たり前だろ。
  俺だってちゃんとした格好できるし。

  お腹……あ、そういや昼食べ損ねたままだ。


[言われて気づき。うっかり、半日くらい食べてないことを自覚すれば、くぅ、と小さく腹が鳴った。
結構運動もしたし、ちゃっかり昼寝もしたし。
そりゃ腹が減らないわけがない。]
(709) 2020/07/28(Tue) 22:39:23

【人】 英 羽凪

[話を終える気配に、俺も椅子から立ち上がり。
近付いてくる瑛の向こう、白いワンピースの女性へ軽く会釈をして。]


  ……なんだ。
  中身はそのまんまなんだな。


[少年のような笑い方を、呆れ顔で見下ろした。
黙って立ってれば、可愛らしい分だけ。
喋って笑うと台無し感がハンパない。]
(711) 2020/07/28(Tue) 22:41:11

【人】 英 羽凪

[でも。]


  でも、その方が瑛らしいか。

  じゃ、行くぞ。俺もお腹空いたし。
  っつーか、そんなウエスト細そうな格好して、
  いっぱい食べれんの?
  

[中身は瑛だとわかってしまえば、いつもの調子で遠慮ない言葉を投げながら。
並んでラウンジを出たなら、デザートビュッフェへ向かおうか。*]
(713) 2020/07/28(Tue) 22:44:14