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人狼物語 三日月国


216 【半突発R-18】Magic school『Camelot』【飛び入り募集】

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【人】 3回生 スノウ

──後日談・殻の割れた日──

[>>175冬の時期になり、卒業を控えた僕は
授業自体が少なくなっていきます。
外に行く人は引越しの手続きをしたり
仕事先に先んじて働きに行ったり。

僕はキャメロットへの就職は決まりました。
初めの2年はキャメロットでの研修があるようで
少なくともリリスが卒業するまでは
リリスと同じ学園にはいられそうでした。
とはいえ寮は、教師寮になりますし
忙しさは学生の比ではなくなるでしょう。

リリスは授業に出る回数自体は少なくなりましたが
遠隔で授業を受けたり、図書館を利用したりと
子育てと勉学の両立を図っているようでした。
ポロスにキャメロットの加護があるとオベロン様から聞いた時は
とても安心したのを覚えています。
ただそれでも、宝石人の魔力の珠なんて
好奇の目に晒されるのは間違いないので
出来うる限り僕らでも対策をしました。
それだけ、僕らの子が大切なのです。]
(221) 2023/06/29(Thu) 19:22:09

【人】 3回生 スノウ


[時間が過ぎるのは早いものですが
それに負けないぐらい色んなことを経験できました。
リリスは料理の腕を上げましたし
僕の方も同じくらい料理というものに興味が出て来ました。
僕が朝ごはんを作るならサンドイッチが多かったでしょう。
焼いたパンに挟むものを様々に変えることで
沢山のバリエーションができて、尚且つおいしいからです。

そしてポロスも
外見は硬質な殻のままではありましたが
何度も動くようになっているのです。
リリスがキャアキャアとはしゃいでいた時は
僕も同じようにわぁわぁ、と声をあげて喜んでいたと思います。

そして今日。]
(222) 2023/06/29(Thu) 19:22:24

【人】 3回生 スノウ



  ──わぁぁ!?何、何、!?

[>>177突然の大声に僕は飛び起きました。
ぎゅっ、と抱きついてくるリリスに、どうしたの、と
彼女の目線の先を追うと


殻が割れ始めて来ました。]


  リリス。凄い、これ、もしかして……!

[僕も思わずリリスの方に、ぎゅっと抱きついて
その瞬間を固唾を飲んで見守りました。
殻が割れ切ったと思えば、それは光になり
ポロス……生まれて来た子に吸い込まれていきます。

>>178魔力の珠は大きかったので
もっと大きな子が生まれるのかと思っていたけれど
出て来た子はぎゅっ、と縮んだように小さな子でした。
黄緑、黒、褐色。
色合いは僕らの色が混ざったような、中間のような。
つやつやむちむちしてる姿は愛らしさの体現のようです。]
(223) 2023/06/29(Thu) 19:22:50

【人】 3回生 スノウ


  さ、寒いかな?
  でも、あれ、泣くのは元気な証って聞いたこと、ある。
  それともお腹空いてるのかも。

[>>179僕は赤と黒の杖を軽く振るう。
すると魔力の線が伸びて、部屋についた暖房の温度を上げた。
確かに朝なので少しひんやりしてたかも。

僕らの子が生まれてくる前に
子育ての本を読んでみたけど
宝石人との子供の本などある訳もない。

それに実際に小さな命を目の前にすると
どうしたら良いか分からなくなって
テンパってしまいます。]
(224) 2023/06/29(Thu) 19:23:08

【人】 3回生 スノウ

 
  ……リリス。
  良かった、無事に生まれてきてくれたね。
  ……嬉しい。


[>>180生まれて来てくれた子は
リリスのようにふわり、ふわりと光が浮かぶ。
それを見ているリリスにも柔らかい光を纏って
そんな2人を見てると、僕は涙が滲んでくる。

2人の健やかな姿を見てると
どうしても目に涙が溜まってしまうのだ。

きらり、と涙が一筋こぼれたけれど
その後はにっこりと微笑みを浮かべて
リリスのそばに立つと可愛らしい我が子の顔を
飽きることなく見てるのでした。

今日の朝ごはんは僕が作りましょう。
だって2人の暖かな光を、離したくは無かったのですから]*
(225) 2023/06/29(Thu) 19:23:19

【人】 3回生 スノウ

──後日談・メイドと執事──

  ふふ。そうだね。
  僕もリリスに他の人にして貰いたくないな。
  僕の膝枕はリリス専用だよ。

[>>218リリスが膝を叩いて抗議する内容は
とっても可愛らしい内容です。
勿論リリスの言うとおり
そう言うのはリリスとしたいですね。]


[執事服で出て来た時はリリスは
その格好、も、カッコいいと言ってくれました。
ふふふ、とちょっと僕も照れながらも嬉しいです。]


  ……あはは、ちょっと可愛い、よね?
  あ、触られてる感触ある。面白い……

[>>219耳を触られると
なんだか本物のように感触があります。
くすぐったいけどリリスの好きなようにさせていると]
(226) 2023/06/29(Thu) 19:36:29

【人】 3回生 スノウ


  ────っ、!
  そ、そうだね。リリスは僕のお嫁さんだったね。
  
  ……もう、リリス。
  そんな言葉はどこで覚えて来たの?
  可愛くって、大好き。

[>>220可愛くって、ずるいと言いそうに
なりましたが
ずるくはありません。可愛いのです。

唇にキスをされて
猫みたいにリリスが身体を擦り寄せてくる。
本当に可愛らしいですが

これではご飯よりもお風呂よりも
きっとまずリリスのことを優先してしまいますね。
次の日には、ちゃんと執事服は綺麗にしましたとも。えぇ。]*
(227) 2023/06/29(Thu) 19:36:43

【人】 3回生 スノウ

──後日談・冬より少し前──

[未だ魔力の珠がジェイデンとして生まれてない時。
冬に差し掛かろうと言う時期に僕は両親に連絡を取った。
卒業後の進路について、話があると。

何となく両親はもう病院を継がないと
薄々気づいてるとは思う。

ただ理由があって
こちらからは両親の方に行けないと伝えた。
だからこちらに来て欲しいと伝えた。
……両親も忙しそうだから来てくれるかは怪しかったけど
約束の日の当日。

なんと父親が来た。
忙しさであれば父親の方が忙しいと思ったので
来るなら母親が来ると思っていたが、どうやら逆だった様子。]


  ど、どうぞ?

[少し驚きながら、父親を寮の部屋に通した。
ちなみにリリスとポロスには少しだけ席を外してもらって
この後で来てもらう予定である。]
(243) 2023/06/29(Thu) 22:12:58

【人】 3回生 スノウ


  …………。

[父親はコートに身を包んでいるが
服の下がスーツにネクタイで
何となく仕事帰りなのではと思った。

時刻は昼頃なのだが
午前中に仕事をなんとか片付けたのだろうか。]


  ……その。

[言葉が詰まる。
父親と話すのは1回生の時以来だから大体2年振り。
将来の話だけでなく、リリスの事も話さないといけないのに。

父親も父親で言葉を発しないので
重たい空気が漂っていると

ふと、目に入ったのが
寮の部屋の外が少し空いていて
ちらっとリリスの姿が見えた気がした。
まだリリスが来るには早い時間だったと思ったけど……
そう思い部屋の時計を見ると
何と時計が壊れて止まってるではありませんか。

なので時間を間違えてしまい
リリスが時間通りに帰って来たようなのです。]
(244) 2023/06/29(Thu) 22:13:22

【人】 3回生 スノウ


  ……お父さん。
  僕、結婚したんだよね。
  
  好きな人が出来て。

[そう言うと父はとてもびっくりしたようで
……そりゃあびっくりするかもですが
ちょっとびっくりした姿を見ると肩の力が抜けました。]

  ……好きな人と会えて
  僕はやりたいことが出来たんだ。

  キャメロットの先生になりたい。
  ……僕の魔法が、少しは好きになれたんだ。

[そう言うと父親は
何事かを言おうとして、少し黙って。
ぼそりと小さく一言言った。
「お前がそう決めたならそれで良い」と。

……父親は昔から寡黙で
少し怖い印象のあった人だったけれど
……もう少し話してみれば良かったのかな、と思った。]
(245) 2023/06/29(Thu) 22:19:13

【人】 3回生 スノウ


  ……紹介するよ、僕の大好きな人。
  リリス、入って来て?

[そう言って寮の扉の方に声を掛けて
扉の外のリリスに入って来てもらうように言っただろう。

父親がそちらを向いて。

……しかし、すっかり忘れていたことだが
リリスに少し席を外してもらった時
ポロスも連れて行ってもらったのです。
つまり、リリスが入るときには一緒にポロスがいた事でしょう。]


  ……あ。
  ……僕らの子供です。


[その時のお父さんの顔は忘れられませんし
お父さんの次の言葉は「ハーピィかい?」でした。
いいえ、宝石人です。]*
(246) 2023/06/29(Thu) 22:23:32

【人】 3回生 スノウ

──後日談・冬より少し前の日──

  ハーピィじゃないよ。
  有翼種じゃないでしょう。

[>>256僕も思わず言いましたが
何故そう言ってのかは分かります。
リリスも同じことに気づいたのでしょう。ポロスのこと。

宝石人を知っていても
ポロスは一見すると卵に見えますから
卵生の生物としてハーピィと言ったのでしょう。]
(262) 2023/06/29(Thu) 23:27:19

【人】 3回生 スノウ

 
  リリスは宝石人なんだ。
  彼女との子供は、卵みたいに見えるけど
  あそこからヒトとして生まれるんだよ。
  
  僕も宝石人がそうなのは
  最近知ったばかりなんだけど。
  
[>>257父親は宝石人というのは知識として知っていたが
魔力の珠の事は勿論知りませんでした。

リリスも先に説明してくれて、僕も同じように
魔力の珠と言う物について説明はしたけど
自分でも綺麗な説明が出来た訳ではありません。
だから父親はまだ混乱した様子でしたが

リリスがこちらに来て父親の手を取りました。
それから、言葉をゆっくりと紡いで。]
(263) 2023/06/29(Thu) 23:28:01

【人】 3回生 スノウ


[僕のお父さんはじっと目の前のポロスを見つめていました。
正確にはその手のひらに伝わる鼓動と熱を
感じているような気がしました。
そうしてリリスの瞳を見つめました。

長い時間、言葉が無かったように思えました。

父親が漸く口を開いたと思えば
「もっと早く知らせなさい」と言った。]


  え、えっと。はい。
  ごめんなさい。


[父親は手をポロスからどけて
リリスの方をいつもと変わらぬ少し怖い目で見つめてから。

「祝福するとも。息子の未来を明るくしてくれてありがとう」
といつも通りの調子で言葉にして
それから、小さく頭を下げました。

「何かあったら言いなさい。力になろう。」
とまでお父さんは言って、それから席を立ちます。
これから仕事がある、と呟いて帰ろうとしたので]
(264) 2023/06/29(Thu) 23:28:14

【人】 3回生 スノウ

 
  ……あの、お父さん……!
  また落ち着いたら……家に、帰るから!

[帰ろうと帽子とマフラーを付けた父親は
返事をせずに、ただ帽子を一度持ち上げる。

帰り際にもう一度リリスの方を見て、それから一度
ポロスの殻を優しく撫でる。

そうしてお父さんは寮から帰っていくのでした。]
(265) 2023/06/29(Thu) 23:31:47

【人】 3回生 スノウ


  …………はぁ。

  ……リリス、良かったね。

[どっ、と身体から力が抜けて
僕は両肩をがっくりと落としました。

すごく疲れた。
昔はもっと話して……いや、あんまり喋ってないけど。
会話するのに気疲れしたことはなかったのに。

ただそれでも、少し、楽になった気がした。
それはリリスが>>257お父さんに言葉をかけて
そして、受け入れられたように、思えるからでしょうか。

リリスの方にのろのろと動いて
それからその額に唇を落としました。

かちり。と。
寮の部屋にあった、壊れていたはずの時計が
その針を再び進めた音がした。]*
(266) 2023/06/29(Thu) 23:35:39

【人】 3回生 スノウ

──後日談・冬より少し前の日──

  確かに、生まれた後じゃなくて良かったのかも……。

[>>267父親はもっと早く知らせなさい、と言った。
子供がもう完全に生まれてました、だと
かなり遅くなっているのは間違いないだろうから。

リリスの光が強弱を繰り返してるのを見ると
彼女も大分緊張していたのでしょう。
いや、慣れない敬語を使ったり、喋り方から
とても緊張していたのは初めから分かっていた事ですが。

僕らは、2人でポロスを育てていくつもりではあったけど
両親に話して、ああ言われると
2人だけで育てていかなくても
助けてくれる人が居るのだと思うと少し肩の荷がありました。
勿論、ポロスの責任を一番に負うのは僕らですが
その荷を少し分けて良いと思えると、大分違うのです]
(270) 2023/06/30(Fri) 0:06:10

【人】 3回生 スノウ

  手紙?良いと思う。
  父さん、手紙の方がよく話せると思う。

  今回は来なかったけど
  母さんとかはもっと話し好きだよ。

[>>269先ほどは無口な父親でしたが
文章ではしっかりと会話をしてくれます。
四季折々の手紙や、子供の話、僕らの日々を綴れば
同じ文量の手紙を返してくれるでしょう。

母親は大分明るくて話好きで
リリスのことはきっと気に入ってくれると思っています。]
(271) 2023/06/30(Fri) 0:06:32

【人】 3回生 スノウ

 
  ……ありがとう。
  ……きっと、リリスがそばに居てくれたからだよ。
  リリスも、頑張りました。


[初めに父親との会話が詰まった事からも
リリスが居なければ、僕と父親の会話はあまり上手くいかず
そうこうしてるうちに父親の仕事の時間が
来てしまったかもしれません。

だから、僕が頑張れたのはリリスのおかげ、と。
彼女のことを抱きしめ返して、ありがとう、と
リリスにお礼を伝えるのでした]*
(272) 2023/06/30(Fri) 0:06:41

【人】 3回生 スノウ

──エピローグ・僕達の未来の話──

[キャメロットを卒業した僕は教師としての道を歩むことになり
そのままキャメロットに研修という形で
仕事をする事になりました。
初めは様々な科目を担当していましたが
リリスが卒業する頃には僕はどうやら魔法生物学か
呪いに対する防衛魔法の科目を担当する事になりそうです。

>>278子育てにあたって
やはりリリスの学生寮と、僕の職員寮が別々なのは
厳しいと判断して学長と相談して
リリスが職員寮の僕の部屋に住めるようになりました。

思ったのは、僕らの周りには
助けてくれる人が多く居た事です。
彼らが居なければ、僕ら2人が仕事や勉強と両立して
子育てをするのは難しかったのではないでしょうか。

そんな中でもリリスは一番頑張って居ましたから
僕は出来うる限り、子供だけでなく
リリス自身にも気を配るようにしていました。]
(285) 2023/06/30(Fri) 13:29:19

【人】 3回生 スノウ


[ジェイデンとグレイ。
僕らには2人の子供が産まれました。
1人でも大変なのに、2人も……
そんな思いはあまりありませんでした。
リリスとの愛を育んでいく中で生まれた祝福のような子なのですから。目に入れても痛くないぐらいです。
それでも大変な時は両親にも頼っていたかもしれませんが。

グレイは男の子でした。
先に生まれたジェイデンと比べると少し身体は大きいです。
彼は白い肌に黒髪、黒い瞳でした。
思ったよりもあまり泣かない子で
すごく大人しいのを覚えていましたが
僕よりもリリスの方にひっつき虫のように懐いていたのを覚えています。ちょっと寂しくなってると、ジェイデンがひっつき虫してくれたので良かったです。]
(286) 2023/06/30(Fri) 13:29:37

【人】 3回生 スノウ

 
  託児所、保育園みたいなところ?
  子供の心のケアまで行くと
  相談所みたいな感じもあるのかな。

  いいと思う。
  リリスだから持てる視点だと思うな。
  オベロン様や学長に相談してみようか。

[>>279>>280リリスが未来にやりたいことを
明確にビジョンとして固めて来た時は
僕は嬉しそうに笑みを浮かべただろう。

彼女が自身の未来を自分で選択してる姿を見れたからです。
キャメロットのように多様な種族がいると
保育園と言っても、簡単に行くものではないでしょう。
種族の違いもあり、また僕らの子のように混血児もいる事だろう。
その子らをどう育てたら良いかの明確な方針が
分からないこともあるだろうから。

大変だとは思うけど
それをリリスも分かってると思います。
ただそれをやりたいと思ったら、リリスは我慢するような人じゃないだろうから。僕も全力で応援して、手伝おうと思う。]
(287) 2023/06/30(Fri) 13:30:03

【人】 3回生 スノウ


[家族との関係が良好に行っているのは
リリスのことを気に入られたからというのもあるけど
ジェイデンがお父さんを骨抜きにしているからではないでしょうか。
なかなか見たことのない父親の顔を見ています。

お母さんはリリスの境遇を
ご両親が居ないことを聞いてから
リリスの事をよく気にかけている気がします。
元々リリスみたいな明るい子は好きなのでしょうが。
時折、リリスと母が一緒に台所に立って
母が料理を教えている姿を見ます。

クリスマスではちょうど僕の弟、妹も来ることでしょう。
その時にリリス達を紹介するつもりです。]
(288) 2023/06/30(Fri) 13:30:19

【人】 3回生 スノウ

 
  ……リリス、2人とも眠ったよ。

[>>282手紙を書いていたリリスに後ろから声をかける。
ベッドでは2人の子供がすやすやと寝息を立てている。

グランドが近づき、少しずつ暖かくなっている時期。
思い出深い季節がやって来ました。
彼女の頬に軽く口付けをして、横の椅子に座りました。]
(289) 2023/06/30(Fri) 13:43:18

【人】 3回生 スノウ


  グランド、今年は一緒に回る?

[今年も1日だけ休暇を取れました。
本来キャメロットの教員であれば
なかなかこの祭りの日に休みを取れものではないですが

僕にとっては結婚記念日のようなものです。
周りに色々と頼んで、休みをもらったのでした]*
(290) 2023/06/30(Fri) 13:45:27

【人】 3回生 スノウ

──エピローグ・僕達の未来の話──

[>>296グランドの話をした時、リリスからは
すぐに返答が来なかったのに首を傾げました。

何かを言いたそうな、ただ言いにくそうな。
こういう時は黙って待ってあげることが多いです。
もしかしたらグランドを一緒に回らなかったとしても
残念ですけれど、多分用事があったのでしょうから良いのです、と。]


  仕事……頼まれごとを一緒に?
  全然構わないよ。

[>>297予想していたのとは違って
リリスと一緒に行動出来るなら苦でも何でもありません。
どんな仕事だろうと思っていると
リリスが柔らかい光を放っています。
この光を見る時、僕はいつも心が和らぐ。
だってこの後に続く言葉や態度は、いつも幸せなことが多いから。]
(303) 2023/06/30(Fri) 19:25:40

【人】 3回生 スノウ


  ……僕ら学生で子供を持っちゃったから
  確かにそういうこと考える余裕無かったかも。

  全然、注目される事なんて気にならないよ!
  リリスには皆んなに祝福される奥さんになって欲しいし。
  
[>>298心の中で思ったのは
リリスは宝石人という事で、奇異の視線、好奇の目に晒されることが多かったのではないだろうか。
今はそんな事は少なくなってると思うけど

けれど、だからこそ。
リリスには祝福される、幸せを願われる視線を
浴びて欲しいな、なんて思ったりもするのだ。]
(304) 2023/06/30(Fri) 19:26:00

【人】 3回生 スノウ


  でも一番は
  僕がリリスのお嫁さんの衣装を見てみたい。
  ……両親がね、結婚式の写真を持ってるんだけど
  結婚してる時の2人は幸せそうで、綺麗だったから。

  僕らのグランドでの幸せな思い出を
  また一つ増やさない?

[そう言って
リリスとの結婚式をしたいと、伝える。
僕らにとってグランドは大切なものだから
それをもっと素敵なものにしたいと]*
(305) 2023/06/30(Fri) 19:26:22

【人】 3回生 スノウ

──僕達の未来の話──

[グランド当日。
僕は黒いタキシードに身を包み
いつもは少し長い黒髪はきっちりとセットされて
髪の子を後ろに流すようにしています。
蝶ネクタイを首元につけて
いつもよりもだいぶ緊張した面持ち。]


  ……うん、緊張する。


[>>313リリスとは対照的に僕は結構緊張していました。
隣に世界で一番綺麗な花嫁が居たからでしょうか。

純白のドレスに身を包む彼女を
彩るように桃色や橙色がふんわりと重なります。
穏やかで、楽しげなリリスの光と表情を見てると
少しだけ緊張が和らぎました。]
(322) 2023/06/30(Fri) 21:30:03

【人】 3回生 スノウ


[愛を宣誓する場所では
先に僕が移動して、花嫁を待っています。
そして純白の花嫁は、僕のお父さんと一緒に並んで
ゆっくりとこちらに歩いて来ます。

周りには学生やら教師やら、中には見知らぬ人も居ました。
皆、花嫁と花婿を祝福するために集まってくれました。
その間を歩んでくるのが、真っ白なリリスです。
こちらに辿り着いて、穏やかに微笑むリリスを
一生涯忘れる事はないでしょう。
思わず僕も笑みを浮かべていました。

ジェイデンが渡してくれた指輪は
グランドの結婚式に合わせてつくった特注品です。
それは互いの魔力を特殊な金属に流し込んで
世界で一つだけの指輪を作ったのです。
マリッジリングならぬマジックリングは
僕の指にはリリスの魔力を流したものが
リリスの指には僕の魔力を流したものがはまるのです。

目の前に来たリリスの手袋を外し
その黒く、細い指先に指輪をはめました。
リリスも、こちらの指にリングをはめてくれて。]
(323) 2023/06/30(Fri) 21:30:23