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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:置き手紙の翌朝 ―

[アパート自室の小さなちゃぶ台の上に、空になったシュネーバルの包装がひとつ。
 卓上に不格好にぼろぼろと零してしまっていたチョコレートがけの雪玉の欠片はちゃんと払い落し、卓上の油痕も綺麗にふき取ってから。
 レターセットから一枚の便箋を取り出し、ペンを手に取る。]


『  マシロ

   ありがとう。
   待ってる。ゆっくり、待ってるよ

               ケイ   』


[B5サイズの便箋に綴るにしては、あまりにも短すぎる文面。
 それでも、あの手紙をくれた今の真白を受け止めていることを示そうと、きちんとした手紙に返事を書いた。]
(172) 2023/03/10(Fri) 8:58:21

【人】 厨房担当 ゲイザー

[この便箋は四つ折りにし、次の『うさぎ』への出勤時に携えていった。
 大咲本人の手で手紙が届いてこなかったことも鑑みて、速崎もまた、バックヤードの御堂にこの置き手紙を託すことにする。]


 店長。この前はお手紙の件、ありがとうございました。
 その、また店長にはお手数掛けさせちゃいますが、
 この手紙、マシロに渡していただけますか。

 それと……、もう次からは、お客様の目の前で
 あんな風に取り乱したりはしません。


[今の自分はもう大丈夫、と示すように口角を上げてみせてから]


 だからこれからも、私をここに、居させてください。


[いつものオレンジのイヤーマフを被った頭を下げて、願い事、ひとつ伝えた。**]
(173) 2023/03/10(Fri) 8:58:42
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a36) 2023/03/10(Fri) 12:21:58

【人】 厨房担当 ゲイザー

[まず準備するのは、赤ワインと無花果の甘めのソース。
 鴨のローストの注文を見越して、干し無花果を午前から赤ワインに浸しておいている。

 最初に、みじん切りにした玉ねぎをオリーブオイルで炒め、追ってにんにくのみじん切りを加える。
 それから無花果のワイン漬けを刻み、漬け汁の赤ワインと共に追加し、煮込んでいく。
 この状態ではソースは未完成。この後の工程は、鴨肉を焼き上げてから。]
(198) 2023/03/10(Fri) 13:52:42

【人】 厨房担当 ゲイザー

[身の締まった鴨のむね肉は、仕込み時に薄膜は取り除いているものの、皮はつけたままの状態で。

 皮には格子状の切り込みを入れ、肉全体に塩と胡椒で下味をつけておく。
 それから、フライパンに皮側を下にして置き、ローズマリーとタイムも入れて強火にかけていく。
 加熱するにつれてしみ出して溜まってきた脂を、肉全体に何度も掛けながら、皮がパリッパリになるまで焼き上げる。

 こうしてフライパンから一度取り出した鴨肉は、今度は皮側を上にして、予熱していたオーブンへ。

 さて、ここで用いたフライパンの中に残っている鴨脂に、オリーブオイルととろみの小麦粉を入れて混ぜ合わせる。
 さらに先ほど煮込んだ赤ワインと無花果のソースを入れ、混ぜ合わせてさらに煮込んで――これで漸くソースは完成!]
(200) 2023/03/10(Fri) 13:53:42

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ロースト作業と並行して、付け合わせの方も準備を。

 ここで使うのはオススメ食材にも挙げられてた春人参と、パースニップ――「白人参」とも呼ばれるこの根菜は、セリ科ではあるが、実際はニンジンとは異なるもの。
 この食材は、以前、速崎が店長に「もし出回っていたら仕入れて欲しい」と頼んでおいたもの。丁度ここでタイミング良く出すことができた巡り合わせと、店長の厚意には感謝しなければならない。

 予め皮をむいて芯を取り除いたパースニップはぶつ切りにし、春人参も同様に皮をむいてからカット。
 ごろごろしたこの状態でソテーにしても良いけれども、ここは鴨肉を引き立たせる意味でも、やわらかくなめらかなマッシュにしておこう。
 人参とパースニップをやわらかくなるまで茹でてから水気を切り、再度鍋に入れて、細かく刻んだチャイブとバターを加えて、混ぜ合わせながら火にかける。
 あとは全体が滑らかになるまで潰して、潰して……。
 これにさらにバターを加え、さらっと塩と胡椒で味を調えればできあがり。

 赤白の根菜の混ざり合った淡黄色のマッシュには、微かな星々の如きチャイブの緑色が散っている。]
(201) 2023/03/10(Fri) 13:55:22

【人】 厨房担当 ゲイザー

[オーブンから取り出してから休ませ、余熱で十分に火が通った鴨肉。
 スライスした切り口は、淡くやわらかな紅色に染まっている。

 こうして焼き上げた
二人前分の
鴨のローストのスライスを、大皿の中央に重ねて並べていく。真っすぐにではなく、ゆるくS字を描くように。
 鴨肉の載っていない皿の余白部分には、対称形になるように、人参とパースニップのマッシュを。
 それから暗紅色のソースを螺旋を描くようにかけて、完成。

 ちなみに、鴨肉によって隠されている皿の中央部分には、赤いハートが四つ描かれている。
 その形は丁度、赤色をした四葉のクローバー。
 見ようによって、幸運のクローバーとも愛情のハートとも取れる、そんなデザインだ。]
(202) 2023/03/10(Fri) 13:57:29

【人】 厨房担当 ゲイザー

[海老とじゃがいものオーブン焼きの到着>>124>>125からほんの少し遅くして、速崎はテーブル席のふたりへと>>179>>185、鴨のローストの大皿>>200>>201>>202をサーブする。

 大皿をテーブルに置いた後に、シェア用の小皿も共に差し出す。
 2枚の白い小皿にはそれぞれ、チェスのキングの駒とクイーンの駒のシルエットが描かれている。
 駒の色はどちらもピンク。赤でも白でもなく、その二色を合わせた色だ。]


 クリリン、カッチ、お待たせ。
 こちらロースト・ダック、
 赤ワインと無花果のソース和えに
 紅白にんじんのマッシュを添えて、召し上がれ!
 
(203) 2023/03/10(Fri) 14:08:30

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、調理の合間に、速崎はカウンター越しにテーブル席の様子を見守っていた。

 交わされる囁き声までは届かずとも。
 肘ついた両手で顔を隠す様だとか>>119、零れた笑みの形だとか>>182
 相手だってはにかんだ調子だったり>>111、耳まで赤らめていたり>>140>>176で(多分、あのシャンパンソルベ>>85>>113の所為ではない)まんざらでもなさそうで。
 ここまで見たらもう、「誰と恋人になりたいのか」の答え合わせの必要はないだろう。]
(208) 2023/03/10(Fri) 14:34:47

【人】 厨房担当 ゲイザー



  
幸せになれよ、ダチ。



[先ほどまでのバースデー>>73>>74のように予め祝福を求められていない限り、自分からいきなり「お二人様」にこんな祝福を掛けることはないのだけれど。
 今回は栗栖に対し、「応援させろ」>>3:404……もとい「応援してる」>>3:353を暗に伝える意味で。
 そして貝沢にも聞こえるように、はっきりとした声色で。
 心からの笑顔でこう告げた後、キッチンへと戻っていった。

 ――私、綺麗さっぱりフラれてきたから、安心してね。
 そこまでのネタバレは、そもそも貝沢が例の告白の件を知っているのか否か判らなかったが故に、ここで速崎から告げることはなかったのだけれど。*]
(209) 2023/03/10(Fri) 14:36:08
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a40) 2023/03/10(Fri) 14:41:17

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、海老出汁の麺について――>>195
 嘉数からのフォーへの一票>>207が入ってから、速崎も少し考える。
 カレーうどんは危険だ。とても危険だ。専用の装備がなければおしゃれ着が死ぬ。]



 その中なら私も、チエりんに同意して、
 あっさりめのフォーかな〜。
 トマトクリームパスタ……とかも考えたけど、
 鴨脂と海老マヨでもうだいぶ油多めだし。


[体重云々ではなく胃的な意味で、あっさりめを推し]


 フォーならパクチーめっちゃ欲しい気もするけど……
 パクチーがダメなら細うどんかなーという感じ。
 
(210) 2023/03/10(Fri) 15:05:50

【人】 厨房担当 ゲイザー

[綺麗、の歓声が鴨のローストに向けられる>>213
 貝沢が目を輝かせる様に――声まで輝いて聞こえた――ふっと目元が緩む。
 栗栖が鴨を取り分けた後の、皿の下の模様が表れていくのも目にしながら――。

 真っ直ぐにこちらの目を見て伝えられた、貝沢からの「ありがとう」>>215に。]


 どうしたしまして。


[変わらぬ笑顔で、そう告げた後――]
(216) 2023/03/10(Fri) 16:32:22

【人】 厨房担当 ゲイザー

[少しだけ顔を貝沢の方に近づけて、囁く。
 別に栗栖に聞かれても問題はなかったのだが、なんとはなしに、ふたりだけの秘密にしておきたくなったのだ。]


 あいつのこと、頼むよ。
 幸せにしてあげて。おひめ……



[まるで戴冠式の場かと言わんばかりに、おどけて「女王様」と言おうとしたのだけれど――何故かふっと口をついて出たのは、「お姫様」。]
(217) 2023/03/10(Fri) 16:32:44

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ( ――――…あ、 そっか。
       多分、 きっと、そうだ。  )



[ストリーミング>>1:79の中でだけ聴いていた「ピュアマーメイド」のトラックの中で、一番に上手かった声>>1:610
 アイドルとしてのその歌の抑揚と「可愛らしさ」は、この店の他愛ない日々の中で響く「可愛い」声>>0:375とは勿論、違って聞こえたけれど>>1:51>>1:470
 ここで漸く心当たりの点と点が線で結ばれたのは、日々が積み重なった結果だったのかもしれない。]
(218) 2023/03/10(Fri) 16:33:09

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ファンとか、推しとか、成長や頑張りを見守りたいとか、そういう形ではなくて。
 本当に、ただ単に、音だけを追い掛けていた、ある意味とても残酷な耳。
 そんな耳で気に入ってマイリストに入れていた、作り物の恋の歌>>2:113。歌詞すらも録に確かめずにトーンの心地良さに浸っていたのだけれど――。]


( ……………キミは、お姫様じゃなくていい。 )


[その業界なら「仕方ない」で片づけられてしまいそうな出来事>>3:71>>3:73>>3:76にも、特に関心は抱いてこなかった、けれど。
 アイドルに恋愛禁止の制約や、制約未満の圧力がしばしばあることくらいは、速崎も認識している。]
(219) 2023/03/10(Fri) 16:45:58

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ……お姫様じゃなくってもいいから、ね。



[囁き声のまま言い直して、にっと笑ってから、顔を離した。

 それから一度、オープンキッチンに引き返して――。]
(220) 2023/03/10(Fri) 16:46:26

【人】 厨房担当 ゲイザー

[程なくして再び、テーブル席のもとに戻ってくる。]


 ところでなんだけど。

 カッチ。
 キミは、パクチーは嫌いかい?



[言葉遣いは少しおどけて、しかし声色と顔色は至って真剣に。
先程までの空気は一体なんだったのか。

 これまでの日々、貝沢のオーダー内容はどうだったかなと記憶を探りつつ、問う。
 海老出汁の麺>>195>>207>>210の運命は、ここでの貝沢玲羅の返答に掛かっている――かもしれないし、掛かっていないかもしれない。*]
(221) 2023/03/10(Fri) 16:48:03
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a43) 2023/03/10(Fri) 17:02:28

【人】 厨房担当 ゲイザー

[遠藤の呟き>>224がちらと聞こえて、速崎は一度、マッシュを潰していた鍋>>201に視線を遣る。]


 マッシュ、ちょっとだけ余ってるけど――…
 他に欲しいってお客さんがいなかったら
 食べちゃう? シャミー。


[春人参は兎も角、パースニップのストックは本当に限られていたので、賄いとして新たには作れないかもしれない。
 いずれにしても、乾燥を避ける意味でも、マッシュの残りは一度別容器に取っておくことになる。]
(228) 2023/03/10(Fri) 18:26:25

【人】 厨房担当 ゲイザー

[先ほどの謝罪に対しても、いいよ、と言って貰えた>>225
 その時にはほっと顔を緩めて、「ありがと」の一言を返していた。]


 あの時は夜便にしたおかげで、向こう到着してから
 久々にオリオンじっくり見たりはできたなー。


[ややあってから、零す呟き。
 暗に、飛行機の中では星が見えなかったことを示すもの。
 静かな機内から覗く真っ暗な空については――当時の心境に今は浸らぬように、とひとまず口にしないことにした。]
 

 アイベラ半島の星空も綺麗だよって、
 あっち(地元)のお店の人に言われたけど……。
 どこかで休み取って行けないかなー、アイルランド。


[果たして、この他愛ない一言で――速崎は特に意図した訳ではなかったが――遠藤の勘違いは解けるだろうか。
 決死の弾丸乗り継ぎ(アイルランドと日本の間に直行便はないらしい)と華麗なる時刻表トリックの駆使は、残念ながら、現実にはなっていなかったようだ。*]
(229) 2023/03/10(Fri) 18:37:57

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、海老出汁の麺は貝沢だけでなく、栗花落からもオーダーが入った>>227。力強く。]


 りょっかーい!
 っと、ツユリんは、パクチーはダメかな?


[麺の種類をどうするにせよ、一先ず事前にそう訊ねておいた。
 パクチーが苦手との旨が聞けたなら、パクチー抜きのフォーのレシピを頭に浮かべて――]
(236) 2023/03/10(Fri) 19:06:22

【人】 厨房担当 ゲイザー


 よし。
 じゃあパクチー盛りのフォーで行こっか。



[貝沢からの前のめりの返答>>232に、勢いで言った。
 言ってから、「これ本決定みたいな言い方だな……」と、これでいいかとちらっと遠藤に伺うような視線を一つ。
 嘉数からはフォーへの賛同>>207が出ていたが、美澄はどうだったか。瑞野や大咲、フィエの顔も見やりつつ――。

 貝沢への栗栖の返答がどうであれ、既にパクチー抜きの希望が出ている中、先に手掛けるのはそうしたパクチー抜きのフォーからになる。]
(237) 2023/03/10(Fri) 19:07:38

【人】 厨房担当 ゲイザー

[マッシュの残りはひとまず遠藤のために取っておくことになった>>238
 仮にオーダーが来たとしても、味見程度の量なら残せるはず。

 星座の、と聞かれれば>>238うんと頷いて]


 そうだなー。お店の外出ても、ビルとかで
 星座って見えづらいよなーって大学の時もよく言って……
 ……
うん?



[何故か、遠藤に首を傾げられた。
 もしかしてアイベラの地名間違えた? もしかして実はアイルランドって星見えない??……というアイルランドに対して大変失礼な疑問は、遠藤が続けた言葉のお陰で払拭された。]


 お酒は美味しい!
 この前作ったシェパーズパイでも、
 ギネスが大活躍したしなあ。


[法事帰りの日にハヅキんも美味しそうに食べてくれたな、なんて思い出しながら、まずお酒のことが口をついて出た。
 それから、自然のイメージ、星の綺麗さにも、うんと他愛なく頷きながら――。]
(245) 2023/03/10(Fri) 20:05:18

【人】 厨房担当 ゲイザー


[やがて本決定>>239を受けて、キッチンに、パクチーのあの独特の芳香が出現することになる。
 苦手なお客様がカウンターにいると判っているので、パクチーの調理はなるべくキッチン奥のほうで。]
 
(246) 2023/03/10(Fri) 20:05:49

【人】 厨房担当 ゲイザー

[遠藤が洗っておいてくれた海老の殻を軽く煎ってから、水と料理酒を入れた鍋で煮だしていく。
 この時、前日の営業時にストックされた鶏ガラスープも一緒に注ぎ込んで。
 その間にレッドオニオンを薄切りに、小葱も短めにカットしておく。

 出汁が十分に出た辺りで海老の殻を取り出し、ナンプラーと塩、胡椒を加えてひと煮立ち。
 フォーの米麺は別の鍋で茹でておき、湯切りしてから麺用の白いどんぶりに移す。その上にレッドオニオンと小葱を載せてから、海老出汁と鶏ガラの効いたスープを注ぐ。
 これにライム果汁を搾って入れれば、まず、栗花落の分の一杯ができあがり。]


 よっし、ツユリんおまたせ〜!
 シンプルに玉ねぎに小葱だけのフォー、
 タイガーの鴨のリゾットのほうもあるから、
 さっぱりとした一杯で仕上げちゃいました。


[以前には栗花落がめっちゃ全部盛りで食べてくれた日もあったが、遠藤の一言>>233も受けて、麺の量は僅かに少なめに。]
(247) 2023/03/10(Fri) 20:12:56

【人】 厨房担当 ゲイザー

[それから、貝沢と栗栖の分のフォーも仕上げていく。
 もし栗栖からパクチー抜きの要望があったならば、まず彼の分から作ることにして――。]


( うーん…… )


[このシンプルなフォー、鶏ガラスープこそ入っているが、具材としての肉類はない。
 少しだけ考えてから、栗栖の分に特に何かしらの具材を追加する、ということはしないことにした。]


( お前まだ気があるのかよ…って見えてもアレだし。
  カッチと一緒のやつ、食べてもらいましょっと。 )


[あの時の貝沢の感謝に滲んでいるようにみえた、敬意と誠意。
 この目で間近に見た、にっとした笑み>>230
 それを裏切ってしまう敵にならぬように、と。]
(254) 2023/03/10(Fri) 20:25:56

【人】 厨房担当 ゲイザー


[そして、キッチン奥で、とても良い顔で。
 多めに用意したパクチーから茎を切り落とし、数多の葉をボウルに積み上げていく。
 何なら余った分は賄いにでもしようという勢いで。]
 
(255) 2023/03/10(Fri) 20:29:02

【人】 厨房担当 ゲイザー



 はい、お待たせ〜。
 さっぱり風味のシンプルなフォー、二丁上がり!


[貝沢と栗栖へのサーブは同時に。
 どちらも中身は栗花落に出したもの>>247と同じだが、
 その上に、少なくとも貝沢の方のフォーには、瑞々しく芳香強いパクチーの葉がこんもりと盛られている。
 流石にパクチーがフォー全体を覆い隠していることはなかったが、それでも、上面の4割くらいの面積は占めるくらいの多さだった。*]
(256) 2023/03/10(Fri) 20:36:27
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a50) 2023/03/10(Fri) 20:38:51

【人】 厨房担当 ゲイザー

[3人前のフォーをサーブして落ち着いたところで、そのフォーのオーダー主のひとりたる栗花落をカウンター越しに見遣って――。
 いつも通りのゲイザーの明るい笑顔のまま、話を切り出す。]


 あのさ、ツユリん。
 この前貰ったシュネーバル、どっちも美味しかったです。
 チョコレートのほうも美味しかったし、
 スタンダードのやつも――…うん、好きな味。


[粉砂糖がけの方の感想を告げようとした時、少しだけ言葉に詰まってしまったけれど、なんとか胸中の平静を保つ。
 それを口にした時の記憶>>47>>48が過るも――。
 たとえ栗栖の目の前で泣き出した時程にならずとも、客の目の前で「あんな風に取り乱したり」しない、と店長に告げたことは守ろうと意志した。]
(260) 2023/03/10(Fri) 21:09:11

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ツユリんにも、うちらのクッキー
 美味しく食べて貰えましたし、
 なんだか、美味しいものシェアし合ったみたいで
 嬉しいですね〜、なんて。


[お代の有り無しや、自家製か市販品か、といった相違はあったわけだが、それは置いて。]


 チケットのほうも、ありがとうございます!
 あの監督ひとの最新作めっちゃ見たかったんですよね〜。
 公開期間過ぎちゃわないうちに、なんとか観に行きます。
 そうだ、チケット2枚、貰ったから―――…
 
(261) 2023/03/10(Fri) 21:12:19

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ( 2枚貰ったから、……どうする? )


[言い出してから、急にその先の言葉が出て来なくなった。]


 ( どうしたいん、だろ。私。
   2枚。 誰に。 誰と。 …… )


[招待券という形でチケットをくれた、その映画の出演者である「セロ」を目の前にして――「出演されてるんですよね」とも言えぬまま。
 栗花落を見つめたまま、一瞬だけ、迷いを示すように笑顔は弱まって――]
(262) 2023/03/10(Fri) 21:14:58

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ―――とにかく、観ちゃいますね!


[ぱっといつも通りの明るい笑顔に戻してから。
 チケットの託し先をごまかす形で、これだけの返答に留めた。**]
(263) 2023/03/10(Fri) 21:15:28
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a51) 2023/03/10(Fri) 21:22:36