人狼物語 三日月国


80 【身内】とある天使の温泉旅行【R18】

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【人】 櫛田三四子

[私の恋人は優しい。

優しくて、いい奴で、面倒見良くて
ちょっとぶっきらぼうで誤解されやすいとこもあるけど、
辛抱強く向き合おうとしてくれる。
そう言うところが人としても異性としても好きだ。

だから彼がその気にならなくても
好意を持つ女の子は少なくないんじゃ…
じゃなくて、

あんまり態度悪いと流石に愛想尽かされてしまうかな。
天使の矢の補正ってどれくらいかかるものなの?
ちょっとやそっとで嫌われたりはしないかな、
でもありえないとも言い切れないし……]
(32) 2021/06/26(Sat) 19:24:40

【人】 櫛田三四子



はぁ……………


[さっきから溜息ばかりついている気がする。
思考は散漫な上に堂々巡りで、ちっとも結論は出ない。
自分はこんなに女々しい奴だっただろうか。

延々と考えていると冗談抜きで
のぼせてしまいそうだったので
自己嫌悪に陥りつつも湯船からあがる。

とにかく、だ。

何にせよこの状態は良くない。
良くないことは分かる。
せっかくの旅行を暗い気分で過ごすなんて、
自分も彼も望んでいなかったはずだ。]
(33) 2021/06/26(Sat) 19:26:22

【人】 櫛田三四子


……よし。

[何はともあれ着いたんだ。少し気持ちを切り替えよう。
身体を拭きながら内心そう決意する。

ぺたぺたと化粧水をつけ
長い髪をドライヤーでざっと乾かして
ヘアゴムで纏めポニーテールにする。

備え付けの浴衣は紺色の花柄で
赤い帯を前で蝶々結びにした。
下着は……一応この旅行のために新調したのは内緒。]
(34) 2021/06/26(Sat) 19:28:29

【人】 櫛田三四子


あれ。早いね。
もしかして結構待った?

[女湯から上がれば既に彼はそこに居た。>>28

結構長湯をしていたから
大分待たせてしまったかもしれない。

努めて明るい表情と声を作り
先に部屋に戻っててくれても良かったのに、
なんて言いつつ、自分も自販機で
棒付きのミルクアイスを買って。

取りあえずは一旦荷物を置きに部屋に戻るかな。**]
(35) 2021/06/26(Sat) 19:29:23

【人】 櫛田三四子

[暖簾をくぐった先で待っていた恋人は
アイスを咥えてぼんやり考え事をしているようだった。>>36
声をかければ目と目が合う。]

……………っ、

[照れたような表情と共に、呟きが耳に届く。
続く台詞―――の意味も察せてしまって>>37
元々湯上りで火照った顔が更に赤くなった。]

あ、ありがと。

宙もなんか雰囲気変わるね。 
……その、いろっぽいってゆーか。

[こうストレートに褒められると照れてしまう。
普段浴衣を着ることなんてそうそうないしね。
先程までのもやもやも一瞬忘れて、
はにかみながら指で毛先を弄った。]
(40) 2021/06/26(Sat) 22:17:19

【人】 櫛田三四子

[うん、大丈夫。
ちゃんといつも通り話せるし笑える。
そのことに自分で少しほっとした。

自分の意をどこまで汲んでくれているのかはわからないが、
彼の方も普段通り接することにしたようだ。>>38
ならばそれに甘えてしまおう。]

ん。 ……いーけど。
宙も後でなんか一口ちょーだいよ。

[チョコバーは既に食べられていた後だったので。
ミルクアイスを一口齧り、
彼の口元に向けてはい、と差し出しつつ。
ぶらぶらと歩調を合わせて部屋まで戻る。]
(41) 2021/06/26(Sat) 22:17:54

【人】 櫛田三四子

ん、そーだね。

私も今回は温泉で
のんびりメインのつもりだったから
そんなにガツガツ欲張る気はないんだ。

温泉街、いーね。
お土産の下見とかもしたいし。

[今日は特に着いたばかりだし、あまり遠出する気はない。
それに温泉街を回るのも温泉旅行の醍醐味だ。

彼の提案には快く頷き、
ポーチに財布とスマホ、貴重品を入れて肩からかけ
差し伸べられた手を取った。]
(42) 2021/06/26(Sat) 22:18:57

【人】 櫛田三四子



……なんか、手ぇつなぐのも久々な気がする。


[人肌の温かさが掌からじんわり伝わって来て、目元が緩んでしまう。甘えるように指を絡め、きゅ、と握って。**]
(43) 2021/06/26(Sat) 22:21:17

【人】 櫛田三四子

[冗談混じりに大きな口を開ける彼を
えーって顔して肘で小突いたり。>>44

揶揄うような言い分>>45には
それは否定できないけどさー
あくまで今はプライベートだからね、なんて返したり。

他愛ないやり取りをしながら
部屋まで戻り、再出発の準備をして。

手を握ればふいに彼が立ち止まったので、
不思議そうに首を傾げ。]
(47) 2021/06/27(Sun) 10:59:13

【人】 櫛田三四子

うん、そー…だね。

一緒に暮らしてると、
なかなか改まったデートって
する機会ないしね。

[照れ臭そうに笑う彼を見ていると
胸の内がじんわりと温かくなる。>>46

何せそのつもりで企画した旅行なのだ。
喜んでくれているのならやっぱり来て良かったな、なんて。
単純だけどそう思ってしまう。

自分の方は受付で草鞋を借りることにして、
手を繋いだまま温泉街へと繰り出す。]
(48) 2021/06/27(Sun) 11:03:20

【人】 櫛田三四子

さて、どうしよっか?

晩御飯も結構ボリュームありそうだから
あんまり食べ過ぎないようにしないとね。

[温泉街は観光地らしく
それなりに人で賑わっていた。

温泉卵にまんじゅうやせんべい、
ソフトクリームやコロッケなどなど、
所々に買い食いの屋台が出ていて、
食べるものには困らなさそうだが
後を思えばあまり満腹になるのは避けたい。
自分はそこまで大食いな方でもないし。

手を引く形で先を行き、
あっちこっち屋台を吟味し
良さげなものがあれば立ち止まるつもりで。**]
(49) 2021/06/27(Sun) 11:06:55

【人】 櫛田三四子

そうそう。
私たちの場合、結構すぐ
一緒に暮らし始めたから余計ね。

格好が変わるとまたちょっと別人みたいに見えるだろ。
......惚れ直した?なーんて。

[そんなやり取りもありつつ温泉街へ。

もともと観光地で物色するのは好きな方。
色とりどりの屋台に目移りしてしまうけど、
あまり欲張るのも宜しくない。

うろうろしながら迷った末、
温泉まんじゅうとせんべいを買うことにした。
分けやすそうだしね。

茶色い饅頭の皮をふたつに割って、
はふはふしながら片方を頬張る。
もう片方は彼にあげよう。おせんべいも同様に。]
(52) 2021/06/27(Sun) 15:52:25

【人】 櫛田三四子

[そうこうしながら歩いていると
ふいに彼が足を止めた。
振り向いた視線の先にあるのは一軒の土産物屋。
綺麗なガラスの工芸品が軒先にも飾られており目をひく。

この季節なら風鈴もいいよね、と思ったけど、
彼が気になるのは物作り体験コーナーのようだ。
興味津々、といった様子にくすりと笑って]
(53) 2021/06/27(Sun) 15:55:29

【人】 櫛田三四子

へえ。
自分で作ったりもできるんだ。
面白そうだね。

よし、やってみようじゃないか。
どっちがうまくできるか勝負しよう。

[まあ、とは言え向こうはプロの専門職だ。
勝てる気はあんまりしないけど。
気合いは負けないぞとばかりに口角をあげて**]
(54) 2021/06/27(Sun) 15:57:29

【人】 櫛田三四子

軽口に噎せる姿をにまにま眺め。
コロッケと温玉シェイクの方も一口ずつ分けてもらう。
さくさくした揚げたてコロッケの食感を楽しみながら、
帰りの土産の相談などしてみたり。

そうして土産物屋の前で勝負を持ちかければ
彼も乗ってきてくれたので]

ふふん、いーよ。
じゃあ私が勝ったらマッサージでもしてもらおっかなー。
デスクワークだと肩凝ってさ。

宙が勝ったらどうすればいい?
なんか聞いてほしいことある?

[などと尋ねつつ店内へ。
二名体験希望の旨を話せば快くテーブルの方へと案内された。]
(59) 2021/06/27(Sun) 22:10:42

【人】 櫛田三四子

宙、結構こういうとこ
一人で参加しにくるんだ?
仕事でもこういうのやってるの?

[口調が慣れた感じだったので、なにげなく尋ねる。
美術制作会社で道具を作っていることは知ってるけど、詳しい内容までは知らないし。
付き合って一年、といえどまだまだ知らないことはある。

色とりどりのガラスビーズを眺めて吟味していると
お互い作って交換しようという提案。
口許を緩めると頷いて]
(60) 2021/06/27(Sun) 22:13:49

【人】 櫛田三四子


うん、いーよ。お揃い。
ストラップだったら気楽につけられそうだしね。

[初旅行記念としてはなかなか悪くない感じだ。>>57

この色私の羽根っぽくない?とか
宙の鞄につけるんだったら
あんまり可愛くなりすぎない方がいいかなーとか、
あれこれと吟味しながら思い思いのビーズを摘まみ、
ちまちまと作業に勤しむ。

出来上がったフュージングガラスは
青をベースに白いビーズを重ねて空模様っぽく。
たぶん出来は23点くらいかな。]
(61) 2021/06/27(Sun) 22:26:43

【人】 櫛田三四子


う、結構難しいな。
ねー宙、ここって……

[簡単なようで手先の器用さを要求される。
慣れない作業に悪戦苦闘しつつ。

恋人に声をかければ
真剣に作業に集中しているようだった。>>58
気付かれていないのをいいことに
まじまじと横顔を盗み見る。

…たぶん、仕事中もこんな感じなんだろうな。
本当に物を作ることが好きなんだろう。
真剣な表情は魅力的に映る反面、
少しだけ寂しいような気もしてしまう。

せめて今くらいは仕事のこと
忘れてくれてもいいのになあ、なんて。
]
(62) 2021/06/27(Sun) 22:44:38

【人】 櫛田三四子


(………って、心狭! 
 楽しい旅行にするって決めたばかりだろ私)


[いつもはこんなこと考えないのに!
1人で百面相していると不意に視線があって
色んな意味でドキッとしてしまった。]

…、そっかあ。
宙はいい感じに出来た?

[照れ臭そうにはにかむ顔を見ると
それ以上何も言えなくて言葉は飲み、
曖昧に笑顔を浮かべて相槌を打つ。

身体ごと顔を寄せて手元を除き込めば
彼の作品はどうなっていただろうか。

自分の完成品が微妙だったのは
多分色んな煩悩のせい。**]
(63) 2021/06/27(Sun) 22:47:42

【人】 櫛田三四子


ああーー、そういうのは何となく分かるよ。

街中で珍しい物見つけたり面白い話聞くと
これを記事にするならどんな感じにするかなーって
つい考えちゃうみたいなのはあるね。


[なんて相槌を打ちつつ、交換条件には承諾して。>>64]


…って失礼だなあ。
見てろよ。周りが羨ましがるようなのを作ってやるものね。


[見本を見ながらわいわいとビーズを選び、作業に勤しむ。
大きな口を叩いてはみたけれど思うようにはいかなくて
彼の方を覗き込めば可愛らしい花模様を作っていた。]
(69) 2021/06/28(Mon) 11:51:21

【人】 櫛田三四子

あ、いいね。かわいい。
溶けて崩れたら味があっていい感じになりそうだね。


[多少歪さはあれどちゃんと何を作っているかはわかるし。
自分のと見比べてむう、と複雑そうに眉を寄せる。]


ううんそーーかなーーーー
白いビーズは羽根っぽくしたかったんだけど
ちゃんとした形作るの難しいね。

………やっぱこーゆーのは宙の方が上手だなあ。
悔しいけど………


[変なもの、なんて言った割に
優しい言葉をかけてくれる彼だけど。>>67
比べるとどうにもぐちゃっとした
不思議な模様になってしまった。
2人で吟味しただけあって色合いは綺麗だけどね。]
(70) 2021/06/28(Mon) 11:52:51

【人】 櫛田三四子

[納得はいってないが初めてだしこんなもんか、仕方ない。
ともあれ出来上がりは帰った後のお楽しみだ。
完成品を店に預け、店を出ようとしたあたりで
ふいに彼が此方を向いた。]


 へ、

[ずいっと真剣な顔で覗き込まれて
思わず虚をつかれた声を出す。
そんなに顔に出ていただろうか。

…というよりは彼が聡いのか。
凹んでる時や怒ってる時は
いつも気付いてくれるから。

今までそう言う所に救われて来たけれど… でも、今は。
誤魔化すように口元だけでへらっと笑って。]
(71) 2021/06/28(Mon) 11:55:32

【人】 櫛田三四子


……あー、ううん、そーかも。
ちょっと集中して作業したからさあ。
気力切れちゃったかも。


[案じてくれる声色も、触れる指先も温かい。

心を透かそうとするような瞳に
落ち着かなく視線を彷徨わせ
眉を下げてもじもじと指先で髪を弄る。]
(72) 2021/06/28(Mon) 11:59:14

【人】 櫛田三四子



……………………、 あの、さ、


[間に耐えかねて口を開いたけど、
やっぱり続く言葉は出てこなくて。

飲み会の事も、ここに来るまでのことも、今もそう。
だって言ってもどうにもならないことだし
別に彼に制限をかけたいわけでもないし。

重箱の隅をつつくようなこと、
言いたいわけじゃなくて。………。]
(73) 2021/06/28(Mon) 12:26:05

【人】 櫛田三四子

[少しの間のあと、勢いよくぱっと顔をあげる。]

さて、じゃあそろそろ戻る?
約束通り膝枕してあげるよ……って、あ、そうだ。

その前に浴衣姿で写真撮っていこうよ。記念にさ。
すみませーん、ちょっといいですかー?

[言うや否や通りすがりの観光客に声をかけ、
温泉街をバックにツーショットで
記念撮影をして貰うことにする。

その後は特に気になるものがなければ戻るつもりだけど、
夕食の時間までにはまだ少し余裕があるから
ぶらぶらするならそれはそれで付き合うだろう。**]
(74) 2021/06/28(Mon) 12:49:28

【人】 櫛田三四子

[当たり障りのない言い訳と笑みで
どこまで誤魔化せてるかはわからない
…っていうか、多分誤魔化せてない。
小さく落ちた溜息と呟きがその証拠で。>>75

でもそれ以上言える言葉も浮かばなかったから、
空気を変える意図もあって写真撮影を提案してみる。
自分の方はピースサインで笑みを浮かべたけれど、
ちらりと横顔を盗み見れば仏頂面していて。>>76

スマホを返して貰って礼を言うや否や
ぐいっと手を引かれて小走りに歩き出す。]
(79) 2021/06/28(Mon) 23:40:31

【人】 櫛田三四子


………宙?


[短い言葉からはどことなく
怒ってるような雰囲気も感じられて。>>76

なにさ、こっちがせっかく
楽しくしようとしてるのに、なんて内心ごちる。

お互いむすっとして無言のまま、
引き返す道を黙々と歩き、旅館の方へと*]
(80) 2021/06/28(Mon) 23:41:16

【人】 櫛田三四子

[そんなわけで部屋に戻ってきた。
空気はここに着いた時みたいにぎこちなくって
うわー嫌だなーって思ったけれど、
促されて渋々座布団の上に座る。

自分の態度に言いたいことが
あるんだろうなとは察してたから、
彼の話を最初は黙って聞いていたけど。
言い方に思わず眉を吊り上げた]


……な………っ
なにそれ、別に楽しんでないわけじゃ………


[そりゃ思う所がないわけじゃないけど、
笑って過ごそうと思って何が悪いのさ。
言いかけた台詞は謝罪で遮られた。

触れる掌に毒気を抜かれてしまって、
若干むくれた顔のまま続きを聞く。]
(81) 2021/06/28(Mon) 23:42:44

【人】 櫛田三四子


………………………、


[真剣な表情で見つめられると
不覚にもドキリとしてしまって。

ああそう言えば、
付き合い始めた時に
そんな話もしたっけって思い出した。

嫌なことしたら言ってほしい、
我慢なんてしないでほしい、
一緒に幸せになりたいから……
そんな風に言ってくれた彼に
嫌なことあったら遠慮なく言うとも返した。

確かにこの件に関しては彼に分がある。
茶を一口飲み、観念したように深く溜息をついた。]
(82) 2021/06/28(Mon) 23:43:19

【人】 櫛田三四子


…………………べつに、

宙が頼りないとか信用してないとか、
そーゆーわけじゃなくてさあ……。


[拗ねたようにそっぽを向いたまま。
ぼそぼそと口火を切る]


だって、………言っても仕方ないじゃん。

騙されて飲み会に連れてかれたのも、
仕事が忙しくて、それで寝落ちちゃったのも
宙別に悪くないんだから、蒸し返しても仕方ないし………


[そう、悪くないからこそ感情の行き場が無くて。
自分が酷く小さいことを気にしているみたいで。
言い訳みたいな口上は自然とだんだん小さくなる。

あーーーー言いたくないな。言いたくない。
じわじわ顔に熱が昇っていくのが分かる。
でも話すまで解放してくれる気はなさそうで、
もう一度はああ、と溜息をついた。]
(83) 2021/06/28(Mon) 23:44:14