人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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視点:


【人】 童心 クロノ

いつも通りの、朝食の時間。
いつも通り上回生に連れられて食堂にやって来たけれど

「…………?
 あれ……、テラくん……は?」

いつも早く来て配膳に勤しんでいる筈の
小等部仲間の姿が見え無いことに、目を瞬く。

他にも見えない顔は、二つあるけれど。
滲んだ汗が、頬を滑り落ちて行く。

「…………、う、ううん。
 体調が悪くて、休んでるだけ……だよね……?」


小声で呟く頭の中、
『神隠し』という言葉が、ただ過ぎった。
(0) 2022/05/02(Mon) 21:08:39

【人】 童心 クロノ

「…………」

ラピスに宥められても、不安は和らがない。
不安と恐怖と、色々な気持ちを交ぜた顔は少女の形を保って
声も出さずにバラニに続いて配膳を手伝い始めた。
動いた方が、悪いことも考えなくて済む。
(5) 2022/05/02(Mon) 21:37:49

【人】 童心 クロノ

「……う、ううん……」


褒められれば、小さく笑って頭を横に振って
暫くそのままお手伝い。
その要望が少女から変わらないのは、
不安が拭い切れてない事の証左だった。

お手伝いを終えれば、
ちょっとだけでも食事をすることにした。
(10) 2022/05/02(Mon) 21:57:54

【人】 童心 クロノ

「…………」

席に着いたはいいけれど、
大好きな角食パンも余り喉を通らない。
ミルクで飲み流して此方も食事は程々に、
小さな会釈だけして食堂を立ち去ったのだろう。
(14) 2022/05/02(Mon) 23:13:59
クロノは、照れる様に頬を赤らめて、頷いた。
(a34) 2022/05/04(Wed) 20:11:50