人狼物語 三日月国


198 【突発身内RP】明日世界が滅びるとしても僕たちは旅に出たい

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【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 また、 」


  伊緒の口から気軽に零された未来の約束>>121
  また。またはあるのだろうか。
  ある、と信じて良いのだろうか。

  いちご味のアイスクリームを頬張る。
  口の中で蕩けていく酸味と甘味。


   「 うん、また。 」


  また会おうね。
  約束を確かめるように呟く声色は
  決して完全に晴れ渡ってはいないけれど。

  得たものを大事に抱えるような
  そんな響きをしていた。
 
(139) 2023/02/07(Tue) 8:26:59

【人】 伊豆浦帆稀

 

  伊緒と栄純からホワイトデーのお菓子を貰ったかな。
  大地がまひろの分を用意していて、
  皆で食べたのならそれで
  約束は終わりだと思っていた>>30

  まどろんだり思わず目を閉じてしまったり。
  疲れはしていても、旅を惜しむように
  誰かが寝ていても話す声は止まらずに。

  大地が寝ている中も普通に話していれば
  突然叫び声を上げたから驚きに肩が跳ねた>>127

  少ししてくすくすと笑ってしまう。


   「 うん、滅びないと、いいね。 」


  同意を返せるくらいにはやっぱり
  未来には続いてほしいのだろう。
 
(140) 2023/02/07(Tue) 8:27:08

【人】 伊豆浦帆稀

 

  たどり着いた終点、終わりの時間。
  LINEは出来ても、それぞれ次への準備で忙しくなる。
  これから顔を合わせることは少なくなって
  やがて何ヶ月も会わない日が出来るのだろう。

  僅かに感じる寂しさを胸に、一人、また一人と別れて
  大地とは道が一緒だったか、暗いから>>122
  送っていってもらっていたか。


   「 ……? もう貰った、 」


  よね?

  首を傾げたけれど、渡されたから素直に受け取る。
  可愛らしい型で抜かれたクッキーと、
  花模様の描かれたしおり>>130

  期待して、と言ったからにはということで
  特別に用意されたのだろうか。
  傾げた首を戻して勝手に自分で納得して。
 
(141) 2023/02/07(Tue) 8:27:15

【人】 伊豆浦帆稀

 

  楽しかった。また行きたい。
  そこまでの言葉に、素直に頷きを返す。
  好きという言葉にも、長くいたいという言葉にも
  会いに来て良いかという言葉にも頷きを返す。

  未来で同じ気持ちが続いているとは限らない。
  私も、大地も、他の皆だって。
  それでも今一緒にいたいと願う心は
  きっと嘘じゃない想いだから。

  案の定な思考回路は
  頭の悪い大地にもしっかり認知されていた>>131

  だから次の行動は全く正しい。
  誤解の生じる隙間のない言葉は
  随分大きな声に感じたけれど、もしかしたら
  そこらの家にも青春の音として聞こえたかもしれない。
 
(142) 2023/02/07(Tue) 8:27:22

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 ………………? 」


  しかし、誤解がないからといって
  飲み込めるかというと話が違うのだ。

  全く考えもしていなかった方向からやってきた
  ストレートボールに、私は握られた手をそのまま
  真っ赤な顔をした大地を見つめていた。
 
  そうして一つ言葉を落とすのだ。
 
(143) 2023/02/07(Tue) 8:27:33

【人】 伊豆浦帆稀

 


   「 お断りします…………? 」

 
(144) 2023/02/07(Tue) 8:27:45

【人】 伊豆浦帆稀

 

  疑問形なのは未だに内容が
  認識しているもので正しいのか不明なため。

  この場に誰かがいたのなら
  間に立ってくれたかもしれないけれど
  残念ながら一先ず今間に立ってくれることは
  なかったのだろう。

  大地の反応はどんなものだろうか。
  うーんと悩むように唸った声は
  それでも握られた手を振りほどかない。


   「 えっと。 」
  
 
(145) 2023/02/07(Tue) 8:27:55

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 恋の話だよね。 合ってる?
     わたし、恋ってよくわからなくて。 」


  幼い頃から男女別け隔てなく接してきた。
  それは性差が出来ても
  思春期と言われる時期になっても
  全く変わることはなく。

  男と女が違うことは知っていた。
  恋というものも、結婚というものも、知識として。

  でもそれは自分にとって遠いものだった。
  膜を貼ったように、どこか違う世界の話。


   「 ええと、だから。 」
 
(146) 2023/02/07(Tue) 8:28:06

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 想いには、応えられないかも、しれない。
     一緒になったら、大地が苦しむかも。

     ……だけど。 」
 
(147) 2023/02/07(Tue) 8:28:17

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 もし。 それでいいのなら。 」


  お付き合い前提の結婚は断るけれど
  一緒にいること自体はできると思うので。

  つっかえながら、悩みながら。
  それでも真面目に考えた言葉たちを

  彼がどう受け取るかは、神様と
  楢崎 大地だけが知っている。**
 
(148) 2023/02/07(Tue) 8:28:36

【人】 織田 まひろ

 


 必要最低限だけ持って出かけた私たちの手
 帰りは随分と荷物が増えた。

 家族へのお土産、自分へのお土産。
 みんなとお揃いの雑貨に、
 何に使うかわからない工芸品。
 たくさんのパンフレットと、特別な入場券。
 それから、男子たちからもらったホワイトデー。
 
 私たちの旅のしおりは、
 たくさんの折り目がついている


 
(149) 2023/02/07(Tue) 8:33:20

【人】 織田 まひろ

 


 そんな旅も、あとわずかで終わってしまう
 おうちに帰るまでが遠足ですよ、って
 そんなことを昔はよく言われていたけど

 できることならこの先も、またその先も
 ずっとずっと、旅が続いていたらいいのに、
 私は、心から、そう思う


 
(150) 2023/02/07(Tue) 8:33:35

【人】 織田 まひろ

 


 明日世界が滅びるとしても旅に出たい

      
     まだ制服に身を包んでいた頃
     そんなことを言い出したのは誰だったか

     でも今はこうも思う


 明日世界が滅びなくたって旅に出たい


     ──── もちろん、また私たち5人で。


 
(151) 2023/02/07(Tue) 8:34:01

【人】 織田 まひろ

 


 私たち5人の歩幅は一緒だ

 それでも伝えたい言葉、伝えたい想い、
 立ち止まりたいとき、振り返りたいとき。
 そうしてほんの少しずつ微妙に、
 歩む場所は、変わっていく。

 それでも「またね」って言えるから
 それでも「またね」が叶うと信じてるから

 ほら、人生だって、帰り道だって同じ

 
(152) 2023/02/07(Tue) 8:34:14

【人】 織田 まひろ

 


 みんなと別れたあと
 何か大きな声が聞こえてきた気がして、
 私は何か起きたのかと振り返る。>>-134>>141

 その言葉が聞こえたのかはわからない
 その表情が夜の帳の中で見えたのかもわからない
 そもそも、もう道を曲がった後だったかもしれない。

 花冷えの風が頬を撫で
 私はまた前を向いて歩きだす。

 その顛末は神様とふたりだけが知っている。
 それでいい。今は、それでいい。
 
だから、あとで教えてね。


 
(153) 2023/02/07(Tue) 8:34:41

【人】 織田 まひろ

 


 私たちの旅はこれでおしまい。
 
 18歳、成人。
 これから私たちは大学生。

 一か月というXデーを超えて、>>0:22
 これからまだ、私たちの寿命は続いていく


 
(154) 2023/02/07(Tue) 8:34:59

【人】 織田 まひろ

 


     ────→

 
(155) 2023/02/07(Tue) 8:35:22

【人】 織田 まひろ

 


 それからほんの少しだけ時間は過ぎた
 私たちは新生活を始めて、
 以前よりかは連絡を取る頻度は確かに減った
 それでもあの日のようにくだらないやり取りはするし
 帆稀とはときどき会ってお茶だってしている。

 机の中、懐かしいそれを取り出したのは
 ほんの気紛れ。

 旅のしおりの、1ページ。
 楢崎が書いた、あの謎メモが貼ってあるなら>>1:68
 大学進学、かっこよく働く、なんかいい未来、世界滅亡
 そんな言葉に笑った上で、筆記用具、赤ペンを取り出す。

 
(156) 2023/02/07(Tue) 8:36:16

【人】 織田 まひろ

 


 まずは世界滅亡に大きなバツ印。
 それから未来は無限大、に大きな花丸を。

 
    よくできました。
    なんかこんなこと前もあったなって
    あの日が随分と懐かしい。


 
(157) 2023/02/07(Tue) 8:36:33

【人】 織田 まひろ

 


 そんな時かな、
 もしもこんな連絡が来るのなら ──── 、


 
(158) 2023/02/07(Tue) 8:36:45

【人】 御旗栄純

 


『 久しぶりー、今年の夏休み、
  またみんなで旅行にでも行かない? 』


 
(159) 2023/02/07(Tue) 8:37:06

【人】 織田 まひろ

 


 私は、少し悩んで、
 獅子が「いいね」って言ってるスタンプ
 あの時のスタンプ、もう少しだけ使わないと
 なんだか元取れてない気分になっちゃうでしょ?


 
(160) 2023/02/07(Tue) 8:37:26

【人】 織田 まひろ

 


     前言撤回。>>154
     私たちの旅も、青春も、
     まだまだきっと、終わらない。 **


 
(161) 2023/02/07(Tue) 8:37:47

【人】 伊豆浦帆稀

 

  ちなみに。いつか考えていたように
  引っ越し前に伊緒に餞別は渡した。
  これは旅行の終わった後の話。

  なにがいいか考え、悩んで。
  渡されたのは


   「 はい、これ。 」


  手のひらサイズの木彫りの熊だ。
 
(162) 2023/02/07(Tue) 8:41:00

【人】 伊豆浦帆稀

 

  家のことは知っているので、もしかしたら
  もっと立派なものを見ているのかもしれないが
  食べてなくなるものだと寂しい
  身につけるものは学生が買えるものだと
  そこまでいいものにはならない。

  そうした思考を経由しての結果である。
  魚を咥えた木彫りの熊。
  

   「 わたしだと思って大事にしてね。
     気に入らなかったら捨てていいよ。 」


  写身というのに気軽に捨てろとも言う。
  伊緒の形を忘れないように手を取れば
  なでなでと撫で擦って別れを惜しんでいた。**
 
(163) 2023/02/07(Tue) 8:41:06

【人】 楢崎大地

「はぐあ!!!?」


  
      俺の決死の言葉への返事は……NO!>>144
      そんな!!?俺、どうすれば!!?
      恥ずかしいし、しおしおしてしまう!
      そうやってうろたえてる中でも
      まめちゃんの手は握ったまま、
      彼女が選ぶ言葉を聞いた>>145>>146>>147
(164) 2023/02/07(Tue) 8:47:41

【人】 楢崎大地


  『もし。それでいいのなら』>>148

         そういって、しめくくられた
         しめくくられたってことは。
         
       泣き出しそうな顔のままのフリーズ
       はてな?という顔のフリーズ
       は!!!!という顔へと一気に変わり

  
 「っっったりめーーーじゃん!
      俺が!まめちゃんといることを
       後悔する男に見えると思うかあ!?
         へへへへ、これからもよろしくな!!」



      そして、溢れんばかりの満面の笑みを君に。
(165) 2023/02/07(Tue) 8:51:59

【人】 楢崎大地


「   世の中にゃ、楽しいことが
    たっくさん待ってっぞ!!!   」


        まめちゃんの手を引く。
        恋愛初心者と、恋愛分からぬもの同士
        それはほんとにお付き合い?と
        言いたくなるような、いつも通りの
        日々ややり取りをきっとする。

         そんなことも楽しみなのさ。
           どんなことも、楽しみなのさ!
(166) 2023/02/07(Tue) 8:55:06

【人】 楢崎大地



   ……そして、ほんの少し、時間が経つ。

      まるで、恒例みたいなあのお誘いと>>159
       かわいいかわいい獅子のスタンプ>>160

            俺の答え?決まってんだろ!
(167) 2023/02/07(Tue) 8:57:08

【人】 楢崎大地

  

 『 いいじゃん。海とかキャンプいきたくね?

      あ、いっそ無人島とかどうよ?ჱ̒  ー̀֊ー́ ) 』

       
    ここからまた、新たな旅行計画がはじまる!
      未来は続く、どこまでもどこまでも!!!**

   
(168) 2023/02/07(Tue) 8:59:50