【人】 寡黙 エミール>>5 ディルク 「……俺は無愛想で好かれるタイプではないと思うが……」 ただ、子供には好かれやすかった。 小動物という興味を引くものがいたというのも大きいだろうが、遊んでやるのは苦ではなかったから。 見えるものが違う……か。 確かにそうかもしれない。 実際、自分はその時の今をきちんと見れてなかったようにも思う。 「……これから、か」 難しい質問だなと思う。 少し前ならYESと頷いていたことが、今ははっきりと答えることが出来ない。 それくらいはあの孤児院が気に入っていたらしい。 「どちらを選んでも、――少なからず後悔することになりそうだ。……俺は」 (6) 2024/02/12(Mon) 2:36:42 |
栄枯 プリシラは、メモを貼った。 (c1) 2024/02/12(Mon) 4:30:33 |
栄枯 プリシラ(匿名)は、メモを貼った。 2024/02/12(Mon) 4:39:55 |
【墓】 栄枯 プリシラ「きっとなんでもできるわ 女の子 すてきな魔法が 花ひらく あまい夢をみせて 目も心も奪っちゃえ」 広場の中心で楽し気に、子どもっぽい唄を口遊む。 野次馬を遠ざけるため幻惑作用のある花の香を漂わせ、 蔦でこっそり帰す魔法を編み、それらを痣の無い人だけに。 一日頑張ってそこそこの庭を緑で一杯にする、 魔女の力を最大限に生かした舞台作りだ。 「ミラクルプリシラフラワリラ! かわいい花の魔女、プリシラにな〜れ!」 くるりと翻って決めポーズ。 それはひとつの呪文。自分の中のギャップを埋めて、 夢を全力で楽しむ、まるで自己暗示じみたような。 「……な〜んてっ! 本当に、なんでもできたらよかったのにね」 そして、これから生きる現実には必要ないもの。 飽いた子供のように腰を椅子の上に投げ出す。 #パーティ会場 (+2) 2024/02/12(Mon) 6:16:20 |
【墓】 栄枯 プリシラ「もう、好きな人の心を手に入れられるわ。 色んな病気を和らげるための素を育てられるし。 ふわふわ飛んでいくことだって簡単なのよ!」 出来ることを指折り数えて、 昔から積んできた時間の一つ一つを振り返る。 「でも、それでも──魔法の世界からは出られないのね」 あーあ。なんて。やはり割り切れないことは多い。 まだまだ叶えたい夢はあったのだ。 それらを捨て去るにももう少しだけ時間が必要だった。 「魔法の国に帰って行ったあの子も…… もしかしたら、そうだったのかしら?ふふっ」 自分が魔女を名乗りたいと思った切欠の相手に想いを馳せる。 彼女もまた、幾つもの挫折を経験したのだろうか。 踊り、歌い、独り言。一人遊びの手段は豊富である。 #パーティ会場 (+3) 2024/02/12(Mon) 6:16:46 |
【人】 遊蕩 ディルク>>6 エミール 「無愛想だから嫌われるって訳でもないでしょ。 僕みたいな人間こそそちら側だよ」 子供や動物は鋭い。故に貴方が優しい人間と気づける訳だ。 素直さも、気付く力も、人全てに備わるものではない。 それが貴方という人間の良さの一部なのだろう。 返事を待つ間、すっかり空になった手元の飲み物の缶を握り、 意味もなく音を鳴らす。 「……そっか、まぁ」「難しいよね、納得のいく答えって」 互いの事情は知らない。互いの思いは知らない。 ただ、似ているのかもしれないと感じることは出来た。 「選択には後悔が付き物だ。…見つかるといいね、答え」 「僕は、………そういうの、苦手だからさ」 (7) 2024/02/12(Mon) 7:42:05 |
【墓】 宝石集め カリナ>>5:17 アンジュ 「へぇ、可愛い。 いいね今度その髪にあうバレッタでも作ってあげようか」 髪型のイメージチェンジをするのかもいいかもしれないと提案しながらひとまず歩を進めた。 賑やかな声に包まれて、目を細めながら紙袋の中身を渡しつつ屋台群を横切っていく。 時折魅惑的な串焼きや色鮮やかなフルーツに視線を奪われてくすくすと声を出して笑った。 「そっか、祭りがいい機会になったかな。 私も店のやり方変えようと思っているんだ」 「どっかの街でちゃんとした店構えようかなって」 一度あなたの前で見せた切羽詰まった表情とは打って変わった顔には何が見えているだろう。 堅苦しかった愛想なしが砕けたように笑みをこぼしていた。 少し前にも、女友達であるあなたには見せはしていたかもしれないが。 「アンジュはどう思う? 間接的にとはいえ、私はどこか遠くに行かなくなったわけだけど」 (+6) 2024/02/12(Mon) 13:11:56 |
ディルクは、「……ああ、そうだ」 (a1) 2024/02/12(Mon) 13:45:29 |
【置】 遊蕩 ディルク視線は面倒だし苛立ちがないかといえば嘘になるが、 それを感じて楽しまないのも損をしているようで腹が立つ。 だから、らしさをもって楽しむことにした。 昨日と今日の違いは、ただ、それだけ。 (L0) 2024/02/12(Mon) 14:00:14 公開: 2024/02/12(Mon) 14:00:00 |
ファリエは、ずっと真昼に輝く星を夢に見ていた。 (c2) 2024/02/12(Mon) 20:34:08 |
ファリエは、ずっと醒めながらに夢を見ていた。 (c3) 2024/02/12(Mon) 20:36:17 |
ファリエは、ずっと を見たかった。 (c4) 2024/02/12(Mon) 20:40:40 |
【人】 薄荷 アンジュ>>+6 カリナ 「おぉ、本当ですか。色々と自分を変えたり彩ったりするの、ちょっと楽しいかもって思ってきているんです」 己の長い髪も幾らでもアレンジしようはある。試してみるのも楽しそうですと続けながら歩いていく。 袋の中身のそれを受け取り、香ばしい匂いのするクリームパンを手にもぐもぐと食べ歩く。 周囲の屋台や香しいにおいのするものにつられて、我慢できずにちょいちょいと屋台を巡って食べ歩きできるものを買っては食べる等していた。 「そう、ですか。 ここではないどこかで……お店をですか。 ……会えなくなるわけじゃあ、ないんですよね。またひょっこり顔を合わせる機会もあると、嬉しいですが。 その、憑き物が落ちた……みたいなお顔をされている気がして」 あの時取り乱していたあなたは、どことなく穏やかで。 あまり見る機会はなかった笑顔がはっきりと、目の前で向けられていて。友達同士ではあるけれど、少し見慣れない。 「こう言って良いのかは分からないんですけど。 ……少しだけ安心しています。良かったって思っています。心の底から、私は安堵しました。 カリナさんが望んでいたことではなかったと思います、けど」 少し俯き加減に、どこか申し訳なさそうに上目遣いであなたを見る。 (8) 2024/02/13(Tue) 1:04:18 |
【人】 寡黙 エミール>>7 ディルク 「それはまぁ……そうかもしれないが……。 アンタは人に好かれて生きてるのだと思っていたんだ」 好かれるにしたって対象がまるで違うだろう。 そもそも動物と孤児院の子供と村の老人としか関わってこなかったので、世間一般的な好感度の得やすさというのがいまいちわかってないかもしれず。 世間知らずと言われても仕方ない。 「答えを見つける約束をしてしまったからな……」 誰と、とは言わず。 どうするべきなのか、それは最終的に直面してしまわなければ、きっと答えなど出ないに違いない。 「……アンタも、いつか何かしら決断は下さないといけないんだろ。 お互い様、だな」 事情はわからずとも。 この痣を得てしまった時点で、この憂いで……何となく、そう思ったのだ。 (9) 2024/02/13(Tue) 2:25:47 |
【墓】 宝石集め カリナ>>8 アンジュ 「よかったアンジュなら何でも似合う。 髪も肌も私にない色ですてきだから飾り付けたかったの」 勇気を出した言葉に快い返事が返ってくれば自然に表情も緩む。 いつもあなたは拒否から入らず話をしようとしてくれていたのに、 断られる前提で緊張してしたのは悪い癖であった気がするな。 一緒に冒険していた時よりも、互いの距離は近くなった。 そう感じているのは自分だけじゃないといいのだけれど。 「んーそうね、はっきりいって今も不満はある。 続きは大声で言うことじゃないから、あっちに座ろうか」 人ごみから避けて視界に人々が見えるベンチに誘う。 だってあなたの俯いた顔を見たくないから。 そう手を引いて、座らせれば同じ位置で目線を合わせてみせた。 → (+8) 2024/02/13(Tue) 4:51:35 |
【墓】 宝石集め カリナ>>8 >>+8 アンジュ 「私あの時言ったように、 私じゃない人が光ればいいのに思ってた」 そろそろいいだろう。既に聖女の痣が光るものも既に大半。 むしろ貰えていない方が落ち込んでいるようにも見えてきたし、祭りの終わりが見えるこの日もあなたの身は無事だったから。 それでも言葉選びは少しだけ慎重になる、この痛みが自分だけのものじゃないってわかってるし。 「祝福だってみんなは思っているけれど。 ……この痣が光らなかったら、助かる子がいたの。 どこかに閉じ込められた女の子。 今でもあの子は外に出たいんだって感じる」 「私、その子の事本当によく知ってて、大事で。 だから直ぐに思ったのが助けなきゃだった」 決してお人よしの話ではない。 ほんの少しだけ認識をずらした例え話、誰かが淘汰されて誰かが生きているお話。 自分の人生の加害者に大事な人を入れずにすんだ、そんな都合のいい展開で栞が挟まれて止まっている。 「うまくいけば私が閉じ込められて、その子が助かる。みたいな。 ずっと心配してくれたのに無茶言っててごめん……。 頼りないわけじゃないわ、ずっと助かってたしこれからも助けて欲しいと思ってる。 だから気にしないで、えっと、……傍にいてくれるかな」 (+9) 2024/02/13(Tue) 5:08:26 |
ディルクは、アンジュを見送り、自らは広場に向かうことなくまたどこかへと歩き出した。 (a2) 2024/02/13(Tue) 11:59:07 |
ダーレンは、少し考えた後、シヴァの姿を探している。 (c5) 2024/02/13(Tue) 21:43:33 |
【人】 遊蕩 ディルク>>9 エミール 「ああ、そういうこと。…誰にでもいい顔はするけどね。 それを好ましく思わないやつはちゃんといるよ」 好感度は目に見えないから理解し難いのは確かに。 しかも普段は別の場所で暮らしているなら尚のこと。 だからこそ素直でいられるのかも。 「……ふぅん?随分と難しい約束したんだね。 まあすぐに出さなきゃいけないわけでもないんでしょ?」 それならもう少しくらいは時間があるし。 悩めるだけ悩んで最後に答えを出せばいい。 …人のこととなると簡単に考えられるのだがどうにも。 決断という行為から逃げてきた代償というやつだろう。 「…んー、いやなお互い様だ」 「けど、そうだね。お互い後悔少なめにいられるといいね」 (10) 2024/02/13(Tue) 22:48:41 |
【人】 薄荷 アンジュ>>+8 >>+9 カリナ 「ふへへ……ありがとうございます。そう言って頂けて……。 カリナさんも身に着けましょうよ。きっと似合いますから」 何となくぎこちなかった雰囲気が和らいだ気がして、肩を撫でおろす。 一人の未熟な人間であると同時に己は一端ながら商人だ。多少意固地になったり頭でっかちになることはあるけど。 あなたは思いつめすぎたり抱え込み過ぎるきらいがあるけれど、そんなあなたに何かしてやれることはないかと常々思う。 良くも悪くも、己の根底にあるのは他者を思う事、というのは変わりない。 「ん……はい」 不満はある。それは当然の主張だろう。 だからこそ言いづらかったり、察するものがあったりするのだから。 あなたに手を引かれて、ベンチに座ってあなたと隣り合う。 目線を合わせるのはやっぱりどこか子ども扱いされている気がするけど、それが面と向かってきちんと話したいという意思表示であることは理解している。 ▼ (12) 2024/02/14(Wed) 14:36:36 |
【人】 薄荷 アンジュ>>+8 >>+9 カリナ 「……」 そうなれば良かったという理由は、以前あなたが教えてくれたことを想起しながら頷いて返す。 恐る恐る言葉を選びながらもしっかりと語りかける言葉を、一言一句逃さぬように耳を傾ける。 「それは……なるほど」 あなたの言葉に頷く。あなたが以前話してくれたことと照応しながら、その言葉で大筋の話は理解できた。 つまりはそういうことなのだろう。 「すごく大事な人……なんですね、そのお方のこと。それなのに……いえ」 ふるふると首を横に振りながら。 「気になさらないでください。心配していたのは私の勝手なお節介みたいなものですから。 私……なんかで良ければ、それは勿論。色々と、まだ心配なことはありますし。 私はカリナさんの傍にいます。こうして励ましたりすることしか、きっとできないですけど」 あなたの手を取って、柔らかく包むように両手で握りしめた。 (13) 2024/02/14(Wed) 14:37:04 |
シヴァは、全力でふざけつつ本気でカリナを崇め奉った。 (c6) 2024/02/14(Wed) 20:43:43 |