【人】 宮廷楽士 ウェールズ−深夜・教会 [ 足音のする方へ彼も追いつこうとした。 しかし、それよりも前に、 あの2人がこちらに戻ってきた。 訳を聞けば、特別な鍵 術式 がそこにはかかっていたらしく、 2人ではどうすることもできなかったらしい。 ] 「不甲斐ないから、ちょっとハニーと顔合わせられない」 ‘右に同じく……中の奴ら、せめて生きててくれよ’ [ 2人の王子が見つめる先で、 何があっていたのか知る由もない。>>@4 玄関先に戻り、神父だけは捕まえた。 そして、2人の王子は森のほうに行くと言って、 別行動になったのだ。 後々、婚約者たちから更に怒られるとは 全く知らないまま。 ]* (61) 2020/09/24(Thu) 15:55:20 |
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a14) 2020/09/24(Thu) 15:56:15 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−明け方・宮廷 そろそろ帰ってもいいでしょうか。 「いいけど、このおじさんの処遇どうなるか気にならない?」 ……気にならないって言ったら嘘にはなる。 「まぁ、すぐにでも決まるさ。……ねぇ、王様?」 [ ちらりと見遣る視線の先には、 この国の最高権限。 どうしてここまで話が大きくなった。 元を辿れば、ひとりの女性を後ろから 見守っていただけだったのに。 ] (81) 2020/09/24(Thu) 22:42:44 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ“もういたぶっちゃダメ?” 「もういいかな」 “えー、もうダメなの?面白くないなぁ…。 まぁ、とりあえず、僕らは一旦教会に戻るよ。 第三者が調べる方がいいだろうから。” 俺も、行きましょうか。 “いや、いい。君は……とりあえず帰ろうか。” ‘オーランジュ、今日も品定めなんだろ?’ 俺、関係ないんだけどな……。 よろしくお願いします。 「何かあれば、うちの子達が迎えに行くから」 ワァ、俺家族に怪しまれそう。 それでは、失礼いたします。 (82) 2020/09/24(Thu) 22:43:40 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ [ 日が昇って、2日目の宴が始まる頃。 彼は宮廷から帰ろうとしていた。 そして、入り口に見えるのは ひとりの女性と小さな子供たち。 >>76 ] どうか、したのかな。 迷子のようには見えないけれど。 [ あえて、何も知らないふりをして 彼女に声をかけるだろう。 手助けができればと、心の底から思って。 ]* (83) 2020/09/24(Thu) 22:43:54 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−朝の話 俺は今から、帰宅するところなんだ。 小さい子供たちは、目を離してはいけないけれど こんなに多いと、ひとりくらいはぐれそうだ。 [ 引率1人に対して、少し数が多い子供たち。 いないはずの神父に いっておいでといわれたという。 あの時、暗くて見えなかった彼女の顔は、 今はっきりと見え、ひどく傷ついていた。 ] 首はねでいいだろ いや、すまない。 これからの予定は何かあるのかな? 子供たちは、うちのものに宮廷内で 見てもらえるだろうから、 予定がなければ…いや、あったとしても、 少し俺と回ってくれないか? (175) 2020/09/26(Sat) 8:17:20 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ [ 彼女の後ろ側から見えたのは、馬車。 彼の家の馬車。近くで止まり、 中から出てきて目を見開いたのは オーランジュ。 何事か、と彼女は急いで小さな集団に近づき 傷だらけの女性を見て、 彼と同じことを呟いただろう。 ] (176) 2020/09/26(Sat) 8:17:52 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ『 首をはねてしまえ…… よろしい。子供たち、 わたくしがとても楽しいところへ お連れしましょう。 その間、お姉さまと離れてしまうけれど、 よろしいですね?あとで、会えますから』 [ そんな発言を聞いた子供たちの反応は どのようなものだっただろうか。 了承の言葉が聞こえれば、 その場で二手に分かれることになっただろう。 彼は、目の前の女性の手に触れ、 待機している馬車に乗ってほしいと言ったかも。 断られたなら、裏動線に誘導して 宮廷内で比較的静かな場所へ 連れて行ったことだろう。 ]* (177) 2020/09/26(Sat) 8:18:46 |
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a57) 2020/09/26(Sat) 20:58:16 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−宮廷外から中へ [ 彼の提案は、小さな抵抗によりご破算となった。 しかし、彼女の体を支えるという名目で、 彼女と腕を組んで中を歩いたことだろう。 オーランジュは、子供たちに昨日彼らの’姉’の 素晴らしい出来事を物語を語るように 話していたような。 彼自身、その話は知らなかったから、 とても驚いていたことだろう。 ] (236) 2020/09/26(Sat) 21:15:20 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ君には歌の才能があったのか。 『宮廷楽士よりも我が家にいらっしゃいませ。 待遇はとても良いですよ』 オーランジュ、あっちに連れて行こうとするな。 『お気に召しませんでした? ……それとも、このご令嬢と離れるのが惜しい?』 うちの宝になるかもしれない女性だからな。 『ふっ、笑止千万。何おっしゃっているのやら。 ヴェーネレにいらっしゃったほうが、 …………子供たちの前でしたね。』 (237) 2020/09/26(Sat) 21:16:06 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ[ 従妹との痴話喧嘩。 どんなことでもこうやって お互いを触発し合う終わりのないものも、 第三者の目があれば終わる不思議。 そんな痴話喧嘩の少し後、 彼女が彼から離れひとりの男に近づいた。 >>181>>219 彼は何かを彼女に渡していた。 それが薬だと分かったなら、 自分の不甲斐なさを呪っただろう。 ] 『名前も知らない腑抜け』 [ 従妹がそう、隣で口元を扇子で隠しながら、 彼だけに聞こえるように呟いた。 その通り。 彼女から直接名前を聞いたわけでもなく、 オーランジュとの会話の中でも 彼女の名前が出たわけでもない。 いつか、彼女から名前を聞く時が 彼にはあるのだろうか。 ] (238) 2020/09/26(Sat) 21:17:43 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ [ そんな風に考えていると、 従妹の扇子が脇腹を突く。 はっと意識を戻すと、男はいなくなっていた。 オーランジュが子供たちを舞台の近くへと 連れて行っているのを眺めて、 彼女が戻ってきて暫く。 彼女の表情がずっと曇っているのだけは 察することができた。 ] (239) 2020/09/26(Sat) 21:19:02 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズなにかあ、っ……… [ 声をかけようとした瞬間、 彼女はひとりの名前を呼んだ。 アメリア、と呼ばれた女性。 呼ばれた、というよりも叫ばれた、が この場合は正しいだろう。 周りにいた人々は何事だといわんばかりに 彼女の方を向いた。 アメリア・ハイアーム。 昨日、助けることが叶わなかった人物。 何故わかるのか。 あの偽善者にもなれていなかった神父が 朝方吐いたから。 先ほどの男、よく見ていなかったが、 2人の話を聞くに従者だったのだろう。 そしてアメリアは彼を見て言う。 馬に乗れるのかと。 ] (240) 2020/09/26(Sat) 21:21:01 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ [ 乗れないわけがない。仮にも貴族。 そして、宮廷学士の前は ナイトだったのだから。 真っ直ぐな視線を向けられれば、 首を縦に振った。 ] 病弱な娘は、早馬の馬車で追いつくといい。 オーランジュ、手筈を。 『その女性をヴェーネレに迎えて良いのであれば』 俺も一緒に行く。急げ。 『全く……馬であれば私の方が早いのに。 直ぐに手筈を整えますので、 アメリア様、でしたか。 また宮廷前へと行くのです。 降りられる頃には馬が用意できていますから』 (241) 2020/09/26(Sat) 21:24:21 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ [ オーランジュは、ふっと笑って 少し高い場所を見つめれば 軽く手を上げ、2、3振り。 彼はそれを見つめることなく、 急ぎ早に宮廷の外を目指した。 馬車に繋いでいる馬を外すため。 ] 『さて、男性のよく分からない行動は 男性に止めてもらいながら、 わたくしたちは、見守ることにしましょう。 ね、エヴィ様。』 [ 男を追いかけると言うアメリアは 行かせるとしても、エヴィは絶対に行かせない。 そんなことをオーランジュは思って、 彼女に語りかけるのだった。 ] (242) 2020/09/26(Sat) 21:25:58 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−その少し高い場所 「おや、オーランジュがなにか言いたげ。 ちょっと聞いてきて?」 “面白いこと?” 「多分ね。さて、……… 早馬の用意と国境閉鎖だってよ。 フェンが令嬢連れて馬車。 オレとムーティが馬。王様よろしくね」 [ どうやら、オーランジュが見つめたのは、 彼らがひっそりと会場を眺めていたところらしい。 婚約者たちにひどく怒られた3人。 身なりを整えたら、追いかけることだろう。 ] (243) 2020/09/26(Sat) 21:27:15 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−少しして “アメリア嬢かな、 その今にも倒れそうな表情からして。 時間はそうない。とりあえず、急ぐよ。” [ 宮廷外で待てずに迎えにきたどこかの王子。 彼女の従者には屋敷に戻るように伝え、 アメリアを担いで馬車へと向かう。 彼は急いで、と呟いて 中に入り、扉を閉めさせることだろう。 ] “さて、……君をそんな心配そうな表情にさせた 男の話でも聞かせてもらおうかな。 心配せずとも、早馬並みにこの馬車は早く着くよ。” [ にっこりと笑って、その灰色の髪をした王子は、 さぁ話したまえ、と初対面の女性に対して 促すのだった。 彼が操ることのできる風の力で、 柔な風は追い風となり 馬車が目的地へ向かうことに助力することだろう。 ] (244) 2020/09/26(Sat) 21:33:32 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−それよりも物理的に少し先 大体、国を出るって言う馬鹿な発想をする前に、 誰かに話せって話だよな。 [ 自分の手を汚すことだけが、 大切な人を守る方法でもない。 勝手な判断をして、 周りが混乱していることに 気づいていないのか。 力があるか、ないか。 そんなことは、問題ではない。 ウェールズはそう考えながら、 一足先にヨシュアに近づこうとしていた。 ]* (245) 2020/09/26(Sat) 21:34:53 |
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a58) 2020/09/26(Sat) 21:36:48 |
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a59) 2020/09/26(Sat) 21:39:52 |
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a60) 2020/09/26(Sat) 21:44:49 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−馬車の中 [ どこかのバカは、にこにこと笑みを浮かべて、 首を横に振った。 しかし、コンセールカリヨンとは 違う服装ゆえに、その嘘は直ぐに 気づかれるだろうが、 それもまた一興というわけだ。 ] “僕は一介の騎士だよ。 それにしても、酷く疲れが見える。 一連のことが終われば、 シュネーヴェに遊びにくるといい。 王女様がとても喜ぶだろう。 あの国は、涼しくて体を落ち着かせやすいから。” [ 妹や婚約者が聞いたら、 呆れてなにも言わなくなっていたことだろう。 目の前の彼女が、追っている人物を 大切な人 と称したとき、ふっと笑ってしまった。 ] (269) 2020/09/26(Sat) 22:59:05 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ“僕の婚約者 も 僕と身分が違うんだ。愛おしくて、ずっと求婚して3年は頑張ったかなぁ。 だから、いいんじゃない?大切な人を追いかけるって。” [ でも、その男の行動で悲しくなったなら、 この後会ったときに、 平手打ちでもやってしまえばいい。 なんて、淑女に教えてはいけないような アドバイスを彼は口にする。 外の様子は分からないけれど、 多分現場に近づいていることだろう。 ]* (270) 2020/09/26(Sat) 22:59:50 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−関所への道中 「1人で抜け駆けなんて、酷いんじゃない?」 はっや…… ‘この風、わかるだろ’ 流石ですね。……もう少し。 [ 風向きが変わっていたのは、 そういうわけだったことに気づいたのは、 この2人がウェールズに追いついたとき。 お目当ての人物は、 どこにいるのだろうかと彼らは探すのだった。 ]* (271) 2020/09/26(Sat) 23:15:43 |
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