【墓】 厨房担当 那岐[メッセージで聞いたような 自己紹介から始まったその話は、彼の過去。 改めて彼の口から語られる職業と事故の話。 知っていたことと、初めて耳にすること。 先程、通ったばかりの道で 彼の人生を変えてしまうほどの 出来事があったと聞いた時には、 目を瞠り、思わず指を指し示した身体を見つめて 顔を見合せた。] (+141) 2023/03/10(Fri) 13:09:01 |
【墓】 厨房担当 那岐[バイク事故に遭った人の話を聞いたことがある。 その人は、バイクの怖さを知って、 もう二度とハンドルを握ることは無くなったけれど。 彼と同じように九死に一生を得たのだと言っていた。 今でもバイクに乗る彼は、 恐れよりも愛しさの方が勝ったのか。 幸か不幸か、まだハンドルを握っているようだけれど。 身体で感じれる風の気持ちよさを、 教えてもらったばかりだから。 否定することも危険だと伝えることもしない。 それは、彼自身が誰よりも知っていることだろう。] (+142) 2023/03/10(Fri) 13:10:19 |
【墓】 厨房担当 那岐 食べたのを見た時、 フォークで身体を暴かれたみたいに、 心臓が、 熱 くなったから。[あの熱を伝えるには言葉で表現するには拙いけれど。 それすら伝えるのも、恥ずかしさで。 耳朶も、頬も熱くなるのを、隠し続けたまま。] (+146) 2023/03/10(Fri) 13:15:18 |
【墓】 厨房担当 那岐[たったそれだけ伝えるのに唇が乾くのを覚えて、 湿らせるように一度、唇を噤んで。息を吐き出す。 腕を下ろす頃には少し、熱は引いただろうか。] 事故のことは初めて聞きましたけど、 高野さんの仕事のことは、少しだけ。 ……知っているんです。 決まった曜日の、深夜。 仕事が終わった後に、 いつも、あなたのラジオを聴いていたから。 [今度こそ、目を見合せたなら。 ずっと伝えたかったことを、口にする。] (+147) 2023/03/10(Fri) 13:16:09 |
【墓】 厨房担当 那岐俺は女性としか付き合ったことがありません。 でも、ラジオから聞こえる 高野さんの柔らかな声に惹かれた。 好意を伝えてくれたことには、 嬉しくは思っても、嫌悪は感じません。 [温度を分ける手を裏返して、掌を合わせる。 彼に応えるように、少し力を込めるのは。 バイクに乗った時に、回した腕の力と同じくらい、強く。] (+148) 2023/03/10(Fri) 13:16:41 |
【墓】 厨房担当 那岐まだ、知らないことは多いけど、 これから、時間をかけて。 あなたに応えられるように、 好きになっていきたい。 [目を見合わせて、微笑みを浮かべたなら。 重ねた手の隙間に指を絡めて、 トン、と隣合う肩を寄り添うようにぶつけて。 肩口に頭を預けるようにして、視線を向ける。] (+149) 2023/03/10(Fri) 13:17:21 |
【墓】 厨房担当 那岐[彼の手元には宝物がまた一つ、増える。 俺もくださいね、とさらりと共有を申し出て。 落ちてきた夕陽が湖に溶けていく。 その頃には、風も少し出てきていただろうか。 帰ろうの、一言に。 少し名残惜しさを感じながらも、後に続く。 砂利を歩きながら、夢と語る内容に。 最高だと、笑う横顔に。>>+204 小さく、息を呑んだのは。 その横顔に少し見惚れたから。] ……一度だけじゃないんでしょう? [息を吐くように、そう相槌を返す。 叶えた夢は、これからは二人の現実にして欲しい。 一度じゃなく、何度でも。 紺色のうさぎのヘルメットに埃が被らないように。] (+231) 2023/03/10(Fri) 23:53:20 |
【墓】 厨房担当 那岐[バイクに二つ並ぶように備え付けられた、 黒のメタリック、紺のうさぎのヘルメット。 これからは、もっと活躍を目にすることだろう。 四季を巡って、来年の同じ時期にもまた。 ]道々で桜を探しながら、此処へ訪れられるように。 (+232) 2023/03/10(Fri) 23:53:50 |
【墓】 厨房担当 那岐[陽が落ちてくれば温度も下がる。 来た時よりも腰に回す腕に躊躇いはなくなっていた。 コンビニに立ち寄った時には、 頬が風に当たりすぎて少し冷えていただろうか。 照明の明るさで表情を確認しながら、 夕飯と誘いの声。 その後に、少しだけ独占欲が見えたらなら。 また、ついと笑みが零れてしまう。 どうやら彼と居ると表情筋が緩むらしい。] (+233) 2023/03/10(Fri) 23:54:06 |
【墓】 厨房担当 那岐いいですけど。 飯、どうします? キッチン借りれるなら、何か作りましょうか? コンビニで揃えられるものなら、 少し手を抜いたものになりますけど。 [昼食を食べて以降食事はしていないから。 そろそろ美味しいものが恋しくなる頃。 ああ、今日のうさぎたちは どう過ごしているだろうか。 紺のキャスケットは今日は出番がない。 その代わりに、出来たばかりの恋人に。 胃袋を掴んだという手料理を、ご馳走しようか。*] (+234) 2023/03/10(Fri) 23:55:56 |
(c28) 2023/03/11(Sat) 0:00:15 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新