【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[最優秀者は宮廷楽士となる権利を得られる>>0:n0 この国でも特に誉れ高い賞だと、私は認識するこの栄光。 それとは別に、 各審査員によって選出される審査員特別賞。 宮廷楽士になる権利こそないものの 褒賞として各審査員から幾つか褒賞の選択肢を出され、 その中から好きなものを選択出来るというもの。] (私、は) [未来の音楽のため、この国のために 誰へ一票を投じるべきか。 どの才能へ、手を差し伸べるべきなのか。 その精神的重圧は10年経とうが慣れぬものです。] (185) 2020/09/26(Sat) 10:24:31 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン (186) 2020/09/26(Sat) 10:24:54 |
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。 (a48) 2020/09/26(Sat) 10:31:01 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン─コンペ会場・舞踏用大ホール─ [彼と逸れてしまった私の瞳。 まさか私に裁いて欲しかったというその心中を 察することも今は出来ないままに。>>188 その心を知れていたら一体誰が怒りましょう? 一体誰が裁きましょう?>>188 確かに悪意を持ち込んだやも知れません、 ですがそれで会場の人々を 直接傷付けたわけでは恐らく無いのでしょう? 奏者の邪魔をしたわけでもなく、 貴方が抱いた心、そのものを どうして私が裁けましょう?] (198) 2020/09/26(Sat) 13:37:55 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[物理的にも、情報的にも 精神的にも恐らく彼らから 最も遠い席にいるであろう私に 彼らの真実を知る時は 果たしてやってくるのでしょうか?] (201) 2020/09/26(Sat) 13:40:58 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン─宮廷・臨時控え室─ あーーー、ファラリス! 炭酸水あるかしら!? [さすがに少々疲れが溜まり始めたのか、 休憩を挟んできたとは言え 少しばかり背と腰に違和感を訴え始めていて。 ファラリスからよく冷やした炭酸水を フルートグラスに入れたものを手渡され 少しずつ口をつけて喉を潤し、気分転換いたします。] (203) 2020/09/26(Sat) 13:42:06 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン やっぱり評価で喋っていると 喉が乾くわね……。 [正直コンペの最中に 水分補給取れたら良いのに、と 何度感じたことか。 こうして休憩の間に急いで水分補給と 花摘みを済ませたのち、 瞑想で心を落ち着けて。] (204) 2020/09/26(Sat) 13:42:26 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[軽くクッキーを摘めば、休憩終わりまで10分前。] それじゃあ、行きましょうか。 ファラリス。 遥々此の国を訪れた彼らの元へ。 [今から向かえば5分前には 審査員席に着席出来る計算。 彼らとの邂逅の時が──近付く私の足音を聞きながら。]** (205) 2020/09/26(Sat) 13:43:47 |
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。 (a52) 2020/09/26(Sat) 13:49:53 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン (これは!?) [そう、聞こえてきたのはまさかの不協和音。 しかし不快かと言われたら……否。>>231] (まさか──音の反響具合を見越して!?) [会場が広いと音に遅れが生じたり>>209 音によっては特定の音と壁が共振を起こすこともある。 実際、挑戦者の中に不幸にも引き起こした者がおり 結果演奏がバラバラになってしまった例もあった。>>210 まさか私達審査員の位置で収束するよう 計算までされていたとは思う筈もなく。>>210 然し、少なくとも音に対する知識に対しては 心得のある者が居ると見解して。] (248) 2020/09/26(Sat) 22:11:13 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[音が初めに感じさせるのは沈み込むような重圧感。>>231 地の底から這い出る魔のような低き声。 憂鬱げな、仄暗さ を感じるけれど差し込まれるように聞こえる 和音から構成される低音から高音を順に弾く手法。 これは……電子六弦。音盤とは違う生の音。 霧深い針葉樹林に紛れ込んだかのように 体感温度の低下を肌が錯覚していく。] (例えるなら、哀愁。 環境であり……) [これが彼らの代名詞とも言われるような>>231 曲ではあるとは知らないけれど。] (249) 2020/09/26(Sat) 22:11:51 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[何処か陶酔してしまいそう音が終わった ……そう思いきや。] ──────! [打って変わって先程の空気を打ち消すかのように 激しさを全面的に押し出すような曲調へ変わる。>>232] (今度は、マグマ!?) (251) 2020/09/26(Sat) 22:12:52 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[躍動感の加速が続き、曲の最高潮で 唐突に落ち着いたかと思えば 高音域の裏声がホールに響く。>>232] (見事だわ……この声域。 ここまで高低差を出せる者も 使い分ける幅広さも珍しい) [喉に負担が掛かるでしょうに、と 心の中で独り言ちて。] (あなたたちの中には一体、 何通りの……いや、 何色もの一面が隠されているのかしら?) (252) 2020/09/26(Sat) 22:13:17 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[極端とも言える違いを見せつけられ、 次は何が来るかと期待すると>>233] (あら?) [曲は短調、激しさはあるけれど 電子六弦が旋律を担い、調和し 先まで歌ってなかったであろう各々も 合いの手や副旋律を加えるかのように 厚みを与えていった。] (先の2曲と比べれば、 この国には馴染みやすい曲ね) [現にこの曲を気に入ったのか、 横の審査員が指でリズムを紡いでる。 この国の音楽を脚色したかのような。] (253) 2020/09/26(Sat) 22:13:55 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[そして、次の曲が始まった途端 またまた空気は一変する。>>234 一見調弦の低さも激しい音像もあるが 今度纏われたのは涼しくはあるが 辛口の白葡萄酒を思わせるようなキレを感じる音像。] (まるで、 吹っ切れたかのような 曲ね──)[抑圧と葛藤、電子六弦を手にして固めゆく決意。 何故でしょう……そこに並々ならぬ覚悟と 反骨精神のようなものを強く感じて仕方ないの。] (254) 2020/09/26(Sat) 22:14:44 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン (255) 2020/09/26(Sat) 22:15:40 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[全ての演奏が終わり、 裏方がシャンデリアの明かりを再度つけた。 明るくなった周囲に人々は呆然とし、 やがて舞台の彼らの方を向き始める。 初めの闇の時のような静寂が訪れた、と思いきや。>>213] 『いいぞー!異国の音楽家ぁー!!』 『何だこれ、初めて聞いた!』 『何だか知らねえけどその楽器凄えな!?』 [主に若者達を中心とした観衆が 彼らに惜しみない拍手喝采と熱狂を送り始めた。 一部の聴衆は馴染まないのか顔を顰めたり きょとんとした顔のままだったりしたのだけど。] (256) 2020/09/26(Sat) 22:16:03 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン マイク、貸して。 [裏方からマイクを受け取り、電源を入れて 私から彼らに告げた言葉。 始まった瞬間から、ずっと言いたかった言葉。] ────あなたたち、 何者 なの?[その声が思った以上に妖艶で自分でも驚いたけど、 何よりそれ以上にゾクゾクして仕方ない。] (257) 2020/09/26(Sat) 22:17:01 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン 一見激しい音や哀愁漂うような曲調と、 あなた達はその楽器と自分たちの能力で 様々な一面を見せてくるなんて、最高じゃない! けれど、ただ音を叩きつけてただけじゃない。 さてはあなたたち、全て計算ずくなのね? そこには緻密な計算が無しには成立しない 音の反響やズレも考慮されたものというのは 私でもすぐに分かったわ。 (258) 2020/09/26(Sat) 22:17:24 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン あなたたち、只者じゃない。 暗闇ですら自分達の音楽に変え、 まるで森羅万象のように…… 1人の人生のように曲を繋ぎ、 演奏として一つの形式に仕上げている。 ────とても見事だったわ。 あななたちはまるで一つの生命体のようね。 [これは、彼らの曲を一身に受けた私からの最大の賛辞。] どの曲も素晴らしかった。 哀愁も激しさも好ましいし、 3曲目はこの国のものにも親しみやすい。 (259) 2020/09/26(Sat) 22:17:47 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン ────けどね。 [一度、言葉を切り上げ深呼吸して。] 私が一番好きなのは最後の曲。 荒削りで即興性な点は感じたけど、 この曲が一番鋭く光り、尖ってた。 曲の歌詞通り、あなたたちの新境地にも 吹っ切れた者達の潔い覚悟のような そんな清々しさすら覚えたわ。 若者らしい何かを、この曲は抜群に超えていた。 (260) 2020/09/26(Sat) 22:18:31 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン ……この曲は、大事にしておきなさい。 それだけじゃなくあなた達を構成した 音楽、経験、感情──その他全て。 あなた達を組み立ててきたもの全てを 大事にしていきなさい。 [何となしに感じた直感。>>235 陰も陽も恐らくは、 彼らが内側から生み出していったものなのでしょうと。] (261) 2020/09/26(Sat) 22:18:54 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[自分に席にマイクを置くと、 優雅に──けれど惜しみない拍手を送って。] 私からは以上よ。 ふふ、こんなに血が滾るようなゾクゾク感は 滅多に味わえるもんじゃないわ……。 これだから新たな才能や可能性に 触れていくのはやめられないのよ。 最後の最後に思わぬ大物に出会えるとはね!! [自分でも唇が弧を描いているのが分かる。 この国には無い新しい音楽と新境地、 嗚呼──気になっていたのだけれど。 想像を遥かに超えた、いや。 想像を遥かに踏み越えてくれたわ!!]** (262) 2020/09/26(Sat) 22:19:46 |
(a61) 2020/09/26(Sat) 22:26:21 |
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