トットは、昼過ぎ。急に現れては、なんでもなかったようにいつも通り。 (c18) 2022/05/08(Sun) 9:05:34 |
トットは、頭の花飾りは無くなって、代わりに右眼に花が咲いていた。 (c19) 2022/05/08(Sun) 9:06:48 |
トットは、夢でも見てるかのように、ずっとふわふわと幸せそうに笑っている。 (c20) 2022/05/08(Sun) 9:09:22 |
【墓】 はなわずらいの トット「んふ ふふふ えへ またそだったねえ」 「がんばってえらいねえ ふふ」 園芸部の受け持つ畑に、ゆらゆらと揺れながら屈んで作物を見ている。 傍らに置かれたジョウロは空。 鼻歌を歌いながら、誰に向けるでもなく話していた。 「いーなー おれたちもかってにさきたいね」 「おれのナイフとられちゃったもんなー」 「どんなきもちなんだろーな」 「いたくもないしきもちよくもないのかな」 ふしぎだなあ、と浮かされたような声音で呟く。 自分の病気は嫌いじゃなかった。人の為になれると思って。 ホントに治ってしまったら、自分なんて何のために在るのかわからない。 おれ、なにされたんだろ。なおったのかな。 よくわかんないけど。 でも、なんだか しあわせ だからいっか。ずっとこのままでもいーや。 (+17) 2022/05/08(Sun) 16:33:35 |
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