人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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視点:


【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― ナイトプール ―
[ 幾分か待たされて、頼んだカクテルが出てくれば
 それを受け取って、清平とヴェレーノの話が
 一区切りした頃を戻ってきた。]

  二人ともお待たせしました
  ご注文のダーティーシャーリーとジンフィズでございます

[ なんて、店員のような口調で
 冗談交じりの笑顔と共に、手渡した。

 ハーバリウムを手にする清平を目にすることがあれば、
 プレゼントの相手が清平であったことに少しの驚き。

 ちらりとライトグリーンに視線をやって、
 渡せて良かったですね。と自分まで嬉しそうに笑っただろう。

 甘酸っぱいカクテルを口にして、
 思ったより甘くて、美味しいなと薄暗いのを良いことに
 ケーキを食べていた時の様に、へにゃりと笑って
 さて、2人の様子次第では、ここで別れるのありなのかな**]
(44) 2020/08/01(Sat) 7:27:46
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。
(a1) 2020/08/01(Sat) 7:46:20

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 旅を終えた後日のこと ―
[ あれから、ユエに教えてもらったSNSで
 毎日のように詩桜とメッセージのやり取りをしたり、
 ユエに動画の感想を送ってみたり、
 人との交流を楽しめるようになっていた。

 店でいつものように、レジ前の所定の位置に座って
 客がいないときは、本を読んで過ごしていると
 ふいに視線を感じて顔をあげれば、
 ガタイの良い中年男性が立っていた。]

  いらっしゃいませ、何か、お探しですか?

[ 以前より柔和な顔で微笑んで、応対をした。
 
 まさか、詩桜の父とは知らず、
 その時は挨拶もしなかったけれど。


 それから度々、やってくるその男性はやがて常連客に。
 本を買わなくてもいい、他愛のない
 世間話もするようになって。
 
 さて、何時頃、この客人の正体を知ったでしょう。

 知らされたら、驚愕と、
 挨拶もせずに申し訳ないと謝罪をしながら
 改めて、結婚を前提に娘さんと
 お付き合いさせていただいています。と報告しただろう。*]
(60) 2020/08/01(Sat) 15:27:58

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 我が家の反応 ―
[ 初めてできた好きな人。
 初めて家族に、それを報告した。

 誰と付き合っても、傍に置いても、
 一度も家族には告げなかったけれど。

 今回は、本当に愛した人だったから。

 父母は、良かったね。と泣いて喜んでくれたけど。
 
 妹だけは、本当に大丈夫??歳の差とか考えたの?
 ジェネレーションギャップとかあるかもよ?
 
 と、なかなか受け入れ難かったらしく。
 そんな風に問い詰められたりともした。
 
 直接、詩桜に会せないと、
 言葉だけでは伝わりそうもなかったので
 ――妹に口で勝った試しがない


 だから、どこかのタイミングで、顔を合わせたいと
 声をかけただろう。顔を合わせた時は、拍子抜けするくらい
 あっさりと認めてくれたのだが。
 ――裏でたまに、大好き自慢をしてるとかなんとか。
*]
(61) 2020/08/01(Sat) 15:28:34

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― ナイトプール ―
[ 清平は、ハーバリウムを眺めていたかな。
 二人の様子を微笑ましそうに見つめながら、
 甘いカクテルを口にする。

 甘さに笑っていると、どんな味かと問われて>>50]

  パイナップルと、ココナッツの味だね
  甘くて、少し爽やかで――でも、甘い

[ 飲んでみる?と互いに、飲み比べをした。
 シンデレラは、オレンジの味が爽やかな甘さが心地よい。

 ヴァージン・ピニャ・コラーダは、南国風で
 夏のこの季節にはぴったりだけど、
 シンデレラよりは濃厚な甘さ。

 どっちも好きだけど、詩桜はどっちが好きだったかな

 二人の様子を鑑みながら、
 あっちの方で雰囲気を楽しんできますね。
 なんて、言って二人と別れたかもしれない。

 その時は、またあとで
 ――もしくは、自由解散?かなと付け加えたかも*]
(103) 2020/08/01(Sat) 21:40:38
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。
(a5) 2020/08/01(Sat) 22:30:39

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 旅から1か月後 ―
[ 旅を終えて、家族に恋人ができたことを報告して
 妹も含めて、詩桜のことを受け入れてくれた頃のこと。
 まだまだ残暑厳しい夏の終わり。
 『見せたいものがあるから、うちに来て貰えないかな?』

 そんな誘いのメッセージを詩桜に贈った。
 父母は、休みを兼ねて、北海道に取引に行き。
 妹は、司書の仕事に出かけている。
 そして、店は――臨時休業にした。]

  詩桜さん、いらっしゃい
  今日は、夜までは二人しかいないから
  気楽にしていいからね

[ 空色の開襟シャツに、白いズボン。
 いつかと似た格好で彼女を迎えれば、家の中へと招き入れた。
 昔ながらの日本家屋。
 ギシギシと軋む廊下を通り過ぎ、縁側を通って
 
 ここで、妹と子どものプールでふざけて遊んだことがあるんだ
 線香花火もしたっけか――そんな想い出話をしながら


 階段を上り、家の奥へ、奥へと進んでいく。
 2階のある一室。襖を開けると、和室ばかりの中
 そこは、唯一、洋室に改築されている
 曾祖母の部屋だった場所。

 今は、古書や資料、着物が綺麗に並んでいる、
 倉庫代わりの場所になっていた。]
(117) 2020/08/01(Sat) 23:18:55

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 本棚の横に、飾られた一枚の写真の前までやってくると
 詩桜を振り返る。]

  この写真の中にいるのが、私の曾祖父と曾祖母
  曾祖母――ソフィア大お婆様は、私と同じ色の人で
  私が、この色で生まれてきたルーツの人だから
  君には、見せて――おきたかったんだ

[ 家族の中で、唯一同じ色の人。
 写真の中で微笑む彼女は、銀色に近い金髪で、天色の瞳をした
 とても美しい女性だ。

 ソフィア――叡智という意味のその名は、
 智詞という名の由来でもあったりした*]
(118) 2020/08/01(Sat) 23:19:02
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。
(a7) 2020/08/01(Sat) 23:21:18

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 旅から1ヶ月 ―
[ >>162家族――妹と、初対面の時の話。
 最初は、営業スマイルを浮かべていた妹は、
 少し話しただけで、仕方がないな。というように、
 寂しそうな笑顔を浮かべてから、
 
  『兄をこと、宜しくお願いします。
   ぽやっとしているところがあるから、
   しっかり見ていてあげてくださいね。』

 
 そう言って、親のような台詞を言って、認めてくれた。

 だって、兄さん本当に幸せそうに笑うから
 寂しい時も、悲しい時も、いつも傍に私はいたけど
 
 やっぱり私では、満たすことはできなかったから

 あんな風に笑う兄を私は知らない。
 あんな風に笑わせられる貴女なら、兄を任せられる


 兄が席を立って、2人きりの時にそんな話をしていたらしいと
 後から聞いたときは、妹の想いに泣きそうになってしまった。]
(182) 2020/08/02(Sun) 9:56:15

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 勤め先のこと、お勧めの本のこと、そんな話の中に
 ブラコンであることは隠すことなく、
 ――でも、妹特権で甘えます!
 ――幼少や美少年時代の写真コレクション見ます?

 恥ずかし気もなく、明るく快活に語っていた。
 写真欲しかったら、兄に内緒であげますよ。とか
 連絡先の交換もしていたかもね。

 それを、当の本人は知らぬまま。
 その後、両親にも合わせて、クランチを美味しく頂きました。
 (そうだね、一緒に行きたいね)
]
(183) 2020/08/02(Sun) 9:56:18

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ また別の時。見せたいものがあると誘った日。
 彼女は今日もお洒落さん>>163
 今回は、年相応だけどちょっと大人っぽい。
 パンナコッタは、冷蔵庫に、後で一緒に食べようね。

 写真に向かって手を合わせる横顔をじっと見つめて
 自分も写真に視線を向ける。

 貴女がいなければと、恨みそうになった時もあったけれど。
 貴女がいたから、今の自分がいるから――…]

  そうだね、ソフィアって叡智とか、知恵とか
  そういう意味がある言葉なんだ
  ソフィア大お婆様は、その名前の通り
  とても賢い人だったらしいよ

[ その分、あの時代の日本では、少し苦労をしたようだけど。
 
 それでも、前向きに、ひたむきに、生きた美しい人。]
(184) 2020/08/02(Sun) 9:56:20

【人】 古書店店主 薄氷 智詞


  うん、繋がっていて、良かったと今は思っている
  一緒に、繋いでいきたい想ってる

  詩桜さん――…

[ アンバーアイは、血筋に関係なく生まれることがあると
 どこかの本で見かけた。

 1割にも満たない希少な色を持った君が、生まれてきて
 今、自分の前に現れて、恋人になってくれた。
 それってとても奇跡的で、素敵だなって思ったんだ。

 詩桜の頬に手を伸ばして、写真側から隠す様にして
 唇にキスを落としてから、ポケットから、
 小さな箱を取り出して、]
(185) 2020/08/02(Sun) 9:56:45

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 少し頬を薄く染めて、緩く微笑めば、
 あの時、伝えられなかった言葉を贈る。

 箱を開けば、そこにはオレンジサファイアの周囲に
 小さなブルーサファイアが飾られた指輪だった。
 
――給料3か月分の値段ではないけれどね。
*]
(186) 2020/08/02(Sun) 9:56:52

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 花火大会の日 ―
[ 朝早く目覚めて、いつもはしない散歩をして。
 露天風呂でゆっくりしてから、
 旅の終わりの日を満喫する。

 それから今日は、詩桜と浴衣デートをすると約束をした。
 家には浴衣は何着もあるので、レンタルをしようと
 ロビーで従業員に相談をした。

 選んだのは、青藍に大きく白い縞模様が入った綿麻の浴衣。
 黒い兵児帯をつけて、下駄は、
 黒い鼻緒に薄茶のものを買っておいた。

 黒い信玄袋に財布と携帯を入れて、
 扇子と一緒に帯に挟んだ。]
(195) 2020/08/02(Sun) 10:55:27

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 花火大会の日:ロビー ―
 
  あ、詩桜さん……――

[ 先にロビーで待っていれば、
 白、桃、薄橙。
 紺、空色に、菖蒲色。

 彩りを飾ったその姿に息を飲む。]

  綺麗、だね
  その、桜の簪も可愛いし

[ 数舜遅れて、薄く頬を染めながら感想を。

 本当に綺麗で、可愛くて、褒め言葉なら
 持って違う言葉もあっただろうに、
 上手く出てこないくらいだった。]

  私は、どうかな?
  やっぱり、似合わないかな……?

[ 全体的に薄い色合いで、
 なんとか髪の色や瞳の色が浮かないようにしてみたが、
 似合っているかは、自分では分からなかった*]
(196) 2020/08/02(Sun) 10:55:31

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 旅から1ヶ月 ―
[ 兄の知らぬ所で、妹と恋人は仲良くなっていた。
 それは、とても幸せのことだと思っているけどね。

 手を握られて、詞葉は微笑む。>>189
 兄妹だから、笑い方はよく似たへにゃりとした顔で。

  『一つだけ、お願いがあるのだけど……
   私のこと、詞葉お姉さんって呼んで欲しいな』

 妹が実は欲しかったの。
 義妹になったとしても、お姉さんって呼んで欲しいな。

 そんなお願いを妹はしていたらしいよ。]
(200) 2020/08/02(Sun) 11:30:37

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 受けてくれるとは思っていたけど、
 実際にきちんとプロポーズを受けて貰えて>>-397]

  もちろん……僕の愛しい人
  これをつけたところ、良く見せて欲しい

[ 膝をついて、その手をとって。
 左手の薬指に、指を嵌めた。

 立ちあがると、窓が漏れる日差しに指輪をかざして
 煌めく宝石を眺める横顔を幸せそうに見つめていた。

 ふいに抱き付かれて、ぽつりと零れる我が儘>>191]

  できれば、すぐにでもしたいけれど
  それは、ご両親と相談しないとね
  
  うちのは皆、僕の自由で良いって言ってくれてるから

[ さらにもう一度、唇を重ねて、ゆるりと笑む。

 さて、店に訪れた男性が、詩桜の父親だと知るのは、
 また少しあとの事だったかな*]
(201) 2020/08/02(Sun) 11:31:40

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 花火大会の日 ―
[ >>202どうやら、彼女の目には
 似合っていると映ったようで、ほっと安堵する。

 濃い色の着物なら、家にあるから
 それはいつか見せるのもいいかもね。]

  ん?――あぁ、いいね
 
[ 帯から扇子を抜かれると、
 代わりに黒地に白で鳥が描かれた扇子が。

 広げた扇子。
 桃色に白い桜、黒地に白い鳥。]

  桜には、春告げ鳥
  良い組み合わせだ、それに君とお揃いというのも

[ すごく嬉しくて、何度も開いては閉じて、
 漸く、帯に挿しこめば、手と手をとって、歩き出した。]
(228) 2020/08/02(Sun) 13:37:02

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 買い物の途中だったか。
 ふいに、詩桜が足を止めて、人の名を呼ぶ>>204]

  あれ、詩桜さんのお知り合いですか?

[ なんだか顔が赤いような??
 不思議そうに首を傾げて。

 綺麗な女性が挨拶をしてくれたので>>205]

  初めまして、私は薄氷、――えっ??

[ こちらも名乗ろうとしたところで、
 酷く懐かしい呼ばれ方をされる>>222

 高校の頃、人を避けて図書室で一人本を読んでいたら
 たまに声をかけてくれた先輩。
 ――外に連れ出されたこともあったかな。


 あの頃も男らしい顔立ちだったけれど、
 過ぎた年月が彼をまた、魅力的に変えたのだろう。
 すぐには分からなくて、]
(229) 2020/08/02(Sun) 13:37:42

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  羽井、先輩……ですか?

[ 天色を大きく見開いて、何度か瞬く。
 
 下心なく
――少なくとも、自分はそうと思ってた。

 傍に来て、普通に接してくれた数少ない人だったから
 今でも彼の事は憶えていた。
 ――卒業する前に、ユウト先輩なんて、
 ――呼べたらいいなと思っていたけど
 ――勇気がなくて、結局呼べないまま


 こんなところで再会できるなんて、夢のみたいだ。]
(230) 2020/08/02(Sun) 13:38:39

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  はは、先輩……
  ちょっと悪い男の顔にありました?

[ さらに、かっこ良くなりましたね。と
 冗談交じりに笑う顔は、高校時代よりも、
 ずっと明るい声だった。]
 
  先輩……あの頃、人を好きになるって分からないとか
  そんな話もしたかもしれないですが……

[ ちらりと楽しそうに、話す女性2人を見つめて]

  好きな人……できましたよ
  先輩も――でしょ?

[ 幸せそうに、緩い微笑みを浮かべていた*]
(231) 2020/08/02(Sun) 13:41:41

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ なお、羽井先輩が詩桜と知り合いな様子で
 なぜか、互いに顔を赤らめていることには、
 ただ不思議そうに首を傾げるだけ。
 
 ビリヤードを教えてもらったとか、
 そんな話が聞こえてくれば、
 なるほど?と一人納得していた。*]
(232) 2020/08/02(Sun) 13:47:00

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 旅から1ヶ月 ―
[ 詞葉をお姉さんやお姉ちゃんと呼ぶのを聞いて
 とても嬉しく思っていた。家族が増えたみたいで。

 抱きしめて、キスをして、
 そのうち相談してくれるという言葉に頷いた>>212]

  折を見て、挨拶に行かせてほしい

[ お父さん、娘さんをください。という
 良く物語で見かける台詞を言う時がくるのかな。って
 この時は思っていたんだ。

 まさか、――お客さんで来てるなんて思わなくて
 思わず、そういう台詞も忘れて、挨拶をしてしまったけど。]
(233) 2020/08/02(Sun) 14:06:40

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  そうかな? 僕もいつも貰ってばかりだよ

[ 君が傍にいる時間。
 君が笑う時間。
 君が名を呼んでくる時間。

 そのすべてが、自分にとっては贈り物だったから。
 だけど、お返しをくれるというなら、素直に受け取った。*]
(234) 2020/08/02(Sun) 14:07:06

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 後日、聞かされた話>>214には、
 苦笑を浮かべて、でも、なんだか詩桜の家族だなって
 おかしくて、愛しくて――突っ走る所とか、そっくりだよね]

  ははは、うちの母がぽやんとしているから
  ちょうどいいかもしれないね?

[ 自分の性格は、母に似たのだろうね。
 詩桜の家族のことも、すぐに好きになれそうだ。

 文句を言っている詩桜の髪を、
 宥めるように撫でながら、楽しそうに笑っていた。
 
――こんな時間が、きっとずっと続いて行くんだろうな
*]
(235) 2020/08/02(Sun) 14:07:28

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ >>237本当に羨ましいというように、
 言われた言葉には、当時は不思議そうに首を傾げて]

  そう、ですかね?

[ 交換できるなら、したいですけどね。
 疲れたような笑みを浮かべて、そう呟いていた。

 言葉を交わす度に、少しずつ心を開いて行って
 友人になれるかな、なれたらいいのかも、
 そう思った頃には、彼は卒業してしまっていた。]

  そうですね

[ >>238、人が嫌いで、人に興味が持てない自分。
 人を信じられない先輩。

 親しすぎず、でも、他人過ぎない不思議な関係。
 遠い縁が、またここで繋がるとは。

 彼の笑顔が、良かったと言っているようで、
 応えるように笑い返した。

 
"兄弟"ってなんのことだろうね?
*]
(248) 2020/08/02(Sun) 14:37:03

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 季節は巡り ―
[ 夏の盛りは過ぎ、実りの秋。
 詩桜の父親とは、驚きの対面をした後に、
 すぐに改めてご挨拶に行かせてもらった。
 
 『詩桜さんが幸せな笑顔でいられるように、
  一生大切にします。

  どうか、娘さんと結婚させてください。』


 緊張して、声が震えてしまったけれど。
 その願いは受け入れて貰えた。
 泣いた寂しがるお義父さんに酌をしながら、背中を叩かれて
 痛かったけれど、宜しく頼むと言われれば、
 身が引き締まる思いだった。
 ――さすが、その時はお酒は控えたよ。


 新しくできた父母は、どちらも詩桜の面影があって
 その一員になれたことが嬉しくて、
 少し一緒に泣いてしまったりもした。]
(271) 2020/08/02(Sun) 18:26:23

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 冬が訪れて、クリスマス前に
 自分の誕生日がきて、
――12月16日


 いつもは家族だけが祝ってくれる日。
 君が一生懸命祝ってくれて、
 誕生日プレゼントは、――
甘い
ケーキ
 
 甘党だって、きっともう話していたから
 とびきり甘くて美味しいケーキを作ってくれたね。

 クリスマスには、萌黄色のマフラーを貰って
 こちらからは、桜の花簪を贈った
 ――成人式で使って欲しくて。


 大晦日は、電話越しに、妹の茶々が入りながら挨拶をして
 年明けには、初詣に一緒に行って。

 成人式の日に迎えに行ったら、少し騒がれてしまって
 あたふたとしてしまったりもしたけど、
 昔はただ煩いと思っていたそういう反応も
 君が関わっている人たちの声だと思えば、
 全然嫌ではなかった。

 春を迎えて、桜が咲いたら、まずは二人でお花見をしよう。
 それから、あの夏に日に出会った人たちを呼んで
 花見を開催するのも楽しいかもね。

 君と過ごす日々は、あっという間に過ぎていく。
 楽しくて、幸せで、夢みたいに。]
(272) 2020/08/02(Sun) 18:26:25

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 入籍するときは、
 君がくれた万年筆を使って。

 君は、薄
に――なってくれたかな?*]
(273) 2020/08/02(Sun) 18:49:35

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

―花火大会の日―
[ 男同士の会話は短く。
 女性2人の会話を静かに聞いていた。

 途中で耳元に落ちる囁きに瞳を瞬いて>>255]

  そっか、それじゃあ私も彼女には感謝をしないとね

[ 二人の会話が一区切りした時を見計らって、]

  市村さん、改めて薄氷智詞といいます
  神保町にある薄氷古書店の店主をしています

  もし、ご興味があれば、羽井先輩と一緒に
  お越しくださいね

[ きっと貴女のおかげだから。
 ありがとうございます、の気持ちも込めて。

 4人でもう少しだけ会話をすれば、
 それではまたどこかで、と二組のカップルは、
 別の道を歩き出す。*]
(284) 2020/08/02(Sun) 20:00:46

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  詩桜さん、行こうか
  まずは、妹のお土産からかな

[ そこで妹の名前が詞葉であること。
 図書館司書をしていること。
 妹の話を楽しそうに話したり、父と母の話もしたかな。
 二人はとにかく穏やかで、放任主義だけど温かい人たち

 二人でお土産を選んで買って、荷物は部屋に送ってもらった。
 想い出がたくさんすぎて、帰りは荷物が大変そうだから
 手荷物以外は、全部配送して貰わないとかもね。

 午前中は、そんな感じで買い物を楽しんで。
 お昼は少し休憩をしようって、ご飯も一緒に食べて。
 屋台の提灯に火が灯るまで、のんびり過ごしていただろう*]
(285) 2020/08/02(Sun) 20:01:03

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 特別な夏に、誓いを交わして ―
[ 密やかな式。
 元よりこちらは、呼べる人が少ない。

 父と母、妹に、祖父母。
 結婚式に呼ぶような友人は、過去に居なくて。
 
 ユエやちえを呼んだかもしれない。
 あの夜、ヴェレーノと連絡先を交換していれば
 きっと晴れ舞台を見てあげて欲しいと招待状を送っただろう。
 ――清平には、詩桜が送ってくれたみたい


 羽井先輩は、自分の名で
 市村さんは、詩桜の名で

 ウェルカムボードは、妹の手製で
 桜の花いっぱいの中に、2人の笑顔が咲いていた。]
(299) 2020/08/02(Sun) 21:14:30

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 白いタキシードに身を包んで、
 教会の神父さんの前で、彼女がやってくるのを待つ。
 
 ほんのりと水色に染められたレースが
 揺蕩う波間を進む、人魚のようで
 眩しそうに、その歩みを見つめた。

 ヴァージンロードの終着点。
 目元が濡れたお義父さんに微笑んで、頷いて。

 人魚姫に手を差し出して、その手を引いた。]
(300) 2020/08/02(Sun) 21:14:33

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 貴女と共に 健やかなる時も病める時も
       富める時も  貧しい時も
       貴女を愛し、敬い、慈しむことを]



               
――…誓います、


[ カラン、カランと祝福の鐘が鳴る。
 
 世界で一番幸せな日。
 だけど、世界で一番きっと、更新されていくはず。

 ハッピーエンドのその先も、
 終わりの終わりまで、一緒に綴っていこうね*]
(301) 2020/08/02(Sun) 21:14:35

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 花火大会の日 ―
[ 夏は、日が長いから、提灯に火が灯っても。
 まだ周囲は明るいけれど、ぽつぽつと灯った光。

やがて、夕闇が空を覆えば、周囲は
 徐々に祭りらしく、賑わっていく。

 もうすぐかと。
 胸を躍らせて、繋いだ指先をしっかりと握り直した。]

  そろそろ――…あぁ、

[ >>296同じ言葉を繰り返そうとして、
 ドンと空で弾ける音に、視線をあげれば。

 夜空に咲く、大輪の花。
 続けざまに、咲いては散る、儚い光。]

  ――…綺麗だ


[ 花火の音に掻き消されるくらい小さな音で、微かに囁く。
 それに目を奪われている君の瞳に咲く花を
 自分は、そっと見つめていた。*]
(306) 2020/08/02(Sun) 21:37:01
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。
(a15) 2020/08/02(Sun) 22:44:19

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 花火大会 ―
[ じっと見つめていたら、彼女が振り返った拍子に
 ばっちりと目があった>>351]

  そ、そうだね、綺麗だね

[ まさか、ずっと見てたとは気づかれてないと思うけど。
 どきりとしてしまって、頬が熱くなる。

 慌てて顔をあげれば、空の花を改めて眺める。
 
 傍らに寄り添う熱に、酷く満たされた気分になった。
 唇は自然と三日月の形になっていた。]
(373) 2020/08/03(Mon) 19:41:28

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  ――ん、? あれ、?

[ ふいに聞こえた驚き声に、視線を戻せば、
 そこには、ぽろぽろと大粒の涙を零す男の子。

 しゃがんで目を合わせる、詩桜の隣りに進んで
 同じように男の子の顔を覗く。]

  僕、お名前は言えるかな?

[ ふるふると首を振られてしまって、
 少し困り顔を浮かべて、妹をあやすことはあったが、
 あの子はどちらかというと人見知りをしない子だったからな。]

  案内所……確か、あっちの方だった気がしたけど

[ 河川敷の橋の近くにあったような。
 とそちらに視線をやった。

 それから、もう一度、男の子に視線を戻して。]
(374) 2020/08/03(Mon) 19:41:49

【人】 古書店店主 薄氷 智詞


  お母さんと、お父さんもかな?
  一緒に探そうか

[ ね、と頭を撫でて、頬えば。
 この幼子は、頷いてくれただろうか。

 一緒に探せそうならば、一緒に探している間に
 はぐれないように、肩車をするか。
 
 親子の様に二人ともと、手を繋ぐかした方がいいかな*]
(375) 2020/08/03(Mon) 19:42:24

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ おっかなびっくりといった風ではあったが、
 こくりと頷くように、>>379、安堵の笑みを浮かべて。

 落ち着けば、ちゃんとお名前も言えるようで
 一安心。詩桜は子どもの扱いが上手いな。とぽつりと
 呟いたのは、さて聞こえてたかな。]

  上からね、任せておいて

[ お兄さんと言われると、何だか嬉しくて。
 張り切って、肩車をした。

 幼稚園児くらいだと、やはりそれなりに重いけど
 普段、本の10冊、20冊を持ち運んでいるのに
 比べれば、軽いものだから]

  大丈夫だよ

[ 心配そうな声には、笑い返した。

 頭の上で、楽しそうにしている気配に、
 なんだか、不思議な温かさを感じる。]
(386) 2020/08/03(Mon) 20:52:15

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  いてて、髪はあんまり引っ張らないでね

[ 花火の光に煌めく、銀糸が物珍しかったのか。
 髪を引っ張られると、さすがに痛くて。
 
 冗談っぽく笑いながら、痛みを訴えれば。
 えー、不満げが声。

 そんなやり取りをしながら、どーん、どんと
 満開の花が、咲いては散る音を楽しんでいた。]

  ん? そう、かな……

[ 自分が父親になるイメージは、まだ湧かないけど。

 肩の上の小さな温もり。
 それを大切にする未来は、隣を歩く彼女となら
 歩んでいけそうな気がしたから。]
(387) 2020/08/03(Mon) 20:52:50

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

  
  そうだったら――いいね、

[ 意味ありげに視線を送り、
 くすりと悪戯っぽい笑みを浮かべた*]
(388) 2020/08/03(Mon) 20:53:12

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 店員が増えました ―
[ 不思議な縁で、出会った女性――成瀬 瑛さん。
 彼女が働くことになって、静かすぎた店内は
 とても明るくなったと思う。

 店頭で、いらっしゃいませ!なんて
 明るい声が響いたことがあっただろうか。
 ――妹が店番しているときくらいかな?


 今はまだ、古書のことは勉強中だけど。
 飲み込みが早いので、すぐにお留守番も任せられるだろう。]

  成瀬さん、お疲れ様
  この時間は、人少ないから、中で休憩してていいよ
  常連さんがくれたお饅頭もあるから、好きに食べてね

[ 以前の職場がブラックだったとか。
 そんな話を聞いていたかな。
 ここではゆっくりしてくれたらいいな。と思いつつ。

 今日も、常連さんからの
 お菓子の消費を手伝ってもらうのです。
  
 研修中は、一緒にいる時間も多いから、
 詩桜が羨ましいなんて、言ってたこと。
 耳に入ってくる日はそう遠くない気がする。*]
(391) 2020/08/03(Mon) 21:07:15

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 花火大会 ―
[ 案内所に辿り着けば、
 肩からそっと、降ろしてあげて、
 事情を説明する詩桜の傍らで、
 男の子の柔らかなほっぺをつついたり、くすぐったり。

 きゃいきゃいと笑う声が可愛くて、
 ついつい構いすぎてしまう。

 事情を説明し終わったから、名残惜しいが]

  ヒロくん、またね……ん?

[ 二人同時に不思議そうな声をあげる>>395
 簡単に振りほどけそうなほどに、弱弱しく握られる手。

 心細いのだろう。
 小さな手が一生懸命に引き留めようとしているが
 いじらしくて、ふっと力の抜けた笑みを浮かべた。]
(408) 2020/08/03(Mon) 21:55:28

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  そうだね、もう少しだけ
  きっと、すぐに来てくれるから、
  それまで一緒にいようね

[ 手遊び歌を歌う詩桜も。
 楽しそうに今時の子どもの話を聞いている様も。

 なんだかしっくりしていて。]

  詩桜さんは、良いお母さんになりそうだね

[ 先程言われた言葉を、同じように繰り返したりして。
 そのうち、ヒロの両親がやってくれば、
 感謝を言われたりしつつ、名残り惜しそうに別れを告げた。

 立ち去る姿にささやかに手を振って、
 その背を見送った。]
(409) 2020/08/03(Mon) 21:55:52

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  良かったね、本当に
  間違ったのが詩桜さんで、彼は運が良かった

[ 嬉しかったと、言われれば
 天色を一度、瞬いて――ただ、笑った。

 打算も、下心もない、ただ無垢な感情を向けてくれる
 あの小さな命は、純粋で、時に残酷で。

 でも、とても愛しいものだとは、知っていた。
 だけど、こんな風に優しくできたのは、

 きっと、君が人を好きになることを、
 人を大切にすることを――――教えてくれたからだよ*]
(410) 2020/08/03(Mon) 21:56:59

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― お昼休憩とは別にあるよ ―
[ 働き者な成瀬さんに、
 休憩を進めたら、なぜか驚かれ>>420]

  お、お饅頭嫌いだった??
  確か、この前貰った浅草の雷おこしもあったから
  出してこようか?

[ レジのすぐ後ろにある障子の向こうは、
 小さな和室になっている。

 丸いテーブルの上に、饅頭の箱。
 テーブルの近くに和箪笥があって、
 茶葉や急須が締まってある。

 小さな冷蔵庫に、コンロもあるので
 季節問わず、過ごすには不便はない場所。]
(438) 2020/08/03(Mon) 22:43:24

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  人が増えてきたら、呼ぶから遠慮しないでね
  仕事はメリハリも大事だよ

[ 古い書物は繊細だから、
 手入れや扱いは慎重にしなければいけない。

 疲れた頭では、知識も入ってきにくいだろうし。
 
 ね? と小首を傾げて、もう一度勧めれば、
 休憩に入ってくれたかな?

 まだまだ仕事がしたいというのなら、
 掃除や最近、仕入れた古本のカテゴリ分けなど
 任せる仕事はあるにはあるのだが、さて*]
(441) 2020/08/03(Mon) 22:43:44

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― そしていつだが。 ―
[ スイーツバイキングという魅力的なものがあることは
 前前より知っていたけれど、なかなか一人でいけず
 妹は、実はさほど甘党ではないので、誘いにくく。

 だから、初めて行きました。
 めくるめく甘い世界
――物理的に
]

  あぁ、これも美味しいですね

[ 一目も憚らずに、いくつも皿にケーキを乗せて。
 ――ショートケーキに、マカロン、抹茶プリン
 ――モンブランに、生チョコ、ミルクレープ
 ――キッシュに、プティング、ティラミス

 お酒が入っているお菓子を食べても、
 にこにこしているのは、いつも通りなので、
 酔っているのか、いないのか、判別は難しいだろう。]
(448) 2020/08/03(Mon) 23:21:07

【人】 古書店店主 薄氷 智詞


  へっ?

[ ふいに聞こえてくる、拗ねた声>>423
 顔をあげれば、おやおやおや、まさか酔ってる?

 そういえば、食べているスウィーツが
 お酒が入っているものが多い名とは思っていたが、
 まさか??]

  詩桜さんが頑張っているのは知ってるよ
  僕も同じ気持ちだけど――…

[ ぎゅうと握られる手に、手を重ねる。]
(449) 2020/08/03(Mon) 23:21:09

【人】 古書店店主 薄氷 智詞


  相みては 
慰むと 人はいへど
  お互いに会うと、人恋しさは紛れると 他の人は言うけど、

 
      見て後にそに そも
増さりける
      別れた後にこそ愛情がより増してくるものです


[ なんて、昔の人の言葉を借りてみたけど。
 今の詩桜には、聞こえてないかな?
 
 ひとしきり、甘いもの堪能したから、
 詩桜を連れて、席を立って、甘い世界から

 またね

 Moi moiしておくことした。]
(450) 2020/08/03(Mon) 23:21:12

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ ちょっと足元がおぼつかない様子だったから、
 一言声をかけてから、背におぶって。

 ぐりぐりと、背中に感じる感触に、ドキドキしているのは
 きっと聞こえてしまっているだろうね。]

  僕は嬉しくなっちゃうけどね
  詩桜さんが、そう言って口にしてくれると

[ くすくすと悪戯な子どものように笑って。
 ふと立ち止まれば、背を振り返る。]

  でもね、いつでも、心で想っているのは、
  
(451) 2020/08/03(Mon) 23:21:14

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ たまにしか呼ばない、その呼び方。
 あの夏の日に唇を重ねて、おねだりされたこと>>432

 なかなか慣れなくて、たまにしか呼べないから。
 君を不安にさせてしまうのかな。

 呼び捨てにするのは、妹くらいだったから、
 自分の中では、なんだか特別な呼び方で、
 呼んでいるこっちがドキドキしてしまってね。

 これから、少しずつ慣れていくから許してほしいな*]
(452) 2020/08/03(Mon) 23:21:19

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

  
ワーカーホリック

― 仕事中毒に休息を ―
[ 仕事はそつなくこなすのに、
 休憩が苦手なんて、面白い子だな>>460

 ものの数分で休憩から戻ってきたときは、
 驚いてしまったけれど。]

  それは良かった、
  私の大切な友人がくれたものだから
  味には期待してたけど、成瀬さんからも
  お墨付きをもらったなら、間違いないね

[ 今は、お菓子の感想もくれるようになって、嬉しく思う。
 
 結婚してから、少し客足が遠のいていた気がしたが
 明るく可愛い働き者が店の仲間に増えてから
 徐々に客が増えていた。

 ――きっと、彼女にファンがついたのだろうね。


 楽し気に笑って、さて次はこっちの勉強をと。
 古書の話、好きな本の話、それから――…

 君の好きな人の話も聞いたかな?
 仕事先に不安があれば、いつでもおいでなんて
 冗談半分、本気半分で誘ったりもしたりして。

 穏やかで、賑やかに、
 これから先も、楽しく仕事を一緒にしていただろう*]
(492) 2020/08/04(Tue) 18:31:08

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 花火大会 ―
[ きっと色々な奇跡が重なって、
 今、違う色を持って生まれたもの同士
 一緒にここにいれるのだろう>>432

 寄り添って、微笑む顔を見つめていれば、近づく距離。
 重ねやすいように、背中を丸めれば、
 触れるだけのキスをする。

 悪戯っ子が笑いながら、嬉しい願いを口にする>>433]

  そう、だね――…

[ そのいつかは、きっと遠くない未来くる気がするけど。
 今はまだ、初恋、恋人同士の時間を楽しみたい。]
(493) 2020/08/04(Tue) 18:33:26

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  え、っと――し、詩桜?

[ 可愛くおねだりされてしまえば、
 呼んであげたいのだけど、呼んでみたら、
 なんだか気恥ずかしくて、ぽっと頬が赤くなる。

 あぁ、暑いなぁ、なんて貰った扇子を開いて
 パタパタと風を送る。そのまま、ちらりと詩桜に視線をやって]

  これは……慣れるのに、時間がかかるかもしれない
  今は、まだ……たまに、で許してくれる?

[ ドキドキしてしまって、ぼそぼそと呟くようにお願いを。
 それから、また唇を重ねて]
(494) 2020/08/04(Tue) 18:33:28

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― ある日のこと ―
[ >>483昔の歌を口にすれば、返歌を贈られて
 いつもそんな風に想ってくれているんだね。と
 嬉しい気持ちで胸がいっぱいになる。

 こちらの気持ちも伝えれば、彼女を背中から降ろした。
 ぎゅうと抱きしめられる。

 胸に埋まるその頭を、彼女の気が済むまで撫でていた。

 寂しい気持ちも、羨む気持ちも、この幸せな気持ちも、
 昔は本の中にしかないものだと思っていた。

 彼女のおかげで知っていく本当の感情、
 時に振りまわされて、受け入れて、振り回して。

 こうして、人は人と繋がって、紡いでいくのだなと思う。*]
(495) 2020/08/04(Tue) 18:34:38

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 実りの季節 ―
[ 入籍をして、ひそやかな挙式をあげて
 それから、一年と少し経ったころ。

 蒔いた種が、芽吹き、実りを迎える――そんな頃。

 古書店の敷地にある家に、詩桜は一緒に住んでいて。
 勉強があるから、そんなにやらなくてもいいと
 母や妹が言っていたけど、家事も頑張ってくれて。
 ――ちなみに、我が家は和食が多い


 就活が思いの外、大変そうで。
 何か息抜きを提案しようか、そう考えていた時。

 『あらやだ、詩桜ちゃんおめでたじゃない??』
 『マジか、兄さんちょっとすぐ病院つれてこ!!』


 母と妹が、店に駆け込んできて、
 慌てて病院に連れていきました。]
(496) 2020/08/04(Tue) 18:36:19

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 一年は、もう少し、恋人気分を味わいたいと
 両親からの孫コールを無視していたけれど。

 卒業するまで待とうか。
 そんな気持ちもありつつも、両親の年齢を思うと
 孫の顔を見せてあげたいという想いもあって。

 詩桜にも相談して、
 避妊をするのをやめたのが、いつだったか。
 それがようやく、実を結んだのか。どうか。

 病院で、診察結果を一緒に待ちながら
 ドキドキと先生の言葉を待っていた。
 
 彼女のお腹に、――命は芽吹いていたかな*]
(497) 2020/08/04(Tue) 18:36:43
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。
(a18) 2020/08/04(Tue) 20:24:27

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 命芽吹いた日 ―
[ >>509詩桜の口から聞いた診断結果。
 その言葉に、数秒の沈黙、天色が何度も瞬いて。]

  双子? 二人も、一緒に??
  う、そ――すごい、すごいよ詩桜さん

[ 徐々に、その言葉の意味を理解すれば、
 ほろりと、天色から、雫が零れ落ちた。]
(510) 2020/08/04(Tue) 21:11:22

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  
本当に ほんとに、ありがとう

  Kiitos todella paljon

  大事に、しよう……この奇跡を、

[ その細い身体を優しく抱きしめる。
 まだ、灯ったばかりの小さな光。
 その火が消えてしまわないように、大事にしよう。]
(511) 2020/08/04(Tue) 21:11:24

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  しばらく、詩桜さんは家事禁止だよ
  重いものとか、持ってはいけません

  みんなに、知らせなきゃ

[ 生まれるのは、夏頃になるだろうか。
 夏は、特別な季節になりそうだ。

 君が
まれて。
 君と出会って。
 君と恋をして。
 君と結ばれて。
 君との子が
まれる。

 僕たちの、愛しくて、大切な季節になるね。*]
(512) 2020/08/04(Tue) 21:11:28

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 永遠の後日談は続く ―
[ ひと夏の旅は終わり。
 穏やかな日常へと戻っていく。

     
彼ら

 この夏、貴女 に出会って、自分は変わった
     
彼女ら


 前ほど、自分の色が嫌いではないし
 この色を見た人たちの表情も、
 この目で見つめ返せるようになった。
 
 目を覆い隠していたせいで、気づけなかったもの。

 髪の色を、
のようだと
 瞳の色と、
のようだと
 貴方の色が、
綺麗
だ、
好きだ


 その言葉を、今なら素直に受け取れる。

 本を通してしか知らなかった世界は、
 ずっとずっと美しかった。]
(558) 2020/08/05(Wed) 19:46:42

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 目隠しをしていたこの手をとって、
 それを教えてくれた愛する人。

 天色と東雲色が、見つめる先には、
 もっと色鮮やかな世界が広がっていく。

 旅は終わり、物語は終幕を迎えるが、
 この先も綴られ続ける、後日談。

 友人と呼べる人たちができて、
 ――あれから、ユエも、ヴェレーノも、
 ――清平や羽井先輩も、連絡をくれたかな


 古書店に新しい仲間が増えた、
 ――明るく可愛い働き者さん

 
 神話や怪異の本が少し増えたりもして、
 ――シナリオの資料に使えそうでしょ


 巷で噂の『雪月』の写真集、仕入れたら
 飛ぶように売れて驚いたり、
 ――まさか、あの夏同じ場所にいたと


 ――家族も増えて、

 あぁ、この色で生まれてきて、良かった。
 そう思えるように、なったんだ**]
(559) 2020/08/05(Wed) 19:46:46
 




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