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【人】 ウイエ[和気藹々とやり取りをしながらスーパーを出て、 商店街を離れ歩いて少し。 ちょっと古びた単身者用のアパート2階に 御園が暮らしている部屋はある。 防犯考えたらマンションの方が、って親には言われたけど それだと家賃が高くなってしまって。 キッチン欲しいのは譲れなかったのもあってここにした。 何だかんだずっと住んでいるので愛着も沸いている。] はい、到着。 ようこそ、ビストロ御園へ。 [玄関入ってすぐ横にバスルームやトイレ、 正面扉を開ければダイニングキッチンで 更に扉を隔てて寝室がある。 そこまで散らかっているわけではないものの 目についた衣類なんかは 寝室に放り込んでドアを閉め、 ダイニングに彼を招き入れた。] (98) 2021/12/20(Mon) 12:06:22 |
【人】 ウイエ適当にその辺座って待っててねー。 何か飲む? つってもお茶かインスタントコーヒーくらいしかないけど。 [ダイニングにはローテーブルやテレビ、 ちょっとしたソファなんかが置かれており 冷蔵庫に買ってきた食材を入れながら 取りあえずはそこに座って待ってるように促し いると言われたら飲み物を入れて出そう。] ………… [棚にしまっていた黒いエプロンを そっと取り出して見つめる。 元職場では黒がトレードカラーだったから、 家でも料理する時は同じ色のエプロンを着けていた。 辞めてからは身につけることはなかったけれど。 少しだけ迷った後、 ふわりと身に着けて背で結んだ。] (99) 2021/12/20(Mon) 12:30:06 |
【人】 ウイエちなみに腹具合はどー? 結構昼しっかり食べたから まだお腹減ってないかな? [ランチを終えて、買い物をして、 今は夕方に差し掛かったあたりだけれど まだちょっと晩御飯には早い気がしなくもない。 取りあえずは下拵えだけしてしまおうか。 フライパンを温めながらパン粉を浸し 玉ねぎをざくざくとみじん切りにして炒める。 ボールに合挽肉と塩を入れて なめらかになるまでしっかり捏ねる。 肉の脂が温度で溶けないように冷やしつつ。**] (100) 2021/12/20(Mon) 12:39:06 |
【人】 ウイエ流石に汚かったら急に人は招かないなあ。 まあちょっとボロいけどね。住めば都ってやつよ。 [コンロもふつうに、昔ながらのガスコンロだ。 ポットで湯を沸かしてコーヒーを淹れ、 マグカップに入れてテーブルに置く。 角砂糖はお好みでどうぞ。 何となく視線を感じて彼の方を見れば エプロン姿が気になるようだった。 似合うと言われてぱちぱちと瞬きをし、 にこりと笑う。] ふふん、様になってるでしょ。 これも暫く封印してたけど、 せっかく人の為に作るならってね。 [どちらかと言うと彼には エプロン姿の方がなじみ深いことだろう。 カッコつけてその場で小さく回って見せればふわりと裾が舞う。] (105) 2021/12/20(Mon) 17:01:36 |
【人】 ウイエオッケー。 じゃあ本格的に作りだすのは もうちょっとしてからにしよっか。 先に仕込みだけしちゃうね。 [言いながらちゃきちゃきと準備をしていく。 口を動かしながらも手は止めず。 肉のをざっくり混ぜ、荒粒がなくなったら 玉ねぎとパン粉と溶き卵を入れて むらがなくなるまで更によく捏ねる。 途中で割れて中の肉汁が漏れるのを防ぐためだ。 作る所を眺められるのは慣れているけれど 2人きりで、というのはフリーになって以来そうそうなく。 彼が話はじめれば肉を捏ねつつそれに耳を傾ける。] (106) 2021/12/20(Mon) 17:05:11 |
【人】 ウイエそっかー。 [料理しない親なんて…とかは特に思わない。 それぞれの家庭事情なので。 羽衣恵の親も特別料理が上手でも下手でもないが 料理すること自体は好きだった。] お、じゃあ貴重な機会を貰っちゃったな。 今のあたしはきみ専用だから じっくり堪能してってね♡なんて。 [にんまり笑ってみせた後、 ふと、しみじみした口調になって] (107) 2021/12/20(Mon) 17:07:49 |
【人】 ウイエさっき、人に喜んで貰えるのが 嬉しいって話したじゃん? つくづくそう思うよ。 やっぱり人のために料理するっていいもんだなって。 [それで喜んで貰えるのなら、なおさら。**] (108) 2021/12/20(Mon) 17:17:00 |
【人】 ウイエうふふふ。 いやーそう面と向かって 褒められると照れますなあ。 [かっこいい、とは先ほども聞いたけど 何度言われてもやはり嬉しいものなので。 彼の内心は露知らず、上機嫌に厨房に向かう。 おどけながらも狼の真似をしてくる彼に 一瞬きょとんとして、思わず笑ってしまった。] えー、なんのこと? ......なんて。あははは。 じゃ、あんまり誘惑するのはやめておこうかなー。 [変なことはしない、という 彼の言葉を信じているのもあるが 普段からこれくらいの軽口は言う方ではある。 もちろん場と相手によるし、 危なそうな相手は見極めているつもりだが。 今はーーーどうだろうね?] (112) 2021/12/20(Mon) 21:11:10 |
【人】 ウイエ[そんなやり取りの合間。 天職、と言う言葉に一瞬手が止まった。 何ら裏のない、素直な感想なのは分かる。 褒めてくれているのだろうことも。 だからこそ、小さな棘のように引っ掛かりを覚え。] ......そう、かな。 天職、......だったら、 辞めるかどうか迷ったりするかな。 [世間中に「これが自分の天職だ」と 思っている人がどれだけいるのかは分からないけど、 そういう人はもっと迷いなく、 突き進んでいけるものなイメージがあったから。 彼にーーーと言うよりは、 どこか自分に問いかけるように ぽつりと溢して。] (113) 2021/12/20(Mon) 21:14:57 |
【人】 ウイエ[生憎、彼がそのあと呟いた言葉は聞こえなかったが。 小さく首を振って顔をあげれば、 先ほどと同じ明るい声の調子で口を開き。] ねえ。仁志くんは なんでバーテンになろうって思ったの? きっかけとかあった? [捏ねた肉を小分けにし、ぱんぱんと 掌で空気を抜きながら問いかけてみる。**] (114) 2021/12/20(Mon) 21:18:00 |
【人】 ウイエ[仕事の話に言及する時、 彼は少し恥ずかしそうにすることに気付いた。 どこか照れ臭そうなその表情は 年下相応で何だかちょっと可愛いなって。 自然と目を細める。] ふふふ。いーね、なんか。素直で。 確かにバーテンさんってかっこいいよね。 仕草とか、雰囲気がさ。 仁志くんも店ではそーゆー感じなのかなあ? [今とはまた印象違うんだろうな。 結びつくようなつかないような、不思議な感じ。 自分の方に話が及べば] (117) 2021/12/21(Tue) 0:11:47 |
【人】 ウイエあたしはねー、さっきもちょっと言ったけど 家族が美味しいって褒めてくれたのがきっかけ。 親も人並みには料理作るの好きで 元々ちっちゃいころから見様見真似で 時々厨房に立たせて貰ってたんだけどさ。 皆が羽衣恵の料理は最高にうまい!とか、 プロになれる!とか持ち上げるから まんまと乗せられてここまで来ちゃったわよ。 今思えば結構な親ばかよねえ。 [なんて、当時のことを思い出しながらくすくす笑って。 円形に整えたタネをボウルに入れてラップし、冷蔵庫に入れた。] (118) 2021/12/21(Tue) 0:14:04 |
【人】 ウイエ[一旦手を洗い、米を洗って炊飯器にセットしておく。 別のフライパンににんにくと玉ねぎ飴色になるまでバターで炒めて、塩と胡椒とコンソメを加えてスープを作る。 そんな様子を眺められているのを感じながら 黙々と下拵えをこなしていた。] ふう。ちょっときゅーけー。 [あとは大方焼くだけだ。 ご飯が炊ける頃にはきっと程よく お腹も減っていることでしょう。] (119) 2021/12/21(Tue) 0:17:21 |
【人】 ウイエ[そんな中、しみじみそんなことを言うものだから。] ふふふ、 料理人みたいにかっこよく、は さすがに急には難しいだろうけどさ。 できないって苦手意識抱きすぎてるだけかもよ? なんなら料理、教えてあげよっか。 [なんて、提案もしてみたり。 もちろん本人がやりたくないのに無理強いはしないけどね。**] (120) 2021/12/21(Tue) 0:34:20 |
【人】 ウイエそっか。 じゃあ実際に見るのを楽しみにしとこうかな。 [彼は自信ないと言うが自己申告でモテるのなら きっとびしっとしているのだろう。 そんなに褒めても何も出ないよー、なんて笑いながら にんじんを洗って丸く切り、 バターと砂糖と水と一緒に小鍋に入れて 弱火でコトコト似ておく。 並行してジャガイモを切って 別の鍋で柔らかくなるまで煮る。 野菜が煮えるまでの間、少しだけ休憩。] (124) 2021/12/21(Tue) 11:42:13 |
【人】 ウイエえー、残念。 [あっさり断られてしまった。 まあ本人にやる気がないなら仕方がない。 軽い調子で肩を竦め。] ふふん。言うね。 言っとくけど、料理人だからって いつでもホイホイご馳走するわけじゃないんだからね。 今日は特別よ。 [一応今回は偶然会って奢って貰ったそのお礼なわけだ。 いくら人に食べさせることに飢えていたとはいえ プロの腕を安売りすると思って貰っては困る。 悪戯に目を細め、その顔を覗き込む。] (125) 2021/12/21(Tue) 12:03:17 |
【人】 ウイエ[なんて。休憩を挟み、作業を再開する。 煮えた芋をボウルに移し、 熱いうちにマッシャーでしっかり潰して バターと生クリーム、塩胡椒を入れてなめらかに練る。 人参の入った小鍋は時折軽く揺らしながら 焦げ付く前に火を止めて避けておく。 大方付け合わせの作業が終わったら フライパンに油を敷いて 先程作ったタネを中火で三分。 蓋をして蒸し焼きにし、中にまで良く火を通す。 両面に美味しそうな焼き色がついて 美味しそうな匂いが漂いはじめるころには 既に外は暗くなり始めていた。 肉汁とウスターソースとケチャップ、 ワインを混ぜてソースを作り 目玉焼きを上に乗せて完成だ。] (126) 2021/12/21(Tue) 12:17:09 |
【人】 ウイエはーい、お待たせいたしました。 ウイエの手捏ねハンバーグでーす。熱々だよ〜。 [目玉焼きを乗せたデミグラスソースのハンバーグは ふんわり柔らかく、肉の旨味がぎゅっと詰まっている。 付け合わせはマッシュポテトと 人参のグラッセ、茹でたブロッコリーを添えて。 オニオンコンソメスープの入ったカップと 炊き立てのご飯を一緒にトレイに乗せて テーブルまで持っていこうか。**] (127) 2021/12/21(Tue) 12:18:49 |
【人】 ウイエ[どことなく拗ねたような態度を微笑ましく思いつつ 覗き込んだ先で目が合う。 切れ長の目。夜職なのもあって、 最初は柄が悪い人かなあと思ったけれど 実際に接してみるとそうでもなく。 今日一日で客の時とはまた違う顔を知った。] (132) 2021/12/21(Tue) 17:46:54 |
【人】 ウイエ[料理を作っている間暇を持て余していないか やや気掛かりではあったものの 自分の料理している姿にすっかり見入っているようだった。 本当にカッコイイと思ってくれてるんだなあ、と 何だかくすぐったいような気恥ずかしいような。 彼の分のトレイを置くと感嘆の声が聞こえてきた。 続く台詞には思わず吹き出しそうになりながら] あははっ。勿論。 きみのために作ったんだから むしろ食べてくれなきゃ泣いちゃう。 [そこまで喜んでくれると冥利に尽きる。 自分も一緒に食べるつもりで トレイを持ちテーブルに戻ってくると 少し空けて彼の隣に座り手を合わせた。] (133) 2021/12/21(Tue) 17:51:17 |
【人】 ウイエいただきまーす。 ってちょっと、大丈夫!? [熱いから気をつけてね、 って言おうとした時には既に遅かった。 舌を火傷してやしないかと、 慌てて冷えたお茶を差し出して。**] (134) 2021/12/21(Tue) 17:52:19 |
【人】 ウイエ[自分が作ったものを相手が口にする、 この瞬間が一等好きだ。 期待にぱっと顔が輝くのを見るのが。 幸福そうに頬張るのを見るのが。 おいしい、と口から零れるのを聞くのが。] ふふふふ。ありがと。 どうぞさめないうちに召し上がれ。 [美味い美味いと繰り返したあとは もくもくと料理を口に運び始める。 その間もつい反応が気になって 自分も食事を口に運びながら ちらちらと様子を窺ってしまう。 夢中になって味わう彼を見つめながら 暫く忘れていた充足感が じんわりと胸に広がるのを感じていた。] (138) 2021/12/21(Tue) 19:46:37 |
【人】 ウイエ……はい、お粗末様でした。 [あっというまに空になった皿の前で手を合わせる彼に、 酷く嬉しそうに目を細める。] ご満足いただけて何よりです。 仁志くん、良い食べっぷりだなあ。 見てるだけで嬉しくなっちゃうよ。ほんとに。 [しみじみと本心を告げる。 ここまで美味しそうに食べてくれるのなら やっぱり今日彼を招いて良かったなって思う。 天が引き合わせてくれたのかもなあ、なんて。] (139) 2021/12/21(Tue) 19:49:04 |
【人】 ウイエ結構ボリュームあったでしょ。 流石にお腹いっぱいじゃない? 簡単なデザートくらいなら作れるけど。 [足りないという言葉には笑い混じりに返しながら 自分も肉の欠片を口に頬張る。 彼から少し遅れて完食し、ごちそうさまをしようか。**] (140) 2021/12/21(Tue) 19:52:22 |
【人】 ウイエそーなんだ。 [元々食べることにあまり興味がないのか。 食生活を聞けば納得でもあり。 でも、そんな人が自分の料理を食べて 満足そうな顔を見せてくれる。 食事の楽しさを知ってくれるなら それはなんだか、とても得難いことだなと思った。] オッケー。 ホント簡単なものだけど。 [食いぎみに言われたので食器を片付け 再び厨房へと向かう。] ぷ。あははは。 [どや顔に思わず噴き出して。 どこかくすぐったい気持ちに、 自然と頬が緩むのを感じていた。] (145) 2021/12/21(Tue) 21:38:54 |
【人】 ウイエ[作るのは簡単フォンダンショコラ。 買い置きの板チョコとバターを溶かして 砂糖と薄力粉と卵、ココアパウダーを なめらかになるまで混ぜる。 あとは器に入れて余熱したオーブンで 暫く焼けば出来上がり。 外はサクサク、中はとろとろだ。 平行して洗い物をしながら 出来上がるまで数十分。 しばらくは穏やかな時間が流れていたけれど。] (146) 2021/12/21(Tue) 21:51:13 |
【人】 ウイエーーー............ [一瞬、ボウルを洗う手が止まる。 反射的に彼の方に視線を遣って ああきっとずっと気になってたんだろうな、となんとなく思った。] んー......と、 [ちゃんとした理由を人に話したことはない。 辞める時も、謝罪と感謝は手紙に書いたけど、 何で辞めるのかには触れなかった。 わざわざ言うことでもないとも思ったし 上手く言える気がしなかったのもある。 ううん、ただカッコ悪い姿を見せたくなかっただけかも。] (147) 2021/12/21(Tue) 21:54:07 |
【人】 ウイエ[ぽつ、と口を開く。] .....あたし、料理人になるのが夢だったけど、 もうひとつ夢があってさ。 ......いつか、 好きな人と美味しいものを食べて 笑いあうような家庭を築きたい、って言う...... [それは、自分に料理の楽しさを教えてくれた両親のように。 料理人になりたいと自覚したよりも前に抱いた夢かもしれない。 努力してプロになれたように それもいつか叶うと無邪気に信じていたけれど。] (148) 2021/12/21(Tue) 21:56:32 |
【人】 ウイエでも、うまくいかなくってねー。 元カレには結婚したいなら 仕事辞めろって言われちゃった。 婚活しても上手く行かなかったりして でも周りはどんどん幸せになっていってさ。 あたしをあたしのままで 受け入れてくれる人なんて いないのかなあ、って、思って...... [過去の日々が、どこか遠く感じる。 ぼんやりと洗剤の泡を眺めながら 黙々と手を動かしていた。] (149) 2021/12/21(Tue) 21:58:33 |
【人】 ウイエなんか、そーゆーことずっと考えててさ。 ある日ぷつっと辞めちゃった。 ごめんねー、 料理楽しみに通ってくれてたのに。 [調子を変えるようにわざと明るく言う。 眉を下げて苦笑し、蛇口の水を止めた。**] (150) 2021/12/21(Tue) 22:01:02 |
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