灯る幸災楽禍 テンガンは、メモを貼った。 (c19) 2021/07/07(Wed) 21:09:58 |
【墓】 灯る幸災楽禍 テンガンきらめく、貴婦人の面影を。否、 最後に残った、“今は従うべき王”の視線を追って、 運の尽きた少年を見る。 役目を終えた珈琲の君を見る。 彼らが虐げられるくらいなら自分が。 自分が彼等の分、客たちの欲望を受け止めれば。 そこにあるのは高尚な自己犠牲の精神などではなく、寧ろその先に待つだろう“喜び”を手にしたいが為の──倒錯した、“溢れんばかりの嗜虐性欲を前提とした”被虐欲! ステージの狂った様相に、未だ捨てきれぬ屈辱や、僅かな憤りを抱きつつも、異色の双眸は、不思議なほど据わって、客たちを鋭く見定めている── 到底この世のものとは思えない瞳。 それに対する客たちの反応は、様々だ。 あの余裕を粉々に打ち砕くべく、凌辱の限りを尽くせ、と誰かが言う。 アレは中々に生意気で丈夫そうだ。 心なき機械、あるいはこの船が運ぶ搾精生物をあてがえば、きっと見応えのあるショウになるだろう 、と誰かが言う。それを聴き、仮面の奥の瞳がほんの僅かに陰りを見せる。お前らが直接来ればいいものを。 (+6) 2021/07/07(Wed) 22:07:53 |
テンガンは、何故か【スペシャル☆アニマルパイ】にありつくことができた。別の時間軸で、貝animalの特徴を持つかも。 (c26) 2021/07/07(Wed) 22:39:30 |
テンガンは、挑発するかのように、腰に手を当てた。 (c31) 2021/07/07(Wed) 23:49:28 |
テンガンは、船の狂気が抜け殻だった自分に満ちているのを感じる。 (c33) 2021/07/08(Thu) 10:33:32 |
テンガンは、罪悪感こそ抱けど、 暗殺者の彼が友人の破滅を喜んだように。 (c34) 2021/07/08(Thu) 10:35:38 |
テンガンは、画面の下で 牙を剥いて笑みを浮かべた。 (c35) 2021/07/08(Thu) 10:36:27 |
テンガンは、 喜ぶ 客たちの顔を一人一人覚えている。墜とされても変わらない猛禽類の瞳だ。 (c38) 2021/07/08(Thu) 11:55:08 |
テンガンは、喜びしか分からない。劈くような悲鳴の先にあるものしかわからない。 (c40) 2021/07/08(Thu) 12:17:19 |
テンガンは、全ての感情が喜びに支配されている。矛盾した気持ちに気づけない。 (c41) 2021/07/08(Thu) 12:19:26 |
テンガンは、笑いながら、酷く胸を締め付けられた。 (c42) 2021/07/08(Thu) 12:19:42 |
【墓】 灯る幸災楽禍 テンガン(金持ちの道楽というのは、 極まれば、正に狂気的だな) 200万ドル。 ただ日常を生きるだけでは、手に入るどころか、 目に入れることすら叶わない”非日常”の証。 それが、 こんな簡単に、一人の少年に注がれている。 たった一人の少年の、弄ばれ尽くされた人生。そのカタストロフィに金額を付け、価値を積み立てる。 怒り、 不快、 絶望 湧き上がる 歓喜、狂喜、悦喜 ───陶酔や恍惚の様相をみせる客たちを見るたびに、倒錯した明るい感情が湧き上がる。血の池が満ちて、ギラギラと悪趣味な照明を反射する舞台。それに相応しい感情で自分の内が満たされている。 (+16) 2021/07/08(Thu) 14:03:08 |
テンガンは、皆の身を、心から案じている。その先に喜びを見出してしまうだけ。 (c51) 2021/07/08(Thu) 14:07:42 |
テンガンは、また地上が愉快になった気配を感じ取った。 (c54) 2021/07/08(Thu) 14:53:04 |
テンガンは、(3)1d10。 (c56) 2021/07/08(Thu) 15:16:48 |
テンガンは、さり気なく地上と墓下で意思疎通が図られたのを感じた。テレパシー? (c63) 2021/07/08(Thu) 16:04:40 |
テンガンは、舞台裏で誰かが変なことしてるのを感じ取った。 (c78) 2021/07/08(Thu) 19:22:34 |
テンガンは、ゲーミング右眼のことは忘れた。 (c80) 2021/07/08(Thu) 19:24:35 |
テンガンは、よく分からないが念を送ることにした。よりギチギチになった。 (c88) 2021/07/08(Thu) 19:30:31 |
テンガンは、もっとゲーミング右眼より酷い絵面になってほしい。 (c93) 2021/07/08(Thu) 19:35:38 |
テンガンは、 喜んだ。 詳細は伺えないがなぜかウキウキだ。 (c101) 2021/07/08(Thu) 19:42:34 |
テンガンは、そこに居られないのが残念だ。 (c108) 2021/07/08(Thu) 19:49:36 |
テンガンは、研修が終わるまでそのままだったらきっと解いてあげただろう。がんばれ。 (c113) 2021/07/08(Thu) 19:53:49 |
テンガンは、ディーラーの彼女を労った。同じ時間帯で。 (c118) 2021/07/08(Thu) 20:11:21 |
テンガンは、流石に。信じられないものを見る目で、“天使”が造られていく見た。 (c121) 2021/07/08(Thu) 20:43:51 |
テンガンは、噎せ返るほどの悍しい匂いに、表情は笑っていても、目が震えている。 (c126) 2021/07/08(Thu) 21:22:54 |
テンガンは、条理を笑い飛ばすような光景に、正気が削り取られるような感覚を覚えた。 (c127) 2021/07/08(Thu) 21:24:04 |
テンガンは、「は、はは」と嗤いを溢す。まだ狂気へ、堕ちきれていない。 (c128) 2021/07/08(Thu) 21:26:40 |
【墓】 灯る幸災楽禍 テンガン天使?これが? 神の国に御坐す使い、それが、こんな、 命を冒涜し、“神聖さ”など笑い飛ばし、引き裂いて踏みにじっても足りないような─── 理解を拒む。脳が、本能が直視することを拒む。 だが目を離せない。 賓客らの歓声が、演奏が、頭を掻き乱す。 此れを望み、愛する客は、最早 我々と同じ人間と言ってもいいものだろうか? 狂騒は心を蝕む。焦点は最早定まらない。 ────ちっぽけな正気を守るために、目を瞑った。 (+18) 2021/07/08(Thu) 21:38:31 |
テンガンは、強く双眸を閉じる。目を合わせたら、“連れて行かれる”。そう錯覚した。 (c131) 2021/07/08(Thu) 22:15:41 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガン筆舌に尽くしがたい“天使”の誕生を目の当たりした心の瑕に、漸く平静が齎されてきた中、主役は舞台の中心へと導かれる。 「……」 客層が変わり、歪んだ歓喜に満ちていた異色の双眸が、かつての落ち着きを一応は取り戻している。 怠惰を表す彼を見ても、御目当ての演目に沸き立つ客を見ても、無感情にそこに立って。下手な抵抗や動揺は、無闇に観客らを喜ばせるだけと知っているから。 不意に背中を押されると、僅かに眼を見開いて。何かを思う前に──待ちわびた獲物を、夥しい数の触手が我先にと受け止めた。 腕と脹脛に、粘液を纏わせたソレらが何重にも絡みつき、服の隙間を見つけては何の抵抗もなく入り込んでいって。哀れな被食者の肌を伝って淫靡に体液が伝り落ちていく。 それはまるで生物が“御馳走”を前に涎を垂らしているかのようにも、見える。 ▼ (+23) 2021/07/09(Fri) 3:08:43 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガン(触れられた部分から次々と、堪え切れないほどの熱が襲い掛かってくる……ッ、催淫作用、か……!) 仮面をつけられた男の唇は屈辱により引き結ばれ、身体は悩ましげに揺れ、内側からいくつもの触手が服を押し返す光景は、布の下で行われる“捕食行為”を、事細かに物語る。 その生物の食事のために、徹底的に“雄の快楽”が与えられていることを、その場にいる誰の目にも明らかに映るだろう。 序幕も程々に、かちゃかちゃと音を立てて器用にベルトが外される。程なくして靴とズボンが、屑籠のない場で剥かれた果実の皮のように、無造作に投げ捨てられた。 四つん這いとほぼ変わりない形で拘束された従業員の、布の少ない下着は、どちらのものか分からない体液が淫靡に湿らせていて。 最も敏感な部分と、未だに指すら受け入れたことない後孔にも、絶え間なく弄ばれながら触手の粘液が塗り込まれていくのが、乱暴に引き伸ばされる下着の隙間から露わになる。 「くッ、ん゛、……ッ! ───ッ、う、ぁあ゛ッ」 強く歯を食い縛っても、暴力的な快楽に声が噛み殺し切れない。観客たちが沸き立つことに対しても、怒り<歓喜>を感じ取れない。気味の悪いほど、身体の負担を減らすように扱われて、酷く調子が狂う── (+24) 2021/07/09(Fri) 3:12:56 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガン無遠慮な指に不満げに唸り、強く噛むことこそはしないものの、拒絶するように歯を立てて僅かに抵抗の色を見せる。 だが隙間から触手の侵入を許してしまえば、狙い通り、粘液の効果で否応なしに力が削がれていく。 「かはッ、ひゅ、〜〜〜ッ! ……ッ……ぉ゛ッお゛……!」 口蓋、頬の裏側、舌。思い思いに鋭敏な口内を蹂躙し、粘膜に分泌された液体は徐々に全身を苛み。飲んではいけないと解ってはいるのだけど、突き込まれた数本の触手にしつこく喉奥を叩かれ、ごきゅ、と明確な嚥下の音を鳴らしてしまう。 だらしなく開いた口からは時折、熱を持った吐息と低音域の嬌声が溢れ、身体の屈服が近いことを意思に反して示して。 その精神をも犯し尽くそうと、捕食者は残された衣服さえも次々と奪っていく。 程なくして、撮影機器の前に肉厚な胸板、豊満に揺れる臀部、雄々しい背中や腹筋が、惜しげもなく晒された。女性の持つ柔らかな曲線とは違った、ともすれば彫刻すら連想する程の鍛え抜かれた肉体は、余すところなく触手が絡みつき、形を変え、今や尊厳の欠片も奪われて快感を貪っていた。 ▼ (+26) 2021/07/09(Fri) 10:10:19 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガンそれだけには留まらない。まだ肌を覆うものがある。ほんの一瞬の隙を突いて、“触手が仮面を奪う”。身体だけではなく、動揺に揺れる青と白の両眼も、僅かに恍惚に弛んでいた表情の全ても露わになる。 焦燥と、えも言われぬ心細さが胸に走った。 『貸し与えられた従業員の証である仮面を、無意識のうちに身体を覆い隠してくれるものの、最後の砦としていた』 ことを思い知らされ。剰え今の自分はそれすらも無い。丸裸で、産まれたままの姿で、衆目に晒されている。沸き立つ観客。怒号に、揶揄する声に、淫猥な言葉に──それらが呼び水となり、身を最早物理的に焦がさんと錯覚してしまいそうなほどの羞恥、屈辱と、実に倒錯的な快感が突如身に襲い掛かった。 「ッあ、くっ、嫌、ガッ──!!」 弄ばれるままに身体が強張り、一度目の吐精をする。淫らにコーティングされた触手たちは歓喜して、自身と、獲物の身にそれを塗りたくった。 アイマスクのように、触手が両眼を覆いながら仮面を付け直す。それでもまだ“食事”は終わらない。休むことなく蠢いて、獲物を責め立てている。 (+27) 2021/07/09(Fri) 10:28:13 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガン絶頂の余韻も引かぬ間に、視界を奪われたまま、只管頭が焼き切られるような快楽を注ぎ込まれて、弛緩した肢体は最早されるがままになっている。 快楽から逃れようと腰をどれだけ逸らしても、何処までも手は追ってくるから諦観する。学習性無力感、ともいうべき反応。 四つん這いの体勢を崩し、倒れ込むことだけは、四肢に絡みつき、縛るものが許さない。ぎち、とその状態で縫い付けて。 “観客のお客様”たちに、より楽しんでいただけるよう、獣が犯されているような痴態を固定して差し上げて。そんな高尚なこと、触手が理解しているはずもないのだけど。 「───ッ、ぐ、ぁは゛っ! ……くそ、悪趣味も、大概にッ──ぃ!?」 背中に指が滑り、走る擽ったさすらも、今は甘い痺れと化して腰骨に走って。股間のモノは詳らかに快感から生まれる欲望を拾って、いきり勃つ。 ▼ (+29) 2021/07/09(Fri) 16:16:45 |
【墓】 局所的幸災楽禍 テンガン身体を丸めて荒い呼吸を繰り返し、“怠惰”へ、再び何か文句の一つでも吐き出そうとする。だがその前に、後孔を一回り太さを増した、男性器にも近い形のソレで擦りあげられて思わず口を閉ざした。 体力はまだ余っている。だけど抵抗できるほどの気力はもう無い。散々舐り尽くすような愛撫を受けた窄まりは僅かに綻びを見せていて、熱い視線を感じると呼吸でもするような蠕動をみせて。触手を押し当てられると、いやらしく吸い付くように。 だが如何しても経験の浅い穴は、どうにか異物を押し返そうとしていて。 痺れを切らした生物が獲物を腋から抱え無理矢理に立たせると── 「や、めッ……!っお゛……ッ!!」 ──その肉の棒の上に、腰を落とさせた。 自らの体重が重しとなって、引き締まった入り口を優しく、無情に抉じ開けていく。直腸にまで粘液が染み出していき、尻の全てが性感帯に作り替えられていく、ような。 ある程度まで挿入を終えられて、満足そうに触手生物は男の膝の下も支える。四つん這いとは違った、痴態を全て暴き出すような体勢。ゆっくりと突き上げられるたびに、気の狂うような快感が背骨を伝って脳天にまで登っていく。 (+30) 2021/07/09(Fri) 16:23:26 |
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