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【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣[カウンターでぐたっとしてたら、 メニューを渡された。>>2:198 あれ、そういえばこの人何か言ってたような気がする。 そうして重なった言葉と共に思い返して──] はっ!うるさくしてごめんなさい! [がばっと身を上げて、謝ったのでした。 たしかに店の中で大声は良くないよね。 ちょっと焦ってたなーと反省する。 だって長年探した兄が見つかると思ったら いてもたってもいられなくて。 ……結局、また会えなかったけれど。 もうお兄ちゃんとは会えない運命なのだろうかと また落ち込みそうになって慌てて姿勢を正した] (@0) 2019/04/19(Fri) 10:05:30 |
【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣あ、えっと、うるさくしても お店にいて大丈夫ですか……? いいならシチューが食べたいです! [大丈夫、お金はある。 一応お財布の中を確認してから はいっと手を上げて注文をする。 そういえばご飯もまだだったと、 そう思い出してしまったら なにか食べたくて仕方なくなった。 昔から食い意地は張っている方だ。 兄にもよく、お前はよく食べるなって 笑われて……撫でてもらっていたっけ。 あの優しい温もりを、 私はずっと忘れられないのでした]* (@1) 2019/04/19(Fri) 10:05:48 |
【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣─ 回想・やさしいお兄ちゃんのはなし ─ [初めに言うと、兄はみんなのお兄ちゃんだった。 ひとりだけ何故か少し年上で、皆よりも大人で。 小さい頃なら院長先生と一緒に面倒を見てくれた。 みんなお兄ちゃんに懐いていたし、私も例外じゃなかった。 お兄ちゃんは元の家族に対して全然執着がなかった。 私や他の子達が夜、"お母さん"と泣く姿を見て 大丈夫だとあやしてくれる一方で、 とても冷めた目をしていたことを覚えている。 だからだろう。 施設のみんなのことを、兄は本当に本当に大事にしていた。 お兄ちゃんは、何故か分からないけれど 私のことを少しだけ特別扱いしてくれた。 こっそりといろんな場所に連れて行ってくれたり、 誰にも見せたことの無い宝物を見せてくれたり。 それが少しだけ……ううん、すごく嬉しかった。 でも兄の心に秘められた思いを私が知ることはなかった。 兄も知らせようとは思わなかったのだろう。 いつか施設を出た兄に尋ねたことがある。 彼女は出来たの?って無邪気に。 兄は、仕事柄無理かなと笑っているだけだったけれど。 ──その心の中は、どんなものだったんだろう]* (@2) 2019/04/19(Fri) 15:54:09 |
【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣あ、いや、えっと、そうじゃなくて…… さっきうるさくしたから、追い出されないかなって。 [ほかのお客様のご迷惑になりますのでってやつ。 大丈夫です、もううるさくしないから。 ちょっとばかり声が大きくなりやすくはあるけど ちゃんと静かにもできる子なので。 頼んだシチューはすぐに来てびっくり。>>18 でもお腹が空いてたから嬉しい。 ありがとうございますと笑顔でお礼を言って、 シチューに手を伸ばした] (@3) 2019/04/19(Fri) 21:44:36 |
【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣[───の前に、ぱちりと目を瞬かせる。 萩原悠人。 はぎわら、ゆうと。 悠兄ってそんな名前だったんだなぁと ちょっとだけ寂しく思う。>>24 自分の知らないことを知ってるのは 長く一緒にいたのにって思っちゃう。 逃げられた、の訳を聞かれて少し悩む。 正確にはそうじゃないのかもしれないけど。 でもここまで来たらきっとそうなんだろうって お兄ちゃんのことを知るが故に悟る。] あ、えっと………… お兄ちゃ、じゃなくて、悠人さん。 ずっと探してて、逢えなくて。 やっと見つけたと思ったらいなくなって。 だからつい、逃げられたなんて言っちゃったんです。 [言葉の綾です、なんて笑ってみせて。 私、上手く笑えているかしら]* (@4) 2019/04/19(Fri) 21:45:25 |
兄を探して三千里 華川 黄衣は、メモを貼った。 (t0) 2019/04/19(Fri) 21:46:49 |
【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣あ、え、いいんですか!? ていうか、悠兄って甘いもの食べるんだ…… ううん、そうじゃなくって。 もらっていいなら遠慮なく貰います! [タダって魅力的だもの!>>65 ……まぁその代償に追いかけるのを諦めるってことは あるんだけど。 でも、座った時点で追いかけるつもりは 正直あまり無くなっていた。 落胆が強すぎて、気持ち的に無理。 今回はイケると思っていただけに尚更。 今はこれ以上落ち込まないようにするのが 精一杯なのでした。] あ、申し遅れました。 私は華川黄衣って言います。 みんなからはきーちゃんって呼ばれてます。 ええと、私は…………良かったら 優花さんって呼んでもいいですか? [お兄ちゃんみたいなオーラがある。 多分この人もお姉ちゃんなんだろう。 なんて変な推理をしながら、いいですか? と窺うように見つめた。] (@43) 2019/04/21(Sun) 18:42:19 |
【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣あ、お兄さんも……パフェ譲ってくださって ありがとうございます。 パフェって美味しいけどちょっと高いから 高校生のお財布には厳しいんですよね…… ──そういえば、さっきの絵! あれ、すっごく似ててビックリしました! [良かったらほしいなーくれないかなー なんてちょっと思うけど、悩む。 パフェまで譲ってもらって>>@39図々しいか? でもいいなーお兄ちゃんの絵。 手を伸ばしかけていたシチューに 今度こそ手を伸ばしてスプーンでつつく。] (@44) 2019/04/21(Sun) 18:43:09 |
【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣[ 施設は燃えた。大切な物と一緒に。 ]10も離れた兄と過ごした時期は幼く、 記憶は徐々に薄れていく。 兄との繋がりがどんどん消えていって、 残るのは最後のお別れに貰った片方のピアスだけ。 ……穴を開けるのが怖くて付けれてもいない。 だからなんでもいい。兄に繋がるものが欲しい。 兄は確かにいるのだと証明できるものが。 (@45) 2019/04/21(Sun) 18:44:09 |
【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣[悩む。悩んで、悩んで。 ちらちらと物言いたげにお兄さんを見つめて。 結局、あの絵くれませんか?と小さな声で 言ってしまったのでした。]* (@46) 2019/04/21(Sun) 18:44:44 |
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