【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[きみの声がちゃんと届く。 あのころみたいに名前を呼んで。 聞こえた。 聞こえたけど、聞こえないふりをしようとした。 だから振り向かないまま一歩踏み出したら、 今度はきみが、俺の手を掴む >>154 そういえばきっと(多分) お揃いのべっこうあめが握られていて 片手だけじゃあ、きっと上手く解けない …… 解こうとは、しなかったけど。 ようやくきみのほう 観念して視線を向けたら、 ふたつの瞳が、こっちを睨んでいた。 ] (174) 2021/07/26(Mon) 0:06:27 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[怒ってんな、って思っちゃって、 そんとき覚悟を決めたのは俺のほうだよ。 でもご尤もな怒りはだんだんと萎んで行って…>>155 ん?困らないの? ]って様子がおかしいのに気づきかけてた 好きでもない男から好きだって言われたら 困るだろ??困るよな??? ん??どういうこと???それって………? (175) 2021/07/26(Mon) 0:06:46 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[なにも、言い返さないで、きみを見ていた 手首、離されなくったって たとえ離れてしまったって 逃げるつもりはなかった。 背中で咲いたのであろう大輪の花火が きみの表情をほんのひととき照らして、 ・・ ]綺麗だな、ってまた思って、>>86 (176) 2021/07/26(Mon) 0:07:06 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[茶化したかったわけじゃない。 でも「そういう男」な俺は、ちょっと微笑んで、 頭を横に振ってから、同じ目線のきみに言う ] ……そんな危ういこと言うと 攫われちゃうかもしれないよ。 [そばにいて、とかどう考えても反則すぎるし。 鈍感な俺には未だ真意が図りきれないから尚更。 攫うのは、俺かも知れないし、>>0:350 神社に出るわる〜い狐かもしれないよ、って] ………冗談。 [今日は、笑わないで真顔に戻った。 あの日とは逆だって、覚えてるかな。 ] (178) 2021/07/26(Mon) 0:08:20 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也迷惑かもしんないけど、 ずっと、ずっとさ、好きだった。 逃げてて、ごめん。 [……いや逃げてるのは俺自身からなんだけど どう、伝わってもいいや。 もう逃げないのは、変わらないから。] (181) 2021/07/26(Mon) 0:10:22 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也そばに居てほしいよ、俺も。 [願わくば、攫うんじゃなくて、 どうか、夕鶴の意思で、そばにいてくれたら。 俺のねがいが、はなひらきますように。 ]** (182) 2021/07/26(Mon) 0:10:48 |
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。 (a46) 2021/07/26(Mon) 0:13:09 |
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。 (a60) 2021/07/26(Mon) 12:53:30 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也………本当に?? [疑うように聞き返しちゃったのは、ごめん だって実感が湧いてなかったから。 でもきみが嘘をついてないって知ったなら、 そっか、ってちょっと目を泳がせて、] (306) 2021/07/26(Mon) 23:32:11 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也……俺も嬉しい、 ごめ、なんか実感湧かねえ 好かれてる、って思ってなかったから 恋人になってくれる、 ってことで、いいのかな [あんまり上手に笑えなかったけど、 はにかむように微笑んでみせた。 あまりに疑いすぎて、一応確認もしてみた。 目を合わせた夕鶴がいつもに増して綺麗に見えたのは なんかフィルターでもかかっちまったかな。 ……それはそれで、悔しいけど。 ] (307) 2021/07/26(Mon) 23:32:44 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[悪の組織が追いかけてきたわけでもないのに、 ヒーローのふりして、きみを攫って >>283 偶然を装って辿り着いた家の住所は 明らかにコジンジョーホーを盗み見た結果で 聞かれたとてはぐらかしてたし、 いつだって悪者は俺のほうだったから、 ちょっとは悔しがる展開、 待ち受けてたって、仕方ないだろ。 ………って思ってたんだけどね? (309) 2021/07/26(Mon) 23:33:34 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[なにそれ、言い逃げしようとしてるわけ? あっけに取られたみたいな顔した俺の手を、 そっぽを向いた夕鶴の手が引っ張ろうとしてる。 ごまかすみたいに花火見ようとか言い出して 見てるよ、花火。ずっと。 いまもほら、頭上をきらきらと火花が煌めく。 知ってる? ]俺がさっききみの手を掴んだだけで きみはちょっと蹌踉めいたけど、 無防備なきみの背中を、手を、 そうだね、ちょっとだけ引っ張るだけで、 きみが、どうなるか。 (312) 2021/07/26(Mon) 23:35:26 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[きみが手を引くよりも ほんの少し強めに引っ張って、 無事ほんのすこしでも、近くに蹌踉めいたなら。 仕返しの、仕返し。 ─── きみの耳元に、唇を寄せて、 ] (314) 2021/07/26(Mon) 23:37:12 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[仕返しはほんの数秒、十数秒。数十秒。 俺が囁いた言葉に きみの「チャラチャラ」の数また増えた?>>1:379 今日は朱鷺を背負ってるからね、仕方ないね。 ]さーて、花火見るかー [きみの反応がどうであろうと満足げに微笑んで、 手を取り、今度こそ足を進めるはずだし、 そういえばべっこうあめお揃いの話もしただろうし きみが友人にあげてしまった食券、 俺はまだ一枚残ってる話もしたかもしれない。 あの頃みたいにはんぶんこしてもいいしさ>>0:335 そうだ、あの日のリベンジで型抜きしようかとか、 狐も俺も、攫う暇がないほど、 ]**きみと過ごすお祭りの夜は ずいぶんと、忙しくて、楽しいよ。 (315) 2021/07/26(Mon) 23:39:33 |
(a80) 2021/07/26(Mon) 23:43:11 |
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