【人】 機関設計士 スタンレー−回想:道中にてハニエルと− >>48 ハニエル [ハニエルはスタンレーに、星読の仕事を、分かりやすく説明してくれた。] 「へぇ、凄いんだな。[スタンレーは感心する。] 今は、見習いということだったが、ハニエルは賢そうな顔をしている。きっと、今に立派な星読博士になるさ。] >>49 ハニエル [「へぇ、ていう事はまだ、という事なのかな。その人と祭りを楽しむ約束などは?」と、問われ、スタンレーは曖昧に微笑む。] 「実は、昼間付き合って貰ったんだ。まあ、あいつも他に過ごしたい奴がいるかもしれないし。」 [スタンレーは、少し寂しそうに微笑んだ。 マチは華の二十歳、引く手も数多だろう。スタンレーは、二八歳。 年齢なんて関係ないとは言え、マチの将来を邪魔したくはない。 マチが望めば喜んで手を取るが、マチが望まなければ、気持ちを押し付けるつもりはない。いままで通り、気の良い兄でいる。そんな未来も悪くない。と、スタンレーは達観していた。] >>50 ハニエル [そろそろ、彼の宿舎らしい。] 「頑張れよ、青年!」 [ぽんぽんと頭を叩く。ハニエルは、一所懸命自分の世界を広げようとしている。そんな、いじらしい彼の姿を見ると、応援したくなったのだ。] 「俺は、駅に寄ってから帰ろうと思う。話せて楽しかった。またな。」* (83) 2020/05/16(Sat) 18:31:23 |
【人】 機関設計士 スタンレー[コーディーや同僚達に豆大福と金平糖を差し入れたのは、0:00を回ってからだった。もうすぐ終電が出発する頃だ。 「わー!いいんすか!さすが、スタンレーさんっす!」 と、コーディーはいつも調子が良い。家に着いたのは1:00だった。 ちょっと夜更けまでぶらつきすぎた、今日は少々寝坊した。]* (86) 2020/05/16(Sat) 18:45:30 |
【人】 機関設計士 スタンレー (91) 2020/05/16(Sat) 19:20:20 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a32) 2020/05/16(Sat) 19:24:04 |
【人】 機関設計士 スタンレーー湖ー [スタンレーには、この街にお気に入りの場所がある。 それは、街外れの湖だ。故郷を思い出す。一人で考え事をしたい時は、いつも訪れていた。 木の根元に座り、石を水面に投げる。 石は水面を弾いて、とんとんとんっ進んでいく。]* (98) 2020/05/16(Sat) 20:13:26 |
【人】 機関設計士 スタンレー[さて、昼も近い。そろそろ街に繰り出そうかと、腰を上げる。彼の考え事は、いったいなんだったのだろう。 湖から街への小道を進んでいくと、左手に教会が見える。いまは使われてない。 ふと、教会の中に人影が見えた気がして、教会の朽ちた扉を開く。 そこには、礼拝堂が天井から差した光に照らされており、花々が咲いていて、美しさに感嘆する。そこに一つの人影があった。>>95 「やぁ、すまん、邪魔した…かな?」]* (111) 2020/05/16(Sat) 22:46:17 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a40) 2020/05/16(Sat) 22:48:05 |
【人】 機関設計士 スタンレーーセリアと教会で話した少し先:街中ー [セリアと別れた後、スタンレーは街に戻っていた。昼食にありつこうと、大通りを歩いていた。 たこやき屋の近くに、騎士に引きずられるようにして歩く、マッドの姿を見かけた。>>144 騎士の姿はイヴだろうか。 騎士の中でスタンレーと一番仲が良いのはクレソンだが、他の騎士の名前と顔は大抵覚えていた。 イヴは純粋で無邪気で元気な子だ。どのような経緯でマッドと知り合ったのかは、分からないが、マッドがイヴのペースに飲み込まれているのは、遠くから見て分かった。マッドの冷静な顔が、崩れているからだ。] 「面白い組み合わせだな。二人は、たこやきを買うのか。」 スタンレーは、二人とは距離があるので特に声はかけず、向かいの「おこのみやき」の屋台に入る。* (178) 2020/05/17(Sun) 14:38:30 |
【人】 機関設計士 スタンレー[おこのみやきに関しても、東の国が発祥の食べ物で、東の国の技術者に作ってもらったから知っている。>>0:19 彼は、「オオサカベン」という不思議な言葉を話した。 スタンレーは、上に乗った鰹節が踊るのを満足そうに眺める。]* (179) 2020/05/17(Sun) 14:43:39 |
【人】 機関設計士 スタンレー[汽笛の音が聞こえる。良い風も吹いている。良い日だなとスタンレーは思った。後は飲み物だが、スタンレーは挑戦したいものがあった。 それには、若い女性の行列が出来ていた。] 「うーん…、並んでみようか?」 [それは、「タピオカ」と書かれた屋台。最近この国に入って来た。ミルクティーやカフェオレ等に、キャッサバ芋のでんぷんで作られた黒い丸い粒を入れたものだ。技術者はアンテナを常に張り巡らしており、新しいもの好きの一面もある。 しばらく並んで、手に入れたタピオカを吸ってみる。黒糖ミルクティーにしてみた。少し太いストローを通り、黒い粒がすいっと口に入る。] 「うんうん、中々うまいな。」 [はてさて、どこでおこのみやきを食べよう。手頃なベンチを探して歩く。]* (191) 2020/05/17(Sun) 16:37:20 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場入口:ノアとー 「ノア!また会ったな。」 [ベンチを探して広場入口まで来ていたスタンレーは、立ち尽くすノアを見つけたので、声を掛けた。>>185 ノアはドレスを着ており、昨日の不安そうな顔と比べると見違えるほど綺麗だ。] 「デートか?」 [スタンレーは悪戯っぽく微笑んだ。] 「一人なら、良かったら、一緒におこのみやき食べるか?」 [お好み焼きが入った袋を上げる。]* (204) 2020/05/17(Sun) 19:56:09 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場:ノアとー >>210 ノア [「おこのみやき?」という疑問を含んだ声に、スタンレーは補足する。] 「これは東の国発祥の食べ物でな。小麦粉を水に溶かしてキャベツを…、ええい!説明は、後回しだ!とりあえず、食べてみろ!」 [二人は、木陰となったベンチに並んで座った。 スタンレーは、自分用に「わりばし」をパキッと割る。 口を付けてない箸で、お好み焼きを一口大に切り分ける。 ノアには、それをフォークで刺し、蓋を皿代わりにして差し出した。] 「ソースがいい匂いだろ?」* (215) 2020/05/17(Sun) 21:56:35 |
【人】 機関設計士 スタンレーー回想:廃教会にてー [「もしかしてスタンレー?」と問われ、自分を知っているのかと、スタンレーは少々驚く。] 「有名人なんて、それ程でもないよ。 この教会の近くに湖があるだろ?そこが、俺のお気に入りの場所なんだ。 君は花売りなのかな?」 [セリアの持っている花籠を見て、問う。] 「こんな所に花が咲いてるなんて、思いもしなかった。綺麗だな。」* (216) 2020/05/17(Sun) 22:03:44 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a67) 2020/05/17(Sun) 22:07:13 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場:ノアとー >>219 ノア [「ぁ、美味しい……」その一言が聞こえると、スタンレーは、満面の笑みになった。] 「だろう?[さも自分で作ったような得意げな顔だ。] 俺は、オオサカの食べ物が大好きなんだよな。 あ、オオサカって言うのは、遥か東の国の都市のことでな、俺は、いつか行くのが夢なんだ。」 [スタンレーは少年のように話した。「東の国の技術も気になるしな」と独り言のように続けた。] 「おっと、俺の話ばっかりですまない。ノアは、何処か寄りたいところはあるか?」 [二人でお好み焼きを食べ終えた頃、スタンレーが問いかける。] 「夕方、マチが広場の舞台で踊るので俺は観に行くんだが、ノアも来るか?」 [ノアにも是非マチの舞を見て欲しかったが、ノアの目に見えるのだろうか…。という懸念はあった。 音楽や雰囲気を感じることが出来ればという気持ちからの提案だった。]* (222) 2020/05/17(Sun) 22:57:18 |
【人】 機関設計士 スタンレー廃教会:セリアと >>220 セリア 「そうだな、b53829は、俺の最新作だ。 ガーミルドから!それは遠いところから! いつもご乗車ありがとうございます。 ] [スタンレーは悪戯っぽく、片手を胸に当て、仕事モードでお辞儀をする。] 「生まれ故郷が湖の近くの町でね。故郷を思い出したい時や考え事をしたい時は、良く行くんだ。」 「うん、俺にも花が喜んでるようにみえる。」 [スタンレーは、光に輝く花々を微笑ましく眺めた。]* (232) 2020/05/17(Sun) 23:09:14 |
【人】 機関設計士 スタンレー (236) 2020/05/17(Sun) 23:28:48 |
【人】 機関設計士 スタンレーー廃教会:セリアとー >>241 セリア 「え?!貰っていいのか?!ありがとう!」 [満足げなセリア。無理に断ったり、お代を頂くのは、逆に失礼な気がして、大人しく受け取る。] [「多分、ね。花が嫌いな女の人、いないと思う。」] 「え?」 [どういう意味だと問おうと顔を上げたが、セリアは既に去った後だった。]* (246) 2020/05/18(Mon) 0:10:52 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a73) 2020/05/18(Mon) 0:11:47 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場:ノアとー 「たこやき!たこやきも、オオサカ発祥の食べ物なんだ。たこやきも旨いぞー。たこやき屋はな…」 [スタンレーは、簡単にたこやきの屋台への道順をノアに教えた。] [「私は、音のするほうを覗いてから、向かいます。」とノア。] 「確かに、オルゴールの音がするな。何だろう。そうか、分かった!気を付けてな。」 [「デートしたいひと居るのでしょう?」と問われて、スタンレーはあたふたとしながら、] 「まぁ、ね」 [そばかすを赤くして、頬をぽりぽりと掻いた。 程なく、ノアは別れ、スタンレーは広場に向かった。]* (250) 2020/05/18(Mon) 0:19:54 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場:特設会場前ー [時間に余裕はあるが、スタンレーは足早に広場に向かっていた。 早く、マチに会いたい。そんな気持ちが、足取りを早くさせていた。 広場に付くと、特設会場に設置された椅子に腰を下ろす。] >>240 マチ [マチが現れ、優雅に舞う。マチは相変わらず美しかった。それに、昨日よりも踊りに深みがあるように思えた。そして、今日も星のイヤリングをしてくれていることが、嬉しかった。] 「やぁ、おつかれ。」 マチが踊り終えて舞台裏に立った時に、声を掛けた。* (251) 2020/05/18(Mon) 0:26:17 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場:特設会場 舞台裏ー >>255 マチ [笑顔のマチに釣られて、スタンレーも微笑み返す。 「ちゃんと舞台できたかな?」そう聞く彼女は、ちょっとだけ不安そうで。 安心させるように、片手でポンっと頭を撫でる。] 「ああ、とっても綺麗だったよ。頑張ったな。」 「時間?勿論。俺もマチに話したいことがある。」 [スタンレーは、真剣な顔をして伝えた。]* (257) 2020/05/18(Mon) 1:02:46 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a79) 2020/05/18(Mon) 1:31:17 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a86) 2020/05/18(Mon) 13:11:41 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a90) 2020/05/18(Mon) 17:55:13 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場ー [スタンレーは、マチとの約束の場所、広場に、一足先に来ていた。 夜空を見上げる。 いままで、星なんて気にしたことが無かった。 こんなにも、こんなにも、綺麗だったのか。 思えばこの数日、沢山の出会いがあった。 いつも優しいジゼル、弱視に負けず明るく笑い夢を叶えようとするノア、何かを秘めたようなマッド、元気をくれるリアムとリナ、弟のような星読博士見習いのハニエルに少し弱みを見せたりしたっけ。何かを察して勇気付けてくれたセリア。そしてー…、マチ。 人の出会いは、一期一会だ。一つ掛け違ったら、その人とは会えなかったかもしれない。 スタンレーは、人との出会いに感謝した。] (310) 2020/05/18(Mon) 19:38:21 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場にて:マチとー [花火が星空に咲いては消える。見惚れていると、ふいに、聞き慣れた声に呼ばれ、振り向く。] 「よっ。」 [スタンレーは、優しく微笑む。] 「そうだ、これ、マチにお土産。」 [手にしていた、一輪の向日葵を差し出す。それは、今朝、セリアから貰った向日葵だ。] (319) 2020/05/18(Mon) 20:21:06 |
【人】 機関設計士 スタンレー (325) 2020/05/18(Mon) 20:45:53 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場にて:マチとー >>326 マチ [訥々と話すマチの言葉が心地よく、スタンレーは頷きながら、急かさずにゆっくりと優しく聞いた。 「これは私からのお礼です。」と、マチからあるものを渡される。 ゆっくりと包み紙を外すと、濃く深い赤の石のキーホルダーが姿を現した。深い赤は、まるでスタンレーの情熱を表しているかのようで、また、赤毛のスタンレーにとても似合う。] 「ありがとう…!凄く嬉しいよ…!綺麗だ…。」 [スタンレーは、キーホルダーがよく見えるように、星明かりにかざすようにする。星が反射して、より一層輝いた。] [「私も少しでもスタンレーさんの力になれるように これは明日からのスタンレーさんに私からお守りです。」と、マチが続ける。] 「ありがとう。これは、心強いお守りだな。」 [一所懸命話すマチが愛らしくて、微笑む。] 「俺からも話があるんだが、聞いてくれるか?」 [柔らかな表情のまま、スタンレーは続けた。]* (332) 2020/05/18(Mon) 21:34:58 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場にて:マチとー 「どうか、気負わないで、聞いてほしい。」 [と、前置きし、スタンレーも訥々と話し出す。] 「マチは、とても真っ直ぐだよな。暖かくて、優しくて。 一緒にいて、凄く、心地がいい。 それでいて、努力家だ。」 [スタンレーは、いつか王族の前で踊れるようにと、日頃の練習を欠かさないマチの姿を知っていた。] 「俺の好きな花も、向日葵なんだ。 まるで、マチみたいだから。」 「俺は、マチが好きだ。」 [スタンレーは、優しい目で、マチを真っ直ぐ見つめて言った。]* (333) 2020/05/18(Mon) 21:54:23 |
【人】 機関設計士 スタンレー[伝えたいことは、もっと沢山あった。 歯の浮いた台詞や、美辞麗句を並べることは、 スタンレーは出来ない。 ただ、正直に。ただ、素直に。 飾らないありのままの気持ちを伝えられたら。]* (335) 2020/05/18(Mon) 21:59:19 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a100) 2020/05/18(Mon) 23:33:38 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a102) 2020/05/18(Mon) 23:39:17 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場にてー >>344 マチ [「ありがとう」というその言葉だけで、充分だった。] 「うん。行っておいで。」 [スタンレーは、穏やかに優しく伝えた。マチは、彼女の道を歩き出しす。きっと彼女は、星の飾りを見つけるだろうと、スタンレーは思った。] [スタンレーは、広場のベンチに一人残っていた。] ー俺には、星の飾りは見つけられなかったけれど、忘れていた大切なものを思い出させてくれた存在がいる。ー 「お守り、か…。」 [マチから貰ったガーネットを星明かりに垂らせば、きらりと輝いた。] 「俺にとっては、これこそが星の飾りだ。」* (371) 2020/05/18(Mon) 23:47:55 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新