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【人】 御供三樹[ みつきの行く末を決めたのは自身 置いては行かないとあなたは言った。 傍にいるといい、とも。 だから私が選んだ、共に居ることにした。 ] (12) 2023/01/15(Sun) 21:31:03 |
【人】 御供三樹 ……見回りなら、 ついて行っては駄目… ですか、[ 駄目と言われるのを承知の上で 子のように我儘を云った。 安全な山に見回り等必要ないでしょう 本当に少しですか、…本当に。 思いが浮かんでも言葉にできないと 泡のように心のうちで消える。 務めだと云われてもどこか 不安げな表情のまま。 ] (29) 2023/01/18(Wed) 19:25:50 |
【人】 御供三樹お気をつけて…… かえってきてくださいね [ 出会ったあの日以来出さないように 務めてきた苦笑いでそういって あなたが握ってくれた手が離れたあと 残らない暖かさにでも縋るように 己の手を撫ぜた ] (30) 2023/01/18(Wed) 19:25:59 |
【人】 御供三樹……………………。 [ すぐ、がすぐでないことくらいわかっていた。 けれど一刻が一生にも感じるほど長い。 眠れずに正していた足が次第に痺れて 崩し痺れが消えてもまだ あなたの告げた一刻は終わらない ] (31) 2023/01/18(Wed) 19:26:07 |
【人】 御供三樹……存じ上げません 私は…待っていろと そう 言いつけられましたので [ 見られているだけで凍りそうなほどに冷たい圧。 鬼様とはまた別物の妖気というのだろうか 図りしれない重圧に潰れそうになりながら 何とか口を開いた。 ] (35) 2023/01/18(Wed) 19:27:05 |
【人】 御供三樹…………いか、 ないと……の、せいで、 [ 貴方からの言いつけを違えるのは これまでではじめてのこと 燃え盛るたいまつを持つ人間と 消さんとする鬼の間に 動かんとする者が─ひとり。 ]** (40) 2023/01/18(Wed) 19:27:35 |
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