【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[何を求めているかと聞かれれば>>188] 何も。 強いていうなら、あなたの願いと 意志の強さは、わたしが叶えたい願いのために 必要だわ。 [そう口にして、首を横に振る。] 最初に言ったはず。 わたしはあなたの全てを受け止めると>>103 受け止めた上で、わたしは未来《さき》に進むと>>129 …"あなたに何ができるか"ではなくて。>>189 もし、何の役割も持たずに生きていけるのなら "あなたが何をしたいか"をわたしは聞きたかった。>>128 それが、わたしにとって必要なものだから。 [そして、そんな未来を見てみたかった、と。>>145 彼女は、確かにそう言っていた。] (236) 2018/12/17(Mon) 20:07:40 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ……そう、なの。 [>>195>>196>>198幻影月《ファントム・ルナ》についての情報。 それを聞く表情は冴えない。] あの子の、黒の不死鳥が絡むことだから。 それだけで終わるとは思えないわね。 …。 [あの人は、コーネリアスは今、 幸せな夢を見ているのかしら。 そんなことを考えて、次には首を横に振る。 あの人は、そんな容易く 優しい夢に逃れるような人ではなくて。 だからこそ、いろいろなことに苦しんでいた。 生きることを放棄する人ではなかった、 だから……助けにいかないといけない。] (237) 2018/12/17(Mon) 20:08:06 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[そしてもう一つ、気になっているのは。 仕掛けられるはずの彼女が、あまり攻勢を見せていないこと。 これは……つまり。] あまり、いい気持ちではないわね。 [また、あの子……アナベルの掌で踊らされているようで。] (238) 2018/12/17(Mon) 20:10:13 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロそうよ、この世界は確かに間違っている。 だから、変えていかなければならない。 たとえ小さな変化であってもひとつずつ、 その歩みを止めてはならない。 [永いときを、生きてきた。 人の子が紡ぐ世界を、黒山羊の犠牲に支えられる世界を。 そして、そんな世界を変えようとしてきた者たちを。 わたしは、ずっと見てきた。] わたしがただただ、 泣き暮らしていただけだなんて 思わないでほしいものね。 (239) 2018/12/17(Mon) 20:11:38 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[不死視街《ブレイズ・フェニックス・シティ》のあちこちで 上がっていた水柱がまるで生きているかのように蠢き、 超新星光輝神殿《ザ·ビックバン=スーパーノヴァ》へと さながら鎖のごとくに絡みつこうとする。 それを光によって払うことは可能だろう。 だが、本命はそこではない。] ――…凍結《こお》れ!! [此方の言葉に呼応するように、まずは空気が それから生ける触手の如くに蠢き 絡みつこうとしていた水柱が 瞬く間に氷の柱となって周囲に折り重なる。 その様は、まるで地上から神殿に橋を築くかのよう。 神殿の周囲に漂う水蒸気は、 まるで金剛石華片《ダイヤモンドダスト》のごとくに 輝き、広がる夜空の黒に彩を添える。] (240) 2018/12/17(Mon) 20:12:38 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロあの人が月に昇ってから、 わたしはこの地に根を張り、 白の不死鳥を頼るものたちの願いを叶え 世界に、小さな小さな歩みを刻んできた。 [たとえ、誰に気づかれずとも、 何かを願い、そしてそれが叶った者たちは この世界に確かに存在している。] わたしが、この世界に与えてきたものを 今、少しだけ、返してもらうわ。 [そう口にして、右手に掲げてみせたのは。 富嶽の祭神とされた白の不死鳥の成れの果て、 "真白なる金剛石"。] わたしとこの子が築き支えてきた教団の力。 数百万の民が千にも及ぶ年月を重ねた信仰の力。 甘く見ないほうがいいわ。 [利用できるものは利用する。 それは、魔力ばかりではない。] (242) 2018/12/17(Mon) 20:17:27 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[真白に凍てついた氷の柱が織り成す、 白く光り輝く氷の回廊。 それは神殿を中心として南に二つ、東に一つ伸びている。 そうして、彼女の目には見えただろうか。 その三つの回廊のそれぞれ向こうから 氷の回廊を……否、氷で作られた "線路" を、高速で向かってくる "列車たち" が。] (244) 2018/12/17(Mon) 20:19:42 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[最初の富嶽崩壊で、 各線運転見合わせになっていたのが幸いした。 不死視街《ブレイズ・フェニックス・シティ》の南に位置する、 真富嶽駅から無人新幹線M7○○(1)1d2編成、 RJ富嶽駅から無人在来線車両(1)1d2編成、 および嶽南鉄道線から同じく車両(1)1d2編成。 それぞれ持ち出すことに成功したのだから] 昔、スピカ《あなた》が生まれる遥か大昔。 『この地に鉄道を引きたい』 『新幹線を引きたい』と そう願われたことがあったわ。 [今の車両は、あの頃よりもずっと早くなったと聞いている。 …速度が増したということは、 それがぶつかったときの衝撃もより多くなるのは明らか。] (245) 2018/12/17(Mon) 20:24:09 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[右手に持った、白の不死鳥の石を掲げる。 薄衣が解けた、その掌は何事もなかったかのように 傷ひとつない。] …。 [一気に魔力を消耗したせいだろうか。 少し、いやかなりくらくらする。 だけど、ここで引いたりはしない。 負けたりなんか、しない。] (246) 2018/12/17(Mon) 20:28:08 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[不死鳥の化身たる金剛石を頭上高く掲げ、 白の不死鳥の力と、"わたし"の力。 その二つを縒り合わせ、神殿へと走る車両たちに付与する。 数百万の民の願いを叶え、人々の信仰を獲得した神の力。 真白なる光輝と、光にも劣らぬ速さをその車体に宿して、 暗闇の中光る線路を切り裂くように駆け抜ける新幹線と在来線たち。 その姿はさながら、夜空を駆ける三つの流れ星のよう。 そうしてその車両の全ては神殿へと吸い込まれるように 光の速さで駆け抜けて――そうして、真白と共に爆ぜた。 さながら、超新星爆発《スーパーノヴァ》のように。]* (248) 2018/12/17(Mon) 20:29:56 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a25) 2018/12/17(Mon) 21:49:31 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a26) 2018/12/17(Mon) 21:54:37 |
(a31) 2018/12/17(Mon) 22:57:11 |
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