【人】 平騎士 バジル・クレソンアダム。 [教えられた名前を、舌で転がす>>-99 それは男のような名前で 彼女のような可憐な女性には 似合わないものなのかもしれない>>18 もしかしたら、嘘を吐かれているのかも。 でも、その名前は彼女にしっくりくる気がした。 だから、いいんだ。 自分にとって、彼女は"アダム"。] (26) 2020/05/19(Tue) 14:51:59 |
【人】 平騎士 バジル・クレソン[騎士ではない、ただのバジル。 それは追わないということ。 彼女に罪を問わないということ。 騎士として有るまじき行為。 けれど、大切なものを守りたいと、 そう心に決めたから。] ……あ、流れ星。 [落ちていく星はなにを表しているのか。 そちらに意識を少し逸らせば、 すっかり暗くなった世界に気づく。] (28) 2020/05/19(Tue) 14:53:37 |
【人】 平騎士 バジル・クレソン[彼女に視線を戻せば、 どんな表情をしていたか。 緩く微笑めば手を差し伸べる。] 帰ろうか、送るよ。 [手を取ってくれるのなら言った通り。 ただ普通に、彼女を送り届けよう。 けれど、別れを惜しむように、歩みはゆっくりと。*] (29) 2020/05/19(Tue) 14:53:51 |
【人】 平騎士 バジル・クレソン[願い事。 流れている間は見惚れてしまって 考えている暇もなかったけれど>>31] ……ううん。 願い事は、自分で叶えるから。 [握っている手は温かく柔らかい。 もうすぐなくなってしまう温もりを感じながら 二人、並んで。] (38) 2020/05/19(Tue) 19:09:41 |
【人】 平騎士 バジル・クレソン[彼女が行ってしまう>>32 思わずその細い体を抱きしめたくなるけれど 背を向けた彼女にぐっ、と拳を握って耐える。 "今は"まだだめだ。 その行為は、決意を鈍らせてしまう。 彼女と共にいたくなってしまう。] ……っ、 [彼女の言葉は、出会った数日前を思い出すもの>>0:79 表情が歪みそうになるのを 唇を噛んで、やり過ごして。] (39) 2020/05/19(Tue) 19:10:18 |
【人】 平騎士 バジル・クレソン[別れる時は笑顔でいたい。 自分の笑顔を、覚えていて欲しい。 そうして、彼女が去っていくのを その背中が見えなくなるまで見つめていた。] (40) 2020/05/19(Tue) 19:11:41 |
【人】 平騎士 バジル・クレソン[──彼女と別れて少し経った頃。 荷物を纏めれば、機関車に乗り込む男がいた。 騎士団に辞表届けを出した時にはとても驚かれた。 説得を数日受けたり、理由を聞かれたり。 その都度真剣に答えていれば、やっと受理され。 引き継ぎも済ませてから、今ここにいる。 この国のことは大好きで。 ずっとずっと守っていこうと思っていて>>0:27 けれどそれよりも、 守りたいものが出来てしまったから。] (41) 2020/05/19(Tue) 19:12:10 |
【人】 平騎士 バジル・クレソンうわぁ……! [窓越しに海が見えれば、乗り出してじっと見た。 世界には様々綺麗なものがある。 それを、彼女と見られたらいい。 人を頼りに、君を探そう。 そしてまた出会えたら。 君の声で、名前を呼んで。**] (42) 2020/05/19(Tue) 19:12:43 |
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