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【人】 封じ手 鬼一 百継■エピソード@ 妻問題 === 百鬼夜行は1008年の間封じられる。 逆に言うと、1008年経てば封印は崩れる。 儂は、遠い未来のために、子孫と技を残す必要があった。 そして今、儂の前には、数々の文が並べられておる。 儂に向けた恋文じゃ。 それらを挟んで、仏頂面の継置もいる。 儂が無理に此処へ読んだ。 「……どれにも興味が持てぬ」 「だからそれは駄目なんだろ」 「儂は……あの日……」 「忘れろ」 「儂の前を通り抜けて行った、可憐でしとやかな、凛として強そうな娘ごが忘れられんのだ!」 「忘れろ!」 「何故じゃ!」 「なぜとかじゃなく!」 にらみ合う。 あの、"まぼろしのおとめ"の話になると、兄やは不思議と頑なになる。 ……あ!? そ、そうか…… 「彼女は、兄やの通い人……」 「どう! して! そうなる!」 「だったら何なのだ!!」 今宵も儂の寝屋は五月蠅い。[**] (0) TSO 2021/04/25(Sun) 23:23:13 |
【人】 封じ手 鬼一 百継>>#1 【PC用エピ議題】 ■1 自分の作ったお気に入りのシーン、台詞など どのシーンも、「百継から見た相手」を明確に伝えつつ、世界観も漂わせつつ、読みやすいように……! と思って書きました それと、なるべくログが賑わうように頑張りました。 百継は、甘えたがりで幼いですが、いじらしく、高潔で努力家で、周囲の人を一生懸命見ています。 「年下上司だけどこれなら許す!」って思ってもらえるような存在にしたかったです。 お気に入りシーンをあえてひとつ挙げるなら >>3:25>>3:26>>3:27>>3:28>>3:29 手癖で書いたシーンに見えるかもしれないけど、憎悪と親愛で裂かれそうな幼い心の混乱を、安易な言葉で、わかりやすいリズムで書くことが、めっちゃムズかったです。 百継自身整理できてないぐるぐるをどう書けば納得感とドラマ性のあるものになるかわからなくて、時間かかりました。結果、それができてるかもわかりません。でも頑張ったから挙げます。 シナリオ的にも、「あっさり一葉さんに絆されてはだめで、でも突っぱねすぎてもだめで、葛藤の末に絆と成る」必要があったので、難易度ドンでした。 (9) TSO 2021/04/26(Mon) 20:21:31 |
【人】 封じ手 鬼一 百継■2 他の方の作ったシーンで最も印象に残った場面、印象的な台詞など ・継置 スタートがコアズレで苦労し、全体的に一歩引いているのかなという印象はありましたけど、それでも強い存在感を放っていたのは何由来でしょうか。おしえて。 >>5:*69 これ嬉しかったー! でも一番は>>4:7これで、「そうきたか!でも考えてみたらそうなんだよ、ここで百継を甘やかすんじゃなく叱咤激励できるのは兄やだけなんだよ!」と感動した覚えがあります。 ・誘蛾 誘蛾さんに関してはずーっと「これで合ってる?合ってる?」って思いながらシーン投げてた気がします。 誘蛾さん自身どことも敵対せず浮世離れして飄々として、時折刺す、みたいなプレイスタイルだったような。 その中で>>4:41宿敵貰えたのは嬉しかったです✨ 「あか」の解釈で悩んだのも楽しかった。感覚言語を解釈して打ち返すの好きです。違ってたらゴメンナサイまで含めて。 (10) TSO 2021/04/26(Mon) 20:22:24 |
【人】 封じ手 鬼一 百継>>#1 ■2 他の方の作ったシーンで最も印象に残った場面、印象的な台詞など ・一葉 本地上参戦は初だと言っていたのは詐欺だと思います。 シリアス、笑い、ほっこり、しんみり、赤での村回し、灰、すべてにおいてバリアフリーで八面六臂の活躍でした。 スパイスが効きながら根本的にハッピー志向なのは本当に素敵です。ありがとうございました! SGMからはあえて>>4:25>>4:26を挙げさせていただきます。拙者自分のPCエロい目にあわせる猛者大好き侍。これで20%か……50は無理でも30くらいならなんとか…… ・氐宿 まいるさんに軽い気持ちで平安を振ってはいけない(正座) 重厚かつ緻密なシーンの数々は、まじでこちらが恥ずかしくなるばかりでした。 足枷がついた状態でシーンを落として頂いた中から選ぶのは野暮なので自重します。 全体的にまいるさんマジまいるさん! そしてクライマックスは本当にかっこよかった。 エピでお顔を見られるでしょうかー。 (11) TSO 2021/04/26(Mon) 20:48:55 |
【人】 封じ手 鬼一 百継>>#1 ■2 他の方の作ったシーンで最も印象に残った場面、印象的な台詞など ・徽子 出力がすごい() ただの出力じゃなく、場を見て、必要な場所に必要なシーンを落としていく力とそのスピードがめちゃくちゃ心強かったです。 「今はこっちよりこっち優先」の嗅覚も正しくて、何度もはっとさせられました。 お気に入りなのはなんと言っても>>3:53>>3:54>>3:55です。 「誘蛾、あなたは特別だわ」という一言には、誘蛾への愛と、徽子の傲慢さが同時に宿っていてとても好きです。 こういうのやってもらったら右に出る者はいないんだ。もっと見ていたかったです。 (12) TSO 2021/04/26(Mon) 21:11:14 |
(a0) TSO 2021/04/26(Mon) 22:06:52 |
(a1) TSO 2021/04/26(Mon) 22:07:06 |
(a2) TSO 2021/04/26(Mon) 22:07:39 |
鬼一 百継は、556でパスじゃ! (a3) TSO 2021/04/26(Mon) 22:07:52 |
(a8) TSO 2021/04/26(Mon) 22:10:54 |
(a9) TSO 2021/04/26(Mon) 22:11:02 |
鬼一 百継は、55664(6)1d6 (a10) TSO 2021/04/26(Mon) 22:11:10 |
【人】 封じ手 鬼一 百継そういうことでもないのだが!! [大人しく振る] ■サービスシーン @:状況 ふざけたことしか言えなくなった。理由はない。 A:解決(2)1d4 相手:継置 アイテム:(3)1d6 (14) TSO 2021/04/26(Mon) 22:49:04 |
【人】 封じ手 鬼一 百継■エピソードA 令和にて 千と八年の後。 元号はついに、令和へと変わった。 一葉はスマホを持ち、LINE連絡で徽子に「スカイツリーに何時」と連絡をいれる……そんな時代が来た。 かつてあやかしの災難に幾度となく見舞われたこの東の田舎の都が、「東京」と呼ばれるようになるとは、まったく想像もしていなかった。 一葉は、細身のパンツとゆったりした麻のニットで待ち合わせ場所にいた。 「お兄さん、ひとりですか?」と、若い女性に声をけられる。 長身で、大きな黒目に肌もなめらかな、しかしどこか浮世離れした一葉は、よく目立った。 一葉が声をかけてきた女性に戸惑いながら首を振ると、去り際に、「何よ、わかめ頭」と憎まれ口をたたかれる。 10世紀経っても、わかめ。 そう考えていたら、物陰からこちらを見て、くすくす笑っている徽子が目に入った。 千年たってもその、少女らしくもどこかいたずらであやうげな雰囲気は変わらない。 白いカットソーと若葉色の膝丈スカートが、初夏らしく、髪色にも合っている。 スカイツリーのエレベーターに乗る。 ヒールを履く徽子のために、一葉は、必ず手で道をあける。 徽子は気づいているが、何も言わない。 一葉も、何も言わない。 展望台からふたり、愛しい都を見下ろす。 色のある話題にはならない。 ここに百鬼夜行を起こすのか否か。いつもそんな話題だ。 そして、いつもあやふやに終わる。 (18) TSO 2021/04/26(Mon) 23:29:11 |
【人】 封じ手 鬼一 百継――兄や、兄やぁ!! 後ろから、子どもの泣き声がした。 一葉と徽子、2人で振り返ると、そこには、齢14ほどの少年を追いかける、5歳ほどの幼児がいた。 「父さま、母さまも、姉さまもいないぃ……」 「見つけてやるから、泣くな!」 「本当に?」 「本当だ!」 少年が、幼児をあやしているらしい。 一葉と徽子は、しばし、その光景に魅入っていた。 一千年前のとある日が、思い起こされた。 「だから泣き止め……」 「じゃあ、ちゅうして」 幼児が、ひっくひっくと泣きながら、少年に向かって腕を広げる。 全幅の信頼、甘えた態度。 少年が周囲の目を気にして「だめだ」と返すと、幼児はまた瞳いっぱいに涙をためた。 少年は、すぐに折れた。 「わかったよ……もも」 「わ。おき、大好き」 少年が幼児を抱きかかえてあやす姿を見て、一葉と徽子は顔を見合わせた。 [〆] (19) TSO 2021/04/26(Mon) 23:30:04 |
【人】 封じ手 鬼一 百継>>#1 ■3 PLとして、自分のPCへのメッセージ 昔の人は婚期が早かったとはいえ、だから精神年齢が高かったとは思っていません。 つまり5歳で両親を失い、齢14にして当主として立つ百継は、すごい(すごい)。 あまえんぼなのにがんばったね〜〜〜おつかれさま〜〜〜!!!!! 多分だけど死ぬまで気を張ったり進んで苦労する、不器用を自覚した不器用な性格だと思う。 それでもそれがきみが選ぶ幸せだから仕方ない。 せめて周囲には少しはかっこよくみられるといいね。 ■4 PCとして、最後にひとこと 儂の仕事は終わっておらん、むしろここからが本番じゃ。 鬼一の術を書や口伝に残し、後継ぎを鍛え、かなめ石をよく監視し続けるのだ。 ただ…… もう、どんな困難も怖くないと、心から思える。 一千と八年の後にも儂の魂は継がれていくだろう。 なんと素晴らしいことではないか! [深く礼をして、舞台から降りた] (20) TSO 2021/04/27(Tue) 0:00:16 |
鬼一 百継は、わかめ(名詞)が一葉(動詞) (a17) TSO 2021/04/27(Tue) 21:10:59 |
【人】 封じ手 鬼一 百継たったひと月前の自分を思い出す。 総て思い描いていた通りにはいかなかった。 総てが予想外で、保ちたかったものは全て保てなかった。 それでも、今がこの上なく力強く幸せだ。 そしてこの先、どんなことがあろうとも。 得た幸せは、変化しながらも心に宿り続けると確信している。 [完] (33) TSO 2021/04/27(Tue) 21:59:56 |
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