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アクタは、………、 (c10) 2022/03/02(Wed) 8:03:45 |
【墓】 演劇 アクタ「はッ……はあ!? この僕がッ……なんで、」 「なんで、死ななきゃいけないんだよ!!?」 「ふざけるなよッ! あの嘘吐き野郎、やっぱり信用出来ないじゃないか!」 「ほ、他、い、入れやがった奴ら、全員……、」 「ゆ、許さない………!」 ───少し前の自分なら。 そうして八つ当たりして、取り乱していたかもしれない。 けれど、今。 W考えていることWは、 (+12) 2022/03/02(Wed) 8:04:08 |
アクタは、「コタロー、……」 (c11) 2022/03/02(Wed) 8:04:17 |
アクタは、「書かなきゃ」 (c12) 2022/03/02(Wed) 8:04:27 |
【墓】 演劇 アクタここで得た経験、感情、死。誰かの思い。 全て抱えたまま、何もせずに死にたくない。 ……遺さなきゃ。 「……運んだら、寮に戻る。書く。 時間、ぜんぜん足りないからな。」 まだまだ実績もない癖に 男の心は、確かに舞台馬鹿だった。 体のバツ印も探さないまま、 タオルを放り投げて、薬局を後にする。 ──そうして、残されたひとつの遺体は きちんと彼女の部屋に運び込まれたのだった。 (+13) 2022/03/02(Wed) 8:06:34 |
【墓】 演劇 アクタ合議の間。夜のこと。 ヒメノの息が止まった後、 彼女へと割り当てられた寮の自室を探し出し、そこへ運び込んだ。 ストレッチャーから優しく布団へ寝かせて まるで眠っているかのように少女を扱って 割れた爪を、抉れて冷えたその手を一度だけ握りしめて。 ……何も言えない男は その部屋を立ち去っただろう。 (+21) 2022/03/02(Wed) 23:46:34 |
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