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アルレシャは、ただじっと、少女が止まるまでを見ていた。 (a17) 2022/02/22(Tue) 2:06:54 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「……うん、みんなお疲れ様」 ずっと見ていたが、息の根も身体の動きも完全に止まったのを確認すれば、ぱっと明るい声を上げる。 そして全員の様子を確認し、死体に何かする人がいなければ、さっさと蘇生装置の申請をするのだろう。 だって……他に やれそうにないのを除き やってくれそうな同僚いないし……。それが終われば、さくっと処刑室から立ち去るはずだ。 (52) 2022/02/22(Tue) 2:27:43 |
【人】 白昼夢 アルレシャ>>55 バーナード 貴方が何処にいるか、をカメラや機械に教えてもらえるのは役の特権故だろう。とはいえその中から探し当てなければならないのだが。 そして、アルレシャもまた、自室に篭り怯えたり期待したりする者ではなかった。 自身が、齎すものであるから。 カメラの映像からバーナードを見つければ、サブマシンガンを抱えるようにして、対象に近付き始める。 逃げ回ってくれるか、或いは立ち向かってくれるか。彼ならばきっと応戦してくれるだろうな。そんなことを考えた。 あともう一つ、楽しみがある。 軽やかな足取り、さほど立たない足音。 少しずつ近付いていく。まだ、角を二つ三つ曲がらなくてはいけない距離。 (56) 2022/02/22(Tue) 3:08:29 |
【人】 白昼夢 アルレシャ>>58 ラサルハグ 変化が目の前に現れた瞬間、それがなんなのか脳が理解するよりもずっと早く。 認識さえするよりも早く、 その場から後ろに飛び退いた。『何』かを理解するのはすぐには必要か? 否。対処さえできればいい。一瞬に必要なのは動けるかどうかで、何が起こったかを知るのはーー、 そう、音が聞こえてからでいい。 雷鳴なら昔に聞き慣れた、 大音量は嫌いじゃない! 雷鳴の直後の耳なんて使い物にならない、自慢の目も間近の光で少しの間は当てにならない。 飛び退いた先、咄嗟に膝をついて身を屈め、サブマシンガンを構える。 前方に向けて、向かいくる『気配』に向けて、フルオートの弾幕を浴びせかけようと。 (59) 2022/02/22(Tue) 3:56:03 |
【人】 白昼夢 アルレシャ>>60 ラサルハグ 視力はいい、いいことを隠してもいない。 貴方の狙い通りに目は眩む。眩んだくらいで怯まない、というだけで。 びりびりと肌に感じる怒気と殺気。ここまでのものはこの監獄内でも滅多にお目にかかれないだろう。そして。 呟く声が轟音に掻き消されようと、目が眩んでいようと、 それを発する貴方が誰なのかの察しはついていた。 ーーーもしアイツを狙って、誰かが護ると言うなら、一人しか思いつかない。 「来やがったなぁ!!」 雷鳴と銃声に負けじと、常の艶やかなテノールを張り上げてがなる。 そう、お前を怒らせてみたかったんだ。 ……まぁ少しばかり出てくるのが早すぎたけど。二、三日くらい。照準は大雑把、しかし 気配に向けて 弾は放たれる。上に飛んだそれを追うように、下から切り上げ振り回すかのような動きで銃口を向け続ける。 反動が大きいから、膝をついて重心を固定した状態からすぐには動けはしないのだが。 さて、貴方はこれをどう取るか。接近を躊躇するなら弾は放たれ続ける。弾切れを起こすことはない。 どれが本当の弾かなんて見分けがつけば話は別だ。 (61) 2022/02/22(Tue) 5:00:44 |
【人】 白昼夢 アルレシャ>>62 ラサルハグ 聞こえる舌打ちに、微笑ましくて笑ってしまいそうになる。 お前ら本当に仲がいいなぁ、なんて口に出しそうになる。 この状況でも間違いなくそうだ。今まさに貴方が迫っていても。 「喰らえよ。分かるぜ」 貴方から外れた弾は、着弾を待たずに消えるものが多い。外したものに意識を割く必要はないからだ。 ただ、その中にぱらぱらと『本物』が混ざっている。 反射神経には自信がある。ただ、展開されるものを見て一度だけ銃撃を止めた。 すぐさま立ち上がり、数本足を引く。距離を稼ぐというよりは、貴方のさまざまなタイミングを図りづらくするために。 その後も少しずつ後退しながら、貴方に向けてのフルオート射撃を再開した。割ってしまえるだろうか。少しは貴方に傷がつくだろうか。軌道が変わらず真っ直ぐならば、狙うのは安定するであろう胴だ。 ーーー音は止まない。止めた一瞬以外は。 (64) 2022/02/22(Tue) 15:06:43 |
【人】 白昼夢 アルレシャ>>65 ラサルハグ 「じゃあ喰らいつけ!」 叫ぶのと、頭上が明滅するのは同時だっただろうか。 背後を塞がれたのも、空気の流れで分かった。それを破壊するほど悠長にしていたら、この相手には殺られる。 何より、背中向けてこのモニターを破壊するために銃乱射するのは、馬鹿のやることだ! だから、 前へ。 銃撃を辞めぬまま、飛び回る貴方を掻い潜るつもりで前に突っ込んだ。 足は止めない。2歩目で引き金から指を離し、その手で銃身を握り込む。焼けそうに熱かろうが実際に指が焼けようがどうでもいい。 銃を振りかぶり、勢い付いたその蹴りにぶち当てんと、殴りつけに。 轟音は、今なお聞こえているだろうか? まだ、鮮烈な 赤色 しか目に入っていないが。 (66) 2022/02/22(Tue) 19:08:32 |
アルレシャは、あんまりごめんと思ってない。 (a31) 2022/02/22(Tue) 19:08:54 |
【人】 白昼夢 アルレシャ>>67 >>68 バーナード ずっと 赤色 を追い続けていた視界の端に、何かがちらついたのに気付いた。この場に来る者に殺してはいけない者はいないから余計な判断は必要ない。 しかし反応が間に合うかは別の話。 なんせ、銃での殴打で腕を振り上げたところなのだ。 「……っ、」 身体を捻るような無理な回避、それでも脇腹に数発分の痛みを感じた。 大丈夫、撃たれるのは慣れている、慣れていた、大丈夫だ、死ぬ傷じゃない。 それ以上の被弾を避けるため、銃を手元に引き戻し、床を転がって距離を取る行動に切り替える。 よって、ラサルハグの足にダメージは入らなかっただろうし、もし下手をしたら踏みつけることは可能かもしれない。 (69) 2022/02/22(Tue) 22:07:16 |
【人】 白昼夢 アルレシャ>>76 ラサルハグ 敵2人の普段を知りはしないが、よくもまぁこんなに似たような声色で言葉を紡ぐもんだ、と思う。 2回3回と転がった先、背を向けての隙は作らないようにする。だから、止まるときには腹を踏まれているのだろう。 小さく脆い、けれど異性ほどの柔らかさはない身体に、二回りほども違う体格の踏み付け。 「かっ……!」 大丈夫、まだ死なない、まだ死ぬほどの痛みじゃない、無理矢理でもまだ動ける。 空気の塊が口から飛び出し、踏みつけるそのものの力もそれによって身体に入った力も、全てがさっきの銃創に響く。 けれど、踏み潰そうという動きではなく押さえつけようという動きならば。 ラサルハグの鳩尾に向けて、思い切りサブマシンガンの銃口を叩きつけるように突き上げようと。 つっかえ棒のようにするにはやや長さが足りないが、避けないならば抉り込めるだろうし、避けるなら殴りつけくらいはキャンセルできるはずだ。 横から邪魔が入らない限りは、だが。 (79) 2022/02/23(Wed) 0:24:30 |
【人】 白昼夢 アルレシャ>>81 >>85 ラサルハグ、バーナード ミシ、は恐らく幻聴ではなかった。それでも身体を動かしてラサルハグに銃口を突きつけていた。 止まる拳、に続いた援護射撃。 銃口を横にずらし薙ぎ払うようにして少しでもラサルハグを身体の上から退かしたがる。 その、薙いだ銃口の向く先は? ーーー獲物に決まっているだろう! そのままフルオートで、体勢を崩したバーナードへ撃てるだけ撃ち込む。仰向けで寝そべる体勢からの射撃であるため、照準はかなりブレているだろう。避けもしないならば当たる、という程度ではあるが。 「人を犯罪者みてぇに言うなよ、人聞き悪いな」 殺人好き、だなんて。 言う割には満更でもなさそうな声色ではあるのだが。 無理に出す掠れ声。まだ大丈夫、まだ虚勢を張れる。 もし自分の上からラサルハグが退いていれば、そのまま2人から距離を取るように転がって行くだろうが、どうだろう。そうでない場合は、 腕を使い物にならなくでもしない限り、齧り付いてでも射撃はやめない。 (89) 2022/02/23(Wed) 2:14:15 |
【人】 白昼夢 アルレシャ>>91 >>92 バーナード、ラサルハグ 秒。戦況とはそれだけあればいくらでも変えられる。 転がったまま撃った先、既に目標ではなく壁があったように。 それを跳ね除け抗おうとする風があったように。 間に合うに決まってる、と思ったんだろう? じゃあ、間に合うに決まってるんだ。 飛んでいった弾は幾つも赤を増やし、けれど2人の息の根を止めるには至らなかった。 ならば、ーーーいや、そもそも。ここに3人存在している時点で、狼の役目は終わっている。失敗だ。 立ち上がって後退する。2人が体勢を整え直す前に、できるだけ遠くへ。胴が軋み、傷口を濡らし、それでも意地で動く。動かねば。 片手でサブマシンガンの銃口を向けたまま、ひらりとスカートを翻し、その下から取り出すもの。 それは、掌サイズの球体だ。 ぐ、と口でピンを引き抜き、見せつける。 手榴弾と呼ばれる手投げ爆弾。 飛び散る破片で人を殺す道具を、2人の方へ目掛けて投げつける。爆発までに投げ返すことは難しくても、お前たちには風もモニターもあるだろう?どうにか頑張って防いでくれ。 勿論、アルレシャだって無傷とはいかない。飛んできた破片で幾つも傷を作るだろう。これは幻ではないのだ。 「……ちょっとは退屈は凌げたかよ?」 小さく呟いた声は、爆発音で聞こえなきゃいい。 (93) 2022/02/23(Wed) 4:32:52 |
【人】 白昼夢 アルレシャ>>94 >>95 バーナード、ラサルハグ ーーもはや敵は、二体ではなく、巨大な一体のように思えた。 そのくらい、……見惚れていたんだろうか。お前らみたいに傲慢なつもり、あんまりないんだけどな。 背を向けて走らないのは最後の意地だ。サブマシンガンを下さないのも意地だ。 叫びそうなのを堪えるのだって。 真っ直ぐな軌道であれば、避けられただろう。けれどジグザグに走るそれを、読み切れなかった。読み切るだけの余裕がもはやなかった。 嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ 死にたくない! 「ぎっ………、!」 的確に右腕に撃ち込まれたその痛みに、冷や汗が噴き出した。 サブマシンガンも取り落とし、左腕は咄嗟に右腕を押さえる。痛いなんてもんじゃない、この腕はここにあるのに! ギリ、と歯を食いしばりながら二人を睨みつけ、ーーその有様を見た。 なんだ、案外ぼろぼろじゃないか。余裕綽々で撃ってきたんじゃないのか。 今ので全力か、最後の一発か。 それを、俺に向けてくれたのか。 じゃあ、ーーー少しは役目も果たせたかな。 最後、ほんの僅かに表情を苦痛から緩めて。 次の瞬間には今度こそ背を向けて走り出し、廊下の角を曲がり。 そうして、2人の視界から消えた。 (96) 2022/02/23(Wed) 5:43:33 |
アルレシャは、自室で話し合い用の窓を開き、見て、何も発さずに閉じた。 (a75) 2022/02/23(Wed) 15:11:07 |
(a78) 2022/02/23(Wed) 18:14:22 |
アルレシャは、のろ、と自室から出た。 (a84) 2022/02/23(Wed) 22:03:46 |
アルレシャは、ロビーの手前で姿勢を伸ばす。 (a85) 2022/02/23(Wed) 22:05:17 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「おはよう」 全くもっておはようじゃない時間に、そう言いながらロビーに姿を現した。 「わ、お菓子いっぱい並んでるねぇ……僕が届けたやつもあるけどー」 言いながら、何も手に取らずに隅っこの方でのんびりし始めた。 (106) 2022/02/23(Wed) 22:07:10 |
アルレシャは、差し入れを食べてくれてる様子を見てにこにこしている。 (a87) 2022/02/23(Wed) 22:15:25 |
アルレシャは、スピカすごい……看守長攻略してる……となった。 (a88) 2022/02/23(Wed) 22:19:52 |
アルレシャは、ロビーの隅でまたぼんやりし始めた。 (a101) 2022/02/24(Thu) 1:03:54 |
アルレシャは、ココナッツジュースdrinkを注文。試しに。 (a102) 2022/02/24(Thu) 2:27:33 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「テンガンは……逆に変なもの当てたいの……?」 試しにマカロンvilを頼んでみる。食べずに差し入れの近くに置くだけだが。 (117) 2022/02/24(Thu) 2:40:14 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「………まぁ、普通、だなぁ」 すっごいマカロン好きなやつが風呂入りに行ってたな、と思ったので、差し入れのとこにそーっと置いておいた。 (118) 2022/02/24(Thu) 2:42:22 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「ボンボン食べないの?」 お酒苦手なの知らない。ので純粋な気持ちで聞くぞ。 「何か………に……?」 ロビーの壁をずらっと眺める。 この圧のある……看守長チョコに……使い道………? (120) 2022/02/24(Thu) 2:52:25 |
アルレシャは、泥棒は止めない。あーあー。 (a106) 2022/02/24(Thu) 2:52:54 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「あ。……そっか、テンガンもマカロン好きなんだねぇ」 マカロン人気だなぁみたいな目で見た。 そうじゃない。 「立派すぎるんだよね……圧がさぁ……」 オブジェを否定しない。 (122) 2022/02/24(Thu) 3:05:31 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「色も形も可愛いし味もいいもんなぁマカロン、……えっ」 押し付けられました。どうしよう、今何か食べるつもりじゃなかった。 なかったけどこれポケットに入れてたら多分確実に忘れる。 「……どうだろう。テンガンが抱えて持っていく…?」 もし持っていけても2メートルあるミッチミチのチョコを抱えて帰る羽目になるぞ。 (124) 2022/02/24(Thu) 3:17:33 |
アルレシャは、一粒だけウイスキーボンボンを口に入れてみた。 (a110) 2022/02/24(Thu) 4:39:05 |
アルレシャは、……………。 (a111) 2022/02/24(Thu) 4:39:20 |
アルレシャは、ロビーの片隅で夜を明かした。 (a112) 2022/02/24(Thu) 7:54:00 |
アルレシャは、話し合いを見、何も言わない。 (a114) 2022/02/24(Thu) 15:22:37 |
アルレシャは、チョコレートパフェvilをまた差し入れのとこに置くつもり。 (a115) 2022/02/24(Thu) 15:52:05 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「あっ、なまもの」 パフェは時間が経つとやばい!でも自分では食べないのでそっと置いた。 誰か食べてくださいお願いします。 (126) 2022/02/24(Thu) 15:53:28 |
アルレシャは、スピカに目配せした。食べていいやつだよ、お食べ。 (a116) 2022/02/24(Thu) 16:16:13 |
【人】 白昼夢 アルレシャ>>+70 スピカ 「大丈夫だよ。カップの持ち方覚えたように、スプーンもいつかできるからね、きっと」 そのいつかがいつになるかは別の話として。 「子供の頃に叩き込まれたから出来るだけだよ。 怒られて食べるご飯、つまらなくない?折角だから美味しく食べな」 自分がうまい、はさらっと流してしまって。 貴方が言うことを否定はしないが、少しだけでも貴方の視界を広げたい。 とりあえずは、怒られずに美味しく甘いものを食べる場があるということで。 「僕には害がないしね。もしさっきの方が使いやすいっていうならそれでも、と思ったけど……今の方が便利ならよかった」 おそらく多分、クリームが飛んできたって怒りも離れもしないだろうけど。 (130) 2022/02/24(Thu) 19:39:20 |
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