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【人】 研究者 コルド[ 呪いを消失させる為には霊薬が必要だ 他の方法もあるが、それは現実性に欠けている 数少ない上位の吸血鬼 それも性根腐り果てた奴しか使わぬ呪いの対抗薬 残念な事にそれは 常備されているものではなかった 故に今から急いで 調合しなければならない、という現状 他のハンター達にも指示は出した 当該吸血鬼に出会ったら 追い払っても良いがまだ殺さぬ様に、と 上位吸血鬼で力がある話も添えたので 弱い者は自己判断で逃げるだろう ………さて、と 彼らは言った通りに 街から逃げてくれているだろうか そうである事を願いつつ、だ ] (17) 2020/03/01(Sun) 18:28:57 |
【人】 研究者 コルド[ 霊薬の作成の為には とても貴重な酒が必要になる 研究区画には置いていない 普通の店に行っても置いていないだろう一品 顔馴染みの居る酒場 あそこならばあるだろうか? 今が営業時間ではない事を確認して 足早に向かい裏口の戸を2回、叩いた ]* (18) 2020/03/01(Sun) 18:30:23 |
【人】 研究者 コルド[ 裏口の扉が開かれる 出迎えたのはここの酒場の女主人 ここの兄にはお世話になっている 薬を横流しするのも、その礼のようなもの ] 欲しい物がありまして お酒なんですけれど これ、此処にありますか? [ 霊薬作りに必要なものをメモした紙を広げ指差す 此処に置いてあればそれで済むから楽だが 無かった場合はどうしようと脳内で計算しつつ聞いた 中に教会所属の者が居るとは微塵も知らない ]* (25) 2020/03/01(Sun) 23:08:04 |
【人】 研究者 コルド折角来たので ロゼさんのお兄さんの方にも挨拶しますね [ 酒を受け取ってから大事にしまい 今は閉店時間のはずだし入っても問題無いだろう 挨拶をする、というのはさておき 呪いと吸血鬼の話をラトゥールとしたかった “お客”が居ることなど知らず、奥へ進む もしも女主人が制止しようと声をかけても 勢いのままの動き、気付くのが遅れたのだ ] (42) 2020/03/02(Mon) 3:10:57 |
【人】 研究者 コルド[ 普段から自分は 彼の事を本当の名前で呼んでいた 彼の家族である妹以外の他の人が居る間、以外は ] ヘルシャさん 少し相談したい事が……あっ、 [ 思ってもない人達が、そこにいた ]* (43) 2020/03/02(Mon) 3:11:36 |
【人】 研究者 コルド[ おかしい 僕はそこそこ前に彼に連絡を入れたはずだ この街から出るように、と だから居る事を予想していなかった! 一瞬逃げ出そうとしたような 不思議な動きをしていた気がしたが 何か疚しい事でもあったのだろうか 共存派関係ならまあいい、が ]作らなければならない薬がありましてね その為には貴重なお酒が必要だったので 分けてもらっていたところです ところでミゲルさん 連絡を見ましたか? なんでまだここに居るのですか? [ ふー、と溜息ひとつしてから話を続ける ] (53) 2020/03/02(Mon) 11:30:46 |
【人】 研究者 コルドまあ良いでしょう ミゲルさん、少し話があります [ かけられた呪いの解き方 それからあの吸血鬼が近づいている事 どこかでそれは話さなければならない ああ、それともう一つ大事な大事な事 ] 相棒とは順調にやっていますか? [ ラトゥールに合図を送った 話が終わるまでここから離して欲しいと 彼の話は、彼の前では出来ない事もある 思い出させては、ならないから ]* (54) 2020/03/02(Mon) 11:31:15 |
【人】 研究者 コルド[ そこそこの重量がある酒のボトル 持ちっぱなしにしているのも疲れる こつん、テーブルの上に置いて席に着く 研究の為なら何処にでも行くが そうじゃない事のためには外にほぼ出ない 身体が弱いのは自覚はあった! 兄に指摘される前からな! ]面倒なので始末書要らないです 僕個人からの連絡ですし [ 教会からの命という形式上が大事で やらなければ後で面倒なものならともかく コルド自身は始末書に興味などない ] 連絡入れた件は後で話しますね こちらも大事な事ですから [ クラレンスが女主人と共に奥へ行く その背を見送ってから話始める ] (62) 2020/03/02(Mon) 13:49:38 |
【人】 研究者 コルド[ 吸血鬼を憎むことで力を得る人間と 精神を安定させ続ける必要のある後天性半吸血鬼 2人が長く一緒に居られるはずないのだ 片方が壊れるか あるいは両方が壊れてしまうか 組んだ時よりそれを理解していた シルビアの決定に口出しもしなかったのは 研究員の立場で大きく口出しできる場でなかったのも 試験期間だけ仮のペアというのもあった 最終手段、ハンターを切り捨てる事も考えていたから ] そうでしょうね 急にあの半吸血鬼に興味が湧いたようでしたから 何か変わったのかと思っていましたが 特に良化はしていないようでしたか [ 報告を毎日受け取っていれば分かる あんな質問をされれば分かる だからといって何かが急に変わるとも思っていない 積み重ねというのは、簡単にはひっくり返らない ] (63) 2020/03/02(Mon) 13:50:59 |
【人】 研究者 コルド人間の感情において こう思っていなければいけない、などと 本来存在し得ませんが 事情が事情ですしね。良いとしましょう [ 思い込みこそが救いになる時もあるのだろう それで彼が保てるなら、と 手を貸した事だって事実であるのだから ] 正式にペアを組むときには あの子のような繊細な子ではなく あなたの憎しみにも耐えられる子を 充てがうようにすればいいだけ。提案するだけです [ それが誰なのか。居るのかはともかくとして ]* (64) 2020/03/02(Mon) 13:51:39 |
【人】 研究者 コルド[ ハンターの能力として求められるもの 発現させた能力だと言う人は多いが 研究者はあまりそうは思っていなかった 半吸血鬼との関係をどう作るか 人間同士であろうと 無差別に決まった相手と関係を築くのが いかに簡単ではないかは理解できるだろう ] それが通じるのも グールと戦っている間だけですね 逆ならまだ良かったのですが [ 結局のところ 吸血鬼を倒せるのは半吸血鬼だけ ハンターはそれを導くのが役目だと思うのだ ] (67) 2020/03/02(Mon) 16:57:53 |
【人】 研究者 コルド[ 親友だったと言う現実を 何かで彼は知ってしまったのか 雑だった報告が 急に変わったあの日の衝撃を思い出す ] 貴方達2人が そこまで深い関係だったとは ……初耳でした [ 同じ地が出身だとまでは知っていたが それ以上までは踏み込まなかった 踏み込む必要は研究者にはなかったからだ ] あの半吸血鬼の為を思うなら? 離れてしまった方が良いでしょうね ……です、が [ 頭を過るのは自分の兄の姿 変わり果てようともあれは、そう 研究員には珍しく 聞かれていないことを口にした ] (68) 2020/03/02(Mon) 16:58:20 |
【人】 研究者 コルド [ その後の自分を自分だと思うなと 忘れて自由に生きなさいと言われたのに 忘れられなくて、しがみついて あの時と変わり果てた今もなお 昔の姿を追いかけてしまっている 幾ら周りが何と言おうと あなたにまた会いたい。救いたい 生きる意味の根底は、あまりに単純なものだ きっとあなたも、そうなのでしょう? ] (69) 2020/03/02(Mon) 16:58:53 |
【人】 研究者 コルド僕が思いつく限りの選択肢は提示しました 貴方が新たな選択肢を考えるのでも構いません どうすべきか、決まった答えはない 貴方の道は貴方が決めなさい 手伝い程度ならして差し上げます 例えば、このまま別れるのならば ペアを解消させる理由こじ付けて 上に掛け合うぐらいはしましょう [ 己の奥底に埋もれたもの 似た物があると気付いてしまったから 手を貸してやりたいと思ってしまったのだ 一時だけの、狂人の気紛れ ]* (70) 2020/03/02(Mon) 17:02:54 |
【人】 研究者 コルド君のエゴであろうとも 君が彼の苦しみに最後まで責任を持って 付き合えるのなら ……それで良いとは思いますが、ね [ 8年前から”あの子”と話していた 余程大事で大事で仕方のない、人 その想いも知って、幼馴染みであると言われたから できるかわからない択を提示したのだ あの頃の思い出をもう一度と とても自分の追い求めている事と重なったから 先程から偶然の ]謎の同調を起こしていたのもあっただろう (77) 2020/03/02(Mon) 20:30:08 |
【人】 研究者 コルドそれはあなたが決める事でしょう 同じだと思うなら同じで 違うと思うならば違うでしょう [ いつしか、教皇を兄と呼ばなくなった あまりにもあの時から変わり果てた姿を 認められなくなってしまって だけど、それでも あれを兄だと心の奥で思っているから 目標を見失う事は、なかった 同じと思う心も違うと思う心も どちらだって理解、できた ] (78) 2020/03/02(Mon) 20:30:26 |
【人】 研究者 コルド[ 彼らの話し合いは 先に自分から説明した 彼を苦しめない方法の話のようだ と、何を話したかまでは全ては聞いていないが 鈍い音がしたと目を向ければ 半吸血鬼の方が机に突っ伏していた 恐らく記憶処理によるものだろう しばらくすれば意識も戻るとは思うが 果たして何処まで話したやら 慌てたラトゥールは厨房から出てきて 毛布を用意して寄越してきた アイツほんとぶれねーな ] (105) 2020/03/03(Tue) 19:06:13 |
【人】 研究者 コルドミゲルさん 過去に触れれば触れる程 痛みを伴うと話したでしょう? 話しすぎると慢性的なものになりますよ そうなれば再度の記憶処理を行うことになりますが ……そのままにするのなら、気をつけてくださいね [ 思い出さぬよう掛けられたプロテクト 過去の自己に関する事実を 認知すればするほど刺激となる 否定し、認知の外へ置けば痛みは引くが そうでなければ痛みは残り続けるのだ ] (106) 2020/03/03(Tue) 19:06:51 |
【人】 研究者 コルドそう、僕からもまだ話があるのでした 片手間でも良いので聞いていただけますか? [ 今度はこの倒れている半吸血鬼に 聞かれたくないというものでもないが ちょうど手が空いたのだから、と話す ] ……あなたにつけられた呪い それを解くためには薬が必要です このお酒はその為に買ったのです、ね [ 机の上に置いていたボトルを数ミリ持ち上げ とん、と音を鳴らした ] (107) 2020/03/03(Tue) 19:07:44 |
【人】 研究者 コルド僕はね、あなたたち2人が 教会を出ることは止めません ですが…あなたはまだやるべきことがある 生きたければ やらなければならない事は、見失わぬように [ ふ、と一息吐いて2人を見る そうして寄り添うように共に在れる事が ほんの少しだけ、羨ましかった ]* (108) 2020/03/03(Tue) 19:11:05 |
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