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【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[達した余韻にぼんやりとしながら、 宥める彼の声をうつろに聞く。 可愛いと彼はいうけれど、恥ずかしいぐらい乱れてしまって、 うう……と小さく唸りながら両手で顔を隠した。 口端からは飲み下しきれない唾液が溢れ、 目尻に溜まった涙は、幾筋も後を付けて流れている。 とても可愛いなんてものじゃない。 顔中を汚しながら、は、は、と呼吸を紡いで胸を喘がせていた。] ……んッ、……テンガン……ッ、 ……テンガン……ッ……、 ぎゅうって、して……? [少しの隙間も惜しい程、両手を伸ばして彼との隙間をなくすようにねだる。 こんなぐちゃぐちゃになった顔、見られたくないけど。 離れるのもいやで、そんなわがままを言いながら。] (+0) 2022/05/28(Sat) 14:41:36 |
【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[シーツの上に倒されれば、彼の影が頭上に掛かる。 覆い被さる彼の姿は怖くない。 繋がった部分は、未だいやらしい音を立てたまま。 少しでも身じろげば、熱さが伝わってくる。] ……ぁ、……ン、……うん……、 [顔が見られるということは、自身も彼の顔が見れるということで。 優しく笑う彼の顔を見たら、とくりと胸が波を打つ。] ……ん、いっぱい、愛して…… ぁ、……ふぅ、ンッ、……ンッ、ンぁッ…… [両手を彼の頬に添えて、ちゅ、と唇を触れ合わせて。 するりと腕を首筋に回して、彼の髪を梳く。 緩やかに再び律動する動きに、ぁッ、と淫らな声が響くのは、 それからすぐ後のことで、一度漏れ出た嬌声はとどまることなく、 室内に高く、甘く響き渡っていった。] (+1) 2022/05/28(Sat) 14:41:48 |
【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[覆い隠した顔を遮られ、腕を外されて。 さらけ出してしまえば快楽にだらしなく歪んだ顔が覗く。 涙や、口端から溢れたものを丁寧に舐め取られて、 うう、と羞恥に小さく呻いた。 その代わりに甘いおねだりは受け入れられて、 両手でしっかりと背を抱きしめ返される。 肌を通して伝わる体温、耳元で聞こえる彼の呼吸。 ひとつひとつが、愛おしくてまたじわりと涙が浮かんだ。 わがままと言われても良い。 受け入れてくれる彼が居るから。 髪をシーツに散らしながらベッドに埋まり、 一秒でも離れることを惜しむように、彼を見上げる。] (+6) 2022/05/28(Sat) 22:21:41 |
【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ……私も、 好 きだよ。テンガンのこと。 …………ううん、 愛 してる。[瞳を付き合わせたら、桃色の瞳が緩やかに弧を描く。 空に浮かぶ三日月のように柔らかな光を放って。 テンガンの黒の瞳を己の瞳に映し出す。] (+7) 2022/05/28(Sat) 22:22:13 |
【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ世界でいちばん、テンガンが好き。 ――――ずっと、離さないで。 [最後の言葉は彼の唇に寄って掻き消えていく。 緩やかに動き始める彼に合わせるように、呼吸が乱れていく。 唇の中に吹き込まれていく嬌声は、 唇が離れていくと同時に辺りに響いて。 既に朝日が差し込むほどに明るくなってきているのに、 部屋には淫らな音といやらしい声が響いていた。] ……んぁッ、ぁッ、ンンッ……、 アッ、ぁ……んぅッ……、いいッ……、 はッ……、ぁぅッ……、や、ぁンッ…… [喉奥から溢れ出す声は、抑えが効かなくなっていた。 室内だけでなく、外まで響いていると知れたら、 顔中だけでなく耳までを赤くして、枕で顔を覆ったことだろう。 今は、気づかずに喉を反らして彼を感じることだけに溺れて。] (+8) 2022/05/28(Sat) 22:22:39 |
【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[ぱつ、ぱつと肌の擦れ合う音が、ばちゅんと激しくなる。 身体を引き寄せられて、より繋がりが深くなる。 上から打ち込まれるような、奥まで抉られる感覚に、 呼吸をするのも忘れて、はくはくと声もなく身悶えた。] ひぁッ……、あッ、あンッ……アッ、 あぁ、ンッ……ぅッ、や、いわないでっ……、 ……はッ、ぅ……ンンッ、んぅッ……、 だめッ、も……ぅ、イくッ……イっちゃう……! [わざと羞恥を煽られるようなことを言われて赤面する。 なのに身体は悦ぶように疼いて、彼を深く飲み込んで。 肌のぶつかり合う音がより激しくなっていく。 あまりの刺激にくらくらと目眩を覚えながら、 再び襲い来る『イく』という感覚が近くなってくるのを感じて、 ぎゅうっと彼に縋りながら、限界を訴えた。] (+9) 2022/05/28(Sat) 22:22:57 |
【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[自身の吐息に紛れるように、彼の呼吸が聞こえる。 彼も気持ち良くなっているのだと分かれば、 嬉しくて、もっと感じたくて浅く腰を揺らす。 より深く彼のものを感じて、ぶるりと身体が震えた。 限界を訴えれば、彼も同じように伝えて、 隙間を無くすようにぴたりと肌を合わせる。 肩に彼の額がぶつかって、黒色の髪が頬に触れる。 波を追い立てるように彼が腰の動きを早めて、 ぞくぞくと背筋を這い上がるような快楽が走り抜けていく。] ……ぁっ、あッ……ぅンッ、は、ぁッ、ぁッ…… あんッ、だめぇッ……も、ぅッ…… は、ぁンッ……ぁッ、 あッ、 ぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ッ…………!! [一際強く中を穿たれて、声もなく身悶える。 背を仰け反らせ、びくんびくんっと激しく身体を震わせて達して。 同時に熱い迸りが身体の中に放たれるのを感じながら、 ふっと脱力するように身体を弛緩させた。] (+14) 2022/05/30(Mon) 0:14:44 |
【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[強く抱きしめられる腕の中でしばらく惚けたまま、 大きく胸を喘がせて、ひたすら呼吸を紡ぐ。 求められるように強く抱かれる腕の力が、 苦しくも心地よく、息を荒げながら彼の背を抱きしめた。 重くのしかかる彼の重さに安堵を覚えて、 緩く手を上げ、背から頭へと滑らせる。 汗でしっとりと滲んた肌を撫で、髪を撫で付けて。] ……ン、……きもち、よかった……、 [頬を染めながらも、小さく呟いて微笑んだ。] (+15) 2022/05/30(Mon) 0:14:57 |
【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[口付けと共に降り落ちる告白は、 毎時、毎日というほど彼から伝えられる愛の言葉。 気持ちが通じ合ったその日から、 その言葉は途切れること無く、私に囁かれる。 キスを片目を伏せて受けながら、 抜け落ちていく刀身に、ン、と小さく声を漏らして、 彼が離れていくのを見届ける。 離れる際に気遣う声に、こくりと頷いて。] ……うん、いってらっしゃい。 [へにゃりと笑って見送ってからは、 そのままぱたりとシーツに沈んでいく。 目を覚ましたばかりなのに、運動を済ませた後のように どっと脱力感が身体に纏わりついて、 横になっていればとろりと瞼が落ちてくる。 彼が戻ってくるまで、起きていなくては。 とは、思うものの、降りてくる瞼には勝てず、 そのまま、静かに寝息を立て始めた。**] (+19) 2022/05/30(Mon) 22:03:10 |
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