84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】
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| >>4「五十鈴嬢、そんなに急いでいかがなさいました」 リェンは社務所の方で宮司と話しなどをしていたが、 境内から聞こえる五十鈴の悲痛な叫びに小走りで駆け付けた。 (5) 2021/07/21(Wed) 0:51:25 |
| >>10「巫女様が……?」 普段は見せないような驚きの表情、思案するように口許に手を当てる。 島を離れていたとはいえ、五十鈴はサクヤと知らぬ仲ではなかろう。 それどころか、今の取り乱し様を見る限りは親しい間柄。 信託と贄の儀、知っていることはあれど包み隠さず話すべきか否か。 「信託を受けたのであれば、サクヤ嬢は恐らく祠に。 奉納の為の印付き、丁重に扱われこそすれ手荒な扱いはうけますまい」 ひとまず、落ち着かれよと。 五十鈴をなだめるように穏やかに。 サクヤは無事であろうと、話して見せる。 (12) 2021/07/21(Wed) 1:57:04 |
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