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鏡沼 創は、えむというのはああいうものなのかなぁと思いました。風評被害を重ねるな。 (c0) 2021/09/23(Thu) 21:50:42 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>3 なおひー、静かな方がタイプ? 貴方の背中を見送りながら、言葉を反芻する。 『ちょっとだけ』、どうやら『トモダチ』の定義が違うらしい。見方が違うらしい。……あと、なんだったっけ。そもそも、『どうして』だったっけ? 「――難しいねぇ」 小さな言葉を吐き出し、近づいてきた足音と差した影に首を動かして貴方を見上げる。 「おかえりぃ。 んー……ううん。なんにもないや。なんにもないから、見かけたなおひーに声かけたの。お腹も空いてたし。 なおひーは暇〜?……って聞くと忙しいって言われそうだねぇ」 そもそも厳密に言えば今は暇な時間なんて、あってないようなもののはずだが。 (+13) 2021/09/24(Fri) 15:18:41 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>9 ママ なおひ〜〜〜!(クソデカ文字装飾略)「あ〜。だから料理してる人、多かったんだぁ。……オレはここでしたい事、あんまり浮かばないなぁ」 いつもと変わらぬ間延びした声を出して、にこにこと見上げる。視線がかち合うことはきっと、なかった。 そもそもこの少年は以前から趣味という趣味がなかった。 読書はたまにしていたけれど、それも話題のため。料理は火も刃物も扱うから避けていた。 故に、鏡沼も貴方と同じくだらっとしたり、今のようにヒマそうにしている誰かに声を掛けている事がほとんどだっただろう。 「ほんとぉ?じゃあお話しようなおひ〜! 普通の事とか好きなご飯の話とか、いろいろ〜」 お茶飲みたいだのなんだの言ったりしながら、貴方と暫しお喋りをしただろう。 (+25) 2021/09/24(Fri) 22:09:22 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>+22 >>+23 >>+24 リョウちゃん そうなんだぁと、返事をする前に。聞き慣れた速報の音に画面へと視線を戻す。 以前聞いたニュースかも。よく覚えていないけれど。苗字が一緒だなぁ。 ―――死んじゃうんだなぁ。 「あれが、リョウちゃんの?」 視線を貴方に戻す。 貴方の笑顔を見て、へらっと笑った。 「似てないね」 ―――切り替わった画面の中で、海を見ながら『家族』が笑う。 先ほどの女性と隣の少年のようだった。 偽物の家族はどれだけ寄せても、本物にはなれない。 本物の家族はどれだけ忌み嫌われても偽物になれない。 「なんだってって、どんな事してもらったの?」 (+26) 2021/09/24(Fri) 22:47:13 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>+31 >>+32 『リョウちゃん』 いつも誰かの身体に いつも用意して ―――あぁ。 本当に 『血が繋がっていない赤の他人』 で『血の繋がりのある家族』 ……あるいは『そうであった』のだと。理解できた。 なんでだっけ? 理解した。 きっと些事だ。 促されて視線を移したテレビから流れる音声を聞く。 貴方の声を聞く。思考に結論を出す。 「そっかぁ」 「それならいいや。心配しなくても、リョウちゃんは『トモダチ』だよぉ」 へらっと笑った。 鏡沼創の認識している『トモダチ』のようなものだと、理解をした。 その上で、自分に害がないのならと貴方を容認した。 「……その身体、今はもう『リョウちゃん』だけ?」 (+33) 2021/09/25(Sat) 2:37:37 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>+40 『リョウちゃん』 この少年も難しい関係がわからない。 ふたつに分けてしまえば事足りたのが少年の世界だ。 単純な関係で満たせてしまえたのが、少年の世界だ。 「そりゃあそうだよぉ。だって見た目って大事じゃん?オレだって、この話聞いてなかったらまったく違う人が自分はリョウちゃんだ〜って言い始めても、すぐには信じられないもん〜。 でも、もう聞いたから。次はすぐにトモダチになれるねぇ」 言葉を紡げない貴方を、笑みを消した貴方を、見る。 「あはは。言葉が足りなさ過ぎたかな。 その身体にも、前は誰かがいたんでしょ? そのヒトはまだそこにいるのかってコトだよぉ」 貴方の中心。心臓のあたりを指す。 「リョウちゃんが新しいリョウちゃんになったら、元のヒトに戻るのか。それともなんにもなくなっちゃうのかって思ったの」 『鏡沼創』はひとの保有できる人格はひとつではないと、理解している。 (+41) 2021/09/25(Sat) 13:30:05 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>12 なおひー 「なおひー?……あ〜」 こてんと首を傾げ、ふと思い当たった。 自身も似たような状態に、先日なったばかりだ。 そして流し見ていた端末の中に。 同じような貴方の姿を、見た覚えがある。 「トモダチのお願いなら聞くけどぉ、そのままで大丈夫ぅ?そのまま収まるの、そこでずっと待てる?」 したくないと先日言い合ったばかりだ。だけど、今の状態では何もしないで過ぎ去るのを待つ事も辛いと知っている。 「どっか違う場所に行きたいなら手伝うし、呼びたい人いたら連れてこよっか?」 いつものような口調で、珍しく気遣いのようなものを見せた。それが望まれるか望まれないかは、わからないけれど。 (+49) 2021/09/25(Sat) 20:50:03 |
鏡沼 創は、何とは言わないけどふみちゃん人気だねぇと思いました。 (c47) 2021/09/26(Sun) 22:02:40 |
【墓】 0251 鏡沼 創暴行現場を見た。 集まってなにやら騒いでいるのも。 みんな大変だなぁと、他人事のように思いながらそれを眺めていた。 だって他人事だもの。 自分に振るわれなければ、何が行われようと構わなかった。 ……あ、でも早く仲直りしてもらった方が変な空気にならなくて楽だなぁ。 そんな事を思いながら皆が解散していくのを確認して、ちょっと遅れて食堂へと向かった。 (+81) 2021/09/27(Mon) 1:37:34 |
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