旅のヴァイオリン弾き ニコロは、メモを貼った。 (a18) 2020/09/20(Sun) 17:09:01 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ - メインストリート - [ ニコロはメインストリートの一つにあるカフェに入った カランッ カラン そこには楽しそうに、一つに結んだ栗色の髪を揺らしながら 働く可愛らしい20代ほどの女性がいた ] 1名様ですか? [ 扉のについていたドアベルに気づいた女性はニコロに そうたずねた。 ニコロは優しく微笑みながらうなづくと、少し目深に かぶっていた帽子をとった。 女性はニコロのその容姿をみて頬を少し赤らめた ] こ、こちらへどうぞ… (88) 2020/09/20(Sun) 17:25:20 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ[ ニコロはメインストリートを眺めることのできる 窓側の2人がけの席に案内された。 賑やかな音楽はカフェの中にも聞こえてくる ニコロはメニューの中の本日のおすすめケーキセット を注文することにした。 ニコロがメニューを置いたのに気がついた女性は 「お、決まりになりましたか?」 と、緊張気味に声をかけた。] ええ。この本日のおすすめのケーキセットを 一つお願いします 「か、かしこまりました。 あっ、お客様も今回のコンペに 参加されるのですか?」 [ ニコロの左足元に置いてあるヴァイオリンケースに 気づいた女性はそうたづねた ] (89) 2020/09/20(Sun) 17:49:54 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ ああ、私は違うんですよ。 私はコンペに出れるような大した腕はなくて… [ そう言い、長く美しい指で 足元のヴァイオリンケースの傷を撫でながら ] 私は旅をしながらヴァイオリンを弾いて 曲を作っているのですが、今回コンペが あるとのことで何か インスピレーションが湧いて新しい曲と 出会えるのではないかと思いまして [ そう言うと優しく微笑みながら もし、新しい曲ができたら聞いてやってください と女性に言った。 ] 「は、はい!ぜひ!」 [ 女性はそう言って逃げるように厨房に向かっていった。 ニコロはそれを楽しそうに笑って見送った。 ] まずは一人。 新しい出会いでも待ちましょうか… [ ニコロは窓の外を眺めながらケーキセットを待っていた ]* (90) 2020/09/20(Sun) 17:56:02 |
(a19) 2020/09/20(Sun) 17:56:34 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新