【人】 機関設計士 スタンレーー二日目 午前零時以降(声が響いた後)宿直室の前の廊下ー [突然、前方の扉が開いた。リクと同じ年頃の少女と目が合った。>>129] 君も飛ばされて来た子か? [スタンレーは、部屋の中に居る他の気配>>110には気付いて居ない。 前方の部屋から出て来た少女の目には意志を感じたため、こちらの世界の覇気の無い住人ではないことは明らかだった。 スタンレーは続けた。] 俺たちも先程の声の主にこちらの世界に飛ばされて来た者だ。俺は、ブルー・スタンレー。こちらはリク。 眠った彼女をゆっくり休ませたく、宿直室か医務室を探している。 君がもし場所を知っていたら、どうか教えてほしい。 [続いて、 スタンレーとリクの他に、ユウナギという女性と三人で行動していること。 ユウナギとは、声が響く前に別行動になってしまったこと。 三人は、図書室を拠点にしていること。 図書室にはソファやベッドが無いため、リクを休ませる場所を探しに来たこと。 を簡単に説明した。]* (156) 2021/02/05(Fri) 16:08:17 |
【人】 機関設計士 スタンレーー二日目 午前零時以降(声が響いた後)宿直室の中ー [柔らかい別の声がしたかと思えば、別の女性の姿が見えた。>>149 彼女にも、最初の少女に説明した事情のうち、「眠った彼女をゆっくり休ませたく、宿直室か医務室を探している」旨を説明した。>>156 被り物をしている方の女性に招き入れられて>>140、安堵する。宿直室はここだったらしい。 リクを静かに寝かして、毛布を上までかける。] ありがとう。助かりました。 [改めて二人に向き直り、深くお辞儀をした。名を訊かれて>>141、被り物をした女性には名乗っていなかったことに気付く。] 俺は、ブルー・スタンレー。こちらはリク。二人とも別々の国から、ここへ飛ばされて来た。 不躾なお願いだが、今夜はどうか、リクをここに眠らせてほしい。 とても良い子です。 女性が眠る場所に居る訳にはいかないので、俺は、一旦、拠点の図書室に戻ります。 [続けて、彼女達と会話をしただろうか。しばらくして、スタンレーは、宿直室を後にした。] (159) 2021/02/05(Fri) 16:29:53 |
【人】 機関設計士 スタンレーー二日目 リクを預けて以降〜午前三時までー [帰り道、スタンレーは、図書室までに存在する各部屋について、タロットを探そうと考えていた。 もしユウナギが図書室に戻っていたら、誰も居ないことに驚くだろうか。>>130 寄り道せずに帰った方が良いのかもしれないが、メモがあるため大丈夫だろう。と、捜索を続けることにした。] [その部屋には、キャンバスが乗ったイーゼル(画架)が複数あり、窓際の棚には、肩から上の石膏像が、並んでいた。瞳が此方を向いているようで、少し不気味だ。 いわゆる、美術室だった。 キャンバスはどれも真っ白で、何も手はつけられていない。 埃も被っている。 キャンバスを裏返したり、引き戸を開けたり、隅々まで探したが、特にタロットは見つからない。] (161) 2021/02/05(Fri) 16:58:16 |
【人】 機関設計士 スタンレーー二日目 午前三時ー [流石に、疲労が出て来た。 水しか口に含んで居ないため>>1:160、腹も空いた。 堅い木製の丸椅子に座り、フランスパンを半分齧った。 このまま、夜明け(空模様からは判断出来ないが)まで眠ろう。]* (162) 2021/02/05(Fri) 16:58:34 |
【人】 機関設計士 スタンレーー二日目 夜明け前ー [スタンレーが眠り、二時間ほど経った頃。 傍らに置いた工具入れのガーネットが、ぽおっと赤い光を放った。 スタンレーは、気付かずに、静かな寝息を立てている。 そして、光は消えた。]* (164) 2021/02/05(Fri) 17:04:32 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a27) 2021/02/05(Fri) 17:06:21 |
【人】 機関設計士 スタンレーー二日目 朝 美術室から図書室へー [目が覚めた。時計は持っていないので、何時か分からないが、体感、少し寝過ぎた。相変わらず周りは埃っぽいキャンバスで、これは夢じゃないことを物語る。] 一旦、図書室に戻るか。 [ガラガラと引き戸を開ける。そこには、すでにリクが居て、朝食を口にしていた。>>124] おはよう。戻ってたんだな。眠ってる間に運んだ。すまない、驚かせたな。 [リクに声を掛ける。 視線を横に映せば、ユウナギも居て。ユウナギは目が覚めたばかりのようで、髪を撫でていた。>>136 ペコリと頭を下げる彼女。>>136] ユウナギも突然不在にして悪かった。 [スタンレーもユウナギに頭を下げた。 もし、ユウナギと共に誰か居るならば>>102、スタンレーも自己紹介をしただろう。] (168) 2021/02/05(Fri) 20:41:24 |
【人】 機関設計士 スタンレー[「なんで、私なんでしょうね」と、リクがほろりと零した。>>124 ユウナギがそっとリクの髪を撫でる。元気付けようとしているように見えた。>>137] 嫉妬…。羨望…。 [スタンレーはぽつりと呟く。] ああ、これは思い付きで、全く根拠は無いんだが。 [ははは。と笑って取り繕う。] 俺達が元の世界で築いた絆を羨んで、離れ離れにした。もしくは、引き裂くために試練を与えた。 とか。 …俺、大切な友人が居るんだ。だから、余計にそう思うのかもしれないけど。 そいつに会うために、帰らなきゃいけない。 [最後は、自分に言い聞かせるように、独り言のように言った。] (169) 2021/02/05(Fri) 20:43:28 |
【人】 機関設計士 スタンレーまあ、声の主の思惑は分からんな。あくまでも想像だよ。 [「パンッ」と、体の前で両手を叩く。] さて! 俺は、タロットを見つけようと思う。 昨日、空き教室をいくつか見たが、襲って来そうな怪物は潜んでないようだし、危険も少ないと思う。 なので、別行動で分担して探した方が効率が良いと思っている。 [そう提案し、スタンレーは一人で捜索することにし、図書室を出て行った。 リクとユウナギは一緒に探したのだろうか?>>138]* (171) 2021/02/05(Fri) 20:53:43 |
【人】 機関設計士 スタンレーー二日目 正午 屋上ー [スタンレーは、屋上へ行くことにした。廊下の突き当たりに、上の階に登る階段はあった。最上階に到着すれば、廊下を歩き、屋上への階段を探す。 窓の外は相変わらず暗かった。 フロアを繋ぐ階段とは別の場所に、屋上へ続く階段は存在していた。 そっとノブに手を掛けて開ける。 幸い鍵は掛かってない。 錆びた鉄扉がキィと泣いた。] (201) 2021/02/05(Fri) 23:23:02 |
【人】 機関設計士 スタンレー[生温い風が、スタンレーの赤茶色の髪を揺らした。 屋上に来た理由の一つに、街を探索した時に遠くに見えた高架を走る鉄道を眺めることがあった。 そもそも乗る人が居るとも思えず、運行しているのかは分からないが。 手すりに手を掛け、薄暗い曇り空の下、じっと目を凝らす。 窓が沢山ある長方形の箱のような車両が、線路を滑っていた。 煙突は無い。] あれは、何だ? [スタンレーの知る、蒸気機関車とは程遠い形。 良く見ると、線路に等間隔に支柱があり、電線が繋がれている。 それは電車だが、スタンレーの知る由も無い。] もしかしてあの鉄道は、電気で動いているのか? [タロット探しも忘れ、夢中に遠くの高架を観察していた。]* (202) 2021/02/05(Fri) 23:23:41 |
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