【人】 箱庭の雛 フェレス―― 前夜祭/真珠堂 ―― えっと、まぁそうですよね……? [ やっぱり、というべきか。 この状況で?、というべきか。 どちらにしても、多少の違和感を持って。 ] 明日のお祭りで楽しむような物ですか? [ そこに意味する意味など知らないけど、 心が、そこに一歩踏み出すことを、直感的に止めていた。 ] (51) 2021/12/10(Fri) 21:31:34 |
【人】 箱庭の雛 フェレス……? [ 男性の床に放り投げた毛糸玉。 なぜだか惹かれるような、どうしても気になるような、 意味のわからない、感情に埋もれて。 その訳など知る由もなく。 ] (54) 2021/12/10(Fri) 21:32:42 |
【人】 箱庭の雛 フェレスえっ!? [ 驚いたのは、薬屋なのに猫屋敷な点だったか、 話に聞いていた薬屋とは違って薬草の匂いがしないことか、 それとも、* ] (56) 2021/12/10(Fri) 21:33:47 |
【人】 箱庭の雛 フェレスワルツを踊りましょ! [ 嘘と約束と秘密、 慢心と裏切りと虚栄、 あなたが望むなら、 叶え、叶え、と願い頼る。 偶像 に囚われたあなたの、教えの通りに。 ] (78) 2021/12/10(Fri) 22:55:53 |
【人】 箱庭の雛 フェレス―― 朝の陽ざしを望んで ―― ―――っ! [ 何かを恐れて、何かを求めるように。 硬いベットの上、飛び起きた私は、 確かめるように胸に手を当てた。 ] げほっ、 [ 手に取ったそれを、流し込むように。 少しずつ、少しずつ、大丈夫だって言い聞かせて、 まだ、安全なんだって言い聞かせてる。 ] (80) 2021/12/10(Fri) 22:56:38 |
【人】 箱庭の雛 フェレスクレアお水を……って、そっか [ なんて言いかけて気が付く、 ここはいつもの場所ではなくって、 人が住んで、生活している場所であることに。 ] ふぅ……やっぱ、ダメかぁ [ 宿の部屋の隅。 硬いベットの上で猫のように包まって、熱を探す。 強張って震えた体に光が差した。 また、朝が来た。 ただ繰り返される朝が。 ] (81) 2021/12/10(Fri) 22:56:54 |
【人】 箱庭の雛 フェレスでも、今日はちょっとだけ楽だったなぁ ……お礼を言わないと [ 視界の端に映った小さな小皿に、 昨日よりも減った透明な液体。 それが何の薬だったのかはわからない、 けれど、それは確かに僕の支えになっていた。 ] (82) 2021/12/10(Fri) 22:57:16 |
【人】 箱庭の雛 フェレス[ 乱れた髪を直して、朝の支度。 リボンの位置を気にして四苦八苦。 服にしわが付いちゃって、仕方がないか、なんて。 最後に、耳を隠すように帽子を被ればできあがり。 ] これでよしっ [ 街も少しずつ起き始めて、人の声がちらほらと聞こえ始めて、 その街に加わるために、傘を手に持って、 部屋のドアを開けた。* ] (83) 2021/12/10(Fri) 22:57:39 |
【人】 箱庭の雛 フェレス[ 雪が降る。 手も足も、心さえも凍らしてしまいそうなほど、 冷たくて、綺麗な雪が。 男性……お兄さんの歩幅が、 僕に合わせてゆっくりなことに気が付いて。 ] あのっ、ありがとうございます [ 少しだけ、あったかい気持ちになれたんだ。* ] (86) 2021/12/10(Fri) 22:58:48 |
箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。 (a26) 2021/12/10(Fri) 23:02:02 |
【人】 箱庭の雛 フェレス―― 祝祭一日目/噴水広場 ―― ううっ、寒い…… [ 意気揚々と宿から出て来た筈だったのに、 今はただ噴水に腰を下ろして辺りを見渡すだけ、 傘を持つために出していたはかじかんでいた。 ] こんな朝にやってるお店なんて中々ないよね…… [ まだまだ、朝の始まりと言うにも微妙な時間帯。 時間を潰すためにも歩こうか、とも思うけれど 迷子になったのは昨日の話、流石にそれもできなくて。 寒さに震える中、どうしようかと一人思案中。* ] (102) 2021/12/11(Sat) 0:11:26 |
【人】 箱庭の雛 フェレスところで、あなたはこんな朝早くに何をしに? [ 男性に問いかけるように、その目を合わせた。 ただ純粋な疑問、それだけの理由で。* ] (142) 2021/12/11(Sat) 17:51:58 |
【人】 箱庭の雛 フェレス―― 祝祭一日目/噴水広場 ―― そうなんですか? なんか馴染んでるような気がしたのでてっきり街の人かと [ その根拠なんて物はなかった。 僕よりは街のことに詳しそう、そう思っただけ。 というか、僕に比べればほとんどの人がこの街について 知っているという物ではあるのだけど。 あとは、この街に多分住んでる人と良く出会っていたから。 ] (192) 2021/12/11(Sat) 22:21:46 |
【人】 箱庭の雛 フェレス……この街には僕だけです 親は仕事で来れないので [ きっと僕は困ったような顔をしていた。 困るというか、気まずいような感覚。 きっと、そういう物。 そういう、ことにしておこう。* ] (194) 2021/12/11(Sat) 22:22:26 |
箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。 (a63) 2021/12/11(Sat) 22:39:15 |
【人】 箱庭の雛 フェレスあはは、これでも18ですから 普通ですよ、普通 ……僕ってそんな小さいのかなぁ [ 正直なところ、比べる対象はいなかったが、 自分のことがそんなに小さいとは思っていなかった。 18歳は既に家を出ていてもおかしくないと聞いていたから、 そんな気にされることもなかったと思っていたのに。 昨日の宿を取る時だって、親と一緒だと勘違いされたし。 なんというか不自由だ、なんて。 ] (219) 2021/12/11(Sat) 23:38:07 |
【人】 箱庭の雛 フェレス[ その質問を聞いてすぐには答えられなかった。 それが何を意図した質問だったのかはわからなかった、 探し物、それが何を指すかなんて。 けれど、確かに僕の心に引っかかった。 ] ……探し物なんて、ありませんから [ 寒く震えた手を温めるよう、口元に。 ] お兄さんはどうなんですか? [ 逃げるように。* ] (220) 2021/12/11(Sat) 23:38:29 |
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