【人】 苗床環者 メディウム>>35>>36 …………ッ! [解放されたと同時に、距離を取る。 蠢く“これ”は名残惜しさを感じている。 なんだ、今のは、一体。]「私」は …………おまえ、「私」に……いや……“これ”に何をした? [明らかに己の深い場所へ干渉された。間違いなく……この男には何らかの力がある。]* (37) 2023/11/20(Mon) 20:17:22 |
【人】 苗床環者 メディウム− 別日の話 − [>>16>>17 ……いつだったか、あの男と「あんな事」をするようになる前だ。彼の片割れとも呼べる人物とすれ違った事がある。 当時はあまり積極的に交流を持とうとは思わなかったから、すぐ離れていく姿を追うこともなかったのだが。] ……なあ、ちょっとお前……桜花どの、だったか?あいつの……同族、の。もしよければ、少しだけ話が、したい。 [今は、違った。] (気になるの?彼が?あの人と近しいから?それはどういう感情かしら?) *……静かにしていろ。 (40) 2023/11/20(Mon) 20:29:10 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a18) 2023/11/20(Mon) 20:33:22 |
【人】 苗床環者 メディウム>>42 “これ”にか? [彼が恭しく“これ”を貴女と呼ぶ事には、少し腹立たしくはあったが。…………重要なのはそちらではない。] おまえ、“これ”に干渉する事が、出来るのか? [どのような感情があるのかは分からなかったが。彼が、“これ”に興味を持っているのなら。“これ”を望むというのなら。] ……………ならば、おまえ、「私」と“これ”を分離させる事は出来ないだろうか?見ての通り、「私」と“これ”は本来別々のものだったはずなのだ。それが、こうして、「私」に根付いているだけだ。 ……元より、「私」はあまり長く生きられない身体なのだと、思う。それが”これ“に生かされているというだけで。おそらくいつか、「私」は”これ“に喰い尽くされて「私」ではなくなる。……だから、だからせめて。「私」が「私」であるうちに、この身体だけは、「私」だけのものでありたいんだ。 ……”これ“が『媒体』として「私」の身体を利用できないように、できないだろうか。 [我ながら、無茶苦茶な願いをしたと、思って、しまう。] (49) 2023/11/20(Mon) 21:02:43 |
【人】 苗床環者 メディウム(…………本当に素直じゃないわね。それは本当に貴女の望みだというの?私は「貴女」だというのに。私たちは、離れては生きていけないのよ。) * (51) 2023/11/20(Mon) 21:05:06 |
【人】 苗床環者 メディウム[>>54>>55 返ってきたのは、肯定の言葉である。何故かその言葉には、哀切というか、そんな感情が滲んでいたように思えたけれど。] ……ならば。 「私」にその力を行使してくれ。遠慮はいらないぞ?痛いのも苦しいのも、慣れきっている。”これ“のおかげでな。 [踏み込んでしまった、そのまま。]** (57) 2023/11/20(Mon) 21:24:54 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a25) 2023/11/20(Mon) 21:35:05 |
【人】 苗床環者 メディウム>>73 …………分かった。 [自らの意思で離れて、またすぐに密着しに行くというのは。少々バツが悪い気持ちになりはしたが、頼んだのは己の方である。 言われるがまま、身を委ねる事にした。 囁かれた言葉に聴こえないふりをして。 ] (82) 2023/11/20(Mon) 23:07:50 |
【人】 苗床環者 メディウム− 植物園内 − [側から、男……雷恩と、少女……メディウムが「何を」していたかを察するのは難しかっただろう。お互いに抱き合っていたかと思いきや、少女が苦しそうに震え出して意識を飛ばしているのだから。 近くで見てしまった者がいたら、心配される事間違いなしである。あるいは叱咤されるかもしれない。 意識を手放した少女は、誰かがウキクサ博士の元へと連れて行くだろう。]** (87) 2023/11/20(Mon) 23:38:08 |
【人】 苗床環者 メディウム− 研究所内 − >>84>>85 [検査帰り。見知った顔が、なにやら難しそうな顔で歩いているのを見かけたので声をかけてみる。] おーい、フランク?何か悩みでもあるのか? 痛みが酷いなら、薬を処方してもらうといいぞ。元は、お前も患者だったのだろう?それくらいなら博士は診てくれるはずだぞ。 [被検体とはいえ住む場所を提供してもらい、自身の体調管理に気を配ってくれるウキクサ博士には一定の信頼を置いている。彼女が、これまでにしてきた、到底クリーンとは言い難い事の噂は知ってはいたけれど。それでも彼女は親代わりに近い存在だから。あまり気にしてはいなかった。] (89) 2023/11/20(Mon) 23:54:12 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a32) 2023/11/21(Tue) 0:17:07 |
【人】 苗床環者 メディウム[念の為と、様々な検査をしてくれる博士には。「私」と“これ”になにがあったのか、なんてバレてしまうだろう。 ……正直に言って、かなり、気まずい。いやそれ以上に。客人の中でも特に地位の高い相手(代表者として名乗り出ていたのはあいつだった)へ無礼を働いてしまった……いや、された、のか?ともかく褒められた事では無いというのは、確かだ。 ……検査が終わったら、あいつの同胞たちにも…………何というべきなんだろうな。] (188) 2023/11/21(Tue) 23:09:43 |
【人】 苗床環者 メディウム[未だに正常に働かない頭で、無意識下で紡がれてしまった疑問の言葉がこぼれ落ちる。] …………はかせ。 どうしてヒトは「愛」を求めてしまうの?* (189) 2023/11/21(Tue) 23:12:23 |
【人】 苗床環者 メディウム− 別日検査終了後・フランクルと − [>>93 問題はない、という返答にとりあえず納得しておく。彼の場合もこういうのが常であるから。……常であろうと、それが苦ではないとは限らないのだが。] そうか。念の為、博士に調整してもらった方がいいとは思うが………… 急に、なんだ。別にこちらこそ普通だが。 [最近ソワソワしているだの血色がいいだの。そんな自覚はなかったから (そういうふうに思っているだけよ) 面食らう。…………多少の「特別なこと」が出来ているとはいえ、そんな他者に伝わるような何かは無い、はずなのだが。]……そうだな、確かに「私」は過去の記憶の断片を持ち合わせているが……そんな、愛して愛されたいだなんて語った事は無かったはずだぞ。「私」はあ、いを、求めてはいない。 (本当に?) [フランクから奇妙な事を言われてしまった。本当に、彼にそんな事を告げた覚えがないのだ。過去の検査で“これ”の記憶がどこかから漏れ出して、彼へと流れ込んでしまったのだろうか。]* (190) 2023/11/21(Tue) 23:15:14 |
【人】 苗床環者 メディウム>>120 …………また根差していたのか。他に楽しめる事は無いのか? [検査も終わり、自由時間である。適当に光合成でもしようかとも考えていたはずだったのに。何故か、何故なのだろうか。また、彼の姿を捜して、こんな場所にまで来てしまった。 (何でかって?そんなの、理由は一つでしょう?) ]先日は不躾な頼みをして申し訳なかった。 ……興味はないかもしれないが、今日は、一緒に植物園の散歩でも、しないか? (先日はちょっと……刺激が強すぎたわね。確かに、深い繋がりはお互いを知る手段として最適ではあるのだけど……今日は、もう少し手前の段階からにしてみましょ?) [是の答えが来る事は、あまり期待せずに。同時に語りかけようとする“これ”の事はさらに気にしないように。]* (191) 2023/11/21(Tue) 23:36:37 |
【人】 苗床環者 メディウム− 農園区画にて・桜花と − >>132>>133 あ、ああ……驚かせてしまったというなら、すまない。そんな、長い話では無いから…… [急な訪問者に気を悪くしているのか、 それとも「私」自身へ思う事があるのだろうか。 ……確かに、直前で彼が力を使っていた事は、直視はしていないが知っている。>>131 “これ”がいるから、植物に影響を及ぼす力はある程度察知できてしまうから。 (中々に面白い力があるようね?) ]あの……きみと、あいつ……雷恩、どのは。かなり近しい仲であると見受けられるから……その、 (193) 2023/11/21(Tue) 23:44:33 |
【人】 苗床環者 メディウム[白い青年は、黒い青年と共に有るように見えていた。それは、「私」とあいつが出会うより、ずっとずっと前で。ずっとずっと深い結びつきのはずで、だから、] 勝手に、きみの片割れに近づいていてしまって、申し訳ないと思っている。 …………けど、大丈夫、だと思うよ。「私」じゃあ、きっと彼の心に刻まれるような存在では、ないから。大丈夫、そんなのじゃ、ないから…… ぼ……「私」が、より強く望まれるなんて事は、起こり得ないよ…… [ただ、誤解のないように、それだけは伝えておきたかった。 そう思っていた方がずっとずっと苦しくないから (194) 2023/11/21(Tue) 23:53:08 |
【人】 苗床環者 メディウム− 植物園にて・リヒトーヴ − [>>192 雷恩を見つける少し前だ。先にリヒトと遭遇したので先にそちらの方へと向かう。] ああ、リヒト。いつもお疲れ様だ。先日はすまなかったな…… [機械的で旧いと、リヒトは自分をそう称しているけれど。「私」はリヒトがそれだけの機械ではないと、なんとなく思っている。本人に告げた事は無いが。] まあ少し世間話でもするか。今来ている客人は、AIが何名かいただろう?……彼らは、きみからはどのように映ってみえた? …………ほら、外から来る「同族」?というのは、得てして珍しいものだから。 [度々、あの男性を模したAI達と交流している事は知っていた。内容までは知り得ようも無いが、少なくとも。リヒトの中で何かが、芽生えたりしていたのではないかと。 ……期待したかったのかもしれない。]* (196) 2023/11/22(Wed) 0:14:55 |
【人】 苗床環者 メディウム− 病棟内にて・直青、羅生がいるはずの部屋 − ……………やはり、必要で有るよな。そちらの大切な貴人へ、あんな事をしてしまっているのだから。 [いわゆる博士と近しいポジションのAIが彼らだとは聞いていた。定期的にメンテナンスや体調管理を行なっているのだということも。 ……多分、あいつの方からは「私」や“これ”の残滓は検出されないとは思うが……] うん。客人に無礼をした事は詫びておこう。 そう考えて、彼らが控えているはずの部屋の扉をノックした。* (197) 2023/11/22(Wed) 0:21:09 |
【人】 苗床環者 メディウム− 病棟内のどこか・緋雁との邂逅 − [雷恩以外の『sintoisMécanique』とはあまり関わりは強く無い。客人だから、というのもあるのだが……AI達の近くに寄ると、“これ”が騒めいて煩くなるから。どうにも彼らの身体に搭載されている『種壺』なる機関が原因らしいのだが……それはともかく、だ。 緋雁、と名乗った個体が博士となにやら対話をしている姿をいくどとなく見かけてはいたのだ。……博士の方は、良くも悪くもいつも通りだったけれど。緋雁どのの方はいつも、苦悩を浮かべたような表情をしていた事を覚えている。 ……彼とも話をした方がいいな。 それは彼が敬愛してやまない『新人類』の片割れと度々、表では言いづらい行為をしている事への弁名でもあったし……彼が、この研究所の最高責任者を、どうするつもりなのかも気になっていたから。 最も、博士を害するつもりだというならば、「私」に博士を護る力なぞ皆無であるのだが。] (198) 2023/11/22(Wed) 0:31:17 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a48) 2023/11/22(Wed) 0:39:29 |
【人】 苗床環者 メディウム− 植物園にて・雷恩と − [>>232 了承を唱えた彼の言葉に胸を撫で下ろし どうして? 、その後に呼ばれた呼称へ反応を返す。]……「私」には、メディウムという名がある。次からそちらで呼んでくれ。興味があるものは根ざす事以外になにか無いのか? (メディウム、と。私たちの事はそう呼んで。私たちは……あなたをなんと呼べばいい?) [>>233 散歩に行くとしても、この『楽園』内は広い。せめて目的地か何かはほしい……と思ったところで「栗鼠が見たい」と申しつけられた。] 栗鼠か。たしか、あっちの区画に生息していたはず…… (243) 2023/11/22(Wed) 20:26:57 |
【人】 苗床環者 メディウム>>233>>234 (さあ、行きましょ。大丈夫、周りがあなたをどう思おうと私たちには関係ないわ。あなたは、とても、魅力的。) …………あ、おい、こら……! [「私」の意思に反して、そっと差し伸べてしまった手が、引っ込められる事もなく彼の手を握る。 ……大きくて、温かい。 そのまま導くように栗鼠の生息する区画まで。道中で軽い会話を交わしたり、誰かが近づいてくれば反応を示しただろう。 手は握ったまま。 ]* (244) 2023/11/22(Wed) 20:33:53 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a63) 2023/11/22(Wed) 20:48:34 |
【人】 苗床環者 メディウム− 植物園・雷恩と − >>245 …………同じではない。 (同じよ、私たちは。) 「私」が“これ”と同じなものか。 (はじめは分たれていたとしても、私たちは同じなの。) [“これ”と同一視されるのは、正直受け入れがたかった。同じ存在だとしたら、こんなに苦痛を与えてくるのは何故なんだと、思うから。 (「貴女」と私が同一である事を汲み取って貰えるのは嬉しかった。苦痛を与えてしまうのは、己の意思ではなく性質だから。私も「貴女」が苦しい時は苦しいの。) ] (253) 2023/11/22(Wed) 22:31:56 |
【人】 苗床環者 メディウム>>246 (うふふ、嬉しいわ。…………ねえ、あなたからも。とくに「彼女」へは。とびっきり甘やかしてほしいの。与えた分だけ返されたいの。) ……………。 [興味が続かないと、彼はいう。その希薄な自己へは一種の羨望を抱くものがある。 だって自我は苦しいよ 手を握り返され、鼓動が少し早まっていくのを感じる。それに伴う意味は、知らないし知りたくもない。(嘘つきね。) 興味、な。「私」もあまり強く感情を覚えないようにしているからな……ああ、この植物園に生きる生命たちの事を知るのは、楽しいかな。 (生きとし生けるものを知るのは楽しいわね。でもそうね、今はあなたに興味があるわ。) [大した事ではないけれど。ぽつり、ぽつりと言葉をこぼしていく彼へ、出来る限りは返せるように。]* (254) 2023/11/22(Wed) 22:34:06 |
(a70) 2023/11/22(Wed) 23:28:05 |
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