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【人】 科学者 アーニャ[この最高傑作(暫定)には 行動規範の軸として 大凡の常識がインプットしてあり ない情報はネット検索による補完が可能だ。 だから、足を舐めさせられることが ごく一般的なW助手Wの行動でないことは きっと、わかったはずだ。 人の心に似せて構築した 学習型の擬似感情システムで 彼がなにを思ったか――、 それともなにも思わなかったかは 言葉を発せないのだから 後で記録を覗くまでは解らぬこと。] (29) 2020/09/12(Sat) 19:26:05 |
【人】 科学者 アーニャ[ともあれ、物言えぬ彼はボクの足下に跪いた。 行動規範の上位に ボクの命令に従うというものがあるからだ。 彼に疑問があろうとなかろうと 椅子の上で偉そうにふんぞり変える ボクの足先は、彼の奉仕を受ける。] ククク…… [合金製の歯列が上下に開かれ その間から伸ばされる 人工的な粘液を纏った赤い舌に ちいさな足の指は、余す所なく舐められていった。] (30) 2020/09/12(Sat) 19:26:08 |
【人】 科学者 アーニャ[ボクは特段、足を舐められる趣味が あった訳ではない。 というかこんなことさせたのは初めてだ。] (うむ……案外良いな……) [マッドサイエンティストらしく ワルっぽい命令をしてみたかった ……というのが正直なところだが。 何だかクセになってしまいそうだ。] (31) 2020/09/12(Sat) 19:26:20 |
【人】 科学者 アーニャ[ずるりと引き抜いた。] ……っ、もう足はよい ふやけてしまいそうだ [右の伍本と左の伍本。 すーすーする指を椅子からプラつかせながら さて次はどうしようかと思考を巡らす。**] (32) 2020/09/12(Sat) 19:26:45 |
【人】 科学者 アーニャふぁぁぁぁ……あにゃ [欠伸が漏れた。 助手の動作テストやら助手以外の研究やら やりたいことは沢山あるが――、 どれも期限が存在しないと思えば 肉体の欲求を優先することにする。] (79) 2020/09/13(Sun) 12:45:27 |
【人】 科学者 アーニャ[読み手のいないレポートは 後でゆっくり纏めれば良い。 背凭れに預けていた身体を起こし 両腕を広げた。] ボクはお昼寝……じゃない 仮眠をとることにした 隣の部屋のベッドに運んでくれ給え えっとね、お姫様抱っこでだぞ! [助手に軽々と抱え上げられ腕の中に収まり 人肌と同じに作った熱に包まれれば 猫のように目を細くして運ばれる。 良いものを得た。] (81) 2020/09/13(Sun) 12:46:10 |
【人】 科学者 アーニャ[誰も、小さな科学者の言葉を信じなかった。 高名な科学者であった両親を含めて、誰一人。 廊下の窓は外に通じているが 惑星中に蔓延した毒が入ってこないよう 分厚いシャッターで塞いであり薄暗い。 助手の規則的に動かされる靴底だけが音を響かせ] (82) 2020/09/13(Sun) 12:46:24 |
【人】 科学者 アーニャ[ヒーターで作り出した人工のものとはいえ 、、、 記憶にある限り初めての人肌の体温は 酷く安心を覚えるものだった。] ぁ……むにゃ…… [ただ睡眠を取るためだけに作られた 生活感の低い白の部屋。 ベッドに下ろされたときにはもう 半分以上眠りの世界に旅立っていた。**] (83) 2020/09/13(Sun) 12:47:02 |
【人】 科学者 アーニャ[寝転んだまま意識だけが覚醒して 不意に、唇に柔らかい感触が訪れた。 ひとりきりの生活に慣れていたから だれだ、と驚いてしまう。 目蓋を勢いよく持ち上げ、 大きなふたつの瞳で捉えたのは] ぁ、……助手…… [そうだ、今日から彼がいるんだ。 それから、受けた感触について考え] (149) 2020/09/14(Mon) 10:46:56 |
【人】 科学者 アーニャ[ぼぼぼっと火がついたように顔が熱くなる。 まさかお姫様抱っこからの連想で こんな起こし方をしただなんて 天才のボクでもちょっと気付けない。] あにゃにゃにゃにゃなにをするー!! ふぁ、ファーストキスだぞっ もっと雰囲気とか場所とか…あるだろっ [漏れる不満はTPOに関してだけで 彼にされたこと自体は……、 ちっとも嫌じゃなかった。**] (150) 2020/09/14(Mon) 10:47:05 |
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