人狼物語 三日月国


69 【R18RP】乾いた風の向こうへ

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【人】 傭兵団長 ダイゴ

[頼んで来たものが運ばれたのなら、一口ずつ味を確かめる。
外れ、ではない。寧ろやはり「アタリ」のほう。家庭料理といいつつも、少し馴染みとは違うアレンジがされているようだ。>>46とくにショルバアッダス――レンズ豆のスープと、バターライスは顕著に感じられる。

プラーヌンシーユーは他所で食べるものと大差ない、というより、アレンジのしようがない。鮮度の良い魚がとれるのだから、川魚の醤油煮と言ってしまえばそれだけでブランドになる。

キャラパチェは、「よくある煮込み」>>47より大味で、人を選ぶ料理かもしれない。他の店よりか、少し爽やかな香りがした。レモングラスだろうか。酒の進みはシンプルなモノよりこちらの方が進むかもしれない。確かめる術はないし、単純にマトンが食べたいという気分になっている自分にとっては旨ければなんでもいい。

彼が店の者と会話している間にも>>46、黙々と手を伸ばしていた。]
(58) 2021/04/17(Sat) 22:55:41

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[半分程進んだ所で、不意に質問が投げかけられる。

 生まれた場所。

そういえば、何度か食事をしたことがあっても、やれ前回の戦果だとかやれ昨今の戦況はだとか。そんな話ばかりで個々に関する話を持ち寄った事は、あまり無かった気がする。
唯一、読書という点において合間合間に紹介を受けることはあった。逆に言えば、それだけだ。

 …自分が、彼を無意識に遠ざけていた、節は否めない。>>48>>49]
(59) 2021/04/17(Sat) 22:57:06

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 ……。
 名などまともに無い、島国だ。
 比喩でもなく本当に島、だった。
 人口も、百、いた、だろうか。

[手に持っていた骨を皿に置き、軽く手を拭きながらぽつ、ぽつ、と。紡ぐ言葉は一層たどたどしくなる。最近空虚な記憶よりも、比べ物にならないくらい朧げな記憶だった。]
 
 両親が流行り病で亡くなって
 …孤児を拾う神社に身を置いていたから、な。

 どういう国か、は。すまないが。
 私が説明出来ることは、少ない。
 島についても、そこまで特徴あるわけでもなかった。
 米とか、醤油とか。そういうのはあったが。

 …歴史書を見たほうが早いだろうな。

[食べているものはどれも塩辛いものばかりなのだが、言い終えてから齧るそれらは、少し苦いような気がした。舌が、此処に馴染みすぎている。]*
(60) 2021/04/17(Sat) 22:57:53

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 …………今日は休日なのか?

[昼は食事処が主、といっても出されるらしいそれ。
そもそも仮にも真昼間だぞ、とか、職務中の人間目の前にして普通に酒を飲むな、とか。突っ込む所は数あったが、だいたいいつも通りなのでオブラートに包んで問うてみる。>>65

どんな答えにせよ、本当に良く来るのだろう、ということは推察できる。頼むものに迷いが無かったように見えた。

くるり、と。
彼の持つグラスの中で、彼の目と同じような赤色が波打った。]
(74) 2021/04/18(Sun) 1:11:49

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 酒が回ってるじゃないか。

[そらみろ、とばかりにジト目で彼を見やり、羊の脳を食む。]

 三年、は。私がこの国で初めてお前と会った時の年数だ。
 八年は私がここに在住している年数。
 つまり、五年だ。お前と会ってからはな。

[口にして改めて、それなりに長い期間だと自覚する。お互いの立場を考えれば、互いに生きている事も運が良いと言えるだろうか。ココウは兎も角、彼だって、突然食事を共にした戦友が居なくなる、なんてこともあるのではないだろうか。

そんな考えに至って、ふと、彼自身交友が広いように見え、ある種隊長の座をとどめておきながら、彼が同じような隊員並んでいるのは見た事がないという事に気づく。
ココウが半ば身内ぐるみのような関係で取り留めているので気にしたことが無かった。しかし、普通の軍人ならば、もっと組織内に収まっているのが普通なのではないだろうか。

自身の疑念は、続けられた質問によって一度霧散した。>>66]
(75) 2021/04/18(Sun) 1:12:12

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 ……、……、…。

[30秒ほどの沈黙。]
 
 それが私に与えられた人生だと悟ったから、だ。

 《ココウ》と名が、与えられた時から。
 この金糸雀が柳緑花紅を示す色だと教わった時から。

 …戦うしか、
 生きる術が無いと幼いながらに知った時、から。

[椅子に掛けた服を背に凭れて、歯切れの悪い曖昧な言葉を返す。嘘をついているという自覚は無かった。真実を告げても良かった。けれど、開こうとしても口がひどく重たく、まともに返す事返すことはなかった。

喋れば喋る程、塩辛さに苦味が増していくせいだ。
そうに、違いない。]
(76) 2021/04/18(Sun) 1:12:42

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[話題をそらすように残っている料理を食べきってしまう。

少し片付いた机の上に、ふとしたタイミングでトサリと軽い音が乗る。
それは書物だった。>>67>>68目にしたとたん、彼から見える己の目は少しばかり開いたように――寧ろ、輝いたように見えただろうか。]

 …王宮書庫、か。
 訪ねていいという許可自体は得ているんだがな。
 どうも、気が引けていた。
 私自身の金で買わないとなんとなく、落ち着かなくてな。

[王宮内は入れない立場ではないが、うろついていい立場でもない。ましてやたかが傭兵なのだから「良し」と言われていても、と躊躇っていることは否めなかった。

何冊かあるうちの、一つ目に戦術書を手に取った。
斜め読みするだけで、それは戦術書というより魔術書に近いことは理解できた。近衛戦闘に、如何に魔術部隊を組み込めるかという意見が交わされる議事録なども織り込んである。

歴史書も中を開く。
外で売られているものより、もっと皇族の家系図の圧縮した作りになっていた。全て手書きである所を見るに、昔の城の書記係の記録といったほうが正しいのだろうか。]
(77) 2021/04/18(Sun) 1:13:15

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[それから。]


 …。
 こういったものを読むのは久しいな。
 

[表題も丸い文字。青空の下を思わせるような表紙をしたそれは、どう考えたっていち大人が喜んで受け取るようなものではない。けれど、他のと変わりなく――寧ろ、少し穏やかになった声色で返事をしてそれをめくる。

言語はこの国のものではなかった。
自分の国のものでもなかった。

見た事は何度かあった。彼の国の言葉だと、知ったのはいつのことだっただろうか。様々な国の言語を覚えたいとぼんやり望んだ呟きに対して、彼はこうして彼の国の言葉の本を持ち寄ってくれていた。]
(78) 2021/04/18(Sun) 1:13:31

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[繰り返すうちに勿論、多少の意味は理解できるようになっていた。今この児童書を詠み進めれば、わりと早く読み終えられるかもしれない。それでも所々まだ理解できない構文が並んでいた。]

 どれも一度家で腰を据えて読ませてもらおう。
 返却も、出来そうなら私自身で済ませる。感謝する。

[翻訳するにしてももはや母国ではなくこの国のものになるのだけれど。それで不都合を感じた事はない。]

 私も相当こういった本は齧っていると思うのだがな。
 お前はその点においても博識でいつも驚かされる。

 私も、お前が私と並んで剣を振るう事を選んでいるかは気になるな。
 聞くばかりでなく、教えてくれても構わないと思うが。

[本筋は自分の話から逸らす為だが、もっともらしい事は言っている筈だと酔いが回っているかもしれない相手に正論をふっかけてみる。]
(79) 2021/04/18(Sun) 1:14:43

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[自分自身、矮小無力で無いと自負しているはずだった。

だが彼の思考は、『如何にそれを崩すか』を前提に人と話す癖のようなものを身につけているのだろう。まるで砂の城を下からゆっくり削って行くかの如く、生暖かく残酷な蛇のように。

かと思えば、戦いの時蛇は宙を舞い、龍と成って雄々しく牙を向く事も知っている。彼の扱っていた炎魔法が、特に印象に残っていた。得意技だと耳にしたこともある。普段から冷静さを魅せているからことの不意打ちにも似ていた。

 本質は何方にあるのだろうか。
 或いは両の顔こそ彼なのかもしれない。
 覗いた試しは、無い。

"龍は一寸にして昇天の気あり"という話だけでもそれはそれで納得がいくものだが、果たして、覗いてみたところでどう返してくるだろう。]**
(80) 2021/04/18(Sun) 1:15:02

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[「戦い」が自身の「生きる手段」であるとするなら、
彼にとって「世渡りの手段」でしかないのだろう。>>90
…無いのだろうか。

直接的な言葉を多く受けた事はないが、彼が自分を悪く思っていない事は、言動から伺える>>87。しかし自分にとって、今までの言葉の大半が、上辺だけの世辞に聞こえ続けていたのも事実だ。

何を言われても、実績やの面で彼に勝るものがあるとは思えない。「いつから」なんて尋ねた事も無かったが、20を過ぎて間もない青年が当時の国防軍の小隊長としてあの場に存在していた。

それだけは自分の目で見てきた真実だ。]
(95) 2021/04/18(Sun) 13:00:25

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[ 
「どうしてそこまで、」


尋ねようと開きかけた己の口が、再び閉じた。>>93]
(96) 2021/04/18(Sun) 13:01:26

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[隠すつもりもない、己への詮索>>94

戦場では目的を共にしていたのなら互いの事情に干渉することもなかったというのに、唐突に踏み込まれるとは予想していなかった。いつものように食事を済ませ、読んだ本の話をして、それで終いだと勝手に思い込んでいた。

 …果たして、そうだろうか。
 気を緩めていいと。あの時>>0:28
 背後から聞こえた声は、
 考えれば、彼の声に抑揚が似ていなかっただろうか?



ジク、と喉の奥が軋む。鎖の罅に似た音がする。

どうして、そこまでこの話を伏せているのかと、自分の中で疑問を沸かせて、話してしまいたいという気持ちに駆られる。]
(97) 2021/04/18(Sun) 13:02:24

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[これは、自分のせいではない。
自分で抱えている方が悪いのだ。

   ――偶々、彼のそばにいた店員を呼び止める。]

 ………。すまない。
 このグラスの水に、アラックを混ぜてくれ。
 価格はそのままで構わない。
 ワンフィンガーも、いらない。

[間違えて飲んだ、酒のせいにしてしまおう。
注文通りに注がれた濁り酒を、雑にグラスを揺らして混ぜてから、一気に煽った。]
(98) 2021/04/18(Sun) 13:03:34

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[―― 数十分後。
午後の任務が続けられないほどの不快感に見舞われ、

よろめき、ふらつく虎の姿が街中にひとつ。]*
(99) 2021/04/18(Sun) 13:04:10
傭兵団長 ダイゴは、メモを貼った。
(a1) 2021/04/18(Sun) 13:07:30

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[抱えていた「悩み」は人に告げる事で多少楽になった。
本当に、文字通り吐き捨てただけだ。>>120解決して欲しいと願ったりはしない。縺れた毛糸玉を見せびらかしたかっただけ。そもそも真に受け取ってくれたかどうかも不明だ。

彼の盤上に転がされたが、起き上がる事もなく、
ただ、散らかしただけ。]
(131) 2021/04/18(Sun) 21:05:55

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 ― →住宅街付近の公園 ―


[わかりきっていたが、やはり酒は駄目だった。
何をどう足掻いたって、体質に合わないのだ。
今にも食べた物が込みあげてきそうだし、頭痛も鈍く始まってきた。官舎に直行するのは確定としても、少し休まないと動くことすらままならなさそうだ]

 ………おぇ…

[しかし、自分の中で問題にしているのはそこではない。
任務中に酒を飲むという行為を行ってしまったことのほうが、自分の中で問題として大きかった。
酒酔いをする姿を誰一人として団員たちが知らないだろうから、事情を隠す事は容易だろうけれど。

捌け口になりたがっていたのは彼のほうだったが。
それでも、やはり悪い事をしたな、と感じてしまう。
物理的な吐き気と同じくらい、執拗な自己嫌悪が絡みつく。]
(132) 2021/04/18(Sun) 21:06:26

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[どうかしていた。
一介の生物が龍の眼を見て狂ってしまった、なんて。
絵空事の言い訳は誰に通用するはずもないのに。]

 ……絵空事、か。

[酒に「酔う」事が殆ど出来ないので記憶や意識はハッキリしている。まだ脱いだままの外套と一緒に、借りた本も、しっかり小脇に抱えていた。幼稚な言い訳しか思いつかないのも、児童書なんて貰ったせいだろうか。

そういえばオイルサーディンも抱えっぱなしだった。自警団への報告書はどんなに不調でも今夜中にはまとめなくてはいけない。]
(133) 2021/04/18(Sun) 21:06:41

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[その後。その後は。
 ―――明日は、何か任務があっただろうか。]
(134) 2021/04/18(Sun) 21:07:02

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 …う……む、無理だ


[頭が働かない。借りた本を読む気にもなれない。
いや、違う、そもそも自分は任務中なのであって、本は次の休日に。きゅうじつはいついれていたのだったっけ。

揺れる視界に偶然入った公園のベンチに凭れかかるように座り込む。半刻。もう半刻だけここで休もう…。]*
(135) 2021/04/18(Sun) 21:07:17
傭兵団長 ダイゴは、メモを貼った。
(a3) 2021/04/18(Sun) 21:07:40

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 ……ぅ、ぁ?



[生きているのか、と問われた気がする。>>141

 はて、自分は生きていると言えるのだろうか。
 戦っていないときの生の時間に意味は?


そんな哲学的な話はされているわけがない。ぐるりと回りかけた思考を振り起こす。休んでいたはずなのに酔いは余計に回ってしまったせいか。まだ眼の中に靄がかかっているように感じた。首筋を掻いて、伏せていた顔をゆっくりとあげる。]

 …。 
 ………王……?



[霞みながらも、わずかな陽の光に照らされる蜃気楼のように、己にとってはあまりにも懐かしい面影に感じた。
継承戦に非干渉な男にとって、皇子の顔をひとつひとつしっかり覚えているわけもない。『どの皇子も曖昧に王に似た顔』にしか見えないものだから。思わず、ぽつ、と漏らしてしまっていた。]
(151) 2021/04/18(Sun) 22:53:14

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[しかし、目を見開き首を振って戻ってきた意識の中で振り払う。
覚醒してみればその正体はまったく年若き少年だったし、見慣れない付き人もいる。>>139寧ろ自分は王族よりも軍との知り合いが多い。付き人のほうは『全く見ない顔』だった。]

 あ、…と。申し訳ない
 少し体調を悪くしていて、勘違いを、な。

 迷惑をかけた。失礼、する。

[まさか酔っぱらって倒れていたなんて言えるわけもなく、何を問われようと大丈夫だの一点張りて通して返す。
公園で寝込んでいる方が悪いのだから、と、持っていた本と外套、帽子を抱えて、ベンチの汚れを少し落とし、軽く頭を下げてから逃げるように――予想以上に足を縺れさせながら、ふらり、とその場を立ち去ろうとした。

公園が視界から見えなくなる頃に、オイルサーディンの瓶詰を忘れてきてしまっていることに気づいてしまう。

…報告書は、どうやって書こう。]**
(152) 2021/04/18(Sun) 22:53:47
傭兵団長 ダイゴは、メモを貼った。
(a6) 2021/04/18(Sun) 22:58:31

【人】 傭兵団長 ダイゴ

― →傭兵団官舎 ―


 『うわ、隊長!?どうしたんスか、顔真っ青!』

[色々とぶちまけてしまいそうな心地を気合だけで堪えて、よたよたと官舎の入り口まで辿り着く。出迎えてくれたのは事務担当のチドリだった。すかさず受付から抜けて肩を貸してくれたのはありがたかった。]

 ……すまない。午後は任務続行不可だ、報告書…

『外傷……は無さそうですね、ハルマ呼んで来ますんで、自分の部屋で大人しくしててください!ああでも、喋れるなら敵の情報だけでも…』
 
 ちが、違……さけ …少し、体調を崩しただけ、で、

『はぁ?よりにもよってアンタが…でも顔色酷いし…毒でも盛られたって言われた方が信じるんスけど』

[酒臭さが残る程飲んでいたわけでもはないし、肌に赤みを帯びる体質でもない。強ち毒といって間違いではないのだが、それも自分で飲んだなんて口が裂けても言えない。大きく囀るような問い詰め方を不調という理由で隠し通す。]
(169) 2021/04/19(Mon) 13:44:23

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[自室に戻ってベッドに倒れこむ。数分してハルマが部屋に入ってくる。奴はここの団員であり、専属の治癒魔法士だったが、持ってきたのは氷で冷やしたタオルと飲料水だった。自身の容態を聞いたうえで、過労だと判断してくれたようだ。

珍しいな、とはふっかけられたものの、此方の状態を詮索するような言葉を掛けることはない。]

 ……報告書…

 『馬ァ鹿、だから根詰めるなっつったろ、寝とけや。
  ……、……。
  荷物は、こっちに置いとくからな。』

[そういって、ベッドサイドのテーブルにもともと脱いでいた外套をたたみ、束ねられた本がその上に乗る。
ハルマも――この団員の殆どが、アーサーとの交友を知っていたので、そのあたりの事情は汲んでくれているようだったことが、数秒の沈黙から受け取れる。そのまま静かに立ち去っていった。]
(170) 2021/04/19(Mon) 13:44:29

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[午前中だけで何人に迷惑をかけてしまっただろうか。
回復したら詫びをいれにいかなければならないだろう。

"あんな話をしたって、何も無いのに"。
虚ろな穴が広がっていくようなこの心地は、
…本当に、毒が回る感覚と似ているようだ。

体調不良が原因で気が滅入っているとしか思えない。無理にでも一眠りしてしまおう。重くなった瞼に従って、その時は意識を手放した。]
(171) 2021/04/19(Mon) 13:44:34
傭兵団長 ダイゴは、メモを貼った。
(a8) 2021/04/19(Mon) 13:52:21

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 - 官舎内:夜間 -

[目が覚めた時には日付を超えていたことに驚きを隠せなかった。そんな不摂生な生活は、この国に来る前すらやらかしたこともない。頭痛は取れていたのにベッドの上で頭を抱えてしまい、それもまた、看病に来てくれたハルマに見つかり、もういっそ明日一日休んでいろと釘を刺されてしまう羽目になる。

倒れた原因が飲酒だったという事実は闇に葬られた。しかし、窃盗犯の報告については滞りなく行われたし、報告書も明け方までには作ることが出来た。公園にいた通行人が証拠品を届けてくれた為だ。>>188 

総合的に見れば、あまりにも自分に都合のいい展開だ。
おまけに翌日の休暇つき。]
(213) 2021/04/20(Tue) 5:55:54

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 - 休暇 -

[…突然言い渡されても、何も思いつくわけでもない。
溜まっていた細かい作業をするかと受付に寄ったら、チドリに叱られてしまう。『ハルマさんに出禁にしとけって言われてるんスよ!』だなんて、やること全てが見透かされているような言われ方をしてしまった。

おとなしく引き返し、自室に腰掛ける。
ふと横に流した視線の先。ベッドサイドテーブルに本が積まれている事を思い出した。

これを読んで時間を潰す事くらいしか、思いつかない。
歴史書に関してはだいたい今まで読んだものと同じようなものが書いてあったし、戦術書――は、あまり読む気にはなれなかった。

児童書に流れるように手が伸びてしまう。
母国やこの国の言語ではないから、多少の時間は潰せるはずだろう。自室にもともとある本棚から辞書も取り出して机に向かった。]
(214) 2021/04/20(Tue) 5:56:03

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[顔を上げた時には、登っていた筈の陽が再び落ちていた。
食事にも手を付けず、部屋に籠もりっきりだったこともあって再び心配されてしまう。よほど疲れていた、と判断をくだされていたようだ。

甲斐甲斐しく世話を焼くような同僚がいなくて助かった。――ネネあたりなら飲み物のひとつ持ってきてもおかしくないが、どうやら彼女も今日はどこかに出ているようだった。
勤務表を見る限り、仕事の要件ではなかったようだが。

軽い食事を済ませて、身体を洗い再び部屋へ戻る。
訳を綴り続けた手書きの紙束をベッドサイドに起き、寝転がって少しずつ手にとり読みすすめる。

久しぶりに、自分の気持以外の中にのめり込めた気がした。]
(215) 2021/04/20(Tue) 5:56:11

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 - 休暇の翌日 -

[体調はすっかり戻っている(そもそも不調ではない)ので、大丈夫だという旨を伝えて、チドリに依頼表を出してもらう。
空いている隊員の任務を振り分け、自身にも見合う任務を見定めた。交易船へ荷物を運ぶ際の護衛任務が妥当だろうか。
一人が荷物運びを手伝う傍ら、もう一人護衛専門をつける、という形を取るのが良いだろう。]

 ネネは帰還しているか?
 彼女と共に此方に向かおうと考えているのだが。

 『え?ネネさん…は、任務に出られたのでは?』

 ………?私はまだ何も、…?

[ふ、とした違和感を覚える。
任務命令は基本的に自分の許可を得てから行うものだ。なければ自主的に見回りに行くというのはあるが、それでも流石に誰かに報告してからというのが普通の話。

しかし事務のチドリに伝えていないとなると。
勝手に外に出た、ということになる。]
(216) 2021/04/20(Tue) 5:56:26

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 ……誰か昨日ネネを見たか?

 『いえ…アタシも夕方出ていったのを見たっきりっすね』

 ……、…。
 すまない。此方は誰か空いている奴二人に回せ。
 私はネネを探してくる。

[胸騒ぎがした。こんなご時世だ。
『巻き込まれる側』にならない可能性なんてあるはずもないのだ。外套を着込んで剣を取り、急ぎ足で官舎を出た。]*
(217) 2021/04/20(Tue) 5:56:38
傭兵団長 ダイゴは、メモを貼った。
(a12) 2021/04/20(Tue) 6:46:29

 




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