人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[犠牲者リスト]
該当者なし

本日の生存者:大槻登志郎、津崎絵音、千葉郁也、秋月壮真、世良健人、未國 聖奈、大木慎之介、小鳥遊 大地、金海 叶冬、 天ヶ瀬 青葉、工藤 彩葉、鈴掛 未早、白瀬 秋緒以上13名

(n0) 2022/10/19(Wed) 0:00:33

校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/10/19(Wed) 0:01:06

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 2day・朝 秋緒ちゃん ── 
 

 スポーツの何がいいか、っていうと
 余計な事を何も考えなくていいところかな。
 人生について考えながら3Pシュート打たなくていいし。
 
 ………逃避 ? 違うし。朝練だし。
 
 
 自主練から始まる朝練が終わり、
 制服へ着替えていたところで
 彼女から再びメッセージが届いていたのに気付いた。
 
 
(0) 2022/10/19(Wed) 0:07:49

【人】 世良健人


 ─ 2day 午前中・未國 ─


[ 忘れさせて欲しい。
  それだけなら個人の願いの範囲で、
  誰にも影響なんてでない。

  反論の声に返そうと口を開きかけて、
  泳いだ目に気がついて閉じる。

  やっぱり 俺は酷いことを言ってるね。
  甘いことを言って肯定して。
  君に傷ついて欲しくないと思っている。

           そこで終わればよかったのに。 ]

 
(1) 2022/10/19(Wed) 0:33:27

【人】 世良健人



   …俺、そんなこと言った?


[ すぅ、と息を吸って。吐く。
  あぁ、ヤダな。俺嘘つくの苦手なんだってば。 


  今更誰かを思う余裕なんか要らないじゃん。
  自分のことだけ考えて
  忘れる願いを叶えたらいいのに。

  君ってわりと難儀なやつだね。
  最初からそうだったっけ、そうだったか。 ]
 
(2) 2022/10/19(Wed) 0:34:11

【人】 世良健人



   …あー、向いてないなぁ、俺

   誰かにアドバイスなんか出来るタチじゃないのに
   珍しくこんなことしたから狂っちゃった
   自分の首ぎゅうぎゅうに締めてる

   馬鹿みたい

   俺は嘘つくのも隠すのも下手なのにね

   
 
[ はぁっ、とため息をついて。
  今度目を泳がせたのは俺の方だったか。 ]
 
(3) 2022/10/19(Wed) 0:35:40

【人】 世良健人

   

   普通はないね
   俺は あるよ ……普通じゃないから

   それだけは言える、けど…

   ………それ以上は

   …話して 軽くなるようなものでもないんだ
   ごめんね 俺は…

   

[ またピタリ、と口を噤む。
 
  これは 軽くしてはいけないものだ
  俺が一生抱えなくちゃいけないもの
  それが罪なのだから
  罪には罰を受けなければ

  何も知らない彼女に抱えさせていいものでは無い


  未國ちゃんとは、友達のままでいたい。 ]

 
(4) 2022/10/19(Wed) 0:36:51

【人】 世良健人




   …………俺はね 元通りにしたいんだ。
   大昔に壊してしまった、大事なものを


   その想いだけ 知ってくれたら嬉しいかな
   放っといて大丈夫だよ
   願い事、叶えば全部解決するからさ

 
   
(5) 2022/10/19(Wed) 0:37:37

【人】 世良健人



   ───…それに
   きっとね、 君が抱えるべきは俺じゃないよ
   俺ので重たくて動けなくなる前に、
   そっちの子へ行ってあげた方がいい…
   
   …さっき通った水色の髪の…
   あの夜にいた子だよね?


[ それはほんの少し前 >>2:433
  もたれて公園の外側へ目を向けていた時に見た人。
  思い出したように、告げた。

  ───…友達でいたい。
  踏み込みすぎずに たまに馬鹿なことをするくらい
  それで、学校を卒業したら
  徐々に会わなくなって、同窓会とかで
  久しぶりだねって言うくらいの関係。


  あと期限まで1ヶ月もあれば 1年あれば
  結果は違ったかな。
  この手で人を傷つけ×してしまった。
  不可抗力でも 事故でも それが事実だ
  そんな情報を手に入れて、
  君が本当の本当に、忘れてくれるかどうか。

  …俺は信じきることが出来そうになかった。 ]**

 
(6) 2022/10/19(Wed) 0:39:30

【人】 軽音部 千葉郁也

──2day放課後・工藤と──

[オリジナル曲の放送について工藤が考えてること>>2:452
知ったら、きっと喜んで音源押し付けてただろうけど、
今は、うん、教室から人が減るまでの雑談だから
自重できない音楽の話は深掘りしなかったはずだ。


人の願いごとの話ははっきり聞きづらいだろうし、
工藤も悩んでるなら俺の定まらない願いなんかでも
少しは気を紛らわす材料になってれば良いと思う。

弱点探ろうとしてたわけじゃないのも、
わざわざ口止めしなくても
言いふらしたりしないのも知ってる。>>2:453

いろいろ気を使わせて悪いなとは思うけど
かけられた言葉はひとつひとつ素直に受け取った。]

 ん…、ありがと。
 怖い話そんなすぐ出てくんの…。

 苦手なこと…、は、そうだな、
 わかってるんだけど
 変な意地みたいなのがどうも、

[まあ、男の子なので?カッコつかないことしたくない
というのはあるわけなんだけど、
工藤がそういう風に思わないでいてくれるってことは
伝わったから、重ねて卑屈になるのはやめておこうか。]
(7) 2022/10/19(Wed) 0:40:26

【人】 軽音部 千葉郁也

[俺のくだらない意地のための探索の経緯を聞いて
気の毒そうに見てくる顔には、
自業自得だからそんな顔することないのになと
自嘲気味に笑って返したけど。

願いごと候補の却下案話してる時は、
工藤は頷いたり何故か目を逸らしたりしていた。
宝くじは夢を買うからいいんじゃねぇかな。(ガバ判定)


途中、入ったツッコミについては面食らって
変な顔をしてしまった。>>2:454]


 え?ああ、そう……、
 じゃあやっぱり却下にしとくわ…。


[文化祭の時は工藤につられて笑っただけだからな、
と思うけど、自然に笑えていたならよかった。]
(8) 2022/10/19(Wed) 0:42:15

【人】 軽音部 千葉郁也

[なんとなく恥ずかしくなったので話を戻して、
さっき告白したビビリ体質の件については]

 まあ、好きなとこじゃないけど
 気にしない…ようにはしようと思うから。
 苦手なものは誰にでもあるし…?

[さっき言われたことをなぞって返す。
ガチの心配>>2:455をされたことに関しては訂正したけど。]

 いや、心停止は今のところしてない。
 あの幽霊見た時すら大丈夫だったんだし
 多分この先も大丈夫だろ…。

[ごめんな、本気で心配されて逆に笑ってしまった。]
(9) 2022/10/19(Wed) 0:43:38

【人】 軽音部 千葉郁也

[地雷踏みたくないって話には
工藤も神妙な顔で同意してくれたから、
少し救われる思いだった。>>2:456]

 ……仮に勇気出して手を伸ばしたとこで結局、
 どうにもならなくてって時はどうしたらいいんだろうな。

[答えなんてない問いを投げてしまったのは、
今日いろいろとあったからだろう。

手遅れになってから手を伸ばしても何にもならないなら、
やっぱり願いとしては相応しくないのかもしれない。]

 そうだな、結局……、
 幽霊に頼って叶えてもらっても納得できるようなこと、
 ない方が幸せなのかもしれない。
 納得できないってことは
 自力でなんとかできる、なんとかしたいって
 望みがあるってことだし。

[“自分の力で頑張るしかない“という工藤も
似たような願いを考えたりしたのかなと思う。>>2:456

共感を返す言葉に安心を覚えてしまうことに、
どうしても胸の辺りが痛んだ。]
(10) 2022/10/19(Wed) 0:50:15

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 3day・早朝 ── 
 
 
 昨日、休憩時間にそれとなく絵音を探していたけど
 見つける事が出来なかった。保健室にいたとは思わず。
 
 " すぐにでも叶えてほしかった "
 " その先とか考える必要がない願い "
 " お互い、叶うと良いな。どんな願いでもさ "
 
 メッセージに残した彼の言葉がずっと気になっていた。
 
 僕は、まだ明けてもいない空を見上げ
 ひとつメッセージを打つ。
 
 
(11) 2022/10/19(Wed) 0:50:16

【人】 天ヶ瀬 青葉

 

 もしかしたら、他にもいるかもしれない 
 言葉使いが荒い? ──── そうだね。
 別に杞憂ならいいよ。変な人扱いは慣れてる。
 
 でももし、杞憂でないなら、ね。
 
 
            誰かを傷つけるのは怖いよ
    でも、誰かが傷つくのを見過ごすのはもっと
*
 
 
(12) 2022/10/19(Wed) 0:50:26

【人】 軽音部 千葉郁也

[長い話の割に出てない結論に謝っても、
工藤はそのことに何を言うでもなく笑い返したから、
それがありがたかった。

不意に紡がれたフレーズに>>2:457
勝手に頭の中では音階が乗る。

忘れてるわけない、
今でもあのギターの音色と一緒に思い返せることだから。]

 ……うん、覚えてる。
 歌だけでも先に覚えたならよかった。

[英語の成績は普通だけど、
歌詞の意味はちゃんと把握してる。
興味あることなら覚えられるから不思議だ。]
(13) 2022/10/19(Wed) 0:52:29

【人】 軽音部 千葉郁也


 それでいい、って思うと安心するけど、
 それがいい、って思えるようになりたい。

[答えになってんのかわからないけど、>>2:458
今のところ感じるのは前者だけど、
いつか後者だと思えればいいなと思う。

どんな答えを出すことになったとしても。]
(14) 2022/10/19(Wed) 0:56:34

【人】 軽音部 千葉郁也


 ……工藤は、何を願うかはなんとなく決めてんの。

[聞いてもよかっただろうか。
決まってないのはわかるんだけど、
候補くらいはあるのかなと。

人の願いごとを尋ねるのはやっぱり勇気がいった。]*
(15) 2022/10/19(Wed) 1:00:27

【人】 白瀬 秋緒

― 二日目・朝・中庭 ―


  ……………………………………


[ 己が満足したからと言って、
 大木を更に悩ませてしまった自覚はある訳で
 だから、流石に自分だけそこから立ち去ることはせず、
 大木の思いを聞いていた

 ぶつけられる正論>>435
 社会通念上正しい答え
 大木がその結論に至るのは……嫌という程納得がいくけれど
 うん、まあ、そう、普通に苛立つ言葉だ
 大木もそれは分かっているのだろうな、とは思いつつ、
 それでも伝えてくることが、余計に

 だが、そこは一旦置いておく
 そこで止まっても今更仕方がない
 そう思って何も口には出さなかったが、うわー……と思っていることは伝わってしまったかも、しれない ]
 
(16) 2022/10/19(Wed) 1:08:29

【人】 白瀬 秋緒

 
[ どちらかが……あたしが消えるのが最善なのだと、ずっと思っている
 それ以外の上手い策を思い付かない故に悩んでいる

 だけど、そう、
 大木と答えを探せるかと言われたら、それは難しいことも、分かっている ]

 
(17) 2022/10/19(Wed) 1:08:56

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……………………………まー

  分かりますよ、大木先輩の言ってること


[
 単純に消えるのではなくて、
 存在ごと消したいのなら、人の手では難しい
 だからそれに縋ろうとしている……とは、言うのはやめた>>122
 話がややこしくなるので


 大木の提案する様々な案
 とりあえず、いちいちキレる段階は通り越してしまったので
 逆に、冷静に答えた ]
 
(18) 2022/10/19(Wed) 1:09:24

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 分かっている、選択肢は色々とあること
 分かっている、もっと倫理的な良い案があるかもしれないということ
 だけど思考を止めた己は、>>2:135
 もう上手く思考を回せない>>1:172
 だから、どうしても、己にとって楽な方へ思考が流れていってしまう
 暗い方へ、昏い願いへ

 だけど、そう、もしも生きる道があるならば、
 別の願いを考えた方が良いことも、また現実だ
 ]
 
(19) 2022/10/19(Wed) 1:09:59

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……でも、すみません

  それじゃ、ダメなんです


[ 大木の提案は……今の自分にとっては、そのままではどれも採用出来ない
 己のことを考えてくれた、その行動だけは突っぱねずに、素直に報いれなかったことを謝罪した ]


  ………………そうですね
  ……考えて、みます


[
 検索が空白を吐くのなら、>>2:399

 誰かのCPUを借りることが必要なのかもしれない

 それはひどく腑に落ちた
 ただ、大木言う条件に当てはまる人に、心当たりがあるかと言われれば微妙だ
 それは完全に当てはまる人が居ないという意味でもあるし、
 だけど誰も当てはまらないかと言われればそうでもないのかもしれないという思考の、両方


 正直なところ、大木の願うような終わりに辿り着けるかは自信はないが―― ]
 
(20) 2022/10/19(Wed) 1:11:03

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……ありがとうございます
  やっぱ、話せて良かった、です


[ 何にせよ、吐き出せる相手がいたことは、己にとって良かったのだろう
 散々あたってしまったし、己の方も大分苛立ってしまったが
 話さないまま機嫌が終わるよりは、きっと
 素直に、そう思えた* ]
 
(21) 2022/10/19(Wed) 1:11:25

【人】 白瀬 秋緒

― 二日目・朝・挨拶運動 ―


  あ、
  おはようございます、彩葉先輩


[ 話は、まだ始業のチャイムが鳴る前に遡る

 朝、校門で会ったのはまずは工藤>>2:231
 己は昨日の工藤を知らないから
 彩葉先輩は変わんないなと、思うだけだけれど

 でも皆、一日目が過ぎ去って、何か思うこともあるのかも、しれない
 ]
 
(22) 2022/10/19(Wed) 1:22:46

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 工藤からのメッセージに気付いたのは、
 大木との会話を終えて、教室に戻る頃だ
 スマホを確認して、あー……と眉を寄せた

 己は工藤を普通としか見なかったけけど、
 工藤には己が違って見えたのか、と ]
 
(23) 2022/10/19(Wed) 1:23:12

【人】 白瀬 秋緒

  

  未早……先輩
  おはようございます


[ 挨拶をしている最中には、未早にも会った>>2:240
 一応大勢の生徒がいるし、と思うと、
 昔馴染みよりは、先輩後輩という意識になる ]


  あー…………………


[ それでも速攻で指摘されたことについては、やはり付き合いの長さを感じるというもの
 頭痛はそれほどでもなかったから、薬自体は気持ちだけもらったけれど

 姉のことがぼんやりと浮かぶ
 実際姉がどうしたとかは、知る由もないのだけど、>>2:241
 未早が行動したらどうしよう、とは思った
 ただ……未早は恐らくしないのではないかと思う
 付き合いの長さ、それから、姉という話題に今まで踏み込まれたことがないからという一種の信頼

 きっとたぶん、どうしようもなくなったとき
 頭痛薬目当てでなくとも、己は未早を頼ってしまう気がする
 だけど、今は、まだ ――** ]
 
(24) 2022/10/19(Wed) 1:24:13

【人】 工藤 彩葉

 
― 二日目:かなちゃん ―

[昨日、返ってこなかったメッセージ。>>2:431
やっぱり無理がたたって、
今日は体調が悪いのかなって。
普通に考えれば、そうだろうなと思ったんだけど。

返事がないのが返事なのでは?
なんだかとても、不安が募った。


今朝も、かなちゃんは学校に来ていなくて。>>2:431
だから、その後メッセージが届いた時は
ほっと安堵の息を吐いてしまった。]
 
(25) 2022/10/19(Wed) 1:29:04
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a0) 2022/10/19(Wed) 1:31:24

【人】 軽音部 千葉郁也

──2day保健室・津崎と──

[津崎がそんなだから、
割とガチめに家凸してたかもしれない。
明日教室に来なかったら、家にいるわけじゃないの
わかってるから行かないだけで。>>2:474

笑って返される声音がどんだけ白々しくても、
気づかないふりを続けたかったんだけどな。

旧校舎の幽霊に会わずにいつも通りの日常だったら、
俺にとっては何よりだ。

だけど津崎にとっては違うんだろう。
願いごとのために旧校舎に行った津崎と、
願いごとのことを知らずに行った俺とで
なんでもない日常の見え方はきっと
まるで違ったんだろうから。

その温度差もかなりね、胸に刺さるよ。
それを伝えられないのは俺が
お前に踏み込めなかったからなんだけど。]
(26) 2022/10/19(Wed) 1:41:24

【人】 軽音部 千葉郁也

[重ねた呪詛はそりゃ必死にも映るだろうよ。

説得する材料がないのは俺が津崎を知らないからで、
願いごとの内容想像ついても理由も知らないから、
違うのに変えろよって提案も出来ない。

そんな中で出来んのは勝手な約束と
泣き落としくらいなもんだろ。

体を起こした津崎が此方を見る。>>2:475
朝ぶりなのに物凄く久々に感じた。

ファンクラブの1番は本人ってマジレスには、
じゃあ2番?って返せばいいって
話じゃないのはわかってるよ。]
(27) 2022/10/19(Wed) 1:42:24

【人】 軽音部 千葉郁也

[向けられたぎこちない笑顔に親近感湧いても、
悪い、笑い返すのは無理そうだ。>>2:476

俺の責任じゃないとかもし言われたとしても、
これも悪いが思い切り気にするんだよな。>>2:477

俺は繊細だから丁重に扱えって言ったの覚えてねぇのかな。
悪いとしたらお互い様だろ、わかってんだよそんなことは。]
(28) 2022/10/19(Wed) 1:43:33

【人】 軽音部 千葉郁也

[帰れって意味だろう“おやすみ“を
突っぱねるようなことはできないし、
“ありがとう“が嘘でもないのはわかってる。>>2:479

ベッドにまた横になるのを視線で追って]

 津崎、

 お前がもし…、
 幽霊に会いに行く前に欠片でも
 俺のこと思い出したら連絡しろ。

[夜中だったら困るし昼でも行きたくねぇんだけど、
あんな場所。

それでも津崎の中にちょっとでも迷いがあれば
俺は其処に行ってもいい。]
(29) 2022/10/19(Wed) 1:45:37

【人】 軽音部 千葉郁也


 じゃあ、“またな“。

[返事はあってもなくてもそれだけ言うと、
ベッドから離れて保健室から出た。]*
(30) 2022/10/19(Wed) 1:47:58

【人】 鈴掛 未早


 
―― Last day


[ あまりよく眠れずに目が覚めた。
 朝を用意するのもだるかったから、
 どこかで買っていこうとそのまま家を出た。

 部活のない生徒が登校するには早すぎる時間だ。
 でも人の気配はあるから、
 朝練のある運動部は頑張ってるなぁって、思うだけ。 ]


  いただきます


[ 半年余りを過ごしてきた教室に先客はいなかったから
 これ幸いとコンビニ弁当を食べておくことにした。

 窓は開けておこう。
 万が一にも匂いとか残ってイジられたら嫌だし ]
 
(31) 2022/10/19(Wed) 1:50:04

【人】 鈴掛 未早


[ 横に置いたスマートフォン。
 
お行儀が悪い? そこは容赦してってば

 こんな朝早いのにあの窓に通知来てるなって、
 開いたらね。天ヶ瀬のあれが見えて。 ]


  ……っ、ふふっ


[ 確かに間違えたとしか思えない文面なんだけど、
 あまりに清々しくて、思わず笑っちゃった
 いいね、お姉さんそういうの好きだよ ]
 
(32) 2022/10/19(Wed) 1:50:42

【人】 鈴掛 未早



[ このグループにいる皆が、あの日あの場所にいて
 今日に至るまで、それぞれに考えているんだろう。

 そりゃ中には天ヶ瀬が本来送ろうとした誰かみたいに
 そういう願いを抱く人もいるんだろうし。

 ちょっとだけね、秋ちゃんのことを思い浮かべた
 それはついこないだ堂々と料理部の連絡してたからだし
 あの子がああいう態度になっていることそれ自体、
 今まで思い詰めてきたことの表れだと私は感じてるから
]

 
(33) 2022/10/19(Wed) 1:51:45

【人】 鈴掛 未早


[ 明日になったらもしかしたら、
 何人かいなくなった世界なのかもしれない。
 いなくなったことすら忘れているのかもしれない。

      その手があったか、って
      今更目から鱗が落ちたのは秘密。
      ここまでその発想が出ないあたり、
      私はなんだかんだ死ぬ気はないんだなって

      じゃあ生きてたいかっていうと、
      べつにそうでもないんだけどね ふしぎ。


 本人にとってそれが切実な願いなのだとしても
 過ごした時間を大切な思い出だと思う人がいれば
 それはそういう相手から、宝物を奪うことになって
 
あ。だから、私にはそれが願えないのか。

 まあ堪ったものではないよね、とか

 気に掛かる存在がないわけではないけど、
 私が触れられる距離感にある相手なんてそもそも、
 それこそ秋緒ちゃんとか、大木ぐらいじゃ? とか―― ]
 
(34) 2022/10/19(Wed) 1:55:12

【人】 鈴掛 未早




  …… ふぁ、


[ ―― 思いながら欠伸が出た。

 すごい眠い。たぶん食後のせい。
 授業までの時間は余るほどあるし、
 今は少し、机に突っ伏してうとうとしてよう。
 たぶん声掛けられたらすぐ起きる **]
 
(35) 2022/10/19(Wed) 1:55:39
鈴掛 未早は、メモを貼った。
(a1) 2022/10/19(Wed) 1:57:00

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 1d朝・屋上 with 壮真 ――

 わ、

[近づきすぎた体を起こそうとして、
 くん、と引っ張られ、体勢を崩す。>>2:294

 君の手が掴んだのは、大空
そら
じゃなくて、
 大地
だった。]
(36) 2022/10/19(Wed) 2:05:55

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地


[とく、とく、
 穏やかな心音が、鼓膜を微かに震わせる。

 じわ、と何故だか目元が熱くなって、

 なんでわかんの?

 って、音は喉に掠れて不完全に消える。

 促されるまま、目を閉じて、>>2:295
 
目尻に溜まったものを、ごまかして

 深呼吸を、ひとつ、ふたつ]
(37) 2022/10/19(Wed) 2:06:06

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[人間が、最初に聞く音は、母親の心音。
 だから人間は、
 穏やかな心音を聞くと、安らかな気持ちになるらしい。

 これはもう、根源的な本能だ、仕方ない。

 良い子だって、君の掌が僕の頭を撫でる。>>2:296
 強く、強く、瞼を閉じた。]
(38) 2022/10/19(Wed) 2:06:17

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

『大地は本当、泣き虫だなぁ』

『いいからほら、こっち来い』

[半ば強引にって体で、大きな手に引き寄せられて、
 僕はしぶしぶって体で、その体に身を委ねた

 こどもだった僕にしてみれば、
 兄ちゃんの身体は大きくて、
 すっぽり包まれるみたいな気持ちになって
 安心して

 頬を濡らしたまま眠りについてしまう

 兄ちゃんは僕が眠るまで、僕の頭を撫でていた]
(39) 2022/10/19(Wed) 2:06:36

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[兄ちゃん。兄ちゃん。

 その名の通り、大空そらみたいにでっかい人だった。

 けれど、あまりにも大空そらに近すぎて、

 だから兄ちゃんは俺に、地に足つけて生きてくれって、

 大地、なんて名前を付けた。]
(40) 2022/10/19(Wed) 2:06:52

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

君の傷が、微かに見える。
>>2:297
 喪ったものへの悔恨

 君のそれはきっと、僕のそれよりも深い
 だから、迂闊に触れられない
 君の傷は、僕にはきっと想像もつかない
 君は『兄』で、僕は『弟』だから

 そう思ったらなんだか、何にもできない代わり
 甘えていることしかできなくなって
 図体ばっかりでかくなって、重いだろうに

 僕は容赦なく頭の重さを君に預けたままにした]
(41) 2022/10/19(Wed) 2:07:03

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[ブラコン?
 そんなの言われなくっても知ってる。

 でもね、ちょっと違う
 僕は兄ちゃんをお手本にしてるわけじゃない
 
 ただ、兄ちゃんに与えられた、
 『救世主
メシア
』って肩書を
 手放したくないだけ

 ううん、手放せずにいるだけ
 せめて誰かの助けになれば、
 まだ、返上しなくても赦されるかなって

 君の掌がまだ僕の頭を撫でるから、
 僕は少しまどろみながら、
 もしかしたら思ったことが口から零れ落ちたかも]
(42) 2022/10/19(Wed) 2:07:21

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[兄ちゃんも、おんなじことを言ってたなぁ

 弟は、無条件で可愛いんだって
 いくらでも甘やかしちゃうのが、
 兄って生き物なんだって

 兄ちゃんは、言った
 『俺を、兄ちゃんにしてくれてありがとう』
 ……って

 ひとっつも、
 僕を責めたことなんか、無かったよ]
(43) 2022/10/19(Wed) 2:07:33

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 

   [そんなこと、分かってた。
 

        わかってたよ。]
 

  
(44) 2022/10/19(Wed) 2:07:55

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[君の手が、君の声が、
 ひと時の眠りへと誘う。>>2:303

 君の言葉が、僕の心をさざめかせた。

 僕は言わない。

 『君の兄を悲しませないように』なんて
 そんなの、当たり前じゃないか。……って。

 忘れないよ、兄ちゃんのこと。
 当たり前じゃないか。……って。]
(45) 2022/10/19(Wed) 2:08:08

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[君は知らないだろ。

 12歳のこどもが、18歳になるまでの、
 6年間って、案外長い。
 そう、長いんだ。


 中学生の3年間、
 僕は必死に寂しさに耐えた。
 亡き人を責め、己を責めて、
 何もかもがどうしようもなかったこと、
 ようやくの事で受け入れた。
 
自分だけは自分のこと、
 どうしても赦せなかったけど、
 そこまでひっくるめて、受け入れた。


 高校に上がった僕は、もう
こども
じゃなかった。]
(46) 2022/10/19(Wed) 2:08:27

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[兄ちゃんの声が聞こえないのは、当たり前だ。
 死んでしまった人は、喋らない。
 どんなに嘆いても、生き返ることはない。
 それが、『死』というものだ。

 そういった事実を受け入れて、は。
 兄ちゃんの想い出を抱きしめながら、
 兄ちゃんと共に生きる術を、
 編み出して、は。

  ――――ねぇ、手伝ってあげようか?

 
助っ人担当
、になる。]
(47) 2022/10/19(Wed) 2:08:49

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[ねぇ、知ってる?

 人が人生をあきらめるときって、
 とっても悲しい音がするんだ。
 兄ちゃんは、に、
 ほとんど何も言わなかった。

 でもね、思い返せばずっと、
 兄ちゃんからは哀しい音がしていたんだ。

 だからだよ。
 だからは、兄ちゃんがあきらめた人生の先を描くため、
 兄ちゃんの人生をなぞるんだ。]
(48) 2022/10/19(Wed) 2:09:43

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[まどろみの中、ふんわり思う

 やっぱり君は、どこまで行っても『兄』で

 はどこまで行っても『弟』で

 だからこそ、分からないことがあって

 ……わかっちゃう、ことがある


 だけど、は『弟』なので

 きっと君もご存じの通り、『弟』ってのは……


 案外ずぶとくて、図々しい

 甘えるってことに躊躇しない]
(49) 2022/10/19(Wed) 2:09:58

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[だから、は未だに君の胸に頭を預けているし、

 僕は……



 君のこの温もり、手放したくない
俺のものにしたい
なぁ、って


 思っちゃうんだよ。


 
思い出させた・・・・・・君は、本当に罪深い。
(50) 2022/10/19(Wed) 2:10:13

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 
大空
そら
の下のお昼寝もとい、朝寝

   目が覚めたのは、

      いつ、どちらが先だったろうね?*]
  
(51) 2022/10/19(Wed) 2:10:59

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 2d 昼 with 白瀬さん――

[すみません、名前わかんなくて。>>2:429

 あっ
 そりゃそうだよね!ごめん!
 3年の小鳥遊!

[気にしてなければ一回会ったくらいの
 相手を覚えてることなんか、ナイ。
 そらそうだ。

 でも、多分見覚えくらいはあってくれたと思ったから、
 あの夜いたよね、的なことは多分言わなかった。

 気になる事はあれ、
 いきなり話振ったらビビらせるよな、って
 思って躊躇していたら。

 いきなり話を振られたのは、俺でした。>>2:430
(52) 2022/10/19(Wed) 2:11:21

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 えっ?
 あぁ、願い……願いね。
 危ういよね。

[いきなり振られた問いに、
 こちらも割と急な答えを返した。
 間。]

 あ、えーとね。
 本来なら、自分で努力するなり、苦労するなりして
 やっと手に入るようなものを、
 ぽんって手に入れられちゃうとしたらさ。
 まぁ、欲しいものが手に入るのは良いんだろうけど、
 なんかこう……

 不穏だよね。

[……。


 ダメだ。説明になってない!]
(53) 2022/10/19(Wed) 2:11:36

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 あーーーーー。
 白瀬さんは?
 願い、決まってるんだっけ?

[若干パニクった俺は、
 聞きようによっては、
 あの日立ち聞きしてましたって
 白状するような問いを返した。*]
(54) 2022/10/19(Wed) 2:11:49

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 2d 放課後 with 槙ちゃん ――

[奇遇だね。>>2:412
 俺も、実は昨日の朝までサボったことなかったんだ。
 3年の秋にもなって俺ら、おかしいね。

 こちらの無遠慮な問いに悩むそぶりを見せる君、
 俺はそれをニコニコと眺めていた。>>2:413

 ん、ん−。
 誰かの願いを後押しする感じかな。

[願いとは限らないけれど。
 的外れかもしれないけれど、
 俺は予想を口にしてみる。
 返事は別に、無くても良いが、
 ちょっと期待する目を向けてみたりなんかして。

 見つめ返されてしまった。]
(55) 2022/10/19(Wed) 2:12:01

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 どうかな。
 ソレを幽霊に『願う』つもりは、
 あんまりないかな。

[俺はそこまで秘密主義なつもりはないけど、
 確かに話せないラインは存在する。

 そして多分君は、間違ってなかった。

 代わりに質問を一つ追加する。]

 ねぇ、槙ちゃんはさ。
 例えばビルの屋上から飛び降りようとしてる
 人を見かけたら、
 なんて声かける?**
(56) 2022/10/19(Wed) 2:12:11

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 朝 ――

[目が覚めて、いつも通り。
 大空
そら
へむけて、挨拶をした。

 ふと、スマホの通知に気づく。

 多分誤爆の、全体メッセージ。]

 ふは。
 ガチギレじゃん。

[消えたいとか、死にたいとか。
 そんな不穏な願いを持つ人間が、
 どうやら一人や二人じゃないらしいこと。

 気づいてしまって何とも言えない気分になる。]
(57) 2022/10/19(Wed) 2:12:29

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 カウンセラー必要なんじゃないの……
 養護の先生、じゃ手に負えなくね……

[思わずひとりごちた。

 今日は3日目。
 幽霊へ願い事をするなら、期限になる日。

 俺はまだ、何だか考えが纏まらずにいた。

 朝家を出る前に、仏壇の前に座る。]
(58) 2022/10/19(Wed) 2:12:40

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 

   行ってきます、兄ちゃん。

 
(59) 2022/10/19(Wed) 2:12:57

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[行ってきます、は帰還の約束。
 無事に帰ることを約束する、言霊だ。

 死者は何も言わない。
 死者は何も感じない。

 それについては、
 まだあんまり意見を変えるつもりないけれど。

 『悲しませる』ようなことをするつもりなんて、
 微塵もない。

 俺はいつもより少しだけ早く家を出て、
 学校に向かった。**]
(60) 2022/10/19(Wed) 2:13:08
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a2) 2022/10/19(Wed) 2:17:53

【人】 工藤 彩葉

 
― 一日目・二日目:天ヶ瀬くんと ―

[授業中の天ヶ瀬くんは大分奔放だった。
そうだね、時々、ごそごそしてるのは
後ろの方から見えてたっけね


わかりませんで許してくれる先生で>>2:451
本当によかったなって、本当に思うんだけど。


成績大丈夫かな…………



ふとそんな思考が脳裏をかすめた。


それはさておき、私たちのメッセージのやり取りは
その後、日を跨いでも続いて行った。]
 
(61) 2022/10/19(Wed) 3:09:43

【人】 工藤 彩葉

 
[二日目に受け取ったメッセージは、
本当にメモみたいだったから。

その場でお返事はしなかったんだけど、
私はその日の休み時間、天ヶ瀬くんの席まで行って。]


 天ヶ瀬くんもしかして、全教科捨ててる?

 …や、ううん、
 それだけ色々真剣に考えてるのかもだけど…

 あの、よかったら授業のノート見る?
 最初の一時間以外ちゃんと取ってあるから…


[書くのはいつでもって言ったけど
やたら授業中に来るじゃない?本当に大丈夫?
私はさらに心配になってそう申し出た。

だから、メモ帳の猫が気になりだしたのは
その日の夜になってからだった。]
 
(62) 2022/10/19(Wed) 3:09:56

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 千葉が何も知らないことを知ってるよ。>>27
  きっと今のが精一杯だったんだろ。
  オレが秋獅ノしたこともそうだった。跳ね除けられたのも同じ。

  自分がされるのは当然としか思えなかったけど、
  する側になると苦しいものだ。

  でもさ、全然違うとも思った。
  オレの言葉は秋獅ノ全然寄り添おうとしてなかった。
  不思議だ、今ここにいる二人のほうが縁は薄い筈なのに。

  普通の人間ってこういうものなの。お前だからなの?
  オレ、旧校舎探索の時自分だけ叶えられないのが嫌で
  他の人だけ行方不明になったらとかもやもや考えてたよ。

  結局さ、困ってるのは自分なんだね。
  そんな奴が受け取っていい言葉に思えなくて、
  応えたくてもその道が見つけられなくて。

  繊細な千葉を丁重に扱うには、あまりに自分が弱すぎた。>>28
(63) 2022/10/19(Wed) 3:21:53

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 重ねられた温度がある呪詛に返したのは拒絶。
  秋獅フほうが余程優しい言い方とやり方だった。

  なのに、未だ諦めきってないみたいに言葉を残す。>>29

  返事を出来ずにいるこちらに
  次があると、その三文字が最後に語る。>>30 ]

……っ

[ なんでそこまで自分と全然違う奴に寄り添おうと出来る?
  なんで追い出されても最後までそんな風に言葉を掛けられるんだ?
  なんでオレたちはこんなに違うんだよ?
  なんでオレはお前に何を貰っても傷つけるだけなんだよ!?

  似た思いを別のことでさせていたとも知らずに>>26
  切れそうなくらい唇を噛みながら心の中で叫ぶ。

  雪崩みたいに罪悪感が押し寄せてきて
  もうそれだけで死にたいくらいになってた。 ]
(64) 2022/10/19(Wed) 3:22:15

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ また頭まで隠れ、目を閉じながら思った。]



[ ────もしかして

  呪いが届かないんじゃなくて、
  オレが届く前に叩き落としたのかな。* ]
(65) 2022/10/19(Wed) 3:22:32

【人】 帰宅部 津崎絵音


── 二日目夜/自室 ──



[ 家では殆ど自室から出ないようにしている。

  母親の泣き声は聞き飽きたし、父親は最低限しか帰ってこない。
  広い家の殆どが無意味と化して多くの部屋が埃を被っている。
  ま、つまり息子もろくに掃除してないってことなんだけど。

  一切気にならないわけじゃないんだ、出来ないだけ。
  一定以上の負荷を腕に掛けられなくても出来ることはある。
  ただ、他の部分が問題だった。
  休日、友人達との予定が無いとベッドから起き上がるのも難しい。

  多分オレの心の状態は、母親と似ているのだろう。 ]
(66) 2022/10/19(Wed) 3:22:50

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 昨日の秋獅ノ続いて今日は千葉。
  有意義なんてふざけたこと考えやがって、オレ。

  千葉なんて、幼馴染未満どころか友人でもない
  似た願いを恐らく持っていない未来を見ている眩しい奴。
  わざわざ言外の苦痛を察し会いに来てくれた優しいあいつに
  あまりにも恩知らずで酷いことをした。

  自分のしたこと言ったことを思い出し続ける苦痛を
  甘んじて受け入れていた時のこと。

  何かの予感でもあったのだろうか。
  ふ、と明かりを落とした室内で目を開けスマホを手に取った。 ]
(67) 2022/10/19(Wed) 3:23:27

【人】 帰宅部 津崎絵音



……どうして

[ 寂しい闇の中、一人呟いた。

  少しづつ書かれていたらしいメッセージは
  既に全て送られており、避けることは出来なかった。

  連絡が来ただけでも信じられなかったというのに、
  その内容は── ]
(68) 2022/10/19(Wed) 3:23:41

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ もうこれじゃ、どっちが年上なのか分からない。
  望んで墜ちてきたつもりだったけど、
  ここまで落ちぶれていたなんて。

  同じ部分を持っても、やはり違う人間だった。
  彼女の気持ちを、心の動きを汲み取り切れない。

  分かったのは、
  無意味な死体に閉じ込められている少年を
  白瀬秋獅ェ、殺すことを許さないつもりでいること。>>2:469 ]
(69) 2022/10/19(Wed) 3:24:33

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 勇気を出した秋獅フ言葉に、一切返事しなかった。

  出来るわけが無いんだ。……今は、まだ。

  そうしてオレはいつも通りに、
  思考と自己否定を止められないままに、朝を迎える。* ]
(70) 2022/10/19(Wed) 3:25:07

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 三日目早朝/自室 ──



……簡単に言ってくれる

[ 一睡もしてない無趣味野郎は、スマホの通知に気づくのが早い。

  自分の中にあるものを一刀両断されたような気がして、
  ついつい言い返すようなことを呟いた。

  だが、個人で行ったやり取りを思うと、
  秋獅ニ千葉に思い知らされた自分を顧みると反論は出来ない。

  
オレだって応えたかったよ。


  だって千葉も秋獅焉A
  “止めるのが正しいから”“誰かが消えるのは間違ってるから”
  それだけで言ってるわけじゃない。

  自分一人で抱えるにはでかすぎる荷物を持って、
  誰かの気持ちの為に生きることがどれ程難しいか。 ]
(71) 2022/10/19(Wed) 3:26:35

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ ああでも、お陰で思考が進んだ気がする。
  結局天ヶ瀬にはオレは絶対勝てないのかもしれないな。

  ハッピーエンド砂の城でもトゥルーエンド安楽でもない何かに
  繋がるようなものがあるとすれば──

  立ち上がりカーテンを開き、明けても無い空を見上げた。* ]
(72) 2022/10/19(Wed) 3:27:21

【人】 未國 聖奈

 

── 2nd day 世良と ──


 神様から逃げてきた赤髪は、また口を噤む
 あたしと世良の間に壁が生まれて、
 もうあたしは、それに触れることすら赦されない

 がらがらと、あたしの中で、
 なにかが音を立てて崩れて、
 あたしはきっと光を宿さない目で呟く


 「 ……そっか 」


 絶対忘れる、っていう約束
 守るつもりがない≠フ、伝わっちゃったかな
 あたしも、嘘は下手なんだ。


 あたしも「そっか」の一言で一線を引く
 
この話はこれでおしまい。

 それを望んでいるんでしょう?
 あたしは世良の友達であることすら赦されない
 嘘つくつもりだったから、お互いさまなのかもね

 
(73) 2022/10/19(Wed) 3:40:18

【人】 未國 聖奈

 


 「 水色の…? 」


 あたしは近くをかなちゃんが通ったことは知らない
 だけどかなちゃんを指してることくらいは解る
 顔を上げて、指されたほうを見渡すけれど
 かなちゃんの姿は、なかったはず。

 
(74) 2022/10/19(Wed) 3:40:42

【人】 未國 聖奈

 

 ─── ねえ、世良
 たぶん、世良には伝わらないかもしれないね

 あたしは、かなちゃんの悩み事を
 抱えるつもりも、止めるつもりも最初からない
 あるのは尊重する意思だけ。見届ける意思だけ。
 …その勇気が未だ持てなかっただけ。

 いま、行ってあげてもどうしようもないんだよ。


 
(75) 2022/10/19(Wed) 3:41:49

【人】 未國 聖奈

 


 「 そうだね。
   …あとで、メッセージしておく 」


 拒絶の色を浮かべて、
 世良から視線を離して言う。
 動くつもりがないことは、
 ぎゅっと抱え込んだ膝、爪先から伝わればいい

 
 「 世良は、残酷だよ
   あたしは覚えてるよ、忘れないよ
   大昔に壊した大事なものを元通りにしたい、
   その想いを知っていて、………、
   世良の言葉をあたしは、忘れないよ 」


 
願い事も白紙に戻った。

 あたしは膝に顔を埋める。
 もういい… と小さく零した声は、
 静かな公園で、世良まで届くかはわからない。

 
(76) 2022/10/19(Wed) 3:43:02

【人】 未國 聖奈

 


 「 ごめんね。
   あたしなんかじゃ、役に立てなくて 」


 世良が何を言っても動く気はなくて、
 もう、あたしはたぶん世良の方すら見なかった
 世良は先に帰りなよ、
 あたしは神様に見つかるまで、ここにいるよって

     …あぁ、存在している意味が無いなあ、
     そんな想いを抱いたのは、初めて。
     そっかあ、これが、
     魂を掛けてまで、考えるような、
     人生の、悩み事なのかもしれないね。**


 
(77) 2022/10/19(Wed) 3:43:53
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a3) 2022/10/19(Wed) 3:44:45

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 出弦高校/敷地内 ──



[ シャツのボタンを全て閉じ、マスクもピアスも外して

  ネクタイは結局無いままなのを含め、
  素の自分の姿で登校した。

  時刻は丁度昼休みが始まる頃、堂々たる遅刻だ。 ]
(78) 2022/10/19(Wed) 3:46:42

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 校舎の前に立ち止まればじっと見上げる。

  1年の教室が並ぶ辺りをゆっくり順番に眺め、
  そのどれが彼女のものかも知ろうとしてなかった自分に
  また嫌気が差してきた。
 
  それから見つめてたのは2-C教室の窓。
  時間通りにも遅刻しても、“今のオレ”は踏み込む気のない場。

  ごめん、千葉。 ]
(79) 2022/10/19(Wed) 3:47:16

【人】 帰宅部 津崎絵音



────……


[ 旧校舎へと歩む最中、口遊むのはアヴェ・マリア。

  幼い頃、クリスマスに両親と教会に行った時
  必死に着いていきながら歌った祈りの曲。

  あの時聴いた荘厳なパイプオルガンの音より
  発表会の熟練したものとは言えないピアノのほうが、俺は。
  なんて仮にもプロを目指してた奴が言うには
  変なのかもしれないけど、本当。
  
  フェンスの前で立ち止まり、スマホを取り出した。 ]
(80) 2022/10/19(Wed) 3:47:34

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ ごめん、千葉。

  あんなことを言ったのに、結局送るよ。 ]
(81) 2022/10/19(Wed) 3:48:08

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 知られると特に天ヶ瀬に怒られそうなのだが、
  今も少しこのまま一人独りってしまいたくなる。

  魅入られてるのかな、とか少し思ったけど
  救ってくれるかもしれなかった神様に責任を押し付けちゃいけない。

  救いは自分の中で受け止められて意味を成す。
  だから、オレにとってはやっぱり彼女は神様だ。

  勝手に歩き出さないように側の木に背を預けるように座って
  目を閉じ、教会音楽を小さく唄い続けている。* ]
(82) 2022/10/19(Wed) 3:49:52

【人】 帰宅部 津崎絵音


[ オレがこのまま生き続ける為に、
  どこかに閉じ込められている少年を彼女から奪わない為に。
  
  こう願ったらどうかと思ったんだ。
  随分荒療治で、最初望んだような解決には至らないんだけど。

  津崎絵音から、
  ピアノに関わる全ての記憶を二度と戻らないよう消して下さい。


  そうだね、
  これもお前らにとって正答じゃないんだろう?
  一人で出す答えなんて、結局様変わりしないよ。
** ]
(83) 2022/10/19(Wed) 3:53:22
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a4) 2022/10/19(Wed) 4:00:59

【人】 未國 聖奈

 

── そのあと ──


 頑なにその場を動かなかったあたしが、
 教室に帰ったのは、お昼休みすら過ぎてずっと後
 結局お昼も食べないままに、
 あたしはその日、鞄を掴んで早退をした。

 携帯の電源は、夜まで切った
 かなちゃんにメッセージをいれるときに
 グループメッセージに通知が来てるのも見たけれど
 それをそのとき開くことは無かった

 ……… 3rd day

 残酷にも、三日目はやってきた。
 あたしは随分と動けないままで、
 制服に袖を通せたのも、一限が始まったあとだ

 
(84) 2022/10/19(Wed) 4:04:33

【人】 未國 聖奈

 


 「 ……あぁ、いきたくないな 」


 思わず声に出したのは、二限が始まったあとで
 あたしの足は既に校門前にあったのに
 教室まで、向かうことが出来なくなった

 高校3年間で初めての、保健室登校。
 あたしの3rd dayは、そうやって幕を開ける。**

 
(85) 2022/10/19(Wed) 4:05:01
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a5) 2022/10/19(Wed) 4:06:08

【人】 工藤 彩葉

 
― 二日目・放課後:千葉くんと ―

[これが嫌々言ってる気遣いだったら、
もうとっくに売り切れてると思うから。
私は千葉くんが素直に受け取ってくれるのが>>7
嬉しくて、つい言葉を重ねた。]


 ああ、怖い話はね、夏に朗読の練習してたから。
 囁くような声で語るの、
 私には合ってるみたいで…

 うーん、意地かあ。それなら、
 別のとこでつり合い取ったらいいんじゃない?

 ベース弾いてる時の千葉くんはかっこいいんだし、
 欠点の一つくらいあった方が
 可愛いんじゃないかな。

 なんて、そう思うんじゃ駄目?


[私の方が畳み掛けて逆効果になったりした?
だったらごめんなさいなんだけど。

でも、普通の笑顔がそんな恥ずかしかったのかな。
照れてるように見えたけど、>>8
そこは男の子の意地のため、突っ込まなかったよ。]

 
(86) 2022/10/19(Wed) 5:30:26

【人】 工藤 彩葉

 
[私の言葉をなぞって返されれば>>9
なんだか嬉しくて、うんって笑顔で頷いた。

心停止については逆に笑われちゃったな。
結構真面目に心配したんですけど?って
ちょっと不満げな顔をして見せたけど、
大丈夫ならよかった。と最後はまた笑顔に戻り。

そんな感じで和んだから、
その後の話題で少し重い空気になっても、
落ち着いて話ができたんだと思う。

それでも、千葉くんの言葉に>>10
うまく返すことはできなかったけど。


千葉くんはまっすぐな人だと思う。
臆病なんて言っているけど、
ちゃんと自分で向き合おうとしていて。

私は逃げるための選択肢だって考えた。
多分、今は選ばないと思うけど。


だから少し、眩しいなと思った。]

 
(87) 2022/10/19(Wed) 5:30:29

【人】 工藤 彩葉

 
[結局、今の私が返せる言葉は、
こんなのしかなくて。]


 …どうにもならなかったら、
 傷つくしかないんじゃないかな。……

 それでも手を伸ばしたいと願うこと。

 それなら、幽霊に叶えてもらっても
 納得できる…、かもしれないね。

 わからないけど……。


[視線を下げて。弱弱しくなった声。
私の方が、よっぽど臆病みたいだった。]
 
(88) 2022/10/19(Wed) 5:30:31

【人】 工藤 彩葉

 
[練習成果も報告できないまま、
時間だけが過ぎたギターの思い出。
それでも、よかった、と言ってくれることに>>13
私は嬉しさと申し訳なさで半々の顔になって。

千葉くんの答えは、>>14
やっぱりまっすぐだなって思った。

それがいいって、私も思えるようになりたかった。

うん、どんな答えを出すことになっても。]
 
(89) 2022/10/19(Wed) 5:30:34

【人】 工藤 彩葉

 
[私の願いを聞かれたら>>15
少し逡巡してから、言葉を紡ぐ。]


 うん……。というより、
 自分ではどうしようもないこと、って思って
 最初に出てくるのがそれだったっていうか。

 でも、何をどう願ったら
 一番いい形になるのかわからなくて。
 候補もね、いくつか考えたんだけど。

 …だけど、この二日で少し、
 考え方が変わってきたかな。

 結果の良し悪しよりも、
 結局は自分で納得できるかどうかなのかなって。


[それはやっぱり具体的な答えじゃなかったけど。
私にとっては、さっきの答えにも繋がることで。]
 
(90) 2022/10/19(Wed) 5:30:37

【人】 大木慎之介

─ 2nd day 朝・中庭 白瀬と ─

[抵抗感の露な表情を見て、>>16
 予想通りに気分を害したのを悟る。

 けれどそれでも態度を荒げるでなく、
 理解を示してくれることは嬉しかった。>>18
 それが白瀬の優しさだと感じた。
 律儀に最後まで付き合ってくれることも。

 ダメという反応も想像通りで、>>20
 落胆すらすることはなかった。
 自分が白瀬にできることはないと最初から諦めていた。
 だからかえって、謝罪と『考えてみる』という返答が
 嬉しいぐらいだった]


  そうだよなぁ。
  白瀬のことよく知らないオレが答え出せるぐらいなら、
  白瀬が悩むわけねぇし。
  なんかいい道見つかることを祈ってるわ。


[知らないからこそ名案が出ることもあるかもしれないが、
 大木と白瀬の相性の悪さでは望み薄なのも当然である]
(91) 2022/10/19(Wed) 5:30:37

【人】 工藤 彩葉

 

 千葉くんは……誰かの地雷踏むようなこと、
 しようと思っているの。


[話の流れを考えれば、そんなふうに聞こえたけど。
私も、そこに踏み入っていいのか
やっぱりわからなかったから、
詳しい答えを求めたわけじゃなかった。ただ、]


 これでよかったんだ、って。
 心からそう思えるようになったらいいね。みんな。


[きっと、そう。本当に願いたいのはそれだった。
でもそれは、一人で叶えるには
過ぎた願いだとわかっている。


だからこれは、祈りなんだろう。

窓の外を見上げれば、
そろそろ一番星の見える時間になっただろうか。]**
 
(92) 2022/10/19(Wed) 5:30:39

【人】 大木慎之介

[もう一度重ねられた礼は、
 やはり本心からのものと思えた。>>21
 それで微笑んで、席を立って向き直り]


  オレのほうこそありがとうな。
  オレも白瀬と話せてよかった。
  結構スッキリできたよ、やっぱ『何もしない』って
  オレにはできないんだって実感したし。


[何ができるわけもない、ただ話を聞きたいだけ──
 そう思っていたのに結局こうして口出ししている。
 面倒見が良いのかお節介なのか、その両方か。

 それが兄になったために生じた性分なのか、
 生まれつきのものだったのかなんて考えるのは
 卵が先か鶏が先かみたいな話であるが。

 悩みは解決しないものの、その辺の割り切りが
 できたことで気が楽になったのは事実だった]
(93) 2022/10/19(Wed) 5:31:06

【人】 大木慎之介

 

  じゃあな白瀬。
  サボらせちまって悪かった。
  次は思いっきり喧嘩しようぜ。


[そう言って手をひらりと振って、踵を返した。
 もし大木と白瀬の関係が“改善”するとしたら、
 不満を遠慮せずぶつけ合って喧嘩し合う、
 そのぐらいが理想的なんじゃないかと大木は思ったのだ。
 それは俗に言う『犬猿の仲』というやつかもしれないが。


 そしてそれが明日までに実現するわけはないのも、
 それどころか卒業までにそうなるとも思えないのも、
 そして卒業後にまで関わりを持つような関係でないのも
 実感はしていた。

 それでも次があればいいと思うのは本当で、
 それは白瀬の明日が続いてほしい気持ちの表れで。
 また機嫌を悪くさせそうだな、なんて思いながら歩き出す。

 呼び止められなければ、
 そのまままっすぐ教室へ向かうだろう]*
(94) 2022/10/19(Wed) 5:32:00

【人】 大木慎之介

─ 2nd day・朝 ─

[教室に戻ったのは1限の授業中だった。
 堂々と扉を開け、教室内に入り]


  急用ができて席を外してました。


[悪びれることもなく言い放って席について、
 教科書とノートを出した。

 教師には特に何も言われなかった。 
 授業の真っ最中ということもあっただろうし、
 大木の場合は初回だったというのもあろうが、
 サボりもこれだけ堂々としていると
 特に叱られないらしい。

 新たな知見を得てしまいつつ、
 その後は普段通りに午前を過ごしたのだった]*
(95) 2022/10/19(Wed) 5:33:07

【人】 大木慎之介

─ 2nd day・放課後 小鳥遊と ─

[小鳥遊の予想を聞いて、素直に頷いた>>55


  ああ、そう、そんな感じだな。
  でもたぶんそれは願わねぇわ。


[願わないだろう願いをわざわざ話す気にもなれず、
 詳細は語らないまま。

 小鳥遊の『欲しいモノ』も願い事ではないのだと>>56
 知るとそこで引き下がる気になった。
 詳しく話したくないという気配を感じたのもある]
(96) 2022/10/19(Wed) 5:33:25

【人】 大木慎之介

[追加された質問には目を丸くして]


  えぇ? むっずかしーな、それ……
  オレも屋上にいたら声かけるより腕掴むかな。

  けど声しかかけられなかったら……
  うーん、「待てよ」とか?
  んで、そばに行って腕掴む。


[結局腕を掴む、という結論になった。
 とにかくまず止めたいだろうとは思ったのだ。
 そして]


  小鳥遊だったらどうするんだ?


[尋ねた本人の答えにも興味があった。
 それに、なぜそんなことを聞いたのかにも]**
(97) 2022/10/19(Wed) 5:33:49
大木慎之介は、メモを貼った。
(a6) 2022/10/19(Wed) 5:36:28

工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a7) 2022/10/19(Wed) 5:38:26

軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a8) 2022/10/19(Wed) 5:43:32

【人】 大木慎之介

─ Last day 朝 ─

[朝起きて、通知に気付いてグループを見て。
 天ヶ瀬の全体宛メッセージに目を丸くした。>>11
 その言葉の荒さに驚いたのはあるが、>>12
 ほっとしたような笑いが漏れた。

 天ヶ瀬はきっと自分も他人も破滅させるような
 願いは抱かないのだろうし、それを止めたい側で。
 仲間を見つけたような気分になったのだ。

 本当に『間違えた』のかは少し疑った。
 間違いを装って、そういう願いの持ち主全員に宛てて
 送るなんてことも、天ヶ瀬ならやりそうに思った。

 それもまた嬉しくなって、
 朝早くから個人宛のメッセージをひとつ送った]*
(98) 2022/10/19(Wed) 5:54:19

【人】 大木慎之介

[それから鈴掛が鯖のスタンプを返信するのを見た。

 「みんな鯖スタンプ愛用してんの?」という
 疑問が浮かんだのはさておき。

 鈴掛とあれから話してないな、とふと思う。
 選択科目で3-Aを訪れたこともあったし、>>1:238
 顔を見て挨拶するぐらいはしただろうけれど。

 鈴掛が白瀬夏実を見て「眩しくて死にそう」などと
 思っていることを大木は知らないだろうが、>>1:34
 夏実の同類であろう大木も眩しく見えているのだろうか。


 名前を見たら気になり始めた。
 鈴掛が何か願うのか、願うとしたら何なのか]
(99) 2022/10/19(Wed) 5:55:35

【人】 大木慎之介

[それでいつも通り朝早く学校へ行って、
 ついでにちらりと3-Aを覗いてみたら、
 そこにはすでに鈴掛がいて。

 眠そうにうとうとしているのを
 起こすのは気が引けたが、時間もないわけだ。
 願いを叶えるなら今日が期限なのだから]


  鈴掛ー。起きてたりしない?


[教室の入り口から呼びかけてみる。
 声量は大木としては普通ぐらいだが、
 朝早くの教室では相当やかましいかもしれない]**
(100) 2022/10/19(Wed) 5:55:52
大木慎之介は、メモを貼った。
(a9) 2022/10/19(Wed) 5:57:06

【人】 秋月壮真




 [ once again.

   give me a chance.




   ──────これは俺に与えられた。
         もう一つのチャンスなんだ。 ]



 
(101) 2022/10/19(Wed) 7:13:10

【人】 秋月壮真



  ─ 回想:2nd day・空き教室(慎之介) ─




 [ 椅子を座り直すと音が響く。
   静かだな、ここは。
   どんなに小さな声も聞こえてしまいそうだ。 ]


   慎之介、君は優しいね
   人のことばかりじゃないか
   

   願い事を考える時すら人のことかい?


 
(102) 2022/10/19(Wed) 7:13:18

【人】 秋月壮真





   Everyone has their own secrets人は誰にでも言えない秘密がある.




 
(103) 2022/10/19(Wed) 7:13:24

【人】 秋月壮真



   全部を見せるのが友達なのかい?
   俺は君のことを大切な友だと思っているよ

   
だからこそ言えないこともある



   例えば、痔になったことを
   君は俺に言うかい? 
……君なら言いそうだ


 
(104) 2022/10/19(Wed) 7:13:29

【人】 秋月壮真




   ……俺の秘密はね
   恥ずかしいことなんだ
   知られたくなくて、必死に隠してる

   ……幻滅されるのが怖いんだよ
   君に、見捨てられるんじゃないかって怯えてる
   臆病な男だよ、俺は

   それを君は無理やり聞き出そうとは
   思わないだろう?

   きっと、みんなそうなんだ
   隠して、知られたくなくて
   でも誰かに知って認めて欲しいって思ってる



 
(105) 2022/10/19(Wed) 7:13:38

【人】 秋月壮真



   そんな俺を君は今でも友でいさせてくれるか?

   俺はきっと飛びたかった、
   飛ぶための羽根が欲しかった。
   空を

   それは人には無理な願いだろう?


 [ タ◯コプターにどれだけ憧れたか
   
いまはどこでも◯アの方が欲しいかも。

 
   教室の窓から空を眩しそうにみる。]

 
(106) 2022/10/19(Wed) 7:13:43

【人】 秋月壮真



   君も、君自身の願いこと考えて欲しいよ
   5000兆円欲しいとかさ
   これは例えばの話さ



   ……あの幽霊のこと
   調べたけれどこの学校の文献にはなかった
   出弦高校とは関係はないのかもしれない

   君がもし気にしていたらと思ってね。報告

 
(107) 2022/10/19(Wed) 7:13:56

【人】 秋月壮真



   他の人の願い、知れた?
   君になら話してしまいそうだね。みんなさ


   俺は、俺の願うことは
   
『家族が幸せになる』
ことだよ
   でもこれじゃあ抽象的だよね
   だから俺なりの家族が幸せになる方法を願うつもり

   家族が泣かないで、悲しまないで
   笑顔でいられるように

   ……そのためだったら俺は──────……。



   どんな代償があったとしても願うよ
   むしろ俺が受けるべきなんだ




 
(108) 2022/10/19(Wed) 7:14:19

【人】 秋月壮真



 [ 昼休みの鐘が鳴るのはもうすぐ。
   少し長く話してしまった。

   帰るのなら急いで
   君の卵焼きだけでも食べようか>>2:446

   「これが君の味か……。」そんな言葉を零して。]


 
(109) 2022/10/19(Wed) 7:14:26

【人】 秋月壮真



 [ 帰り際、教室を出てから、一言君に送るよ。]


   俺は、君の友でいられて良かったよ
   ありがとう、慎之介

   君も後悔のないように **


 
(110) 2022/10/19(Wed) 7:14:31
秋月壮真は、メモを貼った。
(a10) 2022/10/19(Wed) 7:23:42

未國 聖奈は、メモを貼った。
(a11) 2022/10/19(Wed) 7:35:32

未國 聖奈は、メモを貼った。
(a12) 2022/10/19(Wed) 7:36:13

【人】 世良健人



[ 人の命を奪った時の感触が忘れられない。人をその人たらしめるのは記憶だ。 ]>>37



      ( 俺を壊して ■に壊れて
        どうか 何も考えられないように
        思考に食い潰される前に

                     我儘を呟く。 )

 
(111) 2022/10/19(Wed) 7:39:23

【人】 世良健人


[ なんでもない人間のフリをして生きている
  手枷を背の後ろへ隠して
  笑って まるで普通の人間のように

  そんな俺に救える何かなんてないと
  救ってくれる誰かなんて居ないと
  頭ではわかっているのに わかっていたいのに

  周りがくれるのはいつだって優しさで
  こんな泥沼に入ってこようとする
  君は馬鹿だよ>>323
   それに救われてしまった俺は大馬鹿だ。 ]

 
(112) 2022/10/19(Wed) 7:40:09

【人】 世良健人


 ─ 回想:願いと君の手(壮真) ─


[ どの道を選んでも時間が進んでしまうなら
  空間ごとどこかへ閉じ込めてしまえたらいいのに。

  過去になっていくのは怖い
  過去は変えられないのに 失われるものだから
  どうしよう、俺は君の今がずっと欲しいみたいだ。


  捕まえさせてもくれないのに
  溺れさせてなんて言わないでよ?
  それとも今なら捕まえさせてくれるのかな

           勇気を出すだけのことが、こんなにも。 ]

 
(113) 2022/10/19(Wed) 7:41:12

【人】 世良健人



[ 終わりたいと願い続けている
  けれど自らの手で終わることは許されない

  壊れなければ 償い続けなければ
  温もりなんて求めてはいけないと

  そう思うのに
  
  君の手は離したくない
  縋ってしまいそうになる俺を
  今まで何度も止めてきたのに
  この手なら なんて 馬鹿げているだろうか。



          離さないよ 俺の執着は強いんだ。 ]

 
(114) 2022/10/19(Wed) 7:41:53

【人】 世良健人


[ 誰のことも信用出来ない
  信用して傷つくのが怖いから

  信頼なんてもっと出来ない
  任せて潰してしまうのが怖いから


  そう心では豪語してきたはずが
  俺はこの3年でどれだけ絆されてしまったんだろう。
  信用も 信頼も **も。
  混ぜこまれてぐちゃぐちゃになった
  君への感情だ。


        チェーン、開けてくれるまで待ってあげる
        でもあまり長いと待ちくたびれて
        カッターで切ってしまうかもね。>>2:326 ]

 
(115) 2022/10/19(Wed) 7:43:01

【人】 世良健人



   こんなの奪いに来るなんて物好きだね、


   あげるよ、あげる。
   受け取って



[ 君のためにと起こした行動も
  それすらもいつか俺のためにされているような
  そんな気がしてならないのが もどかしい。 ]


         ( 共に落ちてくればいいのに
           それとも、俺が君以外に
           溺れているのは気に食わない?

           大切なもの
           考えたら取れる行動はひとつしかないんだ )

 
(116) 2022/10/19(Wed) 7:44:08

【人】 世良健人



    ……壮真、



[ 何も分からないほど馬鹿でいれたら。
  もしくは全てわかるほどの頭があれば。>>2:328
  この手から伝わる鼓動と、熱に浮かされて

  中途半端に■うこともなかったんだろうか。 ]


           ( 俺のためのTrue endなんて
             そんなものは存在しないよ
             仮に名付けるなら…
             …
Happy end
かな。 )

 
(117) 2022/10/19(Wed) 7:45:27

【人】 世良健人


[ 寂しさは 新しく生まれてくものなんだよ
  俺みたいなやつはずっとね
  君が全部持っていったって
  俺はいつかまだ重たくて潰れる

  …微睡みからはいつか覚めないと。


            君が沈みきった後には
            新しく生んだ寂しさで俺も沈もう


  そうするしかないのなら… ]
 
(118) 2022/10/19(Wed) 7:46:46

【人】 世良健人


[ ───許されるかどうかこそ君次第だ。  ]*

 
(119) 2022/10/19(Wed) 7:47:25

【人】 世良健人



 ─ 回想:1st day 朝 グラウンド ─


   ん…まぁ、そんなとこ
   落ち着けないのは同じか

   わかってるよ〜…
   ちょっと手抜きしましたごめんなさい



[ 片手は痛くて足から外せなかったので
  もう片手をひらひらと振って降参の意。
 
  頭に手が伸びてきた時、自然と肩が震えた。
  …なのに 慰めるような君の手が暖かいから
  俺は申し訳なさそうも混ざった
  酷く複雑そうな顔をして。


  すぐ作り笑顔に戻す。 ]
 
(120) 2022/10/19(Wed) 7:47:58

【人】 世良健人



   思いついたのは4つあるし 四択かもよ


[ だって当てて欲しくないんだ
  沢山間に受けて悩んで 諦めて欲しい ホントはね。

  誤魔化しも上手じゃないから
  結局今のところ二択って現状は
  そのうち伝わってしまったのかな

  そんな目で見ないでよ >>2:333
  俺は君の考えてる事の方がよっぽどだと思うけどな。]

 
(121) 2022/10/19(Wed) 7:48:46

【人】 世良健人




   ばかだな 諦めていいのに
   …でも俺も君を諦める気がないから おあいこかな



[ いつだってもがき苦しみながら探しているんだ
  逃げ出すための道を、
  許される世界を それほどの後悔と執着


     それでも君を使った道なんて
     もう目の前に出来てたって歩いてやるものか ]

 
(122) 2022/10/19(Wed) 7:49:24

【人】 世良健人



   提案?
   …うん、いいよ どこ行こうか
   歩く?海とかまで。

   あ、ジュース飲み行こ。喉乾いちゃった


[ どうせ■■■なら■■な■■で■と───


  …掴み取るのはTrueか Happyか
  それとも…なんだろうね?


           俺自身が言うべき答えは
           まだ出せていないまま。


  支えてくれるだけなら>>2:335
  俺だって嬉しく思えるんだけど。

  離してから随分と経って
  自分の体温に戻った手を軽く握りこんだ。 ]*

 
(123) 2022/10/19(Wed) 7:50:23

【人】 世良健人



  ─ 2day: 午後(学校) ─


[ 午前の授業が全部終わって
  俺が学校に戻ってきたのは昼休みの最中。

  信じられない俺が悪かったんだと思う。
  受け入れてもらえるつもりもなかった。
  確証のないことに言葉を紡げるほど
  勇気が俺になかったって話。

  ごめんね。でもきっとそれもなかったことになるから。
  俺は君から見えなくなった所で懺悔をする。 ]

 
(124) 2022/10/19(Wed) 7:51:00

【人】 世良健人




   ……生きてるって 大変だな、



[ 心の揺れ動きに関わらず
  凹んで鳴りそうな腹部をさすって、購買へと。

  午後の授業はずっと眠りこけていた。 ]*
 
(125) 2022/10/19(Wed) 7:51:33
世良健人は、メモを貼った。
(a13) 2022/10/19(Wed) 7:58:13

世良健人は、メモを貼った。
(a14) 2022/10/19(Wed) 7:58:35

天ヶ瀬 青葉は、メモを貼った。
(a15) 2022/10/19(Wed) 8:47:13

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

── 2d放課後 with 槙たゃん ──

[唐突に投げた問いにまで、
 君は真面目に答えてくれる。>>97

 それにしても君は、
 やっぱり直球で、優しいね。
 そして、面倒見がとても良い。

 俺は少し笑って、目を閉じた。]
(126) 2022/10/19(Wed) 8:49:37

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ……そうだよね。
 まずは……止めるよね。

 
俺も、そう思う。


[話を聞くとか、理解を示すとか。
 そんなのは、
後回しだ。
>>98

 君の意思を尊重する、なんてのも、
 きっとその場では考えられない。

 たとえそれが、全くの他人だとしても、
 反射的に引き止めてしまうのが、多分
俺たち
だ。

 
好きとか嫌いとか、関係ないじゃんね。


 多分、人助けの根源は、
 そう言う居ても立っても居られない気持ちだ。]
(127) 2022/10/19(Wed) 8:49:54

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 槙ちゃん。
 俺もね、多分、そうすると思う。
 とにもかくにも、止めると思うんだよ。

[問題は、止め方だった。
 物理的な衝動なら、物理的な静止が効くけど。

 『願い事』なんて超常的なもの、
 どうやって止めればいいんだろう?

 俺は、槙ちゃんを見返して、
 少しだけ困ったような顔で、首を傾げた。]
(128) 2022/10/19(Wed) 8:50:08

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ところで、明日は
『期限』
だね。

[話を変えたように見せかけて、
 実は全く変わっていない一言を。**]
(129) 2022/10/19(Wed) 8:50:24
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a16) 2022/10/19(Wed) 9:13:19

【人】 大木慎之介

─ 回想・2nd day昼休み 秋月と ─

[秋月の言うことはもっともだと思った。>>104
 友達だからといって全て曝け出すわけではない。
 痔は……状況によるかもしれない。


 けれど見捨てられるんじゃないかという不安には、>>105
 じっとあなたを見つめ返した]


  見捨てないよ。オレは誰かを見捨てるの無理だ。
  嫌われてるのわかってる相手でも構っちまうんだ。
  好かれてるのわかってる友達を見捨てるなんてこと、
  オレにできるわけがない。

  ……オレだって秋月の友達でいたいしな。


[それは割り切りでもあり、諦めでもあった。
 嫌われていようが、自分が選ばれるわけでなかろうが、
 追い詰められている人を見たら手を差し伸べてしまう。
 そのことで更に踏みにじるかもしれなくても]
(130) 2022/10/19(Wed) 9:14:01

【人】 大木慎之介

[自分自身の願いのことを言われると、>>107
 首を緩く振った]


  オレのための願い事は、やっぱ思い浮かばない。
  幽霊にでも願わなきゃ叶えられないような願いは
  オレにはない。
  そういう現実には直面していない。

  ……だから、人のためになることを何か、と思って
  『みんなが願いを叶えようとするとき
   心安らかであるように』
  とか考えたけど……

  どんな願いがあるかもわからないのに
  後押しするのはやっぱり違うと思って、やめた。
  

[心安らかであるように。
 それが浮かんだのは、願いを叶えるにあたって
 未練や恐怖に苛まれそうな人を思ってのことで。
 そういう思いが湧きかねない願い・・・・・・・・・・・・・・・
 後押ししていいものとは、やはり思えないのだ]
(131) 2022/10/19(Wed) 9:15:15

【人】 大木慎之介

[探検を終えた後は幽霊の素性まで考える余裕はなくて、>>107
 報告を受けて少し驚いた。
 そういえば何者だろうと探検前には思っていたのだ。
 それが遠い昔のような気がしてしまう。

 他の人の願いに関しては触れる気がなかったけれど、
 秋月の願いを知ると、視線を落とした>>108


  ……これはオレの勝手な想像だけどさ、
  秋月の家族も秋月に幸せになってほしいんじゃねえの?

  あんま具体的な話はわかんないけど、
  秋月が願って家族が幸せになったとして……、
  秋月が何か代償を支払ってどうにかなったら、
  結局意味ないんじゃないか?


[魂を取られるかもなんて噂を思い出した。>>0:567
 事実かどうかは確かめようがない。

 けれど代償を支払ってでも叶えたい願い、
 求める幸せは相応に重いものと思えて。
 その代償があるとしたら、
 それも重いものになりかねないとは思ってしまった]
(132) 2022/10/19(Wed) 9:16:24

【人】 大木慎之介

[パンと卵焼きの交換こ。
 だいぶ釣り合いはよろしくない。
 前にもそんなことあったなと思い浮かべつつも>>1:403
 口には出さず、味の感想に一瞬黙ってから>>109


  また作ってやろうか? 明後日・・・とかさ。


[言ってから思った。
 「明後日、学校あったっけ?」
 振替休日を挟むと曜日感覚は曖昧になる。

 まあ学校がなくても作りはするだろう、
 もしそんな約束が成り立つのならば。

 3日目のその先にも続いてほしいのだ。
 あなたの未来も、あなたとの友情も]
(133) 2022/10/19(Wed) 9:17:22

【人】 大木慎之介

[教室を出るときにかけられた言葉には苦笑が浮かんだ>>110


  今生の別れみたいなこと言うんじゃねえよ……。

  ……でもオレもそう思ってる。
  ありがとな、……壮真・・


[いつも名前で呼んでくれる友達を、
 初めて名前で呼び返した。
 今を逃したらもう
 名を呼ぶ機会なんてないんじゃないか──
 そんな不安に駆られて。

 それが杞憂なら何の問題もない。
 本当にそうだったとき“後悔のないように”したかった。

 大木は人を名前で呼ぶのは慣れていない。
 相手が男だろうが女だろうが
 親しかろうがそうでなかろうが
 全員姓呼びで統一していたが、
 そのせいで壁を作っている気は少ししていたのだ。

 帰る先の教室は隣同士。
 けれど連れ立って歩くのがなんとなく気が引けて、
 大木はひとりで回り道をすることにした。
 もし引き留められたなら「用事がある」と言い逃れて]**
(134) 2022/10/19(Wed) 9:18:23
大木慎之介は、メモを貼った。
(a17) 2022/10/19(Wed) 9:20:33

【人】 大木慎之介

─ 2nd day放課後・小鳥遊と ─

[『そう思う、止めると思う』>>127 >>128
 そう言う小鳥遊の食いつき方に親近感を覚えた。
 同じ意見を持つ人を見つけて心強くなったのだろうと。
 それは昨日大木が未國に感じたことでも、>>1:453
 明日の朝、天ヶ瀬に感じることでもある。>>98

 命を捨て去ろうとしている人を見たなら止めるに違いない。
 相手が知り合いかそうでないかも、
 相手が自分を好きか嫌いかも、
 自分が相手を好きか嫌いかも関係なく。
 それは今朝実感したばかりのことでもあった。>>2:405

 小鳥遊とはどうやら随分性分が似ているようだが、
 そのせいなのかなんなのか、
 大木はあまり小鳥遊に助っ人を頼んだ記憶がない。
 生徒会の人手は一応足りていたからでもあるが、
 大木は無意識のうちに、小鳥遊に
 頼り合う以外の関係性を求めていたのかもしれない]
(135) 2022/10/19(Wed) 10:04:34

【人】 大木慎之介

[過去はさておき。
 逸らされたかに見えた話題で、気付いてしまった。>>129

 小鳥遊は誰か命の関わる願いを持つ人を
 止めたいのではないか、と。

 似た性分だからでもあるだろうし、
 似たようなことを試みたからでもあるだろう。

 それは今まさに飛び降りようとしている人を
 止めるのとは、大木の中では話が別で]


  勝手な想像でもの言うけどさ……、
  人の願い事を身勝手に止めていいのかは、
  オレにはわかんねぇな。

  止めたところで、
  オレが背負ってやれるわけじゃない。


[たぶん合っているだろうと思える想像に
 一応の前置きを付け足して、意見を紡ぐ]
(136) 2022/10/19(Wed) 10:05:08

【人】 大木慎之介

 

  それに……昨日と今日入れて3日あったんだ。
  止めたかったら何かできるはずだ。
  話聞いたり聞いてもらったり、
  違う落としどころ探したりな。

  それでも止められないとき……、
  どうにかして無理やり止めたとして、
  その先そいつに何がしてやれるんだよ。


[願い事を止めるにはどうするか。
 期限までに幽霊に会いに行けないようにする?
 その人の願いを叶えないでくれと願う?

 思いつくものはあっても、大木にとっては
 “正当な手段”ではないように思えるのだった]**
(137) 2022/10/19(Wed) 10:05:48
大木慎之介は、メモを貼った。
(a18) 2022/10/19(Wed) 10:07:23

【人】 未國 聖奈

 

── 保健室 ──


 朝の保健室、誰かそこにはいただろうか。
 さすがにかなちゃんとかが居たらびっくりしちゃうけど
 とりあえずあたしは窓に近いベッドを一台、陣取った。

 かなちゃんからメッセージは返ってきてたかな
 そうであれば、何度も何度もその文面を読んでいた
 
 それからグループメッセージに送られてる
 あおっちの誤爆も何度か見て、そっと閉じる、
 それを何度か繰り返している


 「 破滅… 」


 破滅、っていう言葉が強いよなあ、って
 あたしはぽふ、と枕に頭を預ける

 
(138) 2022/10/19(Wed) 11:38:18

【人】 未國 聖奈

 

 昨日の世良のことももちろんあった。

 だけど世良がどういう悩みで、
 どういう選択肢を取ろうとしているのか
 あたしには分からないから、
 それが「破滅」なのかどうなのかは到底知らない

 だから、あたしの頭をずっと過ぎっているのは、
 かなちゃんのことだ。

 
(139) 2022/10/19(Wed) 11:38:42

【人】 未國 聖奈

 


 開かれないビンゴカード
 体調を整えるのも、学校に遅れないのも
 運動会、頑張って参加するのも
 全部、かなちゃんの力だった

 運動会のてるてる坊主だけは
 あたしも一緒に手伝ったし
 夏休みの宿題、一緒にやったこともあったけど
 それでもかなちゃんは決してズルをしなかった

 いつまでもそろわないビンゴカード
 誰かに叶えてもらったら意味がない>>0:601
 まるで、そう思っているように、思えた。


 鞄から下げられたユメリン
 残念ながらあたしはアイドルはわからなかったけど
 かなちゃんはよく、部屋でユメリンの曲をかけてくれた


         いつか、夢の向こうに。
         その言葉を大切にしていることも
         幼馴染だから、あたしは知っている。


 
(140) 2022/10/19(Wed) 11:39:24

【人】 未國 聖奈

 

 ねえ、かなちゃん
 
 かなちゃんは何をお願いしようとしているのかな。

 元気になりたい、そんな願いだったらいいな。
 元気になりたい、そんな願いだったらいいな。
 元気になりたい、そんな願いだったら、


 ………あたしね、不安になるんだよ。

 
(141) 2022/10/19(Wed) 11:40:13

【人】 未國 聖奈

 

 あたしは、かなちゃんの声が好きだよ。
 小さなころから聞いている声。
 のんびりしていてかわいくて、やわらかくって。

 いつからなのかな、
 かなちゃんのこえが少しだけ遠くなった。

 最初からあったのかもしれないし、
 なかったのかもしれない
 あたしが正しく気付けていたかも、わからない。

 こどもはいつか大人になる
 かなちゃんは、かなちゃんだけど、
 順序は違えど、かなちゃんも少しずつ大人になる

 いつだって、まえむきに、
 元気に、たのしく、いいことばかり考えて
 ……そうじゃない日も訪れる

 いつかはビンゴカードだって達成できる
 ……そんなちいさな願い事だって、


    かなちゃんが似たようなことを
    ずっと思っていたなんて知らないけれど>>0:292

 
(142) 2022/10/19(Wed) 11:40:47

【人】 未國 聖奈

 


   幼馴染のカン、っていうやつだよ>>0:116


 
(143) 2022/10/19(Wed) 11:41:16

【人】 未國 聖奈

 

 ねえ、かなちゃん
 
 かなちゃんは何をお願いしようとしているのかな。

 元気になりたい、そんな願いだったらいいな。
 元気になりたい、そんな願いだったら、
 あたしも、隣で応援してあげられるのに

 そうじゃなかったら、
 あたしね、多分止めることすら、できないよ

 だって、ビンゴカードは
 無理やり穴を開けるものじゃないから
 
 未来を掴む
いつか、夢の向こうに
ためのビンゴカード

 かなちゃんが選んだカードで、
 かなちゃんが選んだ選択肢で、
 かなちゃんが選んだ願い事で、

 かなちゃんの未来を、選ばなきゃいけないし、
 かなちゃんは、それを望むでしょう?

 
(144) 2022/10/19(Wed) 11:41:54

【人】 未國 聖奈

 


  あたしの願い事はもうないよ。

  知っておいて。>>5
  大切な友達の言葉に、私は忘れることすらできなくなった
  それでいて、無理に願わなくていい、という言葉で
  あたしは、願い事を持てなくなった。

  あたしが抱えるべきもの、
  世良はそう言った。

  抱えるべきもの、だとは思っていないけれど
  もし、あたしがかなちゃんの願い事を
  見守るだけでなくて、踏み込んでいいのなら。

  新たな願い事が、生まれるんだ。
  かなちゃんを止めることなく、
  それでいてかなちゃんが止まってくれるかもしれない
  たったひとつのあたしの切り札を、あたしは持ってる。


 
(145) 2022/10/19(Wed) 11:42:44

【人】 未國 聖奈

 


  もう失うものがなくなったあたしは
  信じても居なかった神様に、魂すら賭けられる。 **


 
(146) 2022/10/19(Wed) 11:43:10
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a19) 2022/10/19(Wed) 11:45:14

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

── 2d放課後、槙ちゃん ──

[返された君の言葉は、
 嫌になるくらい正論だった。>>137
 痛いところを貫かれ、俯いてしまう。]

 ……わっかんないよ、そんなの。

[つい、吐き捨てるように零した。

 そもそも、『消えたい』が願いなのか、
 願いの代償に『消える』つもりなのか、
 それすらわからないのに。

 説得だけに、3日間を使えたわけではない。]
(147) 2022/10/19(Wed) 12:00:18

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 わかんないよ。
 何ができるか、何もできないか。
 そんなのわかんないよ。
 ちゃんと考えるには、3日間なんて
 短すぎるよ。
 四六時中一緒にいる家族じゃないんだぞ。

[人の気持ちはそう簡単に変わらない。
 傷が深ければ深いほど。

 俺だって、色んな事受け入れるのに、
 3年かかった。
 いや実際は、
 まだ受け入れられてないところがある。

 それでも……
 時間が解決することだって、
 きっとあるのに。
 
それは、
 同じ傷を持たないからこそ言える綺麗事だけど
(148) 2022/10/19(Wed) 12:00:34

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 わかんないよ……
 病気でもない、健康な体持っててさ……
 けど人間なんて、
 いつ何で死ぬかわかんないのにさ。

[人は、生きているだけで、
 存在しているだけで奇跡なのに。

 そして、誰かの存在が消えた後には、
 きっと別の誰かのどこかに傷を生む。
 どんな奇跡でも、消せない傷を。]
(149) 2022/10/19(Wed) 12:00:49

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[嗚呼でも本当は、分かってる。

 俺はきっと、
 彼の願いを正面からつぶすことはできない。

 ズルい俺は、臆病な俺は、
 『待ってるから帰っておいで』
 って、そっと囁くことくらいしか。

 だからこれは、ただの強がりだ。

 もっと、わがままになれたらよかったのに。]
(150) 2022/10/19(Wed) 12:01:04

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[きっと、『期限』に触れなければ、
 気づかれなかった。

 本当に口にしたい『願い事』
 けれどきっと口にできないから、
 叶いそうにもない『願い事』

 何故、槙ちゃんに話したか、そんなの
 きっと

 
諌められたかったからだ


 どこか叱られた子供みたいな気持ちで、
 俺はようやく自覚する。]

 ごめん、槙ちゃん。
 これは甘えだ。

[ようやく顔を上げた俺は、
 多分へったくそな笑みを浮かべてた
泣きそうな顔してた
。**]
(151) 2022/10/19(Wed) 12:01:24
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a20) 2022/10/19(Wed) 12:02:52

【人】 軽音部 千葉郁也

──2day放課後・工藤と──

[工藤が重ねてくれた気遣いは嬉しかったし、
ありがたかった。>>86]

 ああ…、確かに工藤の声なら雰囲気出そうかも、
 俺には怖い話じゃまともに聞くことできなさそうだから
 残念だけど…
 
 つり合いね……、

 …………、

[でも、ストレートな褒め言葉を聞くあたりで
どうにも照れくさくはなったから、
表情がおかしかったかもしれないけど
気にしないでくれたら助かる。]

 ベース弾いてたら取れるんだったら、まあ、

[可愛いとこなんて別になくていいんだけどな。
でも、駄目?って聞かれてダメと言えるわけもないし、
それに、実際のところ]
(152) 2022/10/19(Wed) 13:08:34

【人】 軽音部 千葉郁也


 工藤がそう思うなら別に、

ダメじゃないんじゃねぇの それで良いよ

 
……ありがとな。


[告げたお礼は相当声量小さかったかもしれないけど、
逆効果なんてことはなかったから、
工藤にはいつも本当に感謝してるんだ、これでも。]
(153) 2022/10/19(Wed) 13:08:53

【人】 軽音部 千葉郁也

[真剣な心配を笑ったのは「ごめんて」って
ちょっと怒った顔に謝ったけど、顔は笑ってたと思う。
おかげで自分で気にしてたビビリ体質について
笑える程度には気にならなくなってたって気づいたから、
やっぱり話してよかったんだろう。


性質以上に認識したくなかった自分の内側の臆病さとか、
この時間がなければ吐き出す先なんて俺にはなかったし、
工藤には相当甘えてるという自覚はあるよ。

答えの出ない重たい問いにも真剣に考えて
返事してくれた言葉は弱弱しい音でも、
心強く思えたから>>88。]

 ……そうだな、傷つくしかないってわかってても、
 手を伸ばせるうちは、そうしたいな。
 その願いは自分にするしかないかな、俺は。

[伸ばす先があるうちはまだ、
どうにかできなくても行動するしかないんだろう。
それが後悔したくないって自己満足かもしれなくても。
多分それが俺にとっては納得いくことだから。]
(154) 2022/10/19(Wed) 13:11:52

【人】 軽音部 千葉郁也

[自分からは話題に出来なかった話、
ギターの練習をした去年のこと。
工藤の口から出たことに安心したんだ。>>89
また誘っても良いのかなって、
工藤は困るかもしれないけど。

そうして紡がれた短いワンフレーズの中に、
ひとつの答えが見つかった気がして。

工藤もそうであれば良いなと思った。]
(155) 2022/10/19(Wed) 13:15:02

【人】 軽音部 千葉郁也

[工藤の願いごとは、はっきりと何かはわからなかったけど、
同じように悩んでたどり着いた結論も
多分似たようなものだと感じた。>>90
だから、具体的には聞かなくてもそれで良いと安心できる。]

 悩んだ時間は無駄じゃないんだろうし、
 こんなことでもなければ
 考えなかったこともあるだろうから、
 良い機会だった、のかな。

 俺らみたいにすぐ浮かぶ願いごとない奴にとっては。

 ……うん、納得できる答えが出るといいな。

[それでいいって言ってやれたら
気が楽になるかもしれないけど、
工藤にとってそれがいいって思えることを祈ってる。]
(156) 2022/10/19(Wed) 13:18:50

【人】 軽音部 千葉郁也


 ……地雷ね、踏むことになるんだろうな。
 でも踏み抜くくらいしないと
 どうにも出来ないこともあるみたいだから。

 やれるだけのことはしときたいかな。

[質問に詳細な回答は求めてなかっただろうけど、
“しようと思ってる“と肯定する言葉に
乗せた本音は決意みたいなもので。

これでよかったって思えるようにって
工藤の言葉に頷いて。>>92

視線の先を追った窓の外は濃紺の帷が降り始めていたから、
帰るかって声をかけた。]
(157) 2022/10/19(Wed) 13:25:21

【人】 軽音部 千葉郁也

[帰り道はどこまで一緒だったかな、
多分そんな必要ないと遠慮されるだろうけど
暗いし送るくらいはしたと思う。

夜道一人で歩くのを心配されるべきは
俺の心臓の方かもしれないけど、一応、
予行演習みたいなものだと思えば別によかった。]

 工藤、俺さ、

 明日幽霊んとこ行くわ。
 そんで、会ったら証拠として
 適当に何か貰って帰ってくる。
 
 幽霊に叶えてほしいこと、俺にはないから。

  Let it be あるがままでいいかな、と。今のとこは。

[明日には決めなきゃいけないこと、
工藤と話して見つけたひとつの答えはそれだったから。

願いごとないのに何しに行くんだよと
思われるかもしれないけど、今度は変な意地じゃなくて。
それは、明日しかできないことには変わりないから。

理由は終わったら説明するよ。
「心停止はしないだろうから安心していい」って笑って。

まだ低い位置、見上げた月は少し欠けても
あの日と変わらず綺麗だった。]**
(158) 2022/10/19(Wed) 13:29:44

【人】 大木慎之介

─ 2nd day放課後・小鳥遊と ─

[吐き捨てるような言葉で、
 想像が的を射ていたと理解する>>147
 小鳥遊がそんな態度を取るのは珍しいな、とも思った。

 人に正論をぶつけたって苛立たせるだけと理解していても
 言わずにはいられなかったのは、大木の性分もあろうが
 小鳥遊が抱える事情を何一つ知らないから、でもある]


  そうだな……、3日間は短いな。


[この3日間になって初めて誰かの悩みを知って、
 それから何ができるというのか。
 それは大木も思うことではあった。
 だから小鳥遊の言葉には口を挟めなくて、
 ただじっと聞くことになった>>148 >>149
(159) 2022/10/19(Wed) 13:33:16

【人】 大木慎之介

[顔を上げた小鳥遊の表情に、
 そして『甘え』という言葉に。>>151
 弟を叱ったときのことを幻視してしまい]


  ……オレになら甘えてもいいぞ。
  オレ甘えられんのは結構好きだし、
  切羽詰まった悩みも無いし。


[それは暗に、そういう願いを抱える人は
 追い詰められているだろう、甘えるのは考えものという話。
 甘えられて元気を出す人になら良いのかもしれない。

 それを言うと微笑んで手を伸ばした。小鳥遊の頭の上へ。
 それが自然とできるのは長身の小鳥遊を僅かに上回るから。
 拒まれなかったのなら筋張った広い掌が頭を撫でるし、
 嫌がるそぶりがあるなら触れずに手を引っ込める]
(160) 2022/10/19(Wed) 13:33:46

【人】 大木慎之介

[そして頭を撫でながらか、それとも手を引っ込めてからか。
 小さく息を吐いた]

 
  オレも本当は止めたいよ、
  そんな願いを抱いてる奴に気付いたらさ。

  けどさっきみたいなこと考えて諦めちまう。
  今やっと追い詰められてんの気付くような関係で
  オレに何ができるんだろう、
  何もできないんじゃないかってな。

  それでも一応、話聞いてみた人は2人いるけど……、
  どうする気かはわかんねぇや……。


[少しは何かの足しになった気はする。
 けれど、結末を変えるほどかはわからない。
 そんな話をして、小鳥遊の泣きそうな顔が収まる頃には
 笑顔で別れるだろう。「また明日な」と添えて]*
(161) 2022/10/19(Wed) 13:34:40

【人】 大木慎之介

─ Last day・午前中 ─

[誰かに声をかけたり、かけられたりしているうちに、
 2日目は過ぎ去った。

 その間、未國の姿を見た記憶がない。>>84

 昨日は3-Aに行く用事こそ無かったが、
 隣のクラスともなれば普通に過ごしているだけで
 姿を見たり声を聞いたりすることがある。

 どうしているのかと気にはなっても、
 大木自身も心労はいろいろとあり、
 昨夜は早くに眠りに落ちてしまった。

 1日目は賑やかだったグループメッセージも、
 2日目は静かで。
 今朝も未國の反応はなかった。>>138
 マメな反応をするイメージがあっただけに、
 そして状況が状況だけに、心配になるのは無理もない。

 仲間だと認識したからこそ、余計に気がかりだった。
 未國はあれから何か行動してみたのだろうかと]*
(162) 2022/10/19(Wed) 13:35:24

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day──

[その日はいつもより早く起きた。
いつも朝は碌に見ないけど、
今日は枕元に投げてたスマホをすぐに確認する。]

 ………、

[待っている名前からのメッセージは無い。
代わり、目に入ったのはグループ内の誤爆メッセージ。
普段の天ヶ瀬とは異なるきつい言い回しのそれ。

誰宛だろうと思うけど、
俺が思い当たるのは一人だけで。

当てはまる奴がそう何人もいてたまるかと
思ってしまうのは俺がおかしいのだろうか。

結局俺は自分の基準でしか“普通“を測れないし、
でも俺が差し伸べられる手には限りがあるから、

今は他は考えない。

どれだけ期待しても、
いつも通りはあり得ないことを知りながら、
いつも通りに学校へ向かった。]
(163) 2022/10/19(Wed) 13:38:24
大木慎之介は、メモを貼った。
(a21) 2022/10/19(Wed) 13:40:34

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day教室・昼休み──

[昼休み、2−Cの教室内で空いた机に何度目か視線をやる。

いないのは珍しいことじゃない。
常であれば不在でも
特に気に留めることのなかった相手の机だ。]

 
……何やってんだよ。


[空席に悪態を吐いても家まで迎えに行くこともなく、
此方から連絡することもないままこの時間。

旧校舎で張ってれば良いかとも思わないでもなかったが
“俺のことを欠片でも思い出したら連絡しろ“と
告げたのは昨日のことで。

かけた言葉に返事もなければ>>64約束にもなっていない
“それ“がなければ動くわけにはいかなかった。

昼飯を食う気にもならなくて、
ぼんやり窓の外を眺めていると
机に置いたスマホが通知を知らせて。

確認すると同時、椅子を跳ね上げて席を立つと
教室の外に走った。]
(164) 2022/10/19(Wed) 13:45:00

【人】 未國 聖奈

 

── 午前・保健室 ──


 横になって、カーテンの隙間、
 窓から見える空を仰ぐ

 今日は晴れていただろうか。
 それとも曇っていただろうか。
 窓から見える空が、もしくは雲が綺麗で、
 あたしはそれをつい写真に収める。

 チャイムが鳴って、何時限目かの終わりを知らせ 
 着信があったのは、そんな最中のこと。>>162

 既読は、すぐに付けた。
 だけど返事はすぐに送れなかった。
 メッセージを開いて、固まって、
 ぼんやりしているうちに、次の授業の知らせが鳴った

 携帯、画面を開いたままで枕元に投げ出して
 また窓から見える、空を仰いで
 ただ雲が流れるのを、目で追っていた。

 うつら、うつらと目が閉じて
 あたしを起こしたのはお昼前のチャイム

 
(165) 2022/10/19(Wed) 13:53:49

【人】 軽音部 千葉郁也

[謝罪なんて別にいらねぇんだけどな。

だから許す許さないもないんだけど。
俺が傷ついてたとしたら、お前を傷つけたことに対してで。

でも、出来ることして傷つくしかないことになっても
そうしないといけない時もあるってわかったから。

呼べっていうようなこと言っといて
地雷踏み抜きに行くことになっても許さなくていいよ。

それも話さなきゃ伝わらないことだから、返信はしない。]
(166) 2022/10/19(Wed) 13:55:15
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a22) 2022/10/19(Wed) 13:56:05

【人】 軽音部 千葉郁也

[旧校舎の近く、風情があるだっけ。
俺には全然そんなこと思えないけど。

アイツがそう言ってたフェンスのところまで走って。

見慣れた姿、だけど
俺の知ってる装いじゃない人影の前まで辿り着く。

ちょっと息が整わないから、
言葉発するまで少し時間はかかった。

膝に手を当てて息を整えながら足元を見ると、
上履きのままだったことに気づいて、あーあと思う。]

 おっせぇよ……、
 昼出勤とか、どこの、社長だよ、

[まだ整い切らない息で言いながら顔だけ上げる。

マスクもピアスもなくて、
随分“普通“の高校生っぽくなった津崎を見た。
前傾した姿勢じゃ睨めあげてるみたいになっても
怒ってるわけじゃないのは知ってることだろう。

似合うねとは言わないし、似合わねぇとも思わない。
浮かんだのは、その格好だったらこの荒れた場所に
俺と二人でいても不審さは減るかもなって
間抜けな感想くらいだ。]
(167) 2022/10/19(Wed) 14:02:45

【人】 軽音部 千葉郁也


 ……話、聞くけど。
 いや、聞かせろよ、聞いときたいんだ。
 津崎のこと。

[息が整ったら姿勢を正して、
いつもよりはいくらか前を向けるように背筋も伸ばす。

別に時間かかってもいいし、
午後の授業も間に合わなくて良いからさ。]**
(168) 2022/10/19(Wed) 14:05:17

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 「絵音くん」に生きていてほしい、と願うのは、
 残酷だと思った
 己もそうであるからこそ、絵音が苦しみから解放されるなら、 
 そちらの方が良いのではないか、とすら思う

 ――だからあたしには、願えない ]
 
(169) 2022/10/19(Wed) 14:11:12

【人】 白瀬 秋緒

 
[ だからせめて、「絵音くん」のことを、
 覚えておきたいと思った
 あたしの中だけでも、生きていてほしかった
 それに、絵音くんが願ってくれたこと
 それまでなかったことにするのは、嫌だった

 己が揺れたことも、幸せを願ってくれたことも、
 全部、なかったことになるのは、嫌だ
 身勝手だと憤ったことも、全部なくなる、のは

 あんなこと言っておいて忘れさせるのが、
 何より身勝手だよ、馬鹿が
 ]
 
(170) 2022/10/19(Wed) 14:13:34

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……だけどあたしまで居なくなってしまったら、
 絵音くんのこと誰も覚えていられなくなる
 絵音はそれを望んでいるかもしれないけれど、
 交わらない願いならば、正面からぶつけるしかない
 

 だからあたしは、この“お願い”に自分の生を賭けた
 今更絵音くんとの駆け引きで、テーブルの上に置けるものなんて、これしか思い浮かばなかった
 否……賭けたのは、絵音の「生きていてほしい」という祈りの方かもしれない
 だとしたら、己は更に狡い奴だ ]
 
(171) 2022/10/19(Wed) 14:14:14
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a23) 2022/10/19(Wed) 14:14:44

【人】 白瀬 秋緒

 
[ でも絵音くんの祈りがあるなら、
 生きてやってもいいって
 生きられるかもしれないと


 思ったのは本当だよ

 それでも良いと、思ったからこそ、
 あたしはそれを賭けのテーブルに乗せている ]
 
(172) 2022/10/19(Wed) 14:14:52

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 優しい祈りと、
 殺させてやるかという意地

 それがあれば、
 あたしは簡単に生を捨てないんじゃないか、って

 それは“
希望
”って、言えるのかなあ
 ]
 
(173) 2022/10/19(Wed) 14:16:11

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 送った言葉に、返る言葉はなかった>>70
 けれど暫くは、ずっと、スマホを両手で握りしめていた
 ――祈るように

 絵音が何を選ぶかは読み切れない
 だけど、ここまでして何も残らない忘れさせられるなら、もう仕方がないと思えた ]
 
(174) 2022/10/19(Wed) 14:16:40

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ねえ、あたしは、ちゃんと考えられたかな
 ちゃんと、行動出来たかな

 今なら……泣き言を言う資格、あるかな>>2:135 ]
 
(175) 2022/10/19(Wed) 14:17:16

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ねえ――そま先輩
 あたしの泣き言、今からでも聞いてくれますか>>2:162

 こういう時、後輩が頼るのは、先輩なんだ>>0:421
 ]
 
(176) 2022/10/19(Wed) 14:17:56

【人】 白瀬 秋緒

 
[ あの夜から三日目、朝
 昨日と同じく、当番でもないのに早く登校して
 秋月先輩を探していた

 もし秋月が居ないのなら
 それは己の知る「秋月壮真」として
 ひどい違和感のあること
 妙な焦燥は、抑えきれない
** ]
 
(177) 2022/10/19(Wed) 14:18:52

【人】 白瀬 秋緒

― 二日目・昼・小鳥遊と ―


  いえ……
  小鳥遊先輩、ですね


[ 名乗られた名前を繰り返す>>52
 なんとなくよろしくお願いしますと言いそうになったけれど、
 この場面でいうのは何か違う気がして、
 そのまま、質問へと繋げた ]
 
(178) 2022/10/19(Wed) 14:29:15

【人】 白瀬 秋緒

 

  え?


[ ぽん、と出た言葉に、少々面食らってしまって、間抜けな声を出す>>53
 唐突に話題を出したのは己なのだが、間を置かずに返ってくるには予想外の言葉だった
 間。 ]


  ……………………なるほど 


[ 沈黙の後、もう少し説明を加えられた言葉の意味
 説明になってない、と小鳥遊が思っているのとは裏腹に、
 神妙な顔をして黙った

 不穏という発想が……まるでなかったのである
 だってあれは己にとって、どちらかというと“かみさま”じみたものであった故
 恐らくその思考こそ、危ういものだ

 そういう見方や考え方もあるのだな……と、妙に感じ入ってしまっていた ]
 
(179) 2022/10/19(Wed) 14:30:06

【人】 白瀬 秋緒

 

  え?

  ……え?


[ 己が黙っていると、何故か焦ったように、小鳥遊から問いが来る

 その言い回しに引っ掛かってしまって、首を傾げた
 まるで、己の願いを、聞いた事があるように聞こえたから ]


  …………………………あー……

  ……もしかして、聞いてました?


[ 過ぎったのは、絵音や大木と話した時のこと
 ……あの場にいた全員が己の願いを聞いている可能性を、いい加減学習するべきなのかもしれない
 まああの願いは、半分フリのようなものだけれど
 ]
 
(180) 2022/10/19(Wed) 14:31:11

【人】 白瀬 秋緒

 
[ おしるこ缶に口をつける
 生まれる間
 暫く黙ってから、口を開いた ]


  …………決まって……ました

  でも今は……悩んで、ます


[
 ……己の生だけならば

 あの人に渡してあげても良いとは思い始めていたのだけれど
 まだ躊躇する理由がある

 あとは大木と話して思うのは、
 仮に生きることになるのなら、何を願えば良いかといういうこと

 一人で悩むのは、随分と難しい、から
 素直に今の己の状態を、吐いた* ]
 
(181) 2022/10/19(Wed) 14:31:33

【人】 大木慎之介

[昼休み。
 グループ宛にメッセージを送ったあと、
 未國からの返信に気づいた。

 一言だけの返信は同意の言葉にも見えるが、
 どういうわけか社交辞令のような印象を受ける。
 気軽にいろいろ言い合う仲の未國にしては、
 随分と覇気がないように思えた。

 写真が添えられているのも不思議だった。
 言外に何か伝えたいことが込められている気がして、
 真剣に写真を見つめた]
(182) 2022/10/19(Wed) 14:46:50

【人】 大木慎之介

[校内から撮った写真なのはわかる。
 だが校庭がこんな風に写る教室に心当たりは無い。
 心当たりがないからこそ、逆にピンと来た。
 一番大木に馴染みのない場所、保健室だと。>>0:564

 それ以外の部屋は皆それなりに馴染みがあったのだ。
 何かにつけて校内を回ることが多かったから。>>2:426

 そこに未國がいるのではないか。
 そんな気がして席を立つ。

 心配しすぎならそれでいい。笑い話になるだけだ。
 見当違いなら近くの部屋を探せばいい。
 何かあるんじゃないかと思いながら見過ごしたら
 絶対に後悔する。
 それよりも行動したかった。
 自分はそういう人間だと、大木はもう身に沁みていた]*
(183) 2022/10/19(Wed) 14:47:29

【人】 大木慎之介

─ Last day昼休み・保健室 ─


  未國、いるか?


[保健室の扉を開けるが早いか、声をかける。
 昼休みなら先生はいないんじゃないかと、
 敬語は使わなかった。
 いるのに気づいたらその後で挨拶すればいい。

 心配したせいか声は大きめ。
 校庭や廊下から喧騒があっても
 かき消されることはないだろう。
 やかましいかもしれないが]**
(184) 2022/10/19(Wed) 14:47:54
大木慎之介は、メモを貼った。
(a24) 2022/10/19(Wed) 14:49:05

軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a25) 2022/10/19(Wed) 15:03:48

【人】 白瀬 秋緒

― 二日目・朝・大木と ―

[ 知らない相手とだからこそ、見つかる選択肢はあるのかもしれない
 だけど、そこは割り切った上で、無責任に祈られるのが……逆に、良かった>>91
 結局、大木と己の相性は、そういうものなのである ]


  そうですか……


[ 大木も己と話して良かった、と言う
 それは耳触りの良い気休めの言葉ではなくて、
 大木も何かを掴めたのだろうと分かったから>>93
 それは、素直に受け取っておこう ]
 
(185) 2022/10/19(Wed) 15:06:13

【人】 白瀬 秋緒

 

  別に……


[ 授業をサボったことについてはどうでも良いので、別にその謝罪はいらない
 そう思っていたのだけど
 こちらを見下ろしていた大木が、去り際最後に言ったことに、>>94 ]
 
(186) 2022/10/19(Wed) 15:06:49

【人】 白瀬 秋緒

 

  ああ゛???????



[ ドスの効いた声が出た ]
 
(187) 2022/10/19(Wed) 15:07:17

【人】 白瀬 秋緒

 

  大木先輩…………………………


[ ドン引きの目で下から見上げた
 それでも大木は去っていこうとしたか ]


  ……ちょっと、いーっすか


[ その背中を、呼び止めて、 ]
 
(188) 2022/10/19(Wed) 15:07:45

【人】 白瀬 秋緒

 

  あたしやっぱ、大木先輩のこと嫌いっすわ



[ やっぱ、とは言ったが、明確に口に出したのは初めてだ

 浮かぶのは意地の悪い笑み
 けれど……それが全て憎しみからではないことは、伝わるだろうか ]
 
(189) 2022/10/19(Wed) 15:08:54

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 嫌い……には違いないが、話さないままで良かったとは、
 実態を知らないままで良かったとは、絶対に思わない
 嫌いと口に出したのも、ある程度心を許したからだとは絶対口には出さないが


 “犬猿の仲”になれるかはさておき、
 もしかしたらあるかもしれない未来をひとつ、垣間見た氣がした

 いやー、でも喧嘩したいかと言われたら……やっぱり、嫌かもしれない
 面倒くせーという意味で
 とはいえまた話す未来があるのなら

 ……やはり喧嘩になるのだろうなあと、思う
** ]
 
(190) 2022/10/19(Wed) 15:11:39

【人】 未國 聖奈

 

── 昼休み・大木 ──


 その声は良く通る。>>184
 彼の大きめ≠ヘ、充分一般的には大声で
 校庭や廊下の喧騒にかき消されることなく良く届く。
 
 体を起こして髪を数回指で整えたら
 カーテンを開いて、あたしは笑う。
 いつもより弱弱し気に映ったとしたら
 どっちかというとおなかが空いているせい
 いつから食べてないだろう…もう思い出せない。



 「 大木、声大きい 」


 それはいつかと同じ台詞>>0:553
 三日前のあの時はまさか、
 今みたいな状況を想像なんてしていなかった

 
(191) 2022/10/19(Wed) 15:13:43

【人】 未國 聖奈

 


 「 よくここがわかったね
   保健室なんて無縁そうなのに 」


 無縁だから見つけられた、なんてことは知らないから>>183
 正直ちょっとだけ、驚いた。


 「 ……で。何か用?
   この通り、今日は絶賛保健室登校中。
   ノート写させてとか言われても、
   あたしエスパーじゃないから黒板見てないよ 」


 用事なんて、多分ひとつしかないのに
 あたしは戯けてそんなことを言う

 
(192) 2022/10/19(Wed) 15:15:00

【人】 未國 聖奈

 


 写させてくれる?……それは未早のほうがいいな
 だって多分未早のほうが丁寧そう。
 ね。酷い風評被害でしょ。
 これはきっといつものやり取り。

 それでも大木がいつになく真剣で、
 あたしがいつになくちゃんと笑えていないなら
 戯けるのも、辞めにする。

 先生はいなくて、
 ちょうどあたしと大木しかいない保健室
 だから声を抑える必要もなかった。

 だけどほんの少しちいさな声で、
 あたしは大木に言うの

 
(193) 2022/10/19(Wed) 15:15:28

【人】 未國 聖奈

 


 「 あたしは願い事、しに行くことにしたよ 」


 誰かの願い事を止めにいくのでもなく
 願い事をしないのでもなく。
 あたしは、自分の願い事を叶えにいく。

 聞きたいのは、それでしょう? **

 
(194) 2022/10/19(Wed) 15:15:42
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a26) 2022/10/19(Wed) 15:16:39

白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a27) 2022/10/19(Wed) 15:17:52

【人】 大木慎之介

─ 回想:2nd day朝・中庭 白瀬と ─

[去り際に聞こえたドスの効いた声と、>>187
 呼び止める声。>>188

 足を止めて振り向いてみれば浴びせかけられる
 『嫌い』の言葉と、意地悪い笑み。>>189

 思わず浮かんだのは笑いだった。
 白瀬の思いはいくらか通じたのだろう、
 大木の意識には上らずとも]


  あっはははは! 生意気な1年!
  オレは結構白瀬のこと好きだぞ、
  優しいし律儀だし物怖じしないし。
  じゃあ元気でなー。


[この朝に感じた白瀬への思いを真正直に口にして、
 背を向けて肩越しに手を振る。

 そして今度こそ何を言われても足を止めることなく
 中庭を去った。背中に何か言われたなら
 聞こえる範囲で耳を傾けただろうけれど]
(195) 2022/10/19(Wed) 15:56:54

【人】 大木慎之介

[大木は実感しているのだ、
 大木の体躯や声量・肩書きなどに怖気付く者が多いのを。
 後輩なら尚更である。
 だから白瀬が不快感を堂々と表すのは
 初期から小気味良くはあった。

 申し訳なさのほうが強かったのは距離感の表れで、
 素直に気持ち良く思えてきたのは
 いくらか気心が知れたから。

 それをはっきりと言葉に出す気は無かったが、
 伝えたようなものかもしれない]*
(196) 2022/10/19(Wed) 15:57:16

【人】 大木慎之介

─ 昼休み・保健室 未國と ─

[動くカーテン、馴染みのある台詞。>>191
 無事未國を見つけられたことに安堵した。
 その微笑みに少し元気が無いような気はしたが、
 ひとまず追及はせずにおいた]


  あー、無縁だから逆にな。
  他のところは結構知ってるから。


[保健室の件には正直に答えた。>>192
 別に隠すことでもない]
(197) 2022/10/19(Wed) 15:58:36

【人】 大木慎之介

[ノートの件には笑って]


  いらねえよ、オレはちゃんと授業出てるし。
  未國こそ見せてやろうか?
  オレのノート理解できるならだけど。


[割とよくある軽口のやりとりだった。>>193

 大木のノートは省略が多い。
 大木にとっての常識は省かれている。
 なまじ成績が良いばかりに、>>0:33
 大木との成績差によっては難解であろう。
 それを雑と言えば、そうなのかもしれない。

 鈴掛のノートが丁寧そうなのは
 大木も同意するところだが、見たことはないのだった]
(198) 2022/10/19(Wed) 15:59:30

【人】 大木慎之介

[軽口を返しながらベッドに歩み寄り、
 近くの椅子に腰を下ろした。

 願い事の件を言われると、>>194
 微かにどきりと心臓が動く]


  ……そっか……、
  何かあったのか?


[大木の声は自然と潜められた……が、
 他人に比したら小声というほどでもないかもしれない。

 きっかけがあったのは想像に難くなかった。
 何せ願い事が無かった同士である。

 その内容にはやはり想像はつかなくて、
 今更ながらに未國との距離を感じるのだった]**
(199) 2022/10/19(Wed) 15:59:54
大木慎之介は、メモを貼った。
(a28) 2022/10/19(Wed) 16:02:30

【人】 未國 聖奈

 

── 昼休みの保健室・大木 ──


 成績差にも大きく隔たりがあったかもしれないし>>198
 未早のほうが丁寧そう、と思ったのも本当だけど
 今は、まあ、そんな話は多分どうでもよくて。

 何かあったのか、と問われて
 少し笑って、首を曖昧に傾げる。>>199


 「 何かあったし、何もなかったよ。
   あたしは願い事を決められないまま。
   あたしは誰にも踏み込めないまま。
   だから二日前と何も変わらない。 」


 あたしは。そう答える。

 
(200) 2022/10/19(Wed) 16:51:10

【人】 未國 聖奈

 


 「 あたしじゃ誰も助けられない
   もう誰かに踏み込むつもりもない
   踏み込んで勝手に落ち込んで学校行けなくて
   このままじゃやだなあってなってるだけ

   この二日間で、あたしの無力さと、
   空っぽの人間性を思い知らされただけ

   なあんもできないね。 」

 
 もともと大木は、
 自分の役目じゃない、って言ってたじゃんね>>1:416
 大木の言う通りだったよ、っていうこと。

 ちなみに勝手に落ち込んでるだけであって
 誰かに何か酷いことを言われたとか、
 そういうことじゃないよって付け足しておくよ。
 残酷なことは言われたけれど、
 それはきっと彼の優しさなだけだし
 それに別に他の人に話すことじゃない。


 
(201) 2022/10/19(Wed) 16:51:32

【人】 未國 聖奈

 


 「 でも、何もなかったからこそ
   何もできない、ってわかったからこそ
   あたしの願いごとは、明確になったかな。

   あたしにできることを、ひとつだけ見つけたの
  
   友達のことを助けられるならそれでいい
   そもそも考えてることが杞憂に終わるなら
   笑いごとにしてくれたらそれでいい

   それでもあたしの考えが間違ってなくて
   友達が、助からない方法を選んでしまうなら…

  
………。


   少し卑怯なやり方なんだけど
   あたしは、後悔したくないもの 」


 後悔しないように、って大木も言ってたでしょ。

 
(202) 2022/10/19(Wed) 16:51:59

【人】 未國 聖奈

 


 あたしは誰も止めるつもりもない。
 あたしは誰に踏み込むつもりもない。
 あたしは友だちの選択を、見守るだけ。

 
ただひとつの願い事
を、先に口にした上で。 **



 
(203) 2022/10/19(Wed) 16:52:19
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a29) 2022/10/19(Wed) 16:53:15

【人】 大木慎之介

─ 保健室・未國と ─

[未國に語られる言葉を聞きながら、>>201
 2日前の未國の言葉を思い返していた。

 当時お互いに思っていたことと、
 今お互いに思っていることは真逆なんじゃないか、と。

 大木は無力さを感じても
 動かずにいられない自分に気付き、
 未國は動かずにいられなかったのが
 無力さに気付いたのだから。

 けれど更に続く言葉を聞けば、>>202
 思わず少し笑いが漏れた。

 未國を探して保健室を訪れたときの自分と、
 まるっきり同じことを考えている気がして>>183


  やっぱオレたち仲間なのかな。


[それで出てきたのは、そんな感想だった]
(204) 2022/10/19(Wed) 17:46:47

【人】 大木慎之介

 

  オレもここ来るとき似たようなこと考えてたな。
  心配しすぎなら笑い話になるだけだ、
  とにかくまず探してみようって。

  悪いほうの可能性考えたとき、
  オレは何もせずにはいられねぇって
  この2日半で身に沁みた。

  何もできない気がしても、何かしちまう。
  けど何かできたって実感はあんまり無い……、
  それなのに見過ごすのは嫌だなって思う。

  『やらない後悔よりやる後悔』って言葉あるよな。
  何もせずにいて悔やむよりは
  何かした後に悔やむほうがマシな気がする、オレも。


[後悔の内容にはよるかもしれないのだが。
 大木が自然に思いつく範囲の可能性では、
 そういう考えにどうしてもたどり着く]
(205) 2022/10/19(Wed) 17:47:37

【人】 大木慎之介

[未國の願いの詳細を問う気は無かった。
 それこそ踏み込みたくはなくて。
 “卑怯なやり方”という言い方は気になったが、>>202
 事情を知らないのにとやかく言いたくなかった。
 それに、こまごま事情を尋ねる気にもなれず]


  オレは未國にも、その友達にも
  明日があってほしいと思ってる。
  でも一番は、未國の納得することしてほしい。


[あなたが何を願うつもりか、それがどんな程度かも
 窺い知れず、その友達にも見当もつかず。
 ただ願いを持つ友達に対して思うことを伝えた]
(206) 2022/10/19(Wed) 17:48:07

【人】 大木慎之介

[それから席を立って歩き出そうとして、
 ふと思い出したことがあって、
 再び未國に視線を向けた]


  ここ、常連がいるって噂知ってるか?
  オレ噂しか知らねぇんだけど……。


[いつ誰に聞いたかも思い出せない噂話を、
 何気なく未國に尋ねた>>0:564 >>0:565]**
(207) 2022/10/19(Wed) 17:48:48
大木慎之介は、メモを貼った。
(a30) 2022/10/19(Wed) 17:50:24

【人】 未國 聖奈

 

── 保健室・大木と ──


 大木とはやっぱりどこか似たもの同士だ>>205
 話を聞きながら、あたしは時折相槌を打つ。
 それから大木の言葉にも ─── >>206


 「 うん。
   どんな結末になっても、
   あたしはもう後悔なんてしない。
   あたしが望み、選ぶことをするよ。 」


 4th day。
 あたしにそのモノローグが流れるかは、
 あたし自身にも、分からない。そんな望みだ。


 
(208) 2022/10/19(Wed) 18:28:54

【人】 未國 聖奈

 


 「 ありがとう、大木。
   明日が来たら。また教室で会おうね。 」


 そうしてまた、
 いつもみたいに馬鹿やって
 いつもみたいに話そう。

 きっと明日が来たなら、あたしは、
 校門からちゃんと、教室に向かって足を踏み出すよ。

 
(209) 2022/10/19(Wed) 18:29:12

【人】 未國 聖奈

 

 ── そうして、大木を見送ろうとしたとき、
    ふと、大木から投げかけられた一言に、>>207
    当然、思い浮かぶ顔はひとつだけあって。

 あたしは、多分今日一番優しい顔で、
 誰かを思い浮かべながら、語るんだ。

 
(210) 2022/10/19(Wed) 18:29:28

【人】 未國 聖奈

 


 「 知ってるよ。保健室の常連。
   とても頑張り屋さんで、とても優しくて
   とても友達想いで、とても芯の強い子。

   ……元気になったらいいよね。
   みんなの中で、輝いて生きてほしい。

  
…………。


   ………その子に明日以降会えたらさ。
   大木の大声で、励ましてやったら?
   病気なんて、吹き飛んじゃうかもね。 」 **

 
(211) 2022/10/19(Wed) 18:29:45
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a31) 2022/10/19(Wed) 18:30:52

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 2d昼 with 白瀬さん ――

[えっわかるの!?アレで!?
 って、内心驚いたのは秘密だ。>>179

 でも、言った言葉は本心。

 タダより高いものはない、って言葉がある。
 それは、この世に本当にタダのモノは
 存在しないからだ。

 タダに見えるモノにも、
 誰かが何かしらの対価を払っている。
 心当たりがない時の方がアブナイ。

 知らないうちに、
 対価として君が徴収されているかも。

 そんな、教育的な話じゃなくても、
 『トクをした』って記憶は、
 意識していないと危険なモノで…とか。

 本当に本当のタダだったとしたら、
 それは与えてくれた人が全ての対価を
 請け負っている、ってことだから。

 ……とか、そんなん。]
(212) 2022/10/19(Wed) 18:48:21

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[ぜぇんぶ、
 兄ちゃんの受け売りだけどね!

 
ほら、こうやって兄ちゃんは、
 今でも俺の中で確かに生きてるよ。
(213) 2022/10/19(Wed) 18:48:37

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[……なんて余裕は、当然無く。
 俺は見事に墓穴を掘りました。>>180

 さすがにちょっと、気まずい気持ち。
 苦笑してしまう。]

 ごめん、

[立ち聞きしてしまったこと、
 本当は俺は悪くないと思うけど。

 聞かれて気持ちいいもんじゃないよねって、
 俺は謝ってしまう。]
(214) 2022/10/19(Wed) 18:48:50

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[決まってました。
 悩んでます。

 落ちてきたのは存外素直な言の葉で、
 だから俺も、少しだけ、肩の力を抜く。]

 ……そっか。

[肯定も、否定もしない相槌。]

 悩んじゃうよねぇ……
 まぁ、無理に使うもんでもないと思うけど。
 使わない勇気……!

 ってそれじゃ麻薬みたいだな。
(215) 2022/10/19(Wed) 18:49:05

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[本気とも冗談ともつかない口調で、
 手の中のおしるこ缶を転がして弄ぶ。]

 使うにしても、大それたこと願わなくってもね。
 俺も悩んではいるけどね。

[おしるこ缶のプルタブを開け、口をつける。]

 
あっっっま!!

 
何コレ!!!


[反射的に叫んで笑う。
 もし君からの視線を感じたら、
 飲むの初めてなんだよね、
 気になってはいたんだけど。
 なんて言って笑う。]
(216) 2022/10/19(Wed) 18:49:19

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 君は好きなの?
 おしるこ缶。

[迷わずボタンを押していたから、
 好きなのかも。

 君の返答はなんだったろう。
 どんな返事でも俺は、ふぅん、って言って、
 それから。]

 姉ちゃんのこと、嫌いなの?

[同じテンションで、尋ねた。*]
(217) 2022/10/19(Wed) 18:49:48
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a32) 2022/10/19(Wed) 18:50:43

【人】 大木慎之介

─ 保健室・未國と ─

[どうしているかわからないと思って
 必死に探してはみたけれど、
 いざ見つけて話してみれば、
 未國はやはりしっかりと前を見据えていた。>>208

 『明日が来たら』>>209
 そういう仮定が出てくることに、
 不安と同時に未國の決意の重さを感じる。

 友達がいなくなってほしくなどない。
 引き止められるものなら引き止めたい。
 それは大木の心に変わらずある思いだけれど、
 未國のことは「応援しよう」と思えた。

 明日を望む心は未國の中にも必ずあるはずだと、
 あの時の衝撃の受け方を思えば
 自然と信じられたから>>1:408
(218) 2022/10/19(Wed) 19:02:07

【人】 大木慎之介

[何気なく尋ねてみた噂話で、
 未國が見せた優しい表情に目を奪われた。>>210
 その表情と語る言葉とで、
 その人こそが未國が助けたい友達なんじゃないか、と
 なんとなく感じ取り]


  ……うん。紹介してくれよ。
  オレも一度話してみたかったんだ、
  保健室には全然馴染みねぇからさ。


[そう返したときの大木の声も表情も、
 未國につられたかのように優しいものだった]


  じゃあ未國、“また明日な”。


[ひら、と手を振って歩き出す。
 昼休みが終わってしまいそうだったから。
 旧校舎探検の後では、このひとときが一番
 安らかな心持ちがした時間だった]**
(219) 2022/10/19(Wed) 19:04:25
大木慎之介は、メモを貼った。
(a33) 2022/10/19(Wed) 19:12:28

【人】 秋月壮真



  ─ 回想:2day: 午後教室(健人) ─


[ 昼休みの終わるギリギリに戻り見回す教室内。
  探してしまうのは君の姿>>124>>125 ]


  ( 戻って……きてた。)



[ 声は掛けられなかった。
  次の授業の休み時間にも……その次も。 ]


 
(220) 2022/10/19(Wed) 19:52:33

【人】 秋月壮真




  健人……
        
起きて健人



[ 授業中、ずっと君は寝ていたね>>125
  昨日は眠れなかった?

  脳内には直接語り掛けられないからね。

  小さな声で君の名を
  何回か呼んだりしたかな。

  呼んでも全然起きない君を心配して
  声を掛けてくる人もいたんだ。

  俺はその度に

  「昨日アニメ一気見してたみたい」
  「眠りの王子を目指してるんだって」
  「夢で授業受けるって言ってた」

  そんな感じで皆に頑張って
  言い訳したんだから
  
褒めてくれていいんだよ?
 ]


 
(221) 2022/10/19(Wed) 19:52:53

【人】 秋月壮真



[ 消しゴムのカスじゃなくて
  消しゴムそのものをポーンとね。

         
あ、いい音した。痛かった?


  
  君の席は俺より前だから
  よく見えるんだ君の後頭部。


  窓側の俺の特等席。
  俺だけの宝物の時間。



  届いてた君からのメッセージに返事をして。
  まだ起きそうにない君の後ろ姿を眺めていた。 ]

 
(222) 2022/10/19(Wed) 19:53:20

【人】 秋月壮真



  ─ 回想:2day: 放課後(健人) ─


  
お・は・よ・う

 

[ 君がまだ寝ているようなら
  ”つめた〜い”ジュースを
  君の頬に当てて起こそうか。
  
  目が覚めたかい?
  君が俺の顔を見たのなら
  悪戯成功した悪い顔をしていただろうね。 ]



(223) 2022/10/19(Wed) 19:53:26

【人】 秋月壮真



  放課後だよ、寝坊助さん
  ここからは君の時間は俺が貰った

  今日は水平線が見えるかな
  それとも空に溶けてしまってるかな



[ これで行き先は伝わったかな。


  つめた〜いジュースは奢りだよ。
  龍眼水drink青汁drink
  好きな方を選んでいいよ。

  準備ができたら行こうか。
  ゆっくり歩きながら。
  ……歩ける足があるのだから。 ]*


 
(224) 2022/10/19(Wed) 19:53:39

【人】 秋月壮真




[ そっと君の手に青汁>>224を渡してみよう。
  ……体に良いからね。健康になってね。健人。 ]**



 
(225) 2022/10/19(Wed) 19:56:16

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day教室・午前中──

[午前中は落ち着かないまま、
グループメッセージを眺めたりしていた。
結局、探索の次の日にクソ真面目な一文を送った以外は
何も送っていないし我ながらノリが悪いとは思うが。

空席に視線を向けた後、
天ヶ瀬の朝のメッセージをもう一度見返して。

天ヶ瀬にひとつメッセージを送る。
それから、一昨日何ヶ月ぶりかの
ちゃんとした邂逅で初めて自己紹介をした新しい友人にも。
二人とは昨日、顔を合わせたとしても
大して会話はしなかったと思うし。]
(226) 2022/10/19(Wed) 20:14:02
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a34) 2022/10/19(Wed) 20:15:20

【人】 軽音部 千葉郁也

[ちなみに一昨日、A組で金海がお辞儀してんの見てた後は、
顔を上げるまで待って「またな」って声かけてから
教室に戻って昼飯を軽めに済ませたはず。>>2:355
放課後にバターサンドを食う予定があったからな。

金海が一人で裏庭で飯食う予定だと知っていたら、
一緒に昼食をとるという選択肢もあったのだけど。

委員会の仕事もあるようだしと尋ねることは出来なかった。
願いごとの話題になるだろうと思うと、
まだ知り合ったばかりの相手に
踏み込める気はしなかったのもある。

昼休みは終わり頃に工藤に会いにA組に行っていたから、
金海が戻る頃にその姿を見ていたとしたら
A組に入り浸ってると思われたかもしれない。

大丈夫、ちゃんと自分のクラスにも友達はいる、
届かない自己フォローをしておく。]*
(227) 2022/10/19(Wed) 20:16:00

【人】 鈴掛 未早


[ 寝ているような寝ていないような。
 硬い机に突っ伏して得られる眠りなんてそんなものだ、
 声を掛けられればそりゃ起きた。>>100

 外して置いていた眼鏡を掛けてそちらを向くけど
 見るまでもなく、飽きるほど聞いてきた声である。 ]


  …… うう

  うるさいばか……


[ 呻くような声が大木まで届いたかは怪しいところ。
 クラスが違う以上、入口からの声掛けになるのは
 致し方ないといえばそうなので
 まあ理不尽だ。でもいつものことかもしれない ]
 
(228) 2022/10/19(Wed) 20:19:08

【人】 鈴掛 未早


[ 大変今更な話だけれど、
 鈴掛未早という人間はつまるところ、
 「気を許した相手ほど言葉が悪くなる」
 あまりよろしくない性質の持ち主だ。
 気遣うべき場面なら意識はするけど、
 日常生活の中でそういった瞬間はまあ多くはない。

 呆れた顔しながら旧校舎探索には顔を出すし、
 仮に真夏日の生徒会室で皆の思考回路がやられて
 「一旦アイス買いに行かね?」ってなったとして
 馬鹿じゃないの? って言いながら
 一緒にコンビニまで買い出しに行ってる。

 なんというか、そういうタイプ。
 そんなことが実際にあったかはさておき。

 大木にはそういうとこ、散々見せてきていたと思う
 受け止めてくれるから甘えてるのかもね。
 
たしかにそういうとこ、眩しいなって思いはするかな
]
 
(229) 2022/10/19(Wed) 20:19:46

【人】 鈴掛 未早




  なに、どうしたの

  悩んでる?


[ 今日、わざわざ声掛けてくるって、
 その話かなって思ってしまうのは仕方ないでしょ

 問う声は思いのほかふわっと響いて自分で驚いたけど
 実質寝起きだし。私にだって柔らかい表情はできるし *]
 
(230) 2022/10/19(Wed) 20:20:13

【人】 軽音部 千葉郁也

[昼休み、旧校舎までの道のり、
フェンス辺りまで走る間は靴も履き替えなかったくらいだ。

誰かと会っても立ち止まれなかったと思う。

皆はもう結論を出したのだろうかと
さっきチラッとだけ見た大木さんからの皆へ向けた
メッセージを思い返していた。

昼のうちの方が行きやすいだろうと思いながらも、
旧校舎へは夜に行くことに決めている。

早い時間から行く人もいるのかなと思っても、
今は辺りを見渡す余裕はなかったけれど。]**
(231) 2022/10/19(Wed) 20:39:13
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a35) 2022/10/19(Wed) 20:41:23

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 繰り返し口遊み続けていた歌は、近付く足音に途切れる。

  すぐ気づいたとも。
  この辺は手入れがあまりされてないし、
  オレは来てほしくて送ってしまったのだし。


  それにしても早いな。時間も、足音の速度も。
  これじゃ飯食う余裕もあげられなかったんじゃないか。
  気力すら奪っていたとも知らずにそう思った。>>164 ]
(232) 2022/10/19(Wed) 20:46:30

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 現れた千葉は日常の姿のまま、
  全力疾走という非日常を纏っていた。>>167

  息が整うまで何も言わずその姿を見つめる。
  お前上履きのままじゃん。なんて普段みたいに突っ込めない。
  全部オレのせいだもんな。 ]

…………、すみません、専務
日差しを避けてきたらこんな時間に

[ そう思うとどんな顔をしたらいいか分かんなくて
  口で巫山戯けながら顔は微妙な表情になってしまった。

  もう擦り過ぎかこの冗談。
  社長扱いまで拾って訳分からなくなったし。
  
  そんなに急がなくてもバックレなかったのに。
  ──いや、それは100%保証は出来ないことか。

  睨めあげる表情は慣れたもの、怒ってはないと知っている。
  なのに気まずそうにしてしまうのは
  どんな気持ちで今の時間まで待ち、走ってきたのか
  思い至ってしまったから。 ]
(233) 2022/10/19(Wed) 20:46:50

【人】 帰宅部 津崎絵音



ん、ありがとうな

[ 千葉の格好は見慣れたままの筈なんだけど。
  背筋が伸びる様と、受動的な言い方を言い換えた様子に>>168

  やっぱり千葉も何かあったのかなと思った。
  別にオレや秋獅ンたいな暗いことじゃないとしても、多分。
  それを知れないのは何となく、寂しいことだが
  資格を得られなかったのは自分のせいだ。
 ]

……ま、多分大体は分かっちゃってると思うんだけど

オレが願おうとしてたのは
最初からいなかったことにしてもらって
世界から、皆の記憶から消えること

[ 周囲を無意味に眺めつつ思考し、話し出しは遅れた。
  結論からだとちょっと意味がわからないだろう。
  どこから話すのが聞き手にとって良く、自分の心が許せるものか。

  地雷を踏み抜く覚悟までは悟る由もなく、
  平静を保てる範囲で出来る限り相手に開こうと試みる。 ]
(234) 2022/10/19(Wed) 20:47:55

【人】 帰宅部 津崎絵音



昨日お前が保健室を出て行った後、
それこそ死ぬほど後悔して……ちょっと他の奴らとも色々あってさ

情けない無意味な奴より、
そんな奴に言葉を尽くして呼びかけてくれる奴らの思いが
願いに反映されるべきなのかなって思った

そう出来る選択もあるのかもって、考えた

[ 生きたくなったからって言えなくて悪いと思う。

  でもそれは、内側にあるものを一人で抱えてる限り
  どうしても言えない言葉だった。だから ]
(235) 2022/10/19(Wed) 20:48:44

【人】 帰宅部 津崎絵音



んで、今思ってるのは
世界から自分を消すのを諦める代わりに

オレの中からトラウマに関わるものを消しちゃおうかなって
二度と戻らないように、……記憶を完璧に

[ 正直オレ個人としては消えるより恐ろしい選択なんだよね。

  病んだ植物を根こそぎ引っこ抜いた後には
  それはもうでっかい穴が空いて、
  気づかないでいるなんて出来ないんだろうし。
  
  その津崎絵音は今のオレと同一人物といえるのかな、って。 ]

そうして戻ってきたオレが、お前にとって受け入れられるものなら

……これからも仲良くしてくれる?

[ 新たな苦しみを獲得する代わり、
  恐怖や躊躇いは忘れてそうなその津崎絵音と
  今のオレとじゃ成し得なかった親しさになってくれたら。

  千葉が頷いてくれたら勇気出るかもって思って
  見送ってほしくなったわけ。* ]
(236) 2022/10/19(Wed) 20:48:59

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 1day・2day:彩葉ちゃんと ──
 

 彩葉ちゃんとは授業中、休み時間問わず
 願いについての意見を交換していく。
 
 こうしているうちにも期限は迫ってくる。
 学生たるもの、もう少し冗談でも交えながら
 会話すればいいんだろうが
 僕たちにそんな余裕は無かったのだ。
 
 
(237) 2022/10/19(Wed) 20:56:12

【人】 天ヶ瀬 青葉

  
 
 「 えっ!? す、捨ててないし !! 」
 
 
 休み時間、僕の席にやってきた彼女が
 開口一番、『 全教科捨ててる? 』と。 >>62
 
 
 「 いや、まあ……
   授業中の方が色々と考えられるんだよね
   ノートは、その…… お願いします 」
 
 
 二日目、この日は ───
 絵音が何処かにいないかなって、
 休み時間は校舎をうろついてたせいもあるんだけど。
 いや、でもそうでなくても授業中に返してたな

 
 
(238) 2022/10/19(Wed) 20:56:22

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 授業中は出来るだけ控えます、と約束し
 久々にちゃんと授業を受けたあとの昼休み。
 
 なんだか、
 とぼとぼと移動を始める姿が気になって。 >>2:344
 声を掛けてみれば、理由は聞けたんだろうか。
 
 聞けたのなら「 はいはーい、やります 」って
 即答しながら挙手しただろうけど。
 
 
(239) 2022/10/19(Wed) 20:56:25

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 秋獅ェ相変わらずオレが消えることそのものは否定してないのは
  ちゃんと理解している。でも、結局同じことなんだよ。

  日常の継続を重ねる呪詛祝福で望んだのは別の誰か
  友人でもない奴の為に必死になれるいい奴だよ。


  お前が覚えていようとした過去の「絵音くん」も
  確かにオレだった存在で、オレが殺そうとした対象なんだから。

  消えるだけでいいならもうとっくに自殺しているんだ。

  だからそれもまた、諦めてないと言えるだろう。
  自分ばかりが相手の生を望み終わろうとすることへ
  思うことが生まれる一端になっても、おかしくないだろ。 ]
(240) 2022/10/19(Wed) 21:07:33

【人】 大木慎之介

─ 朝・鈴掛と ─

[声をかけてみると鈴掛はすぐに身を起こした。>>228
 呻き声ははっきりとは届かなかったが、
 何か呻いていたのはわかった。

 その後にかけられた「悩んでる?」という問いかけに
 目を丸くした。>>230

 大木は「悩み事がなさそう」と思われがちである。>>1:394
 悩んでいる姿を人に見せたことは、実際に少ない。

 けれど生徒会室では、人目が少ない時間帯なら
 真剣な表情で何か考えている姿を見せることがあった。
 特に、会長選挙の少し前から>>0:513 >>0:514
 副会長の任期を終えるまでは。

 それを鈴掛が近くで見ていたのだろうという実感が、
 今この瞬間になってやっと湧いたのだ]
(241) 2022/10/19(Wed) 21:08:01

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ それに勇気を出したことには変わりないだろう?
  幼い頃上の学年の教室までやって来た時みたいに、
  一人で頑張ったんだろ?

  なんて聞くことも出来ないんだけど。

  メッセージを見た時諦めていたことが叶いそうで
  生きていてほしいと再び強く感じたのは事実だけど、
  人質に取られたなんて、思ってないんだ。
  あの時祈りは突っ撥ねられただけだと
  まだ思ってるのもあるけどさ。


  オレを覚えていることと秋獅フ未来じゃ、
  あまりにも価値が釣り合ってないんだから。 ]
(242) 2022/10/19(Wed) 21:08:17

【人】 大木慎之介

[鈴掛の雰囲気がいつになく柔らかいのも、
 珍しいとは思えど、意外ではなかった。>>230
 そういう姿を以前にも見たことがあったから。
 何ヶ月前か思い出せないほどには前だが。


 鈴掛は仲良くなるほど態度が粗雑になると
 大木が感じ始めたのは、1年の頃、
 生徒会に入ってしばらくしてからのことだった。>>229
 大木がそれを特に咎めるでもなく受け入れていたのは、
 別段不快でもないし、いっそ面白いからなのだが。
 見ようによっては懐が広いのかもしれない]
(243) 2022/10/19(Wed) 21:08:25

【人】 帰宅部 津崎絵音


  
[ 「最初からいなかったことに」
  「白瀬秋獅セけは覚えているように」
  その両立は二つ願っていることになり否定されるのでは?
  なんて疑問も願いを変えた幾つかな理由の一つではある。

  秋試ゥ身に願わせることは更に有り得ないと思った。
  タイミングがズレたら終わりな以前に、
  消えゆくかつての兄のような相手を覚えている為に願うなんて
  そんな悲しいことがあっていいだろうか。

  本当に生きてくれるのなら、
  その未来の為にでも使ってくれたらいい。

  具体的なものは彼女ではないから思いつけないし、
  結局どうするかは秋試汨謔ネんだけど。* ]
(244) 2022/10/19(Wed) 21:08:35

【人】 大木慎之介

[で、鈴掛の問いかけへの答えは]


  んー……、まぁ悩んでなくもない、かな……?
  鈴掛はどうだ?
  よかったら少し話さねえか?


[大木は昨日の1日で結構吹っ切れてきており、
 悩みが無いわけではないものの、
 誰かに相談したいというほどでもなかった。

 それよりも、探検以来ろくに話してない鈴掛のことが
 どうしても少々気がかりで。
 鈴掛が応じてくれるなら、朝、校内に人が少ないうちに
 どこかで話をしたかった。
 朝のうちは人通りが少ない廊下とか、中庭とか。
 具体的に行き先までは決めていなかったが]*
(245) 2022/10/19(Wed) 21:09:04

【人】 大木慎之介

[なお、生徒会でアイスを買いに行ったことはあった。>>229
 それは今年の夏、大木もすっかり
 副会長が板についたころの話である。

 生徒会室に冷房はあるが、その頃たまたま壊れており、
 その上、運悪く猛暑が重なったのだ。
 
 それで皆暑さにやられてすっかり何もできなくなり、
 大木は言い出した。
 「一旦アイス買いに行かね?」

 副会長が大真面目に言うものだから
 完全に『買いに行っていいムード』になり、
 実際に買いに行くことにもなり、
 鈴掛は「馬鹿じゃないの?」と言いながら
 きっちり付き合ってくれた。

 そのとき大木は思ったのだ。
 鈴掛のことを「本当に付き合いが良いな」と]
(246) 2022/10/19(Wed) 21:10:08

【人】 大木慎之介

[顧問の先生には見つかったが、大木が堂々と
 「暑さで何もできないからまずクールダウンした」と
 もっともらしく語り、先生にまでアイスを勧めて
 生徒会を代表して小突かれたおかげで、
 生徒会全体としては軽い小言を言われた程度で済んだ。

 その間、会長はどうしていたのかと言えば、
 終始ハラハラした様子だった]**
(247) 2022/10/19(Wed) 21:10:28
大木慎之介は、メモを貼った。
(a36) 2022/10/19(Wed) 21:11:58

帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a37) 2022/10/19(Wed) 21:17:20

【人】 金海 叶冬


 [ そう、――ボクは、
   幽霊にあってみたかったんです。


   どうして願いを叶えるのですか?
   どうしてわらっているのですか?


   あやちゃんとは直接お話しするより
   メッセージのやり取りが多かった2日目。


   ボクが学校にいられたのはすこしだけ。
   保健室にも居られなくて、早退しました。

   季節の変わり目は駄目ですね、


   おかしいな、
   ボクの身体のポンコツとは言えども
   もうすこし 動くはずなのですが。 ]

 
(248) 2022/10/19(Wed) 21:32:09

【人】 金海 叶冬


[ 帰ってきたメッセージを返しながら
  ベッドで苦しげに息を吐きます。

  机の上に置いてある鏡がちょうど
  何故でしょうね。

  ボクを映し出す角度になっていました。


  苦しいのに笑っているみたいで
  あの時の幽霊みたいに のっぺらぼう ]


 
(249) 2022/10/19(Wed) 21:35:49

【人】 金海 叶冬




 [ 誰にもまだ言ってないことが ありました。

   あの日 笑っていた 顔のない幽霊は


   ボクと同じ 顔をしていたの。 


   美少女にみえた?あるいは交通事故のあわれな少女?
   どれもが正しく、そして間違いなのかもね。

   幽霊はただあなたに 
   微笑みかけている、きっと。 ]


 
(250) 2022/10/19(Wed) 21:36:23

【人】 金海 叶冬





 [ 幽霊さんの声は優しくて、穏やかで

   甘くて心地よくて
   いつまでもその声だけを聞いていたいんだ!

   他の声はいらないよ。
   ねえ、もうすぐだよ?
   ボクは自由になれるんだよ?


   誰にも見つからない場所で、
   ひとりなら だれにも迷惑かけないよ ]

 
(251) 2022/10/19(Wed) 21:38:05

【人】 金海 叶冬



   ボクのポンコツのこころに住み着いて
   ボクの全部を攫ってく。 
   ボクが弱いから、
   ボクが望まないままに
   ボクはボク幽霊に塗りつぶされていく  
(252) 2022/10/19(Wed) 21:38:56

【人】 金海 叶冬


 笑う理由?

  


 ……は、


 

 [ 熱があがってきたのかもしれない、
   だめだよ、ボクは明日
終わらせにいくんだ



 
(253) 2022/10/19(Wed) 21:43:03

【人】 金海 叶冬




  ……ちがうよ
  
  ボクは、――ボクは。 

 
[ 明日は約束をたくさんしました。
  天ヶ瀬くんとユメリンを応援するんだよ、
  あやちゃんが、ボクの推し曲かけてくれるんだよ
  よろしくが、一つふえたんだよ。 ]

 
(254) 2022/10/19(Wed) 21:44:41

【人】 世良健人



  ─ 回想:2day 午後教室(壮真) ─


[ 幽霊にあった日からずっと眠れていなかった。
  酷く虚しく、目が冴えてしまって。

  空腹を満たしてやっと眠気が襲ってきた。
  鼾こそかいていないけど爆睡。
  …なんか夢の中で名前呼ばれた
  気がしたんだけど夢じゃない?>>221
  起きないでずっと寝てたんだけど。


  その頑張った言い訳のシリーズを聞いた日には
  卒倒しそうなのでどうか知らないままでいたい。
  知ったら君の頬をもちもちに伸ばしてやる。 ]

 
(255) 2022/10/19(Wed) 21:46:32

【人】 世良健人



 
  いッ、
────…………???



[ 後頭部に痛みが走ってガバ、っと起き上がって。
  痛みを感じた部位をさすって床を見る。

  …え、何、消しゴム?
  消しゴムはちょっと悪意ない?
痛い。
  流石の俺でも消しゴムが定期的に
  飛んでくることは無いよ?


  メッセージ送ってからずっと寝てたな、と
  消しゴム拾い上げて机の下でスマホを見た。
  一番では無いけど後ろの方だし少しだけ。 ]
 
(256) 2022/10/19(Wed) 21:46:34

【人】 世良健人


[ ───…寂しいとか言われて
  ちょっと申し訳なくなった俺は馬鹿でした。

  まさかこの眠りの王子なんてあだ名が
  周りに広められてるとは思わないじゃん。
  真面目に授業受けよ?

  
  壮真の席の方をチラりと見て
  ひらひらと机の下から手を振った。
  視線を前に戻す。 ]
 
(257) 2022/10/19(Wed) 21:46:37

【人】 世良健人


[ くぁ、とあくびを空に投げて
  また突っ伏す。
  ただのクラスメイトの後頭部や
  板書なんて見てる気分じゃないし。


  答え合わせか
  聞きたくないな、けど、聞きたいのも嘘じゃない
  悩んだってどうしようもないことで。
  小さく耳に入る時計の音が酷く煩い。


  ずっと目を閉じているために、
  俺は心を決めないといけないのに ]*

 
(258) 2022/10/19(Wed) 21:46:44

【人】 世良健人



  ─ 回想:2day 放課後(壮真) ─


   んー………今起きる…
起き…

   冷たっ!!!?!



[ 俺今日飛び起きるしかしてないんだけど
  起きるって言ったのに、もう。
  10月につめた〜いドリンクなんて売るな冷たいだろ。

  
  今回は寝坊した俺が悪いから
  悪戯成功って書かれてる顔みても
  やり返したりはせず。

  おはよ、って微笑んだ。 ]
 
(259) 2022/10/19(Wed) 21:46:46

【人】 世良健人



   …うんうん、目覚めた。
   
   水平線ね……見えたらいいな
   見えるって思ってたい


[ 俺の思う通りに神様は道を書いてはくれないと、
  そんなことはずっと昔からわかっているんだけど。
  たまに起こる、こうだったらいいなが起こる幸運が、
  今来てくれたらいいな、なんてさ。

  ゆっくり歩く?走ってもいいよ。
  時間は待ってくれないから
  黄昏時にはぐれてしまわないよう手でも繋いでいく?


  その時は手渡された青汁は後で飲むかな。>>225
  この学校のドリンクラインナップどうなってんの?
  「めちゃくちゃ健康志向じゃん…」
  って声でちゃったよ。


  ほとんど物の入ってない鞄を引っ掴んで
  準備は終わり。 ]
 
(260) 2022/10/19(Wed) 21:46:50

【人】 世良健人

   

   お待たせ。
寂しくさせてごめんね?
壮真くん。
   
   …あ、そうだ 手出して。


[ 手を開いてくれたなら
  その上に握らせたのは
  さっき飛ばされた消しゴム。
  
  …と、りんご味のキャンディ。
  借りたものは返さないと ね。
  こっちはただのお礼。 ]*
 
(261) 2022/10/19(Wed) 21:46:53

【人】 世良健人


[ ゆっくり行くのなら歩いている途中。
  走っていくなら水平線の運試しの結果が見えた頃かな。

  青汁不味いとか、
  今日は天気崩れそうにないねとか
  そんな他愛ない話をして。
  
  きっとどちらでも、
  何か呑み込んだような顔でへらりと笑う。 ]
 
(262) 2022/10/19(Wed) 21:46:56

【人】 世良健人



   …雑談していると
   いつまでも話していたくなっちゃうから

   本題、そろそろ入っておく?

   俺はね、昨日は二択だった願い事
   一択に決めた…つもり。


[ 何がきっかけで、とは言わない
  誰のせいでも無いし 俺が勝手に、
  出来事を一要因にしてしまっただけだから。 ]

 
(263) 2022/10/19(Wed) 21:46:58

【人】 世良健人



   考えてみようと思ったし
   ずっと考えてたんだけど

   3年一緒にいてもわかんないことって多いね
   壮真が何考えてるのか、望もうとしてるのか
   言葉の含みだけじゃ何もわかんなくてさ

   だから、答え合わせって言いながら
   俺は君に伝える答えを出せてない

   それは壮真も同じ、じゃない?


[ 俺に弟が居たこと
  その弟を俺が傷つけてしまったこと
  俺は犯した過ちのせいで家族を無くしたこと
  今は一人、他には誰もいない家で
  一人で暮らしていること

  誰にも言ったことは無い。
  気づかれていたらそれはお手上げかな ]

 
(264) 2022/10/19(Wed) 21:47:02

【人】 世良健人



   だから、答える前に
   俺なりに壮真には応えてみようかなって

   聞いてくれる?


[ 頷いてくれるなら、少し長い話をしよう。
  >>2:107 >>2:108 >>2:109 >>2:110 >>2:111
  最後 …最後は。
  かなり言葉をつまらせて、濁して。 ]

 
(265) 2022/10/19(Wed) 21:47:05

【人】 世良健人



   ……俺の応えはこれでおしまい、
   壮真は…どうする?

   まだ、俺に提案とか、してみる?


   それとも、手 振って さよならしようか



[ あぁ 俺は、やっぱり 君相手だって
  予防線をひいてしまうくらい、臆病で
  どうしようもない ]**

 
(266) 2022/10/19(Wed) 21:47:12

【人】 軽音部 千葉郁也

[自分の足音と呼吸、心臓の音が
慣れない全力疾走でうるさかった。

そんな中、微かな旋律を拾った気がする。

消え入りそうなそれを本当に聴こえていたかは
自信はないが、おそらくきっとこの先に
津崎がいるのだとわかった。>>82>>232]
(267) 2022/10/19(Wed) 21:51:00

【人】 軽音部 千葉郁也


 ふ……、っは、
 朝のが、まだ陽は高く、ねぇだろ…、

[今呼吸苦しいんだよ笑わせんな。
繰り返しギャグは回数増すほど
何故か面白くなるものなんだよ。
もうそれ津崎の鉄板ネタにしたらいいよ。>>233

昨日ぶりの顔はふざけたこと言ってても複雑そうだ。

俺が必死すぎて引いてんのかな。
笑ってくれてもいいんだけど。

なんて、わかってるよ、
今から大事な話をしてくれるつもりだって。
それでもいつも通りみたいに
声かけてしまうのはなんでだろうな。

やっぱり怖いのかもしれない。
向き合うことが、傷付けることが。

だけど、ちゃんと聞くって決めてるから。]
(268) 2022/10/19(Wed) 21:52:15

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 3day:授業中 ──
 
 
 早朝から誤爆させた僕のメッセージは >>11
 誰かしらに何かを思わせたようで。
 
 " どんまい "のスタンプを押してくれた人
 メッセージを飛ばしてくれた人
 
 知らないところでは、
 カウンセラーの需要を考える人
 何度も読み返している人
 
 すっかり授業中にスマホをいじる癖がついた僕は
 メッセージひとつひとつに返信していく。
 
 
(269) 2022/10/19(Wed) 21:53:05

【人】 軽音部 千葉郁也

[礼を告げた津崎には、いいよって片手を振って答える。>>234
呼んでくれたことに礼を言いたいのは俺の方だ。

あんな一方的な約束、
応えて貰えるか自信がなかったから。]

 ……うん、そんな感じだろうとは、なんとなく。

[津崎の考えてた願いごと。
予想はついてたけど、“消える“って言葉が胸に突き刺さる。
変える余地があると先に教えられていたからまだ、
ダメージは少なかったにしても。

そんな想いを抱えた津崎に俺は将来のこととか、
進路のこととか話して。
どんな気持ちで聞いてたんだろう。
地雷とかとっくに踏み抜きまくってたんじゃねぇの。

それでも津崎はきっと心から応援してくれたから、
なんでって思ってしまう。]
(270) 2022/10/19(Wed) 21:54:44

【人】 軽音部 千葉郁也

[津崎のためじゃなくて、
俺とか津崎を取り巻く人たちの思いのために
生きる選択をすると言うのを聞いて、
なんとも言えない気持ちで眉間に皺が寄る。>>235

それは周りのために津崎の気持ちを無視するってことだ。

そしてそれは昨日、俺がしたことがそのまま反映されてる。
津崎の気持ちなんか知らないから、
俺の気持ちのために生きろっていう呪い。

残される側の寂しさをなくすためにお前に苦しめっていう。

酷く残酷なことをしたって実感する。
だけど、それでも俺は、
お前が消えると言うなら何度でも同じことを言うよ。

やっぱり性格悪いよな。]
(271) 2022/10/19(Wed) 21:55:47

【人】 軽音部 千葉郁也

[そして変えた願いごとは、
津崎自体は消えないけど
昔の津崎をなかったことにするってことで。
投げられた質問に言葉が詰まる。>>236

俺が頷いて、過去の津崎が津崎の中から消えて、
そうなれば津崎は幸せになれるんだろうか。

過去のことを知らない俺にとっては、
その重みがどれほどかはわからないけれど。
軽く頷いていいものだとは思えなかった。]

 俺は昔の津崎のこと知らないから、
 それがなくなったらお前が苦しくなくなるなら、
 良いことなんだろうって言える。
 でも、

[津崎の過去、昨日観た動画、
騒がれたくないから保健室に逃げた津崎。
手を怪我するなって忠告。
将来の話したら眩しいって言われたこと。

知ってる情報だけ繋ぎ合わせても、答えは出ないけど]
(272) 2022/10/19(Wed) 21:58:35

【人】 軽音部 千葉郁也

 
 それってさ、ピアノのことか…?

[多分これ以上は地雷だ、わかってる。
でも踏み込まないまま判断できる気がしない。]

 俺は、津崎のピアノ聴いて……、
 好きな音だと思ったし、感動した。

 もう弾かないのは、理由があんの。
 嫌いだっていうなら、もう要らないなら、
 その願いを俺は肯定できる。

 でも、好きなら、
 そのトラウマの中身にあるもののこと、
 嫌いになれないんだとしたら、肯定できない。

[それから、一度息を吐いて、顔色窺う前に口を開いた。]
(273) 2022/10/19(Wed) 22:01:56

【人】 軽音部 千葉郁也


 どんな津崎が戻って来ようが、
 俺は受け入れるよ。
 お前が、俺とか、他の奴の思いのために
 生きることを選んでくれたんだから。

 それを望んだのは俺なんだから。

 だけど、お前がそのトラウマってやつを
 克服できるような、消すんじゃなくて…、
 トラウマになる前の気持ちが取り戻せるみたいな、
 そういうのはダメなのか。
 
弾けない理由があるなら、
 また弾けるようになるような、そういう


[何言ってんのか自分でもわかんねぇけど。

他の人のためだけじゃなく、
津崎が津崎のために生きたいって
気持ちになる方法はないのかって思ってしまう。
考えて決断した津崎にまた
残酷なこと言ってるかもしれないけど。]*
(274) 2022/10/19(Wed) 22:05:14
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a38) 2022/10/19(Wed) 22:10:36

【人】 鈴掛 未早


[ あのバカ、とは言うけど別にそこまで馬鹿じゃないし
 馬鹿真面目だと思うけど別にそこまで堅物でもないし
 まあ、いいやつだよね って
 大木をどう思うか問われたら、私はきっとそう答える。

 見ていて清々しくなるほどの明るさがあるから
 悩みがなさそうっていう人の感想もわかるけど
 真剣に考え込む姿を目にしたことだってあるし>>241
 これで悩まない人なんている? ってぐらい
 事態は深刻だって、そう思っているのもあるし。

 悩んでる? って思うでしょそりゃ。
 驚かれるなんて(目を丸くされたら、)
 心外だなあって、それは声には出さないけど ]
 
(275) 2022/10/19(Wed) 22:31:31

【人】 鈴掛 未早



  …… へえ


[ でも、悩んでなくもない、って言う大木の表情は>>245
 すごく深刻に思い詰めてるって感じではなかったから
 相談に乗る必要があるわけじゃないらしい。よかった。

 話を聞くだけならできても
 アドバイスはできない……というか、したくなかった。
 だって人の気持ちなんてその人にしかわからないのに
 下手を言って影響与えても責任なんて取れないじゃん

 いたずらに突っ込むのは無責任でしょ って
 これはただのモノローグ。お互い知らなくていいこと
]
 
(276) 2022/10/19(Wed) 22:32:08

【人】 鈴掛 未早



  いいけど、


[ 「どうだ?」と言うこいつは>>245
 そんな野次馬根性で踏み込むやつではない、はずだ。
 むしろ心配? 私を? いやいや。
 …… いやありえなくはないか…… なんて思いつつ ]


  それならどこか行こっか


[ って、場所を移すことにする。
 今は朝早いけど、つまりこのあと人は増えるし
 念のため、もっと見つからない場所に行きたい。

 屋上前の階段とか、そういう
 他にいい案があれば全然ついてくけど ]
 
(277) 2022/10/19(Wed) 22:32:31

【人】 鈴掛 未早



  どうだって言うけど
  今のところ思いつかない。


[ そうして移動して、一息ついて
 私はそんなことを口にするだろう。 ]


  神頼みしてでも欲しいものはあったんだけど
  3… 5年前なら絶対それにしてたと思うけど

  今もらっても意味ないなって、
  考えてるうちに気付いちゃったんだよね


[ 最初の言葉だけで終わらせてもよかったけど
 こんなところまで来たことだし。出血大サービス(?) *]
 
(278) 2022/10/19(Wed) 22:33:15

【人】 工藤 彩葉

 
― 二日目・放課後:千葉くんと ―

[あ、可愛いって言うのも男子にはNGだったかな。
うっかり。千葉くんの反応見てそう思ったから>>152
ここも、やっぱり突っ込まないでおきました。
でもギャップ萌えは大人気なんだって、
私、どこかで見ました


だけど、小さい音はしっかり拾って。>>153
ふふ、って微笑んでしまったのは
意地悪なんかじゃなかったよね?]
 
(279) 2022/10/19(Wed) 22:43:18

【人】 工藤 彩葉

 
[悩んだ時間は無駄じゃない。>>156
そう言われると、少し救われるような気がした。
昨日今日じゃなくて、それより以前の私の方が。]



 そうだね。…本当に、
 いい機会だったのかもしれない。


[短い相槌を、しみじみとした声音で返し。

それから、ためらいつつも掛けた言葉に
返って来た声には>>157]


 千葉くんも、がんばって。


[ただ一言の、声援を。

他人の地雷踏むっていうのに、
ふさわしい言葉じゃなかったかもしれないけど。
その向こう側にある気持ちまで、千葉くんなら、
きっと伝えられるだろうと思ったから。]
 
(280) 2022/10/19(Wed) 22:43:21

【人】 工藤 彩葉

 
[帰り道送ってくれるっていうのには、>>158
暗くなってきたけど平気なの?って
思わず視線で尋ねてしまったけど。
口には出さないで、甘えてしまうことにした。

予行演習?そうだね、それなら
走り抜ける猫を見た私が「あ、可愛い」って言ったり
家路につくカラスが不気味な鳴き声を残して行ったり
曲がり角で急に飛び出してきた人影にびっくりしたり
そんなことがあったかもしれないけど、
千葉くんの心臓大丈夫だった?


大丈夫じゃなかったらちょっと落ち着くまで、
あったかい飲み物でも買って飲んで行こうか。]



 証拠をもらってくるの?
 それってなんだか、本当に肝試しみたい。


[千葉くんの答えを聞いた私は、>>158
ついそんな感想をもらして。

…代償の話がふと脳裏によぎったけど、
呪物…とか言ってた千葉くんなら、その辺りも考えて
適切な物を選ぶのかな。と思ったから
これ以上怖がらせても悪いし、口にはしなかった。]
 
(281) 2022/10/19(Wed) 22:43:24

【人】 工藤 彩葉

 
[別れ際、背を向ける前に
一言、声をかけた。]


 ねえ、でもやっぱり、私
 千葉くんのこと臆病だなんて思わないよ。


[幽霊が怖くても。物音に驚いても。

その願いを自分自身にかけて、叶えられる人を>>154
臆病とは呼ばないと思う。少なくとも、私は。]


 だから、あるがままでいいと思う。


[そう言って笑えば、今度こそ手を振ってお別れを。

あ、しまった、臆病って口に出して言っちゃった。
でも今は、二人だけの帰り道だから許してほしい。]

 
(282) 2022/10/19(Wed) 22:43:28

【人】 工藤 彩葉

 
[家に帰ったら、久し振りに
ギターに触ってみようかな。
明日を迎えるまでの、
いい気分転換になるかもしれない。

そんなふうに考えていた、帰り道。

私はきっと、困らないよ。>>155]**

 
(283) 2022/10/19(Wed) 22:43:33
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a39) 2022/10/19(Wed) 22:47:16

【人】 秋月壮真



 ─ 回想・2nd day昼休み(慎之介) ─


  友達になろうって言われて
  簡単になれるものじゃないよね

  俺なんかは特に相手を選んでしまう
  だから”友”と呼べることは特別なんだ

  君が見捨てない人間だということは
  わかってる……わかってるんだ



[ 慎之介のまっすぐな視線が今は痛い>>130
  俺は君のような人格者ではないから……。

  けれど目を逸らすことはしない。
  それは君だからこそ。

  だから選ばれてないなんて思わないで
  嫌うはずないじゃないか
  俺は伝えるのが苦手なんだ……。


  君はもう俺に選ばれているんだよ慎之介。
  それは”友”として。生徒会と風紀として
  君は知っているはずだ。 ]


 
(284) 2022/10/19(Wed) 22:54:28

【人】 秋月壮真



  そうか……
  君は人のために願うのだね

  慎之介が居てくれて良かったよ
  あの時あの場にいたみんなのこと
  考えてくれてありがとう


  皆がみんな人の幸福を願えれば
  世界はこんなに歪まなかったのに……


 
(285) 2022/10/19(Wed) 22:54:32

【人】 秋月壮真



  
願い
とは
”欲”


  あの幽霊は甘い誘惑を俺たちに投げ掛けた
  願うか願わないか
  伸るか反るか


  試されているのだろうな

  その欲の中で優しさを持つ君は
  君は……凄いな



[ 零した最後の言葉から少し言葉が止まる。
  少しの静寂が
  俺に取り繕う時間をくれるのだ。
  ………それがなければ……。 ]


 
(286) 2022/10/19(Wed) 22:54:46

【人】 秋月壮真



[ 家族が俺の幸せを……>>132
  その言葉には思わず悲しさを
  隠せずに笑った。 ]


  人って咄嗟に出る言葉は本心なんだ

  例えば川で俺と弟が溺れていたら
  両親は弟を迷わず助けるだろうな

  それが俺の家族の幸せの形だ

  俺はそれを悲しいと思うよ、寂しくもある
  でも弟を助けなかったら俺が後悔する

  それが”兄”だろう?


[ 君もわかるはずだ、と
  同意を求めるような問いに
  君の答えはあったかな。 ]


 
(287) 2022/10/19(Wed) 22:55:09

【人】 秋月壮真




  俺のことを気にしてくれて嬉しいよ
  あの時……欲しかった言葉だった






[ 俺はもう言葉に刺されすぎて
  疲れてしまった。 ]

 
(288) 2022/10/19(Wed) 22:55:14

【人】 秋月壮真




  おや? 君も随分と意地悪を言うね
  また、食べたいと思うよ

  ……明後日、リクエストしていいか?




    [ 続く未来を、君と同じ未来を>>133
      この時だけはみていたかった。

      学校が休みでも来てくれよ
      会いに……ね。 ]
 

 
(289) 2022/10/19(Wed) 22:56:48

【人】 秋月壮真



[ 名を呼ばれて目を丸くする。
  珍しい……と思ったことは
  言葉に出てしまったか。 ]


  会える、会えるさ明後日も
  君が呼んでくれるなら

  きっと、きっと……ね




                  ( ……もし、もし明日
                    俺が旧校舎で倒れていたら…… )



[ 君が呼ぶから、俺も応えるように
  口に出そうになった。
  その開きかけた口は一旦閉じることに成功した。 ]


 
(290) 2022/10/19(Wed) 22:56:57

【人】 秋月壮真



  君は言わずとも
  明日は旧校舎に居るのだろうな
  願わずとも、願いがなくとも

  君には見守っていてもらいたい
  みんなの答えを

 
(291) 2022/10/19(Wed) 22:57:01

【人】 秋月壮真







  あの時掴んだ君の腕  
  痛かっただろう?  
  君はそれを俺に伝えなかった  
  それが君の本質だよ  
  俺はその優しさに救われていた  

  だから今俺が言う言葉は  
  ”ごめん”より”ありがとう”なんだ  
(292) 2022/10/19(Wed) 22:57:07

【人】 秋月壮真



[ 別れた君の後ろ姿。
  俺と別れた君の背に向かって
  投げた言葉は風に遮られたかもしれない。

  届いてくれずとも
  君は居るのだろう。
  言わずとも君なら……という自信はあった。

  どうだい? 俺の千里眼は
  その答えがわかるのは”明日”。 ]**


 
(293) 2022/10/19(Wed) 22:57:13
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a40) 2022/10/19(Wed) 23:12:20

【人】 大木慎之介

─ 朝・鈴掛と ─

[鈴掛の「心外だなあ」は声に出なかっただけでなく
 顔にも書いていなかったようだ──
 少なくとも大木には読み取れなかった。

 ゆえに鈴掛がどう思ったか、
 大木が気付くことはなかった。>>275

 物珍しそうな視線を受けた気はするが>>277
 お互い様のような気がして、特に突っ込まず。

 屋上前の階段は朝向かう人は少ないし、適当そうで
 どちらが先頭ということもなく向かった]
(294) 2022/10/19(Wed) 23:39:25

【人】 大木慎之介

[たどり着いた先で語る鈴掛の様子が
 割と淡々としていて、>>278
 あまり思い詰めている風には感じなかった。

 それで大分ほっとしたが、
 鈴掛に『神頼みしてでも欲しいもの』がある、
 いや、あったというのは初耳だった。

 そのことに少し興味が湧いてしまって、
 けれど大切なことのようにも思って。
 言えないと断られる可能性の怖さと、
 興味とを天秤にかけ]


  あのさ、もし言う気になったらでいいんだけど……

  『神頼みしてでも欲しいもの』って、
  例えばどういうものなんだ?

  オレ、そういうの考えても
  いまいち出てこなかったんだよな……。
  

[思い切って問いかけてみることにした。
 無理やり聞き出す気は無いと前置きをして]**
(295) 2022/10/19(Wed) 23:40:15

【人】 帰宅部 津崎絵音


[ 世界や皆が嫌いなんじゃない。
  自分が嫌いだから、耐えられなくて消えたかった。

  だから、誰かの希望は応援したい。
  自分が見る事ができない未来が、明るいものだといいと思える。

  千葉は>>270
  少し目つきが鋭いけどごく普通の奴で、話していて楽しくて。
  真っ直ぐな志と思い遣りを持っていて。
  それだけでもさ、充分なんだけど。

  ────文化祭の時、
  視線は自分には出来なくなった指の動きに集中していたけど
  耳が聴いていた低音は、メンバーの奏でる音を支えるようで
  頼もしくて、かっこよくて。印象に残っていた。

  伝えるでもなくただ労っただけの自分に向けられた表情
  直向きに語られた未来への思い、
  憎しみを抱くこともなく、純粋に尊ぶべきものと思えた。

  お前はずっと優しかったし、
  オレはお前が思ってるよりずっとお前のこと好きだよ。

  男同士でそんな言葉使うなと無関係な誰かに言われたら
  好意を性愛だけのものとしてくれるなと返したい。  
(296) 2022/10/19(Wed) 23:46:23

【人】 大木慎之介

─ 休み時間・天ヶ瀬 ─

[午前中のどこかの休み時間、ふと通知に気づいた。
 開いてみると天ヶ瀬からで、送信時刻は授業中。

 授業聞けよ天ヶ瀬……と苦笑は浮かんだが、
 言わずにおくことにして、手短に返信を送った。

 大木はあまり先輩風を吹かせるのが好きではない。
 意識できたときは避けている
 ……つもりである、少なくとも本人は。
 本当にそれが実現できているかは別の問題である]**
(297) 2022/10/19(Wed) 23:46:28

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 質問にはすぐに返されない。言葉に詰まったようだった。>>272
 
  本当は分かってるんだよ。
  沢山言葉を尽くしてくれて、息を切らして来てくれる
  そんな温かい人間の千葉郁也が
  自分の中身に空洞を作り生きる選択に、
  思うことが何も無いわけないんだ。

  寄った眉間の皺の奥の頭の中で、何を思っていたのか。>>271
  分かるようで分からないけれど、
  そーいうの全部認識しながら無視して、
  自分の都合をまた押し付けて、頷かせようとしたのかも。

  オレって千葉相手にも酷い奴なんだなぁ。
  これは死後地獄行き確定か。
  消滅すれば逃れられたというのに。 ]
(298) 2022/10/19(Wed) 23:47:37

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ だからやり返されないといけなかったのかもな、って。

  実のところ最初の踏み込みとなった短い問いだけで>>273
  肩を跳ねさせ表情を変え硬直したオレの思考は停止し、
  冷静に思うことも出来なかったのだけど。 ]

ぁ……

[ 無意味な音だけが漏れる。それは話を止めるに至らない。
  維持してくれていた心地良い距離感が、変わる。
  段々身体が震えていく、止められない。

  友人のように悪意無く、
  それでいて浅慮に告げられることはない。
  こうなってしまっても千葉は千葉。

  だからこそ苦しくなる。
  一度語る肯定に続いた、「でも、好きなら」

 それが的外れでは無いからこそ突き刺さる。
 ]
(299) 2022/10/19(Wed) 23:48:29

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ そんな心が痛みに襲われているオレを余所に、
  
  千葉は最後まで一生懸命に寄り添うような言葉を紡ぎ、
  相手の選択そのものは否定せずに思いを伝えた。>>274

  二日前拒まれ怯んだ身だから分かる。
  誰にでも出来ることじゃないだろ、これ。

  ああでも、だからこそ思ってしまう。
  なんでこんなにオレと千葉は違うんだろうって、
  オレみたいなのが千葉が語るみたいに
  なれるわけないじゃん、って。

  いつの間にか握り込んでいた両拳。
  右のほうが痛くて仕方ないのに、力がうまく抜けなくて
  なんだか呼吸が浅く早くなってきて、
  自分がどんどん冷静じゃなくなってきてるのが分かるのに

  抑えられなかったオレは──── ]
(300) 2022/10/19(Wed) 23:48:50

【人】 帰宅部 津崎絵音


何も知らないくせに勝手なことを言うなよ!

手を治したって、二年もブランクがあるんだぞ!
昔みたいに弾けるようになるなんて限らないだろ!

あの頃みたいになれなくて結局折れたら、
他の原因で怪我したり病気になってまた弾けなくなったら、
二度も同じ目に遭わされたら、
また周りに失望されて見捨てられて哀れまれたら!

そういうことにずっとずっと怯えながら
これからも一人で生きていけって言うのかよ!
今でも全部忘れられなくて、ろくに眠れないのに!


[ もしかしたら、
  一生懸命になってる千葉より聞き手のほうが
  言ってることが分かったのかもしれないから。

  最初は激情を乗せ責めるようだった怒鳴り声は、
  感情的になっても自分が間違っているとを忘れられなくて
  最後には泣き叫ぶみたいな情けなさに変わっていた。 ]
(301) 2022/10/19(Wed) 23:49:15

【人】 帰宅部 津崎絵音



……っ
ごめん、本当にごめん

[ 全て自ら吐き出しきってしまった後に我に返り
  惨めさに頭を抱えて俯いた。

  昨日の後悔の上を行く言葉を浴びせ、醜態を晒し
  こんなことの為に呼んだわけじゃないのに。
  ピアノに触れ希望を語られると、どうしても。 ]

違う、違うんだ。千葉は悪くない

知らないのはオレが喋らないからだし、
多分正しいことを言ってるってことは分かるんだ、でも……

[ ただ、それに耐えられる精神状態じゃないだけで。
  オレは千葉よりずっと弱いだけで。

  ああ、どうしてこんな風にしか接せなくなったんだろう。* ]
(302) 2022/10/19(Wed) 23:50:35

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 2day・放課後:調理室 ──
 
 
 秋緒ちゃんにはちゃんと伝えたんだっけ。
 今日の料理部は、お休み。
 
 だけど、誰もいない調理室で
 僕は普段通り お菓子作りの準備を始める。
 
 
(303) 2022/10/19(Wed) 23:54:44

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 今日はカヌレを作ろうと思って。
 カヌレに罪はないんだけど、僕のトラウマのひとつ。
 
 だから、今日はトラウマを克服しに来た。
 
 
 混ぜ合わせた生地を型に流し込み、
 オーブンで60分。簡単だね。
 焼きあがれば、
 チョコペンやスイーツでデコレーション。はい、完成。
 
 大皿にうつし、飲み物を用意する。
 あの時と同じようなシチュエーションで。
 
 
(304) 2022/10/19(Wed) 23:54:47

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 中学の時、ある事がキッカケで僕は嫌われていた。
 僕はどちらかといえば、おとなしめの性格で。
 
 当時も料理部に所属していたけれど、
 嫌われだしてからは
 同じ班になってくれる人が誰もいなくて。
 周囲が楽しそうに談笑している中、
 いつもひとりで作っていた。
 
 それでも頑張って作ってたよ。
 美味しいお菓子が出来れば、
 こっちを向いて笑ってくれるんじゃないかと思って。
 
 だけど、僕のお皿だけは
 ひとつも減らないお菓子が いつも最後まで残ってた。

 
 
(305) 2022/10/19(Wed) 23:54:50

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 ある日、料理部でカヌレを作った。
 その日も僕はひとりで作り上げ、
 各班のお皿に並べて置いたけど
 他の皿が歓談と共にどんどん空になっていくなか
 僕の皿だけは誰も手をつけてくれるコトはなかった。
 
 僕は諦めて、お菓子を置いたまま
 焼却炉へゴミ出しをする為、調理室を出て行ったんだ。

 
 
(306) 2022/10/19(Wed) 23:54:53

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 調理室へ戻る途中、帰っていく部員たちとすれ違った。
 どうせまた無視されたままだろうと思ったけど、
 意外にも僕へ声を掛けてきた。

 
 『 天ヶ瀬くんのカヌレ美味しかったよー 』
 
 『 え、ああ そうそう
   美味し過ぎて ウチラ全部たべちゃったー 』
 
 
 僕は「 あ、ありがとう 」と声を絞り出し、
 はしゃぎながら通り過ぎていく部員たちを尻目に
 調理室へと戻ってきた。

 
 
(307) 2022/10/19(Wed) 23:54:55

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 少し、笑みを零していたかもしれない。
 テーブルには僕の皿だけが残っていて、
 カヌレは全部無くなっていた。
 
 だけど、皿を洗おうと流し台へ向かった時
 笑みは消え、僕の表情は凍りついた。
 

      さきほど空にしたはずのゴミ箱の中。
      僕のカヌレはすべて捨てられていた。

 
 
(308) 2022/10/19(Wed) 23:54:58

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  ───── 次の日から、僕は通学しなくなった。

 
 
(309) 2022/10/19(Wed) 23:55:01

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 そんな僕が、どうして高校で
 また料理部に入っているかというと ────

 バスケ部への入部を決めた後に
 1度だけ、と料理部の体験入部に参加した。
 もう料理部に入るつもりはなかったけど
 母の影響でお菓子作り自体は好きだったから。
 
 だけど、その時の部員たちが
 僕のお菓子を幸せそうに食べてくれたんだ。
 美味しい、美味しい、って。
 
 僕は、気付かないうちに ぽろぽろ涙を零してた。
 そして、料理部にも入部届を出した。

 
 
(310) 2022/10/19(Wed) 23:55:03

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 焼きあがったカヌレをひとつまみした。
 
 中学の時の部員たちと、ゴミ箱に捨てられたカヌレが
 交互にフラッシュバックする。
 視界が滲んで、吐き気がする ────
 
 だけど、摘んだひとつだけ
 意を決して口に含み、水で流し込む。
 
 
     トラウマが消えてくれるのは、まだ先か
     それとも永遠に残ったままなのか
     それは、分からないけど。

            
でもいつか ────
**
 
 
(311) 2022/10/19(Wed) 23:55:06
大木慎之介は、メモを貼った。
(a41) 2022/10/19(Wed) 23:57:23

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 吐き出したのは自分の中にあった全て。

  だから、何も求めてないつもりだったオレも
  望んで独りで抱えていたくせに、それが辛くて。
  それぞれの形で呼びかけようとしてきた二人に、
  せめてどこかで覚えていてもらいたくなっていたのかもしれない。

  不思議なものだ。それが嫌で仕方なかったのに。


  だとしたらまあ、
  よくもこの期に及んで他人に責任を押し付けられたものだ。
  皆が言うから?一体皆の何のつもりなんだか。
  友人以下と昔親しかった先輩だろうが。


  散々に自分勝手に振る舞った人間が、
  誰かの為だけで自分の願いを諦めるわけもなかった。* ]
(312) 2022/10/19(Wed) 23:58:52

【人】 白瀬 秋緒

― 二日目・昼・小鳥遊と ―

[ 対価 あるいは代償
 その可能性があることを、己はまだ知らない
 願いが叶えば、その後のことはどうでも良かったし、考えなくて済む話のはずだった
 今更考えたところで、辿り着けるかは微妙だが

 と、いうわけで、己は小鳥遊の心の内など知らず、少しばかり思考に耽っていた>>212 ]
 
(313) 2022/10/20(Thu) 0:03:56

【人】 白瀬 秋緒

 

  いえ……別に、大丈夫なんで


[ 気まずそうに謝る相手に、特に表情を変えずに応える>>214
 名前も知らなかった相手に知られていたことが少々驚いただけで、
 己が口に出したのだから、聞いていること自体は特に問題はない
 ……あれは、たぶん半分は、誰かに聞いてほしくて声にしたのだから ]


  …………………なるほど


[ 返されたただの相槌と、続けられた標語みたいな言葉>>215
 ……使わないという発想が、そもそもなかったな……と
 もう一度同じ言葉を言ってしまった

 何気ないような、軽い口調、に己は聞こえた
 悩んでいる、の言葉
 だけど、それを安易に聞く気にはなれない ]
 
(314) 2022/10/20(Thu) 0:04:50

【人】 白瀬 秋緒


[ が。 ]


  ええ………………………


[ 徐ろにおしるこ缶に口を付けた小鳥遊が、叫んで笑うものだから、ちょっと引いてしまった>>216
 なんなんだこの人……という怪訝そうな目で見つめる ]


  …………嫌いではないです


[ おしるこ缶を飲んだことがなかったらしい小鳥遊に、そうですか……と返し
 好きかと問われれば少し間を置いて返した
 特別好きかと言われれば、そうでもない
 でも別に嫌いではないから、お金を対価にするくらいにはする
 何故それにしたのかと問われれば、そういう気分だったというだけ
 おしるこ缶にまた、口を付ける ]
 
(315) 2022/10/20(Thu) 0:05:38

【人】 白瀬 秋緒

 

  ん゛!?



[ しかし――何気ないトーンで唐突に飛んできた質問には、不意をつかれてしまった
 ちょっと噎せた
 さっきの妙なムーブで油断したちくしょう

 はあ、と息を整えて ]


  ………き、 …………嫌い、です


[ 何時ものようにはっきりと、不機嫌含ませて言えなかったのは、
 噎せたからということにしておきたい
 ……それほどに、情けない言い方をしてしまった
 ずっとずっと考えていること
 そこには姉のことも、含まれていたから
 今、そこを突かれると、弱い
* ]
 
(316) 2022/10/20(Thu) 0:07:15

【人】 金海 叶冬



[ ふ、と浮かんだのは幼なじみのことでした。


  今朝、何かあったのでしょうか?
  その背中を思い出すけれど
  顔はどんな顔をしてたかは、見えませんでした。 ]


  せなちゃん、
  

  [ ―――通知。>>2:449


  お誘いがせなちゃんから、
  来るとは思っていませんでした。

  幽霊のはなしを最初に聞いたときと
  逆になりましたね。 ] 

 
(317) 2022/10/20(Thu) 0:12:05

【人】 金海 叶冬




 ―――。



 [ 再びふれる、スマホ。


  夜分に押していいはずのないボタン通話
を押そうとして
  メッセージに戻します。


  こえは、いろんなことを伝えてしまうから。 ]

 
  
(318) 2022/10/20(Thu) 0:24:43

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

── 2d放課後 槙ちゃん ──

[苛立ちというより、やるせなさに近かった。
 だから、苛立ちに聞こえてしまったならそれは
 ただの八つ当たり。>>159

 いけないね、
 いけないよ。

 なのに君は、甘やかす。
 俺は君の大きな掌を、頭で受け止めた。>>160
 なんだかちょっと悔しくなって、

 槙ちゃんってさ、
 結構損するタイプでしょ、

 って、ささやかな憎まれ口を叩いたんだ。*]
(319) 2022/10/20(Thu) 0:39:09

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 2d昼 with 白瀬さん ――

[ちょっと大分情緒不安定だったのは、
 認めよう。>>315
 悩みなんてなさそうに見えた?
 そんなわけないじゃん。

 俺これでも結構深刻よ?
 ……なんてね。]

 ごめんごめん。
 タイミング悪かったね。

[噎せる君に、謝罪を一つ。>>316
(320) 2022/10/20(Thu) 0:39:23

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 俺は、兄ちゃんのこと、好きだったよ。

[君の『嫌い』を否定しないように、
 俺は俺語りをしてしまう。

 好きだった・・・よ。
 
勿論今も好きだけどね。


 わざわざ過去形にされたそのワードに、
 君は何を思うだろうか。

 尋ねられれは多少は語ろうか。

 死んじゃったんだ、6年前に。
 大好きだったよ。
 本当に、大好きだったんだ。……って。]
(321) 2022/10/20(Thu) 0:39:40

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[俺の意図なんて、
 君にはきっとわからなかったろう。
 だって俺自身、よくわからない。

 ただ、多分……
 姉ちゃんともっと話してみたら?
 
言葉が届くうちにさ


 ……言いたかったとしたら、
 そんなことだったんだと思う。

 君に対するコメントとして、
 正しいかどうかは別として。*]
(322) 2022/10/20(Thu) 0:40:22

【人】 工藤 彩葉

 
―  一・二日目:天ヶ瀬くんと ―

[うん のうみそ  じゃなくて、


届いた文面に、いちいち心の中で
ツッコミ入れたりもしたけれど。

のうみその出来がどうこう以前に。
やって出来ないのとやらないで出来ないのじゃ
話は違うんですよ、天ヶ瀬くん。

というわけで提案したその後の話に
一応?やる気は見られたので。>>238]


 じゃあ、とりあえずこれとこれ。
 あとまだあったっけ…
 残りは今日の授業全部終わってから渡すね。

 次の授業の時までに返してくれればいいから、
 時間割の近い順から写していって。


[そう言って、足りない分があればその日、
帰りのSHRの前に渡すことになっただろう。]
 
(323) 2022/10/20(Thu) 0:41:55

【人】 工藤 彩葉

 
[こんな時だし、授業に出てるだけ
真面目な方なのかもしれないけど。

危なっかしい願いをする気はないって、
書かれてたのを素直に受け取ったから。

それなら、明日の明日、もっと先も困らないよう
ちゃんとしておくのだって大事でしょ?そう思い。


そうです、だからこれらは、
いたって真面目なやり取りですとも。>>237

ここまでのメッセージにも、
軽くだったり真面目にだったり
あれこれ返信してたはず。
のうみそにも多分返しました
のうみそのスタンプとか]

 
(324) 2022/10/20(Thu) 0:41:58

【人】 工藤 彩葉

 
― 二日目・お昼:天ヶ瀬くんと ―

[そんな感じで、多分授業に身が入っていなくて
休み時間も席を外しがちだった天ヶ瀬くんだから。

昼休み、私がとぼとぼ出て行くのまで
気にかけてくれたら少し驚いたけど。>>239
事情を話して、興味を持ってくれたんだったら
ありがたくお願いしてしまおう。

お弁当持って、なかったら購買で何か買って。
お礼は飲み物一本、私のおごりね。それと]


 天ヶ瀬くん、何かかけたい曲ある?


[ゲストには、そんな権利があってもいいんじゃない?
ユメリンでも何でもどんと来いだよ。
※曲数に制限はもちろんあります

今日、私がかけようと思ってた曲は>>1:517
明日に回すことにしたから。>>254


さて、その日は、
ゲストによる曲解説が長くなりすぎて
いつもよりおたより読めなかったりしましたか?
そんな日があってもいいよね、多分。]
 
(325) 2022/10/20(Thu) 0:42:14

【人】 工藤 彩葉

 
― 三日目:天ヶ瀬くんと ―

[なんだかんだと、
昨日も眠るのが遅くなってしまった。

遅刻しない程度の時間には起きられたけど、
見えたメッセージへは
一旦、既読をつけるしかできず。

なんだか、いつもと違う調子の
天ヶ瀬くんの全体メッセージには、
やっぱり少し驚いてしまったけど、

ここまでやり取りしたメッセージの中に
思い当たることがあったから。

朝のおはようは、教室で言ったと思う。
けどその後、私はまた授業中にメッセージを送った。]
 
(326) 2022/10/20(Thu) 0:42:20
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a42) 2022/10/20(Thu) 0:49:41

【人】 軽音部 千葉郁也

[俺が自分の希望なんだか津崎のためなんだか
よくわからないことを、整理もせずに話す間、
マスクもないからいつもより分かり易いはずの表情を
見ることはできなかった。

小さく呟かれた音も>>299、かき消すみたいに喋り続けて。
震える体も握り込んだ両手からも目を逸らして。>>300
見てしまったら俺は多分口を噤んでしまっていたから。

ちょうどいい距離保ってたから、
津崎が俺と居るのを苦ではないと
思っていたんだろうって今ならわかる。
消えたくなるようなトラウマを俺が知らないから、
深入りしないから。

だから保健室に篭った後も、
俺より仲良いだろう他の奴に
教えなかった所在を教えてくれたんだろうってことも。
今こうして、重大な決断する場で
呼び出したんだろうってことも。

教室以外で会うこともなくて
友達って言えるほど仲良くないにしても、
津崎が俺のこと憎からずと思ってくれてるだろうことは
わかってるよ。>>296

だからこそ、踏み込んだら
お前は俺を嫌いになるかもしれないことも。]
(327) 2022/10/20(Thu) 1:09:54

【人】 軽音部 千葉郁也

[ほとんど慟哭に近い怒鳴り声が響いて、
わかりやすく地雷踏んだことを改めて自覚する。>>301

不思議なことに、この時ばかりは
驚いて肩を揺らしもしなかった。
どっかでこうなるだろうってわかってたのかもしれない。

口を挟むことはできないまま、
顰めたままの顔で津崎を見ているしかできなかった。

何も知らない俺が考えつくような願い、
とっくに本人は考えていて当たり前だ。

それを却下して選んだのが
この世から消えることなんだから、
消えることより苦しい選択なんだろうって。

ちょっと想像すりゃわかる話だったのに。]
(328) 2022/10/20(Thu) 1:11:06

【人】 軽音部 千葉郁也

[力ない謝罪と共に“千葉は悪くない“と告げる>>302
津崎を見つめても、
最悪に津崎を傷付ける言葉を吐いた俺の口からは
謝罪の言葉は出てこなかった。]

 確かに俺はお前のこと何も知らねぇし、
 お前が弾けなくなったことで
 どんな思いしてきたかもわかんねぇよ。

[でも想像くらいはできる。
俺の指が動かなくなったら、
もうベースが弾けなくなったら。
想像するだけで死にたくなるくらいなんだから、
津崎はそんな苦しみをずっと抱えてたと思うと
消えたいと願った気持ちだってわかる。

でも、だからこそ、
諦めて欲しくないって思う俺は独善が過ぎるんだろう。]
(329) 2022/10/20(Thu) 1:12:34

【人】 軽音部 千葉郁也


 ……好きだったら前みたいに弾けなかったらなんて
 考える前にやればいいだろ。
 弾けないから消えるなんて思えるくらい
 好きなんだったら、
 また弾けるチャンスが出来たんなら、
 それに縋ったっていいはずだろ。

[わかってるよ、勝手なこと言ってるって。
こんなこと言ってもお前を傷つけるだけだって。
もう充分傷ついてんのにな。]

 起こるかわかんねぇことに怯えて
 生きる暇あったらブランク取り戻すまで弾けよ!
 したらそんなこと考えてる余裕なんてないだろうがよ。

[津崎の頭を抱えてる右手に手を伸ばす。
振り払われるかもしれないけど、
今更そんなこと怯えねぇよ。
自分のより余程繊細そうなこの指が、
また鍵盤の上で動けば良いのにと
思う人はきっとたくさんいて。
少なくとも俺はそれを勝手に願うけど。

でもそれを一番願ってるのはお前なんじゃないのかよ。]
(330) 2022/10/20(Thu) 1:17:56

【人】 軽音部 千葉郁也


 何の保証にもならないだろうけど、
 もし万が一またそんなことになっても
 俺はお前に失望もしないし哀れみも向けねぇよ。
 
 津崎がどんな津崎であっても“今まで“があるんだから
 それは変わらんだろうし、
 仲良くだってできるんじゃねぇの。

[その今までには“トラウマ抱えた津崎“でもあって、
“優秀なピアニストの津崎“も入ってるんだろうから。

嫌われてもいいと思って、
もう嫌われてんだろうけど、
勝手な願い押し付けるようなことを言う癖、
今更最初の質問に答えたって 
もう意味ないかもしれないのにな。>>236]*
(331) 2022/10/20(Thu) 1:20:49

【人】 白瀬 秋緒

― Last day ―

[ あの夜から三日目
 つまり……今日が願いの期限ということ
 願いについて頭を悩ませる最終日、ということだ

 己は、昨日も調理室には行っていない
 調理部は休みだと聞いていたから、素直に受け取っていた

 結局、工藤にも未早にも、相談は出来ていなかったはず
 己ははっきりとした解決策を見つけられないまま、
 彼に、己の生殺与奪の権を預けた
 ……彼への“お願い”の対価にしてしまった以上、
 むしろ、己が生きる覚えていられる方へ傾く方が良いとさえ思う

 つまり、そう、
 これからも生き続けることに、向き合わなければいけない

 “希望”を見たことは本当だけれど
 彼のため、という部分があるのも確か
 拠り所があるのならば生きられはするかもしれないが、
 それにはもう少し、“何か”が欲しい

 でも――分からない
 “誰”に“何”を求めているのか
 己自身でもはっきり分かっていないことが……解ってしまった ]
 
(332) 2022/10/20(Thu) 1:36:17

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 三日間は短いのに、残り一日は更に短い
 願いの権利を使わないという選択肢もある、ということを知った>>314
 けれど、どうせ降って湧いた“チャンス”なら、
 最後まで、上手く使える方法を探して、縋りたい
 やってダメならば、その時初めて、己は、使わない勇気を出せるのだろうなと思う ]
 
(333) 2022/10/20(Thu) 1:37:07

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 相変わらず、目覚めは良くない
 というか……今日に関しては、いつの間に眠りに落ちていたのか、記憶がない
 手の中のスマホに返信はなかった、けど、
 全体メッセージ宛の“誤爆”の方は見えた ]


  …………………


[ 常とは違う文面の天ヶ瀬からのメッセージ
 その全てに同意出来る訳ではない
 生を諦めるのは、破滅ではなく、救いなのではないかと思ってしまうから

 ……とはいえ
 中段の文は、己が正に昨日絵音に思っていたことだ
 己がそちら側に回っている以上、
 もしも己が
何かしらの
“破滅”を選ぶならば、
 他者にそう思わせない方がいい、ということは腑に落ちた ]
 
(334) 2022/10/20(Thu) 1:37:44

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……………分かりましたよ、青葉先輩


[ 苦笑して、呟いた
 そうだな、今日は調理室に行っても良いのかもしれない、と考える
 何も考えが進まずとも、あの居心地の良い場所で得られるものは、きっとある
 仮に調理室に行けずとも、天ヶ瀬はどこでも来て良いと、そう言ったのだから
 そこは、恐れることはない……と、思う

 昨日のメッセージには「ありがとうございます」と返したけれど、
 今日の全体宛のメッセージには、やっぱり何も返さないまま
 今日も両親にも、姉にも顔を合わせず学校へ行こうと、ベッドから出た ]
 
(335) 2022/10/20(Thu) 1:38:18

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ――不意に、自室の扉を叩く音がした
 両親も姉も、態々こんな時間に自室にやってくる人間でない
 どうして、と、反射的に身構える ]


  「秋緒」


[ 名前を呼ばれて固まる
 姉の声だった
 「起きてるんでしょ」と言われて、またどうしようもなく苦々しい思いが湧く
 姉は、己が今日も、誰にも言わずに朝早く家を出ることを既に見透かされている
 本当に、そういうところが、どうしても、惨めになる
 あの夜に言ったことを、謝るつもりはない>>1:352
 だけど、……だけど ]
 
(336) 2022/10/20(Thu) 1:38:55

【人】 白瀬 秋緒

 

  ………………


[ 自室の扉を開けた
 姉は相変わらずの心配そうな表情をしていたけれど、
 ――少々驚いたのは、その顔に、どこか不機嫌さが滲んでいるような気がしたからだ ]


  「秋緒。何かあったんでしょ?」
  「何があったのかは分からないけど……私に、話せない?」


[ 常とは違う声だった
 こちらを睨んでいるようにも見える視線
 姉のこんな表情を見たのは……少なくとも記憶にはない
 ――こいつ、あたしにそんな表情するんだ、と、どこか他人事のように思った ]
 
(337) 2022/10/20(Thu) 1:39:32

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 過ぎったのは、昨日の大木との会話だ
 こいつもあたしを、「嫌い」って思うこと、あったのかもしれないな、と
 少なくとも今、
 苛立ちを覚えつつも、あたしに向き合おうとしてるんだろう

 それから、小鳥遊との会話も過る
 自室の扉を開けたのは、それがあったからだ
 姉と一度話すべきなのかもしれない、と ]
 
(338) 2022/10/20(Thu) 1:40:02

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……チッ、と舌打ちが出た
 最早癖みたいなものだ ]


  ………………………ごめん


[ だけど――久しぶりに、姉の言葉に、答えらしい答えを返した>>1:348 ]


  ……後に、して


[ 後とは、何時だろう
 放課後? 今夜? それとも明日?
 それは願う前? 願った後?

 だけど、拒絶しなかったこと、
 忘れさせる逃げ道を残したまま、明日、と、逃げなかった事が、
 今のあたしの、最大限の譲歩だと思ってほしい ]
 
(339) 2022/10/20(Thu) 1:41:31

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 大木の、小鳥遊の、天ヶ瀬の言葉が過ぎっていく
 確かに、あたしの中で何かは変わっている
 けれど――こいつにだけは、まだ、向き合う勇気はない

 だから、許して
 ]
 
(340) 2022/10/20(Thu) 1:41:54

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 自室の扉を閉める
 姉が去っていく音がする

 手早く準備をして、
 もしかしたら誰も居ないかもしれない時間に、学校へと向かった

 もしかしたら、門も空いてないかもしれない
 その時はきっと、学校近くのどこかを、彷徨っている
* ]
 
(341) 2022/10/20(Thu) 1:42:19

【人】 鈴掛 未早


[ わあ直球。でもそういうやつだって知ってるし、
 嫌に思うということはなかった。
 話したくないって言えば引き下がってくれるって
 わかって……というか、信用しているし。>>295

 昔のことなんて、話す機会はそうそうない。
 自分から口にすることをまずしないから。
 まあ昔を知ってる存在はすぐ近くにいるんだけど
 怪物は私の事情を全ては知らない。
 まして私の絶望なんて、なおのこと。

 でも、まあ、いいや
 だってもう、全部過去の話だし … と、思う。 ]
 
(342) 2022/10/20(Thu) 1:43:42

【人】 鈴掛 未早



  ―― 
特別な才能が欲しい。


  って、ずっと思ってた

 
(343) 2022/10/20(Thu) 1:44:30

【人】 鈴掛 未早



  ピアノ。やってたのはさすがに知ってるでしょ
  習うのはもうずっと前に辞めたんだけど

  音楽ってさ、
  同じ条件で、同じ楽器で、同じ曲を弾いても、
  なんでか全く同じにはならなくて

  コンクールの枠なんて限られてるのに
  毎回のように入賞する怪物がさ、いるんだよね


[ 夏実もまあ「持ってた」と思うけど、
 思い浮かべたのはあの日そこにいた誰かさんのこと
 ずっとずっと雲の上にある、憧れた音。 ]

 
(344) 2022/10/20(Thu) 1:45:18

【人】 鈴掛 未早



  ミスなく弾けるだけじゃ足りなくて、
  あんな音を奏でたいって思っても、
  自分で弾くとどうしてもなんか違う

  物心ついた頃からやってたけど、
  なんか、続けるほどに、思い知るわけ

  あ、私、持ってないんだ って


[ だから辞めよう、とは思えなかった。
 音楽も、弾くことも、ピアノを習う時間も
 私は好きで、それでも手放したくなくて ]
 
(345) 2022/10/20(Thu) 1:45:48

【人】 鈴掛 未早



  努力だけじゃ報われない。
  好きだけじゃ続けられない。

  でも、それでも辞めたくはなくて

  人の心を惹き付けるような、
  特別な才能が欲しい―― って

  あの頃の私は、いつもそう思ってた


[ 懐かしいな、って、独り言ちて ]
 
(346) 2022/10/20(Thu) 1:46:36

【人】 鈴掛 未早



  でも、もう辞めたから。
  今更手に入ったって… って感じで

  才能があってもあの頃には戻れない。
  だからといってあの頃に戻れても、
  持ってない私じゃ、また同じ道を辿るだけ

  願い事、ひとつだけじゃ足りない。
  それなら願う意味もないなーって


  借り物の才能で脚光を浴びたところで
  納得できるかっていうとあれなんだけど

  …… でも、天性のセンスってやつは
  神頼みでもしないと手に入らないでしょ たぶん。


[ って、話す声はきっと淡々として聞こえるんだろう。
 いつもとそう変わらないように。見えてるだろうか。 ]
 
(347) 2022/10/20(Thu) 1:47:24

【人】 鈴掛 未早



  なんかもう、

  宝くじを当てたいとか、
  そういうのしか思いつかないな 今は


[ この話はまだ完全じゃない。
 わざと話さなかったことは、ある。
 そこに気付かれるか追及されるかは
 大木の鋭さ如何、って感じなんだけど。 **]
 
(348) 2022/10/20(Thu) 1:48:27
鈴掛 未早は、メモを貼った。
(a43) 2022/10/20(Thu) 1:49:30

天ヶ瀬 青葉は、メモを貼った。
(a44) 2022/10/20(Thu) 2:29:18

【人】 白瀬 秋緒

― 二日目・昼・小鳥遊と ―

[ 悩みがなさそうに、見えていた訳ではない
 言葉通り悩んでいるのだろうな、と、素直に受け取っていた
 深刻さまでは……量れない>>320
 軽い口調だから、少なくとも本人にとっては何でもない願いなのかもしれないし、
 あるいは逆に、あえて軽く言っているのかもしれない
 ……自分があの夜、グラウンドで言ったのと、同じように
 まー……本人の性格も、あるのかもしれないが ]
 
(349) 2022/10/20(Thu) 2:30:06

【人】 白瀬 秋緒

 
[ そんな小鳥遊から返ってきたのは、
 少し予想外の言葉だった
 己に姉がいるように、この人にも兄がいるらしい>>321
 きょうだいの形は様々だから、兄が好きだったらしい小鳥遊のことを、こちらも否定するつもりはない
 故に、そのまま「嫌い」を受け止めてくれたことは、多少なりとも嬉しかった ]


  好き、だった……?


[ その過去形を聞いた時、最初に思ったのは、
 己と照らし合わせての、“今は”不仲なのだろうかという思い  
 踏み込もうと、はっきり思った訳ではない
 けれどどうしても、語尾が上がって疑問符がついた言葉になってしまった
 
 語ってもらえたのは、小鳥遊の兄が……もういないということ
 「大好きだった」と繰り返す彼は、どんな声だっただろうか、どんな表情だっただろうか

 小鳥遊にそういう事情があったなら、
 己の願いを聞いた時、色々思うことがあっただろうな、と思う
 きょうだいの形は様々だから
 己が姉に居なくなってほしいと思っている事、それを口にした事を、申し訳なくは思わないけれど ]
 
(350) 2022/10/20(Thu) 2:31:19

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……そう、ですか


[ 素っ気なく聞こえたなら、それについては申し訳ない
 だけど、先程、なるほどと呟いた時と同じような神妙さに、
 何か考えていることは伝わるかもしれない

 小鳥遊が何を考えてそれを言ったのかは、分からなかった>>322
 けれど、下のきょうだい同士のシンパシーだろうか、
 否、それとも、この人も道を示してくれる“先輩”であったからだろうか
 「姉と向き合う」ということを直視して、
 選択肢として浮かんだのは、確か
 同じ思いには、辿り着いていた ]
 
(351) 2022/10/20(Thu) 2:31:55

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……もしかしたらこれで“最後”なのかもしれないから
 最後に話をしておくべきなのかも、しれない ]

 
(352) 2022/10/20(Thu) 2:32:30

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……お話
  聞かせてもらってありがとうございました

  小鳥遊先輩も……沢山悩んで、答えが出せると良いですね


[ 言葉を交わすのは、ほとんど初めての相手
 その相手に、簡単に語る話ではないと思ったから
 だけど、知らない相手だからこそ、話せることもあるのかもしれないし、>>2:430
 己は、知らないからこそ、話せて良かったと思う

 最後に、無責任に祈りを渡す
 小鳥遊の願いは全く分からないから、
 逆に、無責任に、言えたのかもしれないが* ]
 
(353) 2022/10/20(Thu) 2:33:25

【人】 白瀬 秋緒

― 三日目 ―

[ 朝、秋月には会えただろうか
 捕まらなかったならば、朝でなくても良い
 もし一日会うことが出来なければ諦めよう

 午前中の授業は……己は、出席出来たのだろうか
 正直なところ、授業どころではないから、
 敷地内のどこかでぼんやりしていたかもしれない

 願いを叶える刻限が迫る
 時間が減っていくことは、どうにもならない
 それから、考えるのは絵音のこと
 相変わらず返信はない
 だけど――まだ彼の事を覚えている、から
 それだけが寄る辺だった ]
 
(354) 2022/10/20(Thu) 2:56:51

【人】 白瀬 秋緒

 
[ それは、昼休みが始まって、わりとすぐの事だった
 メッセージアプリが通知を鳴らす

 差出人の名前を見て、一瞬、怯んだ
 だけど、賭けの結果を確認しなければいけないのだと
 すぐに、それを開く
 
 何より、
 何より、返事をもらえたことが、嬉しかった ]
 
(355) 2022/10/20(Thu) 2:57:41

【人】 金海 叶冬



 [ 翌朝、ボクは目を覚まします。
  普通に学校へゆくよりも随分早い時間。


  熱はありませんでした。
  身体は今のところ、ちゃんと動くみたいです。


  何日かぶりにHRから出る!と意気込み
  ジャージに袖を通し。 ]



  今日は一緒にいこうね。



 [ 鞄についているユメリンとは
   似ても似つかない塊。
   天ヶ瀬くんのユメリンの、まねごとです。
   とうてい見せられたものではないような。
  
   けれど今日はね、
   天ヶ瀬くんに見てもらえたら、
   ボクのユメリンも夢の向こうへ行ける
  
   そんな気が、して。]
   
(356) 2022/10/20(Thu) 2:58:56

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 沢山考えることがあったということは、
 恐らく……恐らく、己以外の誰かや何かも、絵音の心を波立たせたのではないかと、推測は出来た
 それがどうか――絵音を変えられることを、祈る ]
 
(357) 2022/10/20(Thu) 2:59:04

【人】 金海 叶冬




[ ――通知。
  それは少し静かになっていた、
  グループのほうからでした。 ]

 
(358) 2022/10/20(Thu) 2:59:57

【人】 白瀬 秋緒

 
[ メッセージが届いたのは、もしかしたら、絵音が千葉との話を始めた後だったかもしれない
 何が起こっているか、知らないまま
 アヴェ・マリアの旋律を、思い出していた ]
 
(359) 2022/10/20(Thu) 3:00:03

【人】 白瀬 秋緒

 
[ そのまま、暫く中庭でぼんやりとしていたかもしれない
 もしかしたら、授業が始まっても、まだ** ]
 
(360) 2022/10/20(Thu) 3:00:18

【人】 金海 叶冬



[ 天ヶ瀬くんが誰かにおこっているようです。
  それが、間違いだと訂正されるのはすぐでしたが 


  いろんなコメントがあって、
  ボクはそれもひとつずつ、
  じ、と眺めていました。 ]

 
(361) 2022/10/20(Thu) 3:00:38

【人】 金海 叶冬

 
[ 見知らぬわけではない誰かの
  

  ボクの中にだって巣食って蠢く

  そんな悲しいねがいごと。


  もし皆の中からその人が消えてしまって
  ボクも皆から消えてしまったら

  消えてしまったボクたち同士
  それで友達になれたりしないですか?

  
  ……なんてボクは馬鹿げたことを考えて。

  
  ボクは願います。
  その誰かにも、幸せがあるといい。

  事情も、内容すらも、ボクが知ることはないけれど
  少なくとも天ヶ瀬くんには

  

  覚えていてほしかったのでしょうか。
  忘れる願いを 告げたことで。 ]
  


 
(362) 2022/10/20(Thu) 3:03:36
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a45) 2022/10/20(Thu) 3:04:41

【人】 帰宅部 津崎絵音


[ 何も見えないように頭を抱え、オレがまた逃げる前の千葉は
  驚くでも他の奴みたいに同情を浮かべるでもなく、
  顰めたままの顔でいた。>>328

  経験の無い反応の上、心が乱れきっていたから
  もう今度こそ駄目なのかもしれないって思った。
  こんなに手を尽くしても恩知らずに怒鳴り散らしてくる奴は
  嫌われて当然だろうな、と。

  ちょうどいい距離では自分を繕えていた。
  そのオレは多分、暇潰しの話し相手程度にはそう悪くもなく
  変に千葉を困らせるようなことも無かった筈。

  踏み込まれたくない、知られたくない
  その拒否感にはきっと、
  そうなれば自分を嫌いになるかもしれないこともあった。>>327

  プライドとは無関係の、個人の弱さ。 ]
(363) 2022/10/20(Thu) 3:09:32

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 酷いことを言われ自分は知るわけもなかった事情で否定されて、
  何も知らないことを認めた上で>>329
  それでもまだ、なんで
  まだ伝えることを諦めずにいられるの、見捨てないの。>>330

  消えることは考え直した上で新しい願いを受け入れてほしがった。
  なら分かったって言って黙って見送れば、
  死ぬことは止められて相手の言う通りにして
  全て解決とだって、出来るはずじゃん。 ]

でも、だってオレは……

[ 駄々を捏ねる子供みたいだね。
  どうにかして否定しようとしてしまう。
  でもろくに続きが出てこなくて割り込むのを諦めた。

  千葉の言葉の一つ一つに響き過ぎるくらいの力がある。
  自分の未来を降って湧いた機会になんて託そうとしてない
  その強さが表れている気がした。

  同じようにはなれない。
  でも、強さを見せつけられてるんじゃなく
  助けようとしてくれているんだ、と。
  漸く受け止められた気がする。
 ]
(364) 2022/10/20(Thu) 3:10:58

【人】 帰宅部 津崎絵音


[ 不意に右手に触れた感触に少し身を強張らせ、
  けれど抵抗はせずに恐る恐ると抱えを解き見上げた。

  いつもと逆だ。なんて少し日常じみた思考が戻って来る。

  オレは弱いから、千葉にはなれないから
  縋ってしまってもいいのかな。
  常にいっぱいでパンクしてバグを引き起こす頭は
  またピアノに触れ一生懸命になったら整理出来るのかな。
  ……消えたらよかったと後悔せずに生きられるかな。 ]


──千葉、

[ 距離を取ることを許してくれていた気遣いの千葉にとって
  こうやって否定されながらも呼びかけ続けるのは、
  あまり自己を肯定出来る行いではないのかもしれない。
  それでも、止めないでいてくれたのかもしれない。

  消滅へ希望を見出すことは普通の人間にとって間違いだと
  分かっていながら望んだオレには
  多分そういう言葉じゃないと響かない。 ]
(365) 2022/10/20(Thu) 3:11:19

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 不思議だな。
  何もかも吐き出し最悪の醜態を見せてしまった後でも
  落ち着いた今は、お前の側は息がしやすいや。 ]

……自分が言ったことの責任取れよな

卒業したらはいさよならなんて許さねぇぞ

[ なんて、千葉は昨日からその先の未来の話をしてくれていたのに
  オレがガキでしかない屁理屈と揚げ足取りで否定したのに。
  
  隠したがり逃げたがりは中々、冷静に素直になるのは難しく。
  未だ残る不安を今は秘めておこうと、
  態と憎まれ口を叩くような言い方で、果たした心変わりを示した。

  挑発する笑みでも浮かべられたらより良かったけど、
  まあ、意図した表情変化の不得意さはお互い様。 ]
(366) 2022/10/20(Thu) 3:11:43

【人】 帰宅部 津崎絵音



進路、一緒に悩もうか
……オレはまず三年に上がれるかなんだけどな

[ もし本当に元の道に戻れるなら
  そうでなくとも、千葉の道の応援をして
  乗れる相談があれば一緒に悩みたいと思う。

  多分サボってきた勉強よりは役立つよ。
  いいだろそれくらいの役目はオレにくれたって。

  いつも怯えていた、何も信じられなかった。
  未来にはまだ不安が残っているけど
  千葉が変わらないことは信じられるよ。 ]

じゃあ、行ってくる

[ 少しだけ目線をフェンスの向こう側にやり、
  また千葉を見た時、自然に笑っていた。

  着いてきてとか情けないしさ、
  自分で決めて自分で歩き出すところを見送ってほしい。* ]
(367) 2022/10/20(Thu) 3:12:07
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a46) 2022/10/20(Thu) 3:15:25

【人】 秋月壮真



[ 「 小学生の子らしいわよ
    傍に高校生の子もいたみたい。 」

        「 助けられなかったのかしら。 」
 


   「 貴方が近くにいながらどうして……! 」



 「 こんな小さい子が可哀想に。 」

      「 車道側にいたんですって。 」


  「 危ないってわかるだろうに。 」
 


    「 貴方のせいよ。 」
    「 お前のせいだ。 」
    「 きみのせいだ。 」



            あれは誰の言葉だった?  ]


 
(368) 2022/10/20(Thu) 3:16:01

【人】 秋月壮真



[ 学校の帰り道。
  小学生の弟の手を引いて
  公園でバスケをするつもりだった。

  弟と一緒にするバスケは楽しかった。
  どんどん上達して
  俺と同じ中学で、高校で
  バスケをすると楽しそうに話してくれた。

  青信号が点滅する。
  急ごうとした弟を俺が止めた。
  次の信号まで待とうと。


        

        

  その選択が 
 分岐点。  ]




 
(369) 2022/10/20(Thu) 3:16:15

【人】 秋月壮真



[ 横を見た瞬間
弟の体が飛んだ。

  投げ出された、体の形が歪んで
  声も出せないまま血が花火のように飛び散る。



  全てがスローモーションだった。
  音のない世界。
  宙に舞いゆっくり落ちていく弟の躰。



  何も聞こえなかった。
  全ては一瞬だったのだから。  ]



 
(370) 2022/10/20(Thu) 3:16:22

【人】 秋月壮真



[ 途切れそうな心臓の音。
  体が考えられなような方向に曲がって。

  それでも俺は弟を抱きしめた。

  途切れないで……
  消えないで……
  必死に祈る、けれど──……


  放心なんかしていられない
  通報を、救急車の手配を。

  止まっていられない。
  判断を鈍らせてはいけない。
  俺が動かなければ……俺が。 ]



     
誰が助けてくれるというんだ……

 

 
(371) 2022/10/20(Thu) 3:16:28

【人】 秋月壮真



[ 助けられなかったのは俺のせい
  俺の注意が足りなかった。

  
俺が車道側その場所に居れば
……居れたら。


  弟はもうバスケが出来ない体になった。
  そう医者が淡々と述べた。
  生きているだけで凄いことだと。


  歩けるかどうかもわからない。
  意識が回復するかもわからない……。  ]


 
(372) 2022/10/20(Thu) 3:16:32

【人】 秋月壮真



[ 弟の病室で何度も謝った
  外も中も傷ついてしまった弟
  コードに繋がれて……機械音が部屋に響く。

  父も母も疲労してしまっている
  俺は……。
  俺は弟に全部を渡すつもりだった。


  足が動かないのなら俺の足を
  目が見えないのなら俺の目を
  臓器が使えないなのならその代わりを
  血が足りないのなら俺の血を


  全部使ってくれ、俺が痛さを背負うはずだった
  心臓すら渡したって構わない

  弟が助かるのなら俺はなんだってやる。 ]


 
(373) 2022/10/20(Thu) 3:16:36

【人】 秋月壮真



[ 加害者は休み無しの過重労働での
  居眠り運転。
  世間は加害者に同情した。

  被害者に同情していた者も
  手のひらを返して叩き始める。


  「 小学生なのでしょう?飛び出したのでは? 」

     「被害者だからって同情を求めるな。」


  「 どうせ金でしょ? 」


       「 加害者の金搾り取る家族こえ〜!」



   違う、
違う!


   そんなこと……思ったことはない。
   ただ、日常を返して欲しかっただけだ。
   それだけなんだ……。 ]


 
(374) 2022/10/20(Thu) 3:17:24

【人】 秋月壮真



[ バスケットボールに触れられなくなった。
  弟がバスケの出来ない体になったと聞いた時から
  体が拒絶した。

  俺の記憶の弟と二人でしていた
  バスケの記憶が割れた。
  パラパラとガラスのように砕けて落ちて
  
破片が刺さる。



  どうにもならないんだ
  俺の力ではどうでも

  
だから願うことは───────……。
 ]


 
(375) 2022/10/20(Thu) 3:17:38

【人】 秋月壮真




         [ 誰も苦しまないで良い。

           俺のせいだから
           俺が全部背負うから。

           だから早く俺を
して。 ]**


 
(376) 2022/10/20(Thu) 3:17:48

【人】 金海 叶冬



 [ 少しだけ、考えて。
   ボクはスマホを手に握ります ]
(377) 2022/10/20(Thu) 3:28:32

【人】 秋月壮真




  ─ 回想:2day: 午後教室(健人) ─


[ 眠りの王子は荊の森
  触れれば手が切れ血が滲む。

  たとえ荊の森の中に君がいても

  俺は荊を掴んで君を奪いにいくよ。
  さて、俺は君の王子になれるかい?
  それとも従者かな、
姫……?


  言っておくけど
姫は冗談だからね。
 ]


 
(378) 2022/10/20(Thu) 3:50:23

【人】 秋月壮真



[ 夢の中まで俺の聲、届いてくれた?
  君に届いてくれた?

  それなら俺は呼び続けよう
  夢じゃないよ>>255
  夢でも聞いてくれてありがとう。

  俺の聲が君に届くことがとても嬉しい。
  でも聞こえてて起きないなんてね?

  君は俺より睡眠をとったって事だよね。
  いいけど、健康は大事だからね。

  ただ、あまり俺を放っておくと
  君に悪戯しちゃうかもよ。


  ん?言い訳シリーズかい?
  頬を伸ばすのがご褒美だとしたら
  是非とも伸ばしてほしいね。
  既にもちもちである
  俺の肌に触れるのなら、
どうぞ。
 ]


 
(379) 2022/10/20(Thu) 3:50:55

【人】 秋月壮真






[ メッセージの返信を見て
  消しゴムを人質ならぬ
  物の質にされてしまった。

  これからの授業に書き損じは許されないという
  プレッシャーがかかったのは言うまでもなく。 ]

 
(380) 2022/10/20(Thu) 3:51:44

【人】 秋月壮真



 ─ 回想:2day 放課後(健人) ─


  ……君がゆっくり寝れたのならいい
  でもノートは見せないからな
  

[ 見せないと言っても
  きっとお願いされれば渡してしまう訳で。
  寂しいと言ってわがままを
  言ってしまったことは
  少しばかり反省している。
1ミクロンくらい。


  手の中には消しゴムと飴>>261
  消しゴムさん、君の有難さはよくわかった。

  飴の味は俺のお気に入りのりんご味。
  ……君ってこういう
  さりげないことするよね>>261
  
ぶとうと二択?なんのことかな


  ポケットの中に入った俺の特別な物。
  また一つ増えたね。 ]

 
(381) 2022/10/20(Thu) 3:52:18

【人】 秋月壮真



[ 俺は手を伸ばすよ。
  君に追いつきたいんだ。
  伸ばした手で俺は君の手を掴めたかな>>3:260

  ゆっくり歩いていた足は次第に早くなって


  青汁美味しくなかったか。
やっぱり……

  今日も傘持ってきたのかい?
  りんごの飴もう一つ持ってる?
  君との話は楽しくて
  時間なんてすぐ過ぎる。

  早くなった足は次第に走って
  目的地を目指したね。 ]

 
(382) 2022/10/20(Thu) 3:52:32

【人】 秋月壮真



  
やっぱり二択だったじゃないか

  君も嘘はつけないのだな



  健人のこと考えた
  君なら何を願うか

  でも考えれば考えるほど
  知らない君が見えてきた
  君は隠すのが上手いな

  でも、俺は君がなんとなく
  ”兄”なのだろうなと思っていたよ



  そうか、決めたのか……君は


 
(383) 2022/10/20(Thu) 3:52:40

【人】 秋月壮真



[ 弟か妹か。
  いるのだろうなとは思っていた。
  一人っ子みたいに自由奔放で、
  でも面倒見が良い健人。


  でも俺がわかったのはこれだけだ。
  確かめてもいない言うならば
  同じ兄だからわかったこと。 ]

 
(384) 2022/10/20(Thu) 3:52:49

【人】 秋月壮真



[ 静かに頷いて
  繋がってる君の手に少し力を入れた。

  聞こえるのは波の音と
  君の声>>265

  最後、最後まで……聞いたよ。
  君の言葉。 ]

 
(385) 2022/10/20(Thu) 3:52:57

【人】 秋月壮真




  
さよなら
……
するわけないだろ



[ 健人の肩を掴んで引き寄せる。
  体同士が密着して
  抱きしめたことが君にもわかるはずだ。 ]


  もっと早くこうしていたら良かった
  今はもう君の顔を俺は隠せるよ

  情けない顔していいんだ
  俺に縋って……泣いてもいいよ

  俺は逃げないよ
  健人から、君の過去から
  

[ なんで話してくれなかったのか。
  そう思う心はきっとお互い様になる。 ]


 
(386) 2022/10/20(Thu) 3:53:13

【人】 秋月壮真



  教えてくれてありがとう
  俺に話すのも勇気が必要だったろ?

  人の命って重いんだ
  想像してる何十倍も
  自分の命の重さと全然違う


  君は抱えてた
  君の弟の分の命を一緒に

 
(387) 2022/10/20(Thu) 3:53:25

【人】 秋月壮真



  俺は、君が逃げる選択肢を
  選ぶとは思えないんだ
  でももし逃げる選択肢を選んでいたとしても

  君は疲れてしまったのだと

  俺は君を否定はしないよ


  幽霊の言葉に心は揺れた?
  逃げないで
  消えないで
  消さないで


  俺に君を頂戴
  君の罪ごと君を奪いたい

 
  過去を知ってもこの思いは変わらない

 
(388) 2022/10/20(Thu) 3:55:26

【人】 秋月壮真



  でも、そうだな……
  俺が提案しようと思ったのは

  君の願いの代償を
  俺に全部移してもらおうと思ったんだ

  君が不運を消したいのなら
  俺に移してくれていいし

  君が忘れたい、記憶を消したいのなら
  その消した記憶を俺に植え付けていい

  君が消えたいのなら
  俺も一緒に消えるよ

  俺は君に逃げるなって言いたくて……
  逃げても変わらないんだ現実って

  だから
俺を頼れって言いたかったんだ


  幽霊の願いみたいに
  なんでも叶えてはあげらる訳じゃないけれど


  半分くれただろ?君の寂しさ
  俺の半分も君の中にある

 
(389) 2022/10/20(Thu) 3:56:12

【人】 秋月壮真



[ 抱きしめていた力は変わらず
  君が顔を上げるなら
  俺は額同士を合わせて
  熱を交換しようか。 ]


  俺も健人に応えるよ
  このまま、聞いてくれるか?



  俺の願いは
  ”弟の怪我を全て俺に移してほしい”




 
(390) 2022/10/20(Thu) 3:56:53

【人】 秋月壮真



[ 事故のこと、守れなかったこと
       (>>368>>376
  君にゆっくり話していった。

  話すと君に重荷を渡してしまう気がして
  でも君は渡してくれたから
  俺も、恐れないよ。 ]

 
(391) 2022/10/20(Thu) 3:57:09

【人】 秋月壮真




  
 
 
…………。




[ 俺たちに結論は出せたかな。
  もしかしたらその前に
  日は落ちてしまったかもね。 ]

 
(392) 2022/10/20(Thu) 3:57:17

【人】 秋月壮真



  ……ねえ、健人
  今日は、今夜は君と一緒にいたい
         
離れたくないんだ



[ 明日は3日目。
  もしかしたら一緒にいられる最後の日。
  ずっと海を見ていようか
  寒ければ俺の上着を被せるよ。 
  それとも俺は君にお持ち帰りされたかな。


  俺は暖かいから
  心が、暖かくて躰に往き渡ってるみたい。

  君が帰りたいのなら
  「あと少しだけ……」と
  我が儘をプラスして。


  俺達は共に朝を迎えることが
  出来ただろうか。 ]**


 
(393) 2022/10/20(Thu) 3:57:53

【人】 軽音部 千葉郁也

[ただの暇つぶしの話し相手なら
こんな必死にならねぇんだけどな。>>363

勿論くだらない話だけしてるだけの仲でも楽しかった。

淡白な一言で告げられた演奏への労いが嬉しかったのも、
ステージ近くで熱心に観てくれている顔が見えたからで。

旧校舎探索の時も正直帰りたかったけど
津崎がいたから助かった部分が多かった。

俺の知られたくないこと気づかないでいてくれたのは
お互いにわざと開けてた距離のおかげかもしれないけど。

それに何より、津崎は俺を応援してくれると言ったから。
会員ナンバーのお約束のことは正直知らなかったんだけど、
それでも俺のファン1号はお前なんだと思ってるし。]
(394) 2022/10/20(Thu) 4:29:10

【人】 軽音部 千葉郁也

[津崎は自分の話をしないから
距離開けてた方が良いんだろうって
どっかで気づいていたのかもしれない。
そうしてたら多分好きでいてくれるのだろうなって
打算がなかったとは言えないから。

だけど、願いごとがおそらくもう会えないかのような
何かだと察してしまったら、
嫌われるかもしれないと踏み込まなかったことを後悔した。

でも津崎は俺を欠片でも思い出して、
思い直して呼んでくれたから。

受け入れてくれた勝手な呪詛を結局俺が否定して。

でも津崎が怒鳴った時、俺は少し嬉しかったんだ。
お前の本音が初めて聞けたから。
俺は何も知らなかったけど、そこまでの内心の叫びは
他の誰も聞いたことないんじゃないかと思ったし。

その叫びの裏にある、音楽が、ピアノが好きって
気持ちが見えたから自分の勝手を押し付け続けた。

反論か否定かは続けられずに飲み込まれたから>>364
俺が言ったことは的外れでもなかったんだと思っておくよ。]
(395) 2022/10/20(Thu) 4:31:10

【人】 軽音部 千葉郁也

[伸ばした手は振り払われることはなかったし、
閉ざしていた視界を開いてくれたから、
漸く息が出来る気がした。>>365]

 それはこっちの台詞なんだけどな?
 卒業までにファンクラブはさすがに設立できそうにない。

 まあ、それだけじゃなくて、うん、
 俺も津崎の演奏聴きたいし。

[人ひとりの生き方を自分の勝手で曲げさせたんだから、
言われなくても責任くらいは取らせて欲しい。>>366]
(396) 2022/10/20(Thu) 4:32:37

【人】 軽音部 千葉郁也


 進路な…、
 全然調べてねぇから頼りにしてるわ。

 三年になれるかはマジで頑張って?
 勉強は一緒に出来るにしても
 出席日数はそれこそ朝起こしに行かないといけなくなる。

[未来の話が語られれば、安堵の笑みが漏れた。

“行ってくる“と告げた津崎も
自然な笑みを浮かべてたから、
多分俺も普通に笑えてたんじゃねぇかな。]

 おう、いってらっしゃい。

 ああ、そうだ、津崎。
 俺の願いも決まったよ。

[送り出すついで、自分の結論も伝えておく。]
(397) 2022/10/20(Thu) 4:34:05

【人】 軽音部 千葉郁也


 俺のままでいること。

 誰かに頼むことじゃないから
 幽霊には頼まないけどな。

[だから俺は変わらないってこと、信じてて良い。

着いていってもいいんだけどな。
俺も一人で行かないといけないから、
その話は帰ってきてからしようか。

軽く手を上げて見送りの合図をして、
旧校舎に入って行く津崎が見えなくなるまで、
その背を見送った。>>367]**
(398) 2022/10/20(Thu) 4:38:05

【人】 工藤 彩葉

 
― Grandad ―

[お別れの準備をしないといけない。

それができるのは今のうちだけなんだって
わかっているけど、
やっぱりそんなの嫌だよね。

そんなことを考えながら
ひとりでギターを弾いたって、
楽しい気持ちになれるわけがなかった。]
 
(399) 2022/10/20(Thu) 4:45:26

【人】 工藤 彩葉

 
[大好きなおじいちゃん。

小さい頃は、毎年遊びに来てくれていた。

おじさん…息子を亡くしてから元気がなくなって。

足腰が弱って、もう長旅は辛いんだって。

認知症が進んで、私のことわからなくなったって。

この間、肺炎で入院したんだって。]




[砂時計の中身が落ちるのを、下から見上げている。
あとどれだけ残されているのか私にはわからない。
降り積もった砂の山から、想像するしかない。]

 
(400) 2022/10/20(Thu) 4:45:29

【人】 工藤 彩葉

 
[おじいちゃんはちゃんと、
おじいちゃんになるまで生きてくれた。

でも、まだ早すぎる。そう考えてしまう。


退院したって聞いた時はほっとしたけど、
老いには誰も逆らえない。
幽霊にだって、きっと無理だろう。

きっとこれが、私の人生ではじめての
永遠の別れ≠ノなる。


どんな準備をしたらいいんだろう。
どうしたら後悔しないでいられるのか。
大人でもわからないことが、
私にわかるはずなかった。]
 
(401) 2022/10/20(Thu) 4:45:32

【人】 工藤 彩葉

 
[アーヤって、まだ私を呼んでくれた頃は。
海の向こうへ会いに行くことはできなくても、
少しでもいいから元気になってほしくて。

おじいちゃんのくれたギター、
絶対弾けるようになるまで練習するから
私にちょうだいって、おねだりをした。

誰も弾かないままになってたギター。
おじいちゃんは何も言わなかったけど、
残念そうにしてたの知っていたから。

弾けるようになったら聴かせてくれよ、
ってすごく喜んでくれたよね。
だから私は約束をした。

でもね、楽器なんて
鍵盤ハーモニカやリコーダー以来だった私は、
あっという間に躓いてしまって。

受験もあるし、本格的に頑張るのは
高校生になってからでも遅くないと思って、
一度ギターを片付けた。

そんな時間はないって、知らなかったから。


私の一番の心残りといったら、きっとそれ。
それは、わかっているんだけど。]
 
(402) 2022/10/20(Thu) 4:45:35

【人】 工藤 彩葉

 
[このギターは、元々私のものではなかった。

日本の音楽教育について知らないおじいちゃんが、
学校ではこれを弾きなさいって、
お兄ちゃんの入学祝いに贈ってくれたもの。

でも、こっちの授業で使うことはなかったし
お兄ちゃんもギターは向いてなかったみたいで、
すぐに興味をなくしちゃって。

おじいちゃんは仕方ないなって笑って、
私の入学祝いには別のものが贈られた。]
 
(403) 2022/10/20(Thu) 4:45:37

【人】 工藤 彩葉

 
[そう、私のギターじゃなかったの。

今更約束を果たしたところで、
何も届かないかもしれない。
どこかの誰かがギターを演奏しているって、
それだけで終わってしまうかもしれない。

仮に何か、感じるところがあっても
おじいちゃんが思い出すのは誰なんだろう。
本当は誰に弾いてほしかったんだろう。

そう思ったら、練習の手は
いつの間にか止まってしまって。


期待して、努力して、
それで自分が傷つく結果になったら
ギターごと嫌いになってしまいそうで。



私はいつまでも、約束を果たせないままでいた。]**

 
(404) 2022/10/20(Thu) 4:45:43

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day教室・午後──

[津崎を見送った後、
一旦靴を取ってから外の水道で
上履きの裏の汚れをなんとかしたりとしていたから
校舎に戻ったのは授業中だったか。

体調不良で保健室にいたと
適当な言い訳をしようとも思ったが、
昼休みに教室を飛び出してから
走ってるところを見咎められてる可能性があるし、
次の授業までは校舎の外を散歩することにした。

天ヶ瀬からのメッセージが返ってきたことに気づいて>>269
授業中では?と思いながらも返信をする。]
(405) 2022/10/20(Thu) 4:55:51
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a47) 2022/10/20(Thu) 5:04:48

【人】 秋月壮真



  ─ 回想:1day: 屋上(大地) ─


[ 深呼吸の音が聞こえても>>37
  何かが滲んだとしても

  俺は大地の頭を撫で続けるよ>>38

  君が安心できるように>>39
  今まで頑張っていた分休めるように。

  だってせっかくのサボりなのだから。 ]


 
(406) 2022/10/20(Thu) 5:11:39

【人】 秋月壮真



[ 君の兄さんの名前……そうか>>40

  『名は体を表す』
  君の兄さんのから貰った名前
  大地にピッタリだと思ったよ。

  大空そらを支えられる大地だいち

  君は地に足しっかりつけて
  立っていられてるよ、大地。 ]


 
(407) 2022/10/20(Thu) 5:11:51

【人】 秋月壮真



[ 『救世主』メシア

  君が兄の『救世主』であることは
  
これからも変わることはないんだ。


  だから、誰かの『救世主』に
  無理してならなくても
  いいと俺は思うけれど、
  それでも大地が続けるのなら

  君が疲れた時に休める場になりたいね。
  ……そう俺も溢れたかもな>>42 ]


 
(408) 2022/10/20(Thu) 5:12:06

【人】 秋月壮真



[ 『弟は兄を作る』
  『兄は弟を慈しむ』ってやつだな。

  俺が思ってることだ>>43

  大地の6年間か、長いな。
長いよ

  子供の頃の6年はすごく長い>>46

  もっと早く知れたのなら
  分かち合えていたら
  君は寂しさを吐き出せたのかな。

  大地が見つけた生きる術。
  きっと君が悩んで
  その先に見つけた答え>>47

  だからこそ俺は大地の
  助っ人になりたいと思った。 ]


 
(409) 2022/10/20(Thu) 5:12:14

【人】 秋月壮真



[ 悲しい音……
俺は無音しかわからない。

  まだ聞こえないってことでいいか?
  じゃあまだ諦めていないのかも。


  でも兄だから
  格好つけたくなるんだ弟には。

  大地の兄さんは諦めてないよ
  
大地に託したんだ。

  自分の人生を。
  受け継いでくれる人だと。
  そう思えてならない。


  今の大地を見たら君の兄は
  どう思うと考えている?
  それは君の兄と長く過ごした
  君が一番わかってるはずだ。 ]


 
(410) 2022/10/20(Thu) 5:12:28

【人】 秋月壮真



[ 大地が思い出せて良かった>>50
  人って温かいんだよ。

  もっと甘えて、
  俺以外でも俺にでもいいよ。

  ただ、俺は期限付きかもしれないな。
  温もりが続けばいいなとは思う。
  俺も諦めてはいないから。未来を。 ]




[ 俺が先に目覚めたとしても
  君が寝ているのなら

  寝たフリ、しておこうか>>51 ]**


 
(411) 2022/10/20(Thu) 5:12:39

【人】 金海 叶冬



[ 追加の二通を送ってから、
  ボクは少しの間を開けて、最後の一通を送りました。 ]

 
(412) 2022/10/20(Thu) 7:17:16
秋月壮真は、メモを貼った。
(a48) 2022/10/20(Thu) 7:22:53

金海 叶冬は、メモを貼った。
(a49) 2022/10/20(Thu) 8:11:35

【人】 未國 聖奈

 

── かなちゃんのメッセージ ──


 最初のメッセージ、そして続く二つのメッセージは
 あたしが起きるよりもずっと前に届いてた。

 だって上手く起きられなくて、眠れなくて
 結局朝から保健室登校してしまうほどだったもの
 学校行きたくないなあ、なんて思ったのは
 学校行かなくてもいいなあ、なんて思ったのは
 17年と10か月、生きてきて初めてのことだった。


 かなちゃんのメッセージを見て抱いた感想は
 ──── やっぱり、 ……だったから
 幼馴染のカンは悪い方にもよく当たるんだ。

 返事、どう返そうか、って
 既読はつけたまま、迷って、悩んで。

 朝の段階では、ひとつスタンプを押しただけだった

 
(413) 2022/10/20(Thu) 9:00:59

【人】 未國 聖奈

 


  かなちゃんがどんな結論を出そうと
  あたしの願い事は、変わることはない。
 
  あたしの願い事は変わらないけど
  かなちゃんの願い事が変わるなら
  あたしたちの運命は変わる

  あなたが
えるなら、あたしも
える
  あなたが
きるなら、あたしも
きる
  あたしの願い事、すごいんだよ。
  ひとつの願い事で、如何様にでも変わるの


     狡くて卑怯かもしれない願い事
     でもそれを幽霊は叶えてくれるって
     あたしは心のどこかで、分かってた
     そして、それが、まぎれもない、本心。


 
(414) 2022/10/20(Thu) 9:02:46

【人】 未國 聖奈

 


   いつでも一緒が良かった。
   かなちゃんと、一緒に生きたかった。
   かなちゃんと、一緒に未来を見たかった。


 
(415) 2022/10/20(Thu) 9:03:13

【人】 未國 聖奈

 


 それをかなちゃんに、今は伝えることはない
 かなちゃんの願い事は、かなちゃんが決めるべきだから
 未来を掴むのは、夢の向こうに行くのは、
 自分自身の力で、叶えたいでしょう?

 ─── だけど。

 沢山悩んで、沢山考えて、
 それで送ろうと思ったのはひとつの言葉。
 時間は、昼休みもとうに過ぎた、
 午後の授業の合間のことだった。

 
(416) 2022/10/20(Thu) 9:03:27

【人】 未國 聖奈

 

 あたしのメッセージには、
 かなちゃんの願い事を止める言葉も、
 かなちゃんの願い事に対する苦言も、
 なーんも書かれていなかった。

 ただ、あたしがかなちゃんを好きなことだけは
 どうか、伝わってほしかった、な。

 
(417) 2022/10/20(Thu) 9:04:16

【人】 未國 聖奈

 


 ……続きは、現地で言えばいいと思った。
   

 「 お菓子、買いに行かないとな 」


 どうでもいいことをひと言呟いて
 あたしはまだ保健室の奥を陣取っている。 **

 
(418) 2022/10/20(Thu) 9:04:42
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a50) 2022/10/20(Thu) 9:05:47

【人】 大木慎之介

─ 朝・鈴掛と ─

[恐怖を感じながらも鈴掛に問いかけられたのは、
 鈴掛は言いたくなければ話さないだろうと
 信じられたからでもあった。

 無理強いのように思わせて強引に話させる
 なんてことだけは絶対に嫌だったが、
 鈴掛相手でそれはないと思えていたから。

 だから拒絶されるとしたら本当に距離があるからで、
 そうだったら少し怖いな、と思っていたのだが──

 拒絶はされなかった。>>343
 それでまた少し、気が楽になった。
 踏み込もうとしたとき、応えてくれる人もいるのが
 実感できて]
(419) 2022/10/20(Thu) 10:43:24

【人】 大木慎之介

[ピアノが弾けるのは知っている。>>344
 独学したような腕前ではないのも。
 合唱部の伴奏をしているのを聴いたことがあったから。

 けれどピアノを習う行為も、習った楽器のコンクールも、
 大木には全く馴染みのない世界で。
 鈴掛の話は新鮮だった]


  才能……、才能かぁ……、
  ……才能かぁ。


[何かをミス無くできるのに才能の差を感じる。>>345
 大木にそういう楽器絡みの経験は無いが、
 なんとなく思い出したのは、白瀬夏実に
 会長の器を見出したことだった>>1:464>>1:465
(420) 2022/10/20(Thu) 10:44:31

【人】 大木慎之介

[懐かしそうに独り言ちる言葉を聞いて思い出す。>>346
 似たようなことをちらりと思ったことがあるのを。

 “こんなの自分にやりこなせない、でも辞めたくない”
 副会長になりたての頃、ほんの一時期感じたのだ。
 深く思い悩むほどではなかったし、そのうちに
 報われ始めるのを感じて、気が晴れたのだが]


  ……鈴掛、頑張ってたんだなぁ。


[だから、微かに実感のこもった相槌が
 ぽつりと漏れた]
(421) 2022/10/20(Thu) 10:44:59

【人】 大木慎之介

[鈴掛が求める二つの願い事にも苦いものを感じた。>>347
 どちらかだけでは足りない、
 ひとつの願いでは叶わない。

 そういう悩みもあるのだと、
 新しい世界を見た気分になった。

 そういう風に私的な思いを真剣に語る鈴掛を、
 これまで見た記憶がなくて。
 語る言葉はいつものように淡々と響いているようでいて、
 どこか切々としたものを感じるようにも思った]
(422) 2022/10/20(Thu) 10:45:20

【人】 大木慎之介

[最後に聞いた、誰でも思い浮かびそうな夢に
 少しだけ笑った。>>348
 願い事が特に無かった人たちなら、
 一瞬頭に浮かぶぐらいはしたのではないだろうか。
 大木も考えないではなかった。すぐ没にしたのだが]


  楽器の勉強って金もかかるんだっけ……?
  ソロコンサート開けるぐらいの人って、
  やっぱ雲の上なんだな……。
  

[宝くじから連想したことをなんとなく言って、
 ぼんやりと天井を仰ぐ。

 漠然と「すごいな」と思っていた人たちのすごさが
 もう少し具体性を帯びて、大木は思った。
 届かない世界ってどこにでもあるものなんだな、と]**
(423) 2022/10/20(Thu) 10:45:47

【人】 大木慎之介

─ 休み時間・天ヶ瀬とのメッセージ ─

[天ヶ瀬に返信した次の休み時間、
 天ヶ瀬から返信に気付いた。
 送信時刻は相変わらず授業中。
 さすがに一言言いたくなって、内容を考えた。

 けれど『叶ってからがすんなりいかない』という
 内容には安堵するものがあった。
 未来をちゃんと見据えての願い事だと思えたから。

 誤爆の件は返信に共感できるものがあり、
 深く追及しないことにした。
 もし自分が同じことをやっても
 真意は誰にも言わないだろうな、と思ったのだ]*
(424) 2022/10/20(Thu) 10:46:33
大木慎之介は、メモを貼った。
(a51) 2022/10/20(Thu) 10:50:01

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day中庭・午後──

[昼飯食ってなかったと思い出して
購買でパンと飲み物だけ買ってから中庭に向かう。

授業中だし当然だろう、
ひと気のない中庭のベンチで
背もたれに背中を預けて空を仰ぐ。

幽霊に会いに行くのはいいとして、
いつ行こうかと考えていた。

何を貰うかは一応決めていて、
ただそれは本当に適当なものと思える選択だ。
代償がどうという話は知らないが、
おそらく求められる代償があったとして
大したことはないと思うものに違いない。ないよな?

肝試しはそのまま肝試しのつもりなので、
夜中の方がいいと思ってはいたのだけど。

あいつよりは先に行っておきたいんだよなと
誰かの顔を思い浮かべる。


悩んでいたようだし
放課後までに行くとは思わないのだけど。
というかおそらく授業はサボらないよな。

早朝に行ってたらそれはそれで
と思いながら、スマホに目を落とした。]
(425) 2022/10/20(Thu) 11:18:02

【人】 軽音部 千葉郁也

[これだけ聞ければとりあえず良いかな、とアプリを閉じる。
なんとなく女子相手だとスタンプは送りづらいよね、とは、
また工藤にはよくわからない感覚なんだろうなと
昨日何度か向けられた
そんなこと気にするんだと言いたげな顔を思い出す。
いろいろ配慮して突っ込まずにいてくれたことは
感謝してるよ…。>>279


まあ、グループメッセージ見てると男子も皆
スタンプ送りまくってるので
俺のなんか恥ずかしい感覚というか、
かっこつけの拗らせ具合がひどいのだろう、とは。
面倒くさい年頃なんだ許してくれ。

いざ旧校舎に行くことを考えると
胃の辺りが重くなってきたが。
とりあえず何か食っといた方が良いよなと
遅い昼食に口をつけた。]*
(426) 2022/10/20(Thu) 11:39:54
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a52) 2022/10/20(Thu) 11:47:43

【人】 白瀬 秋緒

 
― “そま先輩” ―

[ ――分からない人だ

 文化祭、準備期間中
 うっかり出てしまったあだ名
 己の方はというと、それを口にしてしまった事に、非常に苦々しい顔をしていたのだが
 反対に秋月はとても上機嫌で、嬉しそうな顔をしていた>>2:163
 ええ……とちょっと引いた。良いんだ……
 引いたけど、それから「そま先輩」と呼ぶことは何度かあったはず

 呼ぶのは気紛れだし、
 あの時は、周りに三年生が多かったから
 受付で呼び掛けたのは、普通に「秋月先輩」だったのだが
 しゅん……とされてしまって、
 うわ……とやっぱりちょっと引いた
 男の先輩にしゅんとされる後輩女子の気持ちも考えてほしい ]

 
(427) 2022/10/20(Thu) 15:27:48

【人】 白瀬 秋緒

 
[ でもさ、
 あたしは「女の子」って思われるより、>>2:160
 「後輩」として思われた方が、良いかな ]

 
(428) 2022/10/20(Thu) 15:28:17

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 落ち着いたか、拍子抜けか>>2:159
 そのどちらもで、気が抜けたのかもしれない
 結果的に落ち着かせてもらえたことには感謝しているし、
 ……肩の力が抜けたのも、確かなのだろう

 誰に言われたのかという報告はするつもりはなく、
 愚痴も、言うつもりはなかった
 その時点では、秋月は遠い存在であったから

 その時の言葉はずっと上手く受け取れないまま、
 やはり今日まで、誰彼構わず当たり散らしている ]

 
(429) 2022/10/20(Thu) 15:28:38

【人】 白瀬 秋緒

 
[ どこか掴み所のない人だ、と思う
 秋月に対する己の印象と周りの印象に少々乖離があるな、とは思っている
 己が秋月を穿って見すぎているのか
 それとも秋月が実際なにかしら違うのか
 己には判断が出来ない ]

 
(430) 2022/10/20(Thu) 15:29:07

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 愚痴も泣き言も言うつもりはなかったから、
 別にそま先輩のせいじゃないし、>>2:162
 例えそま先輩が言葉を間違えてなくても同じこと

 結局、自発的に頼るのが下手くそな人間なのだ
 友達や、打ち明けたい人、>>2:169
 その言葉を聞いても咄嗟に浮かばない程度には

 はぐらかしているつもりはなかった>>2:161
 ……当時はそう思っていたけど、己はやはり、色々を言葉にしていないのだろう
 悪態や暴言なら、すぐ口をついてしまうのに ]

 
(431) 2022/10/20(Thu) 15:30:04

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 分かってないよ>>2:164
 ……でも本当は、分かっているんだろうか
 足掻けているのかな
 藻掻いているだけな気がする
 争うのは自分の気持ちとばかりで、
 現状を変える気力もない

 学校生活なんて、人生の一瞬でしかないのでは?
 でも、家に居るよりは、随分と楽で
 それは“先輩”という人たちが居たからなのかな
 ……先輩って、何なんだろう ]

 
(432) 2022/10/20(Thu) 15:30:49

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 先輩は後輩を助けるものなら
 一緒に考えてくれますか
 そま先輩の思考回路、
 あたしに貸してくれますか

 ごめん、で終了することが叶わないのなら、
 壊れたあたしを助けてください ]

 
(433) 2022/10/20(Thu) 15:31:28

【人】 白瀬 秋緒

 
[ もしも正常に処理が出来たなら

 その時は、そま先輩に答えを言えるのかな
 ……まだ、分からないな
 ]

 
(434) 2022/10/20(Thu) 15:32:03

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 一日目、朝
 珍しく、当番外にやってきた己に対し、
 秋月は調子の悪さをあっさりと見抜いてしまった
 その手が降ってくるなら、避けることを面倒と思うほどには元気はなかった>>2:166

 撫でられた時は大抵、子供扱いっぽくて不機嫌になるか、JKの頭あんま軽率に撫でない方がいーっすよ……と呆れるかの二択
 文字通り空気を撫でる様を見て、うわ……絵面が間抜け……と怪訝そうな目になったこともあったかもしれない


 どうやって運んでほしいかの問いに、じゃー小脇に抱える感じで……と
 現実では難しそうなことをマジレスしてしまったのは睡眠不足のせいかもしれない>>2:167 ]
 
(435) 2022/10/20(Thu) 15:32:54

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 去り際に掛けられた言葉>>2:169
 この時点では、悩むつもりはあまりなかったのだけど

 今、結局、秋月の言葉が身に沁みている
 未だ悩んでいる途中で、答えが出ているとは言い難いけれど
 後悔のない答えなんて、見つけることが出来るんだろうか ]
 
(436) 2022/10/20(Thu) 15:33:39

【人】 白瀬 秋緒

 

  [ 確証のない未来って、怖いね そま先輩 ]


 
(437) 2022/10/20(Thu) 15:34:34

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 「いつでも聞くよ」の言葉を本気にして良いのなら
 今まで散々無視してきた助けの手を、まだ取ってもいいのなら 

 ――あたしが「打ち明けたいと思う人」に、
 今からでも、なってくれますか* ]
 
(438) 2022/10/20(Thu) 15:35:20

【人】 世良健人

 
[ 人をその人たらしめるのは記憶だ

  弟は、階段から落ちて頭を打った衝撃で
  重度の記憶混濁を起こし 何もかもを忘れ
  新しいことを覚えていられなくなった

  俺は弟の6年間を奪った
  俺は弟のこれからを奪った

  家族のことすら忘れてしまった弟に
  酷く 困惑した。

  冗談でも言っているのかと
  小学二年生に深い思考力なんてない

  数回こそ病院へ共に連れて行って貰えたが
  お前はもう来るなと家に残され
  弟が退院して来る頃には年度が変わって
  小学三年生になっていたのだっけ ]

 
(439) 2022/10/20(Thu) 16:01:45

【人】 世良健人


[ 俺の事を預けられる親戚がどこにもいなかった
  両親は仕方なく、離婚を選んだ

  母さんが弟を引き取って
  あれから一度も会っていない。
  俺は父さんの方に置いておかれて

  中学卒業と同時に、
  俺は家族をみんななくした。

  ………全部 全部 俺が悪い。
俺のせいだ。

  弟は未来を失った。
  両親は家族を傷つけられた。
  だから俺は
わなければならない

  弟の未来を奪わない為
  家族の中から、
ガラクタ
を消す為に ]

 
(440) 2022/10/20(Thu) 16:01:51

【人】 世良健人


 [ Death is the cure for all injury.


                    …No problem.
                    I'm used to pain.
                    i'm used to ……. ]
**

 
(441) 2022/10/20(Thu) 16:01:56

【人】 世良健人


[ 姫の代わりに眠りにつこう
  100年と言わず一生の眠りに
  
  呪いの茨に閉じこもって
  誰の目にも触れないよう
  
  そんなことを考えたって
  君は手を血に濡らして茨を割いてしまうのだから
  眠りにつくところから考えないといけないのかな


  なんてね ただの夢だ ]

 
(442) 2022/10/20(Thu) 16:02:01

【人】 世良健人


 ─ 回想:2day 放課後(壮真) ─


   え〜、…仕方ないかぁ
   寝てた俺が悪いもんね……
   そこはなんとかするよ なんとか…


[ エスパー能力とかでわかったりしないかな
  ないけどさ。
  "いつも"なら見せてってお願いしてた、
  ごめんありがとって両手合わせて。


  もう俺には必要ない
  そんな思考が過ぎってしまって


  はぐらかすみたいに視線を逸らして、
  持ち主の所へ消しゴムを帰す。
  
  飴ちゃん、どっちが出るかはお楽しみってやつだよ
  俺今日はちょっと運がいいのかな?

  君が好きな方が君に行ったならよかった。

  ポケットに入った飴を見て>>381
  早めに食べなよって、
  いつもみたいな顔で微笑んで。 ]
 
(443) 2022/10/20(Thu) 16:02:06

【人】 世良健人


[ 君が手を伸ばしてくれるうちは
  俺は時折立ち止まって後ろを見ているから
  今回だって俺の手は捕まった。

  青汁を飲んだ後
口直……
まだ喉乾いてたから
  昇降口でカフェオレdrink買ったりしてね。
  傘、持ってたかな?今日は忘れちゃったかも。
  残念、りんご味は1個しかなかったみたい。
  ぶどう味の方を口に放り込んだ。

  走り出したらまだ大きい飴を
  歯で割って食べきってしまう。
  喉に先端が刺さった痛みで、
  俺はようやく目を覚ました。 ]

 
(444) 2022/10/20(Thu) 16:02:11

【人】 世良健人


[ 弟と過ごした時間より
  一人の時間の方が長くなってしまった
  なんの我慢をしたって"兄"であることに
  苦痛なんて感じたこともなかったのにな

  痛い、痛い、痛い

  頭を抱えたいのに痛みで体を動かせずに
  声にならない、そんな呻き声を 覚えている

  俺に波の音は、聞こえなかった。>>385

  心臓の音と、呻き声の幻聴、
  思い起こされる悲鳴、責め立てる声、

  思わず繋いでいなかった片手は耳を塞いでいた。 ]
 
(445) 2022/10/20(Thu) 16:02:18

【人】 世良健人



     ……壮真、



[ 俺はどうして欲しかったんだろう
  話さなければこうも揺れずに済んだのに
  馬鹿正直に全部話してしまって
  密着した身体の暖かさで泣きたくなる。


  幻滅してくれたらよかったのに
  これ以上傷つく心なんて俺は持ってないから
  隠していいなんて 縋っていいなんて
  そんなこと思わせないで欲しい


  弱いんだよ、俺は、 ]

 
(446) 2022/10/20(Thu) 16:02:23

【人】 世良健人



   誰にも 言ったことないよ
   こんなの、さ……そりゃ、ね

   弟の心臓は動いてる
   話もできるし 怪我ももう治ってると思う
   けど俺は弟から普通に生きる未来を奪ったんだよ

   抱えるなんて そんな綺麗な言葉じゃない、


 
(447) 2022/10/20(Thu) 16:02:27

【人】 世良健人



   逃げるなんて考えてもなかった
   
   …俺の願いは 俺の望みは
   家族が幸せになってくれたらいいんだ


   逃げないよ …
逃げない、

   それが俺の望みだから


[ 肩口に顔を押し付けて
  くぐもった声で呟いた。

  泣きたいのに涙は出なくて
  流し尽くして枯れてしまったのかな

  こんなのが欲しいなんてさ
  壮真はやっぱり物好きだよ

  馬鹿だな、

  
  心臓をずっと締め付けていた何かが、
  少しだけ緩んだ気がした。
  背に手を回して、縋るように添える ]
 
(448) 2022/10/20(Thu) 16:02:32

【人】 世良健人



   ……そんなことだろーと思った、
   馬鹿壮真。ばーか。
   俺をこれ以上愚か者にさせないでよ、


   これは俺の罪だから …俺が償うべきもの

  『弟の代わりに俺が階段から落ちたことにする』

   これが俺が決めた、願い事

   世界が決めた結果を狂わせた代償は
   俺が背負うことで収束するはず
   だから 壮真に背負わせることは無い

   …でも 頼れって言ってくれるなら
   少しだけ 頼っても、いいかな
   
 
(449) 2022/10/20(Thu) 16:02:37

【人】 世良健人


[ もうひとつの願い事の仕方は
  『俺を無かったことにしてしまう』こと。

  そうすれば誰も悲しまない
  弟も傷つくことは無い
  
  嘘は苦手なんだけど
  隠し事は少し上手になれたかな
  君の答えを聞いてから
  決めていた願い事、入れ替えたなんてのは 秘密


  寂しげに、顔を上げて微笑う。
  こっちの道を選んだって
  俺は明日で終わりなのかもしれないんだから ]

   
(450) 2022/10/20(Thu) 16:02:44

【人】 世良健人


[ 
聞かせて、
と。>>390
  それだけ言って、目を閉じた。

  熱を交わしている額が熱くて
  波の音が聞こえるようになった耳に
  ゆっくり、流れ込んでくる君の声を聞いていた。

  どれだけ重くたって受け取るよ
  痛いくらいに分かってしまう何もかも
  俺たちは寂しさを一度分け合ったんだから ]
 
(451) 2022/10/20(Thu) 16:02:49

【人】 世良健人

  

   ……頑張ったね
   重たいもの、沢山背負って
   話す勇気もだしてくれて

   それでまだ、俺のまで背負おうとしてたの
   負いすぎだよ
   …そんなに、背負わなくていい


   俺も逃げないでここにいるから
   

[ 離れない 潰しもしない 持っていかせない
  君が許されないと思っていて
  俺の背を掴めないのなら
  俺は離れずに君の傍へ居よう  ]

   
(452) 2022/10/20(Thu) 16:02:54

【人】 世良健人



   今も逃げないで助けようとする壮真のこと
   俺は、否定しないよ
   俺だって兄だから ね

   でも 肯定もしてあげられそうにないな
   "俺"は壮真が大事だから、


   だから俺の罪ごと奪うなんていうなら
   俺はそれごと壮真の罪を横取りしてやる

   けど、それを君は拒むだろ
   俺に頼れ、なんて言ってくれるんだから

   
(453) 2022/10/20(Thu) 16:02:58

【人】 世良健人


   
   ……俺たちは似てるね
   どうしようもないところまでそっくりだ


   怪我を移す、か…その話なら
   横断歩道に近づく前に弟と一緒に立ち止まれば
   轢かれなくて済む…ってことはないのか
   …それか走って渡りきってしまうか。

   運命の分岐点はそこ、だろ

   

[ 君は聡いからそれでも気づいているのかもしれないな
  後に因果が修正される可能性はあって、
  意味がなくなってしまうかもしれないことくらいは
  …あくまで可能性だけれど。

  俺が君に言うのにそうできない理由の一つ ]

   
(454) 2022/10/20(Thu) 16:03:05

【人】 世良健人


   
   壊れてもいいよ
   壊れても俺はずっと傍にいるから
   
   怖ければ壮真の思う通りに願っていい


   …こんなこと
   肩代わりして、全部忘れてしまって
   頭のおかしくなる俺が言ってもダメかな、



[ 二人に納得する答えが出せたか
  太陽は知らないまま沈んでしまった。 ]

   
(455) 2022/10/20(Thu) 16:03:10

【人】 世良健人



   離れたくない?

   …でも朝までここにいたら風邪ひいちゃうかな
   補導されても…困るし
   明日、旧校舎まで行けなかったら本末転倒だし…


   ───…うん、家には帰ろっか

   壮真、一緒に来てくれる?
…一緒にいたいんだ、俺も



[ 俺は君にも風邪引かせたくないんだよ。
  だから上着はちゃんと自分で着ておいて
  その代わりに俺も努力するからさ。
  
  こてりと首を傾けて
  繋いだままの手を軽く握る。

  明日の朝はまた眠りこけていて
  寝坊助って言われるのが目に見えちゃったな。
  起きるよ、ちゃんと起きる。 ]

 
(456) 2022/10/20(Thu) 16:03:17

【人】 世良健人


[ 日の落ちた影の中で
  君の手のひらに唇を合わせた。 ]**

 
(457) 2022/10/20(Thu) 16:03:22
世良健人は、メモを貼った。
(a53) 2022/10/20(Thu) 16:05:29

世良健人は、メモを貼った。
(a54) 2022/10/20(Thu) 16:05:39

【人】 白瀬 秋緒

― 放課後 ―

[ その日結局授業に出たかは……置いておくとして
 己が放課後にどこにいたかというと、2-Aの教室の前だった ]


  あの……天ヶ瀬先輩って、いますか?


[ 近くの生徒に声を掛ける
 名前を聞かれたら嫌だなと思ってしまうのは、簡単には変えられない
 天ヶ瀬は出てきてくれたか
 それとも、教室には居なかっただろうか? ]


  ……青葉先輩

  えーっと…………一緒に、調理室まで、行かねーすか


[ もし顔を合わせてくれたなら、そんな提案を
 今日は料理部の部活はあっただろうか
 なくても、行くつもりだった

 態々教室まで来たのは……
 調理室以外でもどこでも来ていいと言われたから、で
 ……調理室に向かう間だけでも、天ヶ瀬と話す機会が欲しかったのが、あった** ]
 
(458) 2022/10/20(Thu) 16:14:38
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a55) 2022/10/20(Thu) 16:18:20

【人】 軽音部 千葉郁也

[中庭で遅い昼飯をとっていたのは
昼休みも終わった後の授業中だ。

そこにまだ風紀委員の後輩女子はいただろうか。>>360

先程まで話していた津崎の言っていた
“ちょっと他の奴らとも色々あって“、
“言葉を尽くして呼びかけてくれる奴ら“>>235
という言葉から推測された
津崎のことを気にかけている誰かに当てはまるのが
彼女だとは知らない。

ただ、旧校舎探索に居たことは覚えているのと、
ここ数日朝挨拶は交わしているので、
もしまだ居たならば「サボり?」と
声をかけるくらいはしたと思う。

自分も明らかサボりなので
そこに咎めたりといった意図はないが。

真面目そうな風紀委員のしかも1年でも
授業サボることあるんだなと思いはすれど。

今日はあの晩の参加者にとっては
特別な日であることは確かだし、
思うところがあるのだろうとは想像はつけば、
然程意外なものを見るような目で見はしなかったと思う。]**
(459) 2022/10/20(Thu) 17:10:59
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a56) 2022/10/20(Thu) 17:12:30

【人】 金海 叶冬


 [ 今朝はせなちゃんが保健室登校で
  ボクが朝から教室に入る、
  不思議な日になったことを知るのは
  きっといまじゃなくて。

  クラスメイトの中には
  物珍しさに眺めている者や、
  今日はあと10分で教室から消えるだとか
  そんな賭け事をするヒソヒソ声も聞こえます。]
  
(460) 2022/10/20(Thu) 18:30:41

【人】 金海 叶冬



 [ ―――ボクの中の黒が笑います。
  もうこんなコトともさよならできるよ、
  誰もかもから、ボクを消し去る願いごとが
  もうすぐ叶えられるんだから。  ]
  

  
(461) 2022/10/20(Thu) 18:31:13

【人】 金海 叶冬


 [ ボクの中の
が泡立って
  苦しくて息の仕方を忘れそうです。

  そこからボクを引き戻したのは
  スマホが震える感触でした>>226]
 
(462) 2022/10/20(Thu) 18:31:58

【人】 金海 叶冬


  会いに?

 [ ボクにあいに来る要件が
  あるなんて思えないのはボクの悪癖でした。

  真っ暗な心の視界から目を向けて
  くらやみから ぬけでようと もがいて  

  ボクは、ボクは―― ]
  
(463) 2022/10/20(Thu) 18:32:22

【人】 白瀬 秋緒

 
[ スマホを手の中に置いたまま、昼下がりの中庭でぼんやりしていた
 秋風に流される雲は、昨日の朝中庭に居たときと同じように流れていく ]


  え?


[ 空を見上げていたから、近付いて来た相手には声を掛けられて初めて気付いた>>459
 あの夜の参加者で、絵音の隣にいた人、>>1:420
 あと秋月とも知り合いそうな感じで、
 それからここ数日挨拶だけは交わしている人
 己にとっての認識はその程度で、恐らく相手もそれは同じだろう
 名前すら、グループメッセージの参加者一覧と一致していない ]


  …………あー

  ……そう、すね


[ 一瞬遅れて、言葉の意味を理解する
 昼休みと違って、今は人もおらず静かな中庭
 スマホの時計に目を落とす
 とっくにチャイムの鳴っている時間だった
 つまり……サボった意識すら、なかった

 普段の己を知る者ならば、その反応にそこまで違和感はないかもしれないが
 「真面目な風紀委員の女子」と認識しているならば、些かぼんやりしているようには見えたかもしれない ]
 
(464) 2022/10/20(Thu) 18:39:24

【人】 白瀬 秋緒

 

  先輩もサボり、すか


[ 風紀委員の時とは違う、気怠げで雑な口調で
 お互いサボりの相手に、咎められるとは思っていない
 昨日の午前中、盛大にサボった人を知っているから、この先輩がサボっていることも、特に違和感はない

 と、同じことを考えながら、ふと、思い出したことがある
 まだ昼休みだった時、切羽詰まった顔で走っているこの人を見た気がする>>231
 旧校舎方面に行っていたことまでは、中庭からは分からないし、
 その時は己も絵音からのメッセージでそれどころではなかったから、何か思うことはしなかったけれど ]


  ……何かあったんですか、昼休み


[ ものすごく唐突な問い掛けだったかもしれない
 己にとっては、それがサボりの原因なのだろうか、という単純な疑問なのだが

 絵音の隣に居たから二年生だろう、と認識していたし、友人なのかもしれない、までは推測は出来る
 絵音に対して働きかけた何かがあるんだろうな、という推測もあったけれど>>357
 ひとつひとつの考えは繋がっておらず、
 絵音の事を聞いたつもりは、全く、なかった* ]
 
(465) 2022/10/20(Thu) 18:40:12

【人】 大木慎之介

─ Last day・放課後 ─

[今日はLast day、
 何を願うか考えられる最終日。

 願い事を叶えるために、
 旧校舎に向かう人がいる日。

 旧校舎探検から始まった非日常が、
 降って湧いた重い悩みが終わる日。

 大木はぼんやり校舎内を散歩していた]
(466) 2022/10/20(Thu) 18:46:41

【人】 大木慎之介

[散歩をしていて階段に差し掛かったとき。
 大木の脳裏に、ふと
 昨日の昼休みに背中に届いた言葉が蘇った。
 『明日は旧校舎に居るのだろうな』>>291

 確かに、大木はそうしようと考えていた。
 大木は秋月の考えてることがわからないなんて
 思っていたのに、秋月はお見通しのようだ。>>293

 もっとも、大木は迷ってもいた。
 皆がちゃんと帰ってくるか確かめて
 自分が安心したいという思いはあれど、
 覗き見をするようで気が引けるのも事実で。

 早々に校舎を離れ、日常を過ごしながら
 みんなに明日があることを
 祈っていようかとも思ったのだ]
(467) 2022/10/20(Thu) 18:47:05

【人】 大木慎之介

[けれど大木には、背中に届いた言葉とその少し前の
 言葉とを合わせて思ってしまったことがあった。

 その切実そうな言葉の重ね方に、>>290
 まるで『自分を見守りに来てほしい』と
 請われているかのようだ、と。

 そう思ってしまったからには、行くことにはなりそうだ。
 秋月とは“兄同士”、人に甘えづらい性分同士。
 それで頼られている可能性を考えてしまったら、
 放り出せるわけがなかった。
 考えすぎなら後で笑い話にすればいいだけなのだから。

 それに、他にも旧校舎から戻ってきてほしい人がいる。
 白瀬、未國、その友達金海
 他の人たちにだって、できたら明日を迎えてほしい。

 そう思うとやはり、
 どこかから見守っていたい気分になった。
 願いを叶えようとする人々の邪魔にだけは
 ならないようにして]
(468) 2022/10/20(Thu) 18:47:35

【人】 大木慎之介

[校舎内を歩きながら、昨日の昼休みを思い返す。
 『それが“兄”だろう?』>>287
 秋月に問われた言葉に、大木は答えられなかった。
 きょうだいのどちらか一方を
 偏重する親を想像しづらかった。

 世の中にそういう親がいるらしいのは知っている。
 白瀬の親もそうらしい。>>2:309
 けれど大木の両親は違うのだ。
 体験したことのない扱いは、やはり実感できない。

 だから兄弟が溺れていて弟が迷わず助けられたなら、
 それは岸に近かったとか、体を抱えやすいとか、
 先に手早く助けられそうな理由があった、
 という考えのほうが大木の脳裏には浮かぶ。

 簡単に助けられそうなほうと大変そうなほう、
 両方を助けたいなら、まず簡単なほうからだろう。
 そして次に大変なほうへ手を伸ばすのだ。
 一人でも多く助けたいと思うなら、そうなるはずである]
(469) 2022/10/20(Thu) 18:47:55

【人】 大木慎之介

[兄だから我慢しなきゃいけない、
 弟を守らなきゃいけない、そういう局面だってある。
 それは大木も理解することだ。

 少なくとも大木の感覚で言えば、きょうだいは
 どうしても歳下が優先されやすい。
 年齢差があれば尚更。
 歳下のほうが、より手助けを必要とするから。

 けれどそれは、愛情の差ではないのだ。
 少なくとも、大木が育った家庭ではそうだ。
 そう実感できる環境で兄弟ともに育ってきた。

 やはり大木は恵まれているのだろう。
 仲のいい親子で、仲のいい兄弟で、平等に愛を恵まれ、
 幸せに暮らしていると言えるのだろう。
 失う前でも幸せに気付ける機会はあるものだ>>1:305
(470) 2022/10/20(Thu) 18:48:14

【人】 大木慎之介

[そうやっていろいろ思い出していると、
 どうしても
考えたくないこと
にまで辿り着く。

 本当に作るのか?
 秋月に? 卵焼きを?


 時間を巻き戻してあの瞬間だけやり直したい──
 大木は割と真剣に思った。
 
幽霊に頼もうかともちょっとだけ思った。


 いくら友達に未来があってほしかったとはいえ、
 勢いでしていい約束ではなかったのではないか?

 当時の大木は全く自覚していないことだったが、
 あのときはだいぶ冷静さを欠いていたようである。

 とはいえ、あれが“意地悪”と表現されるあたり、>>289
 友達が未来に確証を持てないでいるらしいと感じた。
 友達の未来への希望になるならと思うと、
 とても打ち消せはしなかった]*
(471) 2022/10/20(Thu) 18:49:03

【人】 大木慎之介

[そこまで考えてふと思い出す。
 昨日の放課後、小鳥遊の頭を撫でたとき
 聞こえたささやかな憎まれ口を。>>319

 そのとき大木は苦笑しか浮かべられなかった。
 けれど苦笑が浮かんだ時点で、
 肯定だったのかもしれない。

 自己犠牲精神というわけではないのだが、
 大木はつい人のことばかり考えてしまいがちだ。

 それは自分に余裕がある分、
 追い詰められてはいない分なのだろう。

 そしてそういったことが嫌いでもなかった。
 『損な役回り』ともあまり思ったことがなかった
 ……が、今は少々実感してしまった。
 他の友達と深く考えずにした約束のせいで]*
(472) 2022/10/20(Thu) 18:49:19

【人】 大木慎之介

[とりとめなくいろいろと考えながら、
 やがて大木は屋上へと辿り着いた。

 旧校舎の敷地は草木が生い茂っている。>>0:n5
 大木でも座れば身を隠せそうな場所も
 あったような気がした。

 昇降口から入っていく人の目につかない場所、
 ひっそりと人の出入りだけを見守れる場所。

 旧校舎に行くならそういう場所にいたいと考え、
 事前に場所の見当をつけられないかと思ったのだ。

 放課後の屋上は風が冷たいが、
 今はしばし、屋上から旧校舎の方角を眺めた]**
(473) 2022/10/20(Thu) 18:49:36
大木慎之介は、メモを貼った。
(a57) 2022/10/20(Thu) 18:53:57

【人】 軽音部 千葉郁也

[金海から返信が来たのは、午前中、
メッセージを送った後すぐくらいだったと思う。>>463

彼女の言葉に目を落として少し複雑な表情にはなった。

だけど、ライブの感想って応援の言葉を
最初にかけてくれたのはかなみで、
俺が聞くのを躊躇った話しづらいだろうことを
伝えてくれたのもそう。

きっと彼女は俺よりも勇気があるのだと思う。

だから、俺もかなみを応援したいと思って、
心を込めて文字を打ち込んだ。]
(474) 2022/10/20(Thu) 19:19:47

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

── 3d ──

[人もまばらな朝の学校。
 俺は教室へは向かわずに、旧校舎へと向かった。

 手には、コンビニのビニール袋。
 あの夜、皆で辿った道を、
 今度は一人でなぞる。]

 ……や。
 逢いに来たよ。
 ──────幽霊さん。

[彼女は笑った。]
(475) 2022/10/20(Thu) 19:35:32

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 よ……っと、

[近くから、古びた机と椅子を拝借してきて、
 それを幽霊さんのそばに据え付ける。
 コンビニのビニール袋から、
 紙のお皿と紙コップを取り出した。
 それから表面に『昆布』って書かれたおにぎりを
 取り出してフィルムを剥いて、海苔を巻いて。
 紙のお皿に乗せる。
 紙のコップには、『天然水』ってかかれた
 ペットボトルから水を注ぐ。

 それらを、幽霊さんの前に置く。]

 ごめんね、さすがにお花はなくって。

[代わりにビニール袋から取り出したのは、
 花柄のハンカチ。

 即席の、お供えだ。]
(476) 2022/10/20(Thu) 19:35:48

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 

 ────ねぇ。話をしようよ。

[お供えを並べた机の、逆側に据えた椅子に
 腰かけて、俺は笑う。]

 
(477) 2022/10/20(Thu) 19:36:15

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 君はどうして、ここにいるの?
 この学校の、生徒だったのかな。
 それとも、学校には全然関係ない?

 俺はね、この学校の3年生。
 あと半年もしないうちに、卒業しちゃうの。
 
 君の名前はなんていうの?
 俺の名前は、小鳥遊大地。
 小鳥遊大空
そら
の方が、
 バランス良いと思わない?

 でも、それは俺の名前じゃないの。
(478) 2022/10/20(Thu) 19:36:30

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[静かな旧校舎内に、俺の声だけが響く。
 幽霊さんの声は、俺には聞こえるけど、
 多分他に誰かいたとして、その人には聞こえなかった。]

 ふぅん、そう。
 ねぇ、なんで、願いを叶えてあげるなんて、
 君は言ったの?

[沈黙が、木霊する。
 しばらくして、俺はゆっくりと、笑った。]
(479) 2022/10/20(Thu) 19:36:44

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 言ったでしょ。
 俺は、君に『逢い』に来たんだ……って。

[『願い事』とはなんだろうか。
 さんざん考えた末、俺にはわからなかった。

 こんなやり方で叶えていい『願い事』なんて、
 どうしたって見つからなかったんだ。]
(480) 2022/10/20(Thu) 19:36:57

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 俺の話が聞きたいの?
 やっぱり、寂しかったんでしょ。
 でも、聞いて面白い話なんて、きっと無いよ。

[ふふ、と笑って問う。
 それでも良いの?って。]

 じゃあ、俺のとっておきの秘密、教えてあげる。
 つまんないから、って、寝ないでよ?

[語るのは、誰も知らないお話。
 誰にも、話したことはない。]
(481) 2022/10/20(Thu) 19:37:10

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 11歳のある夜、ふっと目が覚めたんだ。
 虫の報せ、ってやつかな。
 兄ちゃんがいなかったから、
 なんだか心もとなくなっちゃって。
 部屋から出たの。

 そしたらね、リビングが、なんだか
 おもったるい気配なんだよね。

 俺、そーっと近づいて、
 部屋の外の壁に、ピタってくっついた。
(482) 2022/10/20(Thu) 19:37:32

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 『約束だったろ、父さん、母さん。』
 『1/4の確率に賭けて、弟か妹かを産んでも良い』
 『でも、必ず、生まれてきた弟か妹かを
  俺より優先しなきゃいけないって』
 『賭けに勝っても負けても必ず』
 『だから、ダメだ、絶対』

 『仮にそれで俺が治ったとして、
  大地になにかあったらどうする?』
 『それも、一回とは限らないんだぞ』
(483) 2022/10/20(Thu) 19:37:52

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 あんまり深刻な気配だったから、
 俺、怖くなってそーっとその場を離れたの。

 その会話の意味が分かったのは、
 しばらく後になってからだった。

 つまりね、兄ちゃん。
 自分が助かるために俺に代償を払わせることを、
 嫌ったの。
(484) 2022/10/20(Thu) 19:38:09

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[それはどこまでもつまらない話。
 兄ちゃんが、どこまでも俺を甘やかした理由。

 両親の中では、いつだって、
 兄ちゃんが一番で、俺はサブだった。
 善良な人たちだから、
 それを表に出すことはしない
 けれど、結局人間は心に逆らえない。

 それをわかっていたから、
 兄ちゃんは、兄ちゃんだけは、
 誰よりも俺を愛してくれた。

 11歳の俺から、
 骨髄を取る方法がなかったわけじゃない。
 でも、兄ちゃんは俺を愛しすぎてた。]
(485) 2022/10/20(Thu) 19:38:34

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ねぇ。
 君に、『これ』あげる。

[ことん、と机の表面が音を立てた。]

 うん。
 良いんだよ。
 どんなに大切でも、
 『もう要らなくなった大切だったもの』って
 あるでしょ?
 そして、それが必要かなって人にあげるの、
 普通のことでしょう?

[俺は笑う。
綺麗に、笑えてるかな。


 指先で、机に置いた銀色のロケットに触れる。

 21gなんかには全然満たない
本当は、何にも入っていない
軽い遺骨ロケット。
 それは、俺が独りで
兄を亡くして
生きていくために、
 その準備をする間に必要な、補助輪のようなものだった。

 いい加減、卒業しなきゃいけなかった。]
(486) 2022/10/20(Thu) 19:40:27

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 良いんだよ。
 コレに、魂がこもっているわけじゃない。
 死んだ人は、どこにも残らない。

 でも……
 ココにいる。

[俺は、自分の胸の真ん中を指さした。]

 でもね、コレには確かに、
 兄ちゃんの魂は入っていないけれど。
 俺の、大切な気持ちは、存分に入ってるから。

[それは例えば思いやり。
 例えば執着。
 良い感情も、悪い感情もきっと、
 ただただ『大切』の気持ちを核にした、
 雑多な感情が詰め込まれている。

 しみ込んでいる。]
(487) 2022/10/20(Thu) 19:40:43

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 誰かを想う気持ちって、消耗品じゃないんだ。
 使っても、減る類のものじゃない。

 だから、良いんだよ。

[ねぇ、君には大切な人がいた?
 誰かの幸せを願った?

 俺はね、どうしても、
 君が悪い
存在
には見えないんだ。

 どっちかといえば、
 優しくて悲しい存在に見えるんだ。

 君は、ここで独り、誰を、何を待ってたの?]
(488) 2022/10/20(Thu) 19:41:00

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 

   俺の気持ち、君にあげるよ

  [大丈夫、俺はもう、独りで立てる]

 
(489) 2022/10/20(Thu) 19:41:51

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

『俺の弟に生まれてくれてありがとう』

『俺に、人生で一番楽しい時間をくれてありがとう』

『俺を、兄ちゃんにしてくれてありがとう』

『大地と出会えて俺は、幸せでした』

『俺がいなくなっても、泣くんじゃないぞ』

『俺はもう、抱っこしてやれないからな』

『父さんと母さんをよろしく』

『でも、自分自身の人生を生きなさい』
(490) 2022/10/20(Thu) 19:42:04

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[兄ちゃんに愛されてたこと、
 もらった温もり、その言葉、

 もう一度思い出した>>411から、もう、大丈夫]
(491) 2022/10/20(Thu) 19:42:17

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 『願い事』?
 良いんだよ、俺は。
 あぁ、でも……
 お願いひとつ、してもいいかな。

[君が尋ねるから、俺は結局甘えてしまう]

 今日ここに、
 俺が大切に思う人が来るかもしれない。
 多分来ると思う。
 そしたら彼の願いを少し……
 助けてあげてくれないかな。
(492) 2022/10/20(Thu) 19:42:34

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[彼の願いは結局分からずじまい
 でも、きっと切実な願いだ。]

 願いは叶えてあげて欲しい。
 でも、もし彼が帰ってくることを願うなら。
 明日や未来を願うなら。
 その手助けを、してあげて欲しい。
 ……帰ってきて、欲しいんだ。

[温もりが去った後の寂しさを、
 既に知っている俺は、
 喉が締め付けられるような気持ちになる。]
(493) 2022/10/20(Thu) 19:42:48

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 そうだな。
 帽子を被った男子が来たら、
 ちょっとだけ、思い出して欲しい。
 そんで……
 『明日の朝、屋上で待ってる』って言っといて。

[さぁ、25%の賭けをしよう。

 君は帽子を被ってくるか?
            
────50%

 君は、僕の伝言に応えてくれるか?
              
────50%


 オッズが適当?
 言わないでくれよ、知ってる。
(494) 2022/10/20(Thu) 19:43:14

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[本当は、もっと手を伸ばしたい人はいる
 
 けど、手を伸ばして良いか分からなくて

 伸ばしあぐねた

 伸ばして良いなら、伸ばすよ君にも>>2:270
(495) 2022/10/20(Thu) 19:43:44

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[俺がその場を去るまで、
 誰にも出会いはしなかった。

 それは、その朝誰も旧校舎に来なかったのか

 或いは気配を察して避けたのか

 もしかしたら、彼女の力だったのか


 それは、俺には分からない。**]
(496) 2022/10/20(Thu) 19:43:58

【人】 軽音部 千葉郁也

[本来生徒がいないはずの授業時間中の中庭で。

お互い顔だけ知ってるって間柄のその女子は、
声をかけるまで、いや、かけてからも
どこかぼんやりとして見えた。>>464

何か考え事でもしていたのだろうか。
先輩と呼ばれて、後輩の立場だと相手の名前知らなくても
呼びかけられるから便利だよなとか考えてた。

真面目そうな印象があるから俺みたいな上級生が話しかけて
警戒されないかとも思ったが、
帰ってきた返事は気軽な響きがあったので安心する。]

 そ、昼飯食い損ねたからサボってた。
 ああ、俺は千葉ね。2年C組。

[問いかけに肯定し、ついでに自己紹介しておいた。

昼休みのことを問いかけられれば、
ああ、とあの時の自分の必死さを思い出して苦笑する。]
(497) 2022/10/20(Thu) 19:46:05
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a58) 2022/10/20(Thu) 19:48:08

【人】 軽音部 千葉郁也

 
 ちょっとな、昼出勤の社長から呼び出しがあって
 ダッシュでお出迎え?
 いや、お見送りしに行ってたんだわ。

 何言ってんのかわかんねえな、これじゃ。

 ……ほっとけないクラスメイトの地雷踏みにね。
 思い切り踏み抜いたっぽいけど、
 まあ、結果良かったからいいのかな。

[肩を竦めて答えるけど、
おそらく表情は明るいものだったと思う。

地雷云々は何も知らないだろう相手だからこそ、
気軽に話してしまったのはあるが。

津崎の名を出す理由がなかったのと、
津崎を知っているとは思っていなかったので
曖昧な表現になったから
津崎のことを意図して聞いたわけでもない相手に>>465
結局何を言っているかが彼女に伝わるかは怪しいが。

津崎のクラスを把握しているなら
伝わるものもあったかはどうだろう。]*
(498) 2022/10/20(Thu) 19:49:17

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 拒んでしまった筈の約束を
  まるで変わらず生きていたみたいに語られて。>>396

  何だか凄く、安心させられた。 ]

こっちも卒業までに出来るのか分からないな
千葉に半端なもの聴かせたくない

[ こいつがあの動画を見てしまったからって言うより、
  オレの持ち合わせたプライドの問題と
  きっと、過去じゃなくて現在の音を褒められるようになりたくて。

  他人の生き方に干渉させることで
  重みを幾つか分け与えてしまった責任は
  気持ちを取り戻したことを、演奏で証明出来たらと。>>274 ]
(499) 2022/10/20(Thu) 20:05:26

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 進路について一緒に悩んで、勉強を一緒にする。>>397

  それはもう、
  ただの暇つぶしの話し相手ではないだろう。>>394
  オレもやっとそう自分を認められそうだよ。

  ボロボロで願いを隠すことも出来なくなったオレがもし、
  千葉が覚悟を持たない内に醜態を晒したら
  取り返しがつかない方向で関係は変化して
  そのまま独り消えてしまう可能性もあったのかもしれない。

  生きてて良かったと思えるのは未来のこと
  今はただ、こうしていられることを喜ぶだけ。

  心の問題が絡む出席日数は、難しい問題で
  ついつい、一時苦い顔にもなってしまったけど。
  その後すぐ「頑張ります」って千葉に宣言した。

  怠慢を正し気力を取り戻していったら、
  そうした目に見えない傷も治していけるのかもしれない。

  安堵するような笑みが崩れない行く先があるといい。 ]
(500) 2022/10/20(Thu) 20:05:40

【人】 帰宅部 津崎絵音


そうか

[ ついでみたいに切り出された、でも大切なこと。
  返事は短く促すように、
  でも少し声色が嬉しそうになっていた。
  
  ずっとずっと悩み続けてた千葉が決めた願い。
  聞く権利を得られたのなら、知りたい。
 
  ちゃんと顔を上げて、向き合って、その目を見て
  ────確かに聞き遂げた。 ]

……それ、最高の願いだな

[ やっぱり熱心に思考を語ることは無かったけど
  心からの祝福を込めて、そう返した。

  誰かを救い、強い意思で自身の決断も出来る奴。
  これから歩む先をファン1号として見ていたいと強く感じた。

  こちらも同じく片手を挙げ、千葉に背を向け歩き出す。>>398
  投げやりな思いや恐ろしさも無い今は、
  フェンスの穴を潜り、旧校舎へ、その奥へ
  迷いなく一歩一歩進んでいく。* ]
(501) 2022/10/20(Thu) 20:05:54

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 旧校舎 ──



[ 草木が生い茂る敷地にある旧校舎は、
  やはりどこか自分達が通う校舎より暗く感じたけれど
  昼間と夜では見え方がかなり違う。

  幽霊が出る場所というよりは、
  ただ忘れ去られた物寂しさと過去を彷彿とさせられた。
  オレはきっと、この場所みたいになりたかったんだな。

  歩みに合わせ軋む床の音だけが聞こえる空間は静かだ。
  やはり、あの時と同じで何も起きる気配が無い。“今は”

  映画やゲームといったフィクションだと、
  幽霊は一つの建物内の特定の位置や部屋に出たりする
  所謂地縛霊ってやつ。

  ただ一度出会い、二度目もそうだったとして
  彼女がそれだとも限らなく解き明かすつもりも無いけど、
  足は自然と月夜に出会った二階の廊下を目的地とした。 ]
(502) 2022/10/20(Thu) 20:06:12

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 気がつけばその突き当たり、まさに邂逅の地へと立っていた。
  ──途中までしか記憶が無い。

  この先のことを思うばかり、無心で歩んで来たのか
  はたまた、選択の期日を伝えグラウンドに皆を送ったように
  今度はその膝元まで連れて来られたのか?……なんて。

  いつにも増して睡眠不足に苛まれているせいで、
  ファンタジーじみた思考になっているみたいだ。

  白く、淡く光る人影は記憶のままにその場所に>>1:n1
  ただ違う点が彼女の側に備え付けられた>>476
  死者には不必要で、ある意味では必要なものたち。
  お供えだって、すぐに分かった。

  ならその椅子はなんだろう?彼女と対話する為のもの?

  そこまで想像に難くないけれど、
  オレはそこに座らない、オレは対話を求めない、オレは]
(503) 2022/10/20(Thu) 20:06:25

【人】 帰宅部 津崎絵音



……神様、

[ 自然、思考もなく膝をつく姿勢になっていた。
  
  彼女は可笑しそうにしている。旧き学び舎に佇む幽霊を
  救いの主のように呼び敬意を示す生者の様に、なのだろう。

  愚かだろうか、狂っているだろうか。

  それでも、
  何かに縋らないと生きられない人間もいる。
  あなたにとって、望ましかろうとそうでなくとも。


  相変わらず床に足をつけることもなく、
  白昼夢じみて宙で揺蕩いこちらを見下ろす彼女は

  やはりひどく優しい声で、
  ──願いは決まったのかと問い掛けてくる。 ]
(504) 2022/10/20(Thu) 20:06:46

【人】 帰宅部 津崎絵音




オレは、オレの願いは……

 喉が乾く、  
  鼓動が激しくなるのが分かる、  
  独り温め続け、  
  諦めた願いが再び頭を過る。 ]
(505) 2022/10/20(Thu) 20:07:45

【人】 帰宅部 津崎絵音



交通事故で後遺症を負った右腕が、
また満足にピアノを弾けるようにして下さい

[ はっきりとそう告げ、祈りの形に手を組み頭を垂れた。

  願いを大きく捻じ曲げて尚、
  奇跡を望むオレにとって彼女は神様であった。 ]
(506) 2022/10/20(Thu) 20:08:04

【人】 帰宅部 津崎絵音


[ 脳裏に響く声が問い掛ける。
      ──「本当にそれでいいの?」

  訪れる人間達の心が読めるなんて可能性も、
  非現実的な力やこちらへの呼び掛け方を思うと
  充分ありそうなのは事実。

  でも、それはどっちだって構わない。
  多分試されているんだ。オレが理解するべきなのはこれだけ。 ]

……はい

[ 母親の心の病が、無かったことにならなくても。
  かつてのように弾けるまで何年掛かろうとも。
  再びの挫折を味わう時が来ようとも。

  選んだんだ、その道を。
  跳ね除けた約束を結び直したんだ。
  殺そうとした少年の自分と生きていくんだ。 ]
(507) 2022/10/20(Thu) 20:08:19

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 答えはすぐに返らず、オレは床を見つめ続ける。

  不意にやけに肌寒くなった気がして、
  思わず顔を上げ少し驚く──すぐ側まで彼女が降りてきていた。

  「あなたの居るべき場所に戻ったら、動かしてみて」
 
  そんなこちらの様子など意に介さず語る様は
  あの日の再現のようでいて、
  語る内容は、この邂逅の終わりを示している。>>1:n5 ]

っ、ありがとうございます……!

[ そして、願いが受け入れられたことも。
  感極まる思いに胸を締め付けられながら、再び頭を垂れた。

  もし心変わりしなくても。
  あなたはこんな風に優しくオレを消してくれたのかな。

  何かをされた感覚はあまりないのに、
  願いを叶えてくれたことを、少しも疑う心が生まれない。

  色々気になること言いたいことはあったけど、
  彼女を自己を救済する神聖のようにしか見ずに
  心惹かれ強く願いながら、結局生きることを選んだオレは
  
  ────その資格は無いだろうと、思うんだ。* ]
(508) 2022/10/20(Thu) 20:08:50

【人】 金海 叶冬

 



[  それからどこかのお休み時間
  
  天ヶ瀬同志のもとへお伺いするか>>2:478
  ボクは迷いました。

  MVをみよう!の会。
  ボクはボクのユメリンだって連れて来ています。



  あの日のボクがねがったこと、
  
最後に
同じユメリンが好きな人と
  ユメリンを応援してみたい。

  ユメリンの好きなところをききたいし
  好きな曲も、エピソードも
  本当はMVだって見たかった。
  願いをなかったことにして、清算して、
  けれど、それって、



  朝のこと、思い出します。
  あの言葉は誰かに向けてなのか、
  誰かにでもなかったかもしれませんが
  ボクにだって刺さらないわけじゃ、なかったから。 ]
(509) 2022/10/20(Thu) 20:15:27

【人】 金海 叶冬



[ 迷いながらも
  ボクは天ヶ瀬くんの近くへ、
  ……いけたかな。 ]
 


  天ヶ瀬くん、


  願いでぐるぐるかもしれない貴重な時間なのに


[ 
ごめんね、
がボクを埋め尽くして


  ボクは、  くるしくなりそうな息を
  でもボクは吐き出さなきゃ ]



  
(510) 2022/10/20(Thu) 20:25:46

【人】 金海 叶冬



  天ヶ瀬くん。
  本当はね、  ボクも、
  今日で さいごにして
  さよなら の つもりでした。


[ いきなりこんな事を言われたら、
  
迷惑だと思うから、 

  ボクは顔を見られなくて。


  馬鹿だなあ、って 。
  早く。行きなよ、旧校舎。

  ざわざわざわとこころがわらって。


 
(511) 2022/10/20(Thu) 20:28:46

【人】 金海 叶冬




 [ ボクは息を吸います。
   
ぼくのねがいごと、
]

 
(512) 2022/10/20(Thu) 20:41:38

【人】 金海 叶冬



  [ いつか、夢のむこうに。 
    心の中でとなえたら ]

 
(513) 2022/10/20(Thu) 20:43:27

【人】 金海 叶冬

  

  
  
  これじゃ、夢の向こうにいけませんよね。


[ だから ]

 
(514) 2022/10/20(Thu) 21:05:31

【人】 工藤 彩葉

 
― 二日目 ―

[帰宅後、久し振りにギターケースを開いた。>>283
楽器を抱えても、自由自在に演奏できるわけもなく
ぎこちなくコードを押さえて、
撫ぜるように小さな音を奏でるだけ。

もしこれを演奏できるようにしてもらえば。
棚ぼたで得た実力だったら、
約束を果たした結果がどうなっても>>404
私はそんなに落ち込まないでいられるかもしれない。


幽霊に会って、
最初はそんな考えも過ぎったけど。

今、それを選ぶ気は起こらなかった。]
 
(515) 2022/10/20(Thu) 21:29:11

【人】 工藤 彩葉

 
[その後は、
大きな音をたてないように気をつけてはいても
遅い時間になるとやっぱり気が引けるから。

スマホを見たり、メッセージを送ったり、
そんなことをしている間に夜は更けていった。

そうそう、明日の放送の担当者にも連絡を。
交渉の末に、ちゃんとあの曲、
流すって約束してもらったからね。>>254]*
 
(516) 2022/10/20(Thu) 21:29:13

【人】 工藤 彩葉

 
― 三日目・午後:千葉くん ―

[授業中のやり取りが横行(?)しているなあ>>425
って、千葉くんのメッセージに気付いたら
まずはそれを思った。

それが教室から送られているものなのか
メッセージでは見えないから、
サボりかどうかまではわからなかったけど。

どちらにせよ、今日が期限の最終日だと思えば
あまり咎めるような気も起らなかった。
し、

案外私もサボってたりしてね?
なんて、それはまた別のお話ということで。


旧校舎へはまだ行っていなかった。
私はあまり、日中に行くって考えがなかったんだけど
メッセージの文面を見れば、
そうじゃない人も結構いたのかな。

千葉くんは、向き合おうとしていた人と
ちゃんとお話しできたのかな。
気になることといえばそれだけど、
まずは返信を。]
 
(517) 2022/10/20(Thu) 21:29:16
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a59) 2022/10/20(Thu) 21:34:18

【人】 秋月壮真



 ─  回想 1day早朝・体育館(青葉) ─

  

 
 ……!!


  あ、
いや、
その……


[ 今までボールに触れてこられなかった分。
  体も心も喜んでしまった。

  周りが見てもわかる様子だったのかと>>2:25
  恥ずかしくなって帽子を
再び
深く被り直す。 ]


          そんなにわかりやすかったか?
          あまりこっちを見ないでくれ



[ そんな理不尽なことを言ってしまったかもな。 ]
  

 
(518) 2022/10/20(Thu) 21:39:04

【人】 秋月壮真




  はは、負けず嫌いのようだね?
  君も。
─────どうやら俺も




[ 1on1は鈍った体じゃ君に追いつけなかったか。
  それともテクニックだけは体が覚えていたか>>2:27

  負けず嫌い同士であれば
  途中から白熱したかな。

  
俺が一回だけで君を解放するとでも? 
 ]


 
(519) 2022/10/20(Thu) 21:39:14

【人】 秋月壮真



  バスケは一人で出来るものじゃない
  コートでは一人だという奴もいるけどね



  青葉、
君は仲間だよ

  俺は今でも君を後輩だと思うし
  チーム仲間だって勝手に思ってる
  ……辞めたやつがなに言ってるんだって
  怒られる話だけれど


  俺のこと、見ていてくれたんだね
  俺はもっと君のこと知りたかったよ



 
(520) 2022/10/20(Thu) 21:39:28

【人】 秋月壮真




  道は上から見ると枝分かれがわかるけれど
  地面に立っていると見えないよね

  だから進む道が見えてるところを歩いてしまう
  あるといいと思う、違う道が


  そうだね、いつか君と一緒に
  ミルフィーユ作って差し入れしたいと
  思ってしまったこと、言ってしまおうか


  一人じゃないさ
  たとえバスケを辞めても君は俺の可愛い後輩
  街で会えたら声かけてしまうくらいにね

  君はオシャレだから
  声掛けは俺が躊躇ってしまうかな



 
(521) 2022/10/20(Thu) 21:39:44

【人】 秋月壮真



  ……残念、時間のようだ
  俺はバスケ部の皆合わせる顔がないからね
  青葉は特別だよ



  じゃあ、またね
  楽しい時間をありがとう



[ 君の願ってくれること、嬉しく思うよ。
  俺は見つけられたかな。

  君と導かれたこの道を、
  進んだ先には希望があるだろうか。 ]


     ( 俺は君にとっての希望があればと
       願ってしまうよ。
       何せ俺は君の
”憧れの先輩”
だからね。

       ………やっぱりくすぐったいね。 )**


 
(522) 2022/10/20(Thu) 21:40:00

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 陽の下で ──



[ ふわふわと夢うつつの心地と重たい身体を引き摺って、
  一度は今のオレとして別れを告げたつもりでいた校舎を見上げた。

  時刻は、午後始めの授業が終わったくらい。
  多分千葉が帰った頃には授業中だったんじゃないか?>>405

  並び植えられた木々の前に設置され、
  座れば校庭を眺められるベンチに腰を下ろした。

  出席日数をどうにかする為に頑張ると誓ったばかり。
  でも今日は許してくれるな、千葉専務。
  もしもの時の為にマジで住所教えとこうかな。 ]
(523) 2022/10/20(Thu) 21:44:45

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 頭のどこかが熱にでも浮かされてる気がして。>>0:16
  座ってすぐ、マスクに阻まれない世界の空気を直に吸い込んだ

  生きてる。
  降って湧いた非現実的願いを叶える機会は、恐らく失われた。

  そして……掌を上にした両手を、恐る恐ると顔の前に。

  握っては閉じ、一つ一つ指を動かしたり両手で同じ動きをさせたり
  強く強く、拳を作ってみたり。
  誰かが見てたら不審でしかないくらい飽きもせず繰り返して。 ]

あー……

[ 気と息を抜くような声と共に身体を横に倒し寝転がった。

  治ってる。治ってると思うよ。彼女をオレは信用してる。
  でも二年間駄目だったことが急に元通りになったから
  頭が中々ついていかなくて、その癖身体だけ疲労を訴えてきて
  今は喜ぶどころじゃないみたいだ。

  これからのこととか考える前に、
  日常みたいにスマホを取り出してしまった。 ]
(524) 2022/10/20(Thu) 21:45:03

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 結局それどころじゃなくて
  最初しか発言しなかったグループの全体メッセージ。
  ある一つを見て小さく笑った。

  副会長、いや元副会長。見た目のままの人だな。
  男らしいとは思うけど別に怖いと感じたことはない。声はでかい。
  頼もしそうな人だと思っていた。
  それに、こういうことを躊躇わず発言出来るのは、
  生徒会の器だったのかもしれない。

  誰かの胸に刻まれたそれを、オレは後から見たけれど
  多分願いについて言っているんだろう内容は
  この日々が終わればもう関係がないわけではなくて。

  そうありたいなと思う。
  腕が治ったことは当然のものでも奇跡でもないと
  闇に浮かぶ白い姿と共に覚えておこう。
  きっと、一生忘れられない。 ]
(525) 2022/10/20(Thu) 21:45:44

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ それから個人メッセージを開く。

  やっぱりなんかムカつくんだよな。
  でもそれで許される何かを持ってるっていうか、
  悔しくなっても憎めない感じ、狡いな。

  結局願いは聞けないままでいる。
  ただ、こちらのような取り返しがつかない何かではない筈のそれは
  間違ったものなんかじゃ無いんだろうと勝手に思ってる。

  論す側で未来を語る側の、聡い奴だから。
  オレが天ヶ瀬に出来ることってのは
  本人が書いているとのだけなんじゃないかな。 ]
(526) 2022/10/20(Thu) 21:45:59

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ オレのターンとやらが来るのかは、ちょっと分からない。
  無機質な電脳の文字だけで読み取っていいのなら、
  三人がかりだった「絵音くん」に対し
  あの時彼女は自分一人で願いを諦める可能性を提示してきた。

  裏にある事情や心情を測るにはやはり距離が遠い。
  ただ、解決した故の選択肢では無かったことだけは分かる。

  天ヶ瀬と比べれば短文で
  何かを伝えるというよりはこちらへの返事が多くを占める。
  その中で、追加で送られたメッセージが

  身勝手で酷いかつての兄貴分に一つ許しを与えてくれていた。 ]
(527) 2022/10/20(Thu) 21:47:27

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 破滅を選ばなければそれで良し、それで終わり
  なんてことは現実世界では有り得ない。

  死に損ないが、同じ願いを持っていた彼女に対して
  生きることを強いる以上に出来ることはあるのか

  恐らく、祈りを押し付けて消えるよりはマシだろう。]


[ 通知があれば鳴るように設定を変え、
  木の葉が風で擦れる音を聴きながら今は一時目を閉じる。* ]
(528) 2022/10/20(Thu) 21:52:59

【人】 軽音部 千葉郁也

[旧校舎へと入るのを見届けた後、
校舎の方へと戻ってからも
津崎のことは心配していなかった。

現実的な未来の話。>>499

“半端なものは聞かせられない“っていうからにはきっと、
余計なこと考えないでいいくらいに
自分のピアノを取り戻すことに専念するってことだろうから。

別に津崎がダブっても仲良くはするけどね?
でも一緒に進路悩むなら同級生でいたいし。
出席日数はその宣言>>500を信じて
家を調べるのはやめておいてやろう。
代わりに俺の家を教えてやっても良いし。
家教えてくれる気があるらしいとは知らない話>>523


多分そういう、ただの暇つぶしの話し相手ではなくて、
遠い未来まで続く友人としての日常が
この先あるんだろうと信じられる。]
(529) 2022/10/20(Thu) 21:53:54

【人】 軽音部 千葉郁也

[責任取らせて欲しいとは思ったけど、
それは決して俺が押し付けたわけではなくて。

津崎が選んで、自分で決めた未来だから、見届けたいと思う。

これからもファン1号として替えの効かない友人として、
津崎が俺の側で息がしやすいと思ってくれるように、
俺も自分に願ったことを叶えていきたいから。


今日一日のサボりくらいはまあ、許すよ。]**
(530) 2022/10/20(Thu) 21:54:27

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day・午後のどこか──

[いつ頃行くかなと考えていたけど工藤からの返信を見て、
少し考えてから返信をする。>>517

授業中に送ったことに関しては特に気にしてなさそうだった。

後輩もサボってたし、津崎はサボるどころか
昼休み登校だしって、うん、今日は許そう、
結構今日はそんなもんなのかな。]
(531) 2022/10/20(Thu) 21:56:00

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 1day・2day:彩葉ちゃんと ──
 

 もちろん僕がお願いしたのだけど、
 黒板をろくに見てなかった時の授業ノートが
 ドサドサ、と。>>323 >>324
 おもわず事務処理に" 願い "を使いたくなった。
 先生、彩菜ちゃんがスパルタです。
 
 それと、誰かの願いを打ち消す" 願い "だけど
 現実味は薄いかな、と言うことも話しておいた。
 打ち消したい相手と、
 あの幽霊の前に一緒に行くのが大前提だし。

 もしあらかじめ願いの内容を知っていたとしても、
 打ち消す必要のない願いに変えられていたら
 目も当てられなくなる。
 
 それでも" 代償 "を考えれば、2人以上で行って
 予防線を張っておいた方がいいのだろうけど。
 
 
(532) 2022/10/20(Thu) 22:03:45

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 2day・昼休み:彩葉ちゃんと ──
 

 急遽、お昼の放送のゲストとして参加する事になった。
 今日は通学途中でコンビニに寄ったから、
 パンの入ったビニール袋を持って。
 
 
 「 かけたい曲かぁ ……ユメリン。
   " 悩んだ数だけつよくなる " って曲が
   あるんだけど、音源あるかな? 」
 
 
 かけたい曲を聞かれれば >>325
 悩んでるようで悩んでない。僕は即答しつつ。
 もし音源が無かったら
 はいどうぞ、とCDを渡すだろう。
 常に鞄に入れてるよ?布教用に。

 
(533) 2022/10/20(Thu) 22:03:48

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 「 彩葉と青葉で二枚の葉
   僕たち、Two Leavesでーす
   よろしくねー 」
 
 
 なにせ、放送なんて初めてなので ───
 ゲストの立ち位置が良く分かっていない
 トークをしたかもしれない。
 
 あと、ユメリンの曲の後は
 30秒後に僕のマイクを切ってもらう様、お願いした。
 さすがに限界化したところを
 全校生徒に晒すのは怖い。とても怖い。
 
 
(534) 2022/10/20(Thu) 22:03:51

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 物心ついたときからの違和感。
 恋を抱かずにここまで来たから
 男が好きか、女が好きかなんて未だに分からない。
 

            だけど、 ─── だけど。
            僕はずっと願ってたんだ。**

 
 
(535) 2022/10/20(Thu) 22:04:04

【人】 大木慎之介

[放課後の屋上で旧校舎方面を眺めながら、
 大木は空想を巡らせた。

 もし白瀬の家のように兄弟を比較され、
 その結果、弟に嫌われていたら、と。

 逆よりは想像しやすかったのだ。
 弟に白瀬のような態度をとられたら、と
 考えるだけでよかったから。
 白瀬が夏実に取る態度は、大木に対するものより
 遥かに激しいものかもしれないとは思ったが
(536) 2022/10/20(Thu) 22:06:25

【人】 大木慎之介

[結局思い浮かんだのは、白瀬と話している最中に
 夏実に感情移入したときと大差なかった。>>2:350

 「こんな弟……」と思ってしまううこともあろうし、
 喧嘩の和解に時間がかかったときと同じような
 疎ましさややり切れなさも、もっと強く感じるのだろう。
 それでもきっと嫌いにはなりきれないのだろう。

 そして、どんなに不快な思いをすることになろうと
 弟と直接話をしたいだろうとも思った。
 実際に夏実がそれを試みているとは知る由も無い。>>337


 避けられ続けるよりは喧嘩したいと思うだろうし、
 いくらでも言葉を尽くしたいに違いないと思った。
 そう簡単には実現できないかもしれない、とも]
(537) 2022/10/20(Thu) 22:06:47

【人】 大木慎之介

[白瀬姉妹の行く末はどうしても気になってしまう。
 夏実が同類に思えるのと、白瀬とも多少関わったことで
 他人事とは思えないせいだろう。

 どちらかに経過を直接尋ねに行く気は大木には無いが、
 卒業までの間に風の噂ででも聞きたいものである。

 そのためにも、生き続けてほしいのだ。
 姉妹の両方に。

 直接できそうなことはもうやった後。
 ほかに大木にできるのは見守ることぐらいだし、
 見守ろうとしていることを白瀬には
 知られたくなかった。
 機嫌を損ねて水を差したくなかったから]**
(538) 2022/10/20(Thu) 22:07:22

【人】 鈴掛 未早


[ ―― 思い出してしまうな。

 努力だけじゃ報われない。
 好きだけじゃ続けられない。

 そんな世界でも、

 そういった言葉だけが、支えていてくれたこと>>421


    お気に入りの曲を何度も聞き返すみたいに
    ずっとずっと、頭の中で繰り返す
のこと。
]
 
(539) 2022/10/20(Thu) 22:11:09

【人】 鈴掛 未早



  でしょ?

  頑張ってたよ 昔はね。


[ 話を聞く大木にも、何か思うところはあるのか
 聞き入ってくれる様子と落ちた言葉に>>420>>421
 くすりと笑って、わざとらしくそう返した。 ]
 
(540) 2022/10/20(Thu) 22:11:26

【人】 鈴掛 未早


[ 弾けなくなったわけじゃない。
  嫌いになったわけでもない。

 音楽は好き。でもこういう話は、
 大木に限らず人に話したことはあまりないと思う。

 「ならどうして辞めたのか」って

 たったひとつ問いを避けたくて
 だけれど今、そこに触れられなかったことに、
 安堵と何かしらが綯い交ぜになった感覚でいるのは

 なんなんだろうな。

 人の気持ちなんてわからない。
 それは時に、自分自身のものでさえもね ]

 
(541) 2022/10/20(Thu) 22:11:56

【人】 鈴掛 未早



  習うのもそうだし、
  コンクール1回1万とか、そういう世界よ

  それこそ奨学金とかもらえるぐらいの
  飛び抜けた何かがなかったら、
  一般家庭の身には険しい道ですね

  それを超えてプロになってるような人はもう、
  神様ですよ。神様。
  いやまあそれは言い過ぎかもだけど、
  私から見たらほんと、雲の上って感じ。


[ 天井を仰ぐ大木には、>>423
 そんな夢のない話を零して目を細めよう。

 そう、一般家庭の身には険しい道なのだ。
 わりと裕福な方ではあったと思うんだけど
       …… というのはまた別の話。
]
 
(542) 2022/10/20(Thu) 22:12:29

【人】 鈴掛 未早



  …………

  なんか、そうやって労ってもらえるの
  久しぶりだったから嬉しいや

  ありがと。


[ ふっと思ったことを、今回ばかりは素直に口にした
 私にだってそう言うことくらいは、略。 *]
 
(543) 2022/10/20(Thu) 22:12:51

【人】 未國 聖奈

 

── 旧校舎19:00 ──


 保健室は放課後のチャイムが鳴る前には出た。
 人がにぎやかになるよりも先に学校を出て
 あたしの足は繁華街を歩いていた

 帰ってしまってもしょうがない。
 約束の時間までまだまだあった
 あたしの手には駄菓子屋の袋。
 300円以内のおやつ、何が入っているかはお楽しみ。

 そうしてぶらぶら時間を潰して
 ようやく向かうは旧校舎。
 すっかり日が落ちてしまった学校の敷地内
 煌々と自動販売機の明かりだけが強く瞬いている。

 あたしはかなちゃんを探す。
 無事、かなちゃんには会えただろうか。

 ………約束、もしかして叶わなかった?
 ……それとも先に行っちゃった?

 少し待ってこなかったのなら、
 あたしひとりでもきっと旧校舎へと向かうつもり。**

 
(544) 2022/10/20(Thu) 22:29:00
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a60) 2022/10/20(Thu) 22:30:32

【人】 大木慎之介

─ 朝・鈴掛と ─

[わざとらしい返答にきょとんとして>>540


  今も割と頑張ってね?
  ピアノじゃないかもしれないけど。


[大木には「鈴掛は努力家」という
 漠然としたイメージがあった。
 根拠があるわけではないのだが、なんとなく。

 鈴掛は努力していたとしても、その姿を
 人に見せるほうではなかったような気がしていた。
 それなのにそういうイメージがあるのはなぜなのか]
(545) 2022/10/20(Thu) 22:43:05

【人】 大木慎之介

[「どうして辞めたのか」>>541
 それは大木には浮かばない疑問だった。
 『特別な才能が欲しかった』という話だけで
 充分に納得してしまっていたから。

 実際にかかる費用を聞くと、
 ますます現実離れした世界である。>>542
 なお鈴掛の家庭の金銭事情までは知らない]


  練習場所の問題とかもありそうだしな……
  あ、ピアノは対策しやすいほうか……?


[なんて、楽器演奏には詳しくないながら
 雑談程度のことをいくらか話しただろう]
(546) 2022/10/20(Thu) 22:43:34

【人】 大木慎之介

[珍しく素直に礼を伝えてもらって、>>543
 嬉しいとか珍しいとかよりまず、
 大木はなんとなく居心地が悪くなった。
 戸惑った、というのが近いのかもしれない。
 それで]


  素直じゃん。雪降るんじゃね?


[いつもなら鈴掛が言い返しそうなことを、
 思わず言い返した。

 大木の言動として特別珍しいものではない、はずだ。
 友人同士ならまあまあある。
 距離のある相手には絶対に言わないだろうが]
(547) 2022/10/20(Thu) 22:44:07

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 3day 午後:教室で ──
 
 
  「 うげ、 …… バレてる。 」
 
 
 千葉くんからのメッセージに、思わず声が漏れる。
 授業中かって?もちろん。
 彼の心配事はひとまずなくなったらしい。
 何かが好転したんだろう。
 僕は小さく胸を撫でおろす。授業中なので。
 
 ベースのスタンプをじぃっと見つめながら
 僕はスマホの画面に指を滑らせ、メッセージを送った。
 
 
(548) 2022/10/20(Thu) 22:44:23

【人】 大木慎之介

[その後、話題も落ち着いたなら]


  じゃあそろそろ戻るか……。
  なんか久々に日常会話した気分。
  ありがとな。


[ここ数日はなんだかんだ話題が重くなりがちで、
 鈴掛との会話は実に良い息抜きになったのだった。
 それを素直に感謝すると、立ち上がって伸びをした。

 その後はさっさと歩き出すだろう。
 鈴掛が帰りまで一緒に歩きたがるとは
 思っていないのであった。

 声をかけられれば足を止めるだろうが]**
(549) 2022/10/20(Thu) 22:44:48
大木慎之介は、メモを貼った。
(a61) 2022/10/20(Thu) 22:46:18

【人】 鈴掛 未早



  …… あー、もう、

  このままばっくれてどっか行きたい


[ そう独り言ちたのは大木との話が終わったあと。
 帰りまで一緒なわけではない。ほんとそれ。>>549

 まあもしいたとしてもたぶん、
 一緒にサボろうぜって言うタイプではないでしょ
 って、昨日の1限いなかったとか、
 そんなのクラスの違う私は知らないことだし。

 残念ながら身に染み付いた優等生しぐさが
 その衝動を現実のものとすることは阻んだ。 ]
 
(550) 2022/10/20(Thu) 22:49:37

【人】 鈴掛 未早


[ 授業に取り組む時間は惰性に近くて
 あちらこちらへ取り留めなく思考を彷徨わせながら
 今日も聖奈がいないな、って気付く>>85
 保健室にいるなんて私には知り得ないこと。

 昨日も姿が見えたと思ったらすぐ早退してた。
 常ならぬその様子は不安を呼ぶ、そう思えば
 筆箱食べそうになってた時からちょっとおかしかった。
 ような気もしてくる。

 いや真剣に悩んでるじゃん。>>1:387 ]
 
(551) 2022/10/20(Thu) 22:50:09

【人】 鈴掛 未早


[ 生存確認をしたかった。
 そんなの私の身勝手。

 悩んでるとして、悩んでたとして、
 手の伸ばし方なんてわからなかった

 
必要とされているわけもない。
*]
 
(552) 2022/10/20(Thu) 22:51:18

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day・午後──

[中庭で昼飯食ってる時だから後輩女子と話した後かな。

天ヶ瀬授業中だろ?反応はえーよ、勉強しろよ。>>548
と、授業に出てない奴が申しております。

送られて来たメッセージを見て思わず噴き出してしまった。
飲み物途中だったから思い切り咽せたよね。]
(553) 2022/10/20(Thu) 22:56:05

【人】 白瀬 秋緒

― 昼下り・中庭 ―

[ 己が話し掛けて身構えるのは、むしろ真面目側の人間だ
 ……というと目の前の先輩が、少なくとも真面目側の人間には見えないと言ってしまってるようなものだが
 苦手側の人間と話すよりは、幾分か気楽だったのは確か ]


  あー……そーなんすね

  千葉先輩、ですね


[ 昼飯食いそこねたってサボる理由に値するんだなあと、
 実は学校での素行はあまり悪くない中途半端な真面目さが顔を出す
 だがそれよりも思い出したのは、昼休みのことだった ]
 
(554) 2022/10/20(Thu) 22:59:14

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 名乗られた名前を呼んで、クラスが絵音と同じだったことに納得した>>497
 己だって絵音のクラスを知る訳ではなかった。つい最近までは
 けれどあの日の夕方に、絵音が居た教室が、己と学年だけ違った同じものだったことは覚えているから
 ……否、正確には分からないけれど、それは今はたぶん重要ではない ]


  あたしは、……

  ………………………白瀬秋緒、です。1-C


[ 名乗られたら名乗り返すべきとは分かっている
 しかしこの名字を口に出すのを躊躇する思いは、未だ消えていない
 かと言って名前だけ名乗るのも、難しいから
 たっぷりの間の後で、フルネームを告げた ]
 
(555) 2022/10/20(Thu) 23:00:14

【人】 白瀬 秋緒

 
[ さて、思い出して口にした昼休みの事
 苦笑から始まった言葉は、……最初の方はちょっとよく分からなかった
 本人もそう思ったらしく、もう少し分かりやすい説明になる>>498 ]


  その人と仲、いーんすね


[ 地雷。それは己にも沢山あるもの
 地雷……触れられたくない部分は多かれ少なかれ誰にでもあるのだろうが
 踏む覚悟をしたということは、そのクラスメイトが大切な人なのだろうな、と
 素直な感想が、口から出た、の、だが

 クラスメイト、という言葉に引っ掛かる
 地雷を踏み抜く必要がある、2-C生徒クラスメイト……
 それで過るのもどうかと思うが、
 地雷は踏まずとも揺さぶりに行った相手なのだから仕方ない
 ]


  ……え 絵音、くん?


[ それは、千葉に聞いたというよりは、思い付いた名が口から出てしまった、という感じだった ]
 
(556) 2022/10/20(Thu) 23:00:56

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 「先輩」を君付けの名前でうっかり呼んでしまったことに気付けば、非常に苦々しい表情をしただろう
 この三日間ですっかりそちらに戻ってしまった

 ごく僅か前には距離を置いていたはずの相手だったはずなのに
 短期間で物凄く詰め寄ってしまったな、と思う
 昔、すごい速さで駆け寄っていたように

 そう思うと、ある意味非現実というか、夢みたいな期間だったなと、苦笑した* ]

 
(557) 2022/10/20(Thu) 23:01:31

【人】 工藤 彩葉

 
― 三日目・午前中:かなちゃん ―

[昨日のかなちゃんのメッセージ、お返事はしたけど
その後返ってくることはあったかな。
返信がなければ、具合が悪いのかも、
それとも今は休んでいるのかもって考えて
邪魔はしなかったと思う。


どちらにせよ、今日のかなちゃんは
朝から登校していたから。>>460
私は笑顔でおはようって声をかけたんだけど。

ヒソヒソ聞こえてくる声に、やめなよ、って
言いたい気持ちが胸の中にはあったのに。
こういう時、いつも私を引きとめる声があって
「優等生ぶって、何様のつもり?」
学校に来なくなったあの子に言われた言葉。>>1:50

私はうまく声を出せなかった。]

 
(558) 2022/10/20(Thu) 23:09:36

【人】 工藤 彩葉

 
[…そんな感じだったから、
ちゃんと声をかけられたのは
ヒソヒソが落ち着いた後だったか、
それともHRのあとか、休み時間になったかな。]


 かなちゃん、今日のお昼ね、
 あの曲かけてもらえることになったから。

 楽しみにしていてね。


[それだけ伝えて。


今日、当番じゃない私は、
お昼休み真っ先に教室を出たりしなかったけど。

かなちゃんはその曲を、
どこで聴いたんだろう。]*

 
(559) 2022/10/20(Thu) 23:09:38
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a62) 2022/10/20(Thu) 23:14:08

【人】 金海 叶冬

 
 [ MVみるような空気じゃ
   なくしてしまったかもしれません。
   それにはごめんなさい、って言います。
   いつかリベンジできるでしょうか。 

   昨日そういえばあやちゃんと二人
   放送でおはなししていたのを

   ボクは少しくらいは聞けたでしょうか?


  明日には変わって、変わらないものがあって
  その選択をボクらは突然迫られて。
]

     
   昨日かけてた曲、
   悩んだ数だけ強くなる、ですよね。
   

   あの曲のサビ入り前に振り向くユメリンが
   ボクとても好きです。
   なんだか決意みたいなもの 感じられて。
   瞳の奥がキラってひかるのが
   綺麗ですごく好きなんです。

 
(560) 2022/10/20(Thu) 23:21:25

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day中庭・午後──

[彼女から見た自分の印象はおそらく
想像とは遠くないものだろう。>>554
生活指導やら服装検査に捕まりやすいし、
秋月先輩にはそれで覚えられてるくらいだから
真面目側ではないと認識しても特に反論はない。]

 そう、チバ先輩です。

 そっちは……、ああ、
 ”禁断のバターサンドの秋緒ちゃん。”

[名前を聞いて思い出したのは>>555
天ヶ瀬からの生存報告(?)のグループメッセージだ。

白瀬という先輩女子が元生徒会にいたことは
知ってはいるが、特に知り合いでもないし
頭には浮かばなかった。

なので、あの凶器(狂気)みたいな食い物が
好物なのかすげぇな…、
あの日は調理室にいなかったけどとか考えていた。]
(561) 2022/10/20(Thu) 23:24:12

【人】 軽音部 千葉郁也

[いきなり変な呼び方した反応が
どうだったかはともかく、
昼休みの経緯に対しての秋緒の感想には>>556]

 まあ、仲良しかな。
 ズッ友になった。さっきだけど。

[その前までは友人以外だったのだから不思議な話だけど。

少し感慨深くなっていると、
彼女の口から溢れた名前に少し目を丸くした。]

 あ、知り合い?そう、絵音くん。

[そんな呼び方したことねぇけど。
肯定の意を込めて復唱した。

そして、後輩である秋緒が親しげな呼び方をすることに、
もしかしたら津崎の周りのアイツを思う誰かの中に
彼女も入っているのではないかとは思った。]
(562) 2022/10/20(Thu) 23:25:36

【人】 軽音部 千葉郁也


 その絵音くん…俺はやめとこ、この呼び方。
 津崎とは今後とも仲良くはさせてもらうので、
 えーと、秋緒?もよろしく。

[なんとなく津崎の家族にでも
挨拶するような気持ちでそう告げた。

“絵音くん“と口にした後の彼女の顔>>557を見て、
きっと親しい仲なのだろうと思ったから。]*
(563) 2022/10/20(Thu) 23:27:00
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a63) 2022/10/20(Thu) 23:45:45

【人】 大木慎之介

─ 日が沈む頃 ─

[初めは大木にも旧校舎に向かうつもりがあった。
 どこかに隠れて、旧校舎に入った人が
 出てくるかどうかだけを確かめたい気持ちが
 あったのだが。>>473

 敷地を眺めるうちに、それが見守りの範疇か、
 やはり疑問と罪悪感が湧き始めた。>>467

 いつごろ誰が向かったか、
 複数で向かう人がいるなら誰と誰が一緒か、
 そういうことを見知ってしまうから。

 それでどうしても行く気になれなくなった。
 行く気にはなれないけれど、
 友達のことだけはどうしても気になって、>>468
 仕方なしにスマホを取り出す]*
(564) 2022/10/20(Thu) 23:46:17

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 3day・放課後:秋緒ちゃんと ──
 
 
 「 あ、秋緒ちゃん ! 」>>458
 
 
 放課後、料理部の部活に出るべきかどうか悩んでいた。
 つまり、旧校舎に行くタイミングを
 どうするかなんだけど。
 僕の場合、もし願いが叶った場合を考えると、
 生徒のいない夜の方がいい気がする。
 
 じゃあ部活は出ておこうかな、と鞄を持ち
 立ち上がったところで、教室の出入口から
 僕の名前を呼ぶクラスメイトの声が届いた。
 その近くにいた彼女の姿を見つけると
 手を振りながら、タタッと近寄って。
 
 
(565) 2022/10/20(Thu) 23:47:18

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 「 あ、部活行く ?
   うんうん、そしたら行こっか ! 」
 
 
 調理室までのお誘いを受けると、頷いて教室を出る。
 " いつでもどこでも "と僕が言ったのだ
 やってきた理由は聞かないけれど ────
 
 
 「 どう ? 願いは決まった ?
   それとももう叶えてきちゃった ? 」
 
 
 期限日に聞く質問なんて、
 結局のところ、こうなっちゃうよね。*
 
 
(566) 2022/10/20(Thu) 23:47:21

【人】 大木慎之介

[送ったメッセージは簡素なものだが、
 それでも何を言いたいのか、
 秋月ならだいたいわかるんじゃないかと思った。

 通じないなら仕方ない。

 もしもう旧校舎に入った後なら?
 それはもう、諦める以外にないだろう。
 後からでも意味のあるメッセージだったなら喜ばしいが。

 向こうから手を伸ばす気にならないのなら、
 こちらから手を差し伸べても
 取ってもらえない気もしたのだ]
(567) 2022/10/20(Thu) 23:48:16

【人】 大木慎之介

[残りの時間は校舎内や学校の敷地内で
 過ごすことにした。
 
 夜の学校は薄気味悪いものだが、
 遅くまで残る用事は結構あって、
 耐性が無いわけでもなく。

 スマホの着信にはすぐ気付けるよう、
 音が鳴るように確かにセットした。
 鳴らないならば、それが一番いいのだろう]
(568) 2022/10/20(Thu) 23:48:32

【人】 大木慎之介

[一時は願い事を検討してはみたものの、
 大木は何も願う気になれなかった。
 無いのだ。幽霊に願って叶えたいような願い事が。

 叶えたいことは自力で。>>0:203
 いろいろ考えた結果、どうしてもそこに辿り着く。

 なら人のために……と考えてみて、
 一度は考えついたものも、
 結局、願おうとは思えなくなった。>>131

 けれど思い悩んだおかげで友人たちの
 今まで知れなかった一面を知れたこと。
 自分の一面にも納得ができたこと。
 旧校舎探検にでも参加しなければ
 知らないままだった人たちと知り合えたこと。
 それらを考えたら、探検の日を含めて
 有意義な4日間だったと断言できる。

 非日常が終わり日常が戻ってくる、
 その1st dayはすぐそこだ]**
(569) 2022/10/20(Thu) 23:48:55

【人】 鈴掛 未早


[ 特別な才能が欲しかった。>>343
 ■■を■■■ほしかった。
 五年前の私ならきっと、
 その願いに魂だって賭けられた。

 億万長者になりたい、とか>>1:537
 宝くじが当たればな、とか>>348
 三年前の私ならきっと、
 その願いが何より切実な望みだった。

 今は、……今は、もう、何も思いつかない
 それらはすべて、過去になってしまったから ]

 
(570) 2022/10/20(Thu) 23:49:34

【人】 鈴掛 未早


[ 私がいなくても幸せに生きてる人の
 幸せを叩き壊してまで叶えるものではない。
 ■■■を■■■のは、いけないこと。

 過ぎた時間とそれなりに持ち合わせた倫理観は
 ただ、どうにもならない絶望の味だけ残す。

 褒めてくれたひとはもういないのに。
 優しい声を頭の中で繰り返して思い出に縋って、

 褒められる自分から逸脱しない程度夢も希望も何もない、ただ空虚なばかりの、日々を浪費する ]

 
(571) 2022/10/20(Thu) 23:50:40

【人】 鈴掛 未早


[ 消えようとは思えなかった。
 その発想を、持てなかった。

 死んだらあの人は悲しむんだろう。
 今でもそれだけは確信があった。
 長らく面倒を見られてきたからこそ、
 死んで伝わらないことは、きっとない。

 私はもうその光が当たる存在ではないのに
 翳らせる雲には、なりたくないと思ってしまう ]

 
(572) 2022/10/20(Thu) 23:51:24
大木慎之介は、メモを貼った。
(a64) 2022/10/20(Thu) 23:52:23

【人】 鈴掛 未早



[ 星はただそこにあるだけ。
 何かのために輝いているわけじゃない。
 誰かのためなんてなおのこと。

       私には誰もいない。>>2:482
       努力したって、好きでいたって、
       ■■、■■■、■■■くれる人なんて
]


 
(573) 2022/10/20(Thu) 23:52:42
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a65) 2022/10/20(Thu) 23:53:00

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

── 2d昼 with 白瀬さん ──

 こちらこそ。
 聞いてくれて、ありがとう。

[真面目な子だと、思う。>>353
 俺と話したことが、君に何かの影響を与えるか。
 与えたとして、それが良い影響か、悪い影響か。
 分からなかったけど、わからなかったから。

 何か、良い影響になれば良いと思った。

 それは、願いというよりも祈りに近いもの。**]
(574) 2022/10/20(Thu) 23:53:30

【人】 鈴掛 未早



   
[ ―― でもそれって、
    願って得るものじゃないんでしょ *]


 
(575) 2022/10/20(Thu) 23:54:00

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day旧校舎前・???──

[帰りてぇな、吐きそうだ。

旧校舎に着いたのは工藤との約束の時間より少し前。
自分がどの程度時間がかかるか
わからないため余裕はもった。

もう辺りは暗くなっていたと思う。

やはり暗闇の中の旧校舎は不気味に見えたし、
この中にアレがいることを思うとやはり
踵を返したくもなるけど。


一度瞼を閉じ、深呼吸をして。

本番前ということで
昨日の帰り道、工藤との予行演習を
思い返していた。>>281

思い返すと頭を抱えたくなる思いはどうしてもあったが。]
(576) 2022/10/20(Thu) 23:57:19

【人】 軽音部 千葉郁也

[驚いて肩が跳ねたのは(86)1d100回くらい、
変な声を発したのは(18)1d100回程度、
足元に何があるわけでもないのに
飛び退いたのが(48)1d100回だったかな…、
さて、心臓が止まりかけたのは結局何回だろう。

途中の自販機で休憩する間も含めたら
工藤はひとりで帰るより余程帰宅時間を
かけさせてしまったのではなかろうか。

自分から申し出ておいて送るとは…?
という気がしなくもないが、
一人で帰るよりは面白いものが見れた

夜道の一人歩きよりは安全だったのでは
(隣に一人で危機に陥ってる奴がいるから意味ではなく)
と思って許してほしい。]
(577) 2022/10/20(Thu) 23:57:39

【人】 金海 叶冬

 

[ 休み時間はあっという間で
  チャイムがなれば 終わりで
  ごめんねって言って席に戻る時間です。

  変なことしか言えてないや、でも、 ]


  色んな事を考えられたのは
  天ヶ瀬くんのおかげです。

  ありがとう。
  また、話せるとうれしいです。
  
  
  

 [ 来週のボクが、どこにいて
   どうなっているか わからないけれど

  新曲の話 できるかな。
  来週のボクは 天ヶ瀬くんと友達になれるかな ]*
(578) 2022/10/20(Thu) 23:58:36

【人】 軽音部 千葉郁也

[それに、別れ際かけてくれた言葉。
“臆病だなんて思わない“と言ってくれたこと。>>282

さっきまで見てたもの忘れたの??と思わず言いかけたけど、
いや、嘘、そういう話じゃないのは、
地雷踏みに行くと宣言した俺にくれた声援>>280
同じ意図だとわかってるから、
ちゃんとありがとうって伝えたよ。

それに、津崎の地雷踏みに行った時の方が
余程勇気がいったんだ。
たかだか幽霊に会って帰ってくるだけの
かんたんなお仕事だろ、こんなの。

別に克服する必要もないんだろうし、
気にしないで良いと言ってもらったから、
それで良いと自分でも思っている>>153。]
(579) 2022/10/20(Thu) 23:58:45

【人】 軽音部 千葉郁也

[でも、俺が俺のままでいることが願いなんだと
自分で認めるためにも、
叶えてもらわなくても出来ることを示しておきたくて。

誰にだろう。
あるがままでいいと言ってくれた工藤とか、
最高の願いだと言ってくれた津崎>>501
自分の願いと戦うって決めた金海、
肝試し行くなら悲鳴あげるほうじゃなくて
誰かを支える方でと言った天ヶ瀬、

後はやっぱり俺自身のために。]

 行くか……。

[三日前よりは怠くない声を出して。
大事な両手をポケットに突っ込むと、
いつもよりは背筋を伸ばして旧校舎へと足を踏み入れた。]*
(580) 2022/10/20(Thu) 23:59:26
 




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55回 残----pt

ありがとう

千葉郁也
60回 残----pt

そばにいるよ

秋月壮真
121回 残----pt

君と手を繋いで。

世良健人
75回 残----pt

君と手を繋ぐ

未國 聖奈
100回 残----pt

己に願いを。

大木慎之介
53回 残----pt

願いは自分の力で

小鳥遊 大地
35回 残----pt

びちびちびちびち

金海 叶冬
86回 残----pt

ねむたい

天ヶ瀬 青葉
66回 残----pt

除霊師

工藤 彩葉
82回 残----pt

 

鈴掛 未早
42回 残----pt

生きていく。

白瀬 秋緒
122回 残----pt

さいしゅうび

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0回 残----pt

 

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