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【墓】 瑞野 那岐[かたりと、動いた手先に持つのは避妊具。 先の行為を思わせる動きに、ずくんと、下肢が重くなる。] ……は、…… [欲しい、と思う気持ちが僅かに、揺らいで。*] (+71) 2024/01/14(Sun) 15:36:04 |
【墓】 高野 景斗[ ぺり、と手早くパッケージを破って、 触れられることもなく、狂ったように、 猛った自身の熱にそれを被せる。 ] 欲しくておかしくなりそうなのは、俺だけ? [ 改めて、覆い被さり、額をこつりとぶつけて問う。 導くように彼の両手を取り、入るのを手伝ってと ばかりに、脚を広げさせるように持たせると、 ] 入れるよ [ 後孔に己の熱を宛てがい、ぐり、と切っ先を埋め込んで。* ] (+73) 2024/01/14(Sun) 16:11:25 |
【墓】 瑞野 那岐[困っていると伝わっていても、嬉しいという。 気持ちよくなりたいのも、胸が高鳴るのも 悪いことではないと、言うみたいに。 受け入れることを覚えて、人の手によって乱されることが こんなにも恥ずかしいことだと思わなかった。 なのに、身体はぞくぞくと震えて熱を孕む。 嬉しいと、欲しいと、言われる度に、 どくんと、強く脈打つ自身の心臓が、伝える。] ……ふ、……ぅ、ッ…… [口元に伸ばされる指に視線が映る。 やわく唇を押し潰されて、甘い吐息が落ちて。] (+74) 2024/01/14(Sun) 16:49:22 |
【墓】 瑞野 那岐……ン、 [恥ずかしい、のに。 薄く口を開いて、その指先を甘い飴のように喰む。 反らした視線を持ち上げて、目を見合わせれば 熱に侵された目がこちらを見つめている。 かぷ、ともう一度欲しがるように、食んで、歯を立てて。] ……も、……かしく、なってる、……っ、 [だって、そうじゃなければ。 こんなに貴方に触れたいなんて、思わない。] (+75) 2024/01/14(Sun) 16:49:41 |
【墓】 瑞野 那岐[歯を立てた場所を、ちろ、と舐めて吸い付いて離せば、 彼の両手が動く、もっと、深く繋がるために。 待っている間も、は、と息は乱れたまま。 シーツの上に転がり、もぞ、と両足を開いて彼の隙間を作る。 待ち望んでいたかのように、身体を一歩、詰め寄られ 吐息が掛かる程の距離に彼を感じて。 自身の手を導かれて、両足に運ばれた。 余りにも恥ずかしい体勢にクラクラと目眩がする。] (+76) 2024/01/14(Sun) 16:49:55 |
【墓】 高野 景斗 ンンッ……は、 [ 望む声に、引き寄せられるように、 ずり、とナカへ押し入って――。 ] すごい、吸い付いてくる 気持ち良い、……出ちゃうかと思った [ 奥へ到達するまでの間に、絡みつかれるように 刺激されて、どくんと大きく熱が脈打って ] 奥まで、入った ね [ 耐えるのに苦労するほどの快楽の波に ようようやっと、耐えて最奥までたどり着いたら 彼の顔の横に手を付いて ] (+78) 2024/01/14(Sun) 17:11:06 |
【墓】 高野 景斗 顔見ながらするのが、いちばん好きだな [ 恍惚とした表情を見せた事だろう。 だがそれも一時のこと。ゆるゆると腰を引き、 また穿てば、徐々に速度は上がっていく。 ] 腰、溶けそう めちゃくちゃ 良い、 [ 快楽に緩み、歪む表情を見つめているようで居て 同じ表情を見せているだけかもしれない。 ごり、と膨らみを擦りながら、息を詰めて。* ] (+79) 2024/01/14(Sun) 17:11:21 |
【墓】 瑞野 那岐[息を詰めながら彼が押し入ってくる。 力まないようにしていても僅かに手に力が籠もった。] ……ぁ、 ぁッ、……く、ぅッ [元は受け入れる為のものではない器官。 狭路を熱い昂りで埋められて切ない声を洩らす。 彼の全てを飲み込んで、ようやく詰めていた息を吐いて、] ん、……ぅんッ、……ぅッ、 [拡げられた後孔がひくんと彼に纏わりつくように蠢き、 苦しい中の奥にある燻る熱がじわりと炙られる。] (+80) 2024/01/14(Sun) 20:58:12 |
【墓】 瑞野 那岐[ふと、視界が一際暗くなった気配がするのは 彼の影が強くなったからだろう。 いつもに増して視覚で訴えようとする声にまた熱が上がる。] 言、わなくて……い、からっ……、 はず、かしく、なるッ……、 [今度は彼の視線を奪う代わりに、ぺちりと彼の唇を 手のひらで覆い隠して声を奪う。 けれど、ばちゅんと腰を打ち付けられたら、声が裏返り。] (+81) 2024/01/14(Sun) 20:58:35 |
【墓】 瑞野 那岐……んぁッ、ぁ、ッ、……ひ、ぅッ、……、 ぁッ、うご、くのッ、……や、い、ッ、ぁ、ぁんッ、 ぁ、ぁぅッ、……ぁ、ッ、 あッ [溶けるという声に羞恥でまた瞳が潤む、のに。 同じようにどろりとその瞳が快楽に蕩けていく。 瞳だけでなく身体も、声も、溶かされて。*] (+82) 2024/01/14(Sun) 20:59:24 |
【墓】 高野 景斗[ 痛み、はもうなくとも。元々受け入れるための 場所ではないこともあり、快楽だけではなく 苦しさもあるのだろう。その苦しさを理解して あげることはできないから、せめて少しでも 意識を逸して、という気持ちも僅かにある。 感想というか、今どうなっているか、を伝えるのは。 たいてい、今のように言わなくていい>>+81と 言われてしまうのだか。 ] はずかしく、してるん んむ [ 視界を奪われたり、言葉を奪われたり。 今日は随分余裕がありそうだ、なんて 思えてしまったから。追い詰める、みたいに 一気に自身を引いてまた奥までずん、と突く。 ] (+83) 2024/01/14(Sun) 21:54:18 |
【墓】 瑞野 那岐……っ、! い、じっ、わる……ッ、ぁ、ぁんッ、はっ、 ぁ、ンんッ、ぅッ、あ、だ、 めっ、 ……深、いッ、ぁ、[わざとだと言われたらカッと朱を散らして睨み、 悪態をつくけれど、反論する声は上擦って、乱れ。 次に言葉を口にする頃には、刀身に突き入れられて 髪を振り乱して、善がる。 一際奥深い場所を、強く穿たれたら喉を反らして、 びくっと、身が跳ねて酸素を求めるように唇が開いて。] (+85) 2024/01/14(Sun) 22:25:05 |
【墓】 瑞野 那岐[そこからはひっきりなしに、抑えていた声が洩れ続ける。 唇を塞いでいる手が、突き上げられる度にズレていく。 空いた片手は、甘い責め苦を与え続ける 本人に縋るように、顔の脇についた手首に絡んで。] ぁ、っ、……め、 きもち、く、なっちゃっ、うッ……、 はぁ、ッ、ぁっ、…アッ、ぅ……んッ、ぅ…… [感じ入って溢れる涙が決壊してこめかみを濡らす。 身体が、思考が、溶けていく。 もう、彼のことしか、考えられなくなって。] (+86) 2024/01/14(Sun) 22:25:30 |
【墓】 瑞野 那岐[ずる、と突き上げに唇から外れた手が頬に滑り、 溢れた言葉にきゅう、と胸が締め付けられて。] ……ん、……ぅんッ、……れも、ッ、 き、ッ……、 け、 とさっ……、す きっ、ぁ、ぁッ、…そこ、ッ……ん、っくぅ、 あ、ッ、……ふぅ、もッ……、 クるッ……、 [容赦のない揺さぶりにがくがくと揺さぶられ、 同じ言葉しか紡げなくなるぐらいに、蕩けて。 追い上げられる熱に限界を訴えるように、 ぎゅうと手首に縋り、額を擦り付けて。*] (+87) 2024/01/14(Sun) 22:26:09 |
【墓】 高野 景斗でも、好きでしょ ぎゅって、締まる [ その声は手のひらに当たるだけだったか それとも耳まで届いたか。 少しの意地悪をされるのも、恥ずかしいことを されるのも、素直に好きだと認めやしない だろうけれど、体がそれを教えてくれるので。 ] いいよ、 いっぱい気持ちよくなって [ 突き上げるたびに、手の位置がズレていき やがて言葉は自由を取り戻す、が もうそれほど言葉を交わすことはない。 気持ち良すぎて流れてしまう涙がほろほろと 目尻からこめかみに向かって流れ、自分と同じように 思考が溶けていくのが分かったから。 ] (+89) 2024/01/14(Sun) 22:46:39 |
【墓】 高野 景斗[ 行為の最中、愛を囁やけば、 囁いた分だけ、彼の中に落ちて そしてそれが溶けた思考の中でも、 返ってくる瞬間が、好きだ。 何時言っても、言われても良いものだけど このときが一番、みたされる気がする。 ] (+90) 2024/01/14(Sun) 22:46:54 |
【墓】 瑞野 那岐[好きだと確認する声に弱く首を振る。 けれど、態度とは裏腹にひくんと襞は蠢いて 彼の言う通り、甘く彼自身を締め付けるだろう。] ひ、ぅっ……ぁ、ぁんッ、ゃ……ぅ、んッ、 ぁ、ぁッ、……ん、んンっ、ぁ、 [促される声に次第に従順に浅く、頷く、何度も。 淫らに善がって、嬌声を上げて、感じ入り 快楽を追いかけることだけを求めていく。] (+91) 2024/01/14(Sun) 23:23:27 |
【墓】 瑞野 那岐[好きと伝える声も、彼を呼んで求める声も、 この上なく切なく、甘く、掠れて。 それは乞いにも近いものだっただろう。 彼だけが与えてくれる快楽に溺れて、 夢中になって、覚えさせられた睦みを 赦してくれるのも彼しか居ない。 息を乱して、視線を促す声に 縋りついていた腕から顔を上げて彼へと戻す。] (+92) 2024/01/14(Sun) 23:24:02 |
【墓】 瑞野 那岐[迎える唇に重ねて、嬌声が飲み込まれていく。 夢中で応えるように、舌を絡めて 打ち付ける腰が激しく音を立てる程に、声がくぐもった。] ぁ、ッ、っく……、ぃと、さ、ん む ……、……ん、んンっ、ぅ……ふ、ッ…… ん、ンんッ、……ぅッ、 ……────ッ、! [ばちゅん、と一際強く突かれた時にチカと目の奥が光る。 一瞬、息が詰まって下腹でぶわりと熱が広がると同時、 痙攣するように内腿と、後孔の奥が震え びゅくっと、白濁が散り彼の腹筋を汚して。] (+93) 2024/01/14(Sun) 23:25:04 |
【墓】 高野 景斗[ 求めて、求められて。 思って、思われて。 名を呼ばれれば愛しくなり、 愛しく思えばこそ、その名を呼ぶ声は甘く色づく。 呼ばれるままに、乞われるままに すべてを差し出したくなる ] ……、 [ いくつも、名も無い 夜 を重 ねて。今また一つ、その夜が更けていく。 ] (+94) 2024/01/14(Sun) 23:49:48 |
【人】 高野 景斗[ 窓際から差し込む光。 見よう、と言っていた朝日、やけに優しい世界が 広がっていく。 その光は、目に収めるではなく、浴びるだけにしておく。 ] (45) 2024/01/14(Sun) 23:50:22 |
【人】 高野 景斗[ 起きたら、何をしようか。 いつものように、先に起き出して。 コーヒーマシンのスイッチを入れて。 軽い朝食は、崩した卵と、少し焦げた食パン。 いつか行った場所で気に入って、切らしたことのない 苺のジャム。それに、お湯に溶かすだけのスープ。 寝ぼけ眼の君を起こす前に、 ] 昨日の那岐くんも好きだったけど 今日の那岐くんがもっと、好きだな [ 呟く言葉は聞こえているけど、まだ少し眠たそう だから、受け取るのは少し後からになるだろう。 こうして毎日、君に 恋 をする。* ] (46) 2024/01/14(Sun) 23:50:40 |
【人】 高野 景斗[ その日々の先に――。 ] こんばんは、高野景斗です。 随分暖かくなりましたね。桜はまだもう少し掛かりそうですが 今日梅の花が咲いているのを見かけました。 梅の花とてんとう虫の話はしっていますか? 随分昔に教科書で読んだ話を思い出しました。 皆様にお知らせしたいことがあります。 私事ではございますが、 高野は人生をともに歩んでくれる 最愛の人と出会うことができましたこと、 また"彼"と婚約致しましたことをここでご報告させて いただきます。 [ ――彼と二人、生きていく。これからもずっと。 この先も、永遠に。** ] (47) 2024/01/14(Sun) 23:52:12 |
【人】 瑞野 那岐[後日、聞いたラジオの報告。 それは自身も思い当たるものだった。 名も無い夜をいくつも積み重ねて、 愛を囁いて、何度も恋をして。] ……ふ、 [収録された彼の声を聞きながら、 後ろに凭れ掛かれば自身の体を抱き留める人が居る。] (48) 2024/01/14(Sun) 23:59:08 |
【人】 瑞野 那岐[振り返るそこには、 初日の出という朝焼けに見た表情と同じ人。] 幸 せに、してくださいね。[身体を包み込む腕に重ねる手には、 彼から贈られた指輪が 光 っていた。**] (49) 2024/01/14(Sun) 23:59:31 |
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