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【人】 寡黙 エミール>>1:116 ロキ 魔族ってやつはこんな感じなんだろうか? ――全く怖くない。 からかう様子に、スン……とした表情を浮かべて。 「なるほど……聖女の加護でこの場にか……。 加護の恩恵がどんなものか気になってたが、アンタが居るとわかりやすい」 人型である時点でそれなりの強さはあるとは思うが、魔族もピンキリか。 この場の聖気に耐えられない程となると、神殿に近づくのは初めてなんだろう、きっと。 ……しかし、なんだろうか。 この魔族と会うのは 初めてのはずなのに、初めての気がしない 。「ふぅん、それならその痣、大事にしないといけないな。 ――――あー……変なことを聞くが、前にどっかで会ったことは……ないよな?」 (0) 2024/01/30(Tue) 23:13:13 |
【人】 飄乎 シヴァ「えーおっちゃんコレ何してン? 宝釣り? いいじゃんたのしそ〜〜〜〜いくらァ? 2000G???? えっちょっち高くね? 品が品だから? あ、成程〜〜?? その辺のがあるなら納得だワむしろ安いまである。 へ〜〜紐引っ張ると外れて下から出てくンの」 おニューのコートに身を包んだ男が、呼び込みの声にホイホイ寄っていった。しげしげと屋台を眺めながらぺらぺらと口を回している。 「ちな一番のハズレって何? 薬草一束。 おーおー攻めてんねおっちゃん。3回やるから5000になったりしない? しないか〜〜〜ケチ〜〜〜〜」 重さ見るのアリ??とかなんとか。一通りわちゃわちゃすれば、ひとまず一回目のチャレンジで紐を引いた。 (54)1n100(大きいほど価値が高い) → #メインストリート (2) 2024/01/31(Wed) 4:06:02 |
【人】 飄乎 シヴァ>>4 「おっこれ何の瓶? 香水? へ〜、夢見草ってアレじゃん、 この辺じゃ全然見られねェじゃんね」 群生地付近ではもっと安価だが、この辺りでの価値を考えると勝ちの部類だ。 「てかおっちゃんアンジュ嬢とかプリシラ嬢とか 知り合いだったりする? ラインナップ全体的に自然寄りじゃん、薬師? あ〜〜普通に道具屋か〜〜〜〜成程ね。 土地で価値変わるの混ぜてるのうまいワ〜〜〜」 「勝ちは勝ちだけど俺ちゃん使わんのよなにおいつくの。 え〜〜気になる人ォ? いないいない。 まぁ人にあげるンはアリだと思ったワ」 もういくらか店主とやりとりをすれば、彼は宝釣り屋台を後にしていたのだった。今度お店いくね、せんきゅ〜〜!! #メインストリート (5) 2024/01/31(Wed) 5:10:57 |
【人】 温室 マーサ「ひ、ひぃ……つかれたぁ……」 間違えて開けることのないように、外套の襟を強く掻き抱きながらベンチを占領し身を丸める。 不意の風に外套が捲られ、肩にある痣をひけらかしてしまったのが運の尽きだった。 聖女様の御利益を受ける身は、この街の人にとって相当魅力的な御霊媒に見えるらしい。あやかろうと祈りを捧げられり、もっと直接的に触れようとしてきたり、はたまたマーサの治癒術士としての側面を知る人はより強くなった(と一方的に思われている)治癒術の恩恵に与ろうとしてきたり。 何なら、それらを見て何も知らずに寄ってきたのだっていた。 耳目を集めることに不慣れな女は、それらを上手に乗りこなすこともできず、そこらの見世物にも負けず劣らずの集客っぷりを発揮してしまったのだった。 「…………お菓子でも食べて気を、」 外套のポケットに突っ込み、人込みに揉まれる前に買ったクッキーの袋を取り出す。いや、クッキーだったもの、か。 今やそれらは跡形もなく、焼いた小麦粉の粉(バター風味)となっていた。 「…………、」 (6) 2024/01/31(Wed) 5:39:17 |
【人】 薄荷 アンジュ「……賑わっていますね」 聖女様より祝福を受けた立場とは言え、商人であるなら仕事はきっちりしなければならない。 然程目立つ店構えでもなく、有名な店舗や店というわけでもない木端の小さな店主は薬草や薬の店を開いていた。 何かに選ばれた大層なお方という風にも見えない少女は、ともあればただの売り子とすら認識されそうな程こじんまりとしている。 煎じて飲む薬草から焚いて使うもの。流通に出回りにくいものから一般的なものまで取り揃えているものの。 如何せん大衆的には『祭りに来てまで買うものか?』と問われれば難しいのかもしれない。 つまるところ、あんまり売れていないようだった。 #メインストリート (7) 2024/01/31(Wed) 13:06:50 |
ファリエは、お祭り初日、孤児の世話をしないで自由に回ることになっていた。 (a3) 2024/01/31(Wed) 22:51:12 |
ディルクは、広場をフラフラと歩いている。 (a4) 2024/01/31(Wed) 22:51:47 |
ダーレンは、掲示板を見て回っている。 (a5) 2024/02/01(Thu) 0:23:34 |
【人】 薄荷 アンジュ>>9 シヴァ 「おぉ、シヴァ殿。ごきげんようです。 あの時は人数もいたので話しかける機会がありませんでしたね。ご無沙汰しております。 ……良いコートを身に着けておりますね。冒険者としては盛況化か一発ヤマを当てたか、羽振りも良いのでしょうか」 声をかけられた矢先に肩を震わせたが、すぐにシヴァに向き直って背筋を伸ばした。 数日前には見えていた装備を隠すような形で着込まれたそれを、じっと眺めた。 「じつは、とても暇していました。 普段であれば相応の種類の薬が売れるところですが……。 祭りが絡むとこうした『有事の際のモノ』は売れにくいのが困りものです」 一般的な物から珍しいものまで。 各種薬草の他に、眠気を引き起こす薬草から、食べると非常に辛味を感じる植物まで。 薬以外にも素材となるものの他に聖女祭を祝って作った花冠といった植物由来のアクセも売り物として並べられている。 #メインストリート (10) 2024/02/01(Thu) 2:56:02 |
【人】 飄乎 シヴァ>>10 アンジュ 「ハイハイおひさ〜! っとそうだワ、お互い聖女様の祝福 たまわったんおめでとさ〜ん!!ってね」 わーぱちぱちぱち、ひゅ〜〜!!と一通り賑やかにして。 「んー? 特にヤマ当てたわけじゃないけど〜、 自分祝いついでにエリーのとこで仕立ててもらったのサ」 曰く、前のこの規模の聖女祭りの折に出会い、その仕事ぶりを気に入っていたらしい。元々何か新しく仕立ててもらうつもりで代金を用意していたとのこと。 暇をしていたとの言葉にはうんうん頷いて聞いて。 「あーね、こういうとこじゃ 道具屋の旦那みたいに遊び心出さんと中々な〜。 宝釣りっつってあっちでくじみたいなコトしてンよ」 ヨスの旦那って言われて分かるゥ?なんて軽く投げつつ、視線は花冠たちの方へ。 → #メインストリート (11) 2024/02/01(Thu) 4:59:27 |
【人】 飄乎 シヴァ>>10>>11 アンジュ 「あ、いいじゃんこういうの。 コレもっちょい目立つように置いといたら?」 薬草類奥めにやってー、前通った時に視線来るとこにアクセ類飾ってー、と口にしつつ物を動かすジェスチャー。許可が出れば配置換えは手伝う心算だ。 「あと香りあるといいンじゃね? 香焚いたりしてて 全然いいと思うワ。なかったらこれ使って? さっき当てたンけど俺ちゃん香りつくモン使わん方でサ」 ハイ、とガラスの小瓶をあなたに渡す。薄紫の透き通った液体は、夢見草の香水だ。 #メインストリート /* ・道具屋のヨスの旦那 白茶に出ている情報がすべて。 追加の設定を生やしたり、全く知らなかったりは任意に可。 ・夢見草 主な産地はここよりもかなり南の熱帯地域の森。そのまま口にすると幻覚作用があるが、成分を抽出すればリラックス効果のあるよい香料になる。 今回彼が当てた香水は、この辺りでは5000G程度で取引される質と量。 (12) 2024/02/01(Thu) 5:01:21 |
【人】 小悪魔 ロキ>>0 エミール その澄まし顔を崩してやろうとからかう姿はまるで子供だ。 これでも昔は悪名高い悪魔だったと言うのだが、見る影もない。 「そうでしょ〜? 聖女様の慈悲深さを示すにもうってつけってわけ。 ボクみたいな悪魔でも祝福を授けて貰えるってね」 そういう意図で選ばれたのかは定かではないのだが。 それらしい理屈を捏ねて、あなたに聞かせてみたり。 しかし、どこかで会ったことないかと尋ねられれば。 「まさか、ボクのこと忘れちゃったのかい……? あんなに楽しい時間を一緒に過ごしたのに……?」 ひどいや、とショックを受けたように背を向けて。 (13) 2024/02/01(Thu) 8:24:22 |
【人】 薄荷 アンジュ>>11>>12 シヴァ 「あはは、おめでとうございます。良き縁と機会をお互い賜れましたね。 シヴァ殿……に限りませんが、冒険者とは再会できることそのものが珍しいですから」 もともと表情が出にくいので表面的には物静かだ。囃し立ててくれる彼のテンションが羨ましくもあり、助かっている面もある。 店構えは遠目から見れば茶葉を売る店とも間違えられそうなくらいには彩りもないからだ。 「なるほどなるほど。よくお似合いですよ。とても格好良いです」 うんうん、とあなたの衣装の着こなし具合にうんうんと頷いてから。 「ヨスおじさんのお店ですか。こういうお祭りの時はよくくじ引き形式で販売しているんですよ。 レートが高めでお財布を持っている大人向けですけど、子供にねだられてやる方もいるので繁盛しているようで」 祭りの雰囲気や熱にあてられて紐が緩むというのはどこでもある話だけど、最大限利用できる商売がうまい人という印象だった。 ▼ #メインストリート (14) 2024/02/01(Thu) 18:41:08 |
【人】 薄荷 アンジュ>>11>>12 シヴァ 「手慰みに作ったものですけど……良いでしょうか」 薬や薬草を主軸としているものの、売れないというのも概ね理解している。 だからこそ工夫が必要と考えて拵えたものだけど……想定以上に良い声色が返ってきて目を白黒させていた。 「お、おぉ……香り付け……化粧品やパン屋、カフェのような雰囲気作り……。なるほど、とても大事なことでした」 小瓶を受け取り、軽く嗅いでみる。 「この色と香りは……夢見草の香水ですか。……それなりのお値段のものなのに、その、ありがとうございます」 香り付けや化粧に興味はあっても、自分が使う分は安物が精々だったから。 アドバイスを受けるとその通りにしてみます、と配置換えを手伝ってもらいながらレイアウトを変えてみた。 薬草臭の強い印象と質感のあった店構えは、アクセを主軸にした配置からちょっとお洒落な店構えへと変貌した #メインストリート (15) 2024/02/01(Thu) 18:41:45 |
【人】 寡黙 エミール>>13 ロキ 「確かに……普通魔族と聖女は対立しているし。 そんな相手にすら加護を与えるとなれば、慈悲深さを強調することはできるだろうな」 聖女は確かに存在しているし、その力を疑うことはない。 ……が、そこまで信心深くもない男なので、あまり敬うような物言いはしないようだ。 なるほど、と小さく頷いて理屈に納得すれば、再び様子のおかしい態度をみて目をしかめてしまった。 「…………それは本気でいってるのか、俺をからかってるのかどっちかわからん」 言ってること全てが嘘だと言われてもおかしくはないくらい、その真意がつかめない。 今までからかって来ていたのだから、後者だろうか。 しかし、どこかで見た顔だと思った自分の感覚が嘘ではないと信じたい。 (16) 2024/02/01(Thu) 19:50:22 |
【人】 掃除屋 ダーレン「……腕相撲大会、ねえ…」 ようやっと見つけた、告知の掲示を見て。 少しの間、くっだらねえ〜と呆れたような目を向けてはいたものの。 どうせすることもないし、約束もしてしまったことだし。 その日は開けておくことになるのだろう。 (17) 2024/02/01(Thu) 19:51:40 |
ダーレンは、それからは暫く目的もなく、浮かれた街の中を歩いて回っている。 (a6) 2024/02/01(Thu) 20:51:38 |
【人】 飄乎 シヴァ>>15 アンジュ 格好良いと褒められれば調子に乗ってピシッとポーズを決める、がすぐに崩していた。この男はそういうテンションで長く気を張っていられない。 「あー、確かにあの形態で2000っていいとこかもしれん。 3000いくともっちょい紐硬くなりそ、あ〜いいよいいよ、 俺ちゃん何が出るかな♪の運試しがしたかっただけだし」 いいモンくじに入れてた旦那にもお礼言っといて〜!と、軽く流す。 配置換えを手伝い終えれば、その出来に指をさして満足げにしていただろう。ヨシッ、いい感じ〜!! 「や〜、改めて見てもお世辞でなくいい品だと思うぜ? 俺ちゃんにはかわい過ぎるけどサ。 …いや言うてお祭りだし冠くらいは全然アリくね?」 ン〜じゃコレとコレとォ〜〜、なんてテンションを跳ねさせて。青系統の花冠と、眠り薬や痺れ粉の類をお買い上げ。 眠りに関するものは、対敵用に常備していると以前に彼から聞いていたよりも、量と種類を揃えようとしている気がしたかもしれない。 #メインストリート (18) 2024/02/01(Thu) 23:13:36 |
【人】 薄荷 アンジュ>>18 シヴァ 「ちょっと奮発してお金を出せば良いものが手に入るかも……を百人の人に思って貰えれば良いって聞いたことがあります。 1000Gだと安っぽいけど、2000Gだと丁度いいと思う金額だって。そういうところは見習いたいです」 分かりました、と答えながら、配置換えを終えると一息ついた。 花が目立ち、良い香りがする上で、店の奥に薬草をまとめれば、場末の量り売り屋みたいな様相からちょっとお洒落っぽい薬屋さんのレイアウトへ切り替わった。 「なんだかちょっと浮かれた感じになりそう……でもシヴァさんならお似合いになると思います。とても明るいですから」 友人へプレゼントするでも、あなたが着飾るでも、どちらにせよそれっぽい。 あなたに示された花冠と、所定の薬を手に取る。 麻痺性のある粉末は一般の薬同様に市販のように販売……というわけにもいかないので、重要な配合はこちらで行った上であなたに渡すことになる。 眠り薬に関しても、以前聞いたことがある使い方や種類があればその通りに用意しただろう。 「眠り薬の方は……ご自分でも使用されるんでしょうか。 魔物用や個人用と揃える方もいらっしゃるものでして……所定の種類と配合が必要なら都度調整できるので、その際はお気軽に言ってください」 「おまたせしました。合わせて1500……いえ、1000Gです。露店の整理を手伝って頂けたので」 #メインストリート (19) 2024/02/01(Thu) 23:53:24 |
【人】 飄乎 シヴァ>>19 アンジュ 「あー、うん。…ねっ! その時はその時でふつーに頼むワ」 配合調整の申し出に、途切れ途切れの相槌が返った。 空気が少し張ったのが感じられただろう。直前にお似合いになると思うとの感想を受けて、「俺ちゃんいつでも浮かれてますから〜」なんておどけていたのもあって。 「おっやりぃっ!! うれしいね、よっ商売上手〜っ!!」 己で作ってしまった空気感を壊すように、元以上のテンションで盛り上がって。硬貨一枚でピッタリお支払い。薬類はアイテムボックスにしまい、花冠は自分の頭にのせた。 どうよ、似合う?なんて一通りのやり取りをすれば、彼は店を去ったことだろう。お店繁盛するといいね、それではまたに、御機嫌よう。 #メインストリート (20) 2024/02/02(Fri) 0:57:38 |
シヴァは、その日一日、青い花の冠をして過ごしたのだった。 (a7) 2024/02/02(Fri) 0:59:08 |
【人】 宝石集め カリナ聖女祭初日。 装飾屋の露店スペースの看板は【準備中】のままだった。 カリナはその日、陽も暮れる頃になって漸く生産ギルドの前で大きなため息を吐く姿で見受けられた。 目の下には化粧で隠れないほどの目立つ隈、腕の中にはいくつもの羊皮紙を抱えて、まるでくたびれた会社員のよう。 「疲れた……それにお腹もすいたわ……。 せっかくの祭りの日にお金周りで時間を取られるなんて」 「今日は肉」 そんな彼女は愚痴を吐きつつもその分自分へのご褒美と娯楽を宣言しつつ。 次の瞬間には顔を上げ前を向き、かつかつ音を立てながら人気のある広場の方へと歩いていった。 (21) 2024/02/02(Fri) 16:02:11 |
【人】 小悪魔 ロキ>>16 エミール 「本当に覚えてないんだね、エミール…… 小さな頃はあんなに可愛かったのに すっかり澄ました顔の大人になって……」 よよよ、とあなたの成長を感じながらもわざとらしく寂しそうに嘆き節。 相変わらずのおどけた態度だけでからかっているようにしか見えないが。 「もうママと一緒じゃなくても寂しくないんだ。 動物なんかも大嫌いになっちゃってたりして。 秘密の友達のことなんか昔のことになって……」 次々と口をついて出てくるのは、真実かはともかく凡そあなたのことを知っていなければ出てこなさそうな事ばかり。 「ああ、まるで悪い夢でも見ているみたい……!」 (23) 2024/02/02(Fri) 19:43:13 |
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