【人】 預言者 フィアンメッタ*** プロテアに来たのは五年前。 それはセシリーを喪った少し後のこと。 故郷を、家族を捨てて たどり着いたのが流通の盛んな城下町、プロテアだった。 私は、ほんの少し魔法に覚えがあった。 魔物を眠らせたり、 一緒に戦う味方を強くするような、 一人では戦えないような魔法。 別にいなくてもいいけどいれば便利。 それくらいの存在の私は 冒険者と一緒に魔物を討伐しに行って 生計をたてようとしていたけれど。 私は勿論、勇者にはなれないし 皆の盾にも矛にもなれないから 冒険者として生計をたてるには 少々心もとなかった。 (9) 2022/05/20(Fri) 0:07:49 |
【人】 預言者 フィアンメッタ暮らしていくに足りないお金を稼ぐために 渋々、本当に渋々。 始めたのは、占い、だった。 「貴方の未来を占ってあげる。」 店を持てるほど私はお金なんてないし 利益だってたかが知れてるから 私は色んなお店を回って、席の片隅を陣取って お店に来る客相手に占いをして、対価を得ていた。 酒場とかに出入りしようとすると ガキは入ってくるなって 追い返されそうになったのは苦い記憶。 (11) 2022/05/20(Fri) 0:10:11 |
【人】 預言者 フィアンメッタ「 誰がガキだ! 次言ったら……シメるから。」 そんな声が響き渡った時もあったかな。 最も、その言葉にさしたる説得力はないけれど。 見た目が子供っぽいから、仕方ないと言えば仕方ない。 (12) 2022/05/20(Fri) 0:12:30 |
【人】 預言者 フィアンメッタともかく。 私は占いを片手間にしていた。 評判はそう…悪くはなかったはず。 食事代を奢ってもらう程度のお金しか とらなかったからかな。 私には未来を視る力なんて、 神から言の葉を預かる力なんてない。 いいえ、本当はそれに近い物はあるけれど。 それを使って未来を変える勇気が私にない。 だからか。 私の占いの結果は、当たることもあれば 当たらないこともあって。 当たるも八卦当たらぬも八卦。 そんな言葉が、ぴったりだった。** (13) 2022/05/20(Fri) 0:14:59 |
預言者 フィアンメッタは、メモを貼った。 (a1) 2022/05/20(Fri) 0:16:35 |
【人】 ヴィムWWhy?W WNo...Killing me!W WDon't despair, Legend. Dead men tell no tales." WJust ──── W WNobody.........blame's you.W (15) 2022/05/20(Fri) 0:24:02 |
【人】 ヴィム[ 青年は指先をこめかみに当て、過去に潜り込む。 己は死してなおも強い思念に駆られ 遥か遠いこのプロテアの酒場に行き着き、 彼を己を害する敵と思い込んだ挙句に 衝動の赴くままに彼に攻撃を放とうと 直撃すれば街が壊滅しかねない程の魔法を放つ。 今にして思えばかなり不躾なもので そんな自分が今この酒場にいることは 彼の懐の広さ、とでも言うべきなのだろうか。] (20) 2022/05/20(Fri) 0:39:58 |
【人】 ヴィム W守らなければならない。W 加速する激情は歴史の波に飲まれて沈む。 それは酒場を逸れて空に消える魔法に同じ。 その成れの果てが、朽ち果てぬ魂を携えては ふらりふらりと霧世を舞い踊る。 (21) 2022/05/20(Fri) 0:46:59 |
【人】 ヴィム[ 香りを堪能するように閉じられた目の奥で 語られぬ歴史が燻り、邪魔をする。 ふぅと過去をその吐息で押し流し 珈琲を一口に飲み干してしまうと。] 少し席を外すよ。 夜までには帰ってくる。 [ 青年の姿はさらさらと音を奏で露と消え。 過去を憂うメルヴェイユ一の魔法使いが 己の屍の上に建つ国へとふらり、流れてゆく。]** (23) 2022/05/20(Fri) 0:48:46 |
ヴィムは、メモを貼った。 (a2) 2022/05/20(Fri) 0:56:09 |
【人】 偽冒険者 キンウ[路銀が心もとなくなったので、ギルドの扉を叩く] こんにちはー。 あー、アタシ発音悪いけど通じる? 仕事ちょうだい。 手っ取り早く稼げるなら何でもいいよ。 前金をいくらかもらえればありがたいんだけど。 だめ? [腹減ったからねー、なんて腹をさすってみせて。 さする褐色の手の色は日に焼けたのではなく、地色だ] おっと、まずは登録ってか。 故郷の文字じゃ読みづらいよね。 これで何とか読んでもらえるかな? [ kinu さらさらと文字を書いた際、あざなの由来が脳裏を過る] (25) 2022/05/20(Fri) 1:49:28 |
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。 (a3) 2022/05/20(Fri) 2:04:59 |
【人】 ウーヴェ ── ギルドに残る名 ── [ よくある話をしようか。 とある勇者に憧れた若者がいた。 パーティを組んで 強くなろうとした。 次第に仲間が集まり 強くなったと思い上がった若者は無茶をした。 あるダンジョンの下層部で 想定以上の強さのある魔物の群れに囲まれた。 死を覚悟したその若者の前に 一人の仲間の男が一歩踏み出て告げた一言。 「 此処は俺に任せろ 」 死に怯えた仲間たちは逃げ出した。 そして勇者に憧れた若者も。 ] (30) 2022/05/20(Fri) 3:15:30 |
【人】 ウーヴェ[ 男のその後は知られていない。 探す人はいなかった。 その男を訪ねる人もいなかった。 男の名は” ウーヴェ ”という。10年前「プロテア」の冒険者達の間では そこそこ名の知れた勇者に憧れた若者の 仲間の一人。 その名はギルドに今も消えずに残ったまま 彼の行方を知る者はいない。 知ったところでギルドにある名が消されるだけの それだけの存在。 ] (32) 2022/05/20(Fri) 3:15:52 |
【人】 ウーヴェ マスターの歩いてきた道も これから歩く道も 暗い日もあれば明るい時もあったはず 歩いてきた道は俺にはわからないけどよ これからは、……これからも 俺や店のみんながマスターの道と この店を照らしていけたらと思う (35) 2022/05/20(Fri) 3:34:34 |
ウーヴェは、メモを貼った。 (a4) 2022/05/20(Fri) 3:45:48 |
【人】 少年水夫 カイル[父さんは頻りに 「お前の母さんは最高にイイ女だった」 と言っていた。だけど、僕は母さんが本当に イイ女だったのかどうかを知らない。 産後の肥立ちが悪く、 僕が物心つく頃には既にこの世にはいなかったからだ。 つまり父さんは僕を男手一つで育てたのかと言うと、 それは少し違うように思う。 僕は海で生まれ、海で育った。 母なる海……なんて言葉がお似合いなのかもしれないね。 "育った"はまだしも、 "生まれた"まで本当なのかどうかは疑わしいけど。 父さんは客船の船長をしていた。 人生の殆どは海を進む船の上で過ごしたから、 色々な意味で地に足がついた経験に乏しい。 僕を育んだのは、頼れる父と、 広大な海、そして船の乗組員たちだった。] (41) 2022/05/20(Fri) 4:10:28 |
【人】 少年水夫 カイル[勇者は流石に烏滸がましいけれど、 父さんや自慢のクルーたちはとても強くて、 僕から見たら英雄だった。 魔法を使うような頭の良い人材はなくても、 時折鉢合わせてしまう 海のモンスターを退治することは何度もあった。 出来るだけ手に余るような 強いモンスターに遭遇することのないように、 海路がしっかり考えられていたのもあるのだけれど。 僕たちにとって、人生は冒険。 そんな僕たちが最期に目指したのが、 世界の果てと呼ばれるウルティマ・トゥーレと言う場所。 最期の心算なんて、勿論誰にもなかったんだけどね……。 船に乗る全ての人間が、 新天地に胸を躍らせ船は前へ、果てへと進む。 「一緒に最果ての地から昇る、朝日を見よう」 父の声は死後数年経過した今でも、 はっきりと脳内で再生できる。] (42) 2022/05/20(Fri) 4:14:49 |
【人】 少年水夫 カイル[苦楽を共にした皆と、父と、 僕はその終着点から昇る、 太陽を見たかっただけだった……! 運命はなんて残酷なんだろう。 僕たちの一体何が悪かったのか。 分かる大人がいるのならば、 分からぬ僕に教えて欲しい。**] (44) 2022/05/20(Fri) 4:19:24 |
少年水夫 カイルは、メモを貼った。 (a5) 2022/05/20(Fri) 4:44:26 |
【人】 騎士 ノア── プロテア:港 ── [ ───これで木目の床を踏みしめる生活も終わる。 およそ1週間の船旅を終え、 潮の香り漂う港の硬い石畳を踏めば 誰にも聞こえぬように小さく息を漏らした。 …主の前で疲れを見せることなどあってはならない。 無表情のままにくるりと船の方へ 身体を向き直せば今まさに 降りてこようとしていた女性に手を差し出して。 ] (47) 2022/05/20(Fri) 7:30:51 |
【人】 騎士 ノア───お手をどうぞ、…ヴィオラ様 [ 細くしなやかな手が、差し出した手へと乗せられる。 万が一には抱きとめられるように 注意を払いながら、下船を終え。 まずは宿屋か、と 大きな荷物を抱える別の従者を見て 提案しようかと考えていたのだけど。 ] (48) 2022/05/20(Fri) 7:30:56 |
【人】 騎士 ノア「 ノア。 此度は貴方の休暇も兼ねていると 伝えたでしょう。 いつもの事はしなくて良いの! 」 [ …早速大目玉を食らってしまった。 申し訳ありません、と頭を下げる。 とはいえ彼女も無意識に手を乗せていたようで、 少しバツの悪そうな顔をしていたが そこは従者ゆえ、見なかったことにしておき。 ] (49) 2022/05/20(Fri) 7:31:00 |
【人】 騎士 ノア足元にお気を付けて、 …こちらは"僕"、からの心配です どうかお許しを。 [ 私達の生まれ故郷、リーディスは プロテアの隣国の内陸国。 ヴィオラ様のお気遣いで 東の国へ共に旅をしに行き、今はその帰り。 船を降りるためこの地を踏んだ。 休憩がてら、城下町を見て回りたい という彼女に連れそうよう町中へと進んでいく。 周りをきらきらとした瞳で見渡す ヴィオラ様を一歩引いたところから 私は見守っていた。 ] (50) 2022/05/20(Fri) 7:31:05 |
【人】 騎士 ノア[ 私 と 僕 本来ならば片側しか見せないだろう二つの顔。 なぜ両面を知られているかと言えば、 ひとえに彼女が Wリーディス王国の王女W であり、私が W彼女の近衛騎士W だから、だった。 ]** (51) 2022/05/20(Fri) 7:31:10 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a6) 2022/05/20(Fri) 7:33:08 |
【人】 Master レイ Fermare. [ いらっしゃい、とでも声をかけた後だったかな 酒場に向けられた─── 町ごと破壊しかねないような魔法。 静止の声と同時に手で弾く。 空へと昇り消える魔法の威力は 当たり焦げた左腕が物語っていた。 ] (53) 2022/05/20(Fri) 8:58:24 |
【人】 Master レイ…おいでよ、青年。 行くところが見つからないのなら、 暫くここへ居たらいい [ なんでもないと言った顔でそう言い放ち 酒場の中へと消えるその姿は、 齢17の見目にしては随分老いて見えたことだろう。 ] (54) 2022/05/20(Fri) 8:58:28 |
【人】 Master レイ[ ゆるりと目を開けばいつも通りの光景。 鼓膜を震わせた出掛けの声に ひらりと手を振って。 ] いってらっしゃい。ヴィム [ 屍の上に戻りたくなるのは人の性か。 少し大きく揺れた気のするランプの火を見つめると、 冷たい鉄製の 檻 を撫でた。 ]** (55) 2022/05/20(Fri) 8:58:32 |
Master レイは、メモを貼った。 (a7) 2022/05/20(Fri) 9:06:22 |
【人】 Master レイ…想いを伝えられるのは素敵なことだよ。 君は光なんだね 人という…暗闇の中にある光 太陽のようで心配だけれど 照らしてくれるのは嬉しいな ありがとう (57) 2022/05/20(Fri) 10:00:07 |
【人】 ヴィム[ あの左腕、焦げた肉の惨状 狂気にその身を焦がす青年を正気に戻すには あまりに十分すぎるもので。 彼の声に青年がどう応えたかなど もはや言うまでもない。]** (61) 2022/05/20(Fri) 11:19:07 |
【人】 フィアンメッタ「あの世に連れて行かれる、か。」 それもいいかもしれないな。 あの日、セシリーを引き止められなかった 臆病者で出来損ないの私には 息をしている権利なんて、ないのだろうから。 五年前からずっとそう思っている。 幾度か機会もあったはずだけど 霧夜の酒場に訪れたことはなく。 それも私が臆病だという証明になっているのには 目をそらし続けていた。 (63) 2022/05/20(Fri) 11:30:42 |
【人】 ヴィム*** [ 隠すことでもないが自分から言うことでもない。 誰しもそういうことの一つや二つはあるだろう。 青年にとってメルヴェイユに戻る という用件がそれに当たる。 とはいえ、便利なことに霊体は生きていた あの頃よりも移動がかなり捗るもので、 プロテアの町を散歩する暇さえあるのだ。 人々の身体をすり抜けながら ]人の流れに逆らって歩けるのだから それはもう捗るなんてレベルの話じゃない。 (65) 2022/05/20(Fri) 12:43:48 |
【人】 ヴィム悪くない。悪くない町だよ、ここは...。 [ この町はいつも人が行き交い、入れ替わる。 誰にも聞こえないであろう独り言を 空の雲へと乗せて仰げば、青年は独り、微笑う。 W酒場Wは人から成る物。 集いし点は線を描き、円を作る。 集いし人が楔を結び、縁を象る。 ここに在るということは、それを求める誰かが 今日も此処にいるに他ならないのだから。] (66) 2022/05/20(Fri) 12:46:39 |
【人】 ヴィム[ 行き交う生者の行進を見据えながら 独り言と共に掲げた指先を鳴らすと 花屋に置かれた青いバラの花弁が突如空を飛び まだ見ぬWお客さんWの元へと舞い降りるだろう。 そして店に戻った時にはマスターに言うのさ。 ]** 『ビラの代わりにバラを配ってきた』 ってね。 (68) 2022/05/20(Fri) 12:49:22 |
ヴィムは、メモを貼った。 (a8) 2022/05/20(Fri) 12:55:23 |
【人】 騎士 ノア── 城下町 ── [ 人の入れ替わり激しい港から 中心部へと移動する。 活気に溢れるのは港もこちらも同じだったか、 一人駆け出して行こうとする彼女に ひやひやとしながらその姿を失わぬように 幾度か声をかけ止めながら歩いていた。 ] ヴィオラ様、お一人で行かれては… [ …一国の王女なのですから、 とまでは口に出来ず、その後は押し黙る。 こんな所に不用心にも護衛一人で 王女が出歩いていると知られれば 些か…いや、かなり厄介なことになるのは考えずとも。 傍目から見れば"少し良い所のお嬢様" とその付き人に見える装いだった筈だ、 知っている人が見れば 王女と気づいたかもしれないが ] (69) 2022/05/20(Fri) 15:03:14 |
【人】 騎士 ノア「 わたくしももう15です! 貴方に心配されるような歳ではないでしょう? 気づく者などおりませんよ。 」 [ ……当の姫様はこの調子だ。 貴女は知らないのだ、どれほど 人が醜いものなのか 美しいものだけを見て 美しいものだけを知っている 花園に咲く一輪の 白百合 を手折られないように必死な近衛の心情など ] (70) 2022/05/20(Fri) 15:03:18 |
【人】 騎士 ノア───…あまり度が過ぎますと、 お父上に苦言を呈されますよ。 [ ため息ひとつ着くわけにもいかず、 彼女の父…国王に密やかに助けを求めるも また無邪気に駆けていこうとするお転婆姫。 こうは言っても、私の前だから 無邪気にしているのだという事は知っている。 他の者の前では淑やかにしているというので、 一時は私が嫌われているのではないか なんて噂も団内で囁かれていた。 ───…そうなるべきなのは間違いないな。 ふっと心に 毒 (71) 2022/05/20(Fri) 15:03:22 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a9) 2022/05/20(Fri) 15:06:55 |
【人】 偽冒険者 キンウ ── ギルド ── [職業欄に“冒険者”と書く。 チクリと胸を刺す痛みは何なのか。 多くの国から様々な人が流れつくという 「プロテア」の都。>>n0 フリーランスの旅の傭兵だと補足説明した所で 誰に詮索されるだろう。 せいぜいが、 そんなひょろっこい腕で傭兵かい?と問われる位。 その時には、横笛の仕込み針を見せるまでのこと。 ましてや、故郷からこんなに遠くまで来たのなら。 ……それでも、薔薇の棘のような痛みが抜けないのは。 ジョブチェンジなど (国の言葉を旅の途中で覚えた言葉に当てはめてみる) そう簡単にできるものではないと 心身共に幼い頃から叩き込まれたせいか。 “冒険者”━━世界を自由に旅する、というイメージがある。 “抜け忍”が自由を手にするのはいつだろう? それは多分 ……自分が息絶える時だ ] (75) 2022/05/20(Fri) 15:18:03 |
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。 (a10) 2022/05/20(Fri) 15:24:19 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a11) 2022/05/20(Fri) 15:25:47 |
【人】 騎士 ノア ── 回想:依然 ── [ 今こそ王家に…王女様に仕える騎士として 日々精進を続けているが、 実の所少々 特殊 な経歴持ち、だ。具体的に言えば、冒険者。 リーディスのギルドは勿論、 隣国プロテアのギルドも頻繁に利用していて。 最後にクエストに行ったのは10年は前、 13の時から必要な時だけパーティを組む フリーのソロ 魔法士 としてやっていた。 ] (77) 2022/05/20(Fri) 17:31:32 |
【人】 騎士 ノア[ Pale blue かつてそう呼ばれ、 いつしか姿を消した少年を まだ覚え知る者は居ただろうか。 居たとて、騎士になっているとまで 知るものは居ないだろうが。 僕自身はもうギルドの登録名簿からは 抹消されているとばかり思っているけれど、 実際のところはどうだったか────。 ]** (78) 2022/05/20(Fri) 17:31:59 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a12) 2022/05/20(Fri) 17:34:47 |
【人】 少年水夫 カイル[ ここで会ったが百年目! ……はおかしいか。僕が死んだのが13歳の時。 はっきりと時間の感覚が無いので、 凡そと言う事になってしまうけれど、 それから五年ほどの歳月が過ぎていた。 精神的には18歳でもおかしくないものの、 未だに心だけでも成長を遂げているのかは微妙な所だ。 なので、難しい言葉を使い間違えるのはご愛敬☆] (81) 2022/05/20(Fri) 19:00:36 |
【人】 少年水夫 カイル[僕の命が沈んだ海域が、 偶々プロテアの近くだったからだろう。 ゴーストとなった僕は、あてどなく陸地を彷徨って、 吸い寄せられるようにこの店へと辿り着いた。 親切にも店長が色々と説明してくれて、 僕はここで働かせてほしいと、すぐに頭を下げたのだった。] 僕は子供だから、力仕事には向かないけれど、 船で賄い料理を担当していました。 特に海鮮を使った料理なら、自信があります。 どうかここで、働かせてください。 [ゴーストに物理的な力の有無など無意味だとは、 その時には気づかなかったから、 的外れな発言だと後で知って恥ずかしくなった。 息子可愛さの贔屓目もあったと思うけど、 父さんは僕の料理を船客に出す プロの料理人のものよりも美味しいと言っていたし、 乗組員たちも太鼓判を押してくれていた。 料理は任せられないなどの方針がなければ、 僕は積極的にこの腕を振るった筈だ。] (82) 2022/05/20(Fri) 19:01:45 |
【人】 少年水夫 カイル[僕は人の話を聞くのが好きだし、 特に隠すこともでもないと思っているので、 自分が船乗りだったこと、 父と共に海を股に掛け冒険していたこと、 最果ての地を目指す途中で、命運が尽きてしまったこと。 普通に話してきたけれど……。] (84) 2022/05/20(Fri) 19:03:33 |
【人】 少年水夫 カイル[ここにいるのは未練を残して、 命の灯りが消えてしまった幽霊のみ。 子供の僕でもそこに色々な事情や秘め事が あるのは分かるから、 あんまり自分から突っ込んだことは 聞いたことがないように思う。 だから一緒に働く皆の事、何処まで知ってるかと言えば、 良くて浅瀬、相手によっては波打ち際程度かも知れないね。 クルーに魔法を使える人間は居なかったから、 魔法が使えると知れば 「見せて! (※店長に怒られない範囲内で) 」って、絶対にお願いしただろうし、 ギルドに籍を置く冒険者だったと聞けば、 冒険譚をせがんだのだろうけど、 話して貰えることはあったかな?**] (85) 2022/05/20(Fri) 19:04:21 |
少年水夫 カイルは、メモを貼った。 (a13) 2022/05/20(Fri) 19:10:46 |
【人】 ユスターシュ[ 荒い息がどんどん乱れていく。 体のあちこちから流れ出る血が 彼の体をどんどん死に追いやっていく。 それでも彼は、歩みを止めなかった。 帰らなければ。必ず。 魔力ももう底も底。 癒す力を使う位なら、一歩でも足を ] (88) 2022/05/20(Fri) 19:51:15 |
【人】 ユスターシュ「久しぶり」 「今までありがとう」 「 じゃあ、さようなら──── 」 [ 男は、剣を胸に刺され、崖から落ちた。 それが、 最期 。] (89) 2022/05/20(Fri) 19:51:23 |
【人】 ユスターシュっかぁー。人生はやっぱ酒だよな、 酒! なぁ、そう思わねーか? [そう言って、男はマスターに一杯いいだろ? と酒を飲もうとする。 これから開く酒場の為の酒だろうとお構いなしだ。 これはいつもの調子。 男はどこか不真面目で、何時も軽薄そうにへらへら笑っている。それがユスターシュの通常運転だ。 ヴィムが出ていくのを気を付けろよ〜とひらり手を振り見送り>>23 ゴーストに気を付けろも何もない、は気にしたりしない。 定型文というやつである。 真面目に掃除道具を準備するカイルの姿なんてどこ吹く風。>>79] おう、掃除お疲れ。 頑張れ若者 [ヘラヘラ笑い、どこか軽薄そうな男は よれた服の襟を直した。] (92) 2022/05/20(Fri) 19:52:40 |
【人】 ユスターシュいやぁ、マスターには感謝だな。 死んでなお酒が飲めるって最高じゃねーか。 [そう言って、それでもどこか焦がれるように外を見る。 まだ、己には強い未練があると 自分で分かっているからだ。 死亡してからもう三年。 それだけ経ってしまっている。 未練の先の相手の行方は未だ知れず。 精神が参っていた特に迷い込んだこの酒場に辿り着いてからもう半年。 当時の自分を知る酒場のゴースト仲間がいたのなら、その焦燥しきった姿は今とかけ離れて見えるだろう。 彼女の幸せと無事を諦めきれてはいない。 それでも、半端者の男は自嘲するように飲んだくれ、ヘラヘラ笑うばかり。] (93) 2022/05/20(Fri) 19:53:12 |
【人】 ユスターシュ[彼は知らない。 崖から落ちて死んだ自分の行方を捜す依頼が、埃を被ったまま、隅っこに追いやられたまま。 それでもここから遠くのとある街の依頼板に張り付けられたままな事を。 彼は“冒険に出たまま戻らなかった” 公表されている事実はそれだけだ。] (94) 2022/05/20(Fri) 19:53:18 |
【人】 ユスターシュ ― 冒険者としての彼 ― [20年前から魔法使いの冒険者だった。 能力としては並み。 だから工夫した。魔法を分割する技術を身に着け、分割した一つ一つを思い通りの射線で打ち出す事で、敵を追い詰めたり足や手を削るサポートを得意としていた。 特定の仲間を作らず、あちこちのパーティーに協力をよくしたものだった。 その中に、青い髪のやつもいた気がするな?>>78 いつだってヘラヘラしていて本気に見えない、とトラブルになった事は何度か。 それでも彼は性格を変えなかった。 人間なんてそう簡単に変わるもんじゃねぇだろ? な? と言いながら。 そんな彼が変わったのは8年前。 彼は唐突に少女を 自分の娘だ と言い育て始めたのは────。]* (95) 2022/05/20(Fri) 19:53:30 |
【人】 Master レイ[ ───…僕の魔法は生者相手にしか使えないし。 指鳴らしひとつで 開店の夜、店の灯りをつけるのも 物を浮かせるのも、魔法を弾くのも、 正確に言えば魔法じゃない。 秘密のローブに身を包んだ青年の 真実を知る君がいたかは、はたして、ね。 ]** (100) 2022/05/20(Fri) 20:03:22 |
ユスターシュは、メモを貼った。 (a14) 2022/05/20(Fri) 20:07:29 |
【人】 天馬騎士 エアハート── 現在 プロテア城下町 ── [活気に溢れ、様々な人や物が入り乱れる。 多彩な顔を見せてくれるこの町を、俺は気に入っている。 父は元騎士で、母は国外から来た商人。 プロテアで生まれ、騎士だった父の背を見て育ち 憧れだった天馬騎士団に所属して数年。 主な仕事は負傷した冒険者の救援。 魔物討伐の遊撃部隊。 山を越えた先への配達手伝い。 高い木の剪定手伝い。 城壁磨き手伝い。 etc. 所感は"空を飛べると雑用が多い" それでも華やかな職業には見えると思う。] (101) 2022/05/20(Fri) 21:08:57 |
【人】 天馬騎士 エアハート明日は霧が濃いってさ。 空の散歩はお預けだね。 今日のうちに買い出しにでも行こうか? [目を細めた愛馬の鬣を撫でる。 こちらは大切な相棒である 天馬のアリア 。プライドが高く扱いの難しいお嬢様。 母の国で名付けられた"エア"とこの国の"アリア"が 同じ意味を持つ事に縁を感じて、 血と汗と涙と美味しい人参で絆を深めた。 俺と農家の努力の賜物だ。] (102) 2022/05/20(Fri) 21:09:22 |
【人】 天馬騎士 エアハート[アリアはよく働いてくれるが 他の天馬と折り合いが悪かったので、 数々の功績を挙げてから、連れ出す許可を取った。 今は1人と1頭、宿舎から離れた場所に住んでいる。 小さな家だがこれはこれで気楽で良いものだ。] (103) 2022/05/20(Fri) 21:09:43 |
【人】 天馬騎士 エアハート…………。 [家を出る際に郵便受けに入っていた一通が見えた。 駆け寄り、手をかけてわずかな逡巡。 しかし封を開けずに鞄に仕舞い、 再びアリアと向き合った。] (104) 2022/05/20(Fri) 21:10:07 |
【人】 天馬騎士 エアハートただ行くだけだと近いし、 空を大きく1周して行こうか? [慣れた動きで跨り、手綱を握る。 アリアは大きく翼を広げ、力強く大地を蹴った。]* (105) 2022/05/20(Fri) 21:10:36 |
天馬騎士 エアハートは、メモを貼った。 (a15) 2022/05/20(Fri) 21:22:37 |
【人】 Master レイ───…大切なのは、忘れないことだ 君にはもう明日がない ただ、変わり進む世界を 見 ることは出来る心が落ち着き 決まるまででも ここに居たらいい。 歓迎するよ (108) 2022/05/20(Fri) 21:26:42 |
【人】 Master レイ[ 魂だけの身になろうとも この世から出ていけなかった者 詳しく聞かずとも何かを思っていることくらいは 長い時を過ごした身だから、わかっているよ …ああ、あの時に比べれば 最高だと酒を飲めるようになっただけ 僕は嬉しいとも思っているんだ ]** (109) 2022/05/20(Fri) 21:26:46 |
【人】 騎士 ノア── 回想:冒険者時代 ─ [ Perl blue 、と呼ばれた魔法士は特に攻撃魔法に秀でていた訳では無い。 万能型、と呼ぶのが正しいか。 あらゆる魔法において 一級以上の実力を持っていた為に パーティに足りないポジションがなんであれ 合わせることが出来た。 ────…それゆえ相手からは覚えられているが こちらは覚えていない、ということが多発して。 珍しく覚えている人といえば……そう、 同じくあちこちを回っているような 同業者、?は覚えていた。 ] (110) 2022/05/20(Fri) 21:49:45 |
【人】 騎士 ノア[ ───…あの時はどんな返答が帰ってきたんだったか。 自分が冒険者をやめた後に出来た "娘"のことも、消えた彼を探す依頼が 埃を被って眠っていることも 知らないながらに、 時折 "今は上手くやっていたらいいけど、" なんて思うのだ。 ]** (112) 2022/05/20(Fri) 21:49:53 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a16) 2022/05/20(Fri) 21:51:08 |
【人】 ウーヴェよお、坊主 そんな若い身空で亡くなっちまったのか なんでまた…… [ カイルが此処に来た時には悲しかったな。 此処にいる理由を 考えただけで光るものが流れ落ちそうになるから 隠すように瞳を片手で押さえる。 これからもっと楽しいことや嬉しいこと 悲しいことや辛いこともあるけれど そういうのを経験していけた年なのに、と。 働きたいという話を聞けば>>82 今度は溢れ出そうになる液体を飲み込む為 上を向いて「室内なのに雨が降ってやがる」 なんて誤魔化したりしたな。 包丁を持つ姿に危ないだろ、と心配したり。 はらはらとした気持ちは最初は拭えなかった。 それでもその包丁さばきはしっかりしたもので。 ] (113) 2022/05/20(Fri) 21:52:37 |
【人】 ウーヴェつーわけで 俺に教えてくんね? [ ハラハラみていたのは何処へやら 相手の技量を見極めるのも 冒険者の大切な心得の一つだからな。 ] (116) 2022/05/20(Fri) 21:52:58 |
【人】 ウーヴェ[ カイルが教えてくれなければ 見様見真似で頑張るつもりではあるが ……さて、どうなったかな。 美味しいものをたくさん知っておいて損はないぞと 海鮮以外なら俺にも作れるものはあると 自分の記憶する美味しかったものを カイルに振る舞ったりしたこともあったはず。 繰り返すようだが俺は独学だから やっぱりプロの腕とまではいかず。 それでも仲間内の料理担当も良くやっていた俺は 少しでも美味しいものを食べてもらいたいと その心持ちは込めているくらいだ。 煮物とかは……得意なんだけど 自慢できるほどではないから言うことはない。 でも、食べてくれたら嬉しそうにはしたかもな。 ] (117) 2022/05/20(Fri) 21:53:07 |
【人】 ウーヴェまだまだ行ったことのない場所 見たこともない景色 坊主にももっと見てもらいたかった [ ウッ……気を抜けばまた目から何かが垂れそうになる。 俺がその場にいたら助けに行きたいくらいだった。 なんて死への過程を聞けばもう号泣もので、 それでも子供に泣き顔なんて見せられないから 姿を消してその場を離れてから泣いていたな。 涙脆い……ことはないはずだけれど 目が潤いをすぐ求めてしまうんだよな。 ] (120) 2022/05/20(Fri) 21:53:30 |
【人】 ウーヴェなあ、海はどんなところだ? [ こちらの話が終われば聞き逃げはさせねえぜ?と 次はこちらの番とでも言うように聞いたはずだな。 ]** (121) 2022/05/20(Fri) 21:53:35 |
【人】 偽冒険者 キンウ 料理が沢山って、メニューに海鮮料理なんかはある? [故郷は島国で、周辺の海域で獲れる海の幸が美味だった。 知ったかぶった中年の女性が まるで自分が食べてきたかのように「ある」と請け負う。 ふうん、と応えて先を急ぐ。 ━━興味を持った。 ゴーストという情報が、眉唾ものかどうかは知らないが。 とにかく食事の前に、稼がなくては] (123) 2022/05/20(Fri) 21:57:27 |
【人】 偽冒険者 キンウ[ふと、通りすがりの花屋の前で。 青色の薔薇の花が目に留まった。 突如、一陣の風が吹いた……のだと、思う。 花びらがくるくると宙に踊った。 その一部が一度自分を取り巻いて、そして去った。 ただ、一枚だけを残して。 肩口に載ったそれを、おもむろに手に取る。 空の青とも海の青ともつかない美しい花弁は…… 月兎の 瞳の色 に似ている。……そう、思った。] (124) 2022/05/20(Fri) 22:05:06 |
【人】 ユスターシュ[さて、ゴースト同士で深い話をすることは あったかなかったか。どうだったっけか? 酒が入った時に探している女性がいる。それ位は零した奴もいるかもな。 いつ、また探しに行こうか。 いつまで探し続けるのだろうか。 己の妄執はそう軽くないのも分かっていた。 だからいつまでもここに居られない。 そう思ってはいる。] (127) 2022/05/20(Fri) 22:18:25 |
【人】 ユスターシュ[時に、酒場では料理は店員がやるようだ。>>98 ユスターシュはこれでいて、 仕事となるとやる事はやる男だった。 野営の時含め料理は普通に出来る男である。 見事に酒のつまみ料理ばかりだったが ユスターシュもまた、厨房に立って料理を出す事もあった 揚げ物は男の胃袋にはいいだろ? なんて偏ったメニューにニヤリ、と笑う。 さて、この場のゴーストの皆には食っていいぞ、と目の前に揚げ物まみれを置いた事もあったけれど食って貰えただろうか。 食べて貰えたらうまいか? とは聞いていた。 飛びぬけて上手い訳じゃない、極普通の味ではあるが。] (128) 2022/05/20(Fri) 22:18:41 |
【人】 ユスターシュ[ただ、死んだ後たまに思い出す。 あいつは元気だろうか、と おっさんと呼ばれる年まで生きてくれているか。 どうか、健勝であるように 祈る。]** (131) 2022/05/20(Fri) 22:20:17 |
【人】 フィアンメッタ ギルドで回してもらった仕事で 隣国に行く機会だってあったし 逆に隣国からの冒険者だっていたから 王女様の顔立ちとか知ってる人がいて。 どんな人?って聞いたら 言葉で説明を交えつつ 絵に描いて教えてくれたことがあった。 まあ、そんな伝聞の情報しか持ってない私は 前にきいた人と雰囲気が似てる、くらいの ふわっとした印象しか持たなかったから。 会話の内容でも聞こえない限り 気のせいかな、で済ませた。 (132) 2022/05/20(Fri) 23:00:29 |
【人】 フィアンメッタ「…私はフィアンメッタ。 此処のギルドには世話になってる。 仕事、一緒に行く人いないとか 困ったことあったら…声かけていいよ。 他の人より暇してるから、私。 まあ、困ってたら、の話だけど。」 あまり顔色は変えずに。 でも、安心させるかのように少しだけ笑って。 よほど相手の背が低くない限り見上げる形で 喋ってたから、頼りがいはなかったかもね。 余計なお世話だとか、そう思われるなら あまり引き止めずその場を離れたけど、 さて、どうだったかな。* (135) 2022/05/20(Fri) 23:04:29 |
【人】 天馬騎士 エアハート (136) 2022/05/20(Fri) 23:05:48 |
【人】 天馬騎士 エアハート[少し前の話だ。 隣町にまで赴いた任務の帰りに 例の酒場の前まで行った事があった。 不思議に思い、扉に手をかけても開かない。 ノックをしても反応が無い。] なんで残ってるんだろう。 人の気配も無いし……行こうか、アリア。 アリア……? [手を乗せてもアリアは暫くその場を動かずに、 ただじっと酒場を見つめていた。 何かが、いや、誰かがいるかのように…… なんてね? ] (137) 2022/05/20(Fri) 23:06:40 |
【人】 天馬騎士 エアハート (138) 2022/05/20(Fri) 23:07:26 |
【人】 天馬騎士 エアハート………誰? [聞き覚えの無い声。 そもそもここは空の上、周りに誰かいる筈も無い。 思わず花弁を見て首を傾げた。 地上を見ると、近くに花屋が見えた。 話を聞いてみるか? 高度を下げ、トンと地上に降り立つ。] あの、この青い花弁って…… 此方のお店から飛ばした物でしょうか? [それ以上は言葉に詰まった。 いきなり"声が聞こえる"だなんて、 客観的には不審者極まりないだろう。]** (139) 2022/05/20(Fri) 23:07:55 |
天馬騎士 エアハートは、メモを貼った。 (a17) 2022/05/20(Fri) 23:11:10 |
【人】 ウーヴェ── 過去:水髪の魔法士 ── [ 勇者に憧れ、冒険者となった若者がいた。 その男の隣は色んなヤツが入れ替わり立ち替わった。 けれど逆隣の少し後方 そにいたのはいつも同じ人間だった。 若者は強い者に憧れていた。 だから隣に立つ者は強いと噂のある者ばかりだ。 (140) 2022/05/20(Fri) 23:18:30 |
【人】 ウーヴェ……平気か? [ 初対面に近いであろう子への声掛けとしては ダメ出しを貰えるようなものだが この時は特に気にしてはいなかった。 ] (141) 2022/05/20(Fri) 23:18:42 |
【人】 ウーヴェ実力があることが イコール「強さ」ではないからな そのことがわかっていればいいんだ 実力があるから人に頼れない なんてこともないからな ……無理はするんじゃねぇぞ とりあえず一緒に今日の飯代稼いで 食べに行かないか? 「プロテア」の俺のとっておきの店 教えてやるよ [ 仲間になってもなっていなくとも。 見かけた時にこの言葉を掛けたことがあったな。 これは俺が独断で動いたこと。 仲間はその時一緒にはいなかった。 噂通りのその実力を見るには おそらく物足りない依頼。 この続きの話がどうなったかは水髪の魔法士の 返事次第ってやつだ。 ]** (142) 2022/05/20(Fri) 23:19:03 |
【人】 偽冒険者 キンウ アタシは、キンウ。 どーも、ご親切に。 [と応えてから、発音が悪いため 不愛想に聞こえてはまずいと付け加える] thank you!! [この汎用性の高い言語であれば 気持ちが伝わるはずと、元気よく] えーと、ダンジョン… [“一緒に行く人”というワードで、 真っ先に浮かんだのが さっき見た資料にあったクエストだったが] じゃなくって、この薬草がいっぱい咲いてる崖って… あっちの方角で良かった? 途中まででも案内してもらえると大助かりなんだけど。 [地図を開いて見せて。 フィアンメッタはその時何と答えてくれたのか。 二人でも、一人だったとしても、 その途中で花屋の前を通りかかったのだ]** (144) 2022/05/20(Fri) 23:51:34 |
【人】 フィアンメッタ「安心して、ちゃんと伝わってるから。 キンウはここより遠くから来たとか?」 元気のいい感謝の言葉はちゃんと伝わった。 確かに少しばかり流暢さには欠けるけど 表情とかで嫌がってない、って解れば十分。 なんとなく言語の使い方を見ていると 不慣れに見えるし遠くから来たのかなとか 推測を口にしてみたけど 別に深追いするでもなく。 「ダンジョン……? ……ああ、そこ。合ってるよ。 身軽な人がよく薬草摘みにいってる場所。 いいよ、案内する。」 私は木登りとかそういう類のことが そんなに得意じゃないから身軽とは言えない。 だからその手の仕事は一人じゃ あまり受けないようにしてるけど。 案内くらいならできるし。 (147) 2022/05/21(Sat) 0:25:18 |
【人】 フィアンメッタ「……本当はダンジョンに行きたいとか?」 言いかけた言葉が気になったから軽くききつつ。 案内するって言ったし 別に今すぐギルドにいかないと、 というわけでもなかったから キンウについていって、花屋の前を通りかかった。 (148) 2022/05/21(Sat) 0:26:36 |
【人】 偽冒険者 キンウ ん〜、ずっと遠くから来た。ずっと東から。>>0:147 フィアンメッタは聞いたことある?日輪の国。 海図には載ってるよ。マイナーな国だけど。 海産物は美味しい! [近年では、交易が盛んになってきているから 国名くらいなら、知っている人も多いだろう。 しかし、ここまで地理的に離れれば 日輪の国が、二つの肌色の種族からなることを 知っている人は少ないかもしれない。 職業か、趣味でか、地理や歴史に詳しい者なら 知っているだろうか。 褐色の肌 はほぼ、下層階級の証であることを]そういうフィアンメッタは、ここ、長いの? それとも、ここの生まれの人? (150) 2022/05/21(Sat) 1:24:01 |
【人】 偽冒険者 キンウ ダンジョンに行きたいっていうよりね、 ああいう所に行くパーティーに ちょっと憧れてるっていうか。 アタシ、一つ所に長くいたことないからさ。 信頼できる仲間ができる前に その土地を離れることが多くって。 腕一つでひっぱりだこになる程には、強くないしねぇ。 [花屋へ至る道すがら、雑談はしばらく続いたはず。 万一話が昏い方向に進みそうなら ジョークのオブラートに包んで]** (151) 2022/05/21(Sat) 1:26:13 |
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。 (a18) 2022/05/21(Sat) 1:33:53 |
【人】 少年水夫 カイル[店長がパチンと指を鳴らすのが聞こえたが、>>96 明かりが灯る様子はなかった。 まだ霧の夜の前日だから、上手くいかないのだろう。 仕組みは分からないなりに、何となくで判断する。 この店は、霧の夜にしか開店しない。>>n3 僕たちの姿をお客様が視認できるのも、 店が開いている時に限られる。 この店にとって、或いは店長にとって、 霧の夜と言うのは魔力的に相性がいいとか、 だから他の日には出来ないことが出来るのではないか。 勿論憶測にすぎないけれど、 ここで働いて五年弱の若輩の身には、 仕組みを察して理解することは難しかった。 灯りを付けたり、物を浮かせたり、魔法を弾いたり、>>100 詳しくない僕からしてみれば魔法と区別がつかないのも、 無理からぬ話と言う事だ。] (152) 2022/05/21(Sat) 3:07:45 |
【人】 少年水夫 カイル― 回想:僕がウーヴェに懐いた理由 ―[確かにこの年で、未練を残して命を落としたとなれば、 同情的な目が向けられるのも、 致し方のない事だと思う。>>113 とは言え年齢のことを除けば、 皆同じ条件でここにいると僕は思っていたから、 ウーヴェの反応にはまず先に驚いてしまった。] いや、確かにまぁ……色々思う事はあるけど、 やり残したことがあるのは、 無念なのはきっと皆同じでしょ? [不思議な因果で、僕の逝く道に灯りがついた。 変わった人が多いように思うけれど、 店の皆は良い人そうだし。 だから僕は前を向いて、 やるべきことを全うしようと思うんだ。 いつかはこの無念も晴れて、ここを去る日も来るのかな? 今自分が置かれている状況は、決して絶望なんかじゃない。] (156) 2022/05/21(Sat) 3:17:36 |
【人】 少年水夫 カイル[冒険の話が聞きたい!という要望にも、 ウーヴェは応えてくれた。>>119 ドラゴンの話には、海にもシードラゴンがいて 大きなタツノオトシゴの様な見た目をしていることを話した。 ドラゴンと言えば、 強力なモンスターのイメージが強いけれど、 生まれたばかりの子はきっと、とても可愛いんだろうな。 ユニコーンの話も面白かった。 確かユニコーンは乙女が好きだと聞いたことがある。 見つめ合ったその後、ウーヴェは大丈夫だったのかな? ユニコーンと言えば、 僕は幼い頃は勘違いして同一視していたのだけど、 翼の生えたペガサスも気になるよね。 (158) 2022/05/21(Sat) 3:25:41 |
【人】 少年水夫 カイル[話が僕の手番となれば、船旅で楽しかったこと、 大変だったこと、短い人生の中で見つけた綺麗なもの。 そんなものを思い出しては、語っていた。 綺麗と言えばやはり人魚の住む海域。 海中にも潜ったけれど、カラフルな珊瑚の傍に佇む、 人魚たちの姿は神秘的なまでに美しかった。 幾筋も流星の駆ける夜空に、沢山のお願い事をした。 三回言えたけど叶わなかった……という一言は飲み込んで。 母の愛を知らない僕に、 子供を持つ乗客の奥さんたちが、 とても優しくしてくれたりもした。 嵐に見舞われ、ろくに眠ることもできずに、 必死で耐え忍んだこともあった。 こんな苦難を乗り越えたからこその、信頼と絆がある。 僕の人生は、十分恵みに満ちていたのだと改めて思った。] (160) 2022/05/21(Sat) 3:34:35 |
【人】 少年水夫 カイル─── 『 MiraggiO 』 ───[モップで床を拭いていると、船での清掃を思い出すし、 なんだか懐かしくなってしまう。 見上げても青い空はないけれど、 楽しいことが控えているのだから、何の苦も感じない。 真面目に開店準備に勤しむ少年をよそに、 売り物のお酒に舌鼓を打つ大人の姿……。>>92] 有難う御座います。 おじさんも、是非頑張ってください。 [僕は死んで割と早い段階でここへ来たから、 勤務歴的はユスターシュの先輩にあたる筈だが、 明らかにこちらは子供であちらは大人。 先輩風を吹かせるのも躊躇われ、態度の大きさは控えめだ。 店長も厳しく咎めはしないので、>>106 僕も別にとやかく言う事はしない。] (161) 2022/05/21(Sat) 3:37:19 |
【人】 少年水夫 カイル― 回想:ユスターシュが来た時のこと ―[ユスターシュがここへ来る頃には、僕は既にここに居た。 だから、かなり憔悴しきった様子であったことは、>>93 まだ記憶にしっかりと残っている。 死んでも飲食が可能であることに ユスターシュが感動したその時、>>126 僕は彼にブイヤベースを作って出した。 あの時の顔は今も大事に、 この胸の中にしまっているから安心して欲しい。 深い話にカウントされるかは分からないけれど、 僕からは自己紹介の一環として、略歴は話したから、 探している女性がいることは教えて貰えたかな?>>127 もしその話を聞いていたなら、 父がよく「母さんは最高にイイ女だった」 と言っていたのもあって、 「恋人なの?」「最高にイイ女だった?」などと、 もしかしたら返答に困るかもしれない 質問を投げてしまったと思う。**] (162) 2022/05/21(Sat) 3:41:33 |
少年水夫 カイルは、メモを貼った。 (a19) 2022/05/21(Sat) 3:53:05 |
【人】 ヴィム留守を頼むよ、W料理長W。 [ そんな青年が少年を拒む理由などなく 今ではカイルをそう呼んでいるのだが はて、恐らくは酒場一の働き者だ。 どちらが酒場の店員らしいかと言われれば それはもう言うまでもなく分かるだろう。]** (165) 2022/05/21(Sat) 7:42:14 |
【人】 砂の民 スティグ― 城下町 ― [東の国々の戦争は数年前に終わった。 どこかが滅んだというわけではなく、ある程度長引いた戦争に互いに嫌気がさし、何となくの交渉により終わった戦争だった。 それでも多くの街が被害を受け、多くの小さな村がなくなり、それ以上の多くの人が亡くなった。 そんな村のうちのひとつが、自分の生まれた…いや、育った場所だった。] いやあ、いつ歩いてもにぎやかな街だねぇ [いかにも観光客然として辺りを見回しながら、売っていたハムを挟んだ黒麦パンを口に頬張る。 実際に観光客なのだが、それでももう数日はこの街に滞在しているのに、自分の出身地とは全く異なる風景をまだまだ見飽きることはない。 賑やかな街並みを眺めながら歩いていると、ふと屋台の主人と買い物に来たらしき街の人々のうわさ話が耳に入った。 『これから気温が下がりそうだ。 そろそろ、深い霧の夜が来る…』 ]** (166) 2022/05/21(Sat) 8:20:12 |
【人】 ヴィムこの世界に失う痛みがあることを 知らない人間などいないだろう。 だが、時として何かを与える痛みが この世界の裏側に潜むことを 知っている人間もいれば知らない人間もいる。 (167) 2022/05/21(Sat) 8:20:20 |
砂の民 スティグは、メモを貼った。 (a20) 2022/05/21(Sat) 8:24:18 |
【人】 騎士 ノア── 回想:冒険者時代 ── [ 誰からも求められると言えば 傲慢な奴を想像されるかもしれないが 別にそんなことはない。 覚えていない、という以外で 別段揉め事を起こすこともなかった。 (子どもだから少々生意気でも 許して貰えていた可能性は大きいが) ] (171) 2022/05/21(Sat) 12:33:00 |
【人】 騎士 ノア…ふぅん。 まぁ、あの人達も しょうもないことで怒りすぎだね [ パーティメンバー(元)の姿を思い浮かべつつ さらりと肩を持ちかけるくらいのことを 言えばそれ以上は追求しなかった。 人の性格はそう変わるものじゃない、 何にも縛られたくないから 僕もフリーで飛び回っているんだし。 人のことは言えない、ってやつ。 へらりと笑う彼につられるよう そこまで変わらない表情筋が 微笑を形づくっていたのはここだけの話。 ] (173) 2022/05/21(Sat) 12:33:07 |
【人】 騎士 ノア………僕は おじさん 、より先に名前を呼ばれるような魔法士になるもの。 [ ニヤリと上げられた向こうの口角とは反対、 未来を想像してぎくりと肩を震わせ挙動不審に。 10年以上先のことなど想像もつかないけど、 今よりもっと力をつけて誰にも負けないような 強い魔法士になるのが夢だった。 若者の戯言と聞き流されたか、 そこまで大げさに重たい会話ではなかったので 向こうは忘れているかもしれないが 夢は所詮夢でしかなく 今の姿は現実の象徴だ。 若いうちに見ていた泡沫の話は 忘れていて欲しいなんて思っている。 ] (174) 2022/05/21(Sat) 12:33:11 |
【人】 騎士 ノア[ ───それでも、己の現実を思い知った時。 いつかそうなるものだと教えてくれた 歳上からのありがたい言葉は、 僕に生きていなければと思わせてくれる。 今でも、心の 御守り の一つだ。 ]** (175) 2022/05/21(Sat) 12:33:16 |
【人】 ヴィム[ それはまだ『メルヴェイユ』という名を冠す国が 誕生するよりも前の話。 名前すら定かではないこの国に ある未熟な魔法使いがいた。 この国の子どもならば簡単に出来るであろう ランプに火をつけることすらままならない。 そんな未熟な魔法使いはついに己の限界を悟り、 町外れに住む魔法使いに師事するため その門下を訪れ、何度も頭を下げていた。] (177) 2022/05/21(Sat) 12:39:30 |
【人】 ヴィム[ 師は飛び込んでは幾度となく頭を下げる 未熟な魔法使いを見かねて、ついに問うた。 「どうしてそこまでして...。 なにも魔法に頼らずとも方法はいくらでもある。」 師はそう諭す。 なにも魔法使いでなければ生きていけない なんてことはない。 それが無理なら剣士でも、武闘家でもいいはず。] (178) 2022/05/21(Sat) 12:41:14 |
【人】 ヴィム[ しかし返ってきた答えは輝かしい光。 世界の痛みなど何も知らないと言いたげな 純真たる魂の輝き。 師はその覚悟を認め、未熟な魔法使いを 受け入れることに決める。 それが、後に英雄と大罪人と呼ばれた 二人の出会いであった。]* (180) 2022/05/21(Sat) 12:43:48 |
【人】 ウーヴェ[ 仲間の名前を呼んでも自分の声が聞こえない。 ああ、そうか。 耳は■■ていたんだ。 口からは血が溢れ 外傷だけではなく内側も■■になっていることが 確かめるまでもなくわかる。 視界なんてとうに掠れて■えていないのだ。 ] (182) 2022/05/21(Sat) 12:59:23 |
【人】 ウーヴェ[ 死ぬつもりはなかった。 己の力量は知っていた。 目の前の敵との力の差を。 時間稼ぎですら出来るか危ういということを。 これでもある職業を極めたつもりだ。 免許皆伝を受けたけれど 誰かに伝授する前に途絶えさせてしまった。 命を燃やした。 燃やして、燃やして 蝋燭の残りを減らし続けた。 燃え続けた蝋燭はやがて黒く変色した。 自らが■の者へと近付く色だ。 けれど■へと変わる前に体が限界を迎えた。 ] (183) 2022/05/21(Sat) 12:59:47 |
【人】 ウーヴェ[ 痛さはもう感じることはなかった。 四肢は千切れたりと散々だ。 食べられたのか一部が抉られた腕が 近くに落ちている。掠れた視界でも 自分のものだとまだ理解できる思考はあるようだ。 ] (184) 2022/05/21(Sat) 12:59:58 |
【人】 ウーヴェ ( アイツらは無事に逃げられたか ) [ 息を吸い込んでも空気が抜けて取り込めない。 時間稼ぎなら十分できたはずだ。 残った動かない体を魔物に持ち上げられる。 痛さはなかったけれど なんだかひどく ーーーー寒かった。 ] (185) 2022/05/21(Sat) 13:00:06 |
【人】 ウーヴェ[ 心臓は動き出した時から 止まる時を目指している。 人は生まれた時から死へと向かっている。 なら、なぜ人は生きるのか。 『自分の夢を叶える為だと若者は言った』 『神が決めたからだと仲間は言った』 『世界の真理を知る為だともう一人の仲間は言った』 俺はその答えを出せてない。 答えを知らないふりをした。 ]** (187) 2022/05/21(Sat) 13:00:39 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a21) 2022/05/21(Sat) 13:07:21 |
【人】 偽冒険者 キンウ──昔話@── [5歳年上のギョクトとは一緒に育った。 けれど、一度も兄と思ったことはない。 自分とはあまりにもかけ離れていたからだ。 そしてそれは、里中の者が思っていたことでもあった。 “取り換え子”……そんな噂がまことしやかに囁かれる程。 抜けるような白い肌に、蒼みががった銀の髪。 青い瞳は空の色とも海の色ともつかぬ。 光の加減で、空と海の間を揺蕩うような、そんな色だ。 日輪の国にある伝説の、青い目の月兎の顕現した姿さながら。 色素の薄い容姿は貴人の持つべきものだったが それだけでは里では浮いて、仲間外れになる可能性もあった。 けれどもそうはならなかった。 それどころか、周囲の憧憬を一身に集めた。 ──圧倒的な力を持っていたから。 彼は、里の者が生まれながらに持つ身体能力の高さと 貴人の持つ巫力(西方では魔法と呼ぶだろうか) その両方を持っていた] (188) 2022/05/21(Sat) 13:20:35 |
【人】 偽冒険者 キンウ[日輪の国は 真名を呼ばれると魔に引き込まれるという言い伝えがあり (真偽の程はさだかではない) 幼い頃は幼名で呼ばれ、元服すれば“あざな”をもらう。 元服とは、里では一人前の“シノビ”になることと同義。 元服の年齢には幅があるが 天才は11才で月兎の名を負った。 ギョクトは影忍ではなく陽忍に配属されたので もしかしたら外国の記録にも彼の功績(あるいは悪行)を 遺しているかもしれない。 ただし、あったとしてその記録は、22才で止まっているだろう。 ギョクトは後輩の育成係も請け負った。 落ちこぼれとみなされていた自分が 14才で黒点の名をもらえたのも 彼のおかげだ。 配属されたのは影忍で 残念ながら部隊こそ違ったものの 話す機会もあれば共闘する場面もあり そのままずっと ]彼の背中を追いかけていくのだと思っていた (189) 2022/05/21(Sat) 13:31:09 |
【人】 ユスターシュ ……うまい、うまいよ…… ありがとう、な…… [その時の自分は弱り切っていた。 だから泣いても仕方なかった。 それだけだからいい加減忘れろっての。] (195) 2022/05/21(Sat) 14:03:39 |
【人】 ユスターシュ[略歴を聞けば船か、それは大冒険家だなって笑って聞いた。 酒の話に付き合え、とかつまみを餌にちらつかせつつ絡んだ時に聞いたせいだ。それをうっかり零したのは。>>162] イイ女ねぇ。 大人の男がそれを言う時は心底ベタぼれで 本当に“イイ女”か その女がFemme fataleかどっちかだぜ? [なんて、いい加減な事を少年に吹聴する大人の姿がそこにはあった。 突っ込みはいつでも募集している。 「恋人なの?」と問われれば大笑いをした。] そんな色気ある関係じゃねーよ。 [彼女の事は一度たりともそんな目で見た事はなかった。 彼女はユスターシュにとって“娘”なのだから。] (196) 2022/05/21(Sat) 14:04:27 |
【人】 ユスターシュあ? あの子程“いい女”はいないぜ? 気立てが良くて健気でなぁ 決して裕福と言える環境は与えられなかったのに、泣き言一つ言わず俺についてきてくれたんだ。 ……こんな、どうしようもない男にさ [遠くを見つめて酒をまた飲みこんだ。 悪い、とその話はそこで締めくくった。] (197) 2022/05/21(Sat) 14:04:41 |
【人】 ユスターシュ[ユスターシュの態度が悪い、と突っ込む人はこの場にいなかったようだ。 命を賭ける冒険をするのに不真面目な態度は怒られて然りと分かってはいた。 うちのパーティーにどう? と言われないためにそうしていた、なんて誰にも言いやしなかったから、俺の本音を知ってたやつはいないだろう。 ノアの表情が緩めば此方もつられてふっと笑った。>>173] おっ、いいねぇ。若者はそうじゃなくちゃな 応援してやるよ、頑張れ ノア [ギクリ、とした挙動は見なかった事にしてやった。 年を取った側から言わせて貰えば10年なんてあっという間だ。本当にな。 時間が長く感じ、目標に向かいやすい年頃の内に目指すものがあるのは決して悪い事じゃないと思った。 残念ながら、その目標については確り覚えている。>>174] (199) 2022/05/21(Sat) 14:05:18 |
【人】 ユスターシュ ― 回想 ― [もう10年以上前になる。 プロテアで依頼を探していた時、その男、ウーヴェを見つけたのは。 偶々目があった。そんな気がした。] よーう、そこの冒険者諸君。 魔法使いは入用じゃねーか? 料理とか、ライト役とか水も出せる。 雑用も出来て便利だぜ? [自分はその性格で人間関係トラブルを起こした事例は幾度もある。 もしかしたら相手の耳にも入っていて渋い顔をされた可能性は否定出来ない。 それでも男はどこ吹く風で、声をかけた。] 金さえしっかり払って貰えば 役に立つぜ? 俺は。 [そう言って頼む側の態度じゃない俺に対して、その男はどういう反応をしただろうか。 共に冒険に出る機会はあっただろうかね。] (201) 2022/05/21(Sat) 14:05:59 |
【人】 ユスターシュ[その男が消えてからずっと先に こんな酒場で再会することになるとは、思わなかったが。 人生の縁ってのは本当数奇なものだよな。]** (202) 2022/05/21(Sat) 14:06:19 |
ユスターシュは、メモを貼った。 (a22) 2022/05/21(Sat) 14:14:54 |
【人】 ウーヴェ照らしていきたいと思っていることは 間違いじゃない [ そう、あの時の言葉は俺の本心だ。 けれど同時にこの時から考えていたこともある。 それは今日に至るまでその思考は膨らむばかり。 ] (205) 2022/05/21(Sat) 15:59:02 |
【人】 ウーヴェなあ、マスター [ あの日、死んで幽体となって此処に辿り着いて マスターに会った日。 その時と同じ表情で言葉を重ねるように零す。 ] (209) 2022/05/21(Sat) 16:08:07 |
【人】 ウーヴェ[ 10年前、どこに行けばいいかわからなかった。 仲間を庇って死んだのに 未練があるというのか、と。 (探せば見つかる理由をわざと隠して) そして今になってもまだわからないんだ。 何処に行けばいいのか。 でもこれは店の外での独り言。 外では人に見られることもない。 『MiraggiO』の看板を眺めながら、 少しの間佇んでいた。 ]** (211) 2022/05/21(Sat) 16:11:15 |
ウーヴェは、メモを貼った。 (a23) 2022/05/21(Sat) 16:15:21 |
【人】 少年水夫 カイル[ ゴホッ ゴホッ カハッ ゴフッ ゴホッ ゴホッ 寒い……苦しい……誰か「助けて!」 ゴホッ カハッ ゴホッ コホッ ゴホッ ゴホッ ゴフッ ] (212) 2022/05/21(Sat) 17:57:01 |
【人】 少年水夫 カイル [伸ばした手は何にも触れられずに力を失う。 口の中は鉄の味。 息の根は止まり、これが僕の人生最期の記憶となった。] (213) 2022/05/21(Sat) 17:57:52 |
【人】 少年水夫 カイル[話を聞くのは好きだから、 別につまみに釣られたわけではないけれど、 だからこそ特別な話が聞けたなら、>>196 こちらとしてはラッキーでしかない。] イイ女にも種類があるんだね。 しかも真逆の特性持ちだなんて。 僕の母さんはどっちだったんだろうな。 [僕の陽光みたいな 金色の髪 と、空色の瞳 は母譲りだと父さんは言っていた。でも、それ以上の情報が何もない。 肖像画なんて描いてもらうような身分でもないし、 母さんのデータはこの世に於いては、 父さんの記憶の中にしか存在しなかった。 それさえももう、失われてしまった……。] (217) 2022/05/21(Sat) 18:02:49 |
【人】 少年水夫 カイル[僕はね、本当はずっと 母さんがどんな女性なのか知りたいと思っていた。 父さんは"イイ女"としか言わないから、 そんなんじゃ全然分からない。 ユスターシュの言う、 一人の男の心を魅了した天使であるのか、 運命を狂わせる破滅の女神だったのか……。 僕はそれさえも知らない。 でもね、今はこれで良かったと思っている。 母さんがどんな女性であったのか、 今でも気にならない訳ではないのだけれど―――……。] (219) 2022/05/21(Sat) 18:04:14 |
【人】 少年水夫 カイル[夢とともに僕たちの船が沈んだあの日。 僕は母さんが既に 死 んでしまっているという悲しい運命を、心の底から神様に感謝した。**] (220) 2022/05/21(Sat) 18:04:54 |
少年水夫 カイルは、メモを貼った。 (a24) 2022/05/21(Sat) 18:18:42 |
【人】 ヴィム[ 神のイタズラにより出会った英雄と大罪人。 弟子となった未熟な魔法使いがその才能を 発現するようになるまで時間はかからなかった。 師は言う。 「周りの環境が悪いだけだ。」 、と。首を傾げながら素直に師の教えを守る 愛らしい弟子を師は次第にその扱いを改め 弟子からW友人Wとその呼び名を変えた。 ] (222) 2022/05/21(Sat) 19:28:08 |
【人】 ヴィム[ 師弟であり、仲間であり、友でもある。 いつしか師を超えるほどの魔法使いへと 成長を遂げた愛弟子はといえば 新たな仲間達に恵まれ、魔法使いとして 名を馳せるほどの栄誉を手に入れていった。 どれだけ困難な依頼が舞い込もうとも この魔法使いがいるパーティならば 達成してくれる、そんな伝説さえ囁かれるほどに。] (223) 2022/05/21(Sat) 19:28:57 |
【人】 ヴィム愛弟子は言う。 「それでも僕は師匠とずっと一緒にいたい。」 、と。師は言う。 「お前はいつか自立しなければならない。」 、と。 (224) 2022/05/21(Sat) 19:31:05 |
【人】 ヴィム[ 師は愛弟子を認めなかったわけでは無い。 真相はむしろその逆であり 師は愛弟子の力を誰よりも理解していた。 故に師は愛弟子が己に依存することを懸念し 自立を促し続けていたのだった。 愛弟子が己へと向けている ]尊敬と淡い恋慕が入り交じるその感情に 師は気づいていたのだから。 (225) 2022/05/21(Sat) 19:32:10 |
【人】 ヴィム[ 夜までに戻ると告げたこの日。 青年が姿を現したこの国は 今も相変わらず盛況していた。 魔法を学ぶなら『メルヴェイユ』へ。 そんなキャッチコピーをかかげた魔法都市には この国を破滅の未来から救った英雄の石像が 掲げられ、今も守り神として祀られていた。 石造りの偶像を前に目を細めると、 過去を懐かしみ、噛み締めるよう、青年は呟く。] (229) 2022/05/21(Sat) 19:39:00 |
【人】 ヴィム[ 独り言と共に指先を石像へと向けて。 ついた汚れを丁寧に魔法で落としていく。 これが、青年の日課であった。 酒場の誰かには、ここまでなら 話すこともあっただろう。 裏を返せば、話していたのはここまでだ。 日課を終えれば、青年はその銅像の前から姿を消し 仲間達の待つW酒場Wへとその脚を向かわせる。] (231) 2022/05/21(Sat) 19:43:05 |
【人】 ユスターシュ好きに戻って来いな [何かあるとして、吐き出すも、飲み込むも相手の自由。 ユスターシュはそう思っている。 自分の事すらどうにも出来ていない自分が年取ってるだけで偉そうに説教たれる気はなかった。 少し様子見をするつもりで見送った。] さて、と。 じゃあ後はジャガイモでもむいておくかね [フライドポテトは酒場の定番。 余分に準備しておいて損はないだろう。 どっこいしょ、と適当に座って芋の皮を無駄がないように、するするむきだしたのだった。] (236) 2022/05/21(Sat) 19:51:04 |
【人】 ユスターシュ ― 8年前 ― [ユスターシュという男が変わった転機はこの時だった。 年もとってきて、引退後の人生も考えつつ生きる方がいいようになってきた年。 男はそんなの気にせずその日暮らしと酒の日々。 だらしない。そう言われても仕方なかった。 彼にとってその女は 運命を狂わせるほうの“イイ女”だった。] 「この子、貴方の子どもなの」 [ベロベロに酔っぱらっている時に唐突に隣に座られて、そんな事を言われた。 かつて依頼の一つで組んだことのある美人の剣士。 成り行きでそういう事をした覚えはばっちりあった。 だがしかし。 小さな少女を酔っ払いにそう言って だから宜しくね、と押し付けていく奴が ]どこにいるってんだ。 (237) 2022/05/21(Sat) 19:51:37 |
【人】 ユスターシュ[翌日、少女が側で己の服を握りしめているのに流石に顔色を青くした覚えはあった。 己の子という確証も保証もない。 女を大急ぎで探したが雲隠れされた。 押し付けられた。そう分かれば流石に頭を抱えた。 孤児院や教会に預けるつもりだった。 こんな先を見通せない男の側にいさせたら駄目だと思った。 でも、それでも───── ] 「おとうさん、も、私が 邪魔?」 [そう縋られた。 少女は痩せていて、よく見れば体に怪我の跡もあった。 手を離したほうがいい。 そう思うのに。 こんな、いつ死んでもいい。 そんな人生に巻き込んでなんか……。] (238) 2022/05/21(Sat) 19:52:05 |
【人】 ユスターシュ[ユスターシュの親は彼に対して冷たかった。愛人の子だか何だか知らないが、望んでうまれた訳じゃないのに厄介そうに扱われ続けた。 それで無理やり一人立ちして冒険者になったんだった。 誰も信頼出来ない。 誰も己を愛さない。 誰も愛してなんていない そんな人生でいいのだろうか。 父親と呼んだこの少女を……見捨てたら 俺は誰より憎んでいる親と同じことをする そう思ったら覚悟が決まった。 生半可じゃなかった。 冒険者駆け出しの時から世話になっている人が良い老夫婦が営む小さな宿屋に土下座して、この子を冒険に出ている間見て欲しいと頼み込んだ。 己だけが食えればいい、そんな仕事の仕方も変えた。 多少危険な依頼にも突っ込むようなった。 人付き合いも、性格はそう簡単に変えられなかったけれど改善を試みた。] (240) 2022/05/21(Sat) 19:52:26 |
【人】 ユスターシュ[きっと誰も思わなかっただろう。 ユスターシュという男が子どもを真面目に育てるなどと。 それでも彼は必死にやった。 少女もまた、己の立場がわかっていたのか 自分から働きたいと店に言いだして 皿洗いから配膳から、役に立つようしていた。] 「おかえりなさい、おとうさん」 [帰る度そう出迎えて貰えるのが嬉しかった。 この子が自分と血が繋がっているかどうかなんてどうでもよかった。 必死に 捨てられないように 、自分に縋るこの少女を、ユスターシュは家族だと思うようになった。] (241) 2022/05/21(Sat) 19:52:33 |
【人】 ユスターシュ なぁ、いつか。いつかさ 金ためて、田舎で小さな家買ってさ 便利屋でもやっていくか。 [そんな夢を娘にこぼした。 彼女は心底嬉しそうに、幸せそうに笑った。 幸せな日々は、続くと思っていた。 娘が流行り病にかかる日までは─── ]** (242) 2022/05/21(Sat) 19:52:38 |
【人】 天馬騎士 エアハート[困惑する店員の顔に、 思わず失礼しましたと頭を下げて引き下がる。 青い花弁を持つ手を引っ込めた。 それをすかさず咥えてむしゃむしゃと食べるアリア。] あっ! お腹壊しても知らないよ? [そこにかかる声に振り返る>>145] 私は空で青い花弁を見つけて来たのですが… "風もないのに"とは不思議ですね。 情報提供ありがとうございます。 [何か魔法が絡んでいたのだろうか? 思い出した噂と、あの酒場と、声。 招かれている……? ] (243) 2022/05/21(Sat) 20:13:25 |
【人】 天馬騎士 エアハート[再び思考を巡らせた時、アリアが一歩前に出て 女性との間に割り込んで来た。 どうやら先に自分に興味を持たれた事に 気付いていたらしく、長い睫毛をぱちぱちさせながら 女性に視線を送っている。] ええと、すみません。 何故か愛馬の機嫌が良いようで……。 [ "エアハートより私に興味を持った?" "あなた見る目があるじゃない" "どう?私の翼綺麗でしょう?" "ほら触ってみる?許可してあげても良いわ" 恐らくそんな事を言っていると思う。]* (244) 2022/05/21(Sat) 20:14:03 |
【人】 天馬騎士 エアハート[ふと近くに見知った顔が居る事に気付いた>>149] フィアンメッタさん。こんにちは。 ……観光案内ですか? あ、失礼。 以前、占いでお世話になりました。 天馬騎士のエアハートです、此方は愛馬のアリア。 あの時の占いはとても助かりました。 凄いですね。ありがとうございました。 同僚にこの事を話したら興味を持ったようなので、 もしかしたらお願いに行くかもしれません。 [俺が覚えていても、 彼女にとっては大多数の客の中の1人で覚えられて いるかはわからない。 慌てて自己紹介を付け足した。 同行している女性の風体から、 国外の人間である事とそれの案内だろうかとアタリをつけて。 この町では観光者は別に珍しくも無い。] (245) 2022/05/21(Sat) 20:41:18 |
【人】 天馬騎士 エアハート― 回想 町の占い師 ― (誰か、何か、ヒントをくれ……) [貴族のペットのインコが逃げてしまったので 空を探して欲しいとの任務があった。 大きくて赤い立派なインコとの事だったが、 捜索範囲が広すぎる。 これがコカトリスの1匹であれば 周辺の木々は枯れ草は焼け爛れの大惨事で捜索は容易だが 無害な動物を見つけるのは難易度が高い。 既に捜索は3日目で未だ手がかりは0 アリアの機嫌もどんどん悪くなり、 与える人参のグレードアップにも限界が来ていた。] (246) 2022/05/21(Sat) 20:42:00 |
【人】 天馬騎士 エアハート[そんな時に評判の良い占い師がいる>>11 という噂を聞いた。 具体的な場所を導く予知能力と違うのはわかっている。 ラッキーカラーはどうか、 どんな事をすれば幸せを掴めるか、 または悪い結果が待っているのか、 その程度でも構わないので何かに頼りたい。 まさに藁にも縋る思いだった。] (247) 2022/05/21(Sat) 20:42:22 |
【人】 天馬騎士 エアハート[告げられた具体的な内容はどうだったか。 偶然かもしれないが、占いの一部を参考にした結果 西の方角にある真っ赤な林檎の木の上で満腹になって 寝ているインコを見つけた。 あの時は思わず力強く拳を握り天を仰いだ。 後光がさした幻覚が見えた。 大長編の物語を締めくくるに相応しい 感動的な音楽の幻聴もあった。 ありがとう、占い。 ] (248) 2022/05/21(Sat) 20:42:47 |
【人】 天馬騎士 エアハート[ちなみに占いに興味を持った同僚は **10年かけてやっと天馬騎士団に入団出来たのに 羽毛アレルギーになったという悩みを抱えている。 激重人生相談紛いの縋り方をしにいったら誠に申し訳無い。] (249) 2022/05/21(Sat) 20:43:25 |
天馬騎士 エアハートは、メモを貼った。 (a25) 2022/05/21(Sat) 20:53:25 |
【人】 ウーヴェなあ、坊主は泣いたか? 悲しい時には泣いていいんだ 泣きたい時は俺の胸を貸してやるから 温かくもないし硬いかもしんねぇけど 一人で泣くより全然良い 行き場のない感情をぶつけたくなったら 俺にタックルしてもいいからな [ 今泣いても良いぞ?と腕を広げて見せるが いわゆる多感な時期という年なんじゃないかと 「今なら優しさ3割増だぜ?」 そんな謳い文句もつけてみるが効果はどうだったか。 もちろん無理強いするなんてことなしねーから 来たら精一杯のハグ、来なくても頭を撫で撫でが 待っているだけさ。 ] (251) 2022/05/21(Sat) 21:00:17 |
【人】 ウーヴェ料理を教えてほしいとは言ったけどよ その母親のレシピはお前だけのもんさ 大切にしろよ [ 俺のような者が触れることの許されない 愛のレシピってやつだな。 いつかカイルの未練がなくなる前に そのレシピを作ってくれる誰かが カイルの母とのコラボの料理をして カイルが二人の愛に包まれることを思う。 ] (253) 2022/05/21(Sat) 21:00:35 |
【人】 ウーヴェおう、俺も料理を教わるのは 初めてだわ 初めまして同士だな [ なんて笑えば次の言葉には驚いて。 ] 俺か? そうだなァ、レシピを増やす点では いいかもしれねぇな ついでに美味しくなるにはどうすればいいかも 考えながらやったらより良い者が出来るかもな (254) 2022/05/21(Sat) 21:00:41 |
【人】 ウーヴェ─ 押し花 ─ そうか、坊主に喜ばれて 俺も、この花も嬉しいぜ [ 照れたように目を逸らす。 この魔法にそこまで喜ばれたことは 少なかったから。 戦闘では三属性の魔法が重宝されがちだ。 素敵と褒められることもなかったな。 だからか、こんなにむず痒い気持ちになるのは。 押し花のカードの額を眺めれば>>157 その時のことを思い出し、そして こんなにも大切にしてくれたこと それだけカイルの優しさを感じたのだ。 掃除の時は埃のないように綺麗にした。 勿論誰も見ていないと 周りをキョロキョロと確認し隙をついての犯行だ。 (目撃者はいないと俺は思っている) ] (256) 2022/05/21(Sat) 21:00:58 |
【人】 ウーヴェ─ 冒険譚の話 ─ [ ドラゴンといえば>>158 その強さから畏怖の対象ではあるが 気高く強さと兼ね備えるに値する 賢さもあり、誇り高き生き物だ。 シードラゴンの話を聞けば 童心に返ったような、 それこそカイルと同じように 楽しそうに反応する。 海にそこまで精通していないから シードラゴンは航路から避けることが多い。 よって、目撃する機会も少ないのだ。 ユニコーンか? アイツ女好きだったのかよ。 ってことは俺が女か確認してたってことか? まあなんともなかったぜ。 ペガサスの話もカイルから出れば 俺もいつか乗って飛んでみたいと思ってたな。 そんなことを思い出す。 いつかペガサスに乗れるやつに会えたら 乗り心地を是非とも機会があれば聞いてみたいものだ。] (257) 2022/05/21(Sat) 21:03:01 |
【人】 ウーヴェなあ、流れ星のお願い事ってさ 三回言うのはみんな知ってるけど しっかり自分の所在地も言わないと 願いが届かないみたいだぜ? 船旅じゃあ星も届けるの大変だったかもな 今でも星は見えるだろ? 星には人もゴーストも関係ないさ まだ願い事があるのなら 今度はしっかり此処の住所も伝えて 届けてもらおうぜ [ 果たしてカイルが願い事をしたのかどうか。 それでも夜空を見ていたら流れ星を 探すようになったのはカイルに教えるためだろうな。 俺の望みはないからな 流れ星を見つけたら カイルの願い事が叶いますようにって 祈ってやろうと思っている。 これは内緒な? ] (259) 2022/05/21(Sat) 21:03:16 |
【人】 偽冒険者 キンウ[初対面の男性に件の声が聞こえたかを問うのは憚られたが フィアンメッタには聞いてみようかと思ったところで 天馬からの熱視線(?)に気づく>>0:244 ぐい、と触りやすいように差し出された翼を前にして] わぁああ、触ってもいいの? この子、何て名前? [天馬の美しい毛並みに気を取られて 不思議な声のことを話題に出すのを忘れてしまう。 またしても、持ち主より先に おそらくは愛馬であろう名前を尋ねてみてから] あ、アタシはキンウ。アンタ…貴方は? [相手が年上らしく見えたので、言い直した。 you の発音を柔らかくしただけだけれど。袖すりあうも多生の縁とか。 勿論、故郷の言い伝えのように 名前を呪いに使おうというのではないよ。>>0:189 ──ただ、教えてくれるのなら出来る限り覚えておきたかったのだ。 太く短く生きるかもしれない、この旅の途中の、全てを]** (262) 2022/05/21(Sat) 21:44:35 |
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。 (a26) 2022/05/21(Sat) 22:14:28 |
【人】 フィアンメッタ「東方の…日輪の国か、 聞いたことくらいはある。 ここは色んな人が集まる場所だしね。 随分と長旅してきたんだ? でも地図に載るような国なら 十分じゃないかな。」 国名くらいは知っている。 ただ、肌色のことまでは知らない。 故に褐色肌の彼女を見ても生まれの違い、 程度にしか思わないし、説明されたところで、 負の感情を持つこともない。 戦争とかあったのでは、なんて ちらりと思ってはみるけれど 先ほど会ったばかりの人に言う話題でもないし。 当たり障りのない事しか言わない。 (263) 2022/05/21(Sat) 22:17:16 |
【人】 フィアンメッタ「私はね… WリスペタWって呼ばれてる場所にいた。 まあ、外の人から見たら普通の集落。 多分地図には載ってない。 ちょっと山奥にある、田舎だよ。 何処にあるか分からない神語りの里 、って通り名の方が有名かもね。」 古の神が残した遺物が保管されているとか 神々の逸話が語り継がれている里。 神の子孫が私たちなのだと信じている人々の 集まる閉鎖的な集落。 表向きは。 きっと宗教に詳しい人なら 聞いたことくらいはあるのではないだろうか。 神の言葉を預かることが出来る そんな血族がその力を守ってきた里。 そちらの面を知る人は少ないだろうけれど。 (264) 2022/05/21(Sat) 22:20:12 |
【人】 フィアンメッタ いつのことかもわからぬ昔の話。 滅 国を預言して見せた女性がいた。その人は国のために、人のために。 破滅の使者 と呼ばれようと国家転覆の疑い をかけられようとそれに臆せず、未来を示してみせて 多くの命を救ったのだとか。 ―――――そんな、事実とも分からぬ話。 (266) 2022/05/21(Sat) 22:23:08 |
【人】 フィアンメッタフェラーリス家はその人の血を引いている。 ……なんて眉唾物だけれど。 事実は定かではない。 ただ、フェラーリス家には何世代かに一度 未来を視る力を持つ子が生まれる。 それは揺るがない事実。 (267) 2022/05/21(Sat) 22:23:47 |
【人】 フィアンメッタ「此処に来たのは五年前。 来た時は結構苦労もしたよ。 知らない土地に一人って 割と心細かったりするから。 キンウのことほっとけなかったのは そのせいもあるかもね。」 ふふ、と淡く笑みを浮かべて。 彼女がどこまで知っていたかさておき 私からは軽くしか里については話さなかった。 (269) 2022/05/21(Sat) 22:24:46 |
【人】 フィアンメッタパーティに憧れている、という話には、 「ふーん……。 何処かに長く住むつもりはないの? プロテアは住んでる身としては 結構いい場所だと思うけれど。 私もそんなに強くはないから 大人気ってわけでもないけれど… キンウがパーティ探しするなら付き合うよ。 ほら、既にここに一人いるわけだし。」 なんてね、 って冗談でも済むような狡い返し方をしつつ。 私としても仕事にありつけるから この提案は別に冗談のつもりもなかった。* (270) 2022/05/21(Sat) 22:25:49 |
フィアンメッタは、メモを貼った。 (a27) 2022/05/21(Sat) 22:28:21 |
フィアンメッタは、メモを貼った。 (a28) 2022/05/21(Sat) 22:28:55 |
【人】 フィアンメッタ*** 騎士団と言うのは思ったより 雑務もこなしているらしい。 食事処でぼんやり客を待っていたある日のこと。 貴族のインコを探しているけど 手がかりもなく困っている。 助けて欲しい、といった相談を貰った。 翼を持つ動物なんて、下手したら 国外に出て自由を掴み取っている可能性さえある。 諦めたら…? と言いそうになったが流石にそれは出来ない。 収入の一つでもあるわけだし 何より、エアハートと名乗る依頼人は 困ってます!と表情とオーラが主張していた。 それに疲れているのか、顔色が悪いように見えた。 占いが万能でないと分かっているなら 断る理由もないし。 (272) 2022/05/21(Sat) 23:17:20 |
【人】 フィアンメッタ「……貴方を導く色は 赤 。そうね、 林檎 でも食べてゆっくり休んでみれば道も拓けるかも。 とりあえず…… 今日は帰って寝たほうがいいんじゃない?」 (273) 2022/05/21(Sat) 23:19:43 |
【人】 フィアンメッタ手元のタロットを見て、淡々と告げる。 料金のことを聞かれれば、 メニューにあった肉料理を指さして Wこれを奢ってくれたらそれでいいW とちゃっかり高めのメニューを要求した。 騎士団ならそれくらい払えるのでは? と、相手の懐事情も考えない要求は 呑んでもらえたのかどうか。 持ち合わせがないのなら 料理のグレードは下げたけども。 *** (274) 2022/05/21(Sat) 23:20:25 |
【人】 フィアンメッタ「エアハートの同僚…だったんだ。 この世の終わりみたいな顔して 羽毛に悩まされてるって相談してきた人。 ……どう話したのか知らないけど 私の事買い被りすぎ。」 騎士団の人が、同僚がお世話になったから 自分も、と相談に来たことがあった。 そんなに縋られても 体質はどうしようもないのでは。 そう思わざるを得ない。 結局、その人には W自分がいいと思う道を進みなさいW と、抽象的なアドバイスと、 私より治癒師を探したほうがいい、という 占いとは何の関係もないことを言って終わった。* (275) 2022/05/21(Sat) 23:21:21 |
フィアンメッタは、メモを貼った。 (a29) 2022/05/21(Sat) 23:23:11 |
【人】 ヴィム[ 人はいつか死ぬ。 善人だろうと、悪人だろうと 英雄であろうと、大罪人であろうと。 分かりきっている事だ。 しかしながら、何故生きるかと問われれば 答えられる者は決して多くない。 初めからその答えを知っているものは この酒場に行き着いたりなどしないのだから。] (277) 2022/05/21(Sat) 23:25:52 |
【人】 ヴィム[ この世界にはW真理Wなんてものはない。 己が何を思い、答えとするのか。 つまりは自分がどう在りたいか。 W真理WはW心理Wに眠るもの。 それが青年の持つ死生観であった。] (279) 2022/05/21(Sat) 23:29:24 |
【人】 偽冒険者 キンウ ──城下町〜薬草の咲いている崖へ── [城下町の花屋付近で話していたのは どれくらいの時間だったか。 あの後エアハートは買い出しに行ったのかもしれないし フィアンメッタとはどこまで一緒だっただろう。 彼女とは色んな話をした。 それこそ、今日知り合ったばかりだとは、思えないほどに。 数か国語の簡単な読み書きはできるけれども 下層階級の出でも、元の職業柄 外国の言葉を学ぶ必要性があったんだ。 発音の悪いアタシの話を、ゆっくりと聞いてくれた。 話の内容は、そう、多分氷山の一角なんだろうけれど お互い突っつき過ぎず、けれども気遣いも感じられて、 程よい距離感が心地よかった] 何処にあるか分からない神語りの里…! >>0:264聞いたことあるよ、ギョクトに教えてもらった。 [思わずその名が口をついて出た……三年ぶりのことだった] (285) 2022/05/21(Sat) 23:47:10 |
【人】 偽冒険者 キンウ ──薬草の咲いている崖── うへぇー。思ったより高い所に咲いてんなー。 ……でも、大丈夫。これも美味い夕飯のため! [くるくると回した鍵縄を、崖に向かって、ぶん、と投げる。 鴉の爪のような鍵が、斜面から突き出た太い木の枝に巻き付く。 次の瞬間には、たん、と飛んで。 縄が弧を描く反動を利用し 鍵が巻き付いた枝よりさらに高い位置にある枝に飛びつく。 薬草の白い花に向かって、思いっきり手を伸ばす。 もしもフィアンメッタがここまで付いてきてくれたなら ]**足を滑らせそうになった時 彼女の支援魔法を体感する機会もあったかもしれないね? (287) 2022/05/21(Sat) 23:54:41 |
【人】 騎士 ノア── 回想:若者と、__ ── [ 勇者に憧れる若者─── 良い響きだと思う。 響き、は 夢を見るのは好きだ。 僕自身、夢を見て、冒険者をやっているんだから それでも、 無謀な夢 はある 例えば勇者なんてのは、そのひとつ 努力では到達できない高みの上だ ] (288) 2022/05/22(Sun) 0:05:07 |
【人】 騎士 ノア[ …この人は 目立ちたいから強い敵と戦いたいのか 本当に憧れを追い求め戦うつもりなのか どちらなのだろう? 危ういことにはかわりない…か どんな答えだったにせよ 後々気がかりになるからと 承諾の返事をしたには違いない。 求められれば断らず Perl blueのもうひとつの特徴だ ] (290) 2022/05/22(Sun) 0:05:17 |
【人】 騎士 ノア[ …思われていた通り、 長く居るつもりはなかった。 良いメンバーに慣れてしまえば、 いずれ慢心を引き起こす 誰かに頼ることを覚えた人間は 最後の最後、頼れなくなった時に死ぬのだ 頭の中に響く警鐘は僕の道の師が鳴らしている物 ] (291) 2022/05/22(Sun) 0:05:21 |
【人】 騎士 ノア[ 冒険者の中でも幼い方という理由で 舐めた口を聞かれることは 名の知れた今でもあった それもあり平気かと問われれば 反射的に眉間に皺を寄せ。 ] 平気だよ、 っ、…後ろにいたお兄さん、だっけ。 [ 若干食い気味に平気だと返した辺りで 振り向いてその顔を見れば違うか、と気づき。 話しかけてきた人の隣…じゃなく、少し後ろに居た人>>140 後衛職だから 周りは見ている方だよ 珍しくどうでもいい…とか、気にしていないような 感情を漂わせていたのは覚えていた。 そんな人がわざわざ挑発しに来るわけもない と皺を解けば改めた顔で、 ] (292) 2022/05/22(Sun) 0:05:26 |
【人】 騎士 ノア大丈夫 [ 問いの真意から外れ、 くすりと笑う少年は まだ背の伸びきらない子ども。 目に見える強さばかりを追い求めて居たから いつか言われた「強さ」についても 首を傾げるばかりだったっけ。 ] (293) 2022/05/22(Sun) 0:05:29 |
【人】 騎士 ノア──…難しいこというんだね 実力以外の強さなんて、… …それがあるから、あの人とずっと一緒にいるの? [ 周りに仲間は見えなかった だから零れ落ちてしまった言葉に はっと口を塞ぐ。 利害と結果でしかパーティを組んだことがない 頼られることはあっても 逆のことを思わされるのははじめてだった …熱い人。 もし答えが返ってくる前だったなら なんでもない、と仕切り直してから ] (294) 2022/05/22(Sun) 0:05:34 |
【人】 騎士 ノア[ 空腹には手温いくらいの依頼が丁度いいよ 実力の片鱗くらいは見せられたんじゃない? 話はもう少し続きそうだ Perl blueは断らない それがご飯の誘いでも、ね ]** (296) 2022/05/22(Sun) 0:05:48 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a30) 2022/05/22(Sun) 0:20:12 |
【人】 フィアンメッタ『フィアンメッタ。 貴女には特別な力があるのよ。 その名の通り、小さくとも熱い火として。 人々を照らす光となれるのが貴女なの。』 セシリー、貴女を照らす光にすらなれない私が 名を表すようなひとになれると。 今でもそう言ってくれるの? (300) 2022/05/22(Sun) 0:25:17 |
【人】 預言者 フィアンメッタ神の言葉を預かる。 この力を持つ人たちが 何をどう預かってきたのか 私は知らない。 ただ、多分同じなのだと思う。 未来の夢を見る。それが答え。 手を伸ばせば触れられそうな 空気の温度まで分かりそうな 何処までも現実味のある、夢。 (302) 2022/05/22(Sun) 0:27:30 |
【人】 天馬騎士 エアハート── 城下町 花屋付近 ── 成程。 魔法か奇術か。誰かの仕込んだ物かもしれませんね。 この通り、食べても害は無いようですし そう危ないものでは無いと思いますが。 [根拠も無く最後に付け足したのは、 妙な不安を抱かせないためだ。 実際に声が聞こえた以外には何も無い。 そう応えつつ、 興味を持たれて得意気なアリアの様子を伺う。 優しく触れられているようだし、 怒らせる事は無いだろう。] (305) 2022/05/22(Sun) 0:36:04 |
【人】 天馬騎士 エアハートはい、此方は天馬のアリア。 女の子ですよ。 そして私はエアハート。 エアハート・オルグレンです。 お話しやすい口調で大丈夫ですよ。 宜しくお願いしますね、キンウさん。 [言い直した事に気付き、軽く笑みを返す。 国外から来たとは聞けただろうか。 日輪の国の名前は知っているが、 天馬で向かうには遠いので実際に訪れた経験は無い。 この通り馬を連れているから目立つし、 ここは地元なので何か困った事があれば 遠慮なく声をかけてくれと伝えておく。] (306) 2022/05/22(Sun) 0:36:33 |
【人】 天馬騎士 エアハート[彼女が何故この町を訪れたのか、 何をするのか俺には知る由も無い。 人も物も、日々目まぐるしく変わる中で 偶然にも知り合えたのは大切な縁の1つ。 それと行先にこの町を選んでくれたのが少しだけ嬉しくて 先の旅路が良いものになるように、と願う。]* (307) 2022/05/22(Sun) 0:37:21 |
【人】 騎士 ノア── 過去:10年前 ── [ リーディス王国のPrincessヴィオラ 彼女が6歳の誕生日を迎えようとしていた頃の話。 リーディス王家にはいくつかの習わしがある。 その中の一つが、 W剣の選別W 国中から選ばれた特に能力の高い人間から 6歳の誕生日に王室の子自ら、 自身の剣となるものを選ぶものなのだが、… ] (310) 2022/05/22(Sun) 1:00:27 |
【人】 騎士 ノア[ ちなみに拒否権などは (当たり前だが) 無く、状況に引き摺られるように たかが18の魔法しか知らない男が W王女の近衛騎士W になった。 …現実に夢も何も無いとはこのことだ 13も歳下の女の子に 朝から晩まで付きっきり 無礼など働いてみれば 即座に首が飛びかねない どこに夢を見る暇があっただろう。 ] (312) 2022/05/22(Sun) 1:02:29 |
【人】 騎士 ノア[ ──…合間に挟み込まれる 特別得意でもない剣の練習も 心が参りそうになる原因だった。 どうして僕が、こんな───… 年端もいかない子どもに 人生を振り回されなきゃいけないんだ? …口が裂けてもこんなこと、言えやしないけど。 ] (313) 2022/05/22(Sun) 1:04:21 |
【人】 騎士 ノア …………────はぁ、…… [ ため息ばかりをついていた10年前 今にして思えばあの頃が一番、 幸せだったのかもしれない。 ]** (314) 2022/05/22(Sun) 1:05:28 |
【人】 預言者 フィアンメッタ今日知り合ったばかりなのに いや、だからこそか。 深いところまで触れない会話は 人が隠し持つ傷をなぞらずに済む。 キンウに合わせて流れる会話は 普段のそれよりは遅かったし ゆっくりと進んだことが良い方に働いたのかも。 程よい距離感で、進む会話は 私にとっても心地よかった。 (315) 2022/05/22(Sun) 1:07:22 |
【人】 預言者 フィアンメッタ「……お兄さんか。奇遇だね。 私にも聡明な姉がいる。」 いた。 セシリーはもういない。 でも過去形には出来ず、誤魔化して。 (316) 2022/05/22(Sun) 1:07:47 |
【人】 預言者 フィアンメッタ「そう、新参…って程でもないけど 長くはないよ。」 私の言葉の真意を 一呼吸遅れて理解したキンウの笑みは眩しくて。 太陽みたいにあたたかいな、と思った。 (317) 2022/05/22(Sun) 1:08:28 |
【人】 預言者 フィアンメッタ「……言わなくても、わかるでしょ。」 そう、眩しかったから。 照れたからじゃない、違うし。 ふい、と目をそらしたけど 頬の色までは誤魔化せない。 (318) 2022/05/22(Sun) 1:09:03 |
【人】 預言者 フィアンメッタ私は出来損ないだと、セシリーを喪った日以来 ずっと思い続けてきたから。 キンウのその反応は…… 喜んでくれたみたいで。 (319) 2022/05/22(Sun) 1:09:35 |
酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。 2022/05/22(Sun) 1:16:47 |
【人】 フィアンメッタ―― 道案内→その後 ―― 私には崖登りの技術はない。 だから近くまで行って、 あとは此処を登るだけかな、って案内を終えた。 見守っていたほうがいいかとも思ったけど まあ、一応ギルドにも顔を出しておきたいし。 もう一つ、行きたい場所もあったから。 ただ、何もせず立ち去るのもどうかと思ったし 崖を登る前のキンウにちょっといい? と声をかけて。 (321) 2022/05/22(Sun) 1:18:01 |
【人】 フィアンメッタ了承を得たなら、 手をかざして魔法をかけた。 それは身体が軽くなる魔法。 戦いにおいては、 対象に攻撃を避けられることを減らし 逆に攻撃を避けやすくなる、 命中と回避の魔法。 普段より反射神経がよくなってる …はず。 自分自身にかけても さして動かないから実は効果のほどを 実体験したことはなかったりする。 これが崖登りにどこまで効果があったかは… 彼女だけが知っていること。 もしかしたら後日聞く機会も あったかもしれないけどね。 (322) 2022/05/22(Sun) 1:18:59 |
【人】 フィアンメッタキンウと別れた後、向かったのは ギルド……ではなく。 霧の夜にだけ開くという酒場。 本当に今は開かないのか、 そもそも本当にあるのか 気になったから、確かめようと。 (323) 2022/05/22(Sun) 1:19:40 |
【人】 フィアンメッタ噂の場所を探せば、酒場は見つかった。 ぼろぼろの看板がかかっていたから 此処で間違ってもいないと思う。 中は真っ暗で何も見えないし、扉は開かない。 「……ここが本当に酒場になるの?」 ぼそりとつぶやいた声が風に流される。 あの時舞っていた青いバラが 服の裾についているのに気づかないまま 私は足元に落ちていた石を拾い上げ――― (324) 2022/05/22(Sun) 1:20:35 |
【人】 フィアンメッタ窓は割れなかった。 なんとなくそうじゃないかと思っていたから 割れなくてほっとしたまである。 弁償を請求されたら嫌でしょ。 それこそ誰か中にいるのだとしたら 怒られても文句は言えないこの行為は さあ、誰かに見られてたりしただろうか。** (326) 2022/05/22(Sun) 1:22:21 |
フィアンメッタは、メモを貼った。 (a31) 2022/05/22(Sun) 1:28:23 |
【人】 天馬騎士 エアハートあの時は本当に困っていましたからね。 いやお恥ずかしい。 [どうやらフィアンメッタには 覚えていて貰えたようだ>>271 頬を掻きながら苦笑いを返す。 もしそれがあの焦り具合が印象に残ったせいなら 騎士として一生の不覚である。] 確かに努力は常に怠らないようにしていますが、 どうしても解決出来ない時はありますよ。 それに、貴女の占いが役に立ったのは事実ですから。 (327) 2022/05/22(Sun) 1:53:23 |
【人】 天馬騎士 エアハート *** 赤 、ですか……。林檎 は好きですが……。そうですね、かなり疲れも溜まっているので 一度休んだ方が良い結果が出る…… かな。 [占い内容は思ったよりシンプルな物だった。 しかし具体的な単語が出たので参考にしてみよう。 西に林檎農家があった筈。 既に曇り切った脳内で考えられたのはその程度。 そして後に結果と照らし合わせて驚愕する。 ]お代は……それだけで良いのですか? [食事代を奢る程度の対価で良いとも 聞いていたのは本当らしい。 やや高めのメニュー指定のようだったが、 難なく支払いは出来た。 天馬騎士団は機動力と給与の高さには定評がある。 天馬を乗りこなすスキルは安くないのだ。 何なら食後にジェラートを付けても構わない。] *** (328) 2022/05/22(Sun) 1:53:48 |
【人】 天馬騎士 エアハートああ、既に行った後でしたか。 同僚までお世話になりました。>>275 以前の占いの一致具合が見事だったので 私がつい興奮して話してしまったかもしれませんね。 ご迷惑をおかけしていたらすみません。 そうだ、インコ探しの件が 思った以上に喜んで貰えて、特別な報酬が出たので 別の機会にまたお礼させて下さいね。 [今は同行者もいるし時間を取るのは良くないだろう。] (329) 2022/05/22(Sun) 1:54:26 |
【人】 天馬騎士 エアハート[同僚は見ていてあまりにも気の毒だったので 教えてみたら早速行動に出たようだ。 それこそ努力では解決出来なくても、 話をして楽になる事もあるだろう。 そして後に悩みが "治癒師の子が可愛い" "誕生日に何をプレゼントしたら良いかな?" といった内容に変わるのは、 この時の俺はまだ知らない。]* (330) 2022/05/22(Sun) 1:54:51 |
天馬騎士 エアハートは、メモを貼った。 (a32) 2022/05/22(Sun) 2:06:07 |
【人】 ウーヴェ ― 回想:胡散臭い魔法使いの男 ― (胡散臭い男だな) [ ユスターシュの噂はギルドでも有名だ。 性格に難ありな魔法使いの冒険者>>95 トラブルもあったと風の噂で流れてくる。 もちろん俺も仲間たちも知っていた。 勇者に憧れ、強い奴を好む若者は 有名人も勿論好きであった。 だからおそらくこの男と邂逅も 近いうちにあると読んでいた。 自分なりに調べはついていた。 人柄、戦闘スタイル、そして目的。 入れ替わる人の度に俺は危険かどうか 害はないかと調べることが癖になった。 事前情報は大事だろ? だから聞いた限りのユスターシュのことは 頭に入れていた、そして出たのが ”胡散臭い男” (331) 2022/05/22(Sun) 9:00:41 |
【人】 ウーヴェ[ ユスターシュが声を掛けてくる前に 俺は彼を見つけていた。 一見優男に見える風貌。 それでも子綺麗にして自分の魅せ方を知ってる奴だ。 信用に足る人物かどうか それは噂だけを信じるなんてことはしない俺の 唯一の確認方法であるのは本人を見ることだ。 そうだな、見た感想としては。 自分の不利になりそうなことはしないだろうと。 それでいて自分の信念は曲げない。 そんなことを見て取れたな。 (あの髪のかき上げ方なんて自分の顔の良さを 自覚してる証拠だ。 そんなふとした仕草一つ見逃さず) (332) 2022/05/22(Sun) 9:00:53 |
【人】 ウーヴェ[ 彼が声を掛ければ>>201 二つ返事で了承するだろうな。 こちらの決定権は俺にはない。 アイツの決定に従うまでだ。 有名人が好きなアイツは 喜んでユスターシュの隣に並ぶだろう。 ] 金ならある アンタは報酬分の働きをしてくれれば それでいい よろしくな [ サポート役の魔法使いは トドメを刺したいアイツにとっては とても相性が良かっただろうな。 戦闘を重ねるごとにアイツは ユスターシュのことを気に入っていく。 その横で情報通りではあるけれど 強さは予想以上だったなと冷静に分析をしていた。 大体メインはアイツとユスターシュに任せて 雑魚を蹴散らすのが俺の仕事だったからな。 ] (333) 2022/05/22(Sun) 9:04:31 |
【人】 ウーヴェ[ そういや料理や雑用も自身の売り文句にしていたが 料理も雑用も俺の仕事だった。 だから手伝いなら歓迎……ではあったけれど きっとうざいくらいに構われて それどころではなかったかもな。 賑やかになって俺はアイツが楽しそうなら それでいいと思っている。 もしかしたら時間があれば ユスターシュの揚げ物料理も この時に見ることがあったかもしれないな。 ……まあ、俺が食べる前に アイツらに取られたかもしれないが。 ] (334) 2022/05/22(Sun) 9:04:57 |
【人】 ウーヴェ[ 一緒だったのはその依頼の時だけだったか、 それともしばらくの間だったか。 転々としているのなら数回の依頼分だったのかもな。 毎回のクエスト毎に報酬を出し、 クエスト報酬も分配性で上乗せだ。 ] アンタがお金を稼ぐのは何の為だ? 冒険者になったその目的は…… 生きるためだけとは思わなかったから 単なる興味だ 言いたくなければいい [ 報酬を渡した時に気になって聞いたことがあった。 その頃にはユスターシュへの警戒は解いていた。 だから興味が出た。それだけのこと。 別に心配になったからとか、 そんなことは思ってない 思ってないからな。 年下から心配されるのも複雑だろ? その答えを聞く機会はあったかどうか。 ] (335) 2022/05/22(Sun) 9:05:50 |
【人】 ウーヴェ[ 久しぶりだな。なんて声をかけた次の言葉がこれだ。 アンタが笑うから>>93 それが自嘲であれなんであれ疑問に思った。 俺のことを覚えていなければ名乗ろうとするけれど 覚えていないのなら「人違いだったな、忘れてくれ」 とすぐ言い換える予定だった。 ゴースト同士で再会するなんて まずないだろうから面白くはあるけれど。 今のアンタには笑えないだろうから。 でもどうやら覚えてはいてくれていたようだった>>202 ] 俺はアンタが死んで悲しいと思う やっぱり知り合いには生きていて欲しいしな 何があったかは……話せるようになったら聞きたい 酒でも飲みながら話すか 話せるところまででいいからさ (338) 2022/05/22(Sun) 9:28:53 |
【人】 ウーヴェ[ ユスターシュはあの時の彼とは違うように俺には見えた。 10年近くあれば”人”は変わる。 まず人間なら見た目は多少なりとも変わるしな。 当時のユスターシュは死んで未練はあったのだろうか。 冒険者なんて危険と隣り合わせ。 覚悟はあったのだろう、俺も人のことは言えず 冒険者の身でゴーストになっているわけではあるけれどな。 だからゴーストになった彼、その憔悴した姿。 聞きたいことはあるけれど 今は、彼に未練があった。それだけわかれば十分だ。] (339) 2022/05/22(Sun) 9:32:25 |
ウーヴェは、メモを貼った。 (a33) 2022/05/22(Sun) 9:50:54 |
ウーヴェは、メモを貼った。 (a34) 2022/05/22(Sun) 9:50:55 |
【人】 騎士 ノア── 過去:霧の日 ── [ 冒険者時代の頃、噂話の一つとして 「霧の夜に開く酒場」の話は聞いたことがあった。 にしても街の中心からは少し遠い、 わざわざ見に行くほどの場所でもないと、 その時は興味も持たず。 ] ────あの世に連れていかれてしまうってさ [ 特に行かない理由となった致命的な言葉。 好き好んでそんな危険を求める意味はないと 城に囚われるまで町外れに行くことはなく ノア=ワーグナーとはそういう少年だった …のに 救いを求めるようにふらりと 出向いてしまったのが、ここ数年前。 ] (341) 2022/05/22(Sun) 11:55:56 |
【人】 騎士 ノア ……………───誰か、居ません、か [ 放っておいても消えてしまいそうな声で 呟くも反応はなかった、な 僕に聞こえなかっただけかもしれないけれど …まだ昼間だったからね ずる、と手が扉の上を滑り落ちて 両膝が地に着く。 静まっている空気を震わしたのは男の嗤い声。 ] (342) 2022/05/22(Sun) 11:56:02 |
【人】 騎士 ノア …っ、はは、…開いてないか そうだよな、…そんなの、 あの子にだって、… 許してもらえるはず無い [ ───…この日 開店の夜を待つことなく、 僕は求められる場所へと帰った。 今は それだけの思い出話。 ] (343) 2022/05/22(Sun) 11:56:07 |
【人】 騎士 ノア── ゲンザイ ── [ 灰色の罪を黒罪と決めるのは誰か 法か?倫理か? 違う。 頂点の許しだ 王が是と言えば是 王が否と言えば否 私は今も、白い名誉を背負っている そんなもの間違いだと分かっているのに ] (344) 2022/05/22(Sun) 11:56:11 |
【人】 騎士 ノア[ ──…重さも馴染んだ今頃になって、霧の夜か 道中 町に流れる噂を耳にして ふらり、苦い思いを浮かべる青年が一人。 ]** (345) 2022/05/22(Sun) 11:56:15 |
【人】 ウーヴェそうだな、緊張してるのかもな 今夜だろ? どんなやつが来るのかなーってさ 迷わず戻ってこれて偉いぞ [ 偉いぞなんて偉そうに言ったけれど 見た目は同い年みたいなもんだし ふらふら空気みたいな雰囲気だから そのまま飛んで行かないようにって 心配してるんだからな。これくらい許せよ。 青バラの目印の話を聞ければ>>280 随分優雅な道標だと微笑み。 花屋には心の中で幽霊の仕業だからと手を合わせ。 もしかして、それを辿れば 俺も迷わずにヴィムの行く先についていける なんて考えが頭をよぎるけれど それは彼一人の道であり、専用通路だ。 やはり自分の道は自分で探すしかないようだな。 ] (347) 2022/05/22(Sun) 12:34:14 |
【人】 ウーヴェ石像に、か。 まるで逢瀬だな [ 毎日、どんな時でも欠かさない。 そこには深い愛があるのだろう。 彼の新たな一面を見ることが出来た気がした。 そうだな。珈琲を良く飲むことも知っている。 それでも彼に対して持っているこちらのカードが少ない。 あまり語らないタイプなのだろうな。 人のことは言えないが。 だからなのか彼に対する新しいことを 知る度にまたひとつ仲良くなれた。 そんな気がしたんだ。 ] (348) 2022/05/22(Sun) 12:34:34 |
【人】 ウーヴェ[ 話が逸れたな。 『メルヴェイユ』の英雄の石像を 俺たちは見に行ったことがある。 遠くからだけれど、確かに汚れていた印象はなかった。 それはきっと誰かが綺麗にしていたから。 その犯人がヴィムだったことには 世界は広くて狭くもあるな なんて驚いたさ。 ] (350) 2022/05/22(Sun) 12:36:20 |
【人】 ウーヴェ怖っ ! [ 最近の女の子怖いな! 開店待ちに並ぶにしても早すぎだな? と 現れた女の子を見て、 咄嗟にヴィムを掴んで隠れようとするけれど そうだった。見えないんだった。 掴もうとした腕はすぐに引っ込めた。 ホッとしてそのまま様子を見ればいきなりの暴挙。 過激だったその行動に俺は凍りつく>>325 窓に向けたようだけれど 俺の頬ぎりぎりを通り過ぎた石>>324 まあ、当たらないんだけどな ぎこちない動作で窓の方を見て 割れてないことを確認する。 まさか第二弾がくるのではないかと 慌ててどうしようかと ヴィムの方へ向き直ってみたけれど 彼はどんな様子だったか。 ]** (352) 2022/05/22(Sun) 12:40:40 |
【人】 偽冒険者 キンウ[採取を繰り返すうち、随分高い所まで来てしまった] まあ、ここから落ちても死にはしないだろうけど。 [大怪我をすることはあるかもなぁ…… ──今日はこれで仕舞いだ。 自分の能力を測りながら、それでも慎重に 鍵縄を伝って降りようとしたのだったが] ……あっ! [何のはずみか 鍵がしっかり絡まっているはずの枝が ぽきりと、折れた。 ] (354) 2022/05/22(Sun) 13:09:11 |
【人】 騎士 ノア── 過去:出会いを過ぎて ── 「 ノアは…ノアは、わたしのこと、嫌いですか…? 」 [ …仕えて6年程経った頃。 生き地獄のような毎日に 逃げ出してやろうかと思ったことは数知れないが 昔からの性格が災いして 求められるうちは実行にも移せず。 僕なりに私、として上手くやれていると 思っていたのに、子どもというのは恐ろしいもので。] (356) 2022/05/22(Sun) 13:14:25 |
【人】 騎士 ノア───…何故そんなことを聞くのですか。 「 はぐらかさないでください 」 [ 否と答えないということは、言わずもがなであるし── …言ったら首が飛ぶだろう 心の中でため息をつき "嫌いじゃないですよ"と答えを返したが 見透かされているように なんとも不服そうな顔を返された。 …何が不満なんだ 貴女の望むようになっただろう、 僕を殺して、私として…生きているじゃないか ] (357) 2022/05/22(Sun) 13:14:27 |
【人】 騎士 ノア[ 自分の近くにいる人間には好かれていたい。 …ただそれだけの事だと思っていたし この子は僕のことなど知りもしないのだから この後とんでもない言葉が続いてくるとは思わない。 思ってもない。 …それが致命傷になるとも。 ] (358) 2022/05/22(Sun) 13:14:30 |
【人】 騎士 ノア「 …わたしは、ノアが好きです 笑っていてほしいの 小さいとき、はじめてあなたを見ました 大きな大会に出ていたでしょう? それで、呼んでほしいとお父様にせがんだの あなただけ、わたしが選んだんです だから、………ごめんなさい わたしはいずれ、どこかへと嫁ぐでしょう その時には、 …わたしが嫌いなら 自由に生きてもらいたいと そう思ったのです… 」 (359) 2022/05/22(Sun) 13:14:35 |
【人】 騎士 ノア[ まるで王族らしからぬ言葉に加えて、 弱々しい言葉に 深く、下げられる頭。 床に落ちる一滴の雫。 誰かに見られたらと肝が冷えるより先に、 湧いてきたのは 怒り だった。目の前のこの子にじゃない 僕にだ 選ばなければならないのは王族の宿命 たかだか6歳の女の子が気に入った人間を見つけ あの人がいいとせがむことの何がおかしい 何が悪いんだ …僕だってこの頃は大人じゃなかっただろ この子に怒りを向けるのは、 八つ当たり以外の何者でもない …みっともないな こんなことを聞かされて どうやって嫌いになんてなれただろう 真っ直ぐに王族の運命を受け入れて 人のことまでも思えてしまう若き少女を ] (360) 2022/05/22(Sun) 13:14:38 |
【人】 騎士 ノア…顔を上げてくれないかな、 ──ヴィオラ [ 耳元に口を寄せ 彼女にしか聞こえないような小さな声で。 金糸のように光に当てられ 透き通る髪のホワイトブロンドに手を伸ばす。 丁寧に結われた先の髪留めを外せば 少女の腰元まではらりと髪が身体を流れた。 ] (361) 2022/05/22(Sun) 13:14:41 |
【人】 騎士 ノア私は貴女に忠誠を誓った お父上の前で、リーディスの神の下。 …僕は違う。 君が嫌いだった──嫌いでいるつもりだった。 今は、なれそうにないんだ …誓いを直そう 貴女が生を全うする為の 剣 となりて貴女の生涯の 魔法士 になると。 (362) 2022/05/22(Sun) 13:14:44 |
【人】 騎士 ノア[ 髪と──まだ何も飾られる手の指先へ。 口付けの後、光の影に隠れて くすりと小さく笑みを漏らす。 夢を失ったあの日以来の、 人生の 宝物 を見つけたような心地だった ]** (363) 2022/05/22(Sun) 13:14:47 |
【人】 偽冒険者 キンウ[と、傾げた 首筋ギリギリ の所を何かがかすめていった。飛び去った物が何なのか、視認のできない大きさと速さだった。 偶然か必然か ぷつっと 首筋にもりあがる血 ──かすり傷を指でなぞって一つだけわかったことがある。 ──今度こそ本当に命拾いしたようだ ]……頼りになるじゃん。 [フィアンメッタの顔を思い浮かべて、独り言ちた]** (365) 2022/05/22(Sun) 13:23:47 |
【人】 天馬騎士 エアハート── 城下町 ── [キンウ、フィアンメッタとの邂逅の後、 目的であった買い出しに向かう。 その前に1人、しみじみと感じる──── ] (366) 2022/05/22(Sun) 14:55:57 |
【人】 天馬騎士 エアハート[この職業についてると 天馬に触ってみても良いですか? 天馬に乗ってみたいです! と言った声をかけられるのは日常茶飯事だ。 騎士団のイメージを損なわないためにも、 そういった声には前向きな検討を行う。 "触る"に関しては 優しく扱ってくれればいくらでも構わない。 問題は"乗る"ほうだ。 空を飛ぶのは危険が伴うので、 準備がある時や、救援など緊急時にしか許可出来ない。 では、せめて上に跨るだけでも……となる訳だ。] (368) 2022/05/22(Sun) 14:56:34 |
【人】 天馬騎士 エアハート[馬の背は意外と高い。 鞍があっても素人が乗るのは案外難しい。 加えてアリアはサービス精神の少ない馬なので、 滅多に姿勢を低くするといった気遣いはしてくれない。 "乗れるものなら乗ってみなさい" のスタンスだ。こんな街中で踏み台の用意などある筈も無く。 俺の補助が必要になる。 この時、相手が女性である場合、面倒だったりする。 胸を触られた等と誤解されたらたまったものではない。] (369) 2022/05/22(Sun) 14:57:02 |
【人】 天馬騎士 エアハート[そして選ばせる選択肢はこうだ。 A:脇の辺りを抱えて持ち上げる B:お姫様抱っこ C:俺を踏み台にして上がる 四つん這いになり人に踏みつけられる気持ちを 想像できるだろうか? 俺は高給取りだから耐えるけれど。 "鎧が硬いので踏みやすいですね"等と 賞賛の声をかけられた時は 金銭より大切にすべき物があるのでは? と思わざるを得なかった。 それでも、その方が マシだったかもしれないと思う事は…… (370) 2022/05/22(Sun) 14:57:26 |
【人】 天馬騎士 エアハート[気を取り直して買い出し。 槍の手入れ道具に人参、水とパン。 馴染みの店で手早く用事を済ませる。 切らしていた薬草も買い足した。 自分で直接採取に行った方が節約にはなるのだが 雑務をこなしているとなかなか時間を取れず。 こういった店に商品を卸してくれる ギルドとの繋がりに感謝している。 他に必要な物はと歩き出そうとした時 アリアに腕を引かれた。 鼻の先で商品の方を何か示している。 どうやら気になる物があったらしい。] (371) 2022/05/22(Sun) 14:57:58 |
【人】 天馬騎士 エアハート魔法の洗髪洗剤。 豊かな泡立ちにスムーズな指通り。 愛されさらさらヘアをあなたに……。 使いたいのか?鬣に? [輸入元リーディス王国。 馬に使用しても良いのだろうか。 首を傾げ、僅かに悩んでから 大人しく店員に話を聞いてみた。]** (372) 2022/05/22(Sun) 14:58:17 |
【人】 ユスターシュ ― 回想:いつかの日 ― [酒場に来てから何もしなかったわけじゃなかった。 あの子を、娘を探すべく彼方此方歩き回る事も多かった。 人に聞く事も出来ないゴーストの身で一人を探すのはとても困難で。成果は常にボウズ。 過去世話になっていた宿屋夫婦のところにも勿論いっていたが、彼女はいなかった。 墓場にも足を運んで、その名を見つける事がなかったのに安堵した事もある。 自分の墓? 無視だ無視。興味ない。 己を探す依頼書も見つけられていないまま。 >>94そんな日々を焦燥を内心で抱えつつ過ごすある時、帰り道で日課の帰りのヴィムに会う事もあった。>>231 お前さんも帰りか? お疲れさん、と声をかけて拒否されなければ一緒に酒場に戻ろうと隣を歩く事もあった。] (373) 2022/05/22(Sun) 15:30:18 |
【人】 ユスターシュ今日の飯はなんだろうな [帰り道の途中でそんな言葉を紡げば、あの酒場がまるで帰る家みたいだな、と苦笑いをしかけた。 普通の人間たちには決して見えない、知る事のない。 未練を残した死人のそんな一時。 それはどこか心地よかった。] (374) 2022/05/22(Sun) 15:30:24 |
【人】 ユスターシュ[流石に仕事がなくなるのは困る。 だから己に価値を作り、自分を魅せる方法は知っていた。 組む相手を失わない為に多少の不和はあっても 冒険上不利になるような行為はしないようしていた。 信念は……そんな事言われていたら笑っていた事だろう。 癖になっている仕草一つ見逃さない その視線に>>332ニヤリ、と笑った。 リーダーらしき男が二つ返事で了承してくれたのに逆にいいのかよ? と笑った。 そいつが有名人が好きだと知れれば悪名の方の有名でもいいのかよってヘラヘラしたものだった。] おう、それなら交渉は成立だ。>>333 仕事については任せとけ。 宜しく (376) 2022/05/22(Sun) 15:31:18 |
【人】 ユスターシュ[自分の魔法は威力が強くない自覚もあった。 だからなるべく人と組む方がいい。 トドメを刺す花形を好む相手の補佐は慣れたものだった。 気に入られたのには苦笑いしたが。 メインの敵だけでなく、雑魚を片付ける周りにも、分割した魔法を支援に飛ばす事も何度か。 ユスターシュはそうやって全体を見渡して立ち回るのがうまかった。 休憩時間となれば、雑務を金額に見合う位には手伝う。>>334 うさん臭い視線をくれたやつも、手伝いは歓迎してくれたもようだ。それに彼は気をよくした。] どうだ? ウーヴェお前さん飲めるクチか? あ、冒険中とか固い事言うなよ? ちょっと位ジュースとかわらねーって [なんて、ヘラヘラと不真面目な事を言いながら絡むのもまた日常茶飯事。>>334 揚げ物も、冒険の途中であろうとも作った。 火力? 魔法でどうにか出来るっての。 狩りたての鳥を捌いて馳走もしたものだ。] (377) 2022/05/22(Sun) 15:31:56 |
【人】 ユスターシュ ほれ、お前の分取っておいてやったぞ ったく、バクバク食うはいいけど全員にちゃんと残しておけってやつだよな。 ほれほれ、よく食え、そして飲め飲め [そう言いながら、雑用に手を回すウーヴェに気を回して 食いつくされる前に取っておいてやった事もあった。 いい事っぽいのを言いつつも、酒が片手だったから台無しだったであろう。 正面切って有難う、とか言われたら照れそうだった故の 逃げと気付かれてないと信じたいものだった。] (378) 2022/05/22(Sun) 15:32:17 |
【人】 ユスターシュ[移動の依頼があればそのまま別の地に行くのも日常。 一緒になったのは数度ってところか。>>335 金払いもいいそのパーティーは能力と相性もいいのがあって気に入ってはいた。] おっ、そこ聞いてくるか。 いやいや、生きる為の食い扶持稼ぐのに ってそんなもんだっての。 買い被られる程の野郎じゃねーよ。 [いつも通りの調子でへらり、と返す。 それでも、何となく心配というか言葉の端々からいい奴だなぁ。というのが見えたから。 少し遠くを見て、独り言のように呟いた。] 家に居場所がなかった。 自立すんのに冒険者が一番都合が良かった。 複属性もち魔法使いだからな。本当にそれだけだ。 ありきたりなつまんねー理由だよ。 [当時はまだ、死ぬ理由がなかっただけで いつ死んだって構わない。 そんな底の浅い男でしかなかった。] (379) 2022/05/22(Sun) 15:33:05 |
【人】 ユスターシュ[再会して、久しぶりの言葉の次がそれか、と少し笑った。変わってないと思って。] 何だっていいじゃねぇかよ。 人は死んだとしても楽しんだ者が勝ちだぜ? [いかにも、な言葉をはいてへらりと笑う。 死んでたんだな、なんて言葉は言わない。 見ればわかる事を言うのも野暮だと思った。 笑えない、本当に笑えない。 だからこそ、自分は笑うんだろう。>>338] おう、そりゃあ有難うな。 前から思ってたけど、やっぱお前さんいい奴だよなぁ。 ……へぇ、俺の話を聞こうって? 湿っぽいのは苦手なんだけどなぁ〜…… [俺みたいな奴の為に、心を砕かなくたっていい。 彼は本気でそう思っている。] (382) 2022/05/22(Sun) 15:34:17 |
【人】 ヴィム[ メルヴェイユでは子供にある童話を 聞かせることが習わしとなっている。 才能豊かな魔法使いが悪の魔法使いを 打ち倒して英雄になる物語。 その童話は悪いことをすれば報いおこり 悪の魔法使いに魂を抜かれるという 脅迫じみた躾のために利用されていた。] (386) 2022/05/22(Sun) 15:41:47 |
【人】 ヴィム「悪の魔法使いWヴィムWは他国との戦争を 起こさせることでメルヴェイユを滅ぼし 国家転覆を乗っ取ろうと暗躍する。 しかし英雄WクロエWがそれに気づき 危険を顧みず、命懸けでヴィムを打ち倒す。 かくしてメルヴェイユは永遠の平和と 繁栄を手に入れることになったのだ。」 (387) 2022/05/22(Sun) 15:42:28 |
【人】 ヴィム[ 興味を持てば誰でも知れる話だろう。 WヴィムWは国家転覆を測った大罪人。 己の利欲のために国民を危険に晒した 血も涙もない魔法使いであったと。 当の本人は 「人の噂なんていつもデタラメだ。 生憎ゴーストなんでね。 血も涙も、とっくに捨ててきたよ。」 と呆れて笑っていたものだ。] (388) 2022/05/22(Sun) 15:43:16 |
【人】 ヴィム[ 日課の話をした時には 己の薄汚れた感情を丁寧に美しく装飾する ウーヴェに青年は思わず否定を入れてしまう。 だがそれが決して迷惑ではなかったことは しかと伝えたつもりだがどうだろうか。 そして付け加えるように言うだろう。 「もし興味があるなら、今度肴に話してあげよう。」 その今度がいつ実現したのか、果たして。]** (390) 2022/05/22(Sun) 15:44:22 |
【人】 ヴィム*** [ 話を聞きたければ自分の話もすべきだ。 そんな当たり前の等価交換をせずに 彼の話を聞こうなどというのも烏滸がましい。] ねぇ、ウーヴェ。 君は────── [ いつか聞こうと思っていたその答えを 青年は訪ねようと左足を一歩前へと進めると。] (391) 2022/05/22(Sun) 15:45:09 |
【人】 ヴィム[ 驚いた様子のウーヴェを横目に 青年が指先を振ると 落ちていた石ころたちが宙へと浮き始め 少女の目の前で文字を象ってゆく。 WAt night.W 声が聞こえるならばもう少しやりようがあるが 本来であれば生者と死人は相容れぬ存在。 これ以上の交信は現実的ではないのだろう。] (394) 2022/05/22(Sun) 15:50:37 |
【人】 ヴィム[ メッセージが届けば石ころがまた 床へと散り散りに転がっていくだろう。 少女の髪に棘のない 青いバラ がいつの間にか添えられていることに 気づこうとも、そうでなくとも。 いまはまだ、ここでおしまい。]** (395) 2022/05/22(Sun) 15:54:03 |
【人】 少年水夫 カイル 「カイルは本当に料理上手だな。 これなんて、お前の母さんが作ってくれたのと、 何の遜色もない。……懐かしいな」 [目を細めて何かを堪える父親の顔と、 僕の話を聞いて汗をかく君の顔が、時折重なって見えた。] (396) 2022/05/22(Sun) 15:55:40 |
【人】 少年水夫 カイル― 回想:二人分の愛の味 ―[「俺の胸を貸してやる」そう言われて僕は、>>251 喉の奥から何かが込み上げて、 ウーヴェの服の裾をぎゅっと握って、 その身に凭れるように寄り添った。 けれど、もう既に僕の瞳は干上がってしまっていたから、 零れ落ちるものは何もなかった……。] 有難う。 泣いたことは一度もないんだけど……。 僕の涙腺は壊れているみたいなんだ。 [壊れた僕に代わるように雨を降らせる君が、 僕にはとても眩しくて ……申し訳なかった。 やっぱりウーヴェには言えないな。 全部話したら君は水分の全てを失って、 ミイラになってしまうかもしれない。 君に幻滅されて嫌われるのも、少し……いや、大分怖いしね。] (397) 2022/05/22(Sun) 15:56:34 |
【人】 少年水夫 カイル父さんは料理は全然出来ないから、 誰かが作った母さんのレシピ、食べたことない。 でも、僕が作った母さんのレシピ、 父さんはよく食べていたから、 二人分の愛情のこもった料理を、 食べさせてあげられて良かった。 [「母さんのレシピには感謝だね!」と僕は笑ったけど、 ウーヴェはよく光のような言葉をくれるのに、 雨男なんだね。 母のレシピは大事にしろと尊重されつつも、>>253 僕たちの料理教室はその後、 何度も開催されただろう。>>254 それにより、 この店の料理の味はどんどん良くなったのだと思う。 ヴィムは料理はどうだったかな?] (398) 2022/05/22(Sun) 15:57:26 |
【人】 少年水夫 カイル[やり残したことが片付けば、 成仏してお別れになってしまう。 勿論それは寂しい事だけれど、 いつまでも未練を抱えているのは苦しい事だから、 少しでも皆の迷いが早く晴れると良いなと思っている。 僕は知らないことだけれど、 二人分の願掛けがあるならば、 きっとすぐに願いを叶えてくれるよね? ちゃんと願い三回+所在地を 星が落ち切る前に言えたかどうかは、 どうだったかな? 必死だから、そこまで確認する余裕はなかった。] (400) 2022/05/22(Sun) 15:59:29 |
【人】 少年水夫 カイル─── 『 MiraggiO 』 ───[もう少しゆっくりしたら、 僕も下拵えを始めようかなと思いつつ、 出掛けて行ったヴィムのことを考えていた。 ヴィムは日課のように故郷へ戻っては、 英雄の石像を綺麗にしているのだとか。>>231 なんだか、お墓参りみたいだな。 ……なんて、もしかしたら失礼かもしれないことを、 初めてこの話を聞いた時に僕は思った。 母の墓は何処かにある筈。 でも僕はそれが何処にあるのか知らない。 父の屍も、僕の屍も、何処かの海の底に沈んでいる。 今でも骨くらいは残っているのだろうか。 故郷と呼べる地はない。 僕たちのあるべき場所、 あの船も5年も経った今となっては、 きっと跡形もないのだろうな。] (401) 2022/05/22(Sun) 16:00:22 |
【人】 少年水夫 カイル[僕には何処にも行く当てがない。 そんな僕が身を寄せた居場所がこの店。 未練を無くせば成仏するのなら、 僕が最後に辿り着く場所は、"最果ての地"なのだと思う。] 地 獄 (402) 2022/05/22(Sun) 16:00:54 |
【人】 少年水夫 カイル[「頑張ってください」の言葉が功を奏したのか、>>161 ユスターシュも掃除や下拵えをしてくれていて。 >>233>>235>>236 ONとOFFの格差があるだけで、 ちゃんとし仕事はしてくれるんだよねと、改めて思う。 「お疲れ様。有難う」とその背に声を掛けて。 僕もそろそろ手伝おうと立ち上がると、 窓ガラスに何かがぶつかる音がしてハッとする。>>325 慌てて窓を見に行くが、幸いガラスは無事のよう。 割れたような音でもなかったしね。 窓の外には水色の髪の女性とウーヴェ、 更にはヴィムの姿も見えた。>>326>>352>>392 女性の方には見覚えがある。 優秀な占い師として噂になっているの、 聞いたことがあったから。>>329 僕は何度か暇な時に、彼女に会いに行っていた。] (405) 2022/05/22(Sun) 16:03:09 |
【人】 少年水夫 カイル― 回想:占い師の彼女 ―「貴方の未来を占ってあげる。」 [鈴のような澄んだ音で、 未来の予測が紡がれるのを僕はただじっと見ていた。 勿論、ゴーストの僕がそう言われたわけじゃない。 お客さんが彼女の対面に座っている。 「誰がガキだ!次言ったら……シメるから。」 >>12なんて言葉を耳にしたこともあったから、 僕は彼女がそれなりに大人の女性だという事を知っている。 ―――知る前は、……ごめんなさい。 未来に起こりそうなことや、悩みや困った事への助言。 そんなやり取りが為されているのを、歯がゆく見守っていた。 僕も幽霊でなければ、彼女に助言を求めたかった……。] (406) 2022/05/22(Sun) 16:04:03 |
少年水夫 カイルは、メモを貼った。 (a35) 2022/05/22(Sun) 16:14:05 |
【人】 ウーヴェ── 回想:淡青の約束 ── [ わかってるさ。 勇者なんて無謀だってことくらい>>288 でも夢は見させてやってもいいだろ? まだ、もう少し位さ。 きっとアイツだってわかってる。 だから誰よりも強さを求めて、 強い人を求めていたのかも知れないな。 客観的にみた俺らのパーティは>>289 どうなんだろうな。 評判が落ちないように 裏で出来る限りの操作しているから そこまで悪い噂は聞かないはずだ。 深く浅く、そう見られているのなら問題はない。 実際攻撃も強化も防衛も回復も出来る バランスの取れたメンツだと思う。 俺の肩身が狭いくらいにな。 だから本当に戦力アップの目的で プラスのメンバーを入れている。 俺はそう思っていた。 ] (408) 2022/05/22(Sun) 20:00:47 |
【人】 ウーヴェ[ まだ青年と呼ぶには足りない年齢、 少年に見えるPerl blueは 強さは申し分がなかった。 求められることを 要求以上にやって見せてくれる>>290 けれども俺たちに心を開く様子は見られず 気を張ってばかりでは 精神を摩耗してしまうと思っての 声掛けだったが>>141 眉間に皺を寄せられた時は 余計な一言だったかと動揺した>>292 けれどその後の「大丈夫」には 安心した、と同時にやはり言い方に 問題があったと気付かされた>>293 「大丈夫」のその先を 聞けるように言ってもらえるように、俺は聞きたいんだ。 ] (409) 2022/05/22(Sun) 20:00:55 |
【人】 ウーヴェハハッ、俺そう呼ばれてんの? 俺の名はウーヴェだ その頭の隅っこにでも 入れておいてくれよな、Perl blue ……ってのも通り名だな お前の名前、教えてくれよ 俺も忘れねぇからさ [ そんな今更な自己紹介もしたかもな。 ] (410) 2022/05/22(Sun) 20:03:56 |
【人】 ウーヴェ人の心を探るのは俺でも難しい だからよく人を見ることだ これは俺からの宿題ってことでいいか? 約束、な [ それは一方的な約束になったかもしれない。 小指を出して 「約束のやり方を知ってるか? 指切るんだぜ」 なんて物騒な物言いから始まって。 相手が指を引っ込めたら出すまで謝ったかな。 怖がらせて悪かったなんて笑いながら。 小指同士を繋げる約束は叶わなくとも 口約束だけでも、それは有効だからな。 ] ( ゆびきった ) (412) 2022/05/22(Sun) 20:04:22 |
【人】 ウーヴェ[ とっておきのお店。 この「プロテア」は沢山存在する。 だから1回切りじゃないんだよな。 ほら、食べ盛りの食生活のバランスもあるだろ? だから見かける度に小さな仕事をして その報酬でご飯を食べて なんてことを会えたら繰り返したかもな。 ] お酒を一緒にまだ飲めないのが 残念なんだよなァ…… よし! お酒の飲める年になったら 俺が上手い酒の飲み方を教えてやるよ 楽しみにしてな [ 果たして約束はもう一つ増えることになったか。 その約束達は果たされることはなかった。 ]** (417) 2022/05/22(Sun) 20:07:08 |
【人】 フィアンメッタ *** 失せ者探しの占いはよく承る。 失くし物のレパートリーの多さは 一周回って聞いてる側としては面白さが… いや、これは誰にも言えないことだけれど。 ともかく、結構相談としては多い部類。 大抵、探している人は焦っているから 占いにまで頼ろうとするわけで その捜索の目は曇っていることが多い。 だから、休んで、と言えば たとえ占い結果が外れていても 見つけられるだろう、と。 実際にそれで感謝されたこともある。 「外れてた時に洒落にならないお代を取ると 逆上されても面倒だから。 足りないと思うのなら 今後もごひいきにしてくれたらいい。」 と、あっさりと言った。 それに軽い気持ちで試せるお代の方が 案外みんな来てくれるものだったりするから。 ちなみにジェラートは貰えるなら貰った。 *** (418) 2022/05/22(Sun) 20:27:15 |
【人】 フィアンメッタ「占いが役に立ったのならよかった。 一致してたのは偶々。 迷惑というか… 頼る所を間違えてるというか。 ……お礼?楽しみにしておく。」 お代はもう貰ったから…とか断ることも出来たけど 生憎一介の冒険者の懐事情は 騎士団の人よりも余裕はないし。 気持ちは有難く貰っておこう。 そうしてその場は別れたのだった。 (419) 2022/05/22(Sun) 20:27:58 |
【人】 フィアンメッタ話を聞いてほしい、そんな人も時々来る。 基本相づちを打って話したいことを 全て話させてあげれば そういう人は満足してくれる。 羽毛に悩むその人は… とりあえず症状を抑えるとかすれば 多少は楽になるかな、とか思ったから 治癒師を探せば?と言ったわけだけど。 まさか悩みの方向性が変わるなんて 今の私には想像もつかないこと。* (420) 2022/05/22(Sun) 20:28:17 |
【人】 フィアンメッタ「み、みてた…… 見てましたか……。」 メッセージを見て、まず口にしたのはそれ。 思わず敬語に直したのは、罪悪感というか……。 こんなことするなら夜に来い、と。 そう言われているように聞こえて。 (423) 2022/05/22(Sun) 20:31:06 |
【人】 フィアンメッタ「すみませんでした……」 立ち上がると、 何処にいるかもわからない存在へ頭を下げた。 多分石に頭を下げるおかしな構図になってるけど それはこの際気にしたら負けだと思う。 謝ると、石が当たった窓の方へと向かって。 もし、石に当たりそうになった存在が 場所を移動してないなら すれ違ったり、したのかもしれない。 ヒビがはいっていないことを 指先でなぞって確認してから。 (424) 2022/05/22(Sun) 20:33:40 |
【人】 フィアンメッタ「今度は夜、来ます……」 小さく言うと駆けてその場を離れた。 急いでたから、髪に飾られたバラに気づくのは 離れてから暫く後の事。 そして、慌てていたから。 尻餅をついた拍子に水晶のブレスレットを 落としてしまったのに気づかなかった。 それは今はもういない人から貰った物。** セシリー (425) 2022/05/22(Sun) 20:34:43 |
【人】 ユスターシュ……なんだぁ? ガキの悪戯か? [預言者や占い師なんて興味ない。 ユスターシュはその子の年齢を誤解した。 念のため少し様子を見たが、ウーヴェやヴィムの姿を見て息を吐いて窓から遠ざかった。] ったく、驚かすなっての。 [出していた水の魔法はそのまま ジャガイモを洗い流すのに使った。] (427) 2022/05/22(Sun) 20:37:14 |
【人】 ユスターシュ……なんつーか、こざっぱりはしてる けど華がねーなぁここ [なにせここに居るのは何の因果か野郎だらけだ。 あの子なら、うちの娘なら野の花を活けて、花より可愛らしい笑顔を振りまいていたものだ。 そうだ、と思い至ってちょっと と裏から外に出て野の花をいくつか風の魔法を使って摘み取った。 それを戻ってカウンターの端に、花瓶なんて上等なものが見つからなかったから古いグラスに水を入れて飾った。 似合わないと思われれば同意しかない行為。 その花を、懐かしむように 愛おしむように手でなぞる。] (428) 2022/05/22(Sun) 20:37:30 |
【人】 ユスターシュ……なぁ、カイル。 店、楽しめるといいな。 [色々な思いを抱える奴だらけの酒場。 生者と会話出来る機会。 様々な葛藤はあるかもしれない もしかしたら、 それを切欠に何かが変わったりするかもしれないけれど。 どうせなら 楽しめた方が得だろ、笑った。]** (429) 2022/05/22(Sun) 20:37:35 |
ユスターシュは、メモを貼った。 (a36) 2022/05/22(Sun) 20:55:21 |
【人】 偽冒険者 キンウ ──薬草の咲いている崖〜城下町── [少し離れた所に枝ごと落ちていた、鍵縄を回収する。 枝の折れ口を確認するのも忘れない。 …どうやら、こちらは自然に折れたもののようだ] あー、しまった! [腰袋を探ってみるが、消毒薬を切らしていた。 首のかすり傷はさして痛みもしないが、念には念を。 多少の毒には体を慣らしてあるけれど。 西洋には タランチュラの猛毒 なんていうのもあるらしいが今現在こうしていられるのだから、その類ではなかろう。 消毒薬くらいなら、ギルドに置いていないだろうか。 なければ薬屋を教えてもらおう。 そう考えて、まずは かさばる薬草を納品してしまおうと歩を進め、 とにもかくにもギルドまで、迷わずに戻ったのだった] (430) 2022/05/22(Sun) 21:09:24 |
【人】 偽冒険者 キンウ[ギルドで聞いてみると 予想通り、常備の消毒薬があった。 冒険者が使う分にはサービスということで これ幸いと、首筋に振りかける。 その間に薬草を換金してもらい 懐が暖かくなった。 さて、噂の海鮮料理を食べに行くぞ!と思ったが “あっちの方”という程度にしか 『MiraggiO』の場所を知らないことに気づいた] (431) 2022/05/22(Sun) 21:12:26 |
【人】 ウーヴェ ― 回想:ユスターシュ ― [ ユスターシュは器用な人間だった>>377 その性格は魔法の使い方にも表れていた。 というより作り出したんだな。 視野の広さと行き渡りの上手さ。 そして思いの外働き者だったということか。 ……これでも誉めているんだ。 素直に受け取ってくれ。 ] そりゃあ、酒は飲めるけどよ このあと野営が…… じゃあ一口、頂くわ [ 一口といいつつ一気に飲み干して 空のコップを逆さまにして見せる。 「確かにジュースとかわらねぇな?」 そんな一言とニヤリとした笑みも一緒にな。 揚げ物もこの時に食べたことがあった。 仲間達にも好評で 彼から用意してもらったものを受け取る。 ] (432) 2022/05/22(Sun) 21:22:24 |
【人】 Master レイ── 『MiraggiO』 ── [ あくせくと働いてくれている子達がいる中 店長一人のんびりと座っているのも どこか居心地の悪いものだし。 生憎料理は手伝えないけど、 グラスを磨いておく手伝いくらいはしようか。 定位置であるカウンターの酒棚側の椅子に乗って 布とグラスに持ち替えていれば ガツン 、と嫌な音がして。次に、 ガシャン!! と盛大にグラスの割れる音。 ] (434) 2022/05/22(Sun) 21:22:34 |
【人】 ウーヴェそうか……わかる、気がする。 俺も、きっとそんなもんだ 他のやつにとってはつまんねぇ理由だ けどそれで良いんじゃねぇかって ただ生きていているだけで 嬉しいって思ってくれる人もいるし いなければこれから出来るさ アンタにもな。きっと。 (435) 2022/05/22(Sun) 21:22:37 |
【人】 Master レイ……あっ、ちゃあ… [ …やってしまった、減らすどころか増やしている。 ───…この店がどうして 新しくもボロくもならないかといえば 魔力で維持しているから、なんだけど …維持しているだけなら何も無い ただ外的要因が加わるとこっちにダメージが入る。 魔法を弾いた時に腕が焦げたのも 弾いた魔法が掠ってたから。 今回のだって怪我こそしないけど、 小突かれた位のダメージは入る わ け で、ね… ] (436) 2022/05/22(Sun) 21:22:39 |
【人】 Master レイ…ごめん、掃除する。 [ 割れたグラスに手をかざし 浮かせてそれらを片付けていく。 見てたよ、って目の前に分かりやすく目玉でも 落としてきてあげようかと思ったけど ヴィムが素敵な招待状を送っているようだし 僕は黙っておこうか。 ───…夜でなくてよかったね、 ] (438) 2022/05/22(Sun) 21:22:47 |
【人】 Master レイこれは店で預かっておくよ お嬢さん [ 外の二人が気づいていたか、どうか── 気づいていなければ僕が拾いにいこうか 去っていった未来のお客様の忘れ物を 空に浮かし、呟く。 込められた思念の先を見て くすくす、と嗤った。 ]** (440) 2022/05/22(Sun) 21:22:51 |
【人】 ウーヴェへえ、崖から それだけで死ぬようなタマには まったく見えねぇけどな ……何か、裏があったりするんだろ? まあこれ以上は突っ込まないさ 人が死んだことに楽しいもつまらないもないさ 俺が魔物にやられたっていっても つまんねぇ死に方しやがってって アンタは思わねぇだろ? 大変だったな つーか未練があるんだろ 崖から落ちて死にきれない未練がよ (442) 2022/05/22(Sun) 21:23:04 |
【人】 ウーヴェ変わったんだな理由 大切な人、できたんだな アンタを変えられる女だ そりゃ凄え良い女なんだろうな 今のアンタの方が良い 応援したくなるからな (444) 2022/05/22(Sun) 21:23:15 |
【人】 ウーヴェ俺はもうあの時と同じ答えが返せるか わかんねぇ [ 小さくこぼした言葉は 聞き取られなくても構わなかった。 あの時がどの時か 何も言わないけれど きっとアンタにはわかってしまう気がしたから。 もうこれ以上は何も言うことはなかった。]** (445) 2022/05/22(Sun) 21:23:21 |
【人】 ウーヴェ ─『 10年前 』─ [ 小さい頃にもらった一輪の花 本気にして受け取ってしまった それからも大事に、大事にしていた。 相手が水をくれるから どんどん育っていった。 一度生まれてしまったものは 水を与えられれば成長する 枯れるまで育ってしまうのだから。 ] (453) 2022/05/22(Sun) 22:08:53 |
【人】 ウーヴェ[ ある野営の時、俺だけが先に寝ていた。 仲間の3人の話し声と焚き火の音。 ふと目を覚ました時に聞こえた声。 アイツが俺をどう思っているか。 「ウーヴェは僕を見捨てない。 だから僕のピンチには 自分を犠牲にしてでも助けてくれる。 いい盾だ。」 「それでも最近あれこれ煩くてね。 いっそのこと壊して使えなくして パーティから外そうと考えてる。」 「それなら最高難易度の 例えばダンジョンにでも 下見ついでに行って置いてくるか?」 「そりゃあいいね、もしそこで盾が壊れとしても 変えをまた用意すればいいだけだから。 僕、声かけたいヤツ何人かいるんだ。」 聞こえるのは、そんな談笑。 ] (454) 2022/05/22(Sun) 22:09:02 |
【人】 ウーヴェ[ 夢だったら良かった。 目を閉じて起きれば悪い夢だったと。 そう、願ったさ。 目を瞑りながら何度もな。 でも次の行き先がダンジョンだったことで 聞いたことは事実であり あれはアイツの本心だと俺は受け入れてしまった。 ] (455) 2022/05/22(Sun) 22:09:07 |
【人】 ウーヴェ[ 小さい頃から一緒で 手のかかる我儘な男で 勇者になりたいなどと夢ばかり大きくて。 それでも俺にとっては大事なヤツで 俺がしっかりしないとアイツは 夢に突っ走って死んでしまうような男だから。 でも小さい頃は俺に頼っていたアイツも 成長するにつれて いつしか俺は要らなくなったようだった。 アイツは優しいやつだから 俺を突き放すこともできなくて。 どうせなら面と向かって言ってくれた方が良かった。 俺を重症にして その弱さを理由に仲間から外すなんて回りくどいこと 俺はお前からの一言があればいくらでも聞くのに。 ] (457) 2022/05/22(Sun) 22:09:19 |
【人】 ウーヴェ[ 幼い頃から一緒だった。 俺の隣はお前が良かった。 (お前の隣も俺で居たかった。) 煩くしてごめん。 離れられなくてごめんな。 だから最期に 振り返って 笑顔でお別れだ。 ] (461) 2022/05/22(Sun) 22:10:01 |
【人】 ウーヴェ[ 小さい頃にアイツからもらった花は 水を与えられ咲いていた。 でもそれも10年経つと 水は与えられなくなった。 何度も枯れそうになった花は 少しだけ与えられる水で 枯れないように耐えていた。 それでも花びらは 一枚 ま た、一枚 も う、一枚と 散っていった。 ] (464) 2022/05/22(Sun) 22:11:22 |
【人】 ウーヴェ[ 20年の時を咲き続けた。 花びらのなくなった花は もう花とは呼べない。 その根は俺の心臓に絡みついて 取ることなんてできなかった。 だから俺の心臓が終わると同時に 花だったものも枯れるしかなかった。 ] (465) 2022/05/22(Sun) 22:11:31 |
【人】 ウーヴェ[ これが俺のアイツへ贈った 最初で最期、たった一度の■■の言葉だ。 ]** 死んだ人は生き返りはしない (枯れた花が蘇ることはない) (466) 2022/05/22(Sun) 22:11:50 |
【人】 砂の民 スティグ薔薇。 へえ、青い薔薇は初めて見たなあ。 [辺りを見回すと、もう少し先に花屋の軒下が見えた。 薔薇の花びらはどうやらそこから舞ってきたらしい。 興味を持って、食べきったパンの粉が残った手を少しはたいた後、足早に店の方へ向かい、長いアルミの水入り缶に挿されて並べられた様々な色の切り花を見回す。 青い薔薇はすぐに見つかった。 しかし、さすが薔薇。しかも青。 一本でも中々のお値段だった。] ははあ、こりゃあ高級品だ。 記念に一本のレベルじゃないぞ。 [苦笑いすると、片手に残ったままの青い薔薇の花びらを、懐から取り出した小さな写し紙に挟んで、また懐にしまった。]* (468) 2022/05/22(Sun) 22:35:51 |
【人】 砂の民 スティグ― 宿の部屋 ― [いよいよの霧の夜を目前に、街を一回りした後宿に戻ると、少し荷物の整理をした。 まずは地図。 此処に着いた初日に噂の酒場(真っ暗だったが)は既に訪れており、行先はばっちりわかっている。 しかしまさかの当日路迷いを起こすわけにはいかない。 そうそう毎日霧が出るわけではないのだ。 季節によっては月単位で霧など出ないこともあるらしい。 宿代の問題もあり、まあ用心に越したことはない。 次は財布。 まあ貴重品チェックだ。 行ったはいいものの酒も売って貰えないのでは話にならない。 一応、城下町の普通の酒場に行ったときににかかる金額よりは、大分多めの金額を確保している。 なけなしの金ではあるが、今が使い時だ。 そして不思議な栓がついた三角フラスコのような瓶が5本ほど。 別の街のとある祈祷師に準備してもらったものだ。 栓には不思議な呪文が書かれた紙が貼ってある。] (469) 2022/05/22(Sun) 22:37:50 |
【人】 砂の民 スティグ本当にうまくいくのかね。 [瓶に、窓から挿す日の光を反射させながらくるりとまわし、ぽつりと呟いた。 まあ、でも、幽霊が実際に世の中にいることは自分が良く知っている。 酒場の噂も街の皆が知っている。 こんなに不思議なことがあるならば、祈祷師の言う事もまあ信じてみてもいいのではないか。] まあ、荷物はこんなところだな。 [手元のものを纏めて行動用の鞄に入れ、よし、と呟くと、そのまま宿のベッドにごろんと横になり、大きく一息ついた。 目を閉じる。 窓は少し開けられていて、ほどよい涼しさの風が静かに部屋に吹き込み心地よい。 差す日の暖かさと相まって、暫くゆっくりベッドの上で微睡んでいた。]** (470) 2022/05/22(Sun) 22:40:07 |
砂の民 スティグは、メモを貼った。 (a37) 2022/05/22(Sun) 22:42:19 |
【人】 天馬騎士 エアハート── 城下町 ── [どうやらこの洗髪剤は馬にも使えるらしい。 鬣がサラサラになって一番恩恵があるのは 俺な気もするので、購入しておく。] 魔法国家の品だからね。 本当に何か魔法がかかっていたりするのかな? 使い心地が楽しみだね。 [目を細めたアリアの頭を撫でた。 その際、アリアの奥。ちらりと見えた女性の姿。 何処かで見た事があるような……? ] (471) 2022/05/22(Sun) 22:47:35 |
【人】 天馬騎士 エアハート[リーディスは隣国なので公私どちらでも 何度か訪れた事がある。 仕事関係では騎士団の親善試合に懇親会。 騎士にも種類は様々で、重騎士、聖騎士、近衛騎士etc…。 国による特色も出るので興味深い。 中には天馬以外の生物に乗る騎士も居ると聞く。 その時に話した騎士に聞いたが 王女はヴィオラという名で年は14か15程だったか。 謁見せず遠巻きに見かけたのみだが 確か雰囲気はあのような……。] (472) 2022/05/22(Sun) 22:47:56 |
【人】 天馬騎士 エアハート[いつもの町の様子。 厳重な警護が行われている様子もない。 まさか一国の王女がこんな場所にいる筈がない。 国名を見たからといって 安直に連想してしまった自分が馬鹿らしい。 小さく唸りながら再びアリアの頭を撫で、 買い物を続けた。]* (474) 2022/05/22(Sun) 22:48:32 |
【人】 偽冒険者 キンウやっと会えたね 何故泣いている? 説明してらんない そうだな、それどころじゃない [炎が。 剣戟の閃光が。 そして運命の歯車が音を立てて軋む。 残った味方はお互いだけ。 初めてだった。 たった二人で共闘したのは。 キン、と音が鳴って、アタシの忍者刀が折れた。 敵から私を庇うように間に飛び込むギョクト。 それはフェイクで。 アタシは、横跳びに飛んで敵の後ろに回り込む。 プスリ。 太く長い針が延髄に沈んでゆく。 ──なぜか、ギョクトの顔が痛ましそうに歪んだ] (476) 2022/05/22(Sun) 23:11:38 |
【人】 偽冒険者 キンウお前はこの機に乗じて逃げろ なんで?! “抜けろ”と言っている できるわけないよ 向いていないんだ、最初からお前には [ぐっと言葉に詰まる。 敵の救援部隊の足音が迫る] できるわけないよ。掟が…一生追手が お前なら切り抜けられる 無理…なら、ギョクトも一緒に行こう 俺は女帝の不義の子だ 母を見捨てられない ……っ!!! (477) 2022/05/22(Sun) 23:13:29 |
【人】 偽冒険者 キンウ[女帝の愛人じゃなかったんだ!親子だったんだ。 なら、なら、アタシ達は…… アタシは想いを閉じ込めなくてもよかったの?] アタシ達は兄妹じゃないの? 半分はな…俺達は異母兄妹だ [大きく膨らんだ希望は、一瞬のうちに潰えた。 もっと順を追って静かに聞けたのなら、 状況は違っていたかもしれない。 しかし事態は逼迫していた。 敵の足音がすぐそこまで迫っていた。 気持ちがぐちゃぐちゃだった。 このまま続けて戦えるとは思えなかった] 西へ征け!!“ 陽葵 ”!!! [ギョクトが呪をかけた──………] (478) 2022/05/22(Sun) 23:16:23 |
【人】 偽冒険者 キンウ[あまりにも漠然とした西という場所。 それが例えば オケアノスの海 を指すのかニルヴァーナ を指すのか……今もわからない]** (479) 2022/05/22(Sun) 23:20:21 |
【人】 ウーヴェそうだな、この店は 店に来る客も珍しければ 店員も相当な曲者揃いだろ? 勿論、ヴィムも含めてな [ 神秘度でいえばマスターと同格だろうな なんて似たところのある二人を 頭の中で並べてみる。 ……圧が2倍になった気がするな。 それが本心を隠した言葉であったとしても。 お互い様。そして合わせてくれて、 ] ( ありがとう、だな ) (481) 2022/05/22(Sun) 23:27:02 |
【人】 ウーヴェ[ 『メルヴェイユ』では有名な童話>>386 アイツも知っていた。 そしてスカッとする良い話だと 言っていたことを思い出す。 俺は”悪の魔法使い”への 国を滅ぼした後どうしたかったのか。とか 国を滅ぼそうとした理由は?とか そんなことを考えてしまう。 魔王だって何かしら理由があるんだ。 良いことにも、悪いことにも それを成す理由が存在する。 愉快犯だって楽しいからっていう理由があるだろ? これは童話だから そこまで詳しく書かれていないのはわかる。 英雄の話はどうにも偏りがあるんだよな。 良い話ばかりが伝わる。 そりゃあ自国の英雄、勇者は 広く知らしめたいのだろう。 もし彼の国の真実を求めたら それは調べてわかるものなのだろうか。 事実とは時に隠されることが多いものだから。 ] (482) 2022/05/22(Sun) 23:27:28 |
【人】 ウーヴェ[ そうなるとヴィムはかなり昔の人ってことだ。 大先輩か?? こんなふわふわしているのにか? これが大罪人……全然見えない。 本人が認めているとは言え、すんなり納得は 出来そうになかった。 人は見かけによらないと言う言葉は 此処で使うべきなのだろうか。 表情を読むようにしばらくの間 ヴィムの顔を見つめていただろうな。俺は。 ] (484) 2022/05/22(Sun) 23:30:02 |
【人】 天馬騎士 エアハート── 町外れ丘の上 ── さて、ありがとう。 今日もお疲れ様。 [買い物を済まして、日が暮れかかる頃。 町から少し離れた丘の上に降り立った。 1人と1頭、並んで座り町を見下ろす。 空の色と同時に町の様子も移り変わっていく。 ここからだと細かな人の様子は判らないが、 店先に明かりが灯り 帰路につく人々 新たに夜を目指してやってくる人々 そんな小さな変化の積み重ねで "生きている町"を見るのが好きだった。 そして思い出したように、 鞄の中から一通の手紙を取り出す。 ] (488) 2022/05/22(Sun) 23:34:23 |
【人】 天馬騎士 エアハート『 ────── ───どうかそんな事を言わないで。 あたしはあの時、運命を感じたの 忘れる事なんて出来ないわ。 明日の夜にプロテアに行く予定があるの。 会いに行くのでお話しましょう。 ────── 』 (489) 2022/05/22(Sun) 23:34:43 |
【人】 天馬騎士 エアハート[伺うように顔を見てみたが、 当然ながらアリアからの返答は無い。 ちらりと此方の手元を見てから目を細めて 何事もなかったかのように 近くをひらりと舞う蝶の方に興味を向けたようだった。]* (491) 2022/05/22(Sun) 23:35:36 |
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。 (a38) 2022/05/22(Sun) 23:44:33 |
【人】 フィアンメッタ*** 暴挙に出た私がブレスレットを 何処かに落としてきたのに気づいたのは 帰ってからのことで。 何処に落としたか分からない、でも。 「あの時、か……。」 酒場に行ったあの時の可能性が高い気はする。 一応キンウと行った崖の可能性もあるけれど。 ……あんな暴挙を見られてたらしいのに また行かないといけないのか… と珍しく頭に手を当てていた。 勿論、自業自得だが。 (492) 2022/05/22(Sun) 23:52:54 |
【人】 フィアンメッタ 持ち主は気づいていないことだが。 優秀な魔法使いなら、 落とされたブレスレットには 魔法が込められていると気づくだろう。 最愛の妹を守るための、加護の魔法が。 (495) 2022/05/22(Sun) 23:54:50 |
【人】 フィアンメッタ「……そういえばこの 青バラ …。いつの間に……? 何故…………???」 バラに気づいたのも帰ってから。 仮にも石を投げるような女に なんで花を?と首をかしげるのは仕方ないと思う。 そういえばキンウといるときも、青バラが…。 あの時と、同じ……? 招待、されてる? そう考えている人は、私だけじゃなく。 まさか酒場で見知った人に 会うことになるとは、今はまだ知らない話。 (496) 2022/05/22(Sun) 23:55:26 |
【人】 天馬騎士 エアハート── ある馬の話 ── [ねぇ知ってる?霧の夜にだけ開かれる酒場の話。 わたしもね、この前行ってきたのよ。 エアハートが興味あるから付き合ってあげたんだけど。 わたし、こう見えて……いえ、この見た目の通り 結構カンが鋭いんだから。 エアハートには何も見えていないんだけど、 そこに何とな〜く誰かが居るのはわかってるの。 出てきなさい! 出てこれない?仕方ないわね……。] (499) 2022/05/22(Sun) 23:56:53 |
【人】 天馬騎士 エアハート[ゴーストが出るって噂本当なのかしら。 この前見たのはね、きっとまだ子供ね。>>404 わたしのこと、じろじろ見ちゃって……そんなに綺麗? 綺麗でしょ。 お行儀のよい子は好きよ。だから触っても良かったのに。 聞いてよ!前にね、尻尾や翼を引っ張る悪ガキが居たの。 わたし我慢出来なくって、蹴っちゃおうとしたら 間にエアハートが割り込んできて……えっと、痛がってた。 それとね、他にもいたでしょ? 男の人。>>234 何か言ってるようだけど、それ聞こえてないわよ。 悪いけど、わたしも教えてあげられないから。 ちょっと胡散臭い雰囲気かなって思ったけど、 よく見ると良い男かもしれないわね。] (501) 2022/05/22(Sun) 23:57:14 |
【人】 天馬騎士 エアハート[エアハート、お店に興味持ってたから行こうとしてるのかも。 わたしは霧の中で置いて行かれたくないから、嫌。 わたしの大切さを思い知ればいいんだわ。 この人、エリートだけど抜けてるところがあるから少し心配。 手紙の子だって……って、これは口止めされてるんだった。 秘密を守れるわたし、えらいでしょ? お土産に人参買って来てね。]** (503) 2022/05/22(Sun) 23:57:40 |
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