人狼物語 三日月国


204 【RP】Queen's endless Tea Party!【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


プロローグ

【人】 前王

 
  あのお転婆っぷり
  何とかならんもんかの〜……
 
(0) 2023/03/17(Fri) 18:28:01
到着:女王 アン

【人】 女王 アン

 
   
おーっほっほっほ!

 
(1) 2023/03/17(Fri) 21:10:50

【人】 女王 アン

 

   ……ねえ、いまのはどうでした?
   ああいえ、どうだったかしら?

   結構、女王様らしかったのではなくって?
   良い線いっていたのではなくって?

   ……あら。あらあら? どうしてどなたも
   目を合わせて下さらないんですの〜?


[恐る恐る振り返れば
 其処にはお父様前王様のお姿がありました。
 良い予感がしませんわ!]
 
(2) 2023/03/17(Fri) 21:11:07

【人】 女王 アン

 
  「アン、お前という娘は……。
   女王らしさとは
   そういうことではないじゃろう。
   もう18歳を迎えたというのに。
   良いか、この国の女王というものは……」

 
(3) 2023/03/17(Fri) 21:11:19

【人】 女王 アン

 
[最近のお父様、お話が長過ぎるのですわ。
 折角淹れた紅茶も冷めてしまいます。

 座りっぱなしで持病が悪化してしまって
 イライラなさっているのかしら?
 今度ドーナツクッションを贈りましょう。

 ともあれ、今の所は
 耳に痛いことを言われる前に
 そーっと、そーっとですね……]
 
(4) 2023/03/17(Fri) 21:11:49

【人】 女王 アン

 
  「いい加減お茶会も終わりにせんか?
   自分の尻がかわいくて
   言っているんじゃあないぞ。

   そうそう、18歳になったと言えば
   そろそろお前も婿の方を……

   
って飛んで行くんじゃな〜い!!

 
(5) 2023/03/17(Fri) 21:11:58

【人】 女王 アン

 
[こんな時はハート柄の日傘を広げて
 お父様の声が届かない位置まで
 ふわふわと浮かび上がり
 お空のお散歩をするのに限りますわ。

 逃げるが勝ち、ですのよ。]
 
(6) 2023/03/17(Fri) 21:12:37

【人】 女王 アン

 
[……因みに、ドレスの裾の中を
 下から覗くのは不敬ですわよ〜!
 わざと見られたら……、
 首をはねてしまうかもしれませんわ?]
 
(7) 2023/03/17(Fri) 21:13:05

【人】 女王 アン

 
   このまま色彩の国に
   お買い物に行っても良いですけれど
   カップもテーブルもカトラリーも
   新調したばかりでしたわね……
 
(8) 2023/03/17(Fri) 21:13:18

【人】 女王 アン

 
[わたくし、この不思議の国が好きです。
 トランプが好きです。
 スートの中ではハートが特に好きです。

 そしてお茶会がだーい好きです。

 だからわたくし
 女王に即位した三年前に
 この国の時間を15時で止めましたの。

 そうすればずーっと
 お茶会だけをしていられるでしょう?]
 
(9) 2023/03/17(Fri) 21:14:59

【人】 女王 アン

 
[三年間、不思議の国では
 ずーっとお茶会が続いています。
 毎日たのしいですわ。

 たのしいんですの。

 だけど変わり映えがないのは事実。
 何か良い手はないかしら?]
 
(10) 2023/03/17(Fri) 21:15:23

【人】 女王 アン

 
   そうだわ、世界中の方々に
   わたくしのお茶会を
   楽しんでいただきたいわ!
 
(11) 2023/03/17(Fri) 21:15:35

【人】 女王 アン

 
[魔法は得意ですから
 手持ちのトランプを招待状に換えれば
 空から風に載せて世界中に贈りました。

 不思議の国であなたを待っていますわ。

 来て下さるかしら?]
 
(12) 2023/03/17(Fri) 21:16:01

【人】 女王 アン

 

   そんなわけで
   おもてなし頼みましたわ〜!


[愛する国民たちには事後報告でしたから
 給仕たちが青褪めたのは
 言うまでもありませんでした。*]
 
(13) 2023/03/17(Fri) 21:20:03

パーティーの主催者(村建て人)

村の目的
人がいる。人外がいる。様々な生き物が暮らす世界で、好きなRPをする村です。
参加者は皆、招待状を受け取っているか、女王さまが招待状を出したことを知っています。
お茶会に行こうとしたり、行くのを悩んだり、席についてお茶を飲んだり、メシテロしたり、給仕したり、観光を楽しんだり、商売に勤しんだり、思わぬ相手と遭遇してバチったり、やっぱり行くのをやめたり、ご自由にお過ごしください。
やりたいRPが複数ある方は、一人二つまでアカウントを使用して参加できます。
ブランクありの方や初心者の方を歓迎します。お互いに思いやりを持って楽しく遊びたいです。
ソロル参加可能です。メモにてご申告下さい。
再演PCの使用可能です。この村での取り扱いについてご確認ください。
表現の幅を狭めないためのR18G表記です。恋愛エログロは禁止しませんが特に推奨もしません。
(#0) 2023/03/17(Fri) 22:20:09

パーティーの主催者(村建て人)

ローカルルール
選んだチップが属する分類によって所属国が決まります。ただし再演PCはこの限りではありません。
書かれていないことは決まってませんので、村の中で参加者が自由に設定を決めてください。

■不思議の国(チップ分類:不思議の国)
お茶会が大好きな女王が統治する。数年間ずっと15時が続いており、朝や夜が存在しない。お茶会以外の行事がないため、本来の職を離れ給仕を手伝うものも。衣装や内装、外装にはトランプの絵柄が使われがち。

■色彩の国(チップ分類:赤の国、白の国、蒼の国、黒の国)
元は4つの国がまとまって1つの国になった。不思議の国の女王はここで手に入る用具を好んでお茶会に使っているとか。

■鏡の国(チップ分類:鏡の国)
国中の至る所に鏡が使われている。この世界で使われる鏡の殆どはこの国で作られたものらしい。

■常夜光の国(チップ分類:常夜光の国)
不思議の国とは対照的に、夜しか存在しない。ただし国中は真っ暗という訳ではなく、見つめるとホッと安心できるような灯りが点在する。

■海原の国(チップ分類:海原の国)
三日月型の島国で、国土の大半を海が占める。地上に住んでいる者もいれば深海に住んでいて中々水表に出てこない者も。

■和の舞う国(チップ分類:和の舞う国)
綺麗な着物やよく切れる刀など独特の文化が根付く。柔軟に異国の文化を取り入れる向きもあり、スーツを着ている者もいる。

■悠久の国(チップ分類:悠久の国)
幾度もの侵略や反乱を経て統一された広大な国。現在は比較的安定した王朝が続いているとか。

■なし(チップ分類:神さまのいる国、Collaboration)
旅人や異世界から来たばかりなど、現在は特定の国に所属していないその他の人々。
(#1) 2023/03/17(Fri) 22:29:17

パーティーの主催者(村建て人)

再演PCの扱い
村卓など形式問わず過去に使用したことのあるPCを再演PCとして使用することが可能です。
招待状に導かれたのか、自らの意思で来たのか、はたまた元からこの世界の住民だったのか……(最後は元村の世界観を壊さない範囲のみ可)。
この世界に現れたタイミングと方法と場所はお任せします。
(#2) 2023/03/17(Fri) 22:30:05

女王 アンは、メモを貼った。
(a0) 2023/03/17(Fri) 22:35:59

2023/03/17(Fri) 22:36:31

女王 アンは、メモを貼った。
(a1) 2023/03/17(Fri) 22:43:50

女王 アンは、メモを貼った。
(a2) 2023/03/17(Fri) 22:44:24

村の設定が変更されました。

到着:人魚 メロウ

【人】 人魚 メロウ

[ぱしゃ  ん……]
(14) 2023/03/18(Sat) 2:32:48

【人】 人魚 メロウ

 はぁ……

[退屈、なんて呟いて、入り江の岩の上
尾鰭でもう一度水面を揺らした

ぱしゃん]
(15) 2023/03/18(Sat) 2:33:53

【人】 人魚 メロウ

[「海の生まれは退屈知らず」なんて誰が言ったのかしら?
それはきっと海の中を知らない陸の人ね
海の中は綺麗で、だけど結構賑やかで
国の領海では追いかけっこはしても命を脅かすものはいない
(もちろん、食料になる魚や貝は別物だ)

毎日楽しく(一応仕事や勉強もあるけど)過ごせる国
常に平和というわけでもないけれど、大きな争いがあるわけでもない

だけど、たまには
そんな毎日に飽きることだってあるのだ]
(16) 2023/03/18(Sat) 2:35:09

【人】 人魚 メロウ

 何か変わったことでも……あら……?

[ふと見上げた空の上、ひらひらと「何か」が舞い降りて来るのを見つけた
海鳥の羽とは違うそれを捕まえようとして届かなくて

ぱしゃん、と海の中へと落ちた*]
(17) 2023/03/18(Sat) 2:35:45
到着:陸の住人 ルトリス

【見】 陸の住人 ルトリス

[入り江に来てみたら、人魚姫が水に落ちて、いた]
(@0) 2023/03/18(Sat) 2:39:08

【見】 陸の住人 ルトリス

[笑いを堪えたつもりだったけど、きっとメロウにはバレバレだから取り繕うのはやめておく
種族は違うけど何かと一緒になる、腐れ縁みたいな僕の幼馴染
そんなことしたら機嫌が悪くなって
めんど
困るからね]

 こんにちわー
 楽しそうだね、お嬢様?

[まあ多分、退屈を持て余しているだろうな、なんてことは承知の上
だから良いことを伝えに来たけど、どうやら「それ」はメロウのところにも届いてたみたいだ]

 暇かな、って思って来たんだけど
 どうやらその心配はなさそうだね

[肝心の主題には触れずに話を振る
手元にちらりと「カード」をひらめかせて*]
(@1) 2023/03/18(Sat) 2:41:15

【人】 人魚 メロウ

[落ちた海の中、水面に漂うそれを捕まえる
くすくすと笑う声がして振り返ると、幼馴染がそこにいた]

 もう、見てたなら楽しそうかくらいわかるでしょ!

[パシャ、と水を撥ねさせたけれど彼には届かない]

 そーよ、暇してたの
 でも、そんなことでここまで来ないわよね、ルトリス?

[じっと、彼の手元で揺れるものを見つめて問いかける
自分の手の中にあるものが何かと確かめもせずに*]
(18) 2023/03/18(Sat) 2:42:53

【見】 陸の住人 ルトリス

[案の定、メロウはカードに興味津々だった
勿体ぶってもなんだから、さくっと本題に入ってしまおう]

 メロウは不思議の国のお茶会の話は聞いてる?

[数年前からお茶会だけしてるって噂の国
その女王様が世界中に招待状をバラまいたって話は、こんな島国にも届いていた
そして、その「招待状」が届き始めたというのも、ここ最近の陸での話題だった
だけどメロウは水の中、そこまで話が届いてるかな?]

 でね、僕もその招待状を貰ったんだ
 って言っても、降って来たんだけどね
 それで来たんだけど、メロウにも届いたみたいだね

[そう言って、彼女の手の中を指し示す*]
(@2) 2023/03/18(Sat) 2:45:12

【人】 人魚 メロウ

 お茶会?
 ええ、噂だけは聞いてるわ、鳥が教えてくれたもの

[だって、退屈の虫が疼いたのはそのせいだもの
知らない国の不思議なお茶会なんて、気にならないはずないじゃない?]

 招待状が降って来た?
 って、え? もしかして、これ?

[言われて初めて手の中にある「それ」を見た
海に落ちた筈なのに全然濡れてないそのカードには確かに
「不思議の国のお茶会に招待する」ということが書かれていた]
(19) 2023/03/18(Sat) 2:46:52

【人】 人魚 メロウ

 え? いいの?
 だって私、招待されるような身分じゃないわよ!?

[だって、女王様のお茶会だもの、そう言う人が招かれるものだと思っていたの
そう言った私にルトリスはかいつまんで説明してくれた
どうやら女王様は適当に盛大に招待状をバラまいた、らしい
それを受け取ったなら、誰でもお茶会に参加することができる、って
だけど]

 それに、私陸には上がれないもの……

[水の中では優雅な人魚でも陸ではロクに動けない
そんなことは彼もわかっているはずなのだけど……*]
(20) 2023/03/18(Sat) 2:48:19

【見】 陸の住人 ルトリス

[話を聞いているメロウの表情は興味できらきらしてとても素敵だ
その表情はだけどすぐに曇ってしまう、その理由は僕にだってわかってる]

 そのことだけど、それも伝えようと思って来たんだ
 あのね、水中の民がお茶会に参加するなら、特別に変化の魔法なり薬なりを処方してくれるって
 
格安で


[本来なら高価なものを用意する、っていうのは
この国のことを他の国にも知ってほしいって思惑があるから
この国からほとんど出ることのない海の民に、いろんなものを見て欲しいからって誰かが言ってた]

 行くでしょ、メロウ?

[彼女の表情を見ながら首を傾げて問いかける
聞かなくても、答えはわかってるけどね!*]
(@3) 2023/03/18(Sat) 2:50:28

【人】 人魚 メロウ

[水の中の民が陸に上がるには、特別な方法が必要で
それはちょっと高価だから無理だって思ってた、けど]

 
……そこはただじゃないの普通!?


[うっかり本音が出てしまった
でもそれは、国が行っておいでと言ってくれているのと同じで

多分きっと、こんな機会はもうないって思ったの]

 行くわ!
 ねえ、わざわざ話しに来たんだもの……一緒に行ってくれるのよね?

[まさか一人でなんて言わないだろうって目で彼を見る
誤魔化すようなら思いっきり拗ねてあげるんだから*]
(21) 2023/03/18(Sat) 2:53:00

【見】 陸の住人 ルトリス

[行く、とはっきりきっぱり言い切るメロウは綺麗だった
一緒に、と言われて「どうしようかなー」なんて焦らしたら
「意地悪」って水を掛けられた……そう言う反応も好きなんだけどね]

 あはは、冗談だってば、一緒に行こうと思って来たんだもの
 それに、行く気がなくてもどうせリヴァイの姐御あたりに引っ張って行かれそうだし
 それならメロウと一緒の方が気楽じゃない?

[先約があると言えば無茶は言わないだろうって防御線
姐御が「ならメロウも一緒に」って言わないかが心配だけど]

 それに、尾鰭じゃなくて足のあるメロウも見たいしね

[なんてウインク
恋人じゃないんだからデートではない、と思う……よな?]
(@4) 2023/03/18(Sat) 2:55:08

【見】 陸の住人 ルトリス

 とりあえず、行くって決めたなら仕度しないとね
 不思議の国までは船で送ってもらえるよ、早くて明後日出航だって
 「館」に行って変化させてもらうなら早くしないと混みそうだし
 僕も用意しないとだから今日はこれで!
 港で待ってるからね!

[話が決まったらいろいろやることもあるからって入り江を離れた
初めて陸に上がるメロウがどんなふうに世界を見るのか
それを楽しみに思いながら**]
(@5) 2023/03/18(Sat) 2:56:13

【人】 人魚 メロウ

 それならそうって初めから言えばいいのに

[ちょっとだけぷくっと拗ねて見せる
ルトリスはどうにもそう言う反応も楽しんでるみたいで癪に障るけど
でもそんなふうに構ってくれるのも彼だけだから嬉しいのよね]

 そうね……わざわざ海から出るもの好きがそうたくさんいるとも思えないけど
 一人一人で調整するって聞いてるし、すぐに行ってみるわ
 「格安」がどれくらいかも気になるし

[もし手持ちで足りなかったら困る。無理難題は言わないと思うけど]

 ええ、港でね!

[立ち去るルトリスにそう言って海へと潜った
初めての陸、外の世界にちょっと不安になった
そんな顔は見られたくなかったの**]
(22) 2023/03/18(Sat) 2:57:53
人魚 メロウは、メモを貼った。
(a3) 2023/03/18(Sat) 3:14:36

陸の住人 ルトリスは、メモを貼った。
(t0) 2023/03/18(Sat) 3:24:45

到着:  たまお

【見】   たまお

汚い手ぇで、触りんすな!


[今にも噛みつきそうな顔でたまおは怒鳴った。
この男はあろうことか、逃げだしたたまおを壁際まで追い詰め、ささくれの目立つ無骨な指でもって”お触り“しようとしたのだ。

金切り声にもヘラヘラと頬を緩ませて、なおもにじり寄る。]


……イヤッ!


[出鱈目に振り抜いた爪が男の手の甲に触れ、すぅと一本、血の跡が浮いた。
その赤色を見るにつれ、反対に、たまおの顔から血の気が引いて行った。


怒られる、頭の中はその一言でいっぱいになった。
驚いて目を見開く男の傍を、脱兎のごとくすり抜け走る。
でもどうしたって、ここに逃げ場は無かった。]
(@6) 2023/03/18(Sat) 9:12:10

【見】   たまお

───また逃げちゃったのかい


[人の少ない物陰で、自分自身を隠そうと必死に体を丸めるたまおに話かける者がいた。
ふくよかで笑いじわの出来た目元が印象的な女だった。]

しのぶ姉さん……
でも、だって、あたし…
どうしたって嫌でありんす、あいつらに身体中ベタベタ触られて…
なんでッ、こんな目に遭わなきゃ……


[女は呆れて肩を竦めると、長いため息を吐いた。

たまおが客から逃げるのはなにもこれが初めてでは無い。
今まで何度も同じことをして、何度もお仕置きを受けて来た。
その度にもう二度としないと誓っているのだが、嫌悪感がどうしても拭えなかった。]


───あんた、それがここでの仕事でおざんしょう、仕方のない子だよ


[うずくまったたまおのつま先に、一枚のカードが放られた。
綺麗な柄と、異国の言葉でなにかしら綴られているようだ。]



───客が置いてった招待状だよ、あんたが持っていなんし
(@7) 2023/03/18(Sat) 9:20:57

【見】   たまお

[しのぶが去った後、たまおはカードに幾度となく目を走らせ、ぐるぐると思い悩んだ。
外からの招待状とは!
なにせ生まれてこの方、一度も店の外に出たことが無かった。

自分や姉さんたちのような、美しい者たちがいるだろうか?
”あいつら“のような、気色の悪い者たちもいるのだろうか?
美味しいご飯は?
暖かい寝る場所は?

どちらにせよ時間は無い。
先ほど、店の人間がこちらを一瞥して何事か話していた。
客に怪我を負わせたことはもう知れているのだろう。
今夜には仕置き部屋に閉じ込められ、しばらくは一歩も出して貰えない。
客が引ける前に決めなければ。]
(@8) 2023/03/18(Sat) 9:22:03

【見】  逃げ出したい たまお

ハッ……ハッ……!


[硬い土の上を、素足で駆ける。
辺りはまだ薄暗い。

あれからたまおは、かねてより聞いていた抜け穴から外へ飛び出した。
壁に打ち付けてある釘が、一部抜けかけて通れるほどになっていたのだ。
これは公然の秘密であったが、使ったことがある者は少ない。

上手く店に適応する者と、外よりは店の方がマシだと我慢する者が圧倒的に多数であるからだ。
また、過去の脱走者がことごとく捕まり、そしてどこかに連れて行かれ、戻って来た時には何か様子が変わってしまっていたことが外を恐れさせる要因の一つでもあった。

ろくに労働をした事がないたまおの足は、じんじんと熱を発していた。
持つ物はひとひらのカードのみ。(しかも書いてある言葉は読めもしなかった。)

どこに向かえばいいのかも分からず、ただただ追っ手から逃げるためにたまおは走った。]
(@9) 2023/03/18(Sat) 10:09:02

【見】  逃げ出したい たまお


[気がつけば不思議な場所にいた。
つるりとした白い床に、一枚の皿が置かれていて、ミルクが満たされている。
皿の下にはメモがあり、そこには半月の形の文字から始まる異国の言葉が綴られていた。

それはカードに書かれた文字と似ている形状のようだった。]


なんと書いてありんしょう…

それにここは…?
あたしは確か…走り疲れて……
木の影で一息ついていたはずぞえ…

[いかぶしみながらも、たまおはそろりそろりと皿に近づいた。
不思議と音が無く、自身の身じろぎの音だけが空間に響いていた。]


なんにせよ、喉が乾きんした
誰のものかも知りんせんが、ちっく頂んしょう


[ちろりとミルクを舐めるたび、たまおの姿は変わっていった。
豊かな黒い髪から色が抜け落ち、まるで飲んだ真っ白いミルクに染まってしまったかのよう。
四肢もグンと伸び、たまおが手入れして大事に扱って来た見てくれは、もはや面影も無い。

そして、次に気がついた時には、…**]
(@10) 2023/03/18(Sat) 10:09:56
 逃げ出したい たまおは、メモを貼った。
(t1) 2023/03/18(Sat) 10:11:16

到着:野良犬 重房

野良犬 重房 が見物席に移動しました。

【見】 野良犬 重房

 
    
わふ!

 
(@11) 2023/03/18(Sat) 11:03:01

【見】 野良犬 重房

 
[小生は犬である。名前はもうある。

 然りとて重房しげふさと呼ばれた時代は久しく
 名残は風呂敷の縁に記されるのみである。]
 
(@12) 2023/03/18(Sat) 11:03:05

【見】 野良犬 重房

 
[嘗ては名だたる武家の
 飼犬であったこともあるが
 今はしがない野良犬に過ぎぬ。
 村人に餌をねだりて気儘にだらだら送る日々。]
 
(@13) 2023/03/18(Sat) 11:03:20

【見】 野良犬 重房

 
[ある時、宙にひらりと飛来する札あり。

 嗚呼、哀しき哉。
 この体犬の身なればこそ
 狩猟本能には抗い難く。]
 

    
わふ!



跳躍じゃんぷのち捕捉きゃっちしてしまうは
 避けられぬ定めであった。

 ──其処な村人よ、拍手は要らぬ。餌寄越せ。]
 
(@14) 2023/03/18(Sat) 11:03:38

【見】 野良犬 重房

 
[この美しき体躯むちむちぼでぃの維持は
 それなりに大変であるからして。
 余計な熱量かろりー消費は避けたいと言うに……。]


    わふ?

 
[咥えた札をよくよく確認してみれば
 其処には茶会に招待する旨と
 女王の影絵が記されていただろうか。

 ────女子!]
 
(@15) 2023/03/18(Sat) 11:04:01

【見】 野良犬 重房

 
[畜生の身分なれど
 小生にも夢というものがあった。

 其れは別嬪な娘きれーなおねーちゃんのお膝の上で
 惰眠を貪ることである。

 因みに好みタイプは人妻である。
 独り身にはない魅力……、あるよね。わふ。]
 
(@16) 2023/03/18(Sat) 11:04:21

【見】 野良犬 重房

 
[この国にも別嬪な娘きれーなおねーちゃんはいる。

 畜生の身で入ることは叶わねど
 男たちが訪ねていく店には
 特別に美しい娘たちがいるそうな。

 金というものを渡せば
 お膝を使いたい放題なのわふ?
 人間っていいわん。

 中にいる娘をちらりとでも拝めないかと
 下心を隠さずに眺める日は、多く。]
 
(@17) 2023/03/18(Sat) 11:04:50

【見】 野良犬 重房

 
[────閑話休題それはさておき

 女王様とやらは人妻だろうか。
 別嬪な娘きれーなおねーちゃんは沢山拝めるだろうか。

 兎にも角にも、
 招待に乗らない前足は無いのである。

 此処は島国。
 不思議の国へ行くには海を渡らねばならぬ。

 否、魔法の得意な女王様の招待であれば
 他の方法も用意されていたのやも知れないが
 小生に思いつくことはなく。]
 
(@18) 2023/03/18(Sat) 11:06:21

【見】 野良犬 重房

 

    わふっ!


[ざぷんと海に飛び込んだのである。
 小生、泳ぎ犬かきは大の得意であるからして。**]
 
(@19) 2023/03/18(Sat) 11:06:55
野良犬 重房は、メモを貼った。
(t2) 2023/03/18(Sat) 11:34:01

【人】 人魚 メロウ

[ルトリスと別れてから、私は聞いたとおりに「館」に向かったの
「館」と言っても入り江から入れる洞窟の奥にある、海の住人に古くから守られてきた場所
昔から海の民には地上に出るための魔法や薬が伝わってる
だけどうっかり使うと危険だから、今は国が管理して魔法に長けた人たちがそれを処方している

いわば「お役所」のような物なのだけど、海の民にとっては不調やらの相談もできる場所]

 こんにちは! 

[洞窟を進んで広間になったところで声をかけた
人がたくさんいるかと思っていたけれど、待合所には誰もいなくて
声をかけてすぐに、奥から「ばば様」が顔を見せて
私はちょっとだけ緊張したの]

 「おや、これは珍しい。今日はどうしたね?」

[優しい声でそう訊いてくれたから、私も落ち着いて話すことができたわ]
(23) 2023/03/18(Sat) 15:25:30

【人】 人魚 メロウ

 「あぁ、お茶会に行きたいんだね?」

[そう言われて頷いた、そうして気になっていたことをまずは訊いてみることにしたの]

 それで、いくらくらいかかるのかしら……格安、とは言われたのだけど……

[それによっては諦めるしかない
でも、ばば様は笑ってこう言ってくれたの]

 「そうだねぇ、土産話と不思議の国のお茶菓子、それで手を打とうじゃないか」

[私がびっくりしていると、「お金がないなら行かせない」ってのは無粋だろう?って言って
私はすぐに、お願いしますって、そう言ったの]
(24) 2023/03/18(Sat) 15:26:52

【人】 人魚 メロウ

 「その前に、今すぐやっていいのかい? 持ち物の用意はできてるかい?」

[施術をしたら戻すまで海には潜れない、そう言われて、何もしてないことを思い出した
そもそも、陸の上で必要なものって何だろう?]

 「まずはお金さね。と言っても、海じゃそう使わないからねぇ……売れそうなものを持って行くといいよ
 あとは櫛と飾り物かねぇ……」

[言われたものに頷いて、取りに行ってくると言ってすぐに水に潜った
だってその方が早いもの**]
(25) 2023/03/18(Sat) 15:28:18

【見】  逃げ出したい たまお

[次に気がついた時には、深い森の中に居た。
この時、たまおは既に不思議の国の領内に入っていたようだ。
初めに木の影で一息吐こうと、寄り掛かって居た時と似たような姿勢であった為、あのミルク色の部屋は幻だったのかと思い始める。

しかし周りの様子がどうも違うようだ。
なんと無く、全てが小さく見える。]



また、記憶が…
これのせいでござんすか…?


[“手”の中のカードを見やる。

それに、何か違和感があるような…。
なんだか目線がとても高いようだ。
まだたまおは、己の姿の変容に気が付かない。

しかして外の世界とは斯くも不思議な物であるのか、と妙に腑に落ちて立ち上がった。]


ふぅ…まぁいいさ
それにしたって…
(@20) 2023/03/18(Sat) 15:40:41

【見】  逃げ出したい たまお

[摘んだカードをピラリとためつすがめつ、目を細めてみたり、嗅いでみたり。]

招待状って事は、どこかへあたしを呼んでくれるんざんしょ
サテ、何処に向かえば良いのやら…


[これが本当に送られた人物は他にいると言うのに、たまおがこれを携え招待先に赴いたとて、先方はたまおを歓迎してくれるのだろうか?
それはしかと、初めから分かっていた。
書いてある言葉も読めないたまおに、その者は何を思おうか。]


…………、
考えても仕方がないね
誰か…これについて知っている者がいんせんか……**
(@21) 2023/03/18(Sat) 15:41:14
 逃げ出したい たまおは、メモを貼った。
(t3) 2023/03/18(Sat) 15:43:26

【見】 陸の住人 ルトリス

[入り江から戻ったらリヴァイの姐御に捕まった]

 「どこ行ってたんだーい?
 ま、大方入り江だろうけどさ」

[ニコニコ……じゃないな、含みのある笑いで言ってきたから、僕はわざとそっけなく躱そうとした]

 そうですよー、だから先輩には付き合えませんからね
 「あ、やっぱあの子誘ったんだ?」
 別にそういうのじゃないですから……メロウ、陸に上がるの初めてだし

[そんな言葉を「はいはい」と受け流して姐御は笑う]

 「安心しな、無理につき合わせたりしないって
 ヒナの奴も行きたいって言うからさ、一緒にスイーツ三昧しようって」

[「あとゼーロも誘った」と聞いて心の中で手を合わせた……今回の犠牲者は奴か、南無]
(@22) 2023/03/18(Sat) 16:56:24

【見】 陸の住人 ルトリス

 にしても、そんな何人も休暇取って大丈夫なんです?
 「いいんじゃないの、特に問題があるわけじゃないしねぇ、今」

[それに、世界中に招待状がまかれたなら、他の国だって似たような物だろう
そう言う状況で何か起こせば、非難されるのはそっちの方だ]

 「アタシら、こんな事でもなきゃ他所に遊びになんか行けないんだしさ
 せっかくだから仕事忘れて楽しんだ方がいいよ」

[それはもっともだ、と思う]

 僕も楽しみますけど、それ以上にメロウに楽しんでもらわないとなー

[初めての、メロウにとっては最初で最後かもしれない陸の旅
彼女が悲しい思いをしないように守るのが僕の役目だ

そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、リヴァイの姐御は意味ありげに笑っていた**]
(@23) 2023/03/18(Sat) 16:57:43

【人】 女王 アン

 
[招待状を世界中に向けてばら撒いた後。
 国中至る所にティーテーブルを設置しました。

 城の庭や、湖の辺、森の入り口など。

 何処も美しい景色が望めますから
 温かくて美味しいお茶を
 お好きな場所で楽しんで頂けるように。

 給仕はその分大変なのですけれど
 わたくし女王様なので知りませんわ。

 お茶会の開催中は走り回る給仕を後目に
 日傘でふわふわと飛びながら
 にこにこと来客の皆さまの様子を眺めたり
 元気にご挨拶をしに行く姿が見られる筈です。]
 
(26) 2023/03/18(Sat) 17:29:18

【人】 女王 アン

 
[勿論深い森の上を漂うこともあって。
 紅茶に注ぐミルクのように白い御髪は>>@20
 青々茂る樹々の間で良く目立ちました。]


   あら、あらあら、あらあらあら〜!


[お客様第一号かしら!
 空を漂うのをピタリと止めれば
 木の枝にドレスを引っ掛けないよう気をつけながら
 高度を落としてその方に近づこうとします。]
 
(27) 2023/03/18(Sat) 17:29:32

【人】 女王 アン

 
[地面に降りれば
 黒色ドレスの裾と薔薇色の髪が
 ふわりと拡がります。

 その手にはわたくしお手製の招待状があって。>>@21
 髪と同じ色の瞳をきらきらと輝かせて
 ミルク色の髪の方を見つめようとします。
 身長差から、見上げる形となりましょうか。]


   あなっ、貴方はどちらからいらしたのですか?
   お名前っ、お名前教えてくださるかしらっ



[わたくしとしたことが。自ら名乗ることも忘れて
 鼻息荒く問いかけてしまうのでした。
 お客様第一号。貴方にお会いするのも、
 きっとこれが初めてのことでしたから。]
 
(28) 2023/03/18(Sat) 17:30:15

【人】 女王 アン

 
[このお方はどうやってこの国、この森の中に?
 不思議の国の君主は女王が務めるのが伝統です。
 王家の女は代々魔力が強いためです。
 わたくしは国まるごと時間を止めてしまえる程の
 膨大な魔力を制御しきれていない所もあって。
 世界中の方々に来てほしい思いの強さ故か
 此処に引き寄せたのがわたくし自身の力であったとしても
 きっとよくわかっていないのでした。*]
 
(29) 2023/03/18(Sat) 17:32:32
女王 アンは、メモを貼った。
(a4) 2023/03/18(Sat) 17:38:50

【見】  逃げ出したい たまお

[女性に声>>28 をかけられたたまおは、文字通り飛び上がって驚いた。]


ミッ……、!

どっ何方さんでありんしょう…?!

[近場の木の影に飛び込んで、たまおにとっては細く便りないその幹に縋り付きながら、ギャンと吠えた。
目線は女性の胸元と足元をキョロキョロと定まらず。

質問に質問で返してしまってから、誰何されたのは己の方だったと気が付く。
三拍、四拍の沈黙を飲み込んでから、ようやく震える唇を開いた。]



あたしは……たまお、
主さんは何かご用がござりんすかっ…!
(@24) 2023/03/18(Sat) 19:36:37
 逃げ出したい たまおは、メモを貼った。
(t4) 2023/03/18(Sat) 19:41:58

到着:車掌 トーマス

【見】 車掌 トーマス

 
[それは

 在るようで 無いような
 無いようで 在るような

 とても不思議な乗り物。

 ふいに現れ
 気付けば席に座っている。]



   乗車券を拝見いたします



[買った記憶が無くとも
 どうかご安心を。]
 
(@25) 2023/03/18(Sat) 19:42:31

【見】 車掌 トーマス

 
[この列車に乗るために
 必要なのは━━━”想い”だけ。


   行きたい
   逢いたい

   逃げたい
   やり直したい ...


 その想いに
 気づいているか否かは関係なく
 乗車資格の証となって
 手に、鞄に、ポケットに。]
 
(@26) 2023/03/18(Sat) 19:43:08

【見】 車掌 トーマス

 
[その小さな紙片を受け取って、
 鋏をパチン。]



   はい、確かに



[言葉少なに
 目元を柔らかく撓めて
 歓迎の意を表しつつ、お返しする。

 切り取られたカタチが
 お客様によって異なるのは
 ”想い”に呼応しているからだろう。]
 
(@27) 2023/03/18(Sat) 19:43:53

【見】 車掌 トーマス

 
[さぁ、これで
 貴方の旅路は保証された。


 乗り合わせた他のお客様と談笑するも良し、
 景色を眺めるのも良し、
 腹拵えするも良し、
 眠って体力回復するも良し。


 ただし、
 お運びできるのは
 「鏡の国」の端から端の間、だけ。]*
 
(@28) 2023/03/18(Sat) 19:44:46

【人】 女王 アン

 
[大きな瞳をパチパチと瞬かせます。
 そして何方と訊かれて漸く、
 自らの非礼に気づいたのでした。>>@24


    嫌だわわたくしったら……!


[嬉しくて興奮してしまって、つい。
 それでも彼女は名前を教えてくれました。
 異国の響き。喋り方にも特徴があります。
 何だかそれだけでニヤニヤしてしまいました。
 今度は驚かさないよう、ゆっくりと歩み寄りますが、
 それでも退かせてしまうようなら、
 距離を詰めるのはやめておきましょう。]


    まあ、まあ、たまおさんと仰るのね!
    素敵なお名前だわ
    わたくしはアン・ロズハート
    この国の……


[にへら〜っとだらしない顔で自己紹介をはじめ
 途中でハッとします。威厳!威厳がありません!]
 
(30) 2023/03/18(Sat) 20:33:28

【人】 女王 アン

 
[コホン。]


    わたくしはこの不思議の国の女王
    見識を広げるために世界中の方々を
    お茶会に招きまし、……招いたの
    どうぞ貴方も楽しんでいらして


[きりりと表情を引き締めて続けました。
 ……御免なさい、ちょっぴり嘘をつきました。
 見識なんて高尚な目的はなく。
 ただ皆さんと楽しくお茶を飲みたいだけなんですの〜!*]
 
(31) 2023/03/18(Sat) 20:33:32

【見】 車掌 トーマス

 
[とある日、

 隣国に向かうお客様を
 風が吹いても波立たないことで有名な
 鏡面湖の畔で見送っていると


  ひらり
         ひら
      ひら  


 敬礼する右掌へ
 舞降りてくるものが。>>12
 
(@29) 2023/03/18(Sat) 20:36:09

【見】 車掌 トーマス

 
[白と黒の格子模様を返せば
 可憐なシルエットが目に止まり、]



   ………!!



[文字を視線でなぞって、息を飲む。]
 
(@30) 2023/03/18(Sat) 20:36:17

【見】 車掌 トーマス

 


   (もっと、ずっと
    遠くまで行ってみたいものだ...)



[心の奥底に
 長く燻っていた気持ちが
 ぶわりと膨れ上がっていくのが分かった。]
 
(@31) 2023/03/18(Sat) 20:36:36

【見】 車掌 トーマス

 
[どうしても抑えきれなくなって
 王城に御用のある
 お客様をお送りした際に
 お伺いを立てることにした。



  『不思議の国で開かれるお茶会に
   参加させていただければと考えております。
   国境を超えるお許しと
   しばらくの休暇を頂ければ幸いです。』



 口下手の為、書状にしたためて
 城壁のふたりに託せば、]
 
(@32) 2023/03/18(Sat) 20:36:53

【見】 車掌 トーマス

 
[驚くほどあっさり許可が下りた。

 日頃の仕事ぶりへの労いと
 楽しんでくるようにとのお心遣いの文字が



 己と共に、走り出す。]
 
(@33) 2023/03/18(Sat) 20:37:04

【見】 車掌 トーマス

 
[鏡のように磨かれた銀色の車体が
 雲を映し
 空に溶ける。

 城下町の煌めく尖塔を
 青く広い大海原を
 感嘆の汽笛を上げながら飛び越えて

 役目を終えた鏡の欠片が
 散らばったような
 夜を駆け抜け

 走る 走る 走る 走る 走る……!]**
 
(@34) 2023/03/18(Sat) 20:37:20
女王 アンは、メモを貼った。
(a5) 2023/03/18(Sat) 21:01:58

車掌 トーマスは、メモを貼った。
(t5) 2023/03/18(Sat) 21:14:31

【見】  逃げ出したい たまお

[不用意に近づいてこない様子>>30を見て、たまおはホッと息を吐いた。]


アン…ロズハート……


[聞こえた名前を復唱しつつも、まだ木の影から出られない。
ただほんの少しだけ、指に入った力が抜けていた。
そして細めた目のまつ毛の裏から、じいっとアンを見つめた。


随分と小さいお人でありんすな
美しくはござんせんが、これほどであれば可愛らし]




招いた…、主さんがかえ?

それは、じゃあ……ッこれ!


[たまおはカードを突き付けるように見せた。
アンが世界へ蒔いた時よりも、若干ヨレてしまった招待状。
プルプル震える指先は、万が一この宝物を奪われないようにと直ぐに引っ込めてしまう。]
(@35) 2023/03/18(Sat) 21:17:20

【見】  逃げ出したい たまお

あたしもこれを……貰った?
受け取ったんだよ

だから……っあたしも…
えと…


[行っても良いのかい?と、聞こうとして、思い直す。
彼女は既に答えをくれていたからだ。

───貴方も楽しんでいらして

それなら、たまおも既に招待客だ。]


連れてって…?

[そう言って、カードを握りしめていない方の手を、そろりとアンに差し出した。]*
(@36) 2023/03/18(Sat) 21:17:42
 逃げ出したい たまおは、メモを貼った。
(t6) 2023/03/18(Sat) 21:23:32

到着:夢渡り アルレシャ

【人】 夢渡り アルレシャ




[  ――巡る            

     ――渡る  ]



 
(32) 2023/03/18(Sat) 21:51:26

【人】 夢渡り アルレシャ




[    
色鮮やかな世界を
          

    
モノクロな世界を
  

     
黒く染められたような恐ろしい世界を
                

  
幸せなのに哀しい世界を
 ]




 
(33) 2023/03/18(Sat) 21:53:10

【人】 夢渡り アルレシャ




[ ――夢と呼ばれる世界を             

    渡る……巡る……。 

 私は、夢の傍観者。                

    私は、夢の異方者。 ]




  
(34) 2023/03/18(Sat) 21:53:50

【人】 夢渡り アルレシャ




[ 誰も私が自分の夢に誰かがここにいるなんて思わない。       

でも

  もし、気づく人がいたら?                       

              ――それは、きっと… ]




  
(35) 2023/03/18(Sat) 21:54:57

【人】 夢渡り アルレシャ

― とある宿の一室 ―

……見た?

[問いかけると、同じ部屋にいる二人も神妙な顔で頷く。
見たと…。]

そっちは何色だったの?
私は、灰色。

[明るい色、寒々とした色と、それぞれ告げられる。

今いるのは、不思議の国にほど近い、色彩の国と呼ばれる国にある街のとある宿の一室。
この宿に滞在して数日。
夢渡りの中に、必ず一つはある夢…お茶会の夢。
普通には、無い現象であるから、これはある意味問題である。
そしてその原因も解っている。

不思議の国…15時で止まってしまった国のおはなし。
今いる場所は、不思議の国に近いからこそ入る情報かもしれない。

15時で止まったという事は、夜の訪れないという事。
それは、夢を見る人の時間が解りにくいという事。
これは夢を渡るものにとっては忌々しき事態…修行の旅に支障が出るという事。]
(36) 2023/03/18(Sat) 21:55:36

【人】 夢渡り アルレシャ

[一人が口を開く。
不思議の国に誰かが行くべきと。

その瞬間、自分ともう一人に緊張が走る。

不思議の国に訪れるという事は、夢渡りの難易度が上がるという事。
成功すれば、栄光。失敗すれば…。]

そうね。なら訪れるのは…。

[言い出しっぺにしようと提案するつもりだったのに、籤にしようとかぶせられる。
一人は見ているだけ、しばらくにらみ合いが続いたが、籤をすることになる。

――結果は、赤い印がある人が行くこと。
それを引いたの私である。
逃れた二人は、気楽そうに頑張ってなんて言うが、自分はそれだ頃ではない。
赤い印を見つめて、籤を持つ手には力がこもり震えてしまう]

ええ、ええ、解った。解ったわ。
私が行く。行きますよ。
いい、あんたたち、これで私がちゃんと解決したら、私にひざまずきなさいよね。

[いう自分も、言われる二人も、それが難しい事は解っている。
どうすればいいのかなんて、解決の糸口もないから。
だから良いよなんて気軽に返事をされる。]
(37) 2023/03/18(Sat) 21:56:03

【人】 夢渡り アルレシャ

まずは1週間…何かあれば連絡をする。
それ以後はおいおい、しばらくここにいてよ。解っているわね。

[これからの方針、ここから出ていかないという約束を取り付ける。
何があれば、こいの脅しも含ませて。]

じゃ、私はまず、灰色の夢の人のところに行ってくるわ。
何か悩んでいるだろうし、話が聞けるかもしれないしね。

[決まったら、行動あるのみ。
灰色の夢…たぶんあれは、通りにあるお菓子屋さんのおかみさんの夢だったはず。
お菓子を買うついでに、覗きに行くことにした*]
(38) 2023/03/18(Sat) 21:56:22
夢渡り アルレシャは、メモを貼った。
(a6) 2023/03/18(Sat) 22:00:19

【人】 人魚 メロウ

[住処に戻って必要になりそうなものを小さなポシェットに入れていく
サンゴや白蝶貝の髪飾りは、いざとなったらお金のかわりになりそうだ]

 綺麗な貝殻って、外の人に人気があるのよね
 真珠やサンゴも……それと、螺鈿細工に使うのは何だったかしら?

[どれもこの国の貴重な輸出品だ
そういうものを海底から拾ってくるのは私たち海の民の仕事]

 これでいいかしら……
 陸に上がるなら服も必要かもだけど、さすがに持ってないし……
 そのあたりは相談してみましょ

[小物を詰めたポシェットをかけて住処を出て
ばば様の待つ館に戻りましょう]
(39) 2023/03/18(Sat) 22:26:53

【人】 人魚 メロウ

 来たわよ、ばば様ー

[待合場所で声を掛けたらばば様はすぐに出てきてくれた]

 「お帰り、用意はできてるよ
 でもその前に相談して細かい調整しないとね」

[おいで、と言って水際に椅子が用意された
水の中から椅子へと移ると、椅子が動いて部屋の奥まで運ばれて
「昔からある魔法の椅子」って説明してくれた後で、いくつかの質問に答えることになった]

 「それで、人とそっくりにするかい?
 それとも、人魚の面影を少し残すかい?」

[それが最後の質問
私は少し考えてこう答えたの]

 少しだけ残しておきたいわ
 だって、その方が何かのきっかけになりそうだもの

[不安はあったけれど、その方がいいって思ったの]
(40) 2023/03/18(Sat) 22:28:29

【人】 人魚 メロウ

 「そうかい、それじゃそうしよう……ちょっとお待ちよ」

[そう言って、傍らの机の上にあった器に何やら加えると呪文を唱えかき混ぜた
不思議な匂いが鼻をくすぐって、ほんの少しだけ世界が揺れた]

 「さてできた、お前さんのための特別な奴だ
 危ないからこっちの寝台にお上がり」

[言われるままに椅子から寝台へ移ると器を渡されて]

 これを飲めばいいの?
 「ああ、出来るだけ一気にお飲み、不味いからね
 そしたら眠くなるからね、その間に仕上げをしておくよ」

[くん、ともう一度匂いを嗅いで、言われたとおりに一息に飲み干した]
(41) 2023/03/18(Sat) 22:30:06

【人】 人魚 メロウ

[
まっっっっずい!!

なんて思う間もなく意識が遠のく

ねえ、これ、睡魔じゃなくて、不味くて気絶 なんじゃないか し、ら?


ぱったり**]
(42) 2023/03/18(Sat) 22:32:08

【人】 女王 アン

 
[カードが突き出されて、引っ込められて。
 その間ニコニコと微笑んでいました。>>@35
 紙面の文字が理解できたか、
 最初に受け取った本人であるか、
 それらは問題ではありませんでした。
 手にしてくれた客人が実際に目の前にいる。
 日傘なしにも舞い上がってしまいそうでした。]


    あら、……はっ!


[差し出される手に最初思ったのは
 敬愛の口付けが贈られることでした。>>@36
 然し添えられた願いに違うと気づきます。
 召使はいても対等な者はいませんでしたから
 それは馴染みのない行為でした。]
 
(43) 2023/03/18(Sat) 22:52:52

【人】 女王 アン

 
[女王と手を繋ごうだなんて不敬ではないかしら。
 首をはねないといけないかしら?!
 ふと過りましたが、わたくしはその手に
 自らの小さな手を重ねて握り引き寄せます。
 まるで友人同士のような行為に
 憧れがない訳ではありませんでした。
 ……いえ、滅茶苦茶に憧れてます。
 わたくしは自分の欲望に負けたのです。]


    ふ、ふふん、今回は特別よ? どうぞこちらへっ


[浮かれる気持ちの表れのように語尾が跳ねてしまいます。
 駄目です、落ち着かないといけませんね。
 手に込める力は弱いかしら、強いかしら。
 ええん、痛くしていたらどうしましょう。
 そんなことばかり気にしながら森を抜けました。]
 
(44) 2023/03/18(Sat) 22:52:56

【人】 女王 アン

 
[樹々の間を抜けて開けた場所に出れば
 さあおかけになってと
 空席のティーテーブルを示します。]


    差し支えなければ聞かせて頂戴
    たまおさ、……たまおは
    何処から来た何をしている方なの?


[お茶が出てくるのも待たずに
 向かいの席からそう訊ねたでしょうか。
 ただもしも言いたくないことであれば
 無理に聞き出すつもりはなく。**]
 
(45) 2023/03/18(Sat) 22:53:05

【人】 女王 アン

 
  ── 回想:不思議な列車 ──

[何度も思い出す夢があります。
 いいえそもそもあれは夢だったのかしら?

 女王に即位して直ぐの頃。
 わたくしは走る箱の中で
 ガタゴトと揺られておりました。

 なぜこんな場所にいるのかも解らなければ
 乗車券、を求められて焦りますが>>@25
 安堵を与えてくれる眼差しが其処にはありました。]
 
(46) 2023/03/18(Sat) 23:39:54

【人】 女王 アン

 

    ああ……これのこと、ですね?


[いつのまにか両手の間にあった券を差し出して
 好奇心を抑えらないわたくしは
 車掌らしきその方に列車について訊ねました。

 然し乗車資格について教えて貰えても>>@26
 ピンとくることはありませんでした。
 その頃のわたくしは既に大好きなお茶会を開いて
 毎日が楽しくて仕方がないはずでしたから。]


    ……。


[ただ列車に揺られるのは悪くなく癒されるようでした。
 他の乗客はいないようでしたから
 15歳になったばかりのわたくしは年相応の幼い表情で
 返却された券を今よりも小さな掌で包み
 大事にずっとずっと握っていました。]
 
(47) 2023/03/18(Sat) 23:43:44

【人】 女王 アン

 
[……現在手元にその紙片は残っていません。
 座席に置き忘れてしまったのか。
 やはりただの夢だったのか。

 端から端まで静かに揺られていた
 わたくしの乗車券。

 きちんと見ておくべきだった気がするのです。

 切り取られたカタチはいったい
 どんなカタチだったのでしょう──……**]
 
(48) 2023/03/18(Sat) 23:44:10

【見】 逃げ出したい たまお

[小さい…!>>44

たまおの大きくなってしまった手からして、アンと手を繋ぐのは、もはや摘むと表現する方が正しい。
爪を立てないように気をつけながら、指先に少し力を入れてみる。
とてもやわい弾力があった。]

…ふふ


[アンには聞こえないくらいの音で笑みを溢した。
弾むように進む後頭部が、信じられないくらい下に見えるのだ。


まるで赤んぼうのようじゃ無いか!
外の世界の人間は、このように小さいものでおざんすか
お客と似た姿形をしていたとて、ここまで小さけりゃ怖くもあるめえよ


そんな事を思いながらも、いざアンから近づいて来られれば、子どものように泣いて逃げるのはたまおの方なのだ。]
(@37) 2023/03/19(Sun) 4:35:45

【見】 逃げ出したい たまお

[緑と茶ばかりの色彩が、ぱっと色付いた。
なるほど、お茶会とは祭のようなものなのだろう。
店でも良くこのように座敷を飾り立て、いつもより騒がしくする時期があった。
そう言う時はお客の入りも多く、たまおは辟易させられたものだ。

でも今日は、たまおがお客だ!
多分、お客ならば、意味もなく追いかけられたり汗ばんだ手でベタベタ弄られたりする事は無いだろう。

示された椅子>>45にぎこちなく腰掛け、チラリとアンを見た。]

あたしは…気が付いたらあっこの森に居たんだよ


[店から逃げてきたなんて言ったら、引き渡されてしまうだろうか?
いつもの事なら良いだろうなんて、このご機嫌な小さい人間が”お触り“を強いてくるなんて、あるだろうか?
ああ、考えてばかりじゃ呆れられてしまう!
早く喋らなきゃ!]
(@38) 2023/03/19(Sun) 4:38:12

【見】 逃げ出したい たまお

えと、あの……
『ね…
いや、えっと…
あたしは、カフェで…お客さんの相手をする仕事を…

おっかあが働いてた店に、置いてもらってるんだ
ヤな職場だよう、姉さん方は上手くやってるようだけど…

あたしはいつもダメで…
触られるのが…気持ち悪いんだ……


[何処までなら喋っても良いものか?
何せ他の仕事がどんなものか、一つとして知らなかった。]*
(@39) 2023/03/19(Sun) 4:38:49
到着:異邦の料理人 フィエ

【人】 異邦の料理人 フィエ

(10歳になる前まで住んでいた父の祖国は、とにかく食べ物がまずい事で有名だったのだと、この国に来て初めて知った。

私にとってはそうでもなかった。クランブル、ソーセージのパイ、カレー、ポリッジオートミール、フィッシュアンドチップ…
祖母の作ってくれる料理はとにかくどれも美味しかったと記憶している。
とはいえ、世間的にはお察しだろう。

イギリス料理はまずい。これはもう不文律だ。

そして、この話をするたびにリアルでもネットでもそう言われ続けるのは、私にとっては腹に据えかねることで、なんとかこの悪評を払拭する事こそ私の生きる道で、そのために飲食店を経営するならまずは喫茶店で経験積まないとな、なんて事で、あれから色々と経験も積んだわけだが………)
(49) 2023/03/19(Sun) 6:25:56

【人】 異邦の料理人 フィエ


             
   



              
ゴッ
(50) 2023/03/19(Sun) 6:30:39

【人】 異邦の料理人 フィエ



   
(これは……?)



[その招待状を見たのは、いつどこでだったか、どうしても前後の記憶が飛んでいて思い出せない。

ただ、気づけばあの頃の服装のまま、そこにいた。]
(51) 2023/03/19(Sun) 6:34:25

【人】 異邦の料理人 フィエ

ーしばらく前ー

お茶会、ですか?はあ………

[髪には紫の薔薇。胸には黒のエプロン。
何もかもあのときのままだ。
今となっては何もかも懐かしい。

みんな、アリスが目覚めるように自分達の物語を終え、それぞれの道を歩いていく。
まだなのは多分私だけ。
私には、まだやることがある。…夢は終わっていない。
ここはまだ夢の途中だ。

だから、このお茶会に招いたと思しき女王様に会えば、私の祖国の女王様に対するのと同じ挨拶をまずしよう。

つまり一礼の後、エプロンの裾をつまみ短くカーテシー。

うん、うまくできた]
(52) 2023/03/19(Sun) 6:43:14

【人】 異邦の料理人 フィエ

[何か喋りだすのは、相手に話しかけられてからだ。
確かそれがロイヤルファミリーの前での礼儀のはず。]

お初にお目にかかります、ユア・マジェスティン。

私はフィエ。フィエ・黒原=ベイカー。
……自分のお店も持たない修行中ですが、料理人の端くれです。

初めまして。私はフィエ。
フィエ・黒原=ベイカー……と申します。

招待状をいただき、気がつけばここに…
どこの国からと言われると説明が難しいのですが……とても遠い場所、になるでしょうか。
どうやって来たのかはよく覚えてない…少し記憶が飛んでいるような……

まあ、でもそれは多分些細なことです。
(53) 2023/03/19(Sun) 6:51:41

【人】 異邦の料理人 フィエ

それで、その……
私は客としてお招きいただきましたが、まだ修行中とはいっても、腕には多少自信があります。

てすから、もしよろしければ…

「私に、来客の方への料理を一つお任せいただけないでしょうか?」

前菜でもメインでも、肉でも魚でも、スープでもパスタでも、もちろんデザートでも!!

ジャンルでも食材でも食べたいものでも、とにかく何かリクエストをいただければ、一皿ずつ、私がその方のために全力でお作りいたします。
得意はイギリス料理ですが、他もなるべく、できる限り。

こういった…その、不思議の国のアリスみたいな場所に私が呼ばれたのなら、それはきっとそのためです。
…そんな気がします。

どうか、お許しをいただければ。
(54) 2023/03/19(Sun) 6:53:57

【人】 異邦の料理人 フィエ

……ところで、来客の方はどちらにいらっしゃるのでしょうか?

ここに来る途中もやけに色々な場所なテーブルがあるなとは思ったのですが、

ひょっとして招待客の方はそこら中にいらっしゃるのでしょうか…?

[だとしたらどうやってまだ見ぬ客に会いに行ったものか。そんなことを考えつつ、不思議の国の王宮で私は女王に謁見し、まずは客として思うところをお伝えさせていただいた*]
(55) 2023/03/19(Sun) 6:59:26
異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a7) 2023/03/19(Sun) 7:06:57

異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a8) 2023/03/19(Sun) 7:07:40

到着:チェシャ猫 チェシャ

【見】 チェシャ猫 チェシャ

 


   けけけけけッ



[オレ様は楽しいことが、だぁいスキ!*]
 
(@40) 2023/03/19(Sun) 8:06:02

【人】 女王 アン

 
[長い御髪、あたしという一人称、気弱そうな様子。
 たまおさんのことは女性だと認識していました。

 森を抜け改めて姿を見ると
 彼女はとても背が高く
 それまであった確信は俄かに揺らぎました。

 だけどどちらでも構いやしませんでした。

 ……いえ、もしも殿方なら、
 父以外の方と手を繋いで歩いた事実に
 わたくしの頬は薔薇色に色づいてしまったでしょう。

 意識しないようにした、
 というのが正しいかも知れません。]
 
(56) 2023/03/19(Sun) 8:24:28

【人】 女王 アン

 
[森を背景にしても目に痛くない
 クリーム色のクロスのかかったテーブル越しに
 わたくしは背筋をピンと伸ばして椅子に腰掛けて
 向かいのたまおさんが話すのを見つめます。
 気持ちは前のめりでしたがお行儀はよくしませんと。]


    気づいたら? それは驚いたわよね……


[話し方、衣装の珍しさなどから
 たまおさんが遠い異国の方であることは解ります。>>@38

 見知らぬ地に突然という経験はわたくしにもありました。
 あれは夢だったのかも知れませんけれど
 話しかけてくれたのがあの落ち着いた方でなければ
 わたくしは不安が爆発して窓や非常口から
 飛び出して逃げていたかも知れません。

 お転婆と言われるわたくしはあの方のようにはなれません。
 ですがたまおさんには心穏やかに過ごして欲しいので。
 余り驚かせたりしないようにしようと……、
 1ミリほど胸に刻みました。]
 
(57) 2023/03/19(Sun) 8:24:32

【人】 女王 アン

 
[たまおさんはお母様と同じ職をなさっていると。>>@39
 それはわたくしも! 共通項を見出して瞳が輝きます。
 然し聞かされた内容はショッキングでした。
 膝の上で揃えた指先がドレスの裾に皺を寄せます。]


    ま、まあ……っ
    カフェで働く方は、お客様からの接触に
    耐えなければならないのですか?
    そんな大変な場所だっただなんて……!


[侍女に髪や身体を洗われるのは慣れましたが
 カフェには見知らぬ人が立ち寄るのでしょう。
 わたくしは入ったことがありませんが、
 独特な社交場のようです。]
 
(58) 2023/03/19(Sun) 8:24:37

【人】 女王 アン

 
[たまおさんは触られるのがダメとのこと。
 わたくしと手を繋ぐのは大丈夫だったのかしら?
 カフェは手以上の部分に触れられる?

 ……うまく想像することもできません。]


    たまおはよく頑張っているのね
    立派だわ!
    この国の住人はみだりに触れたりしないから
    安心して心ゆくまで過ごして頂戴ね


[給仕が客人に失礼をすることはない筈ですから
 一番怪しいのはわたくしです!

 いえ、わざと人の嫌がることはしませんが
 無意識にしてしまう可能性はあります。
 何分、無鉄砲なもので……。

 今だって、テーブル越しでなければ
 両手を掴んで握りしめている勢いでしたから。

 うっかり触れてしまわないよう
 自分の両手を切断しておきましょうか?
 多分凄く痛いですけど、後でつけ直せば良いですから。]
 
(59) 2023/03/19(Sun) 8:24:42

【人】 女王 アン

 

    たまおさえ気に入ったなら
    この国に移り住んでもいいのよ
    良ければ色々と見て行ってね


[ふふ、と微笑み伝える口調は軽いもの。
 半分は冗談で、だけど半分は本気でした。

 そんな頃合いでしょうか、
 甘い香りとともに紅茶とお菓子が運ばれてきます。
 ケーキスタンドは下段の皿にサンドイッチ、
 中段にフルーツの乗ったケーキ、上段にはスコーン。

 紅茶を注いでくれた給仕が下がってから、
 どうぞ、と声をかけて自らもカップを取ります。
 スートの描かれたカップとポットは色彩の国の意匠で
 わたくしのお気に入りです。*]
 
(60) 2023/03/19(Sun) 8:25:03

【人】 女王 アン

 
  ── 回想:抜き打ち試験を実施します! ──

[しばらく前のこと。

 一箇所に留まれないことで国内では有名なわたくしですが
 その日は大人しく城内にいましたの。
 謁見を望む方がいらっしゃる気がして。

 純粋なお客様第一号はたまおさんになりますが
 その御客人はなんと、
 もてなされるのではなくもてなしたいと。>>54


    イギリス? アリス……?


[彼女の口からは理解できない言葉も飛び出しましたが
 細かいことを気にするたちではありません。

 10歳そこそこに見える少女に来客が口にするものを
 任せて良いものかと苦慮する料理長の内心も
 わたくしの気にするところではありません。]
 
(61) 2023/03/19(Sun) 9:02:12

【人】 女王 アン

 

    フィエ、貴方面白いわね
    では試験をしましょう
    貴方の一番得意な料理を一皿振る舞って見せて
    その結果によって許可を出します

    女王を満足させるのは容易ではなくてよ?


[挑発めいたことを言いますが
 この女王は割とちょろいことで有名です。
 結果を先に申し上げると、
 彼女は望むポジションを得られたのでしょう。]
 
(62) 2023/03/19(Sun) 9:02:32

【人】 女王 アン

 

    ええ、招待状はたっくさんばら撒きましたから
    そのうち世界中から来るはずよ

    忙しくなるわよ


[撤回して逃げ出すなら今のうちよ。
 悪戯っぽくウインクして伝えますが
 彼女がそうしない予感がわたくしの中にありました。**]
 
(63) 2023/03/19(Sun) 9:02:47

【見】 チェシャ猫 チェシャ

 
 
── 不思議の国 ちょっと前 ──



[また女王が
 面白いことを始めたっぽい。

 高笑いの練習?>>1
 昼寝から目覚めて来てみれば、
 たくさんの四角を飛ばしている真っ最中。>>12
 
(@41) 2023/03/19(Sun) 9:04:23

【見】 チェシャ猫 チェシャ

 
[王のおっちゃんの声が
 追っかけてこれないくらい高くとも>>6
 オレ様なら朝飯前。

 いや、ずっとおやつ時の今、
 この言い回しは変っちゃ変か?

 ま。細けぇことは置いといて。]



   今度はナニを
   おっぱじめるつもりなーン?



[ふんわり広がるスカートの下
 ふわふわ寝そべり
 覗き込みながら答えを待つ。

  (さて、今日の色は? っと)

 にやにやにやにや。*]
 
(@42) 2023/03/19(Sun) 9:04:27
チェシャ猫 チェシャは、メモを貼った。
(t7) 2023/03/19(Sun) 9:13:43

チェシャ猫 チェシャは、メモを貼った。
(t8) 2023/03/19(Sun) 9:17:59

【人】 女王 アン

 
  ── 閑話 ──

[所でわたくし、懺悔したいことがあります。

 全部ではなかったかしら。
 招待状のカードの何枚かには>>@15>>@30
 自分のシルエットを載せましたの。

 でも、その……少し、盛りましたの。
 いえ、正しくは、一部減らして一部盛った、でしょうか。
 あのその、出来心だったんです!]


    あう〜……
    やめておけばよかったでしょうか……


[鏡の国で作られた手鏡を覗き込んでは
 頬をつんつん、二の腕ふにふに、胸元ぺたり。

 皆さんが到着する前
 自室で自らを確認する姿がありました。

 毎日お菓子ばかり食べてるものですから
 思ったよりぷにぷにだったり
 見栄を張った部分がぺたんだったりしても
 スルーしてくださいましね……!不敬ですわよ!*]
 
(64) 2023/03/19(Sun) 9:18:02

【人】 夢渡り アルレシャ




[渡る夢は意図して赴こうとしない限りは、法則などなにもない。
ではなぜ知りえたかって。
それは数日前に訪れたから。それだけの事。]



  
(65) 2023/03/19(Sun) 9:30:26

【人】 夢渡り アルレシャ

[通りを歩き、お菓子屋へ。
外から覗いて、客の数は少ないようだから入る事に。

店内には、いろんな種類のお菓子がおかれている。
どれにしようかと、悩むように歩き、先客がはけるのを待つことに。
居なくなっても、どれにしようかと、店内をうろうろ。
なかなか決まりません。そんな風に。
あまりに決められないから、]

すいません。

[声をかければ、どうしたのかと優しそうな笑みを浮かべて返事をくれるおかみさん。]

あの、友達とお茶会をしようと話がありまして、ここのお菓子が美味しかったから、ここのお菓子を持っていこうと思ったんですけど、
どれもおいしそうで目移りをしてましったんです。
何かお薦めはありますか?

[もちろん嘘である。お茶会に不安を覚えていると思ったからこそ、わざとお茶会についての話題を出したのである。
案の定、お茶会という単語に反応したのか、わずかに顔が曇る。
それを見逃しはしないが、今は指摘もしない。
お薦めを聞きながら、それをお願いしてから]
(66) 2023/03/19(Sun) 9:30:47

【人】 夢渡り アルレシャ

あの…突然こんな事を言うのは失礼かもしれませんけど、お茶会に何か思うところがあるのですか?

[包装してもらっている間に声をかける。
突然すぎる事だが、やはりお茶会に反応をしているのが解る。]

良ければ、お話を聞かせてもらえませんか?
お茶会になぜ反応したのか…って。

[突然の事だから、訝しがられるのは仕方ない。
ここは引くべきと、すいませんと謝ろうとしたときに、おかみさんが口を開く。

曰く、不思議の国からお茶会の招待状が届いたこと。
店がある。子供がいる。そんな理由があり、頂いても伺う事が出来ない。
が、女王からのらしいから失礼になるのではという不安もあるという事だそうだ。]

『1日くらいなら、休むと言う事もできるけど、あのうわさがね…』

[15時で止まっている国。
1日とは…帰り時など解らないと不安なのかもしれない。]
(67) 2023/03/19(Sun) 9:31:10

【人】 夢渡り アルレシャ

あの、よければその招待状を譲っていただけませんか?
女王様からの招待状なんて、めったにお目にかかるものではないですし、私は珍しいものが手に入れる。
貴女は不安から解放される。

いかがですか?
あ、もちろん、お茶会から帰りましたら、どうだったかお話に伺いますから、いかがですか?

[でもね…と、揺れてはいるが、すんなり話は進まない]

ここのお菓子も一緒に持っていきますよ。
そうすれば不思議の国の人にも宣伝になりますよ。

[宣伝というのに惹かれたのか、何とか了承を得られた。
招待状と、お菓子を手に入れて、一度、二人が待つ宿に戻るのであった**]
(68) 2023/03/19(Sun) 9:31:29
到着:元魔王 ジャヤート

【見】 元魔王 ジャヤート

[――己が何のために生まれてきたのか。


それを考える必要がなかっただけ、
私は幸福だったのかもしれない]
(@43) 2023/03/19(Sun) 9:44:09

【見】 元魔王 ジャヤート

[天地開闢の頃。
生まれ落ちたそのときより、私は『魔王』だった。

人類の敵であり、億を超える魔物たちの絶対的な主。
世界を滅ぼすための終末装置。

そして、神々の愛し子たる『勇者』に討伐されるための舞台装置。

私が生まれながらの『魔王』であること。
そしてその役割に疑問を抱いたことはなかった。
否、疑問を抱く必要性もなかったというべきか。]
(@44) 2023/03/19(Sun) 9:45:09

【見】 元魔王 ジャヤート

[……生まれた時から、目に映るもの全てが敵だった。
あらゆる者が私を憎悪した。

世界とはそもそもそのように仕組まれていたし、
私自身、相手から向けられる感情をそのまま返していた。
それが本能であり、我らにとっての当然だった。

『物語』を綴るため、世界を廻すため。
私は…『魔王』は天地開闢より数千年、否、数万年のあいだ
人類への殺戮と、破滅と、そして転生を繰り返してきた]
(@45) 2023/03/19(Sun) 9:45:42

【見】 元魔王 ジャヤート

[――永きに渡るその円環を打ち砕いたのは、
たった一人の勇者の願いだった。

神々の条理を覆すことを望んだ勇者の願いを受けて、
     ―――…私は、『魔王』私自身であることを辞めた。]
(@46) 2023/03/19(Sun) 9:47:12

【見】 元魔王 ジャヤート

―― 闇の中 ――

[暗闇に、ただ一人立ち尽くす。

今の私は、嘗て『魔王』と呼ばれたモノの残滓というべきか。

記憶はある。
少なくとも人のカタチを成す程度の魔力も残っている。
とはいえ、転生はもはや叶うまい。
そのための機構は既に断ち切られている。

…さて、此処は恐らく世界の狭間。
私の知る世界の何処でもなく、
異なる世界との間に生まれた影のような処。

このまま、此処にいたならば何れこの暗闇に
我が魔力も溶けて消えていくのだろう。

それもまたよいか、なんて。
暗闇に微睡みかけたそのときだった。]
(@47) 2023/03/19(Sun) 9:48:17

【見】 元魔王 ジャヤート

[―――淡い輝きが、我が許へと近づいてくるのがみえた。

目線を向けて手繰り寄せれば、それは一枚のカード。
ひら、と裏側を捲ってみれば。
自然と、唇には笑みが浮かんでいただろう。

……招待状、とはな。
よりにもよって嘗ての『魔王』の手許に届くなど
送り主も想像などしていなかっただろうが。]
(@48) 2023/03/19(Sun) 9:49:36

【見】 元魔王 ジャヤート



(……面白い)


[これが、人の子のいう「好奇心」というものだろうか。
強すぎる好奇心は身を滅ぼすものらしいが、
生憎、色々な意味で今更惜しむようなものはない。

招待状に残る魔力を辿る。
闇に紛れ消えそうになってはいるが、それでも細く、
蜘蛛の糸のように伸びた魔力の残滓が、
私に進むべき道を示してくれていた。

―――さて、行こうか。

何れ消えゆく我が身だとしても
束の間の夢を楽しむくらいは許されるだろう?
]**
(@49) 2023/03/19(Sun) 9:50:13

【人】 異邦の料理人 フィエ

ー回想ー

[どうやら、女王様への印象は悪くはなかった>>62ご様子。試験というのも、予想通り……むしろ、得意なものでいいというのだから破格の条件でした。]

無論、見ず知らずの私がせっかくのお客様方のおもてなしをさせていただくのですから、試験も何もなしというわけにいかないのは承知していました。ありがとうございます!!

早速厨房のスペースを一部お借りさせていただきますね。

[女王様に>>62礼を言い、厨房に向かいます。料理長は不安げだったのはなんとなく見て取れましたが>>61]
(69) 2023/03/19(Sun) 9:56:56

【人】 異邦の料理人 フィエ

ご心配なく。私もこれで
24歳
、職歴もあります。
24歳です。
(大事なことなので2回言いました)

忌憚なく評価をいただければと。

[エプロンを整え、鏡の前で身だしなみを確認し、入念に手を洗う。最後ににっと鏡の前で笑ってパン!と手の甲で顔を一張り。]

よしっ!!

[気合を入れた。]
(70) 2023/03/19(Sun) 9:57:05
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。
(t9) 2023/03/19(Sun) 10:00:28

【人】 異邦の料理人 フィエ

食材は揃えていただきましょう。

小麦粉、砂糖、バター、卵、クリーム、リンゴ、トウモロコシのデンプン、何よりクリームチーズ。

小麦粉と砂糖を混ぜ合わせ、冷やしたバターをカードで米粒ほどに細かく刻み、両手で擦り合わせてそぼろ状のクランブルにします。

クリームチーズは微かに冷たい17度まで戻し、砂糖と合わせてへらで練り混ぜましょう。料理は心ですが、お菓子作りは精密作業。分量も、温度もきっちりと。

均一になったら泡だて器で練り混ぜ、室温に戻してから練ったバターを加えてさらに泡だて器で混ぜ合わせます。
さらにさらに卵と、卵黄のみを、均等になるよう数度に分けて少しずつ混ぜ加え、仕上げにトウモロコシのデンプンを。

ここまでがチーズケーキの生地。
あとは型に3分の2ほどを流し込み、レモン汁とシナモンをふって煮たざく切りのリンゴ煮を上に載せ、残りの生地を流し込み…

最後に渾身のクランブルをまんべんなく振りかけ、中温にオーブンで生地が盛り上がるまで焼けば……
(71) 2023/03/19(Sun) 10:14:23

【人】 異邦の料理人 フィエ

お待たせいたしました、女王様。

リンゴのクランブルチーズケーキでございます。


[なめらかで甘いチーズケーキ、シナモンの効いた深みの効いた甘酸っぱい大きさ食感様々な煮リンゴ、それを上から包み込むサクサクしたクランブル。
さすがにオーブンは電気でないので温度調整は少し勘が必要でしたが、ほかはこちらの道具も私のところとあまり違いはなく、困りはしなかったはず。

本当はりんごよりベリーの方が手間もかからず得意なのですが、今回はあえてリンゴを使いました。

なぜって?単なる予想ですが、女王様の料理人は、同じものを作っても、リンゴを不揃いのざく切りではなく、丁寧に均一にするでしょうからね。
でも、不揃いのほうが食感にバリエーションが出て、かえって美味しいんですよ。私なりの小技というわけです。]
(72) 2023/03/19(Sun) 10:23:58

【人】 異邦の料理人 フィエ

いかがでしょうか。

もしご満足いただけたのであれば……

[平静を装いつつ、内心はこういう方に自分の一皿を食べていただくのは初めてのもので……かなり緊張していたのですが。

許可をもらって忙しくなると言われたら、それは喜んでお受けしたことでしょう*]
(73) 2023/03/19(Sun) 10:26:23
異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a9) 2023/03/19(Sun) 10:27:08

【人】 女王 アン

 
  ── 回想:ちょっと前 ──


    ひ……っ


[聞こえてきた声にさっと青ざめます。>>@42
 招待状に施した小細工は>>64
 彼にだけは気づかれる訳にはいきません……!
 だって絶対イジられてしまいますもの。多分。

 まだその辺を漂っていたカードは
 慌てて爆速で各地に飛ばしました。

 それからわたくしは真下に狙いを定めます。
 いつもお前はそこに現れるのですから!]
 
(74) 2023/03/19(Sun) 10:39:09

【人】 女王 アン

 

    
不敬罪ーーーー!



[ハートの日傘を白銀の大釜に換えて
 首を落としにかかります。
 裁判にかけるまでもありませんわ!]
 
(75) 2023/03/19(Sun) 10:41:15

【人】 女王 アン

 
[尤も、溶けたり消えたりする彼に
 大したダメージを与えられないだろうことは
 解っていました。

 腐れ縁のお約束、茶番ってやつです。

 日傘を武器に換えてしまえば
 あとは落下するしかないのですが
 地面に叩きつけられることがないよう
 受け止めてくれるだろうとも思っています。

 それくらい気心知れた相手でした。]
 
(76) 2023/03/19(Sun) 10:42:08

【人】 女王 アン

 
[わざわざ覗かなくても白と赤しか履かないのは
 何度も見てきた貴方は知っているでしょう!*]
 
(77) 2023/03/19(Sun) 10:42:42

【見】 逃げ出したい たまお

多分、何処もそのようでござんしょう


>>58全カフェ業界者に不穏な濡れ衣を着せる事を、たまおは大真面目な顔で宣った。(カフェーならいざ知らず!)]


頑張っている、なんてはじめて言われえした…
姉さん方も店の人も、耐えろ耐えろとしか言いせん
主さんは優しい方だね


[始終コロコロと表情の変わるアン。
こんなに親身に話を聞いてくれる人は居なかった。

どんなに嫌だと訴えたって、たまおに贈られる言葉などこんなもの。
やれ「みんな我慢してるんだから」
やれ「昔は上手くやってたじゃあないか」
やれ「我儘はおよし」

事実、店で産まれ育って愛でられる事しかして来なかったたまおは、本来一歩外に出れば直ぐ飢えて死んでしまうのだろう。


移住の提案>>60に二つ返事で快諾を返せなかったのも、たまおがここでどうやって生計を立てる事が出来るのか、分からなかったからだ。
この小さなか弱そうな人間が、もっと大きく大人になってから、あたしを囲ってくれれば良いんだけど…。
そんなお願いをするほどの厚かましさは、さすがのたまおも持ち得ず。
だから、ちょっと曖昧にうなづくだけにしておいた。]
(@50) 2023/03/19(Sun) 11:02:36

【見】 元魔王 ジャヤート

―― 招待状の主へ ――

[カードから繋がる魔力を伝って、
招待状の主へ辿り着いたのは他の客人へ挨拶をしている
その合間にあたる頃合いか]


お初にお目にかかる。


[手にしたカードを、年若い女王に緩く翳してみせてから
軽く右手を自身の胸に添えて、一礼する]
(@51) 2023/03/19(Sun) 11:14:38

【見】 元魔王 ジャヤート



私は嘗て『魔王』と呼ばれた者……そうですね、
ジャヤート、と。そうお呼びいただければ幸いです。


[そもそも『魔王』に人の子のような個体名などありはしない。
だが、人の子のような個々の自我を持った群れの中で動くとき、
個を示す名を持たないと行動に差し障りがあるのもまた事実。]


本日はこのような素晴らしい催しにお招きいただき
誠に光栄に存じます。

…ああ。
先に申し上げておきますが、
今の私は世界を滅ぼしたり、命を害したり
ましてや貴女のお茶会を台無しにしたりなど致しませんよ?
そのような役割からは、今は退きましたのでね。
謂わば、隠居の身の上です。
(@52) 2023/03/19(Sun) 11:15:52

【見】 元魔王 ジャヤート

[尤も。]


願わくば、お近づきにはなりたいとは思っていますが。


[拒絶されなければ、その手をとって恭しく。
彼女の手の甲に軽く唇を寄せよう。

暗闇の中、私に異世界への道を知らせた魔力の糸の主。
歴代の勇者たちと比較しても強い魔力には、
やはり心惹かれるものがある。]
(@53) 2023/03/19(Sun) 11:16:46

【見】 元魔王 ジャヤート

[手を離して、一礼の後]


まだ、ご挨拶もお済みでないようですし、
私も一度失礼致しますね。
これからゆっくり、楽しませていただくとしますよ。


[そうして、なるべくにこやかな笑みを浮かべてみせてから
その場を後にした。

人の子とここまで長く話をすること自体久しい上に
人の子に寄せた礼儀を取ることもなかったので
そもそもこの世界の礼儀作法が私の世界のそれと同じとも限らない

これでよかったのかは、わからないが。

何れにせよ、主賓への挨拶はすませたことになるだろう。
不敬とやらがあったなら、後ででも兵が追いかけてくることだろうし]*
(@54) 2023/03/19(Sun) 11:17:57
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。
(t10) 2023/03/19(Sun) 11:21:23

【人】 夢渡り アルレシャ

― とある宿の一室 ―

[お菓子屋で情報を手に入れて、二人の元に戻ってきた。]

戻ったよ。
戻ったついでに、お茶会ばかりの夢の解釈なんだけどさー、あれ、招待状が関係してるんじゃないかなってね。

[招待状?と首をかしげる、二人。
旅人の私たちにはお目にかかる事のない品物だから、そんな噂も知らなかった。]

そう。お菓子屋のおかみさんは、この招待状が着た事で悩んでいた。

[譲ってもらった招待状を二人に見せる。
何の変哲もないようなものだが、不思議の国のお茶会への招待状では間違いない。]

他の夢も、お茶会による需要とか、招待状が着ての喜び。そして不安ってところじゃない。
どちらにしろ、お茶会がキーワードみたいよ。

[一人がお茶会かなんて言い出すから、すかさず]

だったら……

[お土産話をよろしくとさえぎられる。こいつらめぇ。と思っても許されるよね。]
(78) 2023/03/19(Sun) 11:27:15

【人】 夢渡り アルレシャ

解ってる。解ってまー――す。
私が行くのは決定。行きます。行きますよ。
でも何かあった時には、ちゃんと迎えに来てよね。

[ふてくされる。覆されないと解っていても。
自分の修行は一時中断なんだから。

胸のリボンについている緑の石に触れる。これは夢の世界から抜け出せなくなった時の道しるべになるもの。
これがあれば、一族の誰かが迎えに来る。でも現実では?
解らなくても、これしかないから。]

あー…それと、いない間にどんなところを巡ったか教えてよね。
私はどうせ、巡れないんだから。

[寝る人などいるのか解らない。もしいたら、その時はお邪魔しよう。
それぐらいは許されたいが、無いものだと初めから、覚悟をしておく。]

じゃ、お菓子を持って行ってくるわ。

[お菓子はもつの?と当たり前の質問。
普通に行けば、数日はかかるはずだから。
日持ちのするものを持っていくとしても、それでも心配になるのは解る。]
(79) 2023/03/19(Sun) 11:27:52

【人】 夢渡り アルレシャ

たぶん、この招待状に魔法がかかっているから、すぐなんじゃないかな?
と言っても、ここでどうにかしないわよ。二人を巻き込みたいのはやまやまだけど。

じゃ、行ってくるわね。イルレーラ、ウルリア。

[旅の仲間、二人に挨拶を宿を後にする。
旅の荷物と、お菓子を持って…。

宿から離れた場所まで来ると、招待状を改めてみる。
魔力を感じるから、自分の力を添えてみると――。**]
(80) 2023/03/19(Sun) 11:28:22

【見】 逃げ出したい たまお

あたしも、食べて良いのかえ…!


[目の前にケーキスタンドが置かれた時>>60、例えるならクリスマスの朝の子供のような顔を、たまおはしていた。
キラキラのケーキを指先で摘んで、ほう、と感嘆の声。]


お店であたしらは、お客が食べるような物を食べちゃいけない事になってるんだ


[いつも膳に乗った、良い匂いの輝く何か(食べ物の名前はあまり知らない、知っても食べられないなら毒にしかならないだろう。)が嬉しそうな客の口に吸い込まれていく様を、隅の方から眺めるだけだった。

給仕に混じって、異邦の料理人は来ていただろうか?
居たなら控えめに声をかけてこう伝えた。]


あの…あたし、おむらいすと言うのが食べてみたいんだ
小さい頃、つまみ食いしようとして酷く叱られた事がござんす
きっとで物凄く美味しい物で、高級品かもしれない…
分かったらで構わないよ*
(@55) 2023/03/19(Sun) 11:29:21

【人】 女王 アン

 
  ── 回想:抜き打ち試験 ──

[何年も15時のお茶会が続いている不思議の国。
 わたくしは眠くなったら寝ますが
 わたくしが起きている限り厨房は稼働しています。
 調子が良ければ三徹することもあります。

 それらが一部の方々に与えている影響に
 わたくしは未だ気づいておりません。>>36

 不規則と高稼働のために過労で倒れるものは少なくなく
 料理長は床で死んだように寝ていた仲間を
 別の部屋に移してからフィエを厨房に通しました。

 そして手際よく精密な働きをする彼女に────、
 第一印象とは真逆の感想を持ったことでしょう。]
 
(81) 2023/03/19(Sun) 11:39:56

【人】 女王 アン

 

    ……? み、みんな見てるわ……
    ほ、ほら、貴方たちもお食べなさい
    試験は一切れで大丈夫ですから


[すっかり頼もしい戦力を見つけた気持ちで
 あわよくば世界中からの来客が終わった後も
 帰したくない……逃してはいけない……。
 料理人たちの病的な眼差しに刺されながら
 フォークを手に取ります。なんて良い香り。]
 
(82) 2023/03/19(Sun) 11:40:01

【人】 女王 アン

 
[ひと口。またひと口とフォークを運びます。]


    …………まあ。まあ、まあ。……はぁ


[そうして皿をあけたあとにほぅと息を吐きました。
 食レポのお仕事はわたくしには務まりませんわね。]


    ああ、ええ、ええ、是非お願いするわ
    フィエ、貴方ってすごいのね


[それから思い出したように合格を告げました。>>36
 周囲がどっと湧いたのは言うまでもありません。*]
 
(83) 2023/03/19(Sun) 11:40:07

【人】 異邦の料理人 フィエ

ー回想ー

[どうやら、私の渾身の一皿はお気に召していただけたご様子。

思いの外熱心に食べていただけたようで、許可をいただいた折には>>63ほっと胸をなでおろしました。]

ありがとうございます!!
それでは、お茶会でここにお招きいただいている間、存分に腕を振るわせていただきます。

[そうして、私は客でありながら、女王様に招かれたお客様方に、お望みの一皿を振る舞う役を射止めました。

前菜、スープ、肉、魚、もちろんデザートまで。
食べたいものは食材でも、甘い辛い程度にふわっとしたものでも、もちろん具体的なメニューでも。

注文は全て承りましょう。
一つずつ、あなたのためにお作りします。]
(84) 2023/03/19(Sun) 12:15:42

【人】 異邦の料理人 フィエ

[以上のこと、異邦の料理人のことは、物珍しさもあって、名前とともにお茶会にいらっしゃったお客様方に知れ渡ることでしょう。]

(しかし…… これだけ大きなお茶会にしては、厨房の中が慌ただしそうな割に、料理人が少ないのが気にはなりました>>61が……

それは私の預かり知るところではないのです。きっと)
(85) 2023/03/19(Sun) 12:18:29

【人】 異邦の料理人 フィエ

ー現在ー

[ということで、しばらくは王宮でこちらの食材や道具についてあれこれ見ていました。どうやら、やはり私のいた場所と概ね同じ…というか、メニューの名前もあまり変わりはしない様子。

なんとなくそうだろうとは理解していましたが、これでできることも増えるとうきうきしていたところ、女王様について給仕に>>60向かった先で招待客らしい方>>@55にお会いしたわけです。

スコーンやサンドイッチの中には一部だけ私が作ったものもありますが、そこはそれ。
二人の話を色々と聞いていましたが、眉が下がりました。]

喫茶店?……お触りですか。
……昔は私のいたところでも確かにそういう所もあったと聞きますが…

[大正時代頃はそういうものもあったとは聞きます。
私が昔働いていたところも、店員と客の距離は近かった気がしますが、さすがにそういうのはなかったはず…
いえ、なぜか当時のことはよく思い出せはしないのですが]
(86) 2023/03/19(Sun) 12:41:02

【人】 異邦の料理人 フィエ

[それはそれとて。
確かにリクエスト>>@55を聞きました。]

オムライス………!!
高級品と言われるとそれは……

いえ、子供から大人まで、誰でも楽しめる、確かに気分を浮立たせるごちそうの一つです。
もちろんできます。お作りします。

ただ、もしよければ少し聞かせてもらえますか。
あなたが見たオムライス…いったいどういうものだったのか。
なるべくなら、それに近づけてお作りしたいと思いますから。
それと…食べられないものがもしあれば。

[オムライスの思い出は人様々。
卵はどうだろう。薄焼きか、半熟ふわっふわのとろっとろか。
ソースは?デミグラス、ホワイト、素朴なトマトケチャップ。
わかる範囲で尋ねてみよう。

食材を聞いたのは…なんとなく
猫っぽいなこの方と思ったから
この場所は私の常識が全て通用するわけではないとなんとなく理解していたから*]
(87) 2023/03/19(Sun) 12:48:58
異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a10) 2023/03/19(Sun) 12:49:49

【人】 夢渡り アルレシャ




[   回る。廻る。                  


                  ぐるぐると――  ]



 
(88) 2023/03/19(Sun) 13:15:03

【人】 夢渡り アルレシャ

― 不思議の国、城の庭園の一角 ―

[気が付けば、庭園の一角に姿を現していた。
が、とにかくぐるぐると目が回る。
侮っていたのだ。魔法の移動というのを。]

めが、ま、わ、るぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ

[四つん這いになっていたが、そのままゴロンと横になり、目を閉じる。
城のしかも庭園の一角だとしても、何という事か。
バレたら、ただではおかないのは解っているが、とにかく今は気持ち悪い。
慣れない事をした後だから、許してもらいたい。

少しそうしていると、落ち着いてくるような。
目を開けて空を見上げてると、空の色が違う。
時間が違うのが解ってしまう。]

ほんと、一瞬だと思うのに、長くたったように見えるわね。

[二人と別れたのは、まだ午前中だった。
だけど今は、その空ではない。
一瞬なら、空の色もまだ昼に差し掛かるぐらいになるはずなのに、そうではないから、いろいろと狂いそうである。]

はぁ…。いきなりこんな状態だし、探せるのか。
ま、少しこのまま休んでから、招待状の主とか、原因とか探すか。

[誰もいないからと、独り言をつぶやく。
目が回るのがしっかり落ち着くまで、そのままここで空を見上げていよう*]
(89) 2023/03/19(Sun) 13:15:45
到着:カラス サギ

【見】 カラス サギ


[ちょっと皆とちがう色なだけ
ちょっと皆より小さいだけ
ちょっと飛ぶのが上手くないだけ

ぼくはちゃんとカラス、だけど
からかわれ、いたずらされ、仲間外れにされ

色々と疲れてしまって
仲間と別れ、常夜光の国で1人暮らしている。]
 
(@56) 2023/03/19(Sun) 13:18:11

【見】 カラス サギ


 ……皆、どうしてるんだろうな**
 
(@57) 2023/03/19(Sun) 13:18:28
夢渡り アルレシャは、メモを貼った。
(a11) 2023/03/19(Sun) 13:20:36

カラス サギは、メモを貼った。
(t11) 2023/03/19(Sun) 13:21:32

カラス サギは、メモを貼った。
(t12) 2023/03/19(Sun) 13:23:13

【人】 女王 アン

 
  ── たまおさんと ──

[優しさは女王に必要でしょうか。>>@50
 そこは課題ですが、褒められればむず痒く、
 悪い心地はしませんでした。

 曖昧でも頷きが返されればにっこり微笑みます。
 元の国にはご家族などたまおさんを
 待っている方がいるでしょう。
 簡単に承諾されないことは承知の上でした。]
 
(90) 2023/03/19(Sun) 13:51:56

【人】 女王 アン

 
[わたくしは一人で自由に文字通り飛び回っているので
 給仕を伴って移動することはありません。>>86

 たまおさんを連れて着いた席、
 真っ先に駆けつけてくれたフィエが会話に参加しても
 給仕兼お客様ですから
 特段咎めたりはしませんでした。]


    まあ、お店の方って意地悪なのねえ
    すきなものを食べさせてくれれば良いのに


[店の方の心も知らずにそう呟きました。>>@55
 それからオムライスについてやりとりする
 二人の姿を眺めていました。
 黒い髪と白い髪、コントラストが美しいです。]
 
(91) 2023/03/19(Sun) 13:53:01

【人】 女王 アン

 

    わたくしもひとつ
    ハートを描いてちょうだいね


[頃合いを見てフィエにリクエストを追加します。
 わたくしはハートの女王様ですから。*]
 
(92) 2023/03/19(Sun) 13:53:20

【人】 異邦の料理人 フィエ

ーそう言えばー

[女王様はふらっとどこかに出かけてしまわれたりするので、私がご一緒したりはしない>>91のでした。

会場はあちこちに散らばってはいるようですが、私のことを呼ばれれば多分その辺りはなんとかなることでしょう。

給仕とはいえ元々客でもあり、かなり自由に振る舞わせていただいている自覚はあります。
なので、女王様に迷惑のかからないように…とは常々気をつけておきましょう]

かしこまりました。ハートですね。お任せください!

[たまおさんと同じもの、ハートのマーク付き。
オーダーを心に留め置きました*]
(93) 2023/03/19(Sun) 15:16:45

【人】 女王 アン

 
  ── 元魔王様と ──

[お茶会には様々な方が来てくれました。
 文化も立場もそれぞれに違います。
 違いを楽しみながら挨拶を重ねていました。

 ある時は魔王を名乗る方がいらっしゃいました。>>@52
 魔王とは、物語で見るあの魔王でしょうか?
 ともあれ王とつくからには過去のものであれ
 相応の対応が必要と判断しました。]


    お初にお目にかかりますジャヤート様
    不思議の国女王
    アン・ロズハートです


[女王の身分になってからすることのなくなっていた
 カーテシーで挨拶しました。
 普段もですが身分の高い方と接するのは特に緊張します。
 お母様ならどんな相手でも卒なくこなしていたのでしょうが。]
 
(94) 2023/03/19(Sun) 15:59:42

【人】 女王 アン

 
[と、呑気に過ごすわたくしを守るように
 周囲の兵士たちがジャヤート様との間に入ります。
 彼が紳士的な表明をすればかえって
 彼らの間には緊張が走ったようでした。>>@52


    御客人に失礼ですわよ
    下がりなさい
    首を刎ねられたいの?


[他に気掛かりなこともありましたが何より……、
 彼の言葉が嘘だとは思えませんでした。]
 
(95) 2023/03/19(Sun) 15:59:47

【人】 女王 アン

 
[命懸けで守るべき存在自身から
 命を脅かす発言をされてしまえば
 兵士たちも引き下がらざるを得ません。

 いえ刎ねて暫く飾ったら
 元通り戻してあげますけども!

 ふと視界が少しだけ暗くなります。
 背の高いジャヤート様が近くに来たためでした。]


    お近づき……? ……っ


[その言葉と続く行動にフリーズしました。
 瞬間、国を覆い尽くす魔力による結界が
 炎のように揺らめくのに気づいた方はいるでしょうか。
 それはほんの一瞬のことでしたが……。

 
(96) 2023/03/19(Sun) 16:00:21

【人】 女王 アン

 
[手の甲への口付けは挨拶の一つ。
 この立場になってから受けることは
 何度かありましたが
 何度されても慣れませんでした。
 恥ずかしいし気が引けるところもあるのです。
 位が高いからという理由ではなく
 口付けは想うひとにだけして欲しいと。
 お近づきになりたいと言われはしましたが
 こんなちんちくりんに本気で仰ったとは思いません。]


    っはわわ……っ 失礼いたしました……っ
    わ、わたくしなんてダメですよ……っっ


[数拍ののち頬を薔薇色に燃やし
 慌てて手を取り戻すわたくしの仕草の方が
 よほど不敬というものでした。
 誰かわたくしの首を刎ねて下さいまし!!]
 
(97) 2023/03/19(Sun) 16:00:52

【人】 女王 アン

 

    存分に楽しんで行って下さいまし
    わたくしも後でお話したいですわ


[必死に落ち着きを取り戻して見送ります。
 方向的に前髪引かれる思いとでも言いましょうか。
 兵士に囲まれても彼が動じることはありませんでした。
 底知れなさは感じます。
 魔王だったというのも嘘ではないでしょう。
 だけど今の彼は夜風に晒される蝋燭の火のように
 不安定な存在に思えて仕方がありませんでした。*]
 
(98) 2023/03/19(Sun) 16:02:14
女王 アンは、メモを貼った。
(a12) 2023/03/19(Sun) 16:16:14

【人】 夢渡り アルレシャ

― 揺らめき>>96 ―

[それはこの国に渡った時に、起きたのか。
それともついた後、空を見た時に感じたのか。
ただ何かを感じた。

それが、何か、どうして起きたのかは、解らない。
あまりに微塵い時間ではあったが、でも何かがあったと…それだけは感じた。

それはきっと、魔力を持つだけでなく、夢を渡る為の道筋を見つける一族の特性かもしれない。]

――………。

[あれは何だったのか…、まだ回復しきらない頭で考えているのであった。*]
(99) 2023/03/19(Sun) 16:23:52

【見】 逃げ出したい たまお

[リクエストの内容に驚く料理人>>87に、首を傾げてもじもじと膝の上で手を揉んだ。
何かいけない事をしただろうか。

続く「もちろんできます」の強い肯定が無ければ、たまおは半泣きで飛び出していたかもしれない。]


どういう…?
えと…黄色くって…
まぁるくて…
赤いのがかかってたよう

食べられない物…?は…
すごく熱いとか、すごく冷たいとかは食べられないと思うよ
舌が痛くなっちまうし……

[そんなに種類がある物なのか。
大変な注文をしてしまったのかもしれない。
先ほど料理人の戸惑いもきっとで、本当は難しかったからだ。
でも、たまおは美しいので、きっとで頑張って作ってくれる筈。
悪い事をしてしまったなぁと思いながら、一度小皿に戻していたケーキを突いた。]

絵、絵柄は…
主…、あん様と同じのにするよう
そう言う雅なことは、あたしは良く分かりんせん
あん様がお好きならきっと良い物でありんしょう
(@58) 2023/03/19(Sun) 16:51:01
逃げ出したい たまおは、メモを貼った。
(t13) 2023/03/19(Sun) 16:59:09

【見】 野良犬 重房

 
泳ぎ犬かき続けて何日経ったか。
 同じ目的地を目指す船に追い抜かれたり
 空飛ぶ乗り物を見上げたりしつつも
 不思議の国らしき地にたどり着くこと叶った。

 ぶるぶるっ。
 身を振り、毛皮が吸い込んだ水を落とす。

 無論、かかりそうな位置に
 誰もいないことを確認してからするのは
 紳士の常識まなぁである。]
 
(@59) 2023/03/19(Sun) 17:25:16

【見】 野良犬 重房

 
[流石に小生であっても疲れ申した。
 四本足で歩き出す。

 通った道に足跡にくきゅうを残しながら。]
 
(@60) 2023/03/19(Sun) 17:25:21

【見】 野良犬 重房

 
[小生にも翼があれば少しは移動も楽であったか。
 否、そんな単純な話でもあるまい。

 鳥でも飛ぶのが苦手なのはいるのだから。

 小生はこの健脚に感謝しよう。]
 
(@61) 2023/03/19(Sun) 17:25:33

【見】 野良犬 重房

 

    わふっ?!


[その内に倒れているひとを見つけた。>>89
 駆け寄って確認する。
 顔色は悪いが息はしている模様。]


    
わふわふ! わふ!



[意識がないのなら目を覚まさせようと。
 或いは誰かに気づいて貰うがため鳴き声を上げた。*]
 
(@62) 2023/03/19(Sun) 17:25:51

【人】 人魚 メロウ

[きぜ……眠りに落ちてどれくらい経ったのかしら
「終わったよ」という声にゆっくり目を開けて体を起こしたの]

 …………

[恐る恐る向けた視線の先、尾鰭だったところには綺麗な二本の「脚」があった]

 「どうだい?どこか辛いところは無いかい?」

[私はすぐに首を振った、だって、だって言葉にできなかったの
綺麗な脚、その足首にはお願いした通りに小さなヒレが残ってる]

 凄い……素敵、ありがとうばば様
 「さて、それじゃ立ってごらん?
 そのままじゃ外に出られないだろう……とっておきを用意したからそのままでいるんだよ?」

[そう、水の中では胸元は隠してても尾鰭はそのままで
それをそのまま脚にしたら何もない……あ]
(100) 2023/03/19(Sun) 17:31:45

【人】 人魚 メロウ

 「大丈夫、ほぉら」

[急に恥ずかしくなって隠そうとした私を励ますようにばば様は言って
手にした布をふわりと私に巻き付けた、すると]

 ……わぁ……ばば様、これ……

[私に触れたとたん布はその姿を変えたの
胸元を緩く包む尾鰭と同じ色、そうして腰から下も同じ色の布が包み込んだ
知ってる、これは「スカート」というものだ
巻きついた端を止めるのは貝殻のボタン
浜辺に寄せる波のようにふわりと裾が揺れた]

 「気に入ったかい? あぁ、気にしないでおくれ、いつもやってることさ」

[気に入った、というように何度も頷いた
そうしたら、最後にばば様は履物を出してくれた
可愛い、真珠のついた……サンダル、というのだったかしら?]
(101) 2023/03/19(Sun) 17:33:05

【人】 人魚 メロウ

 「初めてだからね、慣れるまではゆっくり歩きな
 一応、マメや靴ずれが出来ないようにしてあるけど、転ぶのは防げないからねぇ」

[サンダルは私の足にぴったりで、ひもで止めたら足首のヒレはまるで飾りのようにみえた]

 ありがとう
 そうだ、どれくらい時間が経ったのかしら?
 港で、って言われたの……時間は決めてないけれど

[まさか何日も過ぎたとかはないだろうけど]

 「大丈夫、小一時間ほどしか経ってないさ
 しかし港かい? 海から行くのとここから行くのとでは勝手が違うよ?」

[あ、そんなこと考えてなかった]

 そうね、辿り着く前に力尽きたらどうしましょ……
 「おやおや、それじゃ道案内を付けてやろう」

[そう言って一つの光の玉を呼んで私に差し出した]
(102) 2023/03/19(Sun) 17:34:25

【人】 人魚 メロウ

[これについていけばすぐに港につけるよってばば様が笑った
外に出るのもついていけばいいからと言って]

 「行っておいで」

[と肩を押してくれた]

 本当にありがとう
 いいお土産をたくさん持って帰ってくるわ、待ってて!

[そうして私は初めて自分の足で歩きだした
ふわふわと飛ぶ光を追いかけで洞窟の出口へと

しばらくして出口の光が見えて
私は大きく深呼吸をしてそこから外へと踏み出したの**]
(103) 2023/03/19(Sun) 17:35:27
野良犬 重房は、メモを貼った。
(t14) 2023/03/19(Sun) 17:36:04

【人】 夢渡り アルレシャ

[目をつぶったり、目を開けて空を見上げたり。
目が回るような気持ち悪さはだんだん落ち着いてくる。
ただ、どうしても目を閉じて、開けた時に見える空の様子が変わらない事に違和感しかない。

そしてまた目を閉じていると、犬の鳴き声が>>@62
驚いたようなのは、何かあったのか…と思うと近づいてくるよう。
あ、私のせいかと気づいたときは、生きてるというように、鳴かれた後。

目を開けてみれば、つぶらな瞳にもちもちボディの可愛いわんこがいる。]

いやぁぁぁぁ、かわいいぃぃぃぃぃぃ。
君、どこの子。ここの飼い犬?
番犬…には絶対見えないから、飼い犬?

ねぇ、ちょっとお姉さんに撫でさせてくれない?

[犬に人の言う事が解るかどうか…世の中には獣人なんているし、もしかしたらわかるかもしれない。
だから先に、確認をするが、身体を起こすと同時に、手をワキワキしてしまった。*]
(104) 2023/03/19(Sun) 17:37:46
夢渡り アルレシャは、メモを貼った。
(a13) 2023/03/19(Sun) 17:39:23

人魚 メロウは、メモを貼った。
(a14) 2023/03/19(Sun) 17:40:43

【見】 野良犬 重房

 

    わふっ!


[目を開けてくれた。>>104
 木陰にかかっていたせいで
 顔色が悪いように見えていただけなのか
 起き上がった彼女の具合はそう悪くなさそうだ。
 よかった!]
 
(@63) 2023/03/19(Sun) 18:03:59

【見】 野良犬 重房

 
[それにしても別嬪な娘さんきれーなおねーちゃんである。
 笑顔なんて天女のようだ。
 そして受けも良い。犬好きなのだろうか?
 こういう時、畜生も冥利に尽きるのである。]


    わふわふっ きゅぅん


[飼い犬か? には首を横に振り
 撫でさせて? には腹を見せて地面にごろん。
 いわゆる「へそ天」をするのであった。
 物分かりが良過ぎることを
 警戒されないかは考えてもいない。*]
 
(@64) 2023/03/19(Sun) 18:06:35

【人】 夢渡り アルレシャ

[可愛い犬の登場で、テンションが爆上がりしていたが、よかったと言うような一鳴き>>@63
に、自分がここでどうしていたのかを思い出す。
目を回して、気持ち悪くて横になっていた。
もうよくなったから、気のせいという事にするのが良いだろ。
でも、心配してくれたのは、うれしいから、ありがとうと、一撫でだけはしておく。]
(105) 2023/03/19(Sun) 18:33:53

【人】 夢渡り アルレシャ

……………。

[物分かりが良いというか、一つ一つにちゃんと反応をして、返事をしているよう。
これは、こちらの言葉をちゃんと理解している事。

可愛い動物は好き。
どんなに可愛いと思っても、旅をしている身からしたら連れ歩く事は出来ず、立ち寄った場所で見かける子を愛でるだけ。
普通の子なら、それこそもみくちゃにするが、こうも物分かりが良いと警戒してしまう。
実は獣人で――って事を。]

すごいね…君は、私の言っていることが解るんだ…。

[お腹をもみくちゃに撫でて、実はなんてあったら大変である。
だから、もみくちゃに撫でようとしていた勢いとは、打って変わって、頭だけ撫でながら見下ろしている。
ただし、目は笑っていないで――。*]
(106) 2023/03/19(Sun) 18:34:16

【人】 異邦の料理人 フィエ

おっと……

[どうやら初めて会うお客様は些か気の弱い方のようだ。
わかりますよ!飲食店の給仕って気を使いますよね!

うんうんと頷く。
しかし、そうは言ってもあまりに遠慮されるのはなんだか悪い。

なので、気合を入れるために手の甲で額をパン!と張って、半泣きにも見える感じでケーキをつっついていた彼女に一礼した]
(107) 2023/03/19(Sun) 18:52:31

【人】 異邦の料理人 フィエ

あなたは、お茶会のお客様ですよね!

でしたらようこそ!!
袖すり合うも他生の縁、ここで会ったも何かのご縁。

Even chance meetings are the result of karma.
ーーーと、申します。
私の祖国では。

黄色くて丸くて赤いのかかってて、熱すぎず冷たすぎず、食材にこだわりなし…

ここまでお聞きできれば十分です!!

ご注文承りました。お待ち下さい!
(108) 2023/03/19(Sun) 18:54:25

【人】 異邦の料理人 フィエ

[お客様に一言告げて、厨房に入ります。
王宮の厨房とお客様の居場所はなぜかつながっていて、どこからともなくお茶やお菓子が準備されるのも、そのためなのかもしれませんが……

深い原理とかそんなのは考えることもないでしょう。
鏡ならともかく、不思議の国の方のアリスはそういうお話のはずです。]
(109) 2023/03/19(Sun) 19:06:35

【人】 異邦の料理人 フィエ

ともかく、準備するもの。
細い米、卵、ハム、緑豆、ケチャップ、バター。
瓶入りのケチャップがあるのは僥倖でした。

米は細くてパサッとしたもの。
私のいた場所ではインディカ米と呼ばれていたはず。
これを鍋の沸騰したお湯に入れて煮立たせ、かき混ぜながら茹でます。
その後ザルにあげて水を切り、もう一度鍋に入れて弱火でふつふつと水分をとばし、蒸らせば炊きあがり。さすがに炊飯器はありませんからね。

その間にハムを細く切り、緑豆とともにバターで炒め、茹であがった米を加えて混ぜ合わせ、ケチャップで味を整えればケチャップライスの出来上がり。

次は卵。卵一つあたり少々の水を加えます。
意外ですか?水増しというと悪く聞こえますが、一番簡単にふわっと仕上げられるんですよ。
バターを溶かしたフライパンを強火で十分に加熱し、卵液を割り入れてニ、三回ざっとかき混ぜすぐに火を止めます。

後はさっきのケチャップライスを半分入れてフライ返しで包んでケチャップでハートマークをつければ…
(110) 2023/03/19(Sun) 19:10:23

【人】 異邦の料理人 フィエ

お待たせしました!!

ご注文のオムライスです!
熱いうちにどうぞお召し上がりください。

[外はふわふわ、中はかすかに半熟とろっと卵がバターの香るケチャップライスに絡みつく、シンプルなオムライス。

ケチャップで書くのはもちろんハートマーク。

テーブルのたまおさんと、それから女王様にも同じものを差し出しました*]
(111) 2023/03/19(Sun) 19:12:59

【見】 野良犬 重房

 
[「お姉さん」はかわいく
 撫でてくれる手が気持ちよかった。>>105

 それだけで小生の気分てんしょんも爆上がりである。
 故に意味が通じてないフリを偶には
 混えなければならないことも忘れていた。]
 
(@65) 2023/03/19(Sun) 19:13:14

【見】 野良犬 重房

 
[小生は褒められるのが好きだ。

 然し「お姉さん」のそれは>>106
 前足放しで喜んで良い
 声色ではなくなっていた。]


    わふん


[頭を撫でてくれる手は優しく
 顔は相変わらず愛らしいが

 よく見ると目が笑っていない。

 やべえ警戒されている。]
 
(@66) 2023/03/19(Sun) 19:13:18

【見】 野良犬 重房

 
[小生は別嬪な娘きれーなおねーちゃんがすきなだけの
 無害の畜生である。……たぶん。
 少なくとも取って食ったりしないのである。

 然し其れを証明する前足立てを持たぬ。

 否、無いわけではない……? が、
 あれは著しく知能が低下するので……ごにょ。]
 
(@67) 2023/03/19(Sun) 19:13:22

【見】 野良犬 重房

 
[つぶらな目で暫し見上げていると

 きゅるる〜っ と腹の虫が鳴いた。

 小生は不思議の国に辿り着いたばかり。
 道中視界に飛び込んできた魚の
 直喰いはしたが空腹である。]
 
(@68) 2023/03/19(Sun) 19:13:26

【見】 野良犬 重房

 

    わふん!


[ひと鳴きして立ち上がるとクンクン。
 匂いを頼りに四本足で歩き出すのである。]
 
(@69) 2023/03/19(Sun) 19:13:31

【見】 野良犬 重房

 

    …………


[そして数歩進んでは
 寂しげに「お姉さん」を振り返るのであった。
 怪しませてしまったのが申し訳ない。
 だが「お姉さん」が元気ならそれで良いのだ。*]
 
(@70) 2023/03/19(Sun) 19:13:36
異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a15) 2023/03/19(Sun) 19:14:01

【見】 元魔王 ジャヤート

―― 女王陛下と ――

[――そう、おそらく彼女が知る数多の『物語』の
その中の魔王の一柱が私ということになるだろう。>>94

とはいえ、それは過去の話。
無論、人の子の語る『王』と『魔王』とは異なる生き物だが
それをとやかく言うものはこの場にはいないだろう。
何れにせよ、今の我はただ一介の客人に過ぎない。

年若い女王と直に接してわかったことは。

彼女が美しく意志の強そうな眼差しと、
国の主たるに相応しい強い魔力の持ち主であること。
私にひとたび触れられて、
守護の結界を揺らしてしまうような
年相応の愛らしい気質の持ち主であること。


―――そして。]


おっと。


[彼女を守護する兵士たちがとても優秀だということ>>95]
(@71) 2023/03/19(Sun) 19:43:43

【見】 元魔王 ジャヤート

[いやはや、彼らの判断は至極正しい。

無論彼女やこの世界を害するつもりはないし、
この世界の天地に誓っていえるが
それでも『魔王』の言葉に信を置く危険性は
理解できるに越したことはない。]


恐れながら。
そう可哀そうなことをおっしゃいますな、陛下。
彼らは貴女を守護するために私を警戒しているのです。

この国の兵として、貴女を守る騎士として
とても正しい判断をした、
その行いをどうか褒めて上げてください。


[恭しく一礼を取ると共に、そう言葉を口にすれば
兵士たちの様子がなんとも言えないものに変わる。

それもそうか。
主を守るため立ちはだかったというのに
自らの主には首を刎ねると叱られ、
警戒すべき敵に庇い立てされては立つ瀬がない。]
(@72) 2023/03/19(Sun) 19:46:04

【見】 元魔王 ジャヤート

[―――それに。

彼らが私に向ける警戒や敵意、
それにほんの微かに感じる恐怖は
元居た世界で当然のように向けられたそれは

私にとっては懐かしく、寧ろ心地よささえ感じるもの。
そして、恐れを知ってなお立ちはだかる者を私は好ましく感じる。

だから、彼らが叱責されることはない。
強いて言うなら、彼らの主たる女王に
無防備に近づいた私のほうに非があるだろう。

やはり人の子の心というものは、
知識だけでは正しく理解できているとは言い難い]


此方こそ、突然に不躾なことをしました。
次は気をつけると致しましょう。


[薔薇色に染まる頬を、
内心を抑えようとするような仕草を
温かく、眩しい心地で一瞥してからその場を去るとしよう。]
(@73) 2023/03/19(Sun) 19:49:37

【見】 元魔王 ジャヤート

[―――私にとって、些か計算違いだったのは。
あの愛らしい少女の観察眼を
少し甘く見過ぎてしまったことだろうか>>98


…夜風に晒された蠟燭の火とは、
これはまた随分と的確に見抜かれていたものだ
]*
(@74) 2023/03/19(Sun) 19:50:26

【人】 女王 アン

 
  ── 森の入り口 ──


    ええ、ええ、ハートは可愛いのよ
    この形のことね


[ドレスの肩口に描かれた柄と
 胸元のペンダントを順番に指さして
 たまおさんに説明しました。>>@58

 その柄の描かれたお揃いのオムライスが
 運ばれてくれば、
 バターの香りが拡がって食欲をそそります。

 大好きな形ににっこりと微笑みました。]
 
(112) 2023/03/19(Sun) 19:53:04

【人】 女王 アン

 
[客と同じようなものを食べてはいけないと
 言われてきたたまおさんに
 食べ方がわかるでしょうか?>>@55
 これまでどんなものを食べてきたかも知りたいけど。

 たまおさんがなかなか手を付けないようであれば
 示すようにスプーンを手に取り
 ケチャップライスと卵を一口掬います。]


    たまおは熱いのが苦手なのよね?
    こうして食べると食べやすいわ


[マナーとしては良くないけれど
 ここにうるさいひとはいないでしょう。
 ふーふー、と十分に息を吹きかけて
 それから口の中に運びました。]
 
(113) 2023/03/19(Sun) 19:53:08

【人】 女王 アン

 

    〜〜おいしい。フィエの料理は最高だわ


[近くにいればこの素晴らしき料理人の方を向いて
 賛辞を送りました。*]
 
(114) 2023/03/19(Sun) 19:53:13

【人】 夢渡り アルレシャ

……。

[今のも返事だろう>>@66
これは間違いない。こちらの言葉をちゃんと解っている。
解っていて、何かやろうとしているのかと、聞かれたら、そうではないだろう。
何かしようとするなら、間抜けすぎる。
もっと、こう騙してくるものだろう。

だが、油断させといてというのもある。
どちらか判断がつかない。

つかないのに…そのつぶらな瞳で見つめられると、自分がいじめているように思えてくる。
しばしの見つめ合いのところに鳴り響く音>>@68
今のはと思うと、歩き去ろうとする>>@69
(115) 2023/03/19(Sun) 20:02:48

【人】 夢渡り アルレシャ

あ……。

[と声を上げたのと、振り返るのは同時だろうか>>@70

あ〜〜〜〜……。

[この様子を他の人が見れば、どう見ても動物虐待をしているのは私となるだろう。
だからと言って、呼び止め謝っても、繰り返しになる気がする。
つい頭をがしがしかいた後、荷物からビスケットを取り出し、]

これ…お詫び。

[と投げて届けようとする。
疑ったせめてものお詫び。呼び止めて、謝って、撫でない代わりの。
ちゃんと受け取れたかどうは――*]
(116) 2023/03/19(Sun) 20:03:06

【見】 陸の住人 ルトリス

[自宅に戻って必要になりそうなものを纏めていく
不思議の国はお茶会の時間、つまり3時で止まってるらしい
宿泊とか、夜にならないならどうなんだ?
眠くなったりしないのか?]

 船はそのまま帰りも使うから、何かあったら戻ればいいかぁ

[時間の感覚とかさっぱり見当がつかないけれど
行けば何とかなるだろうって思ってる]

 どれくらいの人が行くんだろうなぁ
 一応、船が出ることは広めてあるはずだけど

[そういうのは広報の仕事だし、こんなことは初めてだし
船がいっぱいになれば出航することには変わりないし
遅くなって乗れなかったのも困る
僕とメロウが行くことは伝えてあるから置いて行かれはしないと思うけど]
(@75) 2023/03/19(Sun) 20:09:46

【見】 陸の住人 ルトリス

[港に着くと知った顔はほとんど揃っていた
けど、メロウはまだいない
施術は上手く行ったんだろうか……気にはなるけど陸の住人の僕は「館」には立ち入れない
そもそも、何処にあるかは海の民たちの秘密なんだそうだ
だから迎えに行くこともできなくて]

 「あ、来た来たルトリス、こっちこっち」

[手を振る仲間に近寄って、メロウを見たか聞いてみるけど、やっぱりまだらしい]

 館の洞窟がどこかは知らないけど、ちゃんと来られるかな……

[施術が上手くいったとして、初めて歩くだろうメロウの足はここまで来ることができるだろうか]

 「心配かい? もし問題があるなら許可したりしないだろきっと」
 そうなんだけどさ

[メロウは見た目以上に繊細なんだ(と思ってる)、不安に足がすくんでいるかもしれない]
(@76) 2023/03/19(Sun) 20:11:14

【見】 陸の住人 ルトリス

 初めての事をするのって不安だと思うからさ……

[言いながら港のすぐそばにある岩場に小さく開いた洞窟を見遣る
あの洞窟が「館」に繋がっていればいいのに……って]

 あれ?

[僕が声をあげるとみんながその洞窟を見た
その洞窟の奥で何かが光って、それが近づいて溢れて……]

 え……? メロウ?

[光が消えた時、そこには「脚の生えた」メロウがいた
その姿に僕は見とれて、驚いて……あ、やば]
(@77) 2023/03/19(Sun) 20:12:06

【見】 陸の住人 ルトリス

[ぽわん]
(@78) 2023/03/19(Sun) 20:12:49

【見】 陸の住人 ルトリス

 うーわー

[次の瞬間、地面に転がる謎の生物の姿がありましたとさ*]
(@79) 2023/03/19(Sun) 20:13:29

【人】 人魚 メロウ

[外に出ると眩しくて一瞬目がくらんだ
それが落ち着いて、何処に出たのかと周りを見回して]

 えっ? どうして??

[そこは港のすぐ近くの岩場、ここからなら船着き場はすぐで
船を待つ人たちの姿の中に、何とか知っている顔を見つけ

て?]

 ルトリスー!?

[謎生物、もといラッコに姿を変えた幼馴染に駆け寄る
何にそんなに驚いたのかしら? 急に現れたせいかしら?]

 ちょっとルトリス、しっかりしなさいよ!

[ゆっさゆっさ、ルトリスは「やーめーてー」とじたばたしてる]
(117) 2023/03/19(Sun) 20:15:33

【人】 人魚 メロウ

 「え、メロウ、ちゃん?」

[声を掛けられて他に人がいたことに気付く
この人は知ってる、リヴァイさんだ]

 はい、お久しぶりですリヴァイさん
 「へぇ、やっぱりメロウちゃんか
 すごいねぇ、いやほんと綺麗で見事な変身じゃないか
 ルトリスもびっくりするわけだ」

[え?あ、ルトリスが驚いたの、それ?]

 ごめんルトリス……だってまさかいきなりここに出るとは思わなかったの

[謝ってラッコもといルトリスから手を離す
もう、ばば様もそういう事なら教えておいてくれればいいのに*]
(118) 2023/03/19(Sun) 20:16:52

【見】 陸の住人 ルトリス

[メロウの手が離れて少しして、やっと落ち着いて元に戻ることができた
でも、それくらいメロウは素敵になってたんだ]

 僕の方こそ驚きすぎた
 でも、思った以上の出来じゃない、その服も似合ってる

[「惚れ直したんだろ」とか言うゼーロをちょっと睨んで
改めて仲間に紹介しなおした、こうしてちゃんと会うのもそうないから
緊張していないか怖がっていないかと様子を伺って
思ったよりも落ち着いた様子なことにほっとしたんだ]

 「おーい、人が揃った、出港の用意するから乗っとくれ!」

[船の方からそう聞こえたから僕はメロウに手を差し出した
エスコートってガラじゃないけど、メロウの支えになりたくて**]
(@80) 2023/03/19(Sun) 20:18:30

【見】 野良犬 重房

 
[振り返った時に見た顔。>>116
 よくわからぬが効いているようであった。

 しめしめ。
 また会った時は膝に乗せて貰えるだろうか?
 悪いことを考える畜生である。]
 
(@81) 2023/03/19(Sun) 20:42:23

【見】 野良犬 重房

 

    
わふっ きゃんきゃん!



[何か投げられれば口でとらえて
 取れそうなくらいに尻尾を振って喜んだ。

 ありがとだわふ。*]
 
(@82) 2023/03/19(Sun) 20:42:38

【見】 逃げ出したい たまお

[ハートは可愛い。>>112
なるほど、花びらや観葉植物の葉を思わせる形は、確かに可憐な印象があるかもしれない。
既に大人のたまおには似合わないが、小さなアンにはよく似合っていた。
ほんだんすかええ、とうなづいていると、直ぐに料理は来たようだ。>>111


わぁ…!


[見た目は比較的普通のオムライスであっただろうが、綺麗な円に可愛いと教わったばかりのハートがキラキラと輝いていた。
スプーンや食べ方を甲斐甲斐しく教えてくれるアン>>113へ、コクコクと首だけで返事をする。(実際、スプーンとフォークどちらを使おうか迷っていた所だ。)

スプーンを差し入れれば卵の焼き面が裂け、その中の艶々が現れる。
たまおは声も出ない様子でスプーンいっぱいにオムライスを掬いとり、先生を真似て、ふぅ、ふぅと息を吹きかけた。]
(@83) 2023/03/19(Sun) 20:55:46

【見】 逃げ出したい たまお

[もう良いかな?食べて良いかな?
たまおはアンが食べるまでチラチラと様子を伺った。
“ふーふー”をいつ終えて良いか分からなかった為だ。

結局、大盛りのオムライスは1/3程度しか口に入らなかった。
その一口で十分、美味しさは理解できた。]


おいしい!
主さん、美味しいねえ
フェイさまと言ったかえ、こんなに美味しい物ははじめて食べたよう


[卵のまろやかさ、ケチャップの酸味、ハムの旨味、米の甘さ、そう言う物がふわっと鼻に抜ける。

たまおはもっと、鶏肉のような味を想像していたのだが、そんなものよりずっと美味しい。
この味の感想を伝えたかったのだが、ただ美味しいねえと繰り返すしか出来ない事が若干歯痒かった。

夢中になって残りを食べすすめる。
汚い食べ方では無かったが、とてもお上品とは言い難い様を、見る物はどう思っただろうか。
とは言え、何を思われてもたまおは気にしない、たまおは美しいので、マナーが無くても大丈夫なのだ。]*
(@84) 2023/03/19(Sun) 20:57:26

【人】 夢渡り アルレシャ

[ちゃんとキャッチできたようだ。
喜んでもらっているようだし>>@82
これでチャラになるだろう…たぶん。

かけていく背を見つめ、きっと犬の耳なら届くと信じて。
でもきっと、その意味を理解することはできないだろうと思っても、届けずにはいられなかった。*]
(119) 2023/03/19(Sun) 21:10:11
夢渡り アルレシャは、メモを貼った。
(a16) 2023/03/19(Sun) 21:12:01

【人】 異邦の料理人 フィエ

[まずは見た目はお気に召していただいたらしい>>@83
熱すぎないようにとはオーダーをいただいていたので、先にたまおさんの方、それから女王様の方と作ったのですが、それでもまだ熱かったかもしれません。

食べ方については女王様>>113が食器の使い方をお教えしたり、息を吹きかけて冷まして食べたり…
おそらく正式なテーブルマナーでは絶対ないでしょうが、私は咎めなどするはずはありません。女王様も咎めないなら。]

さすがですね。


[思わず声が漏れたのは、私の祖国の女王様も、フィンガーボウルの水を飲んでしまった客人に恥をかかせぬよう、自らも同じように水を飲んだという話を思い出したから。
本当かどうかは知りませんが、そういうものなのでしょう。]
(120) 2023/03/19(Sun) 21:23:49

【人】 異邦の料理人 フィエ

はい。フィエと。
喜んでいただけたのなら何よりです。
どうか、好きなだけお召し上がってください。

ふふ。これであなたともご縁ができました…でしょうか。

[初めてというのは大げさな気もしましたが、案外本当にそうなのかもしれません。本当に色々なお客がいるのだなと思えば、出逢いに心も踊るというもの。]

未熟ではありますが、お褒めくださり、ありがとうございます。

[夢中でオムライスを食べていだくた様子は、お世辞にもあまり丁寧な感じではありませんてしたが、そんなもの私が気にすることではないのです。
>>114>>@84たまおさんと女王様からの賛辞に今一度お礼を述べ]

…また何かリクエストがありましたらいつでも呼んでくださいね。

[と告げて一歩引きました。
お話があればその限りではありませんが、他の方にお会いしに行くのも悪くないだろうと*]
(121) 2023/03/19(Sun) 21:33:52

【人】 夢渡り アルレシャ

[ワンちゃん(重房)を見送り、また一人。
目が回る気持ち悪さもすっかり落ち着いたが…、無意識に左脇腹に触れてしまう。
自分が、どこに触れているのかは、すぐに気づく。
気づけば肩をすくめて、何をしているのかという風に。]

――さて…。

[お茶会に参加しに来たのではない。
この国に夜が訪れるようにと思って来たのだから。
誰でも当たり前に夢を見る時間を持つためにと――。

この国の女王だろうが、いきなり会っても、どうにもできないと思う。
ずっと15時で止まっている国だから。
だったら、まずは周りから…。この国の人だったり、参加している人だったり…。
そうすると必然的に、お茶会には参加することになる。

立ち上がると、服についた埃を払う。
さすがに寝転がって何もしないまま、お茶会の場所に行くのは失礼だろうから。

どこが場所だろうか…。
あたりを見渡しても、見えるのは見事な庭園。
これは歩いて探すしかないようだと、荷物を抱えなおして、お茶会の会場を探しに行くのであった*]
(122) 2023/03/19(Sun) 21:58:24

【見】 元魔王 ジャヤート

――女王陛下と別れてから――

[さて、何方へ向かうとしよう。
そんなことを考えながら二本の足の進むまま道を歩く。

道中、鏡はあったろうか?
なければそれとなく、大気に漂う細かな水を集めて
即席の姿見を作り出そう。

そこに映る姿がきちんと人の形を成しているのを確認すれば]
(@85) 2023/03/19(Sun) 22:04:44

【見】 元魔王 ジャヤート



……では、この状況は
『自分で蒔いた種』ということになりますね。


[緩く、横に視線を向ければ。

あの女王陛下に仕える給仕たちと、
先ほどの兵士たちによく似た者たちが
やや遠くに離れた位置からじっと此方を見ている。

先の女王との謁見が既に知れ渡っているのか、
彼ら彼女らから向けられる視線にはなんとも言えない
甘やかな怯えの色を感じ取れる。]
(@86) 2023/03/19(Sun) 22:05:16

【見】 元魔王 ジャヤート



……ここは、好い国なのですね。


[そもそも、あの膨大な魔力を
『自分の茶会のために時を止める』なんて
馬鹿げた
子供じみた目的のために使えるうえ、
何の疑いもなく他国の民を呼び寄せられる。

……なんと、平和で眩しいことか。]


ああ、これが『羨望』というものですか。


[実に興味深い。
『魔王』として、私だけで存在していた頃には
凡そ感じることのなかった想い。

此処に、我の知る『勇者』たちが居られたら
どれほどよかったろうとも思う。
名も遺らず、甘い菓子の味一つ知らずに散っていった
果敢無き命たち。]
(@87) 2023/03/19(Sun) 22:07:01

【見】 元魔王 ジャヤート




……。


[姿見代わりの水鏡を大気に消して。
代わりに空へと手を翳せば、そこから現れるは
どこかの世界ではモルフォ蝶と呼ばれるものに似た、
しかしそれよりも色彩豊かな、蝶の群れ。

―――赤、青、紫、緑、金。
それらの群れが淡い燐光を放ちながら空高く昇り、
国の彼方此方へと散っていく。]
(@88) 2023/03/19(Sun) 22:07:30

【見】 元魔王 ジャヤート



……。


[今の蝶たちは、嘗て私が屠った『勇者』たちの魂の欠片。

私を討ち取った者たちとはまた別の、
私を滅ぼすべく人間たちによって我が許へ送られ、
そして散っていった者たちが遺したもの。

あの蝶たちも何れ、純粋な魔力となって大気に散り
そしてこの世界を守るための礎として世界を巡ることだろう。
この国を気に入れば、女王の結界を守る助けとなり
他の国へと渡り、そこを気に入ればその地を守る力へ変わる。

あの者たちも、私の一部として散るよりは
この温かく眩しい世界の、
大きな流れの一部になることを望むだろう。

だから、これでよい。]
(@89) 2023/03/19(Sun) 22:08:00

【見】 元魔王 ジャヤート

[さて、そうして歩いていれば。
やってきたのは、城の中にある庭園の一角。]


……おや。


[一見、犬と少女が戯れている様子を
少し離れたところから微笑ましく見守っていたが
ころころとした犬が駆けていき>>@82
次いで少女がどこか覚束ない様子で歩き始めれば>>122]


どうしたのですか、お嬢さん?


[背後からそっと、声をかけてみようか]*
(@90) 2023/03/19(Sun) 22:09:02
村の設定が変更されました。

【人】 夢渡り アルレシャ

きゃっ…。

[ワンちゃんを見送った後、誰もいないと思っていたから、突然声をかけられた事に驚いてしまう。>>@90
驚きで短い悲鳴を上げ、振り返り、背の高い男の人を見上げる。

いつから――。どこから――。
全く気付かなかった。
もしかしたら、ワンちゃんだけに届くと思い囁いた言葉]
(123) 2023/03/19(Sun) 22:24:25

【人】 人魚 メロウ

[船が出る用意ができたと声が聞こえた
ルトリスが差し出してくれた手に捕まって一緒に歩く
一人で洞窟を歩いていた時より足が軽く感じるのは何故かしら]

 船に乗るなんて思わなかったわ

[追いかけて泳いだことはあるけど、こうしてみる船はなんだか別の物みたい
みんなと一緒に甲板に出て海を見る]

 わ……すごい、陸の人はこんな風に海を見てるのね

[どこまでも続く海原
海の中にいて海は広いっていうのは当たり前だと思ってたけど
それとはまったく違う、広い広い海

ボー、と出航を知らせる汽笛が鳴る
びっくりしてギュっとルトリスの手を掴んだ]
(124) 2023/03/19(Sun) 22:25:12

【人】 夢渡り アルレシャ

[それもこの人にも届いていたのかもしれない。
いや、もし届いていたとしても、意味など通じるものではないと思い、気を取り直すようににっこり笑いかける]

ごめんなさい。誰もいないと思っていたから、驚いちゃった。

[まずは謝罪。そして、笑いかけたまま相手を観察してしまう。]

貴方は、この国の人?
それとも、お茶会に参加して長い人かしら。
もし、そうなら、お茶会やこの国の事を教えて欲しいの。

[せっかく声をかけてくれたのだから、少しでも情報を得ようと…。
そしてどんな人なのかと、じっと見つめてしまう*]
(125) 2023/03/19(Sun) 22:25:17

【人】 人魚 メロウ

 わぁ……

[海原を滑るように動き出す船、風に髪がなびくのも新鮮で
私は初めての船をとても楽しんでいた]

 不思議の国へはどれくらいで着くのかしら?

[問いかけると、そういう事には詳しい筈のみんなが口々に「わからない」っていう
何でも、不思議の国というだけあって航路まで不思議で
「気が付いたらついていた」とか、「嵐にあって航路を見失ったのに不思議な力で引き寄せられた」とか
とにかく毎回違うんだという]

 それじゃ大丈夫なの今回?
 「それは大丈夫じゃないかな、今回は招待されてるんだし」

[きっと今回は上手くいく方だよ、ってゼーロさんが笑う
お茶会に行く船が辿り着けない、なんて、あの女王様が嫌がるだろうって

そんなことを言っていたら、周囲の海に霧が立ち込めた*]
(126) 2023/03/19(Sun) 22:26:26

【見】 陸の住人 ルトリス

[初めての船に目を輝かせるメロウを見て、僕は不思議の国の女王に感謝した
きっとこんなことがなければ、彼女は海の中しか知らないままだっただろうから
不安なのかキュッと掴んでくる手を握り返す、大丈夫だよって]

 天気が荒れなきゃいいんだけどなー

[不思議の国への航路については僕も聞いていた
だけど、僕も大丈夫だろうって思ってた]

 あれ、さっきまでいい天気だったのに

[気温が変化したわけでもないのに霧が出て来た
ざわざわする乗客の中で、誰かが「あぁ、やっぱり来た」って嬉しそうに言った
この霧はすぐ晴れるって、そしてそうしたら]
(@91) 2023/03/19(Sun) 22:27:52

【見】 陸の住人 ルトリス

 え、陸……って、あれ

[霧が晴れたなら目の前になぜか
不思議の国の港が見えていた*]
(@92) 2023/03/19(Sun) 22:28:28

【人】 人魚 メロウ

[霧はあっという間に晴れた
海の天気は変わりやすい、それは知っていたけれどこれは不思議な変化で]

 陸? さっきまで海だったのに

[誰かが不思議の国だって言ったから、私はじっとその影を見つめたの]

 あれが不思議の国なのね……

[遠くからでも海原の国とは違うのがわかる
船員さんたちが慌しく動いているのが見える

初めての異国に降り立つまで、あともう少し**]
(127) 2023/03/19(Sun) 22:30:02

【見】 カラス サギ


[常夜光の国、夜しかない国。
夜行性じゃない鳥には辛い国…と、思われたりするけど
人間に思われてる(らしい)よりも全然平気なんだ。

昼間と比べたらもちろん見辛い
でもその気になれば普通に動ける程度には見えてる。
この国に限って言えば、真っ暗じゃないおかげもある。
それでも夜に動き回らないのは、危ないから。
仲間のカラスも、夜に飛び回るのは1羽もいなかった。

だからぼくはこの国に来た、1年くらい前に。
仲間は色んな国を飛び回ってるけど
この国にだけは行こうとしなかったし、今も来ないから。]
 
(@93) 2023/03/19(Sun) 22:55:49

【人】 女王 アン

 
[美味しいものを従業員には食べさせないだなんて
 カフェとは酷い店だわ。
 風評被害は留まるところを知りません。]


    フィエが作るものはみんなおいしいの
    さっき食べてたケーキも
    彼女のお手製なんだから

    
[自分は何もしていない癖に
 鼻高々に紹介してしまいます。>>@84
 彼女はすっかり看板料理人になっていましたから。

 それにしてもたまおさんの喜びぶりときたら
 こちらまで嬉しくなってきます。

 元来堅苦しいのが苦手なわたくしには
 美味しくて落ち着いてられないと
 言わんばかりの食べ方は寧ろ好ましいもので。

 こちらも負けじとスプーンを動かすのでした。]
 
(128) 2023/03/19(Sun) 22:56:26

【人】 女王 アン

 

    ありがとう。思いついたら呼ぶわね


[フィエだってお客様だから自由に動いていいのです。
 時には席に着いてくれたって。
 下がる彼女をにこやかに見送り
 湯気の上がるカップに口をつけました。>>121*]
 
(129) 2023/03/19(Sun) 22:56:33

【見】 カラス サギ


[ぼくは、皆と一緒のカラスだ。
本当は仲間とねぐらで話したり寝たりもしたい。

でも、飛ぶの下手で色も違うのが混ざっては目立つって
ねぐらから出ろって突っつかれるし
黒くない部分の羽根を抜こうと引っ張られる。
本当に抜かれた羽根もあるし
噛んでくしゃくしゃにされるとか
噛み千切られた事もある。

今はもう生え変わってるから平気だけど
抜けてもすぐは生えてこないから
ますます上手く飛べなくなったし、痛かった。

歓迎されてないのに、居続ける訳にもいかなかったよね。]
 
(@94) 2023/03/19(Sun) 22:58:46
 




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