人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


一日目

村人:1名、囁き狂人:8名、人狼:1名

【人】 クルージング会社会長 枯野 宗太郎

Bon Voyage!
(0) 2020/07/12(Sun) 0:00:01

【人】 クルージング会社会長夫人 枯野 しのぶ

みなさま、2泊3日と短いクルージングではございますが、
どうぞ思う存分この船を楽しんでくださいませ。

わたくしどもからは、以上ですの。
何かございましたら、こっそりお声をかけてくださいな。
(1) 2020/07/12(Sun) 0:00:31

【人】 花守 水葉

―船内某所―>>0:117

どのアプリです?
…ああ、それならあります。

[見せられた画面を見ると水葉も使ってる連絡アプリだった。]

そうですね。使うかどうかは別として手段は多い方がいいです。

[そう言って連絡先交換に応じる。]*
(2) 2020/07/12(Sun) 0:04:37
死刑囚 清浦 和人は、メモを貼った。
(a0) 2020/07/12(Sun) 0:05:03

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 出航間近 ─


  『それでは天野さん、良い旅を』

[妹の雪菜の方はスマホを見て
出航が近付くのを確認してから彼女は一礼をする。

お話も好きだが、だからと言って
アプローチも無ければその場を離れようとする。]
(3) 2020/07/12(Sun) 0:09:19

【人】 双子 吹雪/雪菜


  え、え……雪菜ちゃん……?

[対して姉の吹雪は見知った顔に
安心感を覚えていたからだろうか
その妹の行動には驚いて少し不安そうな顔で
天野さんの方を見る。

彼が何某か行動すれば、きっと一緒にいるだろうし。
天野さんが雪菜を呼び止めても良い。

手を振って見送るなら、妹と共にその場を離れていくだろう。]*
(4) 2020/07/12(Sun) 0:09:34

【人】 曳山 雄吾

― 船内某所 ―>>2

まあ、そういうことだ。
そう長い期間のことでもないしな。
終わったら、適当に削除でもしてくれればいい。

[費用に比すれば短いと言える日程のクルーズである>>1
 ゆえに、楽しむ術はいくらあっても足りることはないだろう。]

ではな、花守さん。良い出会いを。

[水葉へにこやかに笑いかけ、
 黒いスーツの男は手を上げて場を外すことにするのだった。]*
(5) 2020/07/12(Sun) 0:14:51

【人】 死刑囚 清浦 和人

─ 船内 ─


  極楽か、ここは。


[入り込んでみればそこは楽園のような場所だった。
食べ放題飲み放題はおろか充実した施設が使い放題。
ここが海の上ということすら忘れそうになる。]


  世の中、あるところはにある。
  というわけか。


[思わず口端が吊り上がる。
地獄の先には天国か、それとも地獄の前の天国か。
どちらにせよ、逃亡中の身には余るほどの愉しみが待っているらしい。
デッキで潮風に身を晒しながら遠ざかる陸地を不敵な笑みで見送っていた。]*
(6) 2020/07/12(Sun) 0:15:46
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a1) 2020/07/12(Sun) 0:16:55

花守 水葉は、メモを貼った。
(a2) 2020/07/12(Sun) 0:18:16

【人】 花守 水葉

―船内某所―>>5

はい、頑張りましょう。

…何をだろう。

[応援の言葉を掛けながら見送る。
…が、その後小声で自分にツッコミ。]

それより私も動かなきゃ。

[独り言を呟くと曳山が去った方向と別方向に動き出す。]*
(7) 2020/07/12(Sun) 0:21:44

【人】 涼風 梨花

― 船内にて ─

[よろけた、といっても軽い程度。>>0:118
出港に向けて船内が慌ただしくなろうとも、エンジンの
振動や音がここまで届くこともないから、
やはり一気飲みが良くなかったのだろう。

咄嗟に、傍らのクルーの腕を借りた弾みで
どくん、と鼓動まで跳ねたのも、きっとそのせい。]

 ふふ。愉しみにはしているのだけど、 ね?
 自然に──…。

 ……こんな風に?

[やはり従業員ともなれば、既に慣れたものか。
アルコール独特の香りのしないカクテルを受け取り、
助言と共に包まれる左手を見下ろし、小さく笑う。]
(8) 2020/07/12(Sun) 0:22:44

【人】 涼風 梨花

 
 ああ、背徳は蜜の味……みたいな?
 別にやましいこともないし、そうするわ。

 ありがとう、えー…と……。

[彼の方から掌が剥がれるまでそのままで、
名を呼ぶ為にネームプレートの所在を探しつつ。

緩く、上体を傾け。
些細な悪戯を仕掛けるよな顔で、ひそり、耳打ちを。]
(9) 2020/07/12(Sun) 0:25:53

【人】 涼風 梨花

 
 ……こんな感じかしら。

[先ほどの助言を早速、試みるように。
緩く首を傾げて笑ううちに、出港となるか。]*
(10) 2020/07/12(Sun) 0:31:24

【人】 曳山 雄吾

― 船内 ―

[水葉と離れてしばし、歓談する男女たちの間を遊弋する。
 やがて目に留まったのは、
 幾分憂い顔の淑女>>0:115
 クルーの制服を纏った青年>>0:118。]

 ……ほん。

[ 彼女は既婚であることがその左手から見て取れた。もっとも勇吾には、この船に乗り込む以前からその慣習を気にしたことは無かったが。もっとも、話し相手が乗員とはいえ、会話に割り込むのもためらわれはする。]

 可愛らしい、笑顔だな。

[どう声を掛けたものかな、と思ううち。
 その女性が小さく笑う>>8のが見えた。
 自然と、声が出ていた。]*
(11) 2020/07/12(Sun) 0:31:58
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a3) 2020/07/12(Sun) 0:49:57

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−船内−

 [ マティーニを受け取った彼女は
   幾分場の雰囲気にも慣れたような感じがした。>>8
   雰囲気と、ゲストの事前チェックの記憶が
   正しければ、目の前にいる女性は
   このクルーズ船を企画運営する会社の
   会長直々に予約を入れたその人物。

   しかし、そんなことは関係ない。
   クルーたちも求められれば仕事を投げ出し、
   享楽の海にダイブする。
   勿論、それは彼とて同じこと  ]

 艶やかな手をされていたので、
   つい両手で挟んでしまいました。

 そういう蜜の味は、中々こちらも味わえませんから。
 永遠の愛を誓った相手が頭によぎるといいますし。

 [ 嘘ではない。彼女の手は手入れが行き届いた、
   とても触りたくなるような肌をしていた。
   それと、大丈夫と暗に伝えるために。

   彼女の手を離そうかと思っていると、
   耳元で彼女が焚きつけてきたのだろうか。
   のるか、のらないか。

   彼はひとまず、マグネットタイプのネームプレートを
   彼女の左手の中に隠して彼女から手を離した ]
(12) 2020/07/12(Sun) 0:55:50

【人】 クルー 御子柴 詠斗


もし、私が気になるようでしたら
至る所にある電話機で
その手の中のものを読み上げてください。
すぐに、向かいます。

 [ ネームプレートにはありがたくも
   フルネームでローマ字読みが書いてある。
   つまり、電話で彼の名前を読み上げたらいい。
   そして、落とし物を渡す名目にでもできるように。

   遠回しにそう言いつつ、
   彼女が嫌がらないのであれば、
   もう少し距離を縮めて、
   彼女の誘いにのりたいところ  ]*
(13) 2020/07/12(Sun) 0:59:34
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a4) 2020/07/12(Sun) 1:01:47

涼風 梨花は、メモを貼った。
(a5) 2020/07/12(Sun) 1:15:56

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a6) 2020/07/12(Sun) 2:11:38

【人】 天野 時雨

[ ちらりとスマホに視線を移して、軽やかに
 去って行こうとする雪菜>>3
 要するに、とっとと踏ん切りをつけないお前に用はないのだ
 と言う事。
 わかりやすくて良いな、と何故か口角が上がる。
 瞬間、腹が据わった気がした。 ]


   あぁ、ごめんごめん。
   誘いも出来ずに情けない漢だろ。


[ 己の中の紳士よ、お元気で。
 そう心の中で両手を合わせてから、二人に近づいて。 ]


   二人は、別々に行動しても大丈夫なの?
   雪菜ちゃんは誰かと約束があるように見えたんだけど。
   あ、スマホ見てたからね。


[
  
もし、良かったらさ、と小さな声で落とし、
 二人の腰に両手を回してぐいと引き寄せて、 ]


   お姉ちゃん、お借りしても?


[ そう、高さの違う二人の耳にそっと囁いた。 ]*
 
(14) 2020/07/12(Sun) 7:40:23

【人】 天野 時雨


[ 腹が据わったとは言え、二人に無理強いするつもりなど
 毛頭ない。

 yesがもらえたのなら、不慣れな紳士の皮を被ったまま
 これからどうしようかと困ったように聞くだろうし、
 noが聞こえたとて別段落ち込みもせず、じゃあまたと
 ひらひらと手を振るだろう。

 メッセージアプリの連絡先の交換はしておきたいけれど。

 旅は始まったばかりなのだ。


 二人の細い身体に回した手は、いまだそのまま。
 その表情はどんなものか、と返事を待って。  ]*
(15) 2020/07/12(Sun) 8:03:32
天野 時雨は、メモを貼った。
(a7) 2020/07/12(Sun) 8:06:32

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ バーカウンター付近 ─


  『いいえ、先約は無いの。
   時間を見てみただけだから。

   姉さんだって子供じゃ無いから、大丈夫です。』

[>>14スマホを見ていたことは
時間の確認だけだと言って。

別行動については、何でも無い風に言った。

横合で、姉が不安そうな顔を向けてきたが素知らぬ顔。
今回は姉の吹雪の、失恋の為の傷心旅行兼
いろいろとそう言うことを体験してみようの会なのだ。]
(16) 2020/07/12(Sun) 9:38:03

【人】 双子 吹雪/雪菜


  ────っ、いえ、あの……!

[>>14姉の吹雪は腰に手を回され
囁かれた言葉に顔を真っ赤にして
目線を下に下げている。

どう言う意味だろうか、とは
とぼけられそうにない。

腰に回された腕におっかなびっくり手を置きながら
吹雪はどう答えようか迷っていた。

それからグラスを持っていた手で
ぐいっ、とお酒を煽り空にすると
お酒で更に赤らんだ顔で見上げ]

  …………お、お酒のせいで。
 
  よ、よく覚えてないわ。
  そんな事、言ってないと思うけど……。

[分かり辛いYesの答えだったけれど
彼には伝わるだろうか。
心配で、彼の手の辺りに自分指が所在なく触れる。]
(17) 2020/07/12(Sun) 9:38:55

【人】 双子 吹雪/雪菜

[>>15そんな様子を妹の雪菜は楽しそうに笑って見ていた。
雪菜はそのまま離れるつもりだっだけれど
天野は私の腰にも手を回している。

その様子に少し目線を上にやって考えていたが
雪菜は自分の身体を天野に軽く押し付ける。]

  『えぇ、どうぞ、お構いなく』

  『それとも、10本には腕が随分と足りないですが
   時雨さんも、男を見せてみますか?』

[それから、私は腰に回された手を取ると
自分の口元に持っていき、その手の甲にキスをした。

うっすらと口紅の跡がつく。
弧を描いた唇と、期待する瞳の色が
天野からは見えるだろう。]
(18) 2020/07/12(Sun) 9:40:29

【人】 双子 吹雪/雪菜


 ……だ、ダメよ、雪菜ちゃん……!

  雪菜ちゃん、可愛いから、その。
  いつも、ほら……。

[そんな様子を見て、姉の吹雪は
慌てた様子を見せる。

吹雪は、
自分の好きな人は
尽く妹の雪菜を好きになってしまうのを
少し根に持っていた。
そんな自分がもっと嫌いだったので
直ぐに反省するのだけど。

今回の失恋?も
恋人と別れたとかそんな話ではなく
気になっていた人に、先に好きな人が出来て
勝手に落ち込んで居ただけだったりする。
ちなみにその人が好きだと言った相手は同じ大学の
雪菜だったりするのだが。]
(19) 2020/07/12(Sun) 9:42:22

【人】 双子 吹雪/雪菜


  ご、ごめん。
  ……ダメと言うのは撤回するけど……


  天野さんは、雪菜と一緒が……いい?

[不安そうな瞳は
妹と離れるのが不安なのか
2人一緒で天野を相手するのが不安なのか。
どちらが強いかは吹雪もよく分かっていないだろう。]*
(20) 2020/07/12(Sun) 9:43:08
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a8) 2020/07/12(Sun) 9:44:24

【人】 天野 時雨

[ 片方の腕の中では真っ赤な顔で俯く吹雪が。>>17
 微かに触れた細い指に震えは感じないが、
 たいして飲んでもいない酒のせいで覚えていない、なんて。

 ふは、と笑いが溢れる。 ]


   そーか、聞き間違えたんならよかった。


[ 言いながら、腰に回した手をそっと離して、
 彼女の空になったグラスを取り、側のカウンターに置く。
 コト、と乾いた音がした。

 それから、空いた手の親指で彼女の唇を拭う。 ]


   水滴。ついてた。


[ にっ、と笑いかけた。 ]
(21) 2020/07/12(Sun) 10:20:42

【人】 天野 時雨


[ 反対側からは手を取られ、振り解かれるかと思えば
 柔らかい感触が。>>18 ]


   
  
男、かぁ。
   手、生えてこねぇかなぁ。


[ 紅い印が付いた己の手をちらと見る。
 自分の腕の中にすっぽりと収まったまま、
 さらにその密度を増してくる存外小さい身体を感じれば
 その手をまた腰に戻す。
 今度は先程より少し強く。

 それからこちらも先程より近い、もう唇がその綺麗な耳に
 触れる程の位置まで顔を近づけて。 ]


   あんまり煽らないで…俺はへたれだから。


[ へにゃりと眉尻を下げて、お手柔らかに、と
 こちらにも笑いかけた。 ]*
(22) 2020/07/12(Sun) 10:24:57

【人】 天野 時雨

[ あぁ、でも、と思い出したように、
 その不安げな瞳を捉えながら>>20。 ]


   一緒でも、一緒じゃなくても。
   俺は多分、どっちでも幸せで死ぬかも。


[ けらけらと笑って。
 但しご期待に添えず残念だったらごめん、と
 笑いながら予防線を張ることを忘れずに。 ]*
(23) 2020/07/12(Sun) 10:31:00

【人】 花守 水葉

―船内―
[歩き回りながら他の乗客達を見ると、既に雰囲気が出来上がっているところもあれば、まだ様子見してるところもあったり。
誰でもいいから声掛けるということもなく、放浪する。

異様な雰囲気の中にありながら顔色は変えずに何気なく歩き回っているようであるが、ブラウスの胸元は彼女の左手で強く握られていた。]*
(24) 2020/07/12(Sun) 10:31:24

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ バーカウンター付近 ─


  『残念ながら、人間なので手は2つです。

   ……時雨さんの薄い理性の皮を剥ぎ取ってあげたら
   どんな顔を見せてくれるのか
   ──楽しみです。』

[>>22お手柔らかに、とは言うけれど。
どうしようかな、と悪戯心が芽生える。

それに腰に回された手は
よりしっかりと掴まれて。
腕が二本でも、相手を逃さないのは出来るんですねって
心の中で小さく笑う。

雪菜の耳元に天野の口元が近づくなら
逆に雪菜の口元に、天野の横顔が近づくだろう。

ふぅ、と小さな吐息を
天野の耳に吹きかけた。]
(25) 2020/07/12(Sun) 10:57:47

【人】 双子 吹雪/雪菜


  ……ついてたかな。

[天野の指の感触が>>21
吹雪の唇からダイレクトに伝わる。

私、吹雪のリップは
妹のものよりも赤さが強い。

天野の指に僅かについた口紅を
指摘せずに、そのまま残して置こうとするのは
心が小さいだろうか。]
(26) 2020/07/12(Sun) 10:59:34

【人】 双子 吹雪/雪菜


  ……天野さん、はぐらかした。
 
(27) 2020/07/12(Sun) 11:00:01

【人】 双子 吹雪/雪菜

 
         『どっちでも、なんて。ふふ。』
 
(28) 2020/07/12(Sun) 11:00:27

【人】 双子 吹雪/雪菜

[姉の吹雪は、2人か1人か。
どちらかを言葉にして欲しかった。
頬をぷく、っと膨らませて少し不満げだったけれど
天野の服の裾を掴んで、離れようとしない。


妹の雪菜は、腰に回された手から
どちらを選んだのか感じていたから
少し上機嫌になっていた。

一緒の方が、もっと幸せに死ねますよ
なんて軽口を挟む。]
(29) 2020/07/12(Sun) 11:00:50

【人】 双子 吹雪/雪菜

 
  『ベッドも広いですから、私達の部屋に行きます?』

[手慣れた様子の妹の雪菜が
口火を切って男を誘う。]
(30) 2020/07/12(Sun) 11:01:16

【人】 双子 吹雪/雪菜



  あ、わたしは、天野さんの部屋も見て見たいかも。

[未だ普通の感性が抜けきらない
姉の吹雪は、彼の部屋の様子を知りたがる。
この豪華客船に来たことで、わくわくした好奇心を
抑えきれなかったのかも知れない。]
(31) 2020/07/12(Sun) 11:01:37

【人】 双子 吹雪/雪菜


   エスコートして?
  『エスコートして?』
      
(32) 2020/07/12(Sun) 11:02:17

【人】 双子 吹雪/雪菜



               天野さん
              『時雨さん』


[そう言って2人の姉妹は
同じように彼の身体に軽くしなだれかかった。]*
(33) 2020/07/12(Sun) 11:02:33
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a9) 2020/07/12(Sun) 11:06:45

【人】 涼風 梨花

― 船内某所 ―

 ふふ。 お上手ね。

[一気に血液を駆け巡ったアルコールは、少し時間を
置くことで気持ちを高揚させるに至った。
包まれた白指は確かに手入れにこと欠かぬもの。
慣れた口上に自然と頬が綻ぶ。

最初に遊ぶなら、彼のように事情を把握し、>>12
立場を理解した上で割り切って楽しめそうな男が
安全かもしれない。
クルーなら身元もはっきりしている。]

 永遠の愛……ね。
 そんなものあるのかどうかわからないけれど、

 きっと甘いと思うわ。

[背徳の蜜の味。
三年以上熟成させた鬱屈と欲の味はさて、如何ほどか。]
(34) 2020/07/12(Sun) 11:09:10

【人】 涼風 梨花

[ネームプレートを探す間に落とす囁き。
返った言葉に自然と、笑顔に艶が乗る。

左手に残るそれに一瞬だけ視線を落とし、
ノンアルコールのマティーニで舌を湿らせると、
もう少しだけ、彼との距離を詰め。>>13

 いつもこうして"営業"をかけてるのかしら?
 ……ほんと、お上手。

 ごちそうさま、おいしかったわ。
 後で……そうね、10分後くらいに同じものを
 部屋に届けていただける?
 今度はアルコール入りのものを。

[ゆっくり、彼の目の前でグラスを空にしたら、
わざと指先が触れるように彼へと手渡し。]
(35) 2020/07/12(Sun) 11:21:53

【人】 涼風 梨花

 
 "これ"はその時にあなたにお返ししますわ。
 ……御子柴さん。

[手元に残ったネームプレートを自身の唇に宛がい笑う。
要するに他のクルーを寄越すのは却下、という意味だが
先ほどの台詞を合わせてもきっと、伝わるだろう。

都合が悪ければこの場で断るよう言い添えて。

返事を聞いたら、それがYesでもNoでも関係なく
緩やかな足取りでその場を離れるつもり。]*
(36) 2020/07/12(Sun) 11:31:44

【人】 涼風 梨花

[通常なら、男女ふたりが通路の端で
立ち話をしていたとて通行を阻むことはないだろうが
彼のような巨躯なら、別かもしれない。>>11

 あら、ごめんなさい。お邪魔だった?
 
 ……ふふ、ありがとう。
 そういうあなたも。 とても、素敵だわ。

[御子柴との会話が一区切りした頃合、
独白めいた世辞が聞こえて、其方に顔を向け
随分と高い位置にある精悍な顔つきを見上げた。

日本人にしては広くて厚い肩幅や彫りの深い顔に
どこか異国の血を感じながらの遣り取りは
日頃から慣れている社交的なそれの域を出ないが。

スーツの下に秘められた肉の隆起を思い描かんと
するような視線は、この場で覚えた所作。]**
(37) 2020/07/12(Sun) 11:50:00
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a10) 2020/07/12(Sun) 11:52:31

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−船内−

 [ 永遠の愛が”きっと”甘い。>>34
   そんな発言をする人妻に彼自身は出会ったことがない。
   大抵の人妻が旦那もろとも参加して、
   旦那も好き、でも遊びたい。
   そう言う人ばっかりだった。

   目の前の女性は、そういうわけではないかも。
   もし、誘いがかかるなら引き出してみたい。
   美人の人妻が、わざわざこんなところに
   来てしまった理由を。  ]

  営業?さぁ、どうでしょう。
  ここに来る方々は、様々ですから。

 [ 上手、と褒められてしまった。>>35
   金を積まれたこともある。
   酒に酔って襲われる形でやったことも。
   こうやって、声をかけて
   流れでということも勿論。
   とりあえず、はぐらかしておく。   ]
(38) 2020/07/12(Sun) 12:01:51

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 彼女がマティーニをひと口ずつ
   減らしていくたびに、
   2人の距離は短くなっていく。

   少しだけ密着すると、彼女が空になったグラスを
   そっと彼の手の中に戻した。
   その時にかすかに触れた彼女の柔な指。

   グラスを戻しながら、彼女は直接オーダーを。
   ネームプレートは彼女の手の中に。
   それに口づけを落とす人妻は、
   
最高に
うつくしい

   それに、勿論答えはひとつしかない。   ]

 
(39) 2020/07/12(Sun) 12:03:24

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−船内−

 [ 久しぶりの背徳の蜜を確約することとなった彼。
   船が動く前にあるはずだったミーティングに
   参加することなく、仕事となった。
   勿論、電話はなっていた。
   バイブマナーモードのため、
   ゲストと話している時には無視を決め込む。 ]

 はいはい、御子柴。

 『どぉこほっつき歩いてんだ』

 あ、ドライマティーニを10分後にってオーダー来た。
 俺指名だから、他のやつに行かせんなよ。

 『相変わらず仕事しねぇやつ……』

 ゲストの希望には、誠心誠意応えねぇとだろ。
 ……切る。
 
 『話終わってな』

 [ 電話しながら、問題がないかとみていると、
   胸元を押さえながら歩いているゲストがいた。>>24

   もしメディカルが必要なゲストなら、
   と思って彼は女性にまた、声をかけた ]
(40) 2020/07/12(Sun) 12:18:01

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 お客様、具合の方がよろしくないのでしょうか?
 よろしければ、近くのソファにお座りになりませんか?

 [ そっと彼女の横に立って背中に手を添えながら、
   近くのソファを掌で示してみる。

   もし彼女が違う、と言えば距離を少し取ろう。
   お願い、と言われればソファまでエスコートを。 ]*
(41) 2020/07/12(Sun) 12:18:12
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a11) 2020/07/12(Sun) 12:20:03

【人】 天野 時雨


[ 理性の皮を剥ぎ取る>>25、なんて言葉が聞こえれば、 ]

   
   おー物騒だな、怖ぇぇ!


[ とニヤリと口の端を歪めてみせた。

 耳に残る、暖かい風。>>25
 また脳天が痺れるような感覚にきゅ、と眉根が寄る。

 彼女を抱く腕の力をまた少し強めて、負けじと自身の唇を
 寄せて。
 髪から耳裏を通り、白く細い頸に啄むような口付けを。


 7つも8つも年下の彼女にこうもいいように手玉に取られて
 いるのは、男としてのプライドに若干傷が付くのだが、
 不思議とさほど嫌な気もせず。 ]
(42) 2020/07/12(Sun) 12:37:33

【人】 天野 時雨

[ かと思えば反対側の吹雪は、子供のように頬を膨らませ
 己のスーツの裾を掴んでいたりして。>>29

 どっちが姉だかわからない、と呟けばまた笑いが込み上げる
 けれど、この姿は堪らなく可愛い。
 こちらはこちらで、困らせた顔が見たい、と思ってしまう。

 だからその手をそっとスーツから離させて。
 反対の手の印とは違う、やや濃い色で染まった己の指を
 絡めて、しっかりと握り込んで。
 口元に運んで口付けた。 ]
(43) 2020/07/12(Sun) 12:43:37

【人】 天野 時雨

[ 本当に姉妹?と勘繰るほど正反対の提案>>30>>31

 少し考えて。 ]


   …俺の部屋に行きませんか。
   オーナーが取ってたAランクらしい。
   

[ そう言えば、今度は重なる二つの声>>32
 両側からこれも同時によりかかる二人を感じれば>>33
 ふふ、と頷いて。 ]


   一人なら、お姫様のように運びたいところだけど。 


[ 背中を伸ばして手を軽く曲げて腰に添えて。 ]


   
  
よろこんで。


[ 二人が腕に手をかけてくれたなら、ゆっくりと歩き出す。
 あくまで部屋に入るまでは紳士の様相を崩さずに。 ]*
(44) 2020/07/12(Sun) 12:47:48
天野 時雨は、メモを貼った。
(a12) 2020/07/12(Sun) 12:50:14

【人】 花守 水葉

―船内―

え?
…あ。

[クルー(らしき人)>>41に声を掛けられて反応する。
何のことか一瞬分からなかったが、冷静になると自分がブラウスの胸元を握っていることに気付く。]

すみません、これは単なる癖でして…

[慌てて手を離しながら誤解を解く。
感情的になると無意識に何かを掴む癖。
大体は自分の手か裾に向けられるのだけど、こんな所を握っていたら傍目からは危うく見えるだろう。
自分が思った以上に期待してしまっているようである。]*
(45) 2020/07/12(Sun) 13:14:53
花守 水葉は、メモを貼った。
(a13) 2020/07/12(Sun) 13:16:39

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ バーカウンター→A室



  ────。

[妹の雪菜は首に落とされた唇を
少し目を細めて、当然のように受け止めた。

背の低い自分にキスをしてくれるのを
嬉しく思いながら、これからの事に想いを馳せた。]
(46) 2020/07/12(Sun) 13:30:25

【人】 双子 吹雪/雪菜


  ……
、わ……

[姉の吹雪は
天野の所作に驚きの表情を分かりやすく浮かべる。
指についた印は彼にしかりと認識されていたようで。

それに口を付けられれば
間接的にかわされたキスに恥ずかしげに顔を伏せた。

そっ、と自分の指が唇に向かい
先程されたように唇の上を指が撫でた。]


  分かったわ。

            『はぁい』

[2人の姉妹は、彼の提案に肯き
同じタイミングで腰に回された腕に軽く手をかけた。]
(47) 2020/07/12(Sun) 13:31:28

【人】 双子 吹雪/雪菜


 『両手に花ですか?』

[天野の部屋に向かいながら
彼の手を柔く触り、雪菜は上目遣いに見る。

悪戯のように腰に回されていた手を誘導すると
自分の胸下に軽く手の甲をぶつけさせたりして遊ぶ]
(48) 2020/07/12(Sun) 13:31:47

【人】 双子 吹雪/雪菜



  バーに通ってる時は
  こんな事になるなんて、思いもしなかったわ……。

[しかも妹と一緒に。
こんな場所に来たのだから
そういう事もあるとは思ってたけど
それが顔見知り相手だとは。

今更になって一気飲みしたツケか
少し酔いが回ってきたので
吹雪は彼の身体の方に軽く体重をかけて
腕にしっかり捕まったまま歩いている。

多少歩けば
天野がいるA室の扉が見えてくるだろうか。]*
(49) 2020/07/12(Sun) 13:32:18

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−船内−

  あぁ、それはよかった……

 [ 声をかけた参加者は、胸元を掴んでいるのは
   単なる癖だと返答する。>>45
   そんな癖がどうして出来るのか、
   不思議に思い少し距離をとって彼は話し続ける ]

 癖、ですか……
 無意識に、胸元を?
 どういうときに、そのような癖がでるのか、
 聞かせていただいても?

 [ ふむ、と一瞬頷いて先程胸元を掴んでいた
   彼女の手を取って、視線を合わせるように
   少し腰をさげて彼女に問いかけよう  ]*
(50) 2020/07/12(Sun) 13:32:22
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a14) 2020/07/12(Sun) 13:33:58

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a15) 2020/07/12(Sun) 13:46:22

【人】 天野 時雨


[ あくまで紳士を装って部屋に向かう。 ]


   あー、まじでそれ。>>48
   最近あんまいいことなかったけど、こんなことが
   あるなんてな。
   オーナーに感謝しないと。


[ 時折己の手の甲が雪菜の胸に触れるのを感じれば、
 わざとかよ、とニヤリとして。
 それでもその手をさらに押し上げれば、
 自分の中心に血液が集中しそうになるのに気付いて、
 懸命にやり過ごしながら応えた。 ]
(51) 2020/07/12(Sun) 14:05:43

【人】 曳山 雄吾

- 船内通路 -
>>37
[ 此方を見上げたのは妙齢の女性。その貌には
 清楚さと秘めた意志の強さが窺えるように思われた。
 といってこのクルーズの乗客であれば、
 今ひとつ別の何かが潜んでいるのではあろうけれど。]

 いや、邪魔は俺の方ではないかと心配してな。

 麗しいひとだと、つい歓談に見入ってしまった。
 不作法を、失礼した。

[ 初対面の相手であるゆえ恭しく辞儀をして、
 雄吾は面に何も浮かばせぬように意を留める。]
(52) 2020/07/12(Sun) 14:07:53

【人】 曳山 雄吾

[ しかし、彼女の視線が>>37己の厚い胸板か腹筋か――
 それとも他の部分だろうか――を撫でるように感じると、
 そのまま辞する気にはならなかった。]

 失礼ついでに、お名前をお聞きしても?

 俺は曳山、雄吾と言う。
 この船は初めてでね、なるべく多くの方と
 お近づきになりたいと思っているところなんだ。

[ 少し砕けた口調になって、名を伝える。
 彼女の顔を見つめた視線がふと、その左手へと移った。]*
(53) 2020/07/12(Sun) 14:08:21

【人】 天野 時雨

[ 吹雪の口から溢れる、愚痴とも不安とも取れる言葉>>49
 耳にすればこちらには、ほんとだよ、と笑いかけ。  ]


   こんな可愛い子、良く今まで手出さなかったって
   思ってるから褒めてね?


[ なんて返す。
 あれ?酒回ったか、大丈夫?と、やけにもたれかかる
 彼女をがっちりと抱きしめて。


 部屋の前までくれば、カードキーを取り出して。
 静かに中に入る。
 後ろでかちゃり、とオートロックがかかる音が
 やけに大きく聞こえた。 ]
(54) 2020/07/12(Sun) 14:09:00

【人】 天野 時雨

[ 部屋に入れば、興味深げにキョロキョロとあちこちを
 見回す吹雪が見られただろうか。
 それとも酔いが回ってそれどころではないだろうか。
 そういうことには興味が無さそうな、妹の姿も。

 ジャケットを脱ぐこともせず、まずは吹雪を、
 そして雪菜の順で、脇と膝裏に腕を差し入れて
 ふわりと抱き上げてベッドルームの前のリビングスペースに
 あるソファにそっと下ろした。

 柔らかい絨毯に膝をついて、その足元に手をやる。
 履いているのはどんな靴だったのだろうか。
 それをひとつずつ、足から外して。
 顕になった白い甲に唇を付ける。 ]
(55) 2020/07/12(Sun) 14:12:48

【人】 天野 時雨

[ 自分には、性的な拘りは特になかった。
 ただ相手が望むことであればなんだって応える。
 それが結局己の満足なのだから。

 ただ、今何故か思い出す。

 あなたは、私を求めてくれない、と言って去っていった
 女のことを。


 頭を振って、雪菜の足先からそっと唇を滑らせ這わせよう。
 左手は、吹雪と指を絡めたまま。

 あぁ、手だけじゃなく身体もふたつ要るわこれ、と唸った。]*
(56) 2020/07/12(Sun) 14:19:03

【人】 花守 水葉

―船内―

えっとですね…

[その追及>>50は予想外だったので少しだけ考え込む。]

びっくりしたり、緊張してたり、考え事してたり…そういうのがあると何か掴もうとするみたいなんですよ。

[胸元だったのは偶然ですけど…と補足しながら、例を示すように右手で自分の左腕を掴む。]
(57) 2020/07/12(Sun) 14:21:01
天野 時雨は、メモを貼った。
(a16) 2020/07/12(Sun) 14:21:59

天野 時雨は、メモを貼った。
(a17) 2020/07/12(Sun) 14:24:03

花守 水葉は、メモを貼った。
(a18) 2020/07/12(Sun) 14:24:25

【人】 涼風 梨花

― 船内>>38>>39 ─

[囁かれた一言に、満足そうに頷くと、
自然な仕草で彼から離れた。

勤続年数がどれほどかは聞かねば解からぬことだが、
色んな意味で、それなりに経験を積んでいそうだとは
振舞いからわかる。

酒を届けてネームプレートを受け取ったら終わり、
──ではないことだって、きっと。]

 ……楽しみにしてるわ。

[なので、余計な言葉は添えなかった。
彼が抱えているであろう、本来の仕事や段取りは
此方が気にすることじゃない。]
(58) 2020/07/12(Sun) 14:33:42
天野 時雨は、メモを貼った。
(a19) 2020/07/12(Sun) 14:36:57

【人】 涼風 梨花

[──そんな遣り取りを、傍らで佇む男性が
どんな目で眺めていたかは知る由もないが。>>52

 まあ、……ふふ。ありがとうございます。

[豪胆に見える外見と裏腹に、礼儀正しく
滑らかに世辞を述べる紳士然とした様子はまさに
クルーズ船の客として相応しく見えた。

左手を口元にそえ、照れたような笑気を零す。
否定も肯定もせず、視線は自然と上から下へ。
やや不躾にも見えたかもしれないが
顔を直視したまま立ち話するには少々、首が辛かった。]
(59) 2020/07/12(Sun) 14:39:02

【人】 涼風 梨花

 
 いえ、無作法はお互い様ですわ。
 私は──梨花、と申します。

 あなたも初めて参加されるの。

[口ぶりから、女もそうであると伝わるだろう。>>53
これが普通に海外のあちこちを転々とする豪華客船なら
職業を訊ねたり名刺を求めるところであるが。]

 曳山さん……ね。
 ええ、二泊三日と長旅ですし、
 機会がありましたら是非、ゆっくりお話しましょう?

[彼が指輪に臆せぬのなら、それで十分。
話だけで済むかどうかはその時任せに、ひとまず今は
恭しく会釈して、この場から離れた。]*
(60) 2020/07/12(Sun) 14:46:42

【人】 涼風 梨花

― 個室 ―

[冷房の効いた部屋へと戻ると、大きく息を吐く。
酔いが落ち着いてきたのでわかることだが、
どうやら自覚していた以上に緊張していたらしい。]

 私ったら……なんてことを。

[奥様、と囁いてきた声音を反芻する。
白指に触れた感触を。麗しい、と褒めてくれた言葉を
思い出すだけで、自然と身体が火照る心地だった。

何も、誰にも後ろめたいことなんてないが。
恐らく独身であったなら、ここまで不安と高揚が
ないまぜにはならなかっただろう。

後で、と言えば何時になるか解らぬから
10分、と早めに区切ったことを後悔する。
これではシャワーを浴びる時間が足りない……いや、
そんな準備万端で待ち構えるのもはしたないか?

うろ、うろ。
広すぎるスイートルームを所在なく歩く。
長いようであっという間に過ぎる10分の間に
女が用意できたのは、事後に渡すチップだけ。]**
(61) 2020/07/12(Sun) 14:58:59
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a20) 2020/07/12(Sun) 15:02:49

【人】 卯波 慧

[ 出航を告げる汽笛音が響き渡り中身の少なくなったグラスを置いて潮風に当たりに向かう。 ]


   やっぱりあの頃は魅力あったのかな


[二十歳のときにはすぐに声が掛かり部屋へと連れていかれたものだ。途中で見掛けた>>44>>48>>49のように]

   へー、二人連れってすごいかも
   よっぽどお金持ちなのかしら?


[ あの先はAとかSとかの部屋だったかなって思いながら卯波は再びデッキに出る。風は出航したせいか先程よりも強くなっていた気がした。 ]
(62) 2020/07/12(Sun) 15:16:55

【人】 卯波 慧

―デッキ―

  あら?


[ 卯波は次の目的地としてプールデッキあたりでサイドチェアにでも座り、のんびりしようかと思っていた、しかしこういうときに見つけてしまうのも縁と言うか巡り合わせというか…
あちこちペアだらけの中で一人身を見つけてしまう>>6 ]


  ……陸から離れていくね。
  何か感慨深いことでもあるの?


[ デッキから陸を見つめる彼の顔は笑ってみえて、隣で手摺に手をかけて彼と同じ景色を見る

海カモメが遠くで鳴いて出航を祝福しているように思えた*]
  
(63) 2020/07/12(Sun) 15:22:31
卯波 慧は、メモを貼った。
(a21) 2020/07/12(Sun) 15:25:54

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−船内−

 [ 彼女は、びっくりしたり驚いたりすると
   こうなると空いていた右手で左腕を掴んだ。>>57
   つまり、彼女は今なにか思っていたということ。

   船が動き出して、彼女は何を思うか。
   彼の頭の中には色々と思い浮かんだ。
   衣食住。そして、色。
   既に周りはそれぞれの世界に陶酔し始めている。
   それを見て、健全な人間が触発されないわけがない ]

 苦しいということではなかったようで、
             安心しました。

 …………お客様、お楽しみはこれからですから、
 どうか焦らずに気になったお相手にアプローチを
 かけてみてくださいね。

 [ 緊張しているのかどうかわからないけれど、
   なんとなくアドバイスを。
   人生を狂わされたなんてクレームが来ても困る。

   そんなことを考えていたネームプレートのない彼。
   名前を聞かれれば、答えてドリンクを回収に。
   聞かれなければ、会釈をしてその場を後にしよう ]*
(64) 2020/07/12(Sun) 15:37:58
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a22) 2020/07/12(Sun) 15:40:12

【人】 清浦 和人

─ デッキ ─ >>63

[遠くに聞こえるウミネコの声が今頃自分を躍起になって捕まえようとしている奴らの怨嗟の声の様に聞こえる。
届かない。
届くのはその声だけ。]


  別に。
  ただ、ここが楽園なら───


[きっとここがそうならあそこは何だったのだろうか。
軽く見回った船内には何でもあるように思えた。
そのわずか一部で手に入れることは難しかったと言うのに。]


  あっちは地獄だ。
  ……そう思わないか?


[ニヤニヤと笑う。
その地獄から鬼が一匹紛れ込んだのだ。]*
(65) 2020/07/12(Sun) 15:58:29

【人】 曳山 雄吾

-船内通路-
>>59>>60
[数分も経つ内に、視線を合わせて会話を続けることが難しくなるのは雄吾と相対した女性には良くある事だったから、それを意に介さないのもまた彼には慣れた事であった。

 口元へ添えられた彼女の左手>>59には煌めく環。

 品良いその指環を仔細に眺めればさぞ高価な品であろうと思いつつ、対となるべき男の姿はやはり無い。

 どのような立場の女性がどのような経緯で参加したかは詮索せぬまでも、閨で肌を晒す女の姿態を思い描かずにはいられなかった。

 ぎょろりとした大きな眼がブラウスとロングスカートの下を見透かすように彼女を見つめた。]
(66) 2020/07/12(Sun) 16:02:26

【人】 曳山 雄吾

 
 梨花。
 どうぞ宜しく、奥様。

[ りんか、と名乗る声が聞こえて>>60
 雄吾はその響きから涼やかに鳴る風鈴の音色を連想した。奥様の呼称を口にしたのはむろん、ふと芽生えた悪戯心が為した事である。
 おそらくはそう呼ばれ慣れているのだろう、と。]

 ええ。
 機会があればぜひ、そう望みたいところ。

 とはいえ、梨花と話したがる相手は多そうだ。
 その機会は俺の方から掴みに行くべきだろうな。

[ 恭しく会釈する麗人へ言葉を向けて、
 彼女が去るのを見送った。
 そうして雄吾もまた、その場から離れていくのであった。]*
(67) 2020/07/12(Sun) 16:03:23

【人】 花守 水葉

−船内−>>64

[体調不良じゃないことを理解してもらえたようでほっとする。
流石に無意識にむっつり拗らせてドキドキしてました、なんて説明をするわけにはいかなかったから。
どうにか誤魔化…]

(…せてない!)
は、はい、そうしてみます…。

[これからのことがよく分かっているアドバイスを頂いた。
よく考えたらこの人はクルーだ。
繕ったところでばれて当然である。]*
(68) 2020/07/12(Sun) 16:17:45

【人】 卯波 慧

[ 不敵な笑顔が語った天国と地獄>>65
見ている景色は同じようで違うけれど、卯波にとってもすんなりと胸に入るその言葉 ]


  そうだね、あそこは地獄………


[きっかけにって思った取り留めのない言葉が思わぬところで思い出したくない過去を思い出させている。

結婚詐欺、連帯保証人、分裂する家族の絆
いくつかのワードを経て出した結論に向かう一番遠い場所となるこの船を天国と聞いてコクリ、頷くその顔と視線は横目に彼を捉える ]


  おにーさんの言う天国ってさ
  ここが俗世離れするから?
  忘れたいことを忘れられるから…?

  
[どっちにしてもここはもう辛い日常から切り離された場所、そろそろ相手も欲しくなった卯波は彼に見定める。彼の正体など知らないまま*]
(69) 2020/07/12(Sun) 16:55:32

【人】 清浦 和人

─ デッキ ─ >>69

[地獄、そう、あそこは地獄。
戻れば死が待つだけの場所だから。
それが地獄でなければ何なのか。
だが、まさか同意が得られるとは思っていなかった。]


  何でも簡単に手に入る。
  美味い飯も酒も女も簡単に。


[平穏も、と続けようとして口籠る。
その平穏を脅かすものがここにいるから。]


  それに。
  ここは……地獄じゃない。


[きっとそれが一番の理由。
欲望に忠実に、やりたいことをしても自分を害する者はいない。
本当にそうであるかは関係なく。]
(70) 2020/07/12(Sun) 17:06:32

【人】 清浦 和人

 
  で?
  この船は……一体何なんだ?


[洋上に浮かぶ楽園。
客には豪勢なもてなし、それだけならばただの豪華客船というだけだろうが。
ここの“空気”はそうじゃない。
訳も知らず乗り込んだこの船は、どこかおかしな空気が漂っている。]*
(71) 2020/07/12(Sun) 17:06:54

【人】 卯波 慧

  なんだかワケアリ、かな?


[ まるで奴隷船か何かから脱出してきたような素振りの返事>>70は、微妙に卯波の質問とは噛み合ってはいないもの
ここがなにかもわかっていないような質問>>71に卯波は異質を感じてはたしてこれは冗談なのか素なのか……
考えた卯波は彼に答えを。 ]


  今言った通りだよ?
  ここは天国、あなたの欲の叶うところ
  とりわけ私が貴方のその女ってことかな


[ 何者かなんて無粋なことは聞かない。手摺に背中で凭れて彼を見つめていれば風はビューっと背中から髪と裾をばさばさと揺らしていく。その髪を右手で戻しながら、佇むように彼がどうするかを小声で聞いて見届けよう。* ]
(72) 2020/07/12(Sun) 17:42:15

【人】 曳山 雄吾

―ラウンジ "プレイアデス"―

[ 梨花とクルーの青年と別れた後、
 雄吾はしばし船内を散策していた。

 バーカウンターに時雨や美奈川姉妹の姿は既にない。
 きりりとベストを着こなした短髪の女性バーテンダーへ
 ジントニックを求めると、三口でそれを味わい終えた。

 散策の間に見かけた乗客らはいずれもそわついた雰囲気で、
 航海の間に行われる交わりへの熱を宿している様子。

 今しも雄吾が目にしたのは、照明の落とされたラウンジと
 おぼしきエリアに男女二人連れが入っていく場面である。

 大胆にスリットの入った赤いドレスを着た長身の女性と、
 彼女に見あった背丈の初老の男性と。

 ラウンジの入り口で目元を隠す仮面を受け取り、
 暗がりの中へ姿を消していった。]
(73) 2020/07/12(Sun) 17:50:33

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ A室 ─


  『こんなことは、どんな事?
   ……とってもいいこと?

   
……]

[>>51より押しつけられた手に、雪菜は少し身動ぎする。
彼は貪欲に求めるタイプではないかも知れないけど
誘いを掛けていればノッてくれるぐらいの
積極性はあるみたい。]
(74) 2020/07/12(Sun) 17:52:19

【人】 双子 吹雪/雪菜


  ……逆に今まで手を出さなかったことを
  怒った方が良いのかな。

[>>54こんな可愛い、とまで言うなら
それらしいアプローチがあっても良かったと思ってしまうが

>>0:110天野の過去の話を知らぬ
吹雪はそんなことを思ってしまう。
こうした場でのアプローチが初めてなのは
幸か不幸か。]
(75) 2020/07/12(Sun) 17:53:10

【人】 曳山 雄吾

 
 ……ほん。
 彼女はどうしていることかな。

[ 入り口から少し離れてスマホを開き、水葉へ連絡する。]

 「面白そうな場所を見つけた。
  仮面舞踏会のような所だ。
  ラウンジまで来ないか?」

[ そうメッセージを送り、しばらく待つことにした。]*
(76) 2020/07/12(Sun) 17:53:14

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ A室到着 ─


  わ。全然凄いじゃない……!

[天野のA室についてからは
吹雪はうろつきはしないものの
目をキョロキョロさせて室内を見渡す。

部屋のサイズに違いがあるが
調度品はそのサイズに合わせてきっちりと
テーマに沿って配置されていて

こう言った場所に慣れていない吹雪の目には
S室、A室共に良いところだと言う感慨がある。]
(77) 2020/07/12(Sun) 17:53:35

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『ふふ、お姉、可愛い』

[お姫様抱っこで運ばれて行く姉を>>55
雪菜は楽しそうに見ている。
当の吹雪は、慣れていないのか、腕の中で身を固くして
縮こまっていた。
多少酒の酔いもあったか、抵抗はしない。


雪菜は敢えて後ろからついて行くでもなく
その場から動かないで
もう一度天野が来るまで待って
抱き上げられて、運ばれるのを待つ。

膝裏と脇に手を入れられ
運ばれる間、雪菜は手を天野の首に回すと
その横顔に軽くキスを落とした。]
(78) 2020/07/12(Sun) 17:54:04

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『時雨さん、この船のクルーになれるんじゃない?

   私からのお墨付き』

[>>0:7姉の吹雪は黒のブーツで

雪菜の方は厚底のサンダル。
ホルターネックの黒いニットに、上から軽くシャツを羽織り
下は紺色のジーンズ。

恭しく傅く天野を見ていると
雪菜の胸に仄暗い気持ちが渦巻いて行く。

その上っ面を剥いで
どんな欲があるのか見てみたい。
犬のように従順に、なんで言えば
その通りにしてくれるのか、それともそれは嫌だと言うのか。

足先に口付けをする男を見ると
瞳が細くなり、ちりちりとしたものを胸に灯す。
どこまで苛めてやろうか。
それを怒って跳ね除けるだろうか
意外と受け入れるだろうか。


─────そこまで考えた辺りで
隣の姉の存在を思い出して
雪菜ははぁ、と息を吐く。
(79) 2020/07/12(Sun) 17:54:19

【人】 双子 吹雪/雪菜

[横合に見たところ、吹雪はと言えば
天野と指を絡めて手を繋いでいるのを嬉しそうにしていた。]


  『お姉が初めてだから、とびっきり優しく』
 
(80) 2020/07/12(Sun) 17:54:55

【人】 双子 吹雪/雪菜

    


    ちょ、ちょっと吹雪ちゃん!?
(81) 2020/07/12(Sun) 17:55:24
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a23) 2020/07/12(Sun) 17:55:43

【人】 双子 吹雪/雪菜



[天野へのオーダーは
初めての相手にするような優しい扱いを、と。

ただ、受け身とも取れるような天野の方を
少しジト目になりながら見つめていた。]
(82) 2020/07/12(Sun) 17:55:51

【人】 双子 吹雪/雪菜



   ご、ごめんね、天野さん。
   雪菜ちゃん、いつもは大人しい子なんだけど……。


   え、っと。
   わたしにできる事は、なんでも言って?

[吹雪の方は手の弄り合いを楽しんだのか
漸く目線を天野の方に向ける。

それから、先ほど指先についた口紅を見つけて
そっ、と唇をそこに付ける。

     ちゅ、ぱと音を立てて間接的なキスを楽しんだ。]*
(83) 2020/07/12(Sun) 17:56:13
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a24) 2020/07/12(Sun) 17:56:26

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a25) 2020/07/12(Sun) 17:58:44

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a26) 2020/07/12(Sun) 17:58:56

【人】 清浦 和人

─ デッキ ─ >>72

[ワケアリもワケアリ。
死刑判決を受けて逃亡中、なんて知ったら一体どんな顔をするだろうか。
恐怖に顔を引き攣らせるだろうか。]


  そう、ワケアリなんだ。


[湧き上がる欲を抑えて勤めて静かに告げる。]


  ああ、そういう。


[どういう?
この船の全貌が掴めたわけではないが違和感の正体は何となく分かり始めていた。
つまり、ここは享楽の宴というわけだ。]
(84) 2020/07/12(Sun) 18:15:31

【人】 卯波 慧

― c室 卯波の部屋 ―

 ……ん、こっちだよ。


[ 彼は卯波の部屋を希望した。>>84
目的こそ告げられてはいないけど、きっとそういう事なのだろうと腕に寄り添い同行を促した。
 
(ワケアリな彼の秘密はそのままだけど、無銭乗船??まさかね) ]


  あ、言っておくけど…
  私の部屋は高い部屋じゃないぞ?


[ 一緒に歩けば二人も晴れて船内カップル組の仲間入り、必要最小限の家具しか設置されていない質素なC室へと到着すればベッドへと先に腰かける。

さてさて、部屋に案内された彼はどうするのか。
卯波は彼に期待を寄せたまま** ]
(85) 2020/07/12(Sun) 18:58:05

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−船内−

  それでは、またどこかでお会いすることがあれば。
  クルーたちも、お客様の喜ぶ姿を見ることが、
  幸せですから。

 [ 彼は先に立ち上がって、若い女性に別れを告げる。
   取り繕うことはない。
   彼女に、今の彼の言葉はどう響くのだろう。
   また会ったときの彼女の反応と、
   表情を楽しみにしよう。

   会釈をし離れる頃、彼女の携帯がなった気がする。>>76

   あながち、彼女がこの空気に馴染むまでに
   時間はかからなさそうだと思いながら、
   近くの扉から1度バックヤードに彼は戻る  ]*
   
(86) 2020/07/12(Sun) 18:59:55

【人】 花守 水葉

―船内―(クルーとの会話後)

[それからしばらく船内を彷徨くも、アプローチを掛けたくなるような暇人は居らず、声を掛けてくる輩も居らず。
どうしようかなと思っていたところに着信>>76
無駄に気障な音頭で乾杯した矢先に行くのは気まずい節があるのだけど、とてもベストなタイミング。]

『仮面舞踏会ですか。
それは面白そうですね。
すぐに向かいます。』

[快諾の返事を返すとラウンジに向けて出発する。]
(87) 2020/07/12(Sun) 19:02:00

【人】 天野 時雨


[ 抱き上げた時も、かちこちに固まる姉と、
 慣れた様子でキスをする妹。>>78
 あくまで対極にいる二人の反応は、楽しくない訳がない。

 クルーになれそう、という雪菜の言葉>>79には、ははっと
 笑って。 ]


   ありがとう…って、喜んでいいのかなそれは。
   確かに、自分でもそっちのがむいてると思うよ。
   人を見る目は多少…育まれたし、

   それに、お客様が望めばなんだってするしね、俺。


[ と返す。 ]
   
(88) 2020/07/12(Sun) 19:02:08

【人】 天野 時雨


    嘘、吹雪ちゃん、初めてなの?


[ 受けた意外なオーダー>>80に驚いて見せて。
 絡めた指に、ままごとのような口付けを落とす吹雪を
 まじまじと見つめて、ふわ、と微笑んだ。 ]


   とびきり、優しく、ね。
   
  
承りました。
(89) 2020/07/12(Sun) 19:02:53

【人】 花守 水葉

―時は飛んでラウンジ前―

[目的の場所に着いて辺りを見渡す。
とても特徴的なので男>>76はあっさりと見つかった。]

曳山さん!

[ここに来るまで握るように組んでいた手を離して、名前を呼んで駆け寄っていく。]*
(90) 2020/07/12(Sun) 19:12:53

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−バック−

 [ おさげの女性と別れて、ロッカーに向かう途中、
   彼の道を塞ぐ30代の男性が1人。
   彼の眉間にはシワが寄りまくり。
   一瞬笑いそうになった口元をしっかりと閉じ、
   お疲れ様です、と声をかける   ]

 『みぃこぉしぃばぁぁぁ!!』

なんすか、課長。……また、例のおばさまからコールっすか?

 『なんでお前は!巡り合わせがいいんだよ!!!』

さぁ?暫く携帯切るんで。お先。

 『後で仕事変わってくれ』
 [ クルーたちには特別な理由がない限り、
   誰かしら”お得意様”がいる。
   相手を知っている人もいれば、知らない人も。
   彼の上司という人はここ数年、
   厄介な太客がいてどうにかならないのかと
   頭を抱えている。
   太客。つまりは羽振りがいい客。
   会社としても掴んでおきたい人物に
   捕まったクルーは大体拝まれてる。
   
  「ご愁傷様」の意味を込めてだが。 ]

 
(91) 2020/07/12(Sun) 19:17:42

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 彼は通常の服に加えて、
   たまにヘルプに行くカジノのディーラー服、
   そしてルームサービス用の服をロッカーに
   携えている。
   それだけ、動かされるというだけなのだが。

  ルームサービス用は、燕尾服のような
  黒いジャケットとベストを支給されている。
  そして、特徴としてネクタイが蝶ネクタイに変わる。

  慣れた手つきで全身を着替えると、
  彼はバーカウンターへと向かう。
  指定されたものを引き取り、
  お届けするために   ]
  
(92) 2020/07/12(Sun) 19:18:10

【人】 曳山 雄吾

―ラウンジ前―
>>90
[ 呼び掛け>>90を聞き止めて軽く手を上げ、応じる]

 おう、花守さん。
 このラウンジの奥、な。

[ ひそひそと伝えるのは先ほど入場した二人連れの様子>>73]

 どうやら一人じゃ入れないようなんでな。
 仮面を着けての入場が決まりらしい。
 行くか?

[ 中で何が行われてるかはおよそ想像がつくというもの。
 クルーズの趣旨からして男女の交わりが為されているのだろうが、
 強制的な乱交ということは無いだろう。
 密やかにあるいはおおっぴらに見せつけ合う、そんなところか。]*
(93) 2020/07/12(Sun) 19:24:18
清浦 和人は、メモを貼った。
(a27) 2020/07/12(Sun) 19:30:31

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−バーカウンター−

 お疲れ。調子は?

 「なんか、前に遊んだ人を見た気がした」

  今回も遊べるといいな。

 「でも、何人か声かけてきた人いたから
           そっちに流れるかも」

 ふはっ、流石。……で?

 「はいはい。詠斗さんまた後で話聞かせてくださいね」

 [ バーテンのひとりとは仲がいい。
   こうやって、仕事中もよく話す。
   彼女がカクテルを作る姿は
   流れるようで見ていて飽きない。
   そんなところから、仲良くなった。

             . . .
   彼女からマティーニをふたつ受け取ると
   トレーに乗せてS室フロアへと
   足を向けるのだった。
   彼女が指輪を外していないことを願いながら ]
(94) 2020/07/12(Sun) 19:47:22
卯波 慧は、メモを貼った。
(a28) 2020/07/12(Sun) 19:50:48

卯波 慧は、メモを貼った。
(a29) 2020/07/12(Sun) 19:57:33

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−客室廊下−

 [ 俗にスイートルームと呼ばれるS室A室。
   大抵の客はこういう”遊び”の遊び方を知っているが、
   偶に、全く知らないふしだらな輩もいる。

   勿論、女性も男性も両方経験がある。
   女性の時は金を積むから、だきなさいなんて
   言われて、仕事が立て込んでいるから
   後ほど、と言っただけでヒステリックを起こされた。

   男性の時は、嫌そうにしている女性クルーに
   迫り続けていた男性客にやめてくださいと
   丁寧に断ったら、お客様は神様だろ、なんて
   馬鹿みたいなことを言われた。

 
   今となっては笑い話でしかないが、
   そういう訳の分からない客もいることを、
   知っておけ、と新しく来るクルーに
   伝えるいいケースを彼はいくつも持っている ]
(95) 2020/07/12(Sun) 20:39:25

【人】 花守 水葉

―ラウンジ前―>>93

[手を挙げて応じた曳山に軽く会釈すると、彼の言うラウンジの方を見る。]

…わあ、いかにも。
………わあ、いかにも。

[まず、見るからに何かありますと言いたげな暗がりを見て一言。
そして彼の見た二人組の様子を聞いて同じ一言。]

流石高級クルーズとなると何かと複雑なんですかね。
行きましょうか。

[微妙に複雑な規則に非日常感を感じつつ、肝心の答えは躊躇いなかった。
無意識に両手を重ねながらだが。]*
(96) 2020/07/12(Sun) 20:42:51

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ しかし恐らくの話だが、今から相手になる人妻は
   そういう教訓になるような相手ではなく、
   寧ろ聞いた男どもが羨むような相手だろう。

   彼は、トレーを持たずに手持ち無沙汰になっている
   白手袋をつけた右手を見て、
   彼女のあの柔らかかった肌を思い出す。
   ルームサービスを持っていくときだけ、
   白手袋をつけるという規則で良かったと、
   今更ながら思った。
   そうでなければ、
   あのとき彼は肌に触れることができずに
   彼女への欲が燃え上がることがなかっただろう。  ]

 背徳は、誰もが気になる味。
 それを与えるも、受けるも、己次第。
 さぁ、…………受け取れ。


 [ 彼女の部屋の前で軽く通常のネクタイで
   作った蝶ネクタイを感覚で整えれば、
   彼は仕事用の顔に作り替える。
   そしてスイートルームに付けられた呼び鈴を
   ゆっくりと2度鳴らすと、
   ルームサービスのお届け、と声を上げるのだった。
   少し汗ばんだまま、シャワーを浴びることができずに
   チップだけを用意した彼女が
   広い室内で待っているとは知らずに>>61 ]*
(97) 2020/07/12(Sun) 20:44:00
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a30) 2020/07/12(Sun) 20:51:06

【人】 曳山 雄吾

―ラウンジへ―
>>96

 はは。
 これも演出の一つというやつだろう。

[ 行こうと言われれば否やはない。
 狐面をした受付のクルーが示したのは、
 孔雀や獅子、黒烏といった様々なモチーフの仮面。
 雄吾はそれらの中から、オペラ座の怪人を模した仮面を受け取った。]

 建前としては、これで誰だかわからないという事、だ。

 誰が何を見聞きしようと、
 こちらが誰かは知られない、という趣向かな。

 さ、行こうか、何処かから来たお嬢さん。

[水葉が選んだのはどのような仮面だったろう。
 雄吾は片膝を床に着かせて、
 ラウンジ奥へ誘おうと左手を彼女に差しのべた。]*
(98) 2020/07/12(Sun) 21:18:49

【人】 涼風 梨花

― 個室 ─

[そういえば、彼の名を確かめはしたが
此方は名乗ることも部屋番号を伝えることも忘れていた。
『呼べば向かう』という言葉は本当だろうか。
従業員なら、ゲスト全員について把握していても
おかしくはない人数ではあるが。

10分という時間が短いようで長く、やはり短い。
もしかしたら揶揄われたのかも?だとか、
そんなことを考える間にシャワー、とおろおろするうち
呼び鈴が鳴り、びく、と肩が跳ねる。

いやいや、相手はただのクルーで、女は齢28で、
夫との性交渉は無くとも生娘というわけでもない。
慌て過ぎ、そして浮かれ過ぎては勿体ないと、
扉を挟んで数度、深呼吸を繰り返し。]
(99) 2020/07/12(Sun) 21:32:00

【人】 涼風 梨花

 
 ……いらっしゃい。 ……、

[実際、どれだけ時間が経ったかなぞ解らない。
ただ、扉を開けて思わず息を飲んだ。
御子柴の装いが、先ほどとはガラリと変わっていたから。
まるで高級ホテルの給仕のように。]

 時間通り、ね。 さ、入って?

[ぱち、ぱち。
見惚れるよに瞬きを繰り返しながら暫しの間のあと、
繕うように笑うと、ドアを引いて中へと招く。

実際、どれほど時間が経っていたかは確認していない。]
(100) 2020/07/12(Sun) 21:36:31

【人】 涼風 梨花

[背後で扉が閉まる微かな音がしたら、
大人数人が裕に寛げるだろうスイートルームが
少しだけ狭くなったような感覚に陥った。

トレイに乗せられたグラスが二つなことに、
唇の端を上向かせ。]

 ふふ、 ……乾杯にも付き合ってくれるの?
 
[まだ彼は、クルーとしての外面を保っているか。
けれど女にとっては、既に彼の立場は曖昧だ。
ひとまずはリビングスペースのソファに腰を下ろし、
白手袋で覆われた指先をじ、と見詰める。

勿論、左手の薬指には、細い指環が嵌まったまま。]*
(101) 2020/07/12(Sun) 21:41:27

【人】 花守 水葉

―ラウンジ入口―>>98

[数秒の吟味の末、並べられた仮面から水葉が選び取るのは黒鳥の仮面。
暗闇という場所への期待がそのまま選択に出た形だ。
誰が使うか分からないからかそのままでも着けられそうであったが、眼鏡を外して装着する。
こうした方が目の前の相手への謎は深まると思ったのだった。]

ええ、あなたの望む場所に私を連れて行ってくださいませ。

[片膝をついた誰かから差し出された左手に、右手を重ねながら言葉を返した。]*
(102) 2020/07/12(Sun) 22:01:59

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−個室−

 [ いらっしゃい、と彼女は扉を開けた。>>100
   特に、先ほどと変わらない美しい女性。
   しかし、彼の服装が変わったからなのか
   彼女の綺麗な瞳が何度か瞬きを繰り返した。

   その瞬きが何を意味するのかは、
   後から分かるだろうと思い、
   彼は、失礼いたしますと口にして彼女の部屋へと
   足を踏み入れ、静かに扉を閉じる  ]

  奥様がお望みでしたら、お付き合いいたしますよ?

 [ まずは、彼女が腰を下ろしたソファの手前にある
   テーブルの上に、彼女への同意を示しながら
   マティーニをふたつ、コツンと小さな音を立てて
   並べ置く。すると、彼女の視線が白手袋に
   向いたような気がして、
   彼女の隣に腰を下ろしその手を差し出す。>>100 ]

 この手袋が邪魔なようでしたら、外してくださいますか?

 [ 全ての選択肢は彼女の権限。
   そのままでいろと言われれば、
   手袋をつけたまま、暫く相手をするし、
   先ほど素手で彼女に触れた故に
   手袋を求めないならば、
   彼女に外してもらおうという算段。
   まだ彼は、あえて彼女との間に距離を保って。 ]*
(103) 2020/07/12(Sun) 22:10:08

【人】 涼風 梨花

[奥様、と呼ぶ声に少しだけ苦笑い。
嫌というわけではない。純粋に呼ばれなれていないだけ。

彼から預かったネームプレートは失くさぬように
クラッチバッグに入れたまま、テーブルの端にある。
対応によってはその場で返すことも考慮していたが、
少なくともグラスを二つ、持ち込んだ時点で
その可能性は低いと見ようか。]

 あら、そのつもりで来てくれたんじゃないの?

[まだ、人ひとり分ほど空いた距離であれ。
グラスがテーブルに、そして彼がソファに腰を据えると
冗談めかして笑いかけて。
差し出された掌に、また、暫く間を置く。]

 ──…そうね、…邪魔だわ。
 
[別に、何かしのフェチズムがあるわけでもない。
す、とスカートの裾を引き、少しだけ身を寄せて。
片手を彼の手首に添え、反対の手でする、する、
ゆっくり白手袋を外していこう。]
(104) 2020/07/12(Sun) 22:25:55

【人】 曳山 雄吾

―ラウンジ内―
>>102
[ 水葉の手を取り、受付クルーの恭しい辞儀を受けて中へ進む。
 夜の暗闇かと思うほどに沈んだ照明。
 だが少し経てば目が慣れて、あちらこちらに
 カーテンで仕切られたブースがあると気づく。]

 ……先客もいるようだ。


[ 声を潜めて水葉へと。
 くすくす笑う女の声、喉奥に返す男の含み笑い。
 時には短くいなすような戯れの響きも聞こえたか。]

ここは、空きのようだな。
 入るぞ。


[重ねた手をきゅっと握り、とあるブースのカーテンを捲る。
 中はL字型に配置された柔らかそうなソファ、
 中央にはテーブルと、ワインボトルを納めたアイスペール。]
(105) 2020/07/12(Sun) 22:26:09

【人】 曳山 雄吾

[ ソファの一角へ水葉を伴い腰かける。
 肩ではなくてその手にそっと、己の手を置こうとした。]

 ……名前も知らないお嬢さん、と。
   言うことにしようか。

[ 目だけ隠した仮面の奥で男は笑う。
 口元もその声に連れて、にこりと弧を描いた。]

 お嬢さんはどんな期待を抱いて、
 この船に乗り込んだのかな?

[ 仮面を着けた同士なら、相手が誰と知る由もない。
 あくまで建前の趣向とはいえ、
 この空間でそれは心の帳を開くことを容易にするものだったろう。]*
(106) 2020/07/12(Sun) 22:30:10

【人】 涼風 梨花

[露となるのは、ほっそりとした夫の指とはまるで違う。
知らない男性の掌。
清潔で、器用そうで、けれど働き者の手だ。
引き抜いた手袋をテーブルの脇に置き
抵抗されなければ甲に浮かぶ静脈を辿るように
白指がつつ、と撫でるだろう。]

 あ、……ごめんなさい。
 夫以外の人と、握手以外で触れるのは久々で、…。

[手首から、指の付け根まで行き来したところで
ぱ、と離すと、カクテルグラスへと目を向ける。
乾杯しましょう?と目線で促し、ステムを摘まんで。]*
(107) 2020/07/12(Sun) 22:32:08
卯波 慧は、メモを貼った。
(a31) 2020/07/12(Sun) 22:48:00

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−個室−

 [ 奥様、という言葉は彼女にぴったりだが、
   本人の表情を見る限りでは、
   あまり呼ばない方が良いのだろうかと、
   彼は判断する。

   日焼けを知らない艶のある肌。
   栄養不足という言葉からは程遠い健康的な体つき。
   そして、荒れを知らない唇。

   奥様、と呼ぶにふさわしい人物だろう ]

 梨花様に断られた場合に自棄酒にする可能性も、
 あったのではないでしょうか?

 [ やけに嫌味ったらしくいうやつだな、と
   彼自身が思った。しかし、邪魔だと言って
   彼の手袋を笑みを浮かべ外す彼女を見て、
   その考えは全くもって意味がなかったよう。 ]
(108) 2020/07/12(Sun) 23:00:43

【人】 クルー 御子柴 詠斗


 [ 距離が詰まり、彼の手があらわになると
   彼女は興味深そうに浮き出る男性特有の
   静脈血管を撫で上げる。>>107
   少しくすぐったくて、くすっと笑ってしまった ]

  あぁ、いえ大丈夫ですよ。
  旦那様をお持ちの方が、こうやっているところを見れば
  普通の人間は不倫だと思ってしまいがちですからね。

 [ 彼は、彼女の視線がカクテルグラスに向いたことで、
   彼女がグラスを手に持った後に、
   同じようにステムを摘み、
   彼女の方にグラスを近づけてみた。 ]

  晴れやかな旅になりますよう、
  お手伝いをさせていただきます。

  どうぞ、よろしく。

 [ タバコの匂いがしていないだろうかと、
   ふと彼は思ってしまった。
   しかも、普通にジャケット内側に
   タバコとライターを入れている。
   基本的に禁煙家が多いから吸わないけれど、
   持っているだけで興醒めと言われても困る。
   故に、バレてくれるな、と
   願いながら乾杯をしようか  ]*
(109) 2020/07/12(Sun) 23:01:19

【人】 花守 水葉

―ラウンジ内―

[仮面の男のエスコートで1つのブース>>105に辿り着く。
ソファに腰掛けると、男が問い掛けてくる。]

私の…望み…
私は…

[心の中を暴きに掛かる問い>>106
それを自身の口から言わせようというのか。]

…何なのでしょう?
捕らわれた獲物…?
忠実な愛玩動物…?
誰かに支配されて…好きに扱われたい…のでしょうか…?

[心の奥底の曖昧なビジョンを言葉として並べる。]

貴方は私を…どうしてくれるの?*
(110) 2020/07/12(Sun) 23:21:48

【人】 曳山 雄吾

―ラウンジ内―
>>110
[ 水葉の唇が紡ぎ出した言葉に、仮面の奥で男は軽く目を見開く。
 そういった単語が連なるとまでは、思って居なかったのだ。
 だが同時に、おそらく三度の巡り合わせが導いた
 この状況を半ば必然的なものとして感じていた。]

 どのように、してあげようか。
 君が名も知らぬお嬢さんであるのと同じに、
 俺は君がまだ何も知らない相手だ。

[ だが、語るまでもなく自明な事柄が、一つ。
 体格――膂力の、圧倒的な格差。
 水葉の左手首を掴み、身体を開く方向へと押しやった。
 同時に、馬乗りになる形で彼女の身体を脚で跨ごうとする。]

 でしょうか、と。
 疑問を抱いているなら、まずは試してみると良い。

[ 雄吾のその動作を、彼女が避わす事は出来るだろう。
 けれども、水葉の言葉を聞き止めた彼には、
 おそらく彼女はそうはするまいという確信があった。]
(111) 2020/07/12(Sun) 23:32:40

【人】 曳山 雄吾

[ 男の手が伸びる。
 水葉の着けた黒鳥の仮面に触れた。]

 これはまだ、取らずにおこう。

 代わりに君はさらけ出すんだ。
 この服の奥。
 その身体の奥。心の奥に、潜んでいる欲求をな。

[ 彼女の仮面から離れた男の手は、ボタンブラウスの胸元へと。
 水葉が止めなければ一つまた一つと手は進み、やがて
 最後まで外しきってしまうだろう。]* 
(112) 2020/07/12(Sun) 23:36:39

【人】 涼風 梨花

― 個室 ―

[きっと、周囲には幸せな若奥様に見えるのだろう。
実際、何の苦労も不自由もない生活を送っている。

唯一、満たされない空虚を抱えて。]

 ふふ、……面白いことを言うのね。
 そんな経験があるのかしら?

[よほど、無礼を働かない限り、彼がそのような
自棄酒に耽るようには見えなかった。
むしろ、金を積んででも…と言う方が似合う気も。>>95

呼び方が奥様から名前に変わったこと、>>108
番号を伝えずとも正しく部屋に訪れたことから
ある程度の顧客情報が行き渡っていることを認識する。

もしかしたら金持ちの婦人が道楽目的で、と
思われている可能性もあるだろうが、
それはそれで構わない気もした。]
(113) 2020/07/12(Sun) 23:37:50

【人】 涼風 梨花

[ただ、手袋を外すだけなのに
ひどく疚しいことをしている気分になるのはきっと
女の中にそういった願望があるからだろう。]

 ……普通の人間が、ということは。
 あなたはそうは思わない?

[勿論、女にもそんなつもりはない。
もし、浮気だの不倫だのといった不貞を責められること
があるとすれば、それは──。
身体だけでなく、心までが開いた時だろう。

擽ったそうな笑い声を契機に手を放し、
上質な薄いガラスの淵を目線の高さまで掲げる。]

 ええ、……此方こそ。よろしくね。

[ガラスが触れ合わぬギリギリまで寄せて、
かんぱい、と小さく呟くと軽くグラスを傾けた。
正真正銘、ドライマティーニの味が咥内に拡がる。
喉を焼くような強いアルコールに、は、と息を吐き。]

 おいし、 ……あら。煙草を吸うの?

[ふと、鼻を擽るのは煙草の残り香。
女も、夫も喫煙はしないが、嫌煙家と言うわけでもない。]
(114) 2020/07/12(Sun) 23:44:22

【人】 涼風 梨花

[ぽつりと、浮かんだ疑問はそのまま唇から零れた。
はっとしたように、彼を見つめていた視線が
僅かそれる。

サイドを緩く結った髪から覗く耳元が赤く染まるのは、
酒のせいか、それとも羞恥からか。恐らく両方。]**
(115) 2020/07/12(Sun) 23:46:39

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−個室−

 [ 自棄酒をした経験。

   ないわけではない。
   誰かにふられたなんて理由ではなく、
   ただイラッとした時があって。

   しかし、そんなことを言っては彼女が怯えてしまう。
   そう思った彼は、首を横に振って見せた  ]

 残念ながら、まだそこまでお叱りを受けたこともなく。
 それにしても、旦那様は美しい梨花様を置いて
 他の女性にうつつを?

 [ わざと。揺さぶるためではなく、
   彼女がなぜこのクルーズに参加したのか、
   じわじわと解き明かしていくため。
   彼女が1人で参加しているのは、
   バックヤードのデータで確認済み。
   もし教えてくれたなら、彼女の求める熱を
   存分に味合わせられるのだろう ]
(116) 2020/07/13(Mon) 0:05:26

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 私の場合、こうして頂くことが
 仕事のようなものですからね。
 不倫だなんて、思いもしませんよ。

 [ そう。こういう道楽こそが場の雰囲気を盛り上げる
   細々した演出になりえるのだから、
   不貞行為だなんて思うわけもない。

   彼女の後に乾杯と呟けば、
   ひと口、刺激的なドライマティーニを
   頬張ってみた。やはり、うまい。
   そう思っていると、早速バレた>>114  ]

  え、えぇ。……
(117) 2020/07/13(Mon) 0:06:25

【人】 クルー 御子柴 詠斗


 [ 彼は彼女との距離をゼロにして、
   完全に密着した。
   緩く結ばれた髪の隙間から見える
   真っ赤になってきている彼女の耳。>>115
   それをしっかり見るために、
   彼はグラスを持たない手で
   彼女の垂れた髪を耳にかけ
   小さく聞こえた呟きに答える。
   お酒のせいか、彼女自身の呟きのせいか、
   彼女の首や耳近くは熱持っているようだ ]*
(118) 2020/07/13(Mon) 0:09:09
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a32) 2020/07/13(Mon) 0:11:03

【人】 花守 水葉

―ラウンジ内―>>111
[彼の予想通り、抵抗なくソファへと押し倒されて男を見上げる形となる。
そして認識する。]

(―勝てない)

[間違いなく捕食される。
為す術もないまま、全部暴かれてしまうんだ。
それが確定された未来。]



[言葉は出ない。息の音を立てるのみ。
生物として絶望的な立場にありながら、水葉の頭を支配するのは絶望ではない。
ありふれた言葉で形容するなら期待か夢心地か。
ボタンが外されていくのを目を閉じて受け入れる。]**
(119) 2020/07/13(Mon) 0:23:16
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a33) 2020/07/13(Mon) 0:55:27

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a34) 2020/07/13(Mon) 3:19:12

天野 時雨は、メモを貼った。
(a35) 2020/07/13(Mon) 6:19:51

卯波 慧は、メモを貼った。
(a36) 2020/07/13(Mon) 6:59:37

涼風 梨花は、メモを貼った。
(a37) 2020/07/13(Mon) 16:17:52

クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a38) 2020/07/13(Mon) 16:28:03

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 過去のお話・御子柴さんと ─


  『……
こほっ


[美奈川雪菜は
このサンライズクイーンには4度の乗船経験がある。
今回のを含めれば計5回。

共に乗船する相手は1.2回目だけ同じで他は全て違う。

どれも男にチケットを用意してもらっていて
二泊三日の旅全てで肌を重ねていたこともあれば
初日だけで、後は互いに別行動ということも。

これは三度目の乗船の時の話。高校を卒業した直後の話。

雪菜は初日から違和感を覚えていた。
組み敷かれ、身体の上で男が動く。
その汗をかいた背中を手で抱きしめながらも
どこかふわふわとした感覚が消えなかった。

セックスの快感とは違う。
これは。]
(120) 2020/07/13(Mon) 22:17:59

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『
……こほ、こほっ



[……雪菜は風邪をひいた。
37度も微熱であったが、全身が気怠い。
空咳を繰り返し、喉が少し痛くなっていた。

船内にはちょっとした医療スタッフも居ただろう。
彼らに診て貰えば、ただの風邪とのこと。
人に移るものでも無いらしいし、今は安静にし
食べられるモノを食べ、飲み物をよく取ること。
そう方針を言い渡された。

連れの男は
《この部屋は好きに使うと良い。私は邪魔にならないように部屋から離れておくと》
と、颯爽と消えていった。
勿論、他の乗客との夜を過ごす為に。

……私も逆の立場なら
きっと同じことをするから何とも言わないけど。]


  『…………』

[204の、A室の天井を見つめる。
まだ二日目のお昼時。誰も彼もが活動的で
この部屋だけが静かさを保っている。
流石の防音性が、今は少し憎らしかった。
(121) 2020/07/13(Mon) 22:18:27

【人】 双子 吹雪/雪菜


[私は気怠い身体を動かして
内線電話を取り、ルームサービスを頼む。

その時の電話口に出た相手が
御子柴 詠斗だった。]


  『
こほ……。
A204に、お粥か何かを
   運んで頂けないですか。』

[雪菜はそう頼むと
大きなベッドの中に潜り込み、暫し待つのだった。]*
(122) 2020/07/13(Mon) 22:18:51

【人】 涼風 梨花

[彼の口から出るのは、世間一般的な予想。>>116
夫婦や恋人同士では乗船できないなんて決まりはない。] 

 いいえ、夫はすごく誠実で一途な人よ。 

 だた……ううん。
 他に女がいたなら……まだ良かったのだけど。


[少しだけ俯き、また、指環を撫でる。
夫にとっては美しさなんて何の意味もないのだ。

翳りの混ざる笑みは、彼の目にどう見えるだろう。
少なくとも不貞行為を軽蔑されないことには安堵した。

そして、気づく。
こうして容姿を褒められたのも久しぶりなこと。
女の中の、"女"の部分が素直に悦んでいること。]
(123) 2020/07/13(Mon) 22:26:27

【人】 涼風 梨花

[だからだろう。
乾杯を経て、強いアルコールにくらりと傾ぐ思考。
自分の汗くささが気にならないだろうかと心配する心が
彼に残る煙草の残り香を敏感に感じ取って。

緩む理性が口にしたのはストレートな願望。
何時の間にか、互いの距離は縮まって。
着やせするタイプなのだろうか、自然と寄り添うよに
触れる身体は見かけよりも逞しく感じた。

高鳴る鼓動も伝わっておかしくない近さで。]
(124) 2020/07/13(Mon) 22:29:55

【人】 涼風 梨花

[囁かれる返事に。
髪が触れる指先にびくりと肩が跳ねる。
じ、と彼を見据える瞳が熱に熟れ。

おそるおそると伸ばす左手が、彼の細い顎から頬へと。
了承を得るのと、自ら顔を寄せるのはほとんど同じ。

躊躇いと、罪悪感と背徳を混ぜて打ち消すくちづけは、
芳醇なベルモットの香りと微かな苦みを感じた。

制止を受けなければ、掠める程度に触れて離れた唇が
再び、彼のそれと重なるだろう。
二度、三度。四度目が許されたなら、
もっと深いつながりを求め唇があわく開き、ソファについていた掌は、彼の膝から腕、肩へと伸びていく。]**
(125) 2020/07/13(Mon) 22:38:39
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a39) 2020/07/13(Mon) 22:40:03

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a40) 2020/07/13(Mon) 22:44:56

【人】 曳山 雄吾

─ 閑話 ─
>>0:44

[ 『バーとは、
  人生に疲れはてた者の最後の止まり木である。』

 雄吾はまだ学生の頃、そんな一文を何かのエッセイで読んだと記憶している。それとも、もっと直截的に、『自殺志願者の』だったろうか。

 彼自身は人生に疲れを覚えたことは無かったが、
 それ以来、彼は一人で、あるいは友人と、
 またあるいは恋人と、様々なバーを訪れた。

 それらは、
 蝶タイを締めたマスターが営む正統的なバーであったり、
 学生の有志が立ち上げた気のおけないバーであったり、
 水底のように幻想的な照明が揺れるバーであったり、
 スポットライトの下、白と黒の駒が行き交うバーであったり、
 した。]
(126) 2020/07/13(Mon) 23:39:21

【人】 曳山 雄吾

[ どれだけのバーの扉を開いたことだろう。
 成人して父親の会社に就職し、
 いずれはそれを継ぐべき立場を明確に意識した頃。

 雄吾は、繁華街から少し離れた所にある、
 とあるバー>>0:44の常連と言える客になっていた。

 彼が30歳を少し超えた頃だから、
 かれこれ5年は通っていることになる。

 初めて訪れたその日はみぞれ混じりの寒い日で、
 コートの襟を立てて訪れた。
 冷たい雫がスラックスまで染み込んで、
 ひどく不快な気分だったことを覚えている。 

 雄吾よりは幾らか年上のマスターが、
 コートを脱いで掛ける様子に一声、掛けた。

 「寒かったでしょう。何になさいますか。」

 何でも。温かいやつを。とにかく、寒かった。
 そう答えたことも覚えている。]
(127) 2020/07/13(Mon) 23:39:31

【人】 曳山 雄吾

[ スツールに腰掛けて、待つことほんの二分ほど。
 カウンターに肘をつき両手を組んで待っていた雄吾の前に、
 一杯のマグが差し出された。

 カクテルを調製したのはマスターではなく、
 まだ学生のようにさえ見える若い青年だった。
 実際、その時かれはまだ21歳だったのだが。

 マグから立ち上る、甘く温かい香りの湯気。
 カフェオレ色をしたそれは、ホットのカルーアミルクだった。

 熱せられたアルコールが鼻腔をくすぐり、
 馥郁としたコーヒー香が疲れた心をなだめていく。
 火傷しないようにずず、と啜ると、
 リキュールとミルクの甘味は
 身体を中から癒していくようだった。]
(128) 2020/07/13(Mon) 23:40:00

【人】 曳山 雄吾

 
 ……美味い。おかわり、貰えるか。

[ 熱さにはすぐ慣れて、ぐいと飲み干した。
 マグを替えての二杯目は、先より少しぬるい温度。
 気が利く青年だ、と思った。

 そこでようやく、注文以外に口を開くゆとりが生まれたことを
 雄吾は感じたのであった。]

 お兄さん、名前は?
 今のの礼に、あんたと乾杯したい。

[ 酒はそうだな、とバックの棚を眺める。
 少し眺めて、こわばった筋肉をほぐすように首を捻った。
 テキーラのショットはどうだ、と尋ねて、
 冷凍庫から取り出されたとろりとした蒸留酒で乾杯したものである。]*
(129) 2020/07/13(Mon) 23:44:30
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a41) 2020/07/13(Mon) 23:45:33

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a42) 2020/07/13(Mon) 23:50:55

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a43) 2020/07/14(Tue) 0:02:08

天野 時雨は、メモを貼った。
(a44) 2020/07/14(Tue) 0:11:46

卯波 慧は、メモを貼った。
(a45) 2020/07/14(Tue) 2:08:07

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a46) 2020/07/14(Tue) 2:22:22

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a47) 2020/07/14(Tue) 2:27:01

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a48) 2020/07/14(Tue) 5:57:43

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a49) 2020/07/14(Tue) 6:39:50

天野 時雨は、メモを貼った。
(a50) 2020/07/14(Tue) 7:16:08

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−過去・病人だった人と−

 [ この歪なクルーズ船のクルーとして、彼が働いて暫く。

   作法は知らずとも、
   彼は気に入られる術を手にしていた。
   勿論、その時も与えられていた職は変わらない。
   今と違うのはおそらく、
   その当時はカジノのディーラーがなかったこと ]

 外にでてぇ…………

 [ ルームサービスの電話でも鳴れば、
   それを口実に船内へとくりだそう。
   そんなことを思いながら、
   彼は電話番をしていた。
   時間帯によって、シフトのような感じで
   決められているこの役目。
   とてつもなく暇なのである。

   もうすぐ交代の時間か、と
   腕時計を眺めながらその時間を待っていると、
   
入電

   2コール程間を空けて、電話を受ける。
   風邪をひいたゲストからのおかゆのオーダー ]

  少々お待ちくださいませ。
  御子柴が、お届けに参ります。
(130) 2020/07/14(Tue) 8:14:55

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 仕事用、よそ行きの声でそう伝えると、
   急いでキッチンに連絡を入れる。
   味変が出来る様に梅やゆかりを、
   そして体が落ち着くように
   暖かいはちみつレモンと白湯を
   追加で準備するように伝えた彼は
   交代でやってきた電話番に

  『病人介抱してくるから暫く電話に出ない』

   と引き継ぎをして準備に取り掛かった  ]


  確か、予約自体は男の名前だったか。
  こんな絶頂に誰もが盛り上がってる時に
  風邪で寝込むのも、悲しいだろうな。

 [ A室からのコール。
   故に彼は着替える必要があった。
   ロッカーで準備ができた、と
   キッチンサイドからの電話がないかと
   気にしながら、白手袋をはめていると、
   コールが入る  ]

  御子柴。

 『お粥と飲み物のセット完成。引き取って』

  了解。
(131) 2020/07/14(Tue) 8:16:39

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 鏡で身だしなみの確認をすると、
   早足で引き取りに行く。

   医務室の人間からも
   
単なる風邪

   と報告を受けており、
   そこまで重篤になっているわけではないだろうが、
   情報によるとそこそこ若い女性とのことで、
   弱った女性がどういう表情をするのか
   少々気になってしまったのだ。
   行為云々ではなく、食事をする時などの話だが。  ]

 医務室の奴らも、報告に来た時ニヤついてたな。

 [ ニヤついていたということは、
   問診の時などにその女性に触れ、
   それが忘れられないということだろう。

   風邪をひいていなければ、引く手数多の女性。
   そういうことだろう、と彼は1人理解する ]
(132) 2020/07/14(Tue) 8:20:56

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−過去・204前−

 [ 彼はそんなわけで期待を胸に部屋にたどり着く。

   若い女性を介抱する機会は、なかなか頂けない。
   なので、タオル類も少し多めに持ってきた。
   食事の後望まれれば、汗ばんでいるであろう
   その体を水に濡らした冷たいタオルで
   優しく拭こうという若干邪な理由で。

   姿勢を正し声を少し整えると
   呼び鈴を鳴らし、彼は落ち着いた声で告げる  ]

  ルームサービスをお持ちいたしました。*
(133) 2020/07/14(Tue) 8:23:01
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a51) 2020/07/14(Tue) 8:26:26

涼風 梨花は、メモを貼った。
(a52) 2020/07/14(Tue) 8:46:14

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a53) 2020/07/14(Tue) 8:53:31

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a54) 2020/07/14(Tue) 8:58:56

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a55) 2020/07/14(Tue) 9:08:32

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−現在・個室−

 [ 彼の揺さぶりは、少し効いたらしい。>>123
   彼女の口ぶりからすると、レス。
   男の方がそういうことに興味がないと見た。

   セックスレスというのなら、
   彼女の欲を発散できずに溜まったものは
   彼女をどれだけ抑圧してきたことだろう。
   それが今から発散されるのならば、
   彼女はこの部屋で淫らに狂い咲く。
   それこそ、改めて彼女が旦那へと
   罪悪感を抱いてしまうかも
   などと彼は余計なことを考えた。
   旦那が彼女を美しく舞う蝶に変えられなかった。
   ならば、彼が彼女を蝶にしてしまおう。
   そう考えていると、
   彼の気持ちも更に昂りを覚える  ]
(134) 2020/07/14(Tue) 10:32:04

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 髪を耳にかけた彼の手は
   そのまま彼女を抱き寄せるように
   彼女の腰へと降りていく。
   そんな彼の手とは反対に、彼女の細くて美しい手は、
   彼の顎を伝って頬に添えられる。
   そして、試したくて仕方がなかった彼女の唇が、
   彼女の方から当てられる。

   柔らかくて、離したくない。
   そんな気分にさせられた彼女の優しい口づけ。
   口づけを続けながらグラスをテーブルに置けば、
   小さく開いた彼女の唇の中へと
   彼が臆することなく侵入していく。

   ゆっくりと、まずはお互いの舌先を撫で合うように
   絡めあい、刺激を徐々に増やしていく。
   彼女が物足りないというかもしれないタイミングを見て
   フリーにしていた片手を彼女の太腿へ。
   勿論、いきなりその隙間に手を入れるという
   蛮族的なことはなしだ。

   ただただ舌を絡め合いながら、
   彼女は軽く腕を彼の首肩に絡め、
   彼は指先を使って彼女の太腿をツッと撫でていく。
   広い部屋の中に広がる、くちゅ、という口づけの音と、
   その合間に漏れる男女の呼吸の音  ]
(135) 2020/07/14(Tue) 10:42:30

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 
っ、……ふ、……

…………
  梨花様、私の願いをひとつだけ聞いてくださいませんか。

 [ 唇を離した彼は、じっと熱を帯びた瞳で
   彼を見つめる”主人”へとねだった。
   それはいたく簡単で、
   それでいて人の心を揺るがしやすいこと ]

  その清らな声で、私の名前を……呼んでください。
(136) 2020/07/14(Tue) 10:52:17

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 彼女の気持ちを揺さぶるつもりは一切ない。
   しかし、客側である彼女に
   御子柴さん、と呼ばれ続けるのも
   どこかむず痒いというもの。
   だから、彼女に呼んでもらいたかった。

   無論、見つめ合いながらも、
   彼は彼女の太腿から膝にかけてを
   ずっと撫で続けて、彼女の答えを待つのだった。
   それはまるで、Goと言われるまで待ち続ける
   忠犬のような雰囲気さえ醸すだろう  ]*
(137) 2020/07/14(Tue) 10:55:31

【人】 天野 時雨

  
過去の話・曳山さんと
  


[ 寒い日だったと思う。
 霙まじりの何かが空からはちらちらと舞って、
 お客さんもほとんど居なくて。

 俺は俺で、ぼんやりとグラスを磨いていた。
 手を動かしていれば、嫌な事を思い出すことも
 ないだろうと思ったのに、静か過ぎる店内に流れる
 ジャズの音にさえ、思い出を揺り起こされて、唸る。

 隣で煙草を燻らせるオーナーに言葉をかけようと
 手を止めた時、木製のドアがギィ、と音を立てて
 開いた。>>127 ]


   いらっしゃいまっ…せっ…!?


[ もはや条件反射のように口から出るいつもの挨拶は
 スムーズには流れず、失礼極まりないことに
 その人を思わず凝視してしまう。]


   (でっか…)
(138) 2020/07/14(Tue) 11:36:54

【人】 天野 時雨

[ 今まで会った人の誰よりも大きい。
 それでもすぐに、あ、いけね、と我に返って、
 身体を動かすより先にオーナーの声が響く。>>127

 温かい物、というオーダーに、ほんの少し悩んで、
 その体躯には似つかわしくないかも知れないが、
 冷え切った身体を温めるにはもってこいのカクテルを。

 小さなミルクパンで、牛乳を温めて、
 こちらも温めておいたマグに注ぐ。
 コーヒーリキュールは、その人をちらりと見て、
 普通より少し多めに入れた。

 そっと混ぜて、差し出す。

 すぐにおかわりを希望されれば>>129口にあったのだと
 嬉しくなって。
 2杯目は少し、温度を下げて、アルコールをさらに多めに。

 少しは、その大きな身体が暖まっただろうか、
 そう思っていると、名前を問う、穏やかな声。>>129


   あ、天野です。
   天野、時雨って言います…時間の時、に雨、で。


[ お礼に乾杯したい、そう言う彼をまじまじと見つめる。
 紳士な気遣いに表情は緩んだ。]
(139) 2020/07/14(Tue) 11:39:31

【人】 天野 時雨

[ 尋ねられた酒の名前にふは、と笑って、
 やっぱりこの人にはカルーアは軽すぎたかも、と苦笑して。

 取り出したのはドン・フリオと言うテキーラ。

 どうぞ、とカウンターに置いて、]

   
   お名前をお伺いしても?


[ と尋ねた。
 名前を教えてもらえたのかどうだったか。
 とにかくショットグラスを軽く合わせて、
 バニラとキャラメルのような甘い味と香りを
 一気に煽った。]


   お口に合いますか?
   あ、これは俺の奢りです。


[ 彼のグラスに酒を満たしながら。]
(140) 2020/07/14(Tue) 11:40:57

【人】 天野 時雨

  
  『お客さん、こいつさ、今日女にこっぴどく
   振られたんだって言うんですよ。』


[ 突然隣からそんな声が飛ぶ。
 驚いて見やれば、ニヤニヤと笑って俺の肩をぽん、と
 叩くオーナーが居て。]


   ちょっ、やめてくださいよ、
   初対面のお客さんの前で…


[ 慌てて遮れば、くははと笑われて。
 困ったように眉尻をへにゃりと下げて、
 カウンターの前のその人に、すみません、と
 頭を下げたのだった。>>0:110 ]*
(141) 2020/07/14(Tue) 11:43:37

【人】 曳山 雄吾

 
─過去の話・時雨のバーで─
>>138
[ そう、寒い日だった。
 初めてのバーを訪れる際の楽しみには、己の体格を目にした
 マスターやバーテンダーの反応を密かに眺めることもあったのだが、
 そうさせようと思えない位に凍てつくような。

 だから青年バーテンダーの動揺にも>>138気づかぬまま、
 スツールに腰掛けた。

 やがて供されたマグを手に包む。
 その温かみに、こわばった口角がほんの少し弛んだ。
 そうして同じものをもう一杯。

 飲み終えた雄吾の質問に、名乗られた名前>>139を繰り返した。]

 天野、時雨。時雨くんか。
 風情のある良い名前だな。
 今夜もそのくらいの雨なら、良かったんだが。

[ 丸い肩のボトルから、薫り高いテキーラが注がれる>>140
 右手にショットグラスをそっと持ち、
 奥に佇むマスターと時雨とを、それぞれ見た。]
(142) 2020/07/14(Tue) 12:40:08

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 過去・204室 ─


[>>133部屋に呼び鈴の音が響く。
どうぞ、なんて声をかけたけどそう言えばオートロックだし
スタッフも鍵を持っていたとしても
自分から開けて中には入ってこないだろう。

ベッドから身を起こし、布団をどける。
青と白の縞模様のジェラピケを着て、素足にスリッパ。
下着は汗をかいてしまうのが嫌で、下しか付けてない。

ゆっくりパタパタ、と歩いてドアを内側から開ける。]


  『……ありがとう、運んでくださいますか?』

[ドアに軽く寄りかかり
汗を少しかいていたのか
頬に髪の毛が張り付いている感覚がある。

彼を中に迎え入れれば、ベッド近くまで
食事を運んで欲しいと頼むだろう。

注文した覚えのないホットレモンと白湯は
あちらのご厚意だろう。

雪菜はベッドまでたどり着くと
布団の中に入り、上体だけ起こす。
端の方に位置取りながら、横を向いてそのスタッフ。
(143) 2020/07/14(Tue) 12:46:22

【人】 双子 吹雪/雪菜



[御子柴と書かれたネームプレートを見て
その男に頼みごとをする。]


 『身体が怠くて、腕を上げるのも大変なんです。

  ……ご迷惑でなければ、食べさせてくれませんか?』


[嘘をついた。
確かに身体の熱っぽさはあるが
きっと一人でご飯を食べられないほどではない。

それは人恋しさから。
少し目を俯かせたのは、そうした想いがバレないように、と。]*
(144) 2020/07/14(Tue) 12:46:42

【人】 曳山 雄吾

 
 曳山雄吾だ。よろしく。

[ グラスを掲げ、軽く打ち合わせた。
 くいと口に含むと、熟成された味わいと華やかな香気が口中に広がる。
強いアルコールは喉を灼きつつするりと食道を滑っていった。ほどなくすると、胃の腑の底あたりに小さな太陽が昇り始めるかのような熱。]

 最初から奢られるわけにも、いかないだろ。
 俺からも、時雨くんに何か。
 マスター、お願いできるかな。

[ と、マスターが肴に持ち出す時雨の話。>>141
 長い間柄なのだろう、嫌みを感じさせない距離の近さだった。]

 それは尚更、飲まないとな。
 俺も今夜は振られたところだ。
 飲めるとこまで付き合わせて貰うとするかな。

[ もっとも、俺の方は仕事の客にだ。
 そう笑って、時雨が注いだ酒を口へと運ぶのだった。]*
(145) 2020/07/14(Tue) 12:55:53
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a56) 2020/07/14(Tue) 13:37:28

天野 時雨は、メモを貼った。
(a57) 2020/07/14(Tue) 14:36:17

【人】 曳山 雄吾

─過去の話・時雨のバーで─
>>141>>145
[ それからしばらくの間、雄吾は酒杯を傾けた。

 ブラッディメアリーとモスコミュール。
 チーズとクラッカーをつまみにし、
 店内の雰囲気を自分の中に馴染ませる。

 それからダイキリ、サイドカー、と
 ショートカクテルを二杯続けた。

 その頃にはわずかに居た他の客>>138も帰ってゆき、
 カウンター席に残るのは
 雄吾ひとりきりとなっていた。]
(146) 2020/07/14(Tue) 15:20:03

【人】 曳山 雄吾

[ 帳簿でも付けているのか、マスターの姿は見えなかった。
 空いたグラスをそのままに、時雨へぽつりと声を投げる。]

 ……ひどい振られかたは、俺にもあるなあ。

 とりあえずでも吐き出す方が、
 少しは楽になるんじゃないか。

 飲み過ぎた時とおんなじで。

[ そうして、バックの棚に視線を動かす。
 居並ぶボトルを目で追って、時雨へ戻した。]

 一杯、何でも付けてくれ。
 初対面だから言えることも、あるだろう。

 ……どんなひと、だった。
 時雨くんの相手というのは。

[ 彼がグラスを下げたなら、
 雄吾は静かな声で《ホワイト・レディ》と口にする。

 それからは無言を保って、
 ショートの筈のそのカクテルを僅かだけずつ飲み始めた。

 もしも時雨が語るのであれば、
 雄吾は沈黙したまま、頷きや表情と共に耳を傾けるだろう。]**
 
(147) 2020/07/14(Tue) 15:21:52
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a58) 2020/07/14(Tue) 15:24:36

【人】 天野 時雨

[ 奢りという言葉に反応して、逆にこちらに酒を
 寄越してくれようとするその人は、
 曳山雄吾、と名乗った。]

   いや、いいんです。その酒は、

[ 慌てて手を振る。]

  『フラれたから飲みたいっていうもんだから、
   俺がさっき、飲めっつって、あげたんです。
   良かったら付き合ってやってください。』

[ オーナーが、人好きのする笑顔でそう言って、
 グラスにまた酒を満たす。
 ふぅ…と息を吐いて、視線を落とす。]

   …本気で惚れた、女だったんです。

[ と小さく言えば、]

  『いろんな女の子取っ替え引っ替えしてるから
   バチが当たったんだよ』

[ と笑って返される。
 あんたにだけは言われたくないわ…と項垂れて。
 そんなやり取りに曳山さんは笑いつつ酒を勧める。>>145
 自分もフラれたのだと言う言葉に驚いて、
 仕事相手のことだとわかれば拗ねた目で見た。]
(148) 2020/07/14(Tue) 15:43:48

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−過去・204室内−

 [ 出てきた女性は、彼の半分ほど……
は言いすぎた。

   しかし女性の中でも一段と低いほうだろう。

   ブランドは知らないが可愛らしい寝巻きと、
   備え付けのスリッパ姿で現れた女性は
   汗をかきすぎてとても髪の毛が濡れている。

   まずはその額の汗でも拭いてからにしようかと、
   彼女の招きを受けて、
   お粥が上段に、タオルが下段に乗ったカートを
   引き込みながら彼女の誘導に乗る  ]
(149) 2020/07/14(Tue) 15:46:22

【人】 天野 時雨


[ この仕事をしてきて、たくさんの人を見た。
 いろんな人が居て、いろんな人生を垣間見て、
 少なくない数の女と寝た。

 俺は、求められることが何より嬉しくて、
 欲求に応えることが自分の生き甲斐なのだ、と
 気づいたのはいつ頃だっただろう。

 曳山さんのオーダーを>>146ひとつひとつ提供しては
 そんなことを考えた。]
(150) 2020/07/14(Tue) 15:47:03

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ ベッドそばに行くと、彼女はゆっくりとベッドに戻る。
   上体を枕を使って起こしている彼女は、
   とても病弱なお嬢様のような雰囲気を醸し出す。

   そんな彼女の横にカートをセットした彼。
   彼女が何も言わなければこちらから、と思っていたが
   彼女は余程気怠いらしい。
   嘘か真か、それに関してはどうでもいい。
   
   
食べさせてほしい>>144


   そうお願いされれば、
   彼は作った笑みで相槌を打った ]

 私で良ければ、介抱させていただきます。
 まずは、とても汗をかいていらっしゃいますし、
 濡れたタオルでお顔をさっぱりさせて、
 お粥を頂きませんか?

 [ デリバリー用の白手袋を脱ぎながら、
   彼は下段に置いていたタオルのうち
   1番小さいハンカチサイズの濡れたタオルを、
   手にとって彼女に差し出す。
   
   彼女が望めば、優しくその汗ばんだ顔と首筋を拭き、
   彼女が自身で手に取れば、手袋をつけ直し、
   お粥を食べさせる準備をするだろう  ]*
(151) 2020/07/14(Tue) 15:50:01

【人】 天野 時雨

[ いつの間にか、お客さんは曳山さん一人になり、
 オーナーもバックヤードに籠もっていた。>>146
 静かな店内で曳山さんの優しい言葉が響く。>>147。]

   曳山さんでもあるんですか?
   めっちゃ、モテそうなのに。

[ そう返して、笑う。
 
 ホワイトレディ、というオーダーに頷いて、
 ジンとホワイトキュラソー、レモンジュースをシェイカーに
 入れて振る。

 どうぞ、とカクテルグラスを差し出しながら、
 吐き出したほうが楽になることがある、という言葉を
 噛み締める。]
 
(152) 2020/07/14(Tue) 15:56:00

【人】 天野 時雨


[ 自分のことを、ぽつぽつと語る。
 テキーラを煽りながら、くらりとする頭で。

 求められることが生き甲斐だった。

 それは、例えば。
 初めてだという女には、
 ガラスに触れるように優しく、
 年上の女性には少年のように甘えて。
 M気がある女と寝れば冷徹に責めたし、
 逆に加虐嗜好のある女と関係を持てば、
 逆らうことのないペットのように。

 どの交わりでも快感は得られたし、求められるまま
 自己の性的嗜好を変化させるのは意識せずとも出来る。

 
  
だからこそ、あの時。
 あの人に、時雨の好きなようにしていいんだよ、と
 言われた時。
 …困ったように笑うことしか出来ず。
 あなたは私を求めていない、と言われたのだ。

 と言うような、話を。]*
(153) 2020/07/14(Tue) 16:00:24
天野 時雨は、メモを貼った。
(a59) 2020/07/14(Tue) 16:01:51

【人】 曳山 雄吾

─過去の話・時雨のバーで─


[ 軽く時雨が返すのに>>152、苦笑交じりの一言。]

  引きずってるのが、一人だけな。

[ だからこそ聞いてみたくなったのだ。
 気遣いの行き届いたこの青年が『本気で惚れた』という相手。
 それが何故、ひどい振られ方をするに至ってしまったのか。

 シェイカーの中で三種の材料が
 カツカツと小気味良い音と共に撹拌されていく。
 ジンとホワイトキュラソー、レモンジュース。

 ベースとなる酒をブランデーからジンに変えれば、
 琥珀色のサイドカーから白い貴婦人へと名前を変える。

 三角形のグラスに注がれたカクテルをそっと引き寄せ、
 静かに持ち上げた。] 
(154) 2020/07/14(Tue) 18:38:41

【人】 曳山 雄吾

[ ぽつぽつと語られる言葉は>>153青年の
 気の行き届いたさまに納得を与えた。

 淡い白色のカクテルを少しずつ口に運んでは
 静かに頷き、時雨が口を開く間を待った。

 テキーラのグラスが何杯呷られた頃か、
 語りはひとまずの終点を迎えたようだと知る。]


 ……彼女も、君に求められたかった
   という訳なのかな。

 でも、本気で惚れたというからには。
 時雨くんが求めた何かは、あったんだろう。


[ それは、どんなものだったろう。
 手には入れられない何か。
 それとも本当は既に得ていた何か。

 憶測は口にすることなく、代わりに
 残り少なくなったカクテルの最後の滴をくいと仰ぐ。
 グラスをコースターの上に置き、
 同じものを、と差し出した。]*
(155) 2020/07/14(Tue) 18:38:59

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 過去・204室内 ─


  『そう、ですね……

   お願い出来ますか?』

[>>151御子柴の言葉を聞けば
髪を指先で弄り、少し気恥ずかしげに
汗を拭いてくださいと頼む。

受け取ろうとも考えたが
それでは先程の、腕を上げるほど辛い、という嘘が
バレてしまう。

だから雪菜は御子柴に
拭いてくれるよう頼むことになる。
濡れたタオルがべたついた汗を拭き取っていくと
かなりすっきりと爽やかになりよかった。]


[お粥を食べる段になるから
雪菜はゆっくりとその口を開けて
食べさせてくれるのを待つだろう。

意外と口が大きく開くことに
少し驚いたかもしれない。

その口で、時に何を咥え込んでいるのか。
この船に乗ってる以上、そんなことも想像できるだろう。]*
(156) 2020/07/14(Tue) 19:56:53
卯波 慧は、メモを貼った。
(a60) 2020/07/14(Tue) 20:56:26

【人】 涼風 梨花

[自然と寄り添い、腰へと這う掌と。
マティーニに濡れた煙草の香りが混じる唇が、
男の囁き通り、強張りきった女の内側を溶かしていく。

たとえ身体の繋がりなどなくても愛情さえあれば
なんてとんだ強がりでしかなかった。
だからといって誰でもいいなんてケダモノにもなれず。

どれだけ飢えて渇いていたのかを思い知らされる。
薄く開いていた瞼は自然と伏せらせ、
代わりに、スマートに差し込まれた舌先を迎えるように
軽く唇を開いた。>>135

 ん……、 ……ふ、ぁ…

[ぎこちなさを伴ったのは始めだけ。
撫でて突く程度に絡ませていた舌が少しずつ深くなり、
物足りなさを訴えるように、女の方から
唾液を混ぜ合うほどねっとりと絡ませていけば、
夫との性交渉はなくともそれなりに経験があることは
男の方へも伝わるだろう。]
(157) 2020/07/14(Tue) 21:44:16

【人】 涼風 梨花

[徐に太腿へと滑る掌の熱に、びく、と腰が跳ねる。]

 ンッ、……な、ぁに…?

[気づけばすっかり蕩けた表情で、
名を呼ぶ声に合わせ、微かに瞼を開く。
男の指に合わせ波打ち、布越しに撫でられる感触に、
もじ、と下肢が揺れ。

両手を男の首裏に回したまま、唾液に濡れた唇は
彼の言葉に、はく、と息づきするように蠢いた。

じりじりと燻り高まる熱が、全身に広がるのを感じる。]
(158) 2020/07/14(Tue) 21:50:15

【人】 涼風 梨花

[請われるままに紡ぐ声は、
自分でも驚くほど甘えた色を孕んでいた。

まだ、従業員とゲストの一線を越えぬかのように、
行儀良く腿を撫でるに留まる掌に視線を落とす。
既に内側は、じっとりと熱を孕んでいて。

女自身、何を欲しがっているか、期待しているか。
もうとっくにわかりきっていることを、口にする。]
(159) 2020/07/14(Tue) 21:54:18

【人】 涼風 梨花

[ぐ、と。首裏に回していた腕に力が籠る。
白指が探るようにジャケットとシャツの内側へと伸びて、
蝶ネクタイの留め金を弾く。

利口で忠実な番犬の首輪を外すような心地で。

場所は、どこでも構わなかったが
とうに力の抜けた足先は、すぐには立てそうにない。]**
(160) 2020/07/14(Tue) 22:00:05
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a61) 2020/07/14(Tue) 22:01:47

天野 時雨は、メモを貼った。
(a62) 2020/07/14(Tue) 22:06:18

クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a63) 2020/07/14(Tue) 23:49:06

 




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