人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

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視点:


[犠牲者リスト]
はなこ

二日目

本日の生存者:小雪、蓮見 朱鷺也、篠田 小牧、神田 京平、稲出 柊一、鳳 凛、長尾 浩明、落川 禅、田邊 夕鶴、花巻 楓、堂本 明菜、神崎 紅葉以上12名

【人】 神社の娘 小雪


[ 沢山の人に可愛いね、似合ってるね
  お姉さんだね、なんて褒められただけでなく
  りんご飴まで貰って>>165小雪はご機嫌。 ]


   お母さん、すごーく楽しいねっ!
   りんごアメもおいしかった!
   トウモロコシも食べたし、
   つぎはヨーヨーのところに行きたい!


[ 満面の笑みでねだっていた小雪だが、
  ふと何かを思い出したように。   ]


   あ、でも花火!花火はまだだっけ…?
  
(0) 2021/07/25(Sun) 0:03:40

【人】 神社の娘 小雪


[ ちょうどいいタイミングだったのか
  質問からそう間を置かずに
  ドォン、と破裂音が聞こえて夜空を見上げれば。
  そこには大輪の花が咲き始めていた。
  ほら、始まったみたいよ?なんて
  母親はくすくすと笑う。
  小雪は目を輝かせて、花火の方を指さして ]


   わぁ!花火だー!!


[ 小雪はヨーヨーの事なんて忘れたかのように
  屋台が立ち並ぶ場所で空を夢中で眺めていた。 ]**
(1) 2021/07/25(Sun) 0:04:07
教師 落川 禅は、メモを貼った。
(a0) 2021/07/25(Sun) 0:05:36

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/07/25(Sun) 0:05:42

神社の娘 小雪は、メモを貼った。
(a1) 2021/07/25(Sun) 0:07:44

二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a2) 2021/07/25(Sun) 0:08:15

【人】 三年生 堂本 明菜

― 現在:青果店屋台 ―

[サツマイモスティックの屋台を見ながらそんなこと
 >>1:382>>1:383を思い出していたら、
 同時に食券をまだ使ってなかったことも思い出した。
 セーラー服の少女を追って随分遠くまで来てしまったから
 戻りついでに全部使ってしまおうと、
 とりあえず目の前のサツマイモと引き換えて、
 残りの2枚はたこ焼きと唐揚げに変える。
 これならみんなで分けられると考えたからだ。]


 あ、京平君。
 来てくれたんだ。


[店に戻れば京平がトウモロコシとキュウリを
 買っているところで。>>1:361
 水とジュースを差し出されたなら、
 手は買ってきた食べ物で塞がっていたから
 代わりにサツマイモスティックを差し出して、
 食べる?なんて聞いてみたり。]
(2) 2021/07/25(Sun) 0:09:25

【人】 三年生 堂本 明菜


 今日はお面、あんまり目立たないね。


[周りを見れば最近流行ったアニメの影響か、
 狐面をつけてる子が多いような気がする。
 少しだけおかしそうに笑って、
 勝負の状況を聞かれたならそろそろ決着がついたかも
 しれないなんて、牡丹さんに確認しにいったんだ。]
(3) 2021/07/25(Sun) 0:11:48

【人】 三年生 堂本 明菜

[勝負の結果はキュウリの勝ちだった]*
(4) 2021/07/25(Sun) 0:14:06
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a3) 2021/07/25(Sun) 0:18:32

二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a4) 2021/07/25(Sun) 0:19:24

一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a5) 2021/07/25(Sun) 0:24:35

三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a6) 2021/07/25(Sun) 0:25:38

三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a7) 2021/07/25(Sun) 0:27:57

【人】 数学教師 長尾 浩明

――花巻庵の屋台付近――

   「 花巻庵のものは美味しいもんな。
     俺は最中をよく買うんだけど。 」


  花巻庵は評判のいい店だということを再確認しつつ。
  
  自分の答えは面白くも何ともないけど
  何か、悩める青年の後押しは出来るのだろうか。
  自分の気持ちに名前を付けるのが怖いという
  言葉を否定なんてできない。
  そう思うのはきっと子供も大人も同じで。


   「 
言えるよ。稲出ならきっと言える。

     だって、相手のことを真剣に考えようと
     そう思ってるから違うって思うのはひどいとか
     悩むんだろ?そんなに真面目に考えてるなら
     多分…本当に想う相手が出来たら
     言わずにはいられない…俺はそんな気がする。

     ま、気持ちに名前を付けずにいる
     名前のない関係がダメとは言わないけど
     ……、そんな関係は、脆いから。
     
何かあればあっという間に、崩れてしまう。

     だからおすすめはしない、かな。 」
(5) 2021/07/25(Sun) 0:30:03

【人】 数学教師 長尾 浩明


  こうやって聞くってことは
  気になる相手がいるのかもしれない。
  真剣に悩むのいいことだし恥ずかしいことでもない。
  誰に言いふらすとかそんなこともないから
  寄りかかってくれるのなら、真摯に応えたい。

  そんな風に話をしていれば、たい焼きはいつの間にか
  すっかり胃の中におさまっていた。*
(6) 2021/07/25(Sun) 0:30:33
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a8) 2021/07/25(Sun) 0:32:35

数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a9) 2021/07/25(Sun) 0:35:48

【人】 三年生 堂本 明菜



 京平君が買ってくれた3本で決まったみたい。
 ありがとう。


[他にも屋台前で美味しそうに食べてくれた朱鷺也や柊一。
 勝負のことを伝えて応援してくれた楓。
 お土産に数本買ってくれた夕鶴や長尾先生。
 何も知らないながらも食べてくれた小牧。
 買ってくれた人たちにまた会えたら、報告しなくては。

 屋台の奥では父親が悔しそうにしていたけれど
 勝負は勝負。
 さて、願い事はどうしようか――]**
(7) 2021/07/25(Sun) 1:07:41

【人】 一年生 花巻 楓

─ 回想:篠田さん>>1:312と ─


 えへへ、ありがとう。

 お母さんにも、綺麗に直してくれてありがとうって
 言ってたって伝えてくれるかな。

 …初めて仕立ててもらった浴衣だから、また着られて嬉しい。

[鉄板を挟んで篠田さんと向かい合って。
可愛い子からの誉め言葉はむずがゆさも感じるけど、
篠田さんのおうちで仕立て直してもらった浴衣だから
篠田さんからも似合って見えてるなら良かったってほっとして
この浴衣だけでも苦い想い出に取り残されたままにならずに済んだことも含めて
ありがとうってお礼を伝えた]
(8) 2021/07/25(Sun) 1:17:18

【人】 一年生 花巻 楓

[自分の中のコンプレックスの、ひそかなごめんね、の印は
伝えなくても待ってる間に見てて気づかれてただろう。
手渡した飴をじっと見つめた篠田さんが、ふにゃっと笑ったのは
それこそ大輪の華を咲かせたみたいに見えて
(少女漫画だったら絶対背景にたくさんのお花が飾られたことだろう)
こんな可愛い笑顔見られて役得だなって思いながらこっちも満面の笑顔を返して]


 うん、こちらこそありがとう。

 篠田さんも気を付けて、くらっとしたらすぐ座って休んでね。


[そう言って屋台の前から離れる彼女に手を振り返して見送ったのだ**]
(9) 2021/07/25(Sun) 1:21:23

【人】 二年生 稲出 柊一

花巻庵の屋台付近


 先生は最中推しっすか?
 オレはどら焼きが好きです。
 栗が入ってるやつ。

[でも、確かに最中も美味しいな。
とか言いだすと、あれもこれもって、
キリがなくなるんだけど。

深い話なんて、したことの無い相手に
「稲田ならきっと言える」そう言ってくれる先生は、>>5
この短い間でも、自分の話をするより
相手の話を多く聞いて>>1:372
それで答えを出したのだと思う。
そして話を聞いてもらって、嬉しい自分がここにいる。
先生はこの短時間で、自分の言ったことを証明した。]

 言わずにはいられない……。そうですね。
 多分、迷ってるってことは、
 そこに"何かが"あるからなんだと思います。

[確信をもってそうと定められたものが、
相手の為にならなければ、それは……。
名前のない関係は脆いという先生は、
名前のない関係を失ったことがあるのだろうか。]
(10) 2021/07/25(Sun) 1:29:28

【人】 二年生 稲出 柊一


 いきなり、ガチトークしてすみません。
 今度はもっと、ライトな話に付き合ってくれます?
 男同士でしか出来ないような。そんなやつ。

[いきなり猥談とか振って、
意外とノリノリで熱弁ふるってくれたりしないかな?
今日は意外な一面に触れた。まだあったって、おかしくない。
そんな長尾先生が見られたら、絶対面白いやつ。

たい焼きはもう無くなっていて、いい時間。
しまった……!花火見るメンバーの確保……。>>1:320
一瞬、長尾先生に目を向けるが、この話の流れで
「2人だとちょっとアレなんで、先生も花火一緒に見ませんか」
なんて誘いに、乗ってくれるわけないよな……。] 

 オレ、花火の場所取りしてきますね。
 話聞いてくれて、有難う御座いました。
 先生、頼りになりますね。

[そう言って、頭を下げた。
自分じゃ見えないけど、上がった時のオレの顔は、
迷いが晴れたような、すっきりした笑顔だったと思う。*]
(11) 2021/07/25(Sun) 1:31:31

【人】 二年生 稲出 柊一

花火の場所取り


[人がごった返しはしないが、そこそこの人がやってくる。
その中でも良い場所でと思うなら、
少し早めに行かないといけない。
そして食券が1枚まだ残っていたことを思い出す。
そう言えば喉渇いたな……。
冷たいものを飲みながら見る花火はきっと良い。
オレは最後の食券と小銭で、ラムネを2本買った。

本殿の左脇の小道を入って、石段を上った先に、
少し開けた場所があり、
竹で出来たベンチがいくつか置いてある。
まだ空いているベンチがあったから、
そこに腰掛けて、荷物を置いた。

スマホを取り出して、小牧さんにメッセージを送る。]

『いい場所とれたよ。本殿の左脇の小道を入って、
 石段を上った先に居ます。
 あと、大変申し上げにくいのですが……
 他のメンバーの獲得が出来ませんでした。
 気まずかったら、無理しなくて良いから。
 あと誰か誘える人いたら、是非お願いします……。』

[この場所を写真に撮って、画像も送る。
それを見れば、そこそこ人が居ることが伝わると思う。**]
(12) 2021/07/25(Sun) 2:07:24
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a10) 2021/07/25(Sun) 2:15:03

【人】 一年生 花巻 楓

─ 屋台 ─


[篠田さんを見送った後、次に見えたのは探していたその人じゃなかったけれど待ってはいたうちの一人で]


 あ、長尾先生。

 いらっしゃいませ、来てくれてありがとうございます。


[御店にもたまに買いに来てくれてるから昨日営業しなくても来てくれたかもだけど
足を向けてくれて嬉しいと笑顔で出迎え、注文を受け取って
手早く包み紙に包むと手渡して]

 お待たせしました、ずんだになります。

 あんこと比べるとちょっとくせがあるかもですけど、
 お豆さんの風味が広がって美味しいですよ。
(13) 2021/07/25(Sun) 2:37:26

【人】 一年生 花巻 楓

[ずんだ餡は美味しいけど独特な風味で好みがわかれるところ。
熱々焼き立てから冷めた後まで美味しく食べられるよう、
餡の甘さと風味の加
減を父と兄で工夫していたから
頼んでもらえて目の前で美味しいと言ってもらえたものだから>>1:333
こちらも自然と笑顔が増して]


 ありがとうございます!

 またお店にも来てくださいね。
 もう少ししたら季節限定の栗あん最中が出ますから。

[こんな気の早いお勧めをしたのは、
目の前の先生が最中を好んで買ってくれてるのを知っているから]
(14) 2021/07/25(Sun) 2:38:06

【人】 一年生 花巻 楓

[最初に長尾先生がお店に来た時は相手が先生だとはわからなくて。
新しい職場へのご挨拶に持っていくものを、という話で
転勤されてきたのかな、くらいに思いながら接客をしたのはまだ記憶に新しい話]


 この町の人が多い職場でしたら、こちらのお饅頭がお勧めですよ。
 子供の頃から食べなれている方も多いですし、
 ……ここだけのお話ですけど、下手に高いものより喜んで頂けるかと。


[挨拶にもっていくと聞いたのに単価の安いお饅頭をお勧めしたのは
相手のお財布事情に考慮した、わけではなく単にみんなの口に馴染み深いものを選んでのこと。
自分用にも何か、って最中を買って行ってくれたのも含めて
また買いに来てくれたら良いなとは思っていたのだけれど
まさか学校でその人との再会があるなんて思ってはいなかった]
(15) 2021/07/25(Sun) 2:40:03

【人】 一年生 花巻 楓

[お客さんとしてではなく、先生として接するこの人とは授業以外に接点はないけれど、
個別に質問へ行かなくても成績は悪くない方だし、
お父さんとの約束もあって睡眠時間を削って勉強してるから
成績面で先生から心配されることはないだろう。


ただ一つ、進路の面に関してだけ
漠然としたものすら出したことがないから
まだ一年生とはいえ、心配される部分はあるかもしれない。


そろそろ寝不足の影響も出始めたから
(瞼の怪我だってそのせいだし)
本当は、どうしたらいいのかなって相談したいけど、

時間も切っ掛けも作れないまま、
何よりあたし自身どうしたいのか分からないから現状維持のままでいる**]
(16) 2021/07/25(Sun) 2:41:29
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a11) 2021/07/25(Sun) 2:46:13

【人】 二年生 鳳 凛

── 現在 オルゴール店──

[深くなっていく藍色。
風に交じる夜の匂い。

星空を切り裂くように銀河の川が流れている。

祭りの喧騒に消えてしまいそうなオルゴールの音色に耳を傾けていた凛は、その名を呼ぶ聞きなれた声に瞼を開けた。>>1:378



……あ、先生。


[人混みから、こちらに歩いてくる落川に、やっぱり会えた、と凛は微笑む。]


何度も着回したことがわかるよれよれの上下。
バケツのような帽子は不必要な怪しさを際立たせるアクセントの役目を果たされていて…

今日の服装も、本当に素敵ですね。


[ツギハギだらけの制服の凛程ではないけれど、浴衣が多いこの場所ではあまり見ない格好だから、遠目でもある意味目立っていた。
そんなことにはお構いなしといった感じで隣に並ぶ落川を凛は横目に見る。]
(17) 2021/07/25(Sun) 7:57:09

【人】 二年生 鳳 凛



 …… 


[今の格好が凛の好みであることは本当。
けれど、もし彼が浴衣を着ていたとしても、同じように思った気がした。]




──え!

買うつもりですか?先生!?
300
円もするのですよ?


[お土産にひとつという落川に反射的に凛は声をあげる。>>1:380
それはもう、誰のためのお土産なのかという疑問が浮かぶよりも早い、本能的な反射だった。]


『破格やわ!!!!』



[それまでずっと黙っていた店主が思わず突っ込みを入れる。] 
(18) 2021/07/25(Sun) 7:57:12

【人】 二年生 鳳 凛


提案ですが、今からちょっと100円均一にしてみませんか?
せっかくのお祭りですし…
お客さんもたくさん来ると思います。


『いやいやいやいや。
そないにしたら流石に赤字やて…』


赤字!!!なんて素敵な響き!!!
売れば売る程お金がなくなっていくなんて
夢のようじゃないですか!
やりましょう!ね、先生?


『……。』


[同意を求める凛と、助けを求める店主の視線が落川に注がれる。

和モダンな模様が施された木箱からはずっと、優しい癒しの音色が流れていた。]**
(19) 2021/07/25(Sun) 7:57:18
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a12) 2021/07/25(Sun) 8:20:23

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 田邊先輩と ―

[どうも田邊先輩は視線が落ち着いてないのよね……。>>1:365
 心配は顔に出てたわ。]


 そうですよ。特にこの帯のあたりなんて色々重なってますからね。


[そう、おはしょりで折って紐で結んでいるし更に帯板まであってそれでいて帯も何重に回して……。
 タオル詰める人もいたりするわよね……。

 先輩のいいな、という言葉に。
 なんとなく、本当に何となくなんだけれど
 少し何かに触れた気がしたのよ。



 そうですか……。


[着てみればいい、と言うのは簡単だったわ。
 ただ、着たい服を着るのに色々悩む人もいる。それは勿論わかっているのよ。


 ……もしかして、着て見せたい相手でもいたのかしら?
 そう思ったら老婆心が僅かに出てきたの。
 私はシンデレラの魔法使いじゃないから、今すぐ服の全ては変えれないけれど……。]
 
(20) 2021/07/25(Sun) 9:07:46

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 
 じゃあちょっとだけでも。
 腰のあたりに飾るだけでも結構違って見えますよ。


[そう言って、髪を飾っていた浴衣にあわせた和風なリボンを外したの。
 そうして笑って差し出してみたわ。
 受け取って貰えなくても巾着にしまってまたつけなおそうとはしないの。]
 
(21) 2021/07/25(Sun) 9:09:11

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 ふふ、うちの服気に入って頂けたなら嬉しいです。


[そしてさっきの経緯を素直に話せば何故か硬直されてしまったわ。
 ……どうしよう。先輩が本当に大丈夫じゃなさそうだわ。


 ただ、会話を打ち切りたそうなのは何となく伝わってしまったのよ。]


 はい、行ってらっしゃい。

 大丈夫ですよ、後でまたという約束ですし。


納得はしてないわ。

 でも、なんだか私とお話するのは落ち着かなさそうなのはわかったもの。

 私は事情も何も知らない出会ったばかりのよそ者。
 何か出来るとしてもそれはきっと私じゃない。


 お見送りされるまま私はでは、とお辞儀をして立ち去ったのよ。]
 
(22) 2021/07/25(Sun) 9:10:54

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[なんやかんやで。
 田邊先輩と別れた後はまったり一人でハートのべっこう飴をなめながらお祭りの中を歩くの。
 折角の柄が溶けていくのはちょっと残念だったけれど、食べないのも勿体ないもの。
 ふふ、こういう食べ歩きなんてちょっとお行儀が悪い事もお祭りの中だとやりやすいわよね。
 
 クラスの子やお客様とすれ違えば挨拶をして。
 うちの浴衣こんなに可愛いんですよ、という宣伝も忘れずにいるのよ。

 そんなこんなしていたら連絡が入って来たの。>>12] 


 ……ふむふむ。本殿の左脇、ね。


[場所を視線で確認するの。
 というか。]
 
(23) 2021/07/25(Sun) 9:13:32

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 ……メンバー気にしてくれたのね。


[あの発言>>1:320があったから二人になるかと思ってたわ。
 無論本気の二人きりの意味ではなく。

 気遣いを色々感じてありがたくなるの。

 ……あれ、というか。]


 ……つまり蓮見先輩本当にどっか行っちゃったのかしら?


[見てくる、とだけ言って友達を放置して行っちゃったの?
 ま、まぁ……相手にも本当に他の約束やら会いたい人に会ったとか。そういうのもあるのでしょうけれど……。

 ため息をついて呆れたくらいは仕方ないわよね。

 
(24) 2021/07/25(Sun) 9:15:00

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[メッセージを一先ず先に送り返すの。


『ありがとうございます。今から向かいますので少し待ってください。

 メンバーに関してはお気になさらず。私が勝手に勘違いしただけですし。二人でも気にしませんよ?
 誰かに会ったら声をかけますが二人になったらそれはそれ、と思って頂けると。』

 送信後、犬の待ってて、というスタンプをぽん。

 あ、そうだわ。
 何か食べ物買っていきましょう。お誘い頂いたお礼くらいしないと。

 男子ならやっぱり粉ものかしら?
 そう思ってウズラの卵が入ったたこ焼きを一パック購入しておいたのよ。]
 
(25) 2021/07/25(Sun) 9:16:55

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[それから本殿の方へ。
 結局誘える位親しい人を見つけれずそのまま行っちゃったわ。

 人がそこそこいて、暗くなってきた時間だと即見つけるのは難しかったの。]


 稲出せんぱーい?


[頭のリボンを取ってしまって特徴が減った分、私の事は少し見つけにくくなってるかもしれないわ。

 キョロキョロ歩いたのが悪かったわ。
 人に軽くぶつかって。ちょっとよろけたのよ。]


 きゃっ……! 


[踏ん張りきれなくてもたこ焼きだけは死守する気合いだわ。]**
 
(26) 2021/07/25(Sun) 9:19:34
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a13) 2021/07/25(Sun) 9:25:37

一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a14) 2021/07/25(Sun) 9:25:37

二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a15) 2021/07/25(Sun) 10:37:12

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[まさか呆れられているとは知らないが>>24
 万が一なんかあったら連絡来るだろ、くらいの仲だ
 連絡が来てない時点で、特に柊は困ってないんだと
 俺は勝手にそう判断した、ってことにしてくれ(なあ)

 別にぼっちでも構わないんだよ、俺は。
 あとで落川センセを誂いにいくかあ、なんて約束
 まさかセンセも無事屋台へ繰り出してるとは知らず
 気の向くまま神の赴くまま、拝殿へ

 …拝殿なら、階段を登り始めるだろうし
 屋台なら、階段を下り始めようかというところ。 

 茜色が夕闇に飲み込まれ 辺りがすっかり暗くなる頃
 ドォン、と暗闇を切り裂く破裂音とともに、
 パッ、と大輪の花が夜空に咲いた >>1
 人々の歓声 例に違わず視線を空に向けて
 鴉色の瞳に彩りを映す。

 足は階段の中腹で、止まったままで
 暫し、空を眺めている ]*
 
(27) 2021/07/25(Sun) 11:11:38
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a16) 2021/07/25(Sun) 11:14:25

【人】 教師 落川 禅

[相変わらず謎すぎる鳳評価に、額をおさえながら。>>17


  そりゃどーも。
  ……知らないやつが聞いたらそれ、
  まったく褒めてるように聞こえないからな。


[若干、オルゴール屋の店主の目が痛い。
パッと見不審者みたいな男とツギハギだらけの制服の女子学生、なんて組合せは悪目立ちも甚だしいだろうし。
それはもう、腹を括るとして。

寄ったついでに、ひとつ買おうとしたら。
隣の鳳の声を皮切りに、何故か始まったツッコミ漫才。>>18
(28) 2021/07/25(Sun) 11:55:43

【人】 教師 落川 禅

[平行線すぎる両者の言い分に、視線がこちらへ向く頃には。]


  
ぶっ!!
 ははははは!

  ひー…そのツッコミ最高っすねー。


[俺は声を上げて笑っていた。]
(29) 2021/07/25(Sun) 11:56:08

【人】 教師 落川 禅



  いやーすんませんね、うちの学校の生徒なんですけど
  この通り、悪気はないんすよ。


[鳳は小柄だから、花一高の制服を知らなければ中学生に勘違いされるだろうか。
まあそれはひとまず置いておいて。
店主に詫びをひとつ入れ、隣を見た。]


  そんだけ強い信念持ってるのはえらいけどなー
  ひとを困らせるのはよくないぞ。
  みんながみんな、鳳と同じ価値観で
  金を扱ってるわけじゃないんだ。

  それは、わかるよな?


[落ち着けよ、と背中をぽんっと叩いてやり。]
(30) 2021/07/25(Sun) 11:56:51

【人】 教師 落川 禅

[そうして店主を見れば。]


  ──ってことで、
  騒いだお詫びも兼ねて二つ買うんで。
  セットでちょうど500円にするってのはどーです?


  
『結局値切るんかい!!』



  はっはっは、バレましたー?


[間髪置かずの突っ込みに再び声を上げて笑いながら、ちゃっかり値切り。
財布から出した500円玉を渡そうか。]


  いっそ、セット割引しちゃったらどうですー?
  二つ買えば割引されるならお得ね、買っちゃおうかー
  っていう客もいるんじゃないですかね。

  ということで、鳳。ちゃっちゃと二つ選ぶぞー。


[笑い声と喧騒の合間に優しい音色を奏でる木箱を指して。
ほら、と隣を急っついた。*]
(31) 2021/07/25(Sun) 12:02:46

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 篠田さんと ―

[浴衣は暑い、という感覚は、
七五三くらいしか着物に縁のなかった私には、さっぱりで。

でも、篠田さんの実感がこもった声に、
お洒落って大変なんだなあ……と思い。
今までだったらそれを、
他人事のように聞いていられたのだけれど……

自分の服装を見下ろすと。
篠田屋さんによる良い感じの服飾技術により、
何かこう良い感じのラインが出て
良い感じに見えてはいる、ような、気もするけれど
(褒めてくれてありがとうね>>20

……組み合わせ自体は、ほぼほぼ、
小学生の時から変わっていなかった事に気付いて、私は……]
 
(32) 2021/07/25(Sun) 12:04:43

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな私の、遠くに飛びかけた意識を
篠田さんの声が引き留める。>>21]


 え? でも。
 篠田さん、せっかく綺麗にしてきたのに……


[目の前で外されるリボンに対し、
そう言っている間にも、彼女の髪は解かれて。]


 ………… ええと、それじゃあ……。


[しばし逡巡。ためらいながらも、
ありがとうと言って、私はそのリボンを借りた。]
 
(33) 2021/07/25(Sun) 12:05:27

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[少しためらったのは。
勿論、さっき言った理由が一番大きいけれど。

少し思ってしまったのは。
きっと彼にも『可愛い』と思われたのだろう、
彼女の身を飾ったそれを、私が付けるのは、こう、何だか ]

 
(34) 2021/07/25(Sun) 12:06:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……そういう事を篠田さんの前で考えるのは嫌だったので、
私は頭を振って。

私が『可愛い』と思う女の子が選んで、
私のために差し出してくれた。それが嬉しいから。
それで自分を飾ってみたい、という気持ちが、
ちゃんとあるからこそ、受け取ったのだ。

だから、そのリボンを腰に飾って。
……飾る位置、どこがいいのかわからなくて
篠田さんに聞いたけれど。
…………これはちゃんと、可愛いのだろうか。
と、篠田さんの前で考えるのも失礼なので]


 ……ありがとう。
 か、可愛くできたかな?


[謎の羞恥心に襲われながらも、そう尋ねたのだった。]
 
(35) 2021/07/25(Sun) 12:07:41

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんなこともありつつ、私は篠田さんと別れたのだった。

でも、私は篠田さんの事、
余所者だなんて考えたりしないよ。
まだ今は、交わされる事のない話かもしれないけれど。
]*
 
(36) 2021/07/25(Sun) 12:09:39
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a17) 2021/07/25(Sun) 12:15:29

【人】 二年生 稲出 柊一

[奥まった場所にあるから、知っている人は限られるけど、
座って綺麗に花火を見られるこの場所の、
ベンチを確保するにはそれなりに早く来る必要がある。
今ではちらほら、立ち見の人も増えてきた。

自分1人じゃ気にしなかっただろうけど、
綺麗な浴衣を着ていて、
洋服が大好きな小牧さんのことを考えて、
巾着の中に入れていた、つぎはぎの手拭>>1:32で、
ベンチの表面を軽く拭いておいたんだ。

メッセージが返ってきたら、了解!
とお座りする柴犬のスタンプを返す。
暫しスマホで適当な記事を読んで待っていた。

やがて聞こえてきた自分を呼ぶ声に、立ち上がり。>>26]

 こっち!

[軽く手を振ったんだ。頭のリボン外してたみたいだから、
距離が縮まって浴衣の朝顔が目に入って、
やっと小牧さんを見つけた。
すれ違いざまに人とぶつかってよろけたら、
その肩を掴んで支えようと、条件反射で手が伸びた。]

 大丈夫?ゆっくりでいいから、気を付けて。**
(37) 2021/07/25(Sun) 12:24:34
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a18) 2021/07/25(Sun) 12:34:16

【人】 一年生 花巻 楓

─ 屋台 ─


[目の前で早速一口食べてくれた長尾先生は
流石に立ったままここで全部食べるなんてことは無くて
屋台から離れる背中に、座ってゆっくり味わって食べてもらって、
いつもと違う味も気に入ってくれたらいいなって思いながら見送った。

でも、どこに座りに行ったかまでは、
新たに声をかけられた>>1:349から、見ることなく。
いらっしゃいませ、と言いかけながら向けた顔は、一方的に知ってた顔で
さっきときやくんとの話にも出てた人だったから]

 あ、えーと……ときやくんのお友達さんの
 ……しゅう、先輩、ですよね?

 来てくれたんですか、ありがとうございます。

[朱鷺也が言ってた柊って名前しか知らないものだから、
勝手に呼んでいいものだろうか、そもそも聞き間違いとかしてたらどうしようとか思いつつ
お友達さん、で通すのもどうかと思い確かめるように名を呼んで。
べっこう飴のお礼を言ってもらえたのに、あぁ、と笑って]
(38) 2021/07/25(Sun) 12:39:30

【人】 一年生 花巻 楓



 いえいえ、こちらこそわざわざありがとうございます。

 ただ、あれはときやくんが差し入れしてくれたお返しなので、
 ときやくんにもお礼を伝えてあげてくださいね。

 
[仮に差し入れが無くても、商店街仲間のよしみで渡してただろうけど
対応はしてなくても周りにお客さんがいる中で堂々とは言い辛い。
でも、顔を見たら喜んでくれてるのは伝わるし
わざわざ来てくれてお礼を言ってくれたのが嬉しかったからお礼を返し
でも嬉しいのはそれだけで終わらなかった]

 あ……はい、ありがとうございます。

 もう少し涼しくなったら、秋限定で栗が一個まるっと入ったどら焼きが出ますから
 また是非いらして下さいね!

[長尾先生もそうだけど、具体的にこれが好きだって言ってもらえるのは本当に嬉しいのだ。
栗入りのどら焼きは一年通してあるけれど、そこに栗の甘露煮がまるごと入るのは秋限定の人気商品だから、ぜひ食べてもらいたいとお勧めしてお見送りとなったのだった**]
(39) 2021/07/25(Sun) 12:39:53

【人】 数学教師 長尾 浩明

――花巻庵の屋台付近――

  どら焼きもいいよな、なんて話をしだすと
  キリがない。花巻庵のお菓子はそれだけ美味しい
  そういう結論でいいんじゃないだろうか。


   「 その何かが何なのか知るためにも
     話してみたらいいんじゃないかな。 」


  
名前のない関係……お互い通じていると思って

  
一緒にいた相手がいつの間にか離れていた

  
そんな苦い経験の一つくらいある。

  
でもそれは今話さなくてもいいことだろう。
(40) 2021/07/25(Sun) 12:44:22
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a19) 2021/07/25(Sun) 12:44:32

【人】 数学教師 長尾 浩明


  
   「 男同士でしかできない話?
     そうだな、酒飲めるようになったら
     いくらでもいいよ。 」

  なんて笑って言った。別に成人してなくても
  いいと言えばいいのだが……
  
万一女子生徒の耳に入ってセクハラ教師とか

  
言われたら困るなんて頭によぎったなんてそんな。


  花火メンバーの確保をしようとしてたとは
  知らず、でももし事情を聞いていたとしても
  それは生徒同士で行ってこい、としか言えないだろう。
  そもそもそこに混ざる方が気まずい空気増すはずで。

  
   「 またなんかあったら話は聞くよ。
     いい場所、取れるといいな。 」


  頼りになる、という言葉に頬を緩めて>>11
  吹っ切れたような笑顔になった稲出を見送った。*
(41) 2021/07/25(Sun) 12:44:42

【人】 数学教師 長尾 浩明

――少し前:花巻庵屋台――


  美味しい、と言えば心底嬉しそうに笑っているから
  こちらも感想を言ってよかったと思えるものだ。
  季節限定の栗あん最中の宣伝を聞いて


   「 それは是非ともいかないとな。
     季節限定だと多く買ってしまいそうだ。 」

  
  なんて言ってみせた。限定ってつくとそれだけで
  魅力が三割増しにはなる気がする。
  秋になったらいつも買うより多く買っていく姿を
  教え子に見られることになるのだろう。
(42) 2021/07/25(Sun) 13:09:47

【人】 数学教師 長尾 浩明


   「 ……なるほど。
     この町の人が食べ慣れてるなら
     安心して買えるな。 」


  挨拶として持っていくものを買った時に
  対応してくれた看板娘がまさか教え子になるとは、
  思ってもみなかった。>>15
  世の中は広いようで狭い。さすがに驚いたものだ。
  お財布事情もあっての饅頭だったけど、
  皆にとって馴染み深いものだったのは
  本当だったみたいで
  見た限りでは喜んでもらえていたのを覚えている。
(43) 2021/07/25(Sun) 13:10:22

【人】 数学教師 長尾 浩明

  
  生徒としての彼女は成績面で特に心配事はなく
  授業態度だって真面目…なのだが。>>16
  最近は少し眠そうに見えるのが気にかかる。
  客として店に行くこともある関係で
  顔と名前を覚えているのと…教壇に立ってみると
  よくわかるのだが、案外生徒の顔がよく見える。
  後ろの席なら大丈夫、なんてこともない。


   「 ところで。最近よく眠れてるか?
     授業中眠そうに見えたけど……。
     俺は担任じゃないけど、なんかあったら
     話は聞けるから、いつでも頼って。
     俺に言いにくいことなら別の人でもいいし
     何か困ったこととか悩んでることがあったら、
     誰かに話聞いてもらうと
     いいんじゃないかな。 」
 
 
(44) 2021/07/25(Sun) 13:13:41

【人】 数学教師 長尾 浩明

 
  一番相談しやすい相手に相談すればいいと思うから
  無理に自分に、とは言うつもりはない。
  ただ、自分の中だけでは解決しないことはある。
  そんなときに話をする人がいればいいと思って
  言ってみたけど、お節介かもしれないから
  杞憂だったらごめん、なんて言って
  何か彼女が言っていたらそれを聞いてから
  ベンチの方へ向かったかな。*
(45) 2021/07/25(Sun) 13:13:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[その後、花巻庵の屋台を出たあとの話。
多分私は、呆けた顔をしていたと思う。

今日はなんというか、おかしな一日だな……。
と、自分の勘違いからの行いやら、
甘いお菓子の匂いと共に訪れた再会やら、
あれやこれやで、頭がパンクしそうだった。
あとでお野菜も取りに行かないと……



時刻は、見上げた空から夕日の色も消える頃。
……一人になると急に、心許ない気分になって。

私が飾り付けた提灯の光に照らされる、
お祭りを楽しむ人々の顔の中。
浮かない顔の私の方が、ただ一人浮いていて。

知らず知らず賑わいから離れようとする足が、
無意識に辿るのは、あの日にも通った道。>>1:206]
 
(46) 2021/07/25(Sun) 13:19:50

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[二人で通った道を一人で歩いていると、
やっぱり思い出してしまうのは、彼の事。

何で心が沈むのかって。

……だって、よく考えたら。
「ばったり」って言ったのは篠田さんであって、
結果的に稲出くんと二人になったみたいだけれど
最初、どういうつもりだったかなんて、私は知らないし、


私は。
何で、そんな事をいちいち気にしているのか。
何で、急に浴衣を着たくなったのか。
何で、こんなにずっと、むきになっているのか。

うまく飲み込めない。こんな感情は。]

 
(47) 2021/07/25(Sun) 13:21:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 屋台→拝殿 ―

[情けなく溜息を吐いたら、
いつの間にか私の足は、階段にさしかかっていて。

ドン、と花火の打ち上がる音を聞いて、
俯かせていた顔を上げれば、
視線の先に空を見上げる姿を認めた。>>27


……どうせ振り向かないんだろうな。
振り向いても、どうせ目を逸らされるから。



そう思うと、私はもう
怒るより悲しくなってしまって、顔を歪め。

花火の音に紛れて、無言のまま、
できるだけ静かに朱鷺の描かれた背中を追い越すと。

私はそのまま振り向かないで、
拝殿の方に走り出した。]*
 
(48) 2021/07/25(Sun) 13:25:50

【人】 数学教師 長尾 浩明

――現在:お面屋付近――

  昨日の準備で運び込みを手伝ったお面は
  よく売れているようで。>>3
  狐面が少なくなっているように見えるのは
  お面が好きな生徒の影響…と考えるのは
  流石に考えすぎか。

  せっかくだから何か買おうか、
  でも買ったとしてつけるのも…
  と暫し悩んで、そこに佇んでいた。
  傍目から見たらぼーっとしているように
  見えたかもしれないけど。**
(49) 2021/07/25(Sun) 13:29:06

【人】 三年生 神田 京平

 
 ― 少し前:屋台道中 ―

[お目当の青果店屋台へを目指す道すがら。
どこからか視線を感じ振り返る。]

 
ややっ?!


 ・・・なーんやちみっ子達かぁ

[「狐ー」「狐さんだー」と下を向けば
わいわいと子供達が狐の面に興味を持ったようだ。]

 せやでー
 おにーさんは狐さんやで〜

[子供達の興味は早々に食べ物に移ったようで。
ばいばいと手を振って見送れば
先ほどの視線を思い出す
そう、確かにあれは……。>>1:367]

 そういや「夏祭り準備係」の皆は
 お祭り楽しんどるんかなぁ

[前日に準備に走り回り、今日は食券をゲットし
美味しいものを食べているといい。

強い視線で思い出したのは蓮見君だ
彼もあの時一緒に看板を運んだ稲出君も
このお祭りを楽しんでいたら良いと願うのだ。]
(50) 2021/07/25(Sun) 13:29:40
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a20) 2021/07/25(Sun) 13:30:56

二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a21) 2021/07/25(Sun) 13:32:01

【人】 三年生 神田 京平

 
 
篭芽に鎮まり坐す はなひらの神よ

 不浄は浄へ 神寶を於て

 清め給え 幸え給え

 
(51) 2021/07/25(Sun) 13:33:10

【人】 三年生 神田 京平

 
 ― 青果店屋台 ―

 せやで、明菜ちゃんの待ち焦がれた
 京平くんやで〜
 
[え?待ってない?
そんなツッコミは聞こえません
とばかりに
調子のいいことをペラペラと口から出てくるのである。>>2]

 これが噂のサツマイモスティック…!
 美味しそうやん
 おおきに、いただきますわ

[どんな噂かはさておきありがたくいただき早速口に入れる。]
(52) 2021/07/25(Sun) 13:36:22

【人】 一年生 花巻 楓

[さて、そんな訳で先輩から嬉しい気持ちを貰えたおかげで
暑さも忘れる勢いでますます笑顔の接客が出来るようになったわけだが]


 ─── はい?

[ふと、遠慮がちな
おそるおそると言った声>>1:377
何かあったのかな?と、内心首を傾げて顔をあげた。

そこにいたのは、どこか見覚えのある───

でも、どこだったかな。友達のお姉ちゃんかな。
それくらいしか思い当たる節が無かったのは
あの頃の印象と、
今の貴女の印象が重ならなかったから。

「楓ちゃん」って名前を呼ぶ声が、
あの頃と同じ響きを持ってなかったら
きっとあたしは誰だかさっぱり分からなかった]
(53) 2021/07/25(Sun) 13:37:45

【人】 三年生 神田 京平

 
 明菜ちゃんはもう屋台巡りしたん?
 俺も一緒に回りたかったわぁ

[これまた調子の良いことを言っているように見えるけれど
ここは本音なのでお間違い無く。]

 浴衣とても似合っとるよ
 明菜ちゃんが選んだん?
 もし誰かからやとしたら
 その人は明菜ちゃんのことしっかりわかっとるんやね
 浴衣も着てもらえて喜んどるで
 
[浴衣からも伝わってくる喜びに
それが母親の仕立てた浴衣>>43だとは知らずとも
こちらも口元が綻んだ。]
(54) 2021/07/25(Sun) 13:38:17

【人】 一年生 花巻 楓

[それは何度目のお使いだったかな。
水まんじゅうを気に入ってくれた理由の一つが、
ぷるぷるって震えるとこだって教えてくれたから
じゃあぷるぷるするのを!って勢い込んで探してた時だったはず。

不意に、初めてお店に来たのと同じ顔で、あのねって切り出された質問に
そういえばお名前知らなかった!って初めてここで気が付いて
(だって、どれだったら好きになってもらえるかな、喜んでくれるかなって、
お菓子のおすすめするのに夢中だったんだもん)]


 えっとね
 はなまき かえで、です!

 あなたのお名前も、おしえてくれる?


[そうして私もあなたのお名前が分かって。
きっと何も無かったら、ときやくんとかと同じようにくんって呼んでたんだろうけど
傍にいた母が、「そう、ゆづちゃんって言うお名前なのね」って言ったから
単純な子供はあっさりそれが刷り込まれて
それからその子が来てくれる度、「ゆづちゃんだ!いらっしゃいませ!」って大きな声でお出迎えしてたのだ]
(55) 2021/07/25(Sun) 13:38:37

【人】 一年生 花巻 楓

[今にして思えば、あれは母の気配りだったのだろう。
男の子みたいな恰好でも女の子なんだから、失礼があっちゃいけないって。

でもあたしにとっては、ゆづちゃん=お菓子の好きな男の子だったから
今までずっと会えたら良いなって探してた枠の中に、女の子は入ってなくて。

でも、分かる。分かるよ、だってずっと、
ごめんねって、ありがとうって言いたかったんだもん。
楓ちゃんって呼んでくれて、お菓子の話をうんうんって聞いてくれて

あぁ、見覚えがあるって思ったの、多分学校だ。
落川先生のところに資料運びに行った時とか、居たよね?
すらっとした姿勢が綺麗な先輩だなって思ってたって、
混乱と嬉しさと、なんで気付かなかったんだろって後悔で
頭の中がぐるぐるしてて、声がしばらく出せなかったんだけど

覚えているかな。>>381

その声の響きが、やっぱり初めてお店に来たあの時と同じ、だったから

あたしは何より真っ先に、力強くうんって頷いてから]
(56) 2021/07/25(Sun) 13:39:31

【人】 三年生 神田 京平

[明菜ちゃんとは同学年。
たしか1年の時に同じクラスになってから
今まで仲良くしてもらっていた。
数えれば高校では三年の付き合いだ。

その時から飄々としていた京平は
一度お面のことを聞かれた時は>>1:342
赤面症と答えて以降問い質されることはなかった。
どこかほっとしながらも
こんなお面のやつに近付きたいなんて思わないよなと
周りとは表面上の付き合いをすることが多かった。
(友達おらへんわけではないんよ)


明菜ちゃんが寂しいと思っているのと同じく
京平もまた少し寂しいなと思うことがあった。
けれどそれは自分が臆病なだけ
本心を隠すのが年々上手くなってしまっていた。

そんな京平も
明菜ちゃんの鋭いツッコミには一目置いていて

この前の「声がデカい」>>1:341という冷静なツッコミにも
“たいへんよくできました”

プラカードを掲げたい気持ちでいっぱいであったのだ。]
(57) 2021/07/25(Sun) 13:40:25

【人】 一年生 花巻 楓



 ゆづちゃん、でしょ?


 忘れてないよ、ずっとね、覚えてた。


 あの時、おそろいって言ってくれたの

 本当に嬉しかった。

 すぐに言えなくてごめんね、

 言ってくれてありがとうって、ずっと言いたかったの。

[声に出して言えば、ずっと溜まってた後悔が
胸の中から瞳に溢れて今にも零れてしまいそう。
でも堪えて、いっぱいの笑顔で言えた言葉は
あなたとまた会えたこと、会いにきてくれたことが
何より嬉しいって少しでも伝えられるかな*]
(58) 2021/07/25(Sun) 13:41:50

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 田邊先輩と ―

>>32現在進行形で帯の下は汗で濡れてる身として、お洒落って大変という言葉には頷いておきたいものだわ。
 それでも着たい、と思ってくれる人がいるのはそれだけ着たいと思わせる魅力があるという事なのでしょうね。

 うちの服が先輩のラインの魅力を引き立てているならなによりなのよ。そこは。うんうん。

 リボンを差し出せば、それは受け取って貰えたの。

 >>34無神経だったのかどうか。それは私にはやっぱりわからなかったの。知らない、それはそれで免罪符にならないのかもしれないわね。]

 
(59) 2021/07/25(Sun) 13:46:49

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[それでも受け取って貰った。
 それをどこに飾ればいいか迷っていたからベルトを通す穴、正面より少し左。そのあたりにどうかしら? って提案したの。]


 もちろん、
とても可愛いです。



[当たり前、と言わんかごとくの自信満々な笑顔で返答したわ。
 そういうのを気にするそのものが可愛いと思いますよ、せーんぱい。


 それはきっとわざわざ言わないから交わされる事はないんでしょうけれど。
 その言葉を聞けたらきっととても喜ぶことは間違いないのよ。]

 
(60) 2021/07/25(Sun) 13:48:39
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a22) 2021/07/25(Sun) 13:49:20

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 稲出先輩と ―

[相手がわざわざベンチまで拭いてくれて気遣いの塊になっていることはつゆ知らず。

 了解のお座りしている犬のスタンプに笑みを浮かべて歩いていたのよ。

 そうして呼んで探せば聞こえた声。>>37
 よろけた肩を掴んで支えて貰ってしまったの。]


 ご、ごめんなさい。
 そうですね、足元気を付けないと。


[無論きちんと下駄な分歩きにくいもの。
 もう提灯が光るような時間。田邊先輩と頑張って少しは飾ったことを思い出して。

 その明りの美しさと頼もしさがなんだか嬉しくなったの。
 しっかり立ち上がって大丈夫、と頭を下げるの。]
 
(61) 2021/07/25(Sun) 13:49:54

【人】 三年生 神田 京平

 
 そうやねん
 聞いたってや〜
 狐のお面の売れ行き好評みたいで
 すぐ近くのお面屋の兄ちゃんがホクホクして
 俺に手ェ振って来よったんよ

 俺の個性、今日だけ没個性

[お面の話なれば食いつきもよく>>3
先ほど通りかかったお面屋の店番の人との会話を
思い出し、しくしくと両手で顔を覆って泣き真似をしてみせるが
秒で立ち直って次の瞬間にはドヤ顔をして
(お面でわかりにくいけれど)]

 まあ、俺のように格好良い狐のお面は
 そんじゃそこらにはおらへんやろ
 これくらいじゃへこたれたりせぇへんよ

[そんな京平の姿も今日は下駄に着物の和のスタイルだ。
狐のお面とは相性も良い……はずである。
そんな負け惜しみが出たところで本題へ。]
(62) 2021/07/25(Sun) 13:50:12

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 ありがとうございました。助かりました。

 あ、先輩先輩。
 お誘い頂いたお礼です。
 良ければ一緒に食べませんか?


[そう言ってたこ焼きの袋を持ち上げたのよ。]**
 
(63) 2021/07/25(Sun) 13:50:39

【人】 三年生 神田 京平

 
 わあ! 
おめでとさん

 俺も貢献できて嬉しいわぁ!

 親父さんもどんまいやで!
 明菜ちゃんの頑張りの成果や
 受け入れてあげな

[勝負の結果を聞ければ>>7
両手を上げて万歳!と大げさに喜んで。
親父さんにも声が届くようにどんまいと伝え。
嬉しそうな明菜ちゃんの顔にこちらもまた嬉しそうな顔を向ける。
そうだ。願い事。
今言うん? 言うてしまうん?
そんなハラハラドキドキした雰囲気で明菜ちゃんを見ていた。*]
(64) 2021/07/25(Sun) 13:51:14
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a23) 2021/07/25(Sun) 13:52:56

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[夏の夜空を花火が彩る
 人々は足を止めて、空を見上げて歓声を上げ
 醒めやらぬ熱気が辺りを包んで。

   そんなとき、視界の端に捉えたのは
   ひらりと揺れる和風のリボン>>35
   シンプルな色のTシャツに、
   鮮やかな色が映えて思わず目で追って…



  田邉さん?


[声は出た。だから届いて居たはずだ。
 怪訝な顔して階段数段上を見上げたのは、
 なんだか通り過ぎた顔が歪んでた気がしたから>>48
 
(65) 2021/07/25(Sun) 14:07:34

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[………声は届いていたはずだ。
 だから振り向いてくれただろうか。
 
振り向いたとて、何をはなせばいいのだろうか


 もし振り向いてくれなかったとしたら?
 一瞬でも聞こえていた素振りを見せて、
 それでも走り出したとしたら?

 
      「 なんで逃げるの 」

    そう言いながら、追いかけたかもしれないが
    きみに、追いつけたかどうかはわからない。]*
 
(66) 2021/07/25(Sun) 14:07:55
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a24) 2021/07/25(Sun) 14:09:17

【人】 一年生 花巻 楓

[ゆづちゃんとはどんなお話をしただろう。

お話したいことはたくさんあって、
あの頃より季節限定の商品が増えてるんだよとか
今年の夏のフルーツ大福も食べてみてほしいとか
葛切りがぷるぷるもちもちで美味しいんだよとか
お菓子の話はもちろんだけど、
ゆづちゃんに会いたいって言えばきっと会わせてもらえたのに
会いにいく勇気がなくてごめんねとか
あれからバレーも始めたから、短いままにしてるんだとか。
そんな話が後から後から溢れてきちゃって収まらなくなって]


 …ゆづちゃん、またお店に来てくれる?

 
[同じ学校なんだから学校ででもいいんだけど、
またあの頃みたいにおしゃべりしたいって思って
今度はお使いじゃなく、お話目的だけでも来てくれないかなってお願いした後]
(67) 2021/07/25(Sun) 14:13:40

【人】 一年生 花巻 楓




 おすすめ…

 どうしよう、どれも全部おすすめなんだけど
 ずんだはちょっとくせがあるし、
 チョコとカスタードはクレープとかも食べたかったら避けたいだろうし

 …定番のつぶあんはいかがでしょう? 


[ゆづちゃんからの注文に、
流石に全部美味しいよなんて言う訳にはいかないから
やっぱり一番オーソドックスな粒あんをお勧めして。
ゆづちゃんが決定したお味のたいやきを包み紙に包んでから
隣の屋台で頼む前から既に準備されていたべっこう飴と一緒に添えて]


 お待たせしました、

 焼きたてなので、気を付けて食べてくださいね。

[おまけのべっこう飴にはあえて触れないで、
たい焼きの入った紙袋を手渡して。
ゆづちゃんの手にある飴が、ときやくんのと同じ鳥の形をしてるのは
飴担当の従業員さんも、あの頃を知っている人だったからだろう**]
(68) 2021/07/25(Sun) 14:14:05
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a25) 2021/07/25(Sun) 14:16:14

【人】 一年生 花巻 楓

[ところで、ゆづちゃんと最後に会ったあの後
笑顔で接客できるようになったのは、それなりに時間が経ってからだった。

それは、お揃いで嬉しいって言えなかった後悔もあるけど
短く切った髪まで似合わないって言われたから。
それも、一人だけじゃなく色んな子に。

お祭りの日、あたしが言われてたところを見ていた子が
誰かが言った後なら誰でも何回でも言って良いものだって思われたんだろう。

あまりに言われるものだから、悲しくて苦しくて
それでも相手の目の前で泣いたら思う壺だって思って我慢してた。
家族の前で泣いても心配させちゃうって思って、家でも泣けなかった。

だから、誰もこない所を探して、こっそり泣くしかなかったのだ。


とはいっても子供だから、行ける範囲なんて限られてて。
お菓子の奉納とかでよくついて行く神社の境内の、
柱の陰くらいしかなかったけれど、
ちっちゃな子供の身体くらいは容易に隠してくれただろう]
(69) 2021/07/25(Sun) 14:17:45

【人】 一年生 花巻 楓

[顔立ちなんて生まれつきのことなんだからどうしようもない、
変われないってわかってることだったから、
どうしたらいいかもわからなくって


その時出てくる涙が途切れるまではその場に蹲って

ただ、ないて、ないて、ないていた。

どうしようも無い事で意地悪言う子より
お揃いだねって言ってくれたあの子の言葉を大事にしようって

そう思えるようになるまで何回も泣きに来ていたから

───もしかしたらその一時期、
誰もいない神社の境内から子供の泣き声がする、なんて
ちょっとした怪談が生まれてたかもしれない。


実際は、あたしが一人隠れて泣いてただけだったんだけど]
(70) 2021/07/25(Sun) 14:18:15

【人】 一年生 花巻 楓

[─────あぁ、でも。


本当にあの時、あたしはひとりだったのかな。



いつも、じゃないけど時折
遠く、近くに気配があったような

誰かが、なにかがそっと居てくれたような


そんな気も、ちょっとするんだ。


もしかしたらはなひら神社の神様か、狐さんが
見守ってくれてたのかもしれないなって思うけど

もしもどこかの誰かだったら
あの時ゆっくり泣かせてくれてありがとうって
お礼を言いたいなって気持ちと、
静かな境内をうるさくしてたのごめんねって気持ちはあって。

お祭りの終わった後、拝殿にお参りに行くのは
その頃のお詫びの気持ちも含めてのこと]
(71) 2021/07/25(Sun) 14:20:00

【人】 一年生 花巻 楓

[屋台の中から狭い空を見上げれば、
あれだけ煌々としていた太陽も陰って、夕闇が徐々に色濃く迫るころ。

ときやくんから貰った差し入れもとうに飲み干し、兄たちも一旦交代に入って花火の時間まで小休憩。
結局あたしもこんな時間まで屋台から離れられないままだったから]


 ………明菜ちゃんとこ、どうなったかな。


[買いに行くって言ったのに、こんな時間まで行けないまま来てしまった。
さすがにもう勝負の結果は出たころだろう。

我儘を言えるなら、とうもろこしも残してほしいけど。
明菜たちの気持ちを考えると、きゅうりが勝っていたらいいなって思いながら、新たなお客さんからの声に笑顔を向けた**]
(72) 2021/07/25(Sun) 14:25:29
三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a26) 2021/07/25(Sun) 14:34:47

二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a27) 2021/07/25(Sun) 14:36:28

【人】 二年生 鳳 凛

── オルゴール店にて──


…素敵だと思う根拠をここまでお話しているというのに
知らないひとには伝わらないなんて──
わかりました。

私の感動は、先生にしか通じないのですね。


[寧ろ、余計な説明を入れているから伝わらないのだという思考が欠けているのだが、落川とのそういう会話を凛は楽しんでいる。>>28

店主も、身形は別として先程まで大人しくオルゴールの音色を聞いていた小柄な女生徒がその後、平然ととんでもない提案をしてくるなど、想像もしなかっただろう。]
(73) 2021/07/25(Sun) 14:51:32

【人】 二年生 鳳 凛


先生?

『笑い事やないでホンマに…』


[見つめた先、落川が声を上げて笑うのに凛は目を丸くし、店主はガクっと項垂れる。>>29
(74) 2021/07/25(Sun) 14:51:38

【人】 二年生 鳳 凛

[ひとしきり笑った後、落川は大人の対応で店主に謝罪すると、凛にも行き過ぎた行動を諭し始めた。

当然、凛には反論の余地はなかった。]


……そうですね。
みんながみんな、私と同じではないのですから。
押し付けて困らせるのはよくないです。

ごめんなさい。


[凛の価値観を責めることなく話す落川に、わかりやすくしゅんとし眉根を下げる凛。
落ち着くよう彼に背中を叩かれ、その大きさになぜだか胸がいっぱいになりかけたのだが、その後、落川はなんと店主に二つ買うから500円にと交渉し始めた。]
(75) 2021/07/25(Sun) 14:51:44

【人】 二年生 鳳 凛



───…フ、フフ、…



[そんな落川に、店主の突っ込み所は逃さないと言わんばかりの合いの手が入れる。二人のやりとりをぼんやりと見ていた凛の肩が震えだすのに時間はかからなかった。

凛の鈴を転がすような笑い声が二人のやりとりに混じり、交渉は二つで500円に成立。

ほら、と落川に選ぶよう促されれば、凛は嬉しそうにして、改めてオルゴールと向き合うのだった。]*
(76) 2021/07/25(Sun) 14:51:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[どうして。
今日に限って、呼ぶのかな。>>65
もうこの頃は、そんな機会さえなかったのに。>>1:238

その声が耳に届いたら、
私はどうしても反応してしまって。
階段の数段上から、肩越しに視線を投げた。


……彼が、私の方を見ている。

どうして、私に色々見せつけた今日に限って。]
 
(77) 2021/07/25(Sun) 14:59:44

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[例え、誤解があったとしても。
一年生の、最近知り合ったばかりのはずの子の、
下の名前を簡単に呼ぶくせに。>>1:224
小さい頃から付き合いのある、
幼馴染の子とは仲良くしているくせに。>>1:318

女子と話すのがどうとかこうとか、>>0:352
そんな時期はもう、通り過ぎていたんだね。
もしかしたらそんなの、
とっくに見かけた光景だったかもしれないけれど。



だったら、どうして私だけ?

みじめな気分になって、私は目を逸らした。]
 
(78) 2021/07/25(Sun) 15:02:25

【人】 二年生 鳳 凛

── オルゴール選び 〜私だったら〜──

[箱の種類も模様も様々。
箱は木製以外にも透明なプラスチックで中が見えるものもあれば、ドームのような形のものもある。
確かにこれらがひとつ300円で販売されているのは破格だと言える。]



私だったら、これがいいです。



[暫くじっと商品を眺めていた凛は和柄の装飾が施されたものをひとつ手に取ると、そっと落川の掌に乗せる。]


…お土産、どなたかへのプレゼントですか?

もしそうなら、せっかく二つなのですから、
そのひとと先生でお揃いにしてはどうでしょう?


[凛は自分のことのように考えてそう言うと、メロディを聞くように箱に耳を近づけ、目を閉じた。]
(79) 2021/07/25(Sun) 15:02:56

【人】 二年生 鳳 凛



私だったら…、先生と同じがいいです。



**
(80) 2021/07/25(Sun) 15:02:59

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[だから私は、何も言わないで
そのまま立ち去ろうとしたのだけれど。

なんで? って。>>66

私がずっと言いたくて言えなかった事、
君の方が、簡単に言うから]


 ……君には関係ないでしょ?
 自分だって、逃げるくせに。


[いつもとは反対に、
「蓮見くん」って、私の方が呼ばなかった。

何でもない風に言おうとしたのに、
思ったよりも恨みがましい、冷たい声が出て。

目を逸らされる事、ずっと腹を立てていたのに。
せっかく、こちらを向いたその視線の方を、
私は見る事が出来なくて、その場に立ち尽くした。]*
 
(81) 2021/07/25(Sun) 15:03:33
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a28) 2021/07/25(Sun) 15:08:50

【人】 二年生 稲出 柊一

小牧さんと


[よろけそうになったけど何とかセーフ。>>61
「よかった」と安堵して、
「ここ座って」と竹のベンチを指した。
提灯の灯りが目立つほど、空の色は暗くなっていて。
花火が上がるのを待つ人たちのざわめきが、耳に心地良かった。

お礼だと言って袋を持ち上げるのを見て、
自分も飲み物を用意してたのを思い出した。>>12]

 態々、有難う。
 お礼されるほどのことしてないけど、嬉しいよ。
 オレもラムネ買っておいたんだ。
 良かったら飲んで。

[買った時はキンキンに冷えていたから、
まだ冷たい状態である水色の瓶を1本差し出した。
実は運営の不手際で人員の確保に不具合が生じたから、
用意された詫びラムネのつもりだったことは、
あんまり気にしてないみたいだし、言わなくていいかな。]

 そう言えば、挨拶したいって
 言ってた人とは話せた?>>1:326
 オレはあの後、長尾先生に会ったよ。>>1:358

[たこ焼きが出されれば、「いただきます」って言って、
有難くご相伴にあずかる。
そろそろ花火が、上がる頃だろうか……。*]
(82) 2021/07/25(Sun) 15:42:13
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a29) 2021/07/25(Sun) 15:47:14

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[今日一日で彼女が何を目撃してきたのか知らないし>>77
 知ったところでどう心を騒がせたのかも判らない>>78

 名前で呼ばなくなったこと、
 さん付けで呼んでいること。
 それが今でも蟠りになってるなんて思いもしないし
 いやだって先に呼び始めたのは田邉さんじゃないかと
 それはそれで火種を生んでしまいそうだった。
 だから余計なことを言わなくて、良かった。


 階段の数段上
 花火の音と光を背景にして、
 向けられた目線はそのまま逸らされ、
 冷たい声が、振ってくる >>81
 
(83) 2021/07/25(Sun) 15:49:15

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  逃げる?俺が?


[女心の判らぬ俺は
 逃げている、の言葉に首を傾げる。
 考えればそっけない態度のせいだというのも
 きっと分かることだというのに、
 今は視界と聴覚を遮るいろどりのせいで
 そこまで思考が至らない。]
 
(84) 2021/07/25(Sun) 15:49:28

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[自分の気持ちとまっすぐ向き合わない、
 そんな意味で逃げている自覚はあるけれど
 きみから逃げてるわけじゃない。

 視線を向けないようにしてるのだって、
 きみから逃げてるわけじゃない。 ]
 
(85) 2021/07/25(Sun) 15:49:40

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  別に逃げてるわけじゃないけど。


[一段、階段を登る。
 久しぶりにまっすぐに、きみを見た気がする。
 時折咲く華にきみの横顔が照らされる。
 余計な感情が零れそうになって蓋をした。

 同じ階段、同じ花火、夏祭り。
 あのときと何も変わらないのに
 ふたりの距離は、開いたままで、

 もう一段、近づく。]
 
(86) 2021/07/25(Sun) 15:49:49

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  絶対関係なくないじゃん。
  俺、なんかした?
  
 
[だってきみは、俺に腹を立てている。
 理由は全然わからないけど、それは明らかで。
 もう一段、もう一段、とゆっくり登って、

 きみよりたった一段下で、
 きみの顔を、覗き見る。]
 
(87) 2021/07/25(Sun) 15:49:58

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  ……田邉さん。


[女心の読めない俺は、きみを苗字で呼んだ]*
 
(88) 2021/07/25(Sun) 15:50:32
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a30) 2021/07/25(Sun) 15:52:07

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[────支えてくれて、そして離れた手の熱に
 離れてからワンテンポ遅れて
 その力と大きさを残った熱で感じてしまって。
 少し照れくさくなったのに蓋をしたの。


 >>82座るよう促されるまま竹のベンチへ。
 一応軽く座る前に手で軽く払ったら汚れてなかったのには気づいたわ。]


 いえいえ。私にとってはここでの初めての夏祭りですから。一人で花火を見上げるよりは誰かと一緒の方がいいですから。

 わぁ、いいですね。ラムネ。ありがとうございます。
 この二点セットに花火って凄くお祭りらしいですね。


[素直に一本受けとって。ぷしゅっと音とともにビー玉が瓶の中に沈んでいくのを眺めるの。]
 
(89) 2021/07/25(Sun) 16:12:11

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 あ、はい。話せました。大丈夫です。
 へぇ、長尾先生来てたのですね。
 いい先生ですよね。ご挨拶出来たらいいのですが


[挨拶して来た相手の様子については語るべきじゃないと思うから、そのあたりには触れないのよ。


 たい焼きを袋から出して、ちゃんと二膳貰ってきた割りばしをどうぞ、と差し出して頂きます。と私もそれを口にするの。
 マヨネーズ増量してくれたそれは一口で食べるには大きくて。ちょっとずつはふはふと口に運ぶのよ。

 そうこうしていたら時間になったのか。
 周りのざわめきが大きくなったの。


 ────ヒュルル
 と音が空へ     ]
 
(90) 2021/07/25(Sun) 16:14:08

【人】 一年生 篠田 小牧

 
  ドン   
ドン


      ドン
    ドン       
ドン



 大きな音と共に空に色とりどりの花火が咲き始めたの。]


 わぁ……!
 始まりましたね。
 

[座ったままお行儀よくたこ焼きをまったり食べ続けつつ。
 その景色を目に焼き付けるように眺めるの。]**
 
(91) 2021/07/25(Sun) 16:15:32
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a31) 2021/07/25(Sun) 16:16:45

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:花巻庵屋台 ―


 ありがとう。
 楓ちゃんの浴衣も素敵。
 よく似合ってる。


[遠目からでも楓が屋台内をくるくると動き回っていたのが
 見えていたから、お疲れ様、なんて声かけもして。
 すっかり板についている接客>>1:292を受ければ
 どれも捨てがたくなってしまって、
 ならばと4つ買うことに相成った。

 持ち帰り用に包んでくれている間、
 髪についているヘアクリップに気が付いて、
 昔は可愛らしくしていたなと思い出す。

 
いつだったか髪をばっさり切った時はもちろん
驚いたうちの一人で。
夏だったから、涼しそうだねなんて能天気なことを
言っていたかもしれない。
]
(92) 2021/07/25(Sun) 17:16:22

【人】 三年生 堂本 明菜

[何か心境の変化のようなものがあったのかと
 考えていたら、楓はおまけをつけて紙袋を渡してくた。]


 ……いいの?
 ありがとう。可愛い。

 楓ちゃんの願いも、はなひらきますように。


[楓の気持ちが嬉しくて、
 明菜も笑みを浮かべてそう返した。*]
(93) 2021/07/25(Sun) 17:17:13

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 
[どうしてかって、考えると。
やっぱり私のせいで。

私、こんなに大きくなったって、
気の方は全然。
全然、自信が無い。

――そう呼んでいいのかわからなかったし、
呼んで、もし、やめてとか言われたら……

突き詰めて考えると、結局、そんな理由なんだと思う。

意気地なし。嫌になる。
自分が。

――でも君に同じ事して欲しくなかったなんて、我儘だよね。
でも私は誰だって、公平に呼んでいたんだから(過去形)


…………そうか、私、甘えていたのかな。
君がまた、我儘を叶えてくれて、それから……]
 
(94) 2021/07/25(Sun) 17:20:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私の言葉は否定されて。>>86
一段一段近付いてくる、君の気配に戸惑った。

顔を背けたまま、ちらりと見た君の顔が、
まっすぐこちらを向いていて。
どうしてだろう、今は少し怖い。

弾ける花火の音。
火の粉の花弁が、ぱらぱら散って行くように。

今、零れてしまいそうなのは、私の方だった。]
 
(95) 2021/07/25(Sun) 17:22:01

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[今はほとんど変わらない、私達の背丈。
1cmなんて、踵の高さで簡単に覆される誤差で、
私は君が、いつ私を追い抜いたのかもわからない。
新学期の身体測定?私は誰かに聞かれたら答えていたけれど、
お互いにそういう事でもなければ、
よほど近付かない限り、測る事の出来ない差だと思うのに。


……それはともかく。

君が私を追い越したなら、
下に、立つのは、ずるいと思う。>>87


個人的な意見なのだけれど。
上から目線より、下から目線の方が、強い。

だって、下から覗き見られると、
俯いて隠す事もできないじゃない。

でもそういうの、
……背の低い方の特権だと思っていたのに!]
 
(96) 2021/07/25(Sun) 17:24:28

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[君の言葉と。視線と。
それから、一際大きい花火が弾け。

降り注ぐ光の色が、次々と移り変わって、
私の意地とか不安とか、
一瞬、何もかも奪い去って行ったから。

ぱらぱら散る火の粉と一緒に、
私は――零れてしまった。]


 ……した。

 こっち見ないし。
 冷たいし。


 それに、全然、


[笑ってくれないじゃない。

少しも全くって事は、もしかしたら無かったかもしれないけれど

他のみんなに向けてるように、
私には向けてくれなかったと、
私は感じていて、


せめてそれが同じだったら、
名前なんて呼べたし、呼ばれなくても、私は――]
 
(97) 2021/07/25(Sun) 17:27:25

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[>>88

唐突ですが、
乙女心は召されてしまうんだそうで >>1:57 >>1:251]


 
(98) 2021/07/25(Sun) 17:28:26

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[ぱらぱら散った花弁が消える。

次の花火が上がる前に、私は今度こそ、
全力疾走でこの場を逃げ出した。]*

 
(99) 2021/07/25(Sun) 17:33:26

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:青果店屋台 ―

[その昔、350g分の色とりどりの野菜を籠一杯に持った
 妖怪野菜男(父親)が幼い堂本姉弟枕元に立ち、
 
野菜食え…野菜食え…
と唱えていたことがある。
 それが夢か現だったかは定かではないが、
 翌日からしばらく弟は泣いて野菜を食べていた。
 まぁそんな話は置いておいて、]



 4本も買ってくださるんですか?
 ありがとうございます。
 じゃあお預かりしておきますね。


[代金を受け取りながら、実はトウモロコシとどっちが早く
 本数売れるか勝負してるんです、なんて小声で伝える。
 その後長尾の口から出た言葉には一度瞳を瞬かせて。

 好きなんだねという言葉なら否定したかもしれないけれど
 喧嘩するほど仲がいいって言葉もあるくらいだから、
 仲が良くはあるのだろう、多分。


 だから、普通に手を振り返してその背を見送った。*]
(100) 2021/07/25(Sun) 17:36:33
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a32) 2021/07/25(Sun) 17:38:20

【人】 三年生 堂本 明菜

― 青果店屋台 ―

[京平は言ってしまえば父親とノリが近くて、
 お店で声をかけられたら>>0:63調子いい返事を返す
 ぐらいには、気に入られている。
 だから差し入れを持ってきてくれた時>>1:361
 気が利くなぁといって喜んでいたし、
 明菜がいないことをいいことに祭りに連れ出して
 やってくれねぇか、などと言っていたことは
 知る由もない。]
(101) 2021/07/25(Sun) 17:39:43

【人】 三年生 堂本 明菜



 待ち焦がれ……てはいないけど
 まぁ待ってはいた……かな?


[来てくれるといっていたから。
 来ないなんてことも、ないとは思っていたけれど。

 サツマイモスティックの噂は気になりつつ、
 差し入れを受け取りながら]


 花巻庵とこと食券消費には行ったけど……
 というか差し入れ多くない?
 トウモロコシとキュウリ分くらいあるのでは??


[父親の方を見れば氷や栄養ドリンクまで。
 買ってくれたもの全部お返しとして渡したいくらいだ。
 拒否されたなら後日店に来てくれた時に
 おまけがいくつかつくことになっただろう。

 そんなことに気を取られたから、一緒にという下りが
 本音か建前か判断することは出来ないまま
 話題は移り浴衣の話へ。]
(102) 2021/07/25(Sun) 17:41:11

【人】 三年生 堂本 明菜


 お母さんが仕立ててくれたの。
 ありがとう。

 京平君もお面と凄い馴染んでる。 


[浴衣が喜んでるのは比喩として受け取って、
 褒めてくれたのには素直にお礼を。
 京平に母親がいないことは話したことがあっただろうか。
 もしかしたら父親が話して知っていたかもしれないし、
 知らないなら知らないで、悲しい過去など気づかない
 くらいのいつもの表情で笑む。



 そうだね、京平君のお面はお面屋さんのお面より
 しっかりしてるし本格的だしね。


[そうやって話してる間、父親に生暖かい目で
 見られていたことには気づかない。]
(103) 2021/07/25(Sun) 17:43:30

【人】 三年生 堂本 明菜

[勝負の結果を伝えれば京平は大げさに喜んで、>>64
 なんだなんだと周りの目を集めてしまったけれど、
 自分のことのように喜んでくれるのは
 そんなに悪い気もしなくて。
 仕方ねぇなという父親や牡丹、
 京平の視線がこちらを向く中口を開く。]


               アタシの願いは――
(104) 2021/07/25(Sun) 17:45:41

【人】 三年生 堂本 明菜

[少し、悩んだ。

 売り子として改めて屋台に立ってみて、
 トウモロコシを楽しみにしてくれている人がいて、
 美味しそうに食べている人がいて、
 父親も楽しそうに満足そうに笑っていて、
 きっと、来年なくなれば残念がる人もいるのでは
 ないだろうかと思ったから。

 けれどやはり焼き場は熱いし、
 晴れれば夜になっても気温は高い。
 このまま続けてまた倒れられたらたまったものじゃない。]
(105) 2021/07/25(Sun) 17:46:43

【人】 三年生 堂本 明菜

[思考は堂々巡りになって、]


 ……ちょっと考える。
 あ、これたこ焼きと唐揚げ、買ってきたから食べて。


[そういって父親と牡丹に渡せば、少し悩むように
 明菜も一つサツマイモを口にした。]*
(106) 2021/07/25(Sun) 17:48:05

【人】 二年生 鳳 凛

〜人間になった貧乏神 
篭芽町立図書館民族伝承資料集より



貧乏神に取り憑かれた家は、成功しない。
人々に昔から語り継がれてきたその神様は瘦せ細った老人の姿をしていたが、それはあくまでも人間の想像に過ぎない。
なぜなら、貧乏神は人間の前にその姿を現すことはないからだ。

貧乏神は自身が決めた人物に取り憑いたら、その人間がこの世を去るまで、ずっと寄り添い続ける。
勿論、人間にはその自覚はないが、その傍で、その人間をずっと見守り続けているのだ。


この女性も、そんな貧乏神のひとりだった。


今より少し昔の時代、彼女がその生涯を見守ると選んだ人間はとあるアパートの一室に住まう30前後の男性だった。
彼は夢を追うために仕事を辞めてもう10年。
彼なりの努力を重ねたものの、一向に拓かれる気配のない未来に行き詰っていた。
思い悩み失敗を重ね涙して、懸命にもがきながら、日々の生活を工夫して生きる姿を貧乏神はずっと傍で見ていた。
(107) 2021/07/25(Sun) 18:03:39

【人】 二年生 鳳 凛

長い髪をマフラーのように首に巻き、よれた白いワンピース。
ずっと彼を見てきた女性は、なぜ、彼の道が開かれないのか、その理由に気付いていた。


そんなある日、男性に成功の千載一遇の機会と友人の危機が同時に訪れる。


自身の成功の機会を犠牲にして友人を助けるか。
あるいは、その友人を見殺しにし、成功を得るか。


彼は決断を迫られた。
(108) 2021/07/25(Sun) 18:03:42

【人】 二年生 鳳 凛



「 間違っていませんよ。
困っている時に人を助けてあげられる人は、
"困っている"という感情から抜け出すことができます。

貴方は今までとは違う未来を歩み始めたのです。 」

 
(109) 2021/07/25(Sun) 18:03:46

【人】 二年生 鳳 凛

貧困から抜け出せるのにも関わらず、成功目前で友人を助けることを選んだ男性からは、多くのひとが離れて行っていた。
あいつは馬鹿だ、と非難され攻撃され、自身の人生を諦めかけた彼の前に彼女は姿を現した。

貧乏神が、取り憑いた人間を成功に導くような助言をすることは禁忌。
なぜなら、その人間が成功してしまうと、存在が消滅してしまうからだ。

けれど、女性は姿を現してからというもの助言や彼を励ます言葉をかけることを止めなかった。
日に日に弱っていっている女性を疑問に思いながらも、男性は助言に従い、努力し成功を手にしていく。

布団から出られない程衰弱した貧乏神に、事実を知った男性は、成功は手放しても構わないから、なんとか助けて欲しいと天界に祈り続けたという。
来る日も来る日も、貧乏神の女性が消え行くその瞬間まで。
(110) 2021/07/25(Sun) 18:03:50

【人】 二年生 鳳 凛




その願いは叶えられたと言われている。
禁忌を侵した貧乏神の女性は人間に落とさることにはなったものの、その存在は消えることなく、今も世界のどこかで人として生きているという。**
(111) 2021/07/25(Sun) 18:03:53
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a33) 2021/07/25(Sun) 18:20:34

【人】 三年生 神田 京平

 
 ― 昔:見守る狐 ―

[子供の頃、狐のお面を被るようになってから
怪奇の話を聞くと気になってその場所に見に行っていた。
この時も
”誰もいない神社の境内から子供の泣き声がする”

そんな噂話を聞きつけてその場所に向かったんだ>>70]

 
そろり  そろり


[どこかの芸人さんのネタではなく
静かに周りの様子を探りながら足を進める。
耳をすませば……たしかに聞こえる泣いている声。]

 
そろり  そろり


[ずっと聞こえる泣き声、姿が見えないなら
確かに噂になるだろう。人以外の可能性も……。
なんて考えていた矢先。子供視点だからこそわかる
柱の陰に隠れている存在。
最初は大胆に声をかけようと思ってひょっこりのぞいたけれど
その子は泣くのに夢中で気がついてない。
流石に泣いている子を慰める術をまだ知らない京平少年は
見守ることに決めたんだ。]
(112) 2021/07/25(Sun) 18:47:22

【人】 三年生 神田 京平

[泣いている声が聞こえていないかと
毎日のようにあの場所に行って
その子が居たなら帰るまで見守って。]

 そんなに泣いたら干からびてしまうで

 ……せや、ええこと思いついた

[その子がいつも帰る時に通る道に
見えるようにと木の棒で地面に書き始めた。

ある時は少々歪んだ
狐さんの絵
”ゲンキダセ”
の文字
またある時ははなひら神社にちななんで
花びらの絵

“エガオヲサカセテ”
の文字を
それからも毎回書くようにしてみたんだ。
その子が気が付いたかはわからない。
でも気付いた時に少しでも気が紛れればいいなと思って。]
(113) 2021/07/25(Sun) 18:49:32

【人】 三年生 神田 京平

[そうしてある日、その子が来なくなった。]

 もう泣いてないのか、強くなったんやな
 泣き虫さん

[これで俺の見守りも終わり。
あの子の泣き顔もわからない、名前も知らない。
でも君は一人で泣いてなかったよ。
笑ってる顔、見てみたかったな。なんて思いながらも
あの子が今笑っていればいいと願うのだ。]


 
かけまくもかしこき はなひらの神よ

 守り幸へ賜い 清め給え
 


[これはそんな小さな頃の昔話。**]
(114) 2021/07/25(Sun) 18:54:51
三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a34) 2021/07/25(Sun) 18:58:09

【人】 二年生 稲出 柊一

[綺麗な所作でベンチに座る彼女が、
「誰かと一緒の方がいい」というその言葉に、>>89
同意すると同時に、彼女にしてみれば違う相手だったら……
或いは、もっと他にも人がいたらと、
どうしても思ってしまう訳で。
(責任者が天罰食らったのか、絶賛修羅場中だとは露知らず)
]

 うん。スーパーとかにさ、
 プラスチックの容器に入ってるラムネ売ってるじゃん。
 中身は同じなのかもしれないけど、
 やっぱり瓶のやつの方が美味しい気がするよね。

[喉がカラカラだったから、同じタイミングでビー玉を沈めて、
すぐにそれに口を付けた。うまい。]

 そっか。よかった。
 長尾先生、思ったより熱血教師なんだね。
 今まであんまりちゃんと話したことなかったからさ、
 初めて知ったよ。

[お箸を貰って、「いただきます」して、
男のオレは1口でぱくりと収まっちゃうけど、
少しずつ食べる小牧さん見てると、>>90
謎のタイミングでやっぱり女の子だなと思ったりした。
(尚、小牧さんが挨拶してきた相手も絶賛修羅場中だとは以下略)


そして、花火が上がったんだ。]
(115) 2021/07/25(Sun) 19:25:29

【人】 二年生 稲出 柊一

[じっと天を見つめて、瞳の中にも花が咲いている真っ最中、
オレの脳内ではけたたましく警鐘が鳴っていた。

今って、何を話したらいいんですかね……?


オレは!馬鹿か!


小牧さんを待っている間、暇つぶしに
適当なネット記事読んでいたあの隙間時間に、>>37
何故こういう時にする話題など下調べしなかったのか。

もっと言えば、長尾先生と恋バナしたときに>>1:362
こういう時にするのにお薦めの話題を何故訊かなかった!?
先生言ってくれたじゃん。
「相手の話を多く聞く」>>1:372って、なんですかさず
「何訊けばいいんですか?」って訊かないんだよ!
気になると好きの境界線なんか、とりあえずどうでもいいだろ!

女子との話題……女子……凛!
そうだ、凛という長い付き合いの女の子いるじゃん。
凛と話すことだろ。食べられる雑草。
ポイントくれるアンケートサイト。
……とりあえず不正解なのは分かった。(詰んだ)]

 あの……浴衣って結構暑いんだね。

[絞り出した一言はとりあえずそれだった。(ボスケテ)*]
(116) 2021/07/25(Sun) 19:28:31

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[……あれは、いつからだったっけ。

 多分最初に夕鶴を女の子だと意識したのは
 俺たちがまだ、中学生だったとき>>0:352

  「 こないだ他校の女子と遊んでたろ 」
  「 まじ?トキヤの彼女? 」

 なんて茶化されるのが嫌で、
 少しずつ距離を広げていった。

 自分の気持ち、
 解ってないふりをしようとした。>>1:107
 
 クラスが同じになったとき
 本当はめちゃめちゃ嬉しかったのに
 蓮見くん、なんて呼ばれたらなおさら、
 嗚呼、元には戻れないんだな、って

 ……… “淋しいなって思う気持ちに蓋をした” ]

 
(117) 2021/07/25(Sun) 19:40:05

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[それから、目を逸して過ごしてきた。
 きみを見てしまえば、意識してしまうから。
 自分の心を気づかれたくなんてなかったから。

 それから、名前を呼ばずに過ごしてきた。
 自分だけ昔のままなんて、淋しかったし、
 けれども「田邉さん」って呼ぶほうだって
 本当はとても違和感があって、しんどかったよ。

 離れてしまったことを、自覚してしまうようで。

 だからきみが眠っているときとか、
 きみがこちらを見ていないときだけ、
 俺はきみのことを盗み見た >>1:240

 こんな想いは俺一人で充分。
 だから、どうか、気づかないでよ。]

 
(118) 2021/07/25(Sun) 19:40:24

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[俺なんかした?って聞いたら
 きみは、「した」とか言うから。>>97
 理由を聞くまでの一瞬、
 あからさまに怪訝そうな顔を作ってみせて、
 それから続く、「俺がしたこと」を聞いて。]


  いやだって、それは、


[そっち見ないのも
 冷たい …冷たい?のにも俺なりに理由があって。
 全然、って紡がれた続きは聞けなかったけど
 笑ってくれない、って言われたら、
 それは多分、自覚っつうか心当たりもあって。

 いや下に立つのはずるいって思われてるのは心外
 だって俺を抜かしたのきみのほうじゃん!


 でも、そんなことより、]

 
(119) 2021/07/25(Sun) 19:40:54

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


[ 人々の喧騒が、きみの声をかき消した。
  でも、確かに俺にはひとこと、聞こえて ─── ]


 
(120) 2021/07/25(Sun) 19:41:11
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a35) 2021/07/25(Sun) 19:41:35

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  あ、おい、待って!


[花火が弾けるように、駆け出すきみを、
 追いかけ始めるのは、二拍くらい遅れたあとだ。
 腰についたリボンがひらひらと目の前を揺れる
 どんな気持ちで付けたリボンなのかとかは知らない。


 階段ひとつ分下のアドバンテージは、
 多分登り切るくらいまでは離れてただろうけれど ]
 
(121) 2021/07/25(Sun) 19:41:44

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[腐っても元、陸上部なんだ、俺。
 浴衣じゃなくて甚平だったし、
 足は下駄じゃなくてサンダルだったし。
 だから追いつくことは容易かったって信じたい。

 拝殿のほど近く。出店の並ばない場所だったなら
 ほんの少し喧騒からは抜け出せてたかな

 なんとか追いついたであろう俺は、
 きみの手首を掴んで離すつもりなんてなくて。

 体格差はなくても、男と女の差はあるでしょ。
 振りほどこうとしたって離してなんてやらない。]
 
(122) 2021/07/25(Sun) 19:42:02

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  待てって。聞けよ。
  別に冷たくしたいわけじゃねーし
  そっち見てねーのは、その、
  理由が、あるっていうか、


[歯切れが悪いのは、お察し……できねーか。
 できねーよな… ああ、くそ、

 漸く、掴みっぱなしの手、離して
 そのままがりがり首筋を掻いた。
 
その瞬間に逃げられちまうなら、それでもよかった

 
(123) 2021/07/25(Sun) 19:42:41

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[目なんか見れねーし
 ひらひら揺れるリボンに目をやったまま
 花火が上がっては舞い散る音を聞きながら


   俺は、
   きみにしか聞こえない声で名前を呼んで


 
(124) 2021/07/25(Sun) 19:44:27

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  突然、好きとか言われても、
  困るだけでしょ。
  
  だから意識しないよーにしてただけ。
  それだけ。じゃーな。


[背を向けるのは今度は俺の方。
 わけわかんないって言われたらそれでいい。
 理解してくんなくても、それでいい。
 せめて、したくて冷たくしたわけじゃないって
 それだけ伝わればいいな、と思って。

 ぱぁん、とまたひとつ花火が大きく鳴り
 ぱらぱらぱら、と残響が神社へと響いた ]*
 
(125) 2021/07/25(Sun) 19:44:51

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ちなみに絶賛修羅場中の俺は>>115

 友のSOSには答えられそうにないや、ごめんな>>116]*


 
(126) 2021/07/25(Sun) 19:45:22
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a36) 2021/07/25(Sun) 19:46:36

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[現状確かに名前を知ったばかりの相手と、ではあるのだけれど。

 ちょっと刺さったし>>1:112
 真面目だなぁ、って思ったし>>1:263
 気遣って貰ってると思っているし>>1:324


 何より気遣いでも誘ってくれたのは先輩だけだったもの。

 なら、別に他の誰かなら。なんて考えはしたりはしないよの。]


 あ、わかります。
 心持ちの問題かもしれませんけどね。


[瓶のサイダーで喉を潤せば炭酸と甘みが美味しいって訴えてくるのよ。]


 ねっけつ……熱血……

 熱心とは思いますが熱血というともっと激しいイメージなような……。

 あ、でも私何度か質問しに行ってますが毎度丁寧に嫌がらず教えてくれますし……
 そうですね、そう思うと熱血でいいのでしょうか?


[大人しめのイメージのある先生に(※個人の主観です)その言葉をはめるのは何となく面白い感じがしたわ。]
 
(127) 2021/07/25(Sun) 20:38:50

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[綺麗だわ、なんてのんびりまったり花火を見上げている私の隣でまさか警鐘がなっていたなんて。
 鈍い私は気づいて
以下略。


 なお、食べられる雑草やアンケートサイトについて聞くことがあったのならそれはそれで普通に反応したと思うわ。]



 そうですよね。わかります。
 腰のあたりなんて私もう結構汗すごくなってると思いますよ。


[おまけにリボンを渡したことで髪がほどけていて。
 首元や背中も余分に暑くなっているのよね。
 袖を軽くまくって少しでも涼しくしようとしたわ。

 さて、私は相手の葛藤に気づいてないの。
 気づいてない上に花火に思考ソースが割かれている状態で。会話を新たに振る、なんて発想が出てないのよ。

 別段一緒に見れているだけでそれ以上を求めてはいないのだけれど、先輩がそう思わずに必死に葛藤していというのに。
 相変わらず私自身はのんびりしている状態なのよ……。]
 
(128) 2021/07/25(Sun) 20:42:00

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 語るまでもない物語 ―

[ただ、もし、もしも先輩が私の事を知ろうと。>>116
 先生のアドバイスを真剣に考えているのなら。
 近づいてやっぱり違った。>>1:364その会話を知る事はないのでしょうけれど。
 その言葉を聞けていたのなら。


 私はきっと語るまでもない事を思い出すのよ。


 私は昔から可愛いね、と母譲りの容姿に性格でいわれていたわ。調子にのらないよう適度に厳しくしつけてくれたパパとママには感謝しかしてないの。

 可愛いから、変な人に話しかけられたり
 可愛いから、変な人に目をつけられたり

 可愛いっていい事だけじゃないというのは一通り経験した私は、すっかり逞しく成長したわ。

 そう、私は見た目に寄らずか弱い人なんかじゃないのよ。]

 
(129) 2021/07/25(Sun) 20:42:57

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[あれは中学の時。
 恋に色づくようなお年頃になれば、まぁいざこざも当然おきるわけなのよ。

 語るまでもないわ。
 友達の彼氏が私目当てに友達に近づいて

 実は私が好きとか言い出してきたのよ。]

 
(130) 2021/07/25(Sun) 20:43:49

【人】 一年生 篠田 小牧

 

「よかった。友達も貴方と別れようかって悩んでいたの。
 あの子が傷つく前にそんな人だと知れたわ」


 
(131) 2021/07/25(Sun) 20:44:30

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[感じ取っていたのでしょうね、付き合って下さいって言った相手が私の方を見ているって。
 なお私は様々な経験から本当に二人になるような場所への呼び出しには警戒心はしっかりあるわ。>>1:324

 相手は怒ったけれど念の為近くに隠れていて貰った先生に庇って貰って事なきを得たの。

 ただ、煽るとは思わなかった。危ないぞ。と注意はされたけれど。

 ────許せないと思う事に怒る位普通にするわ。


 それで幻滅する程度の思いならそれでいいわ。
 従順な相手がほしいなら他所をあたればいい
 可愛いだけの相手がほしいなら他をどうぞ

 この件に関してももう何とも思ってないくらい、私という人はか弱い子じゃないのよ。

 さて、目の前の人は私のそんな一面を知る事はあるのかしらね。

 そして、もしもその時がもしも来たとしたら、どう感じるのかしらね。

 今はまだ もしも、なだけのお話────  ]**

 
(132) 2021/07/25(Sun) 20:47:54

【人】 教師 落川 禅

[しゅん、とされた時は。>>75
言いすぎたかと少しばかり心配もしたが。

少々のことじゃめげないのが、鳳のいいところだ。
それは普段のやり取りで身を持って知っている。>>73


  お、いいじゃん。
  鳳ってこういうの選ぶセンスはなかなかいいよなー。


[選んくれたオルゴールを受け取れば。>>79
和柄の装飾が施されたそれを、しげしげと見て頷いた。

美術の授業でも、色をいくつか組み合わせ模様を作るような作品はなかなかいい出來だったし。
普段から端切れで色々作ってるらしいから、選ぶセンスもいいだろうと見込んだなんてことは、口にしてない話だが。]
(133) 2021/07/25(Sun) 21:39:26

【人】 教師 落川 禅

[満足気にオルゴールを見ていれば。
ふと、鳳が耳を寄せてきて。

そういや誰への土産か言ってなかったな、という今更の説明と。
それはどういう意味だ、という疑問とが重なって。>>80
少しだけ、考える間を置いてから。]


  ……いや。
  お揃いの土産とか持ってったら
  きっと「頭でも打ったかい」って言われるからなー。


[想像したら、ちょっとムカッとして。
帽子の下で眉をしかめたまま、わけがわからないだろう鳳に、もう少し詳しい説明を繋げようか。]
(134) 2021/07/25(Sun) 21:43:38

【人】 教師 落川 禅



  土産の相手は、祖母だよ。今は老人ホームにいんの。

  年相応に老けちゃいるが頭も体もしっかりしてるし
  全然元気なんだけどなー。
  しっかりしすぎて、孫の世話になるつもりないって
  さっさと入所を決めて出てきやがった。

  ああでも、たまに会いに行ってるし
  べつに仲が悪いわけじゃないぞ。


[月一くらいで堂本青果店の果物やら、花巻庵の和菓子やらを手土産に様子を見に行っているが。
ぐうたら根性が根付いてる俺から見るとちょっとばかり羨ましくなるほど、悠々気ままな余生を送っているようだ。

近所では寝も葉もない噂をされたりもしてるけど。
顔を合わせると、几帳面な祖母さんと怠惰な俺で言い合いになることも多かったから。
これくらいがいい距離だとわかっていたんだろう。そういう勘がいい意味でも、面倒みてもらった恩でも頭が上がらない。]
(135) 2021/07/25(Sun) 21:45:53

【人】 教師 落川 禅



  ……ってことで、俺も祖母さんもお揃いは御免だから、
  これは鳳の分な。
  選ぶの手伝ってくれた、お駄賃。


[もひとつ同じやつ包んでくれますかー、と店主に頼み。
掌で鳴っていたオルゴールは、ほい、と隣の一回り小さい手の上へ戻そうか。]
(136) 2021/07/25(Sun) 21:47:05

【人】 教師 落川 禅



  それで、俺もお揃いにしたいんだったら。
  いつか鳳が同じものを買って、俺にくれればいい。


[金を持つのを忌避する彼女には、難しいだろう。
わかっていてそう言い、薄ら口元に笑みを浮かべ。

店主から包まれた商品の袋を、受け取った時。]
(137) 2021/07/25(Sun) 21:48:15

【人】 教師 落川 禅

[ドォン、とおい破裂音とともに。
深くなっていく藍色の夜空が、明るく染まった。

花火の開始に、はしゃぐ客の声。>>1
おおー、と俺も空を見上げながら。]


  花火始まったかー……って、やばいな。
  そろそろ食い物屋台いかないと、売り切れるかもしれん。


[屋台行くぞー、と鳳に声を掛けて立ち上がろうか。*]
(138) 2021/07/25(Sun) 21:48:48
教師 落川 禅は、メモを貼った。
(a37) 2021/07/25(Sun) 21:56:16

【人】 三年生 神田 京平


 ― 青果店屋台 ―

[待っていたという言葉に>>102
自分で言いだしたことではあるのに
肯定されてしまうと照れが出てしまい]

 
ア、ハイ
……アリガトウゴザイマス

[段々と語尾が小さくなっていき
ぺこりとお辞儀までつける始末である。]

 差し入れは沢山あって困るくらいが丁度ええ
 応援の気持ちもプラスされとるんやで

[今日も暑さはあるし必要以上に備えはあっても
いいと思うのだ。
実は次買いに行きた時のおまけを期待してとか
そんなこと……
ありますけどネ?
]
(139) 2021/07/25(Sun) 22:03:44

【人】 二年生 稲出 柊一

[長尾先生の話に、疑問符を浮かべる小牧さん。>>127
オレも大体おんなじこと思ってたよ。>>1:363]

 そう思うでしょ?
 男同士だから分かるんだ。
 内に熱いものを秘めてるって。

[無意味に勿体つけた言い方をした。
その真実を暴くのに、あと4年かかるけど。>>41

食べられる雑草やアンケートサイトが
まさかの不正解ではないことは、
知る機会があったら、内心で凛に謝ろう……。
(決めつけ良くないよね、ごめんな)
]

 多分なんだけどさ、
 浴衣って男の方が若干暑さマシだよね?
 女子のやつは帯とか凄いもんな。
 見る方は風情あって良いなって暢気に思ってたけど、
 大変なんだね。お洒落って。

[あの天より舞い降りし一柱の輝神>>1:57とか言ってる人も、
大変なのかな?と思い出し笑いしかけた。]
(140) 2021/07/25(Sun) 22:03:54

【人】 三年生 神田 京平

 
 そりゃあ、ええ
 お母さんの愛情たっぷりやん

 ホンマ? 俺も似合うとる?
 嬉しいわぁ

[明菜ちゃんの母親のことは
直接聞いたことはなかったけれど
お店に何度も訪れていたりして
なんとなく察するようになっていた。
弟君と話をした時や
親父さんとの会話の中でも
こちらから聞くことはなかったけれど
そのような話になったこともあった。>>103
それでも今、表情を変えることなく微笑む彼女に
自分も知らない気付いていないフリをするんだ。]
(141) 2021/07/25(Sun) 22:05:08

【人】 二年生 稲出 柊一

[花火の打ち上がる音が、沈黙という空白を埋めて。
パッと開いては、儚く散っていく。]

 花火、凄く綺麗だね。
 この場所、悪くないでしょ?

[木も建物も、遮蔽物と言えるものはない。
花火の花弁の先まで、くっきりと見える。
目に焼き付ける様に、じっと見つめて。
でも、どんなに焼き付けても、消えてしまうから。
形に残したくて、写真を撮った。
今ではスマホでも結構綺麗に撮れるけど、
感動までは写せない。]

 オレ、陸上部なんだ。
 110メートルハードル。

[結局女子とするに相応しい話題なんて思い浮かばなくて、
自分の話するくらいしか、なくなっちゃったんだけど。]

 今年の夏、県大会まで行ったんだ。
 あと1つ順位が上だったら、全国に行けた。

[たった1つ……でもその1が、どれほど高くて厚いかは、
1という数字の持つ印象とはかけ離れている。]
(142) 2021/07/25(Sun) 22:05:28

【人】 三年生 神田 京平

[お面の話になるとパァァアアアと誇らしげになって]

 せやろせやろ〜
 個性際立ってるやろ〜?

[うんうんうんと頷く回数が多すぎるほど
頷いていた。]

[勝者の願いの話には>>104
ゴクリと緊張が走る。

色々明菜ちゃんの中でも葛藤があるんだろう
願いは考えるという結果で>>106
気になりつつも彼女の出す結果を尊重しようと見守る姿勢だ。]
(143) 2021/07/25(Sun) 22:06:40

【人】 二年生 稲出 柊一


 インターハイってさ、曜日の都合で多少日にち変わるけど、
 大体今頃やってるんだ。
 オレはそこに行きたいから……
 
来年は、はなひら神社のお祭りには来ない。


[正確に言えば、"来られないかもしれない"が正しい。
でも、そのくらいの気概が、上を目指すには必要だと思う。]

 だから、今日はというか今年は、
 気合を入れて浴衣着たりしたんだけど、
 小牧さんには沢山お世話になっちゃったね。
 浴衣のこともそうだしさ。こうして花火も一緒に見てくれて。
 有難う。2年分くらい、楽しめてると思う。
 だから来年は、来られなくても寂しくない……かな?

[そう言って、少し苦い笑みを浮かべて、
隣の彼女に目をやった。]
(144) 2021/07/25(Sun) 22:07:20

【人】 二年生 稲出 柊一

その名は……


[オレは、君がその言葉を手放しで喜べるものではないと
思っていることを知らない。>>129

でも君は、オレがその言葉を特別にしていることを知らない。

女性を称賛する言葉は、色々あるけれど。
その言葉にしかないものが1つある。
時に君の厭うその言葉には、
オレが特別にするその言葉には、『 』があるんだ。

自分の感情に名前を付けるのが怖い。>>1:373
『 』は、慈しみ、大切にする心。
『 』は、相手を慕う情。
『 』は、幸せを願う温かな心。

『 』は、自分よりも、相手の為にあるべきもの。
だから『 』で、相手を傷つけることなどあってはならない。
そんなものが『 』であってはいけない。
でもいつか抱いた『 』が、もしも相手を傷つけたなら……。
だから『 』という、名前を付けるのが怖いんだ。]
(145) 2021/07/25(Sun) 22:09:45

【人】 二年生 稲出 柊一

[だからその言葉を、特定の女性には使わないようにしている。
でも、友人の前で気が緩んでたんだろうね。
知らなかった君のことを知って、
動揺していたのかもしれない。
オレは、1度だけ口を滑らせていた。]

「お手伝い終わったら来るって言ってたぞ?
 浴衣姿、めっちゃ――――――。」>>1:156

[名札なんて付けなくたって、
それがそれであることに変わりは無いのだと、
本当は分かってる。
それでも失う事より、間違えることの方が怖いと言ったら、
君は幻滅してしまうかな?

たった1人、君だけに抱く感情の名は……。*]
(146) 2021/07/25(Sun) 22:11:37

【人】 三年生 神田 京平

 
 花火もうすぐやろ
 明菜ちゃん、一緒に見に行かへん?

[ここで誘わな男が廃る!とばかりに
少々格好付けた声色でお誘いを。
(ほら、もしかしたらイケボかもしれへんし!)

親父さんに言われた時は>>101
「俺でええんか親父さ〜ん」と軽く返してはいたけれど
自然と花火を一緒に見たいと思った時には
考えるより口が先に出ていたようだ。]

 キュウリの一本漬け食べながら見る花火
 味わってみいひん?

[迷っているようなら無理に連れ出すことはしないけれど
花火は綺麗に見える場所で堪能するのが一番だからと
どう? と首を傾けて可愛らしく言ってみるんだ。*]
(147) 2021/07/25(Sun) 22:14:05
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a38) 2021/07/25(Sun) 22:18:55

三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a39) 2021/07/25(Sun) 22:22:59

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[気付かないでって、もう遅いよ。>>118
君が目を逸らした分、私が見たんだって、
どうして気付かないの。


あの教室の中で、>>1:240
たった一人、君だけを見たのに。>>1:209]
 
(148) 2021/07/25(Sun) 22:38:00

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[待てと言われても、今度は待たなかった。>>121
ひらりと揺れるリボンに、後ろめたさを覚える。
ごめんね、篠田さん。私やっぱり、全然可愛くない。


走って走って、
――子供の頃いつも一緒に走ってた事、思い出して。
ああ、もう、変わっちゃったなって。
今すごく、思った。

私、女になってしまった。
>>122]
 
(149) 2021/07/25(Sun) 22:39:40

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[君に捕まって、足が止まって、息は上がって。
ほどけない手から、自分の手首を引き抜こうとしたけれど、
離してくれなくて、逆によろめいてしまった。
――力、強い。男の人の手だった。

……そんなの思い知らせて、どうするのかな。



ぎゅっと唇を噛みしめる私に届いた、
歯切れの悪い声。>>123
理由と言われて、少し顔を上げる。
理由があるなら、そんなのもっと早く聞きたかったけど。

それでも一応、ずっと聞きたかった事だから、
最後まで聞こうと思って、君に向き直り。

離された手首に、逆の手で何となく触れた、その時。]
 
(150) 2021/07/25(Sun) 22:42:04

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……私は目を見開いて、君の顔を見たけれど。
全然目が合わなくて。

でもいつもと違うのは、
ちゃんと、
私の耳に届いたその声。
>>124

その声に、
私は口を開きかけたのに、


何それ?>>125]
 
(151) 2021/07/25(Sun) 22:44:35

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……わけわかんなくたって。いや、
わけわかんないからこそ、言いたい事があるんですけど?


じゃーな、と向けられた背に。
それなら私は、
花火の音でかき消されないくらいの大声を、

思いっきり君に投げつける。
]
 
(152) 2021/07/25(Sun) 22:46:21

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

朱鷺也!!!


 
(153) 2021/07/25(Sun) 22:48:14

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[――その声で、君の背中を引き留められたかな。
歩みが止まらないなら、駆けて行って、
今度は私がその手を掴んでやる。

離さないから。
離さないでよ。

自分から追いかけて、掴まえておいて、
すぐに離すなんて、あんまりじゃない?


……せめて最後まで聞いてくれないと、
私は逃がすつもりない。
君を睨みつけて、私は口を開いた。]
 
(154) 2021/07/25(Sun) 22:49:25

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 ……っ、
 ふつーーにしていられないんなら、
 そんなの、もう、
 意識してるのと同じじゃない!

 意味ないでしょ!!


[この言葉全部、自分に返って来ているなって、
さすがに理解してる。]


 何でも言えばいい。
 困らないよ。


 そんな、
 そんな理由で、
 避けられる方が傷つくに決まってる。嫌だよ……


[言いながら、最初の勢いはどんどん萎んでいったけれど。
俯きかけた私の視界に、ひらりとリボンが飛び込んだ。]
 
(155) 2021/07/25(Sun) 22:50:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私は。>>47
――君の隣は、誰にも渡したくなかった。
――君の隣に、私が並びたいと思った。
――誰よりも、君の特別でありたかった。

いつから? 多分、君を見つめ始めた時から。>>0:354


もう全部、わかっているから。
顔を上げて、まっすぐに君を見た。]
 
(156) 2021/07/25(Sun) 22:52:12

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[色々、自業自得だったのも、わかっているんだ。
我儘を言って、甘えて、八つ当たりして。
いつも君に、手を引いてもらってばかりで。

ごめんなさい。
だから今度は、私から言うね。


君の背後に咲いた、大輪の花火が消えるまでの一呼吸。
それで、覚悟を決めて。]
 
(157) 2021/07/25(Sun) 22:52:51

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 そばにいてほしい。いかないで。

 行っちゃ、嫌だ。

 
(158) 2021/07/25(Sun) 22:55:03

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[――震える声で、君を呼んだら。
それ以上逃げないし、追わないから、好きにして。]*

 
(159) 2021/07/25(Sun) 22:56:30

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[私も、突然修羅場の引き合いに出して、ごめんね>>115]*


 
(160) 2021/07/25(Sun) 22:59:22
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a40) 2021/07/25(Sun) 23:00:37

【人】 数学教師 長尾 浩明

――お面屋付近――

  お面屋の目の前…ではなくちょっと離れた場所から
  買うかどうか悩んでいたわけだけど。
  そうこうしていたら
  ひゅるるーなんて音が聞こえて。
  ふと空を見上げれば、色とりどりの華。
  稲出は無事に花火の場所取りできたのか
  なんて考えていたけど、
  
SOSが飛ばされかけていたとは知らない。

  
……知ったとしても。

  
  
そこは自分で考えてって言ったかもしれないな。
(161) 2021/07/25(Sun) 23:10:33

【人】 数学教師 長尾 浩明


  さておき、花火が始まったのなら
  どこかで腰を据えて見たいなんて思った。
  お面は……普段なら買わないのだけど。
  たまにはいいか、なんてで店に近づく。
  狐のお面を手に取って
  小銭を渡せば、顔の左側に着けてみた。
  
どうして買ったのかって……?

 
(162) 2021/07/25(Sun) 23:11:19

【人】 数学教師 長尾 浩明

  
  お祭りを楽しんでるって、見せたい人がいるから。
  楽しんでる人を見るのが好きだと、
  聞いてしまったから。>>1:260

  
  楽しんでいれば、心からお祭りを好きな君に>>1:153
  会える気がして、もし会えたなら聞きたくて。
 
(163) 2021/07/25(Sun) 23:12:16

【人】 数学教師 長尾 浩明



            
・・

    
―――君は何故、まだここにいるの?


  
 
(164) 2021/07/25(Sun) 23:13:34

【人】 数学教師 長尾 浩明


  それは余計なお節介かもしれない。
  だって、望んでそこにいるのだとすれば
  自分の問いは水を差すことになるだろうし。
  そもそも、本当に自分の想像通りとも限らない。
  自分の推測が、勘違いであってほしい。


  
間違いであると証明出来たらいいのに、と。


  
  お面をつけて、花火の音を聞きながら。
  入り口の方へとゆっくり歩いていけば…
  さて、探し人は見つかっただろうか。* 
 
(165) 2021/07/25(Sun) 23:14:54
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a41) 2021/07/25(Sun) 23:18:55

【人】 二年生 神崎 紅葉

-現在/花火を見上げながら-

[神社の入り口近く。
お祭りも佳境に入ってきた今は人通りも若干少なくなって、花火を見るには隠れた穴場だったりするそこ。

静かに佇む少女がいた]

わあ……綺麗……。

[瞳に映るは大輪の花。
色とりどりに輝いて明滅して、夏の夜を彩る光たち。

その美しさに見惚れて……そして、同じように見惚れる人たちの、美しさを周りの大事な人と分かち合う楽しそうな横顔を見て、幸せそうに微笑んだ。

そしてその中に。
狐面の男性を見つけたなら>>162]

長尾先生、こんばんは!
先生も花火見にきたんですか?

[そう、親しげに話しかけるだろう。

そして、“その問いかけ>>164”を聞けばーー]
(166) 2021/07/25(Sun) 23:32:06

【人】 二年生 神崎 紅葉

…………?どういう意味ですか?
まだお祭りは終わってないのに、なんでかえらなきゃいけないの。

[それはまるで、自分の存在を否定されたかのように……。
ほんの少し、顔を曇らせて。

真夏の夜の蒸し暑い空気の中に、ほんの一瞬、ひんやりとしたものが混ざるかもしれない**]
(167) 2021/07/25(Sun) 23:32:31
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a42) 2021/07/25(Sun) 23:36:29

【人】 一年生 花巻 楓

─ 回想:花巻庵屋台 ─


 えへへ、ありがと。

 昔の浴衣だけど、
 おばあちゃんが篠田屋さんに頼んで仕立て直してくれたんだ。

[屋台に入る前に買いに来てくれた明菜ちゃん>>92
屈託なく笑って、お礼を言う。

髪を切った経緯は当事者以外は家族も知らない。
なんとなく察されてはいただろうけど、
あたしのこと可愛いって言ってくれる家族には知られたくなかったのだ。
明菜ちゃんとかときやくんとかにも言えなかったのは、
今だったらきっと、
そんなことないよって言ってくれるだろうって思えるけど

たしかに似合ってなかったよね、なんて、
大好きなお姉ちゃんたちに言われたら立ち直れなくなっちゃうって
子供心にそう、怯えていたからだろう]
(168) 2021/07/25(Sun) 23:46:48

【人】 数学教師 長尾 浩明

――入り口付近――

  花火が始まれば皆いい場所で見ようと
  高いところだったり見晴らしのいい場所に行く。
  だから入り口は人が少なくて、それでいて視界は
  開けている場所だから案外花火はよく見える。

  そして。探し人を、見つけた。
  親し気に話しかけられて>>166


   「 こんばんは。
     折角だから楽しもうと思って。
     花火、すごく綺麗だな。 」


  そんな風に軽く、話しかけた後。
  聞きたかったこと>>164を聞いた。
  
  一瞬、自分が間違っているのかと
  錯覚してしまいそうな答えが返ってくる。>>167
  顔を曇らせた彼女を見れば
  傷つけてしまったのだろうか、と
  罪悪感もわいてくるけれど。
  きちんと、確認しよう。
  帰れって言いたいわけじゃないんだ。
  
ただ…………
(169) 2021/07/25(Sun) 23:47:55

【人】 数学教師 長尾 浩明



   「 ごめん。言い方が悪かった。
     ……神崎紅葉さん。君は二年生だよね。

     君は……自分の生年月日を覚えている? 」


  ひやりとした空気を肌に感じながら問いかける。
  もし答えてくれたなら。
  今の西暦を彼女に教えることになる。
  そして。西暦から逆算すれば、

  
君がまだ二年生であるのは有り得ない

  と諭すように教えることになるはずだ。
  
  覚えていないと言われたならその時は…
  
  自分が四月にした自己紹介について
  覚えているか、聞いてみようか。

  
―――きっと君は、知らないはずだから。*
(170) 2021/07/25(Sun) 23:48:40

【人】 一年生 花巻 楓

[あの時涼しそうだねって笑って言ってくれた明菜ちゃんは
今は自分も涼しげな撫子柄の浴衣に身を包んでて。

(実際は涼しくないって身をもって体験してる最中だけど)

たいやきのおまけに渡したべっこう飴のお花が
まだ高い陽の光を透かして、浴衣の柄の一部みたいに綺麗に咲いて。

それに負けないくらい、綺麗な笑顔を浮かべてくれたから]


 うん。

 ありがとう、明菜ちゃん。


[あたしのお願いも、って言ってくれた気持ちも嬉しくて
あたしの願いは、何を願えばいいんだろうって

生じた思いに蓋をして


笑顔で、お父さんとの勝負頑張ってねって見送ったのだ*]
(171) 2021/07/25(Sun) 23:49:23
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a43) 2021/07/25(Sun) 23:51:26

数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a44) 2021/07/25(Sun) 23:52:01

一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a45) 2021/07/25(Sun) 23:57:11

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[気づかなかったのは、
 きみから目を逸していたせい >>148

 きみの視線がどこに向いていたかとか
 知りたくなかった、俺のせい。]

 
(172) 2021/07/26(Mon) 0:05:31

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[言いたいことだけ言って、俺は背を向ける。
 狡くて臆病で、大事なことはいつもはぐらかす。
 ……ああほら、また、逃げてる。


      蓮見朱鷺也という人物は
      そういう人物だったので、>>0:3

 
(173) 2021/07/26(Mon) 0:05:44

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[きみの声がちゃんと届く。
 あのころみたいに名前を呼んで。

 聞こえた。
 聞こえたけど、聞こえないふりをしようとした。
 だから振り向かないまま一歩踏み出したら、
 今度はきみが、俺の手を掴む >>154

 
そういえばきっと(多分)
俺らの手には
 お揃いのべっこうあめが握られていて
 片手だけじゃあ、きっと上手く解けない

 
…… 解こうとは、しなかったけど。


 ようやくきみのほう
 観念して視線を向けたら、
 ふたつの瞳が、こっちを睨んでいた。 ]
 
(174) 2021/07/26(Mon) 0:06:27

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[怒ってんな、って思っちゃって、
 そんとき覚悟を決めたのは俺のほうだよ。
 でもご尤もな怒りはだんだんと萎んで行って…>>155


   ん?困らないの?
   って様子がおかしいのに気づきかけてた
   好きでもない男から好きだって言われたら
   困るだろ??困るよな???
   ん??どういうこと???それって………?


 
(175) 2021/07/26(Mon) 0:06:46

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[なにも、言い返さないで、きみを見ていた

 手首、離されなくったって
 たとえ離れてしまったって
 逃げるつもりはなかった。

 背中で咲いたのであろう大輪の花火が
 きみの表情をほんのひととき照らして、


           ・・
    綺麗だな、ってまた思って、>>86

 
(176) 2021/07/26(Mon) 0:07:06

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

 [ きみの震える声が、想いを紡いだ >>158

 
(177) 2021/07/26(Mon) 0:07:49

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[茶化したかったわけじゃない。
 でも「そういう男」な俺は、ちょっと微笑んで、
 頭を横に振ってから、同じ目線のきみに言う ]


  ……そんな危ういこと言うと
  攫われちゃうかもしれないよ。


[そばにいて、とかどう考えても反則すぎるし。
 鈍感な俺には未だ真意が図りきれないから尚更。
 攫うのは、俺かも知れないし、>>0:350
 神社に出るわる〜い狐かもしれないよ、って]


  ………冗談。


[今日は、笑わないで真顔に戻った。
 
あの日とは逆だって、覚えてるかな。

 
(178) 2021/07/26(Mon) 0:08:20

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

  
夕鶴。


 
(179) 2021/07/26(Mon) 0:09:13

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[そばにいてとか、離れないでとか。
 俺はずっと前から同じこと、思ってたよ。
 >>0:350>>1:104
 
 あのときよりも大人に近づいて、
 気持ちはきっと、だいぶ違う意味を持ってるけど
 「終ぞできなかった種明かし」を、今するつもり。]

 
(180) 2021/07/26(Mon) 0:09:46

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  迷惑かもしんないけど、
  ずっと、ずっとさ、好きだった。
  逃げてて、ごめん。


[……いや逃げてるのは俺自身からなんだけど
 どう、伝わってもいいや。
 もう逃げないのは、変わらないから。]
 
(181) 2021/07/26(Mon) 0:10:22

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  そばに居てほしいよ、俺も。


[願わくば、攫うんじゃなくて、
 どうか、夕鶴の意思で、そばにいてくれたら。
 
俺のねがいが、はなひらきますように。
]**
 
(182) 2021/07/26(Mon) 0:10:48
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a46) 2021/07/26(Mon) 0:13:09

【人】 二年生 神崎 紅葉

……自分の、生年月日?

[もちろん覚えている、と口を開きかけて。
……言葉の続きが出てこないことに気付いた]

(……あれ、なんで?わたしは高校二年生で、このお祭りの準備係で)

[目の前のこの人はわたしの通っている高校の先生で。

そう、今年転任してきたーー]

(……あれ?そうだよね。わたしは花一高校に通ってて、長尾先生が転任してきたときだって、その場にいて)

[あれ?じゃあなんで思い出せないの?

気付けば、じっとりと掌が濡れていた。
汗をかいてしまったのかな、と思って見てみると、それは汗ではなく
真っ赤な血
だった]
(183) 2021/07/26(Mon) 0:21:26

【人】 二年生 神崎 紅葉

きゃあっ!!
な、なんで……!?やだ、こわいよ……!!

[怯えて悲鳴を上げる。
その声に、花火を見ている周りのひとたちは気付かない。
「二年○組 夏祭り準備係の神崎紅葉」ではないーー「事故で死んだ女子高生」の悲鳴には、周りは気付いてくれないーーほんの一握りの例外を除いて。

その例外の一人である目の前の男性教師は、怯える少女を見てどう思っただろうか**]
(184) 2021/07/26(Mon) 0:21:55
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a47) 2021/07/26(Mon) 0:24:31

【人】 二年生 鳳 凛

[凛は自ら作り出す作業が得意であり、好きである。
その理由は単純明快、節約になるからだ。

美術も自ら生み出すものであり、その観点からも、凛の得意とする科目であった。
貧乏神であったという独特の価値観を持つ凛ではあるが、成績から判断すると、その美的センスは世間一般からはそれほど逸脱していなかったということだろうか。>>133


…?その方に嫌われているのですか?


[お揃い提案への落川の反応に凛は目を開けて、不思議そうに彼を見た。>>134
(185) 2021/07/26(Mon) 0:24:52

【人】 二年生 鳳 凛


先生の、お祖母さま…


[自ら老人ホームに入所したという落川の祖母。
彼とは対照的な性格で随分、しっかりもののらしい。
話しぶりから、離れていても家族として絆があり、思いあっていることが伝わってきた。>>135


────…先生もお祖母さまも、
お互いを大切にされているのですね。


[凛はそっと、静かに微笑む。
微笑みながらも、内に湧き上がる寂しさに僅かな間が生まれた。]
(186) 2021/07/26(Mon) 0:24:54

【人】 二年生 鳳 凛

[そのような“家族”の暖かさを、“凛”は知らない。
自身の祖母の存在も、生きているのかどうかさえ。

物理的に祖母という存在がないことはありえないが、凛が祖母と聞いて思い浮かべるのは幼いころ親切にしてくれた花巻庵の楓の祖母だった。>>1:342>>1:347
慕っていてもお互いのため、離れているほうがいいことがあることを凛は知っている。

落川の話に、そんな少し昔のことを思い出していた。]
(187) 2021/07/26(Mon) 0:24:57

【人】 二年生 鳳 凛



え?


[落川が店主に頼み、渡されたオルゴールの包み。>>136
凛にとっては不意のことで驚いて、瞬いて、]
(188) 2021/07/26(Mon) 0:25:00

【人】 二年生 鳳 凛



お駄賃って………む。



[そして、不機嫌になった。

落川は凛にオルゴールを渡すと、自身とお揃いにするための条件を出した。
それは、帽子の下から覗く薄い笑みから、彼が凛の性分を逆手にとってわざと出したものだということは明らかで、]


この食券で、交換は出来ませんか?



[凛は店主に向き直ると、貴重な3枚の食券のひとつを取り出して無茶ぶりを言っていた。]
(189) 2021/07/26(Mon) 0:25:03

【人】 二年生 鳳 凛


嘘、もうそんな時間なのですか?


[店主と交渉(無茶ぶり)していると大きな破裂音が神社内に響いて、凛ははっと藍色の空を見上げる。
破裂音は連続し、頭上にはいくつもの華が浮かび上がっていた。
因みに食券との交換は成立。店主はなんだかんだ人が良いらしい。


売り切れなんて、駄目です。
花巻庵の屋台には伺うと楓さんと約束しましたから。


[落川に倣い、凛も立ち上がると、打ちあがる花火の中、彼について屋台へと歩き始めた。]**
(190) 2021/07/26(Mon) 0:25:07

【人】 一年生 花巻 楓


 ……それにしても、
 明菜ちゃんももう三年生なんだよね。

 明菜ちゃんは進路どうするんだろ。


 あぁ、そういえば…

[明菜ちゃんを見送って思い出すのは、
明菜ちゃんと同じ三年生の先輩のこと。

お話はしたことないけど、
いつも狐のお面をかぶってる人っていうのは
付き合いが少ないあたしの耳にも届く位には有名人で。

でも、あたしが気になったのは珍しいから、じゃない]
(191) 2021/07/26(Mon) 0:38:30

【人】 一年生 花巻 楓

[
そろり、そろり



あたしは自分の泣き声の方が大きくて
その足音に気が付くこともなかった。


初めてその誰かに気が付いたのは、
帰り道の地面に描かれた何か。

近付いて見てみると、
狐さんがゲンキダセって言ってくれてて。

来た時には確かに無かったその変化に

大人だったら誰か居たのかって思う所だろうけど、

いかんせん子供だったので


神社の狐さんが、書いておいてくれたんだって

そう思ったのだ]
(192) 2021/07/26(Mon) 0:39:36

【人】 一年生 花巻 楓

[人に見られてたって思ったなら
もうここで泣くのは止めてただろうけど

狐さんなら泣いてても許してくれるかなって子供の謎思考で、
それからも場所を変えることなく泣きに来た。

ひとしきり柱の陰に蹲って泣いて、
顔をあげて歩き出すと、地面に絵と言葉が書いてある。
狐さんの時もあれば花びらの絵もあって

もしかしたら神様かもしれないって思ったのも
子供の単純思考だから、許してもらいたい。


でも、確かにそれで
あたしはひとりで泣いてるわけじゃないんだって
まもってもらえてるんだなって思えて

あたしのこと嫌いな人の言葉より
見守ってくれてる人達のこと優先しようって
あたしが好きな人たちの言葉を大事にしようって
思えるようになったんだ]
(193) 2021/07/26(Mon) 0:40:21

【人】 一年生 花巻 楓

[ひそかな、どこの誰かも分からない
けれど大切な恩人のことを
探す術ももっていないあたしは、
お礼を言うことすらできないままだけど。

あの狐のお面の先輩が、もしかしたら
あの時の狐さんだったりしないかな、って

だって神様とか狐さんとか、本気で信じてるわけでも……いや、多少は信じているけれど

地面の字も絵も、今にして思い返すと

あたしと同じような子供が書いたものだったし



そうだったら、お礼が言いたいなって思うけど
流石になんの切っ掛けもないまま
神社の狐さんですか?なんて聞けないし

明菜ちゃんなりを通じて、気軽にお話できるようになったら
そんな昔話も切り出せるかな**]
(194) 2021/07/26(Mon) 0:44:29

【人】 数学教師 長尾 浩明


  普通、自分の生年月日を忘れる人はいない。
  例えば和暦で言えないとか。
  例えばそもそも誕生日を知らないとか。
  そういうことはあっても完全に忘れることは
  稀だろう。両親や友人に祝ってもらえる、
  高校生なら、そんな年ごろじゃないかって
  そう思うのは、常識に囚われた考え…ではないはず。


  今年転任してきたことは
  聞こうと思えば風の噂などで聞けるだろう。
  でもそうだな、自己紹介の内容なんて
  その場にいなかった君には、分からないだろうな。

 
(195) 2021/07/26(Mon) 0:45:34

【人】 数学教師 長尾 浩明

 
  分からなさそうな様子の彼女を見ていると。
  様子が一変した。制服を着た、普通の女子高生は
  事故で亡くなった女子高生へと変わっていて。>>184
  悲鳴をあげる彼女へそっと手を伸ばす。


   「 神崎さん、ごめん。
     帰れって言いたかったわけじゃないんだ。

     ただ、君はやっぱり……

          
――幽霊だったんだな、って。 」

  
(196) 2021/07/26(Mon) 0:46:35

【人】 数学教師 長尾 浩明


  幽霊であったなら、手はすり抜けてしまうのか。
  それとも悲鳴が聞こえるのなら触ることも叶うのか。
  もし触れられたなら、宥めるように頭をなでよう。
  少しでも落ち着いてくれたなら。
  事故の話を、しようか。
  前の学校にいた同僚が、事故を起こしたこと。
  被害者は花一高校の二年生の女子で。

  
――――――神崎紅葉という人であったこと。



   「 君はもしかしたら。
     ここにいるべきでは、ないのかもしれない。
     神崎さん、君が本来いるべき場所は。
 
     
     現世ではなくて、常世なのかもしれない。 」

  
  楽しいはずの夏祭りに水を差すようなことだけど。
  気づいていないのなら、迷っているのなら。
  導きたいと思うのは、
  
……教師として間違っているだろうか。


  
   「 神崎さん。君は今、どうしたい?
     なにを、したい……? 」*
 
(197) 2021/07/26(Mon) 0:47:59
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a48) 2021/07/26(Mon) 0:48:52

【人】 三年生 堂本 明菜

[自分で振っておいて照れるとはどういうことだろう。>>139
 真面目に返しすぎたかと思ったけど、
 お辞儀までついてきたものだから、
 思わず笑ってしまう。

 京平が照れているのは珍しい気がして、
 今そのお面の下は赤くなっているのだろうかと
 確かめたくなってしまったけど、
 もちろんそんなこと出来るわけもなく、手を引っ込めた。

 踏み込んでいいのかわからなかったから
 いつだってその距離は変わらないまま。
 京平がどう思っているかも知らずに。>>57


 それでも過剰な気遣いとか、
 優しい言葉だとか、
 お面の話になると上がるテンションだとか、
 笑わせてくれるのはずっと変わらなくて。
 次来たときのおまけを考えながら、そうだね、
 なんて相槌を打った。]
(198) 2021/07/26(Mon) 0:51:02
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a49) 2021/07/26(Mon) 0:51:25

【人】 三年生 堂本 明菜

 ん"っ



[願い事を悩んでいたら聞こえてきたのは花火のお誘い。
 加えて声色まで変えるものだから、
 元より喉を通りにくい水分少な目のサツマイモを
 喉に詰まらせた。
 差し入れのペットボトルを掴んで水を流し込む。
 顔が赤くなっているのは苦しかったせいです。


 いつものように冗談か何かかと思ったけれど
 どうやらそうではなさそうで。
 父親も牡丹も店は任せて楽しんで来いなんて後押しを
 するものだから、少しだけ、悩んで]

 
 
別にいい、
けど……



[今度はこちらが尻すぼみ。
 可愛らしく首を傾げてこちらを見る京平に、
 今度はこちらが居たたまれなくなって、
 目を反らしてしまった。

 今お面が必要なのは間違いなく明菜の方であったから、
 道中お面屋さんがあったならお面を買おう。
 そう決心して、提灯と屋台の灯りが照らす道を歩いた。]**
(199) 2021/07/26(Mon) 0:53:52
三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a50) 2021/07/26(Mon) 1:00:39

二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a51) 2021/07/26(Mon) 1:01:25

【人】 三年生 堂本 明菜

[そうしてちょうど道中に
 ずらっとお面を並べたお店を発見したら]


 京平君のお面の話聞いてたらアタシも
 欲しくなっちゃった。
 買ってくるね……!



[なんて、言って向かおうとしたはず。]**
(200) 2021/07/26(Mon) 1:09:59
三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a52) 2021/07/26(Mon) 1:11:41

【人】 一年生 花巻 楓

─ 回想:花巻庵屋台 ─


 はい、是非いらしてくださいね!


[長尾先生への気の早いお勧めは、好意的な反応を返してもらえた>>42
その言葉が社交辞令じゃないのも分かってるから、
先生の口に合ってくれたら良いなってこれまた気の早い願いを抱いた。

だって、篭芽町に昔から住んでる人の口には馴染んでる自負はあるけど
新しく来た人の口にも美味しいって思ってもらえるかはいつもドキドキするのだ。

だから篠田さんが個人的に買いに来てくれたのもすっごく嬉しかったし

先生が最中を買いに来てくれてるのも、本当に嬉しいのだ]
(201) 2021/07/26(Mon) 1:31:04

【人】 一年生 花巻 楓

[だから、満面の笑顔で先生にたい焼きを渡したのだけど]


 え…?


[最近よく眠れてるか?>>44って問いかけに、固まった。

化粧で隠してるし、頑張って授業を聞いてるつもりだったけど
ばれちゃうくらいに眠そうに見えるのかな。
それとも汗でコンシーラーが落ちちゃったかな。
無意識、目の下に手をあてたまま、
先生から言われたことを聞く。

何か困ったこととか、悩んでること。

そう言われて、困ったのは
なんていえばいいのか、わからなかったから]
(202) 2021/07/26(Mon) 1:31:22

【人】 一年生 花巻 楓

[あたしはうちの和菓子が大好きで、
だから家の手伝いをするのは全然イヤじゃない。

でも、あたしができることなんてあたしじゃなくても出来ることで


バレーだって、好きだから辞めたくなくて勉強もがんばって、
遊ぶ時間は無いから友達は少ないけど
中学から一緒の子とかは変わらず仲良しだし
バレー自体、前よりうまくなってると思う。

でも、あたしがいなくてもきっと特に支障はなくて


今のあたしがしてるのは、あたしがしたいことだけだけど

特別な何かを持ってないあたしががんばる意味はあるのかな、なんて


そんなことを、話されたって困らせるだけじゃないかな]
(203) 2021/07/26(Mon) 1:33:15

【人】 一年生 花巻 楓

[でも。
あたしが無理してるって、きっと両親も隣の兄も気付いてて。

父なんかは自分が言い出したことだから、口出しできないだけだろう。
でも、心配してくれてるのは、わかってる。

わかってて、気付かない振り、してたけど
無理がいつまでも続かないのなんて、考えなくても分かり切ってて]


 ……先生


 人生相談みたいなことでも、いいですか?


[気付いてくれた人で、頼ってと言ってくれたのは
長尾先生が初めてだったから。

今すぐは無理だけど、話に行ってもいいですかって
聞いたら、先生は応えてくれたかな**]
(204) 2021/07/26(Mon) 1:33:57
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a53) 2021/07/26(Mon) 1:37:24

【人】 教師 落川 禅

[オルゴール屋から、食い物屋台への道中。
人混みに小柄な鳳がはぐれない程度の早さで注意して歩きながら。]


  あーあ、食券全部渡しちまって……
  よかったのかよー。


[恐らく夏祭りでの鳳の全財産だったろうに。>>189
本当にえらい頑固というか、強情というか。
こういうところは、昔、傘をなかなか受け取ろうとしなかった子どもとちょっと似ている。>>1:300

しかも店主も店主で、散々と無茶振りしたあとだったからか、割とあっさり物々交換は成立したらしく。>>190
まったく次から次へと何をしでかすかわからない。
面白くて小さく笑いを噛み殺していたのは、花火の音で聞こえてないといいけれど。]


  おーい、ちゃんとついてきてるかー?


[さっき損ねてしまった鳳の機嫌は、どうだっただろう。
まあ不機嫌なままだとしても、和菓子を前にすればどうにかなるだろうと楽観的に。*]
(205) 2021/07/26(Mon) 1:45:54

【人】 教師 落川 禅

── 花巻庵屋台 ──


  よぉ花巻、買いに来たぞー。
  たい焼きとべっこう飴、まだあるかー?


[屋台に中に立つ、眼帯をつけた浴衣姿を見つけ。>>72
声を掛けつつ、屋台の前へ。]


  てっきり花火見に行ってるかと思ったけど、
  屋台が盛況なのも大変だなー。

  あ、俺はいつものつぶあんで頼む。


[花巻庵特製の、すっきりとした甘さの餡子。>>0:162
篭芽町を離れた時、他で和菓子を買ってみたら生地も餡子もこんなに違うのかと驚いたほどで。
年々祭りで並ぶ商品のラインナップ変わっても、あれば買うのは餡子入りの菓子だったりする。]
(206) 2021/07/26(Mon) 1:47:36

【人】 教師 落川 禅



  鳳も約束通り、好きなの選んでいーぞ。


[鳳を振り返って声を掛けたあと。
お勘定は一緒で、と花巻に伝えようか。**]
(207) 2021/07/26(Mon) 1:47:40
教師 落川 禅は、メモを貼った。
(a54) 2021/07/26(Mon) 1:58:46

【人】 二年生 神崎 紅葉

幽霊……?わたしが……?

[怯えて震える頭に、優しい体温が伝わる]

……常世……。

[知っている。
それは、死んだ人間が行く場所だ]

わたし、もう行かないといけないのかな。
こんなに綺麗な花火があるのに……。

みんな楽しそうで、幸せそうで……。
ずっと見ていたいのに……。

[少女の瞳に、再び大輪の花が映る。

きらきらと煌くそれ。
それを見る、幸せそうな人々の顔。

まだ小さな子供の頃からずっと、大好きな光景]
(208) 2021/07/26(Mon) 2:01:17

【人】 二年生 神崎 紅葉

ねえ、わたしはここに居ちゃいけないの?
一人で、違う場所に行かなきゃいけないの?

そんなのやだよ……ねえ、先生。
どうせなら一緒にーー


[血塗れの少女は手を伸ばす。
今までずっと、誰のことも恨んでこなかった。
今だってそうだ。
この手を伸ばしている相手は、自分を殺したあの男性教師じゃない。

恨んではいない。ただ寂しいだけ。
もうここに自分の居場所がないことが、ただ悲しいだけ。

それだけで、少女は手を伸ばす。
どうしようもない自分に、微かに自己嫌悪を感じながら]

一緒に来てよ、先生。
(お願い、この手をとらないで)**
(209) 2021/07/26(Mon) 2:01:40
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a55) 2021/07/26(Mon) 2:02:49

二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a56) 2021/07/26(Mon) 7:33:01

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>140長尾先生の真相は男同士だから……。そんなものなのかしら。]


 ふふ、男の人同士っていいですね。
 パパ……父もお酒さえあれば分かり合えるとかなんか言ってますけど、そんなものなのでしょうかね。


[稲出先輩で4年かかるのなら、女である私にはもしかしたら一生わからないものかもしれないわね。

 それと、私は大概にしてずれている部分もあるのであまり参考にしすぎてはいけないわよ。]



 そうですね、男性用着た事は流石にありませんが、帯のあたりは本当暑いです。
 ふふっ、そうですね。でもオシャレすると楽しいのも事実ですし。


(今いいところとは知らない)
先輩も同じことを思っていたのは知らないけれど。>>32本当お洒落って大変よね。

 何を考えているのか流石に分からないから思い出し笑い仕掛けていたのには首を軽く傾げたの。]
 
(210) 2021/07/26(Mon) 8:03:19

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 そうですね。
 悪くないどころかとてもいいじゃないですか。
 素敵な場所を教えて頂きありがとうございます。 


>>142笑いかけて、視線に誘導されるように私も空にまた視線を戻すの。
 写真を撮っているのに気づいて。私も撮ろうと数枚残しておいたわ。嫌がられなければ先輩も入れて映してみようとしてみるの。記念に一枚って言って。]


 へぇ、そうだったのですか。
 全国……! それは惜しかったですね。


[体育会系素人にはそこまででも十分凄いとは思うけれど。でもそれは悔しいんじゃないかって思ったのよ。

 そのまま語られるお話に耳をすませるの。
 花火より、先輩のお話に意識をじっと。
 興味を惹き寄せられて。

 来年は、来ない。
>>144 ]


 あ、いえ……。お洋服を選ぶお手伝いをするのも仕事ですから。
 花火は此方こそですし……


[……苦笑いの顔に、花火の光が差し込んだの。]
 
(211) 2021/07/26(Mon) 8:07:31

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>145別に、その言葉自体は忌避してないのよ。
 そう思われる。それだけ自体は普通に嬉しいのよ。

 ただ、
「中身をろくに知らないまま、外見だけで私を選ぼうとする」
それが嫌なだけなの。


 『 』に目の前の人が何を感じているのか。
 何を恐れているのか。
 私は知らない。

 貴方が私を多く知らないように。
 私だって貴方をさほど知らない。]

 
(212) 2021/07/26(Mon) 8:08:55

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[それでも

 ほんの少しでも関係をもう既に積み重ねたと言えるんじゃないのかしら。
 それがほんの少しだとしても


 確かに互いの事を多くは知らないけれど。
 それは深くないだけで決してゼロじゃないのよ。

 だから、幻滅なんて───……]

 
(213) 2021/07/26(Mon) 8:12:37

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 両立できるならすればいいと思う、と一応前置しておきますね。

 ただ両立出来ないなら
 大事な方を優先することになりますよね。


[来年はいない。今年はじゃあ大事じゃないのかしら。
 そんな日を新参者の人間の為に使ってくれたこの人に私は何が返せるのかしら。

 ドン、とひときわ大きな音と共に大きく咲いた夜空の花を一度見上げて。そうしてまた視線を相手に戻したの。]


 私はですね、茶道部です。
 両親がお店をここで開くためにこの土地に来たんです。地元から離れる選択をして。


[お返しのように言葉を返してみはじめたの。
 自分の中の答えを探すように。]


 鈍いってよく言われていて。
 でも、見た目によらず結構頑固だったりそれなりに怒ったりもするんですよ。


[ここまで言って、何を言うべきかなんとなく形になった気がしたの。]
 
(214) 2021/07/26(Mon) 8:15:37

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 稲出先輩。
 選ぶなら後悔しないようしておいた方がいいですよ。
 
 寂しくならないよう、私に出来ることはありますか?
 来年はスマホからライブ中継でもします?
 それとも、今からもっと目いっぱい遊びます?

 そんな日にお隣に居させて頂いていると知ったからには


 ────嫌だと言っても、何かしらさせて頂きます。

 なので遠慮せず。


 あ、どうせ私は折れないので、要望をさくっと観念して言ってみて下さい。**
 
(215) 2021/07/26(Mon) 8:17:21
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a57) 2021/07/26(Mon) 8:21:18

【人】 二年生 鳳 凛

[ドォンという音に周囲で歓声があがり。
儚い華の命の光が人々を照らす。

調度その頃、幼馴染が助けを求めて凛を思い出し、絶望しているとは知る由もない。>>116
当然、その後、心の中で謝罪されている未来がくるかもしれないことも。>>140
けれど、小牧さんのことを話してくれていたなら。
その内に抱える恐怖を知っていたなら。>>146

凛ならきっと、こう言っていただろう。]



間違う事をを恐れないで。
行動して、例え、間違えたとしても、それは失敗じゃない。
うまくいかない方法を学んだだけなの。
間違えてもやり直せるわ。だから、

勇気を出して、柊一。



  
(216) 2021/07/26(Mon) 8:38:42

【人】 二年生 鳳 凛



…先生こそ。
これで、私だけじゃなくて、お祖母さんともお揃いです。
言い出したのは先生なのですから、大事にしてくださいね?



[花火に立ち止まる人混みの中、落川と共に花巻庵の屋台へと凛は向かう。>>205
仕向けたのは貴方です、と言い返しながら、“お揃い”が叶ったオルゴールに胸が弾んでいた。

頑固で強情なところがあることは幼馴染からも言われたことがあったか。>>1:284
誉め言葉ではないのだけれど、彼らから呆れたように告げられるそれは嫌いではない。
彼らのそれには否定ではなく、凛に対するぬくもりがあるから。

凛の行動に落川が笑いを嚙み殺していることは、背中についていっていた凛にはわからなかった。]
(217) 2021/07/26(Mon) 8:41:49

【人】 二年生 鳳 凛



──わっ!




[先を行く落川に、いつもより足を速めてついていっていた凛がぶつかる。
彼は凛がついてきているか確認のために振り向いたようだった。]


急にとまるから驚きました…………


[彼に飛び込んでいったような形になったので、見上げた顔も間近。
とは言っても半分帽子で隠れているし、凛からは花火の逆光で影になり表情はよく見えない。

それがなんとなく、寂しいような不安なような気がして、凛はヨレたシャツの裾を控えめに摘まんだ。]


これではぐれませんから。


[微笑みかけた凛の頬を、赤や緑へと様々に色彩を変える花火が照らしていた。]
(218) 2021/07/26(Mon) 8:46:34

【人】 二年生 鳳 凛

── 花巻庵屋台 ──


こんばんは。


[落川の後に続いて、凛は屋台に顔を出す。>>206
甘い匂いと熱気が屋台の周りに覆っている。

世間話を始める落川を他所に凛は屋台に楓の祖母が居るか確認していた。]


好きなのだったら、全部になりますよ?
花巻庵のもので好きじゃないものなんて、ありませんから。

あえて選ぶなら…………


[落川に応えて、たい焼きを前に熟考を開始する凛。>>207
食券を全て失った凛にはこの選択は極めて重要だった。]
(219) 2021/07/26(Mon) 8:50:13

【人】 二年生 鳳 凛



カスタード、お願いできますか?



[長考の末、凛が選んだたい焼きはカスタードのもの。

楓の祖母は居ただろうか。
彼女が居て、凛の対応をしてくれたのなら、直接彼女に、
その場に居なければ楓に凛は話しかける。]



(お祖母さんは)お元気ですか?



[あれから、商店街の店を訪れることはなかった。
自分のことで他の店の者から、目をつけられてはいけないと凛は考えていた。
篠田屋に端切れを買いに行くときもその点は注意を払い、長居はしないようにしている。

たまに、偶然に彼女をみかけることはあったけれど、声を掛けるようなことはなく、これからも元気で居られれるようにと遠くから祈るだけだった。]
(220) 2021/07/26(Mon) 8:53:56

【人】 二年生 鳳 凛



…実は私、昨年もこっそり頂いてました。
幼馴染に頼んで、買って来て貰って…

でも、今年は自分でこれて良かったです。


[切欠は落川の何気ないお礼の誘い。>>0:144
その後、備品倉庫で楓に会って。>>1:118

今日、長い間、縺れていた糸が漸く、解けた。]**
(221) 2021/07/26(Mon) 8:57:59
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a58) 2021/07/26(Mon) 9:17:49

【人】 二年生 稲出 柊一

[お父さんの話には>>210
そうかお酒の力はそんなに凄いのか。
大人って良いな……いや、絶対大変な事の方が多いわ。
そんな風に、思案して。]

 お酒の力って凄いね!

[というシンプルな一言に留める。
あんまり女子に話し過ぎてはいけない。
男同士の約束だ!
(してない)


場所を褒められると>>211、少し照れて。]

 うん。犬の散歩中に見つけたんだ。>>0:201
 急に、凄い勢いで黒鉄が走って行ってさ。
 お祭りが大好きな……そうだ!神崎さん。
 2年〇組のマドンナに、ここで初めて会ったんだよ。

[祭の終わりが近づいてきているせいか否か、
記憶が混濁してきていることには、気付いていない。
記念写真を、2人で撮った。
女の子と撮っちゃった、ごめんな!(ドヤァ)>>0:159
(何故だろう、すぐに追い越されるような予感がするのは)
]
(222) 2021/07/26(Mon) 12:06:57

【人】 二年生 稲出 柊一

[インターハイの話になると、ちょっと表情曇ってしまって、
笑顔がぎこちなくなってしまいそうで。
ずっと花火を目に焼き付けようと、上を向いていたのに、
オレは視線を、足元に落とした。]

 両立できるかどうかは分からない。
 でもオレは、両立しようとはしない。
 最後だから……。
 半端な気持ちで挑んで、無駄にしたくない。

[寂しい気持ちは正直ある。でもお祭りにはまた来られる。
でも、全国という舞台に上がるチャンスは、
多分、もうないんじゃないかな。
高校卒業後のことなんて、まだそこまで考えてないけど。]
(223) 2021/07/26(Mon) 12:08:02

【人】 二年生 稲出 柊一

[彼女自身の話を、聞いた。>>214
ほんの少し前まで、何を話せば良いのか分からなくて
絶望していた>>116のが、おかしくなる。]

 茶道部か。3回回すやつでしょ?お茶碗。

[小学生並みの感想しかなかった……。
篠田屋が出来る経緯を聞けば、
ご家族や小牧さんの、お店に対する強い思いが感じられて、
温かい家庭なんだってほっこりした。
性格の話はちょっと訝しんで。]

 そうなの?
 よく気が付くし、鈍いって感じはしないけど。
 頑固なのは、オレも大概だからな。
 オレの幼馴染も、そうなんだ。>>1:284
 ちゃんと話せば分かってくれるけど、
 もうこれ交わらないわ……って決着つかないこともある。
 そういうのはまぁ、
 個性で済ませられるような話だから良いけど。
 類は友を呼ぶのかな?

[なんて笑ったんだ。
凛とはお互い、いつだって笑顔でいる訳じゃない。
それなのにどうしてかな?
凛の顔を思い浮かべるといつだって、
応援してくれているかのような、
頼もしい笑顔が浮かぶんだ。>>216]
(224) 2021/07/26(Mon) 12:10:34

【人】 二年生 稲出 柊一

[100%の善意が、人を傷つけることもある。
心からの『 』が、大切な人を傷つけることもある。
ほんの些細なすれ違いや誤解で、
傷つけあう事しか出来なくなってしまうことだってある。

傷つけなくてすむ方法なんて、
ないように思えるけど実は簡単だ。

関わらなければ、知らなければ、伝えなければ成立する。]
(225) 2021/07/26(Mon) 12:11:29

【人】 二年生 稲出 柊一

[ 君を傷つけてしまうくらいなら、
  
  オレは『 』なんて要らない―――。 ]
(226) 2021/07/26(Mon) 12:12:18

【人】 二年生 稲出 柊一

[でも既に、自分の心は矛盾だらけで。

名前なんて、教える必要はなかった。>>1:253
言ってなかったことに気付かないふりをすればいいだけだ。


花火を見ようなんて、誘う必要はなかった。>>1:287
1人でも大丈夫って、彼女は思っていたみたいだった。
>>1:278

来年の夏祭りには来ないなんて、言う必要はなかった。>>144
だって彼女は、
自分が何を目指しているかなんて知らない。
>>211

それでもオレは、言わずにはいられなかった>>5んだと思う。]
(227) 2021/07/26(Mon) 12:14:11

【人】 二年生 稲出 柊一

[ もうずっと前から、

  オレは名前も知らなかった君に、

 
恋をしていたんだ。
 ]
(228) 2021/07/26(Mon) 12:15:41

【人】 二年生 稲出 柊一

[要望を……>>215と言われれば、]

 伝えたいことがある。今。
(229) 2021/07/26(Mon) 12:16:11
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a59) 2021/07/26(Mon) 12:24:53

二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a60) 2021/07/26(Mon) 12:53:30

【人】 三年生 堂本 明菜

[今はただどうしても顔を隠したくて、
 半ば慌ててお面屋に駆け込んだものだから
 ちょっと離れた場所で悩んでいた長尾先生>>161
 気づくことはなかった。
 もしかしたら、あちらは気づいていたかもしれないけれど。

 選ぶのはもちろん狐のお面。
 この年になってヒーローものや魔法少女ものを
 つける勇気はなかったから。
 購入したら、即顔を覆うようにつけた。]


 
……あっつい



[お面なんてつけたのなんていつぶり?
 こんな暑いものだったっけ。
 浴衣の暑さだけでも参ってたのに、
 自分で自分の首を絞めてどうする。

 なんて思ったけど、今は外すことなんて出来なくて。
 でも顔が隠れた分、ちゃんと京平の顔を見て、
 いつも通り接することが出来たんだ。]
(230) 2021/07/26(Mon) 14:32:24

【人】 三年生 堂本 明菜



 お面ってけっこう視界狭いね。
 足元もよく見えないし。
 何より暑いし……よくつけてるね。


[学校でも学外でも、夏でも冬でも、そのお面が外された
 ところを
(少なくとも明菜は)
見たことがない。
 冬は防寒になって良さそうだけど、慣れなのだろうか。

 歩きながら話すのも難易度が高くて、
 すれ違う人にぶつからないように、
 地面に躓かないようにしているだけでフラついてしまう。
 下駄をはいているから余計かもしれないけど。]
(231) 2021/07/26(Mon) 14:33:28

【人】 三年生 堂本 明菜

[――そう、一年の時同じクラスになった京平は、>>57
 その頃からもうお面をつけていて、
 今でこそみんな慣れてしまったけれど、
 初めの頃はその存在が異質だった。

 だから男子が悪ノリしてお面を外す計画なんてのも
 立てていたことがあって、その時はやめなよ、
 なんて口出ししてしまったけれど、
 今思えば余計なお節介だったかもしれない。

 京平は個性だと言っていたけれど、>>62
 そんな周りの反応を知っているからこそ、]
(232) 2021/07/26(Mon) 14:35:58

【人】 三年生 堂本 明菜



 ……ね、
 息苦しくは、ない?


[歩む足を止めて、京平を見る。

 それは、ずっと聞いてみたかった言葉。
 踏み込まれることを苦手とする明菜は
 踏み込むこともまた苦手だった。


 それを今聞いてみたのは、
 京平が花火に誘ってくれたから。

 少しだけ、距離が近くなった気がしたから。]
(233) 2021/07/26(Mon) 14:41:01

【人】 三年生 堂本 明菜

[それは、明菜の気のせいかもしれない。

 誰だって曝け出したくないことの一つや二つ、
 もっているはずだから。
 ちゃんとそこは、わかっているつもり。

 だからはぐらかされたりするようなら、
 それ以上はもう、踏み込むつもりはない。
 そのまままた、花火の見える場所まで歩き出すだけ。]**
(234) 2021/07/26(Mon) 14:44:21
三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a61) 2021/07/26(Mon) 14:49:39

【人】 一年生 花巻 楓

─ 花巻庵の屋台 ─


[兄たちからは、もう良いから遊んでおいでって言われたけれど
もう少しだけここにいるって言ったのは
もう少し客足が落ち着くまでは手伝いたかったのもあるけれど

来てくださいって誘った人が、まだ全員来ていなかったから。

誘っておいて、来てくれたのにあたしが居ないなんていやだなって
そう思って屋台の手伝いを続けていたから、
声が聞こえた時>>206>>219は、本当に嬉しかった]


 落川先生!

 大丈夫、品切れにはならないように多めに用意してましたから
 どれでもお好きなものを選べますよ…って、あれ?

 あ、鳳先輩もご一緒なんですね
 来てくれてありがとうございます!

[最初に気付いたのは、背の高い落川先生。
どれでもって言ったけど、いつも餡子入りのお菓子を選んでるから
兄は聞く前からつぶあんの準備を始めてて。
先生が振り返って声をかけた所で、鳳先輩も同行してると気付いたけれど
その時もまだ、先生のシャツの裾は摘ままれてたのかな>>218]
(235) 2021/07/26(Mon) 15:41:25

【人】 一年生 花巻 楓

[二人が一緒に来たことに、不思議に思う部分はあったけど
約束通りって前置きと、お勘定を一緒にっていう先生の言葉で
なんらかの経緯があって奢るって話になったんだろうなって推察した。

人の詮索自体は好きじゃないから、変な勘繰りはしないつもりだけど
ちょっとだけ、先生の好意を受け取れるなら
おばあちゃんの好意もまた受け取ってくれたらいいのに

そんな、ちょっとだけ黒い気持ちが浮かんでしまったけれど
花巻庵で好きじゃないものなんて無い>>219って言葉と
お元気ですか?って言葉>>220に、心の翳りは簡単に晴れ]


 …うん。 元気だよ。

ここには来てないけど、お店に今も出てくれてる。

[誰のことを聞いてるかなんて、分かってる。
ちゃんと祖母のことを覚えてくれているんだって
気にしてくれてるんだって、それだけで嬉しかったけど
去年もこっそり頂いてた>>221って言葉で、もっと嬉しくなって]
(236) 2021/07/26(Mon) 15:42:42

【人】 一年生 花巻 楓



 あのね。

 おばあちゃん、多分今はお店の前の縁台で
 花火を見てると思うんだ。


 花火が終わった後も、しばらくそこで涼んでるはずだから、
 …この後時間があったら、寄ってあげてくれないかな。

 お父さんもね、
 ……凛ちゃんに、また感想聞きたいって言ってたから。

[祖母は元気だけど年の為祭りの熱気は厳しくて
父と一緒に花巻庵を切り盛りしていて、この場には居ない。

でも、折角鳳先輩が、屋台にとはいえまた来てくれたのだ。

先輩に対する後輩としてじゃなく、
あの時手作りの籠を受け取った子供に戻って
おばあちゃんとお話してた凛ちゃんに、また来てほしいってお願いをして]
(237) 2021/07/26(Mon) 15:43:43

【人】 数学教師 長尾 浩明

――花巻庵屋台:人生相談の約束――  


  頑張って授業を聞いているように
  もちろん見える。
  実際、よく頑張っていると思うし、
  教壇がよく見渡せるって言っても目の隈までは
  見えないから…そうだな。

  
なんとなく、そう感じただけ。

  
  隠している“無理”を感じ取ったのかもしれない。
  別に違うって言われるのなら
  そのまま誤魔化されてしまう可能性もあったけど。

  反応を見るに図星だったみたいだ。
(238) 2021/07/26(Mon) 15:43:46

【人】 一年生 花巻 楓



 お待たせしました、

 こちら、つぶあんとカスタードになります。


 焼きたてですので、気を付けてお食べ下さいね。


[そう言って手渡した紙袋には、それぞれ赤と黄色のシールを貼って。
それとは別に、先生の被ってる帽子の形と、籠の形のべっこう飴を
来てくれてありがとうの気持ちを込めて、手渡した**]
(239) 2021/07/26(Mon) 15:44:10

【人】 数学教師 長尾 浩明

  
  悩んでいることを聞けたなら。>>203
  
  花巻楓、が接客してくれるのも
  お店に行く理由の一つなのだと、言うだろう。

  どんなお菓子か聞けば、詳細に説明してくれて
  和菓子が大好きだと伝わってくる接客は
  きっと他の人と全く同じになるなど有り得なくて。

  花巻楓だけの接客だと、自信を持って言う。
  それは、特別とは違うのかもしれない。
  
  でも、やりたいことをやっているからこそ
  出せる魅力が、確かにそこにはあるのだ。

  たとえそれが特別でなくとも。
  頑張っている姿を見てくれている人はいる。
  そしてそれを応援してくれる人も、きっと。
(240) 2021/07/26(Mon) 15:44:48

【人】 数学教師 長尾 浩明



   「 人生相談?もちろん。
     まだまだ俺も道半ばだし、
     生徒から教えられることも多いけど
     話を聞くことは出来るから、いつでも。 」


  今は忙しいだろうから、
  次学校で会った時になるだろうか。
  お互いの都合のいいときに、話を聞こうと決めた。**
(241) 2021/07/26(Mon) 15:45:07
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a62) 2021/07/26(Mon) 15:46:24

数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a63) 2021/07/26(Mon) 15:47:17

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/07/26(Mon) 18:55:58

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 花火の前:花巻庵の屋台 ―


「ゆづちゃん、でしょ?」
>>58


[そう呼ばれて、私も同じ事を考えた。>>53
その声の響きが懐かしくて、
私も、うん、って頷いてから]


 楓ちゃん。


[と、意味もなくまた名前を呼んだ。

ごめんね、ずっと気付けなくて。
きっと、その機会はたくさんあったはずなのに。>>56

あの頃の事も。
男の子だって思われる事、慣れてしまっていて
私は楓ちゃんの反応に違和感を抱けなかったから。
誤解について訂正しなかったせいで、
こんな近くにいたのにすれ違ってしまった。

……でも、こうしてお互い気付けた今は、
いつかそれも、笑い話になるんじゃないかと思うんだ。
]
 
(242) 2021/07/26(Mon) 19:20:37

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[楓ちゃんの笑顔の中心で輝く、
その眼差しが、一瞬潤んだように見え。>>58
私も胸が詰まって。だから、胸いっぱいに詰めた思いを、
私もちゃんと伝えようと、口を開いた。

……楓ちゃんの言葉を聞いて、嬉しくて、
少しだけ、鼻の奥がツンとしているから。
紡いだ言葉の端が、少し揺れてしまったのは見逃してほしい。]


 私も、ずっと覚えてた。
 私も、すぐに言えなくてごめんね。

 その髪型も素敵だよ。
 それに今日の浴衣、楓ちゃんにすごく似合ってる。

 すっごく可愛いよ。
 特に、楓ちゃんの笑顔は。
 ずっと前から、私、大好き。


[その言葉に、目いっぱいの笑顔を添えて。]
 
(243) 2021/07/26(Mon) 19:22:15

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……あの時、楓ちゃんに何があったのか、私は知らない。
知ろうとする前に、逃げてしまった。
だから、今更それに触れる資格なんて、
私には無いのかもしれないけれど。

今日の楓ちゃんの恰好。浴衣の絵柄や帯の色、>>1:161
誰をイメージしたものか、すぐにわかる一揃いで。
他の誰のためでもない、あなただけの浴衣。
それと同じように、私の「大好き」も、
楓ちゃんを輝かせる想いの、一つになったらいいなと思う。

……眼帯姿が、少しだけ勿体ないって?
でも、そういうの大好きな人もいるから油断しちゃ駄目(?)

私は会話の合間に、昨日気にかかった事を尋ねてみて。>>0:54
傷の程度がひどくないと知れたなら、
安心して、よかった。と呟いただろう。]
 
(244) 2021/07/26(Mon) 19:23:47

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[それから、私も話したい事はたくさんあったけれど。>>67
お祭りで忙しい屋台の中では、
そんなに長くも話していられなくて。

だから、楓ちゃんのお願いは、私からのお願いでもあり。]


 勿論、行くよ。行きたい。
 今度は夏だけじゃなくて、
 違う季節のお勧めも聞きたいし。
 一年中行っちゃうかもしれないけど。いいかな?


[と。冗談めかした声で笑ったけれど、
それは本当の、本気のお話。]
 
(245) 2021/07/26(Mon) 19:24:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

[そして、私からのお願いもう一つ、
「お勧め」の注文も叶えて貰い。>>68
私はお勧めの通りに、
粒あんのたい焼きを一つ、楓ちゃんから受け取って。
お会計の方は、食券でお願いしたのだけれど。

渡された包みに、添えられた飴。
……それに触れない楓ちゃんの顔を見て。
いいのかなと思う気持ちと、
野暮な事は言いたくない気持ちで、揺れる事しばし。]


 ……ね、楓ちゃんも、あとで休憩するよね?
 もうすぐ花火も始まるし。

 実は食券が余っているんだけど、
 もし良かったら、楓ちゃんもこれで、好きなの食べて。
 私からの奢り。なんて。


[そう言って、私の食券をもう一枚差し出した。
勿論、楓ちゃんにも自分の食券があったかもしれない。
けれど、それとこれとはまた、別という事で。
貰うばかりじゃなくて、
楓ちゃんにもお祭り楽しいんで欲しいから。

さて、受け取って貰えたなら、
先輩として面目躍如、にっこりと笑い。
遠慮されるようなら、食券は引っ込めて、
私は屋台を後にしよう。]*
(246) 2021/07/26(Mon) 19:27:41

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[その後の事。
出来立てのたい焼きは、冷めてしまっては勿体ないから、
すぐに包みを開いて。楓ちゃんに言われた通り、
火傷しないように気を付けながら、
私はぺろりとたい焼きを平らげた。

そうして歩きながら、
手元に残ったべっこう飴を、提灯の光に透かして見れば。]


 ……鳥の形かな?可愛い。


[その形はきっと、私が楓ちゃんの浴衣を見て思ったのと
同じものなんじゃないかって。

だから私は飴をしまい込まずに、
手元でくるくる回しながら歩く。>>174
よ!


気分が沈んでしまったなら、時折それを眺めた。>>46]*
 
(247) 2021/07/26(Mon) 19:29:20
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a64) 2021/07/26(Mon) 19:35:54

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 まぁ……きっと凄いのでしょうね。


>>222お酒に関しては本当謎としかまだ言いようがないわ。]


 あ、あの柴犬ですね。黒鉄ってお名前だったのですね。


[ずっと内心で密かに柴犬ちゃん扱いだったの。お名前をようやく知れたわ。
 2年○組のマドンナのお話になると、少し考え込むのよ。]


 あぁ……なんてそういう人がいるって聞いたことがあるようなないような……。


[新入生な上に土地的にも新入りが知っていることなんてまだそう多くないのよ。多くないのに、なんでか知っているような記憶がふっとわいて出たのはなんでかしら。

 まぁ相変わらずののんびりさで、どこかで噂を耳にしたんでしょう。と片付けたのだけれども。]
 
(248) 2021/07/26(Mon) 19:39:17

【人】 一年生 篠田 小牧

>>223相手の視線は下に向いたの。
 余計な事を言ってないか。それが少し緊張したわ。]


 そうですか。
 稲出先輩はそう選ぶんですね。


[選ぶなら。決めたのならそれ以上何かを言うのは野暮なのだと思うの。
 なら少しでも後悔がないよう今をどう過ごしてもらうか。私はそっちの方に考えが向かうのよ。]


 そうですね。
 今度一回体験来てみます?
 お友達歓迎なので。>>0:189もれなくお茶と和菓子と正座の痺れがついてきます。


[人間話始めてしまえば会話は案外続くもの。
 断られても気にしない冗談交じりの軽さで笑うの。]
 

 うーん、鈍くさいですし、よく言われたのでそうなんだと思います。

 ふふ、これは皆して自分の意志が強いといい方向に言い換えておきましょうか。
 似たもの同士で集まるというのは自然な事ですしね。


[気が合わない相手よりは合う相手と。それは自然な流れだと思うの。]
 
(249) 2021/07/26(Mon) 19:42:13

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[鈍い、というのにいぶかしまれたけれど。
 やっぱり私は鈍いと思うのよ。

 
私は目の前の葛藤に気づけれない。



 言葉をじっと待ったの。
 そうして────…… ]
 
(250) 2021/07/26(Mon) 19:44:23

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 え、え……えぇとっ……


[届いた言葉に思わず顔を両手で覆って今度は私ががっつり下をむいたのよ。

 相手とそこまで面識がない筈のに。


 それなのに不思議と不快感がなくて
 心の奥がどこかくすぐったい感じがしたわ。]


 え、え、え
 ど、どうして、ですか……?


[ご縁なんてこの街にきてから。時間にしてみればきっと長いとはそうは言えない。
 私はその間ろくに名前も知らないままだったし、何かをしたかしら? と思えば心当たりが今の私には浮かばなかったのよ。

 花火に照らされる私の顔は、きっと困ったようで
 それでもその光でもきっとわかる位真っ赤になっていたのよ。]*
 
(251) 2021/07/26(Mon) 19:48:09

【人】 一年生 花巻 楓

[鳳先輩と落川先生は渡したべっこう飴をどう思ったろうか。
遠慮されてもお祭りももう終盤だし材料が少しでも使えてありがたいし
貰ってくださいと渡して、二人が屋台の前から離れるのを見送った後。

花火も始まったし、折角の食券が使えなくなるぞって
兄から言われて、流石にそろそろ出なくちゃかな、とは思ったんだけど]


 でも、まだ紅葉先輩が…


[朝、目を輝かせて駆け寄ってくれた彼女>>1:19
見にきてください>>1:183って確かに言ったのだ。

絶対って約束したわけじゃないから、
来なくたって責める気持ちは起きないけど
でも、いつもだったら必ず来てくれてたのに
今日だけ来ないなんて、思わなくて]
(252) 2021/07/26(Mon) 19:49:59

【人】 一年生 花巻 楓

[兄は、もみじせんぱい?って首を傾げた後
あぁ、学校の先輩かって納得して、
</black>その様子を、お兄ちゃんもあこがれてたはずなのに</black>
</black>何で知らない人みたいな反応するの?って思ったのは束の間</black>
それなら遊びがてら探してくればいいだろって屋台から出され
ついでにうちのたいやきも、つぶあんとずんだ一つずつ渡されて。

言われてみればそうだな、って思い直したのは、
振り返ってみれば毎年準備は一緒にしてたけど
一緒にお祭りを楽しんだことなかったなって気が付いたから]


 それじゃ、あたし遊んでくるね。

 せっかくだし、これも使わせてもらっちゃおう。


[ゆづちゃんが離れ際に渡してくれた、奢りの食券を一枚加えて
たこやきと五平餅、それと堂本青果店さんの屋台に寄って
おじさんから勝負の結果ときゅうりと焼きトウモロコシをゲットした後
此処でしか会ったことのない先輩を探して、祭りの喧騒の中を歩き始めた**]
(253) 2021/07/26(Mon) 19:50:25
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a65) 2021/07/26(Mon) 19:55:21

【人】 三年生 神田 京平

 
(明菜ちゃんのリアクション、オモロいなぁ)

[勿論喉に詰まらせて苦しそうにしているのは
大変心配しました。>>199
苦しそうな明菜ちゃんも可愛いなぁなんて思う
ドエスではありませんよ?
ええ、決して。
]

(反応がええんやな〜)

[お面で表情がわからないのをいいことに
そんなことも思っていたのも事実であった。]

 
ホンマに? 嬉しいわぁ!


 ほな、浴衣のお嬢さんに
 無理はさせれへんから
 
お手をどうぞ


[そう言って差し出した手の行方はどうなったか。
どちらにせよ
お面屋を通りかかった時には>>200
離れてしまったかもしれないけれど。]
(254) 2021/07/26(Mon) 20:13:09

【人】 三年生 神田 京平

[ 

 
一緒に狐にならへん?



お面屋に向かう明菜ちゃんに付いて行って
そんな一言でも言おうと思ったのだけれど。
言う前に購入されのは狐のお面で>>203 ]

 可愛らしい狐さんや
 お揃いってこんなに嬉しい気持ちになれるんやね

[図らずも望み通りになって
自分とはまた違うお祭りの狐のお面。
それでも一緒で心は暖かくなったのだ。
にこにこしていたらどうやら>>230
お面になれてない明菜ちゃんは体の方が暖かくなったようで]

 ん〜、ちょっとお面ズレてるとちゃう?
 ぴったりフィットすると
 結構通気性ええはずなんやけど

 ちょっとええ?

[お面をつけた彼女の表情は伺えないけれど
明菜ちゃんとの距離を詰めて
嫌がるような素振りがなければ
お面の位置を直そうと手を伸ばす。
「驚かせて堪忍な」なんて言いながら
ささっと終わらせるつもりだ。]
(255) 2021/07/26(Mon) 20:19:11

【人】 三年生 神田 京平

 
 そうなんよ〜
 俺も慣れるまで大変やったんや

[歩きにくそうな彼女の横に移動して]

 京平くんの腕が空いているので
 支えにどうぞ

[掴まりやすそうに腕を近付けて>>231
柔らかく仮面の下から笑いかけた。]
(256) 2021/07/26(Mon) 20:19:36

【人】 三年生 神田 京平

 
 いつもと見える景色違うやろ?
 視界が狭いからこそ見えるもんもあるんや

 ……息苦しさは、どやろな〜
 この世界は見えすぎるんや
 多くのものがありすぎて
 世界を閉ざしたくなってしもうたんよ


 まあ、明菜ちゃんに
 素顔の俺を見せられへんのは
 残念やなって思うんよ

[止まった二人の足元を見てから>>233
空を見る。ここは綺麗な星空が見えるんだ。
お面を外せば星空を遮る何かが見えるだろう。]



 ・・・俺の素顔見たいって思う?

[最後の一言は口から出ることはなく飲み込まれた。]


(257) 2021/07/26(Mon) 20:22:46

【人】 三年生 神田 京平

 
 俺のこと気にしてくれて
 ありがとう、明菜ちゃん
 優しいんやね

[「息苦しくないか」なんて聞かれたことはなかった
気にしてくれる人がいないかったから
はぐらかそうとは思わなかった
けれど所謂
”こちら側”
に連れてこれる訳もなく
抽象的で答えにはなってないかもしれない
でも、ここまで話せたこともなかったから
だからこそ、
こんなにも泣きそうなんだ。
]
(258) 2021/07/26(Mon) 20:24:09

【人】 三年生 神田 京平

[
 今ほどお面で表情を隠せて良かったと
 思ったことはない

 それでも口元をみれば堪えるように
 唇は結ばれていた。
 それはまた歩き出す前の
 僅かな間だったのだけれど。    **]
(259) 2021/07/26(Mon) 20:24:47

【人】 数学教師 長尾 浩明

――入り口付近:神崎さんと――

  花火をずっと見ていたい。
  楽しそうな人々をずっと見ていたい。
  それが彼女の願いなら。“今は”まだ…


   「 花火が…夏祭りが終わるまでは。
     終わったら……そうだな……。 」

  ここに居ちゃいけないの?という問いに
  ゆっくりと口を開いて答えた。
  一人で行きたくない、
  ここに居たい、そんな悲痛な願い。
  とどまっていれば、彼女は幸せなのだろうか。
  永遠に高校二年生として過ごすのは。

  
幸せ、と言えるのだろうか。


  どうせなら一緒に、という声を聞いて
  本能が危ない、と警鐘を鳴らす。
  撫でていた手を離して一歩、下がった。
  その手をとるわけには、いかない。
  だって――――
(260) 2021/07/26(Mon) 20:25:59

【人】 数学教師 長尾 浩明


   「 それは…出来ない。
     俺は皆から好かれる教師ってわけじゃないけど
     それでも、約束があるから。
     同僚や、成人した生徒とお酒を飲もうとか。
     人生相談を聞いてほしいとか。
     置いてきたキュウリだって取りに行かないと
     迷惑をかけてしまうだろうし。

     俺は一緒に行くことは出来ない。
     今俺にできるのは、神崎さんと話をしたり
     お祭りを楽しむことくらい、かな。

     ……ここに残っても。
     君の時は進まない。永遠に高校二年生のまま。
     それは…違う場所に行くことより
     寂しそうに見えるけどな、俺には。 」


  見えるだけだから、彼女にとっての幸せが
  本当にここに残ることだと、心から言えるなら
  いるべき場所は常世ではないかもしれないけれど。
  先ほどより少しだけ距離を離した状態で
  まっすぐに彼女の方を見据えた。*
(261) 2021/07/26(Mon) 20:26:50
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a66) 2021/07/26(Mon) 20:30:59

【人】 二年生 鳳 凛

── 回想:自宅アパートにて──

[日当たりが悪く暗い部屋。
台所のシンクにゆるくなった蛇口から時折、水滴が落ちている。
誰も居ない部屋のテーブルに置かれたメモ。
先日、電気が止められたから、1ヵ月分だけ支払うようにと請求書とお金が置かれている。

静まり返ったこの家は狭いのに、いつも妙に広く感じる。]


『何がそんなに楽しいのよ…………
アタシはあんたのせいでこんなに──ッ


…………ごめんね。


お願い、向こうに行ってて。』




[お酒を手に顔を逸らす母親を凛は思い浮かべる。
おそらく、酷いことを言っている自覚はあって、酷いことを言ってしまう罪悪感もあって、それでもあたることを抑えられなくて。
凛を遠ざけることが、凛の母親が出来る精一杯の愛情だった。

母親が生活費を求めるたびに荒れて、その癖、母親が外で働くことは嫌がる父親。
母親を家に縛る父親の洗脳と支配は解けそうにない。

せめてお祭りの時くらい、苦しさから逃れられればいいのにと思いながら、凛はお金と電気代の請求書を巾着に入れると、支払いのためにコンビニへと向かうのだった。]
(262) 2021/07/26(Mon) 20:39:43

【人】 二年生 鳳 凛

──凛の居場所 ──

[凛が幼いころから探していたもの。
それは自宅にはなく、例えば図書館でも、やっと見つけたと受け入れて貰えた商店街の優しいお祖母さんの家でも、必ず、疎ましく思う人達の目に留まってしまい居られなくなっていた。
たまに幼馴染の家に遊びに行くことはあったけれど、毎日という訳にもいかない。
公園でひとり、神社でひとり、裏山でひとり、ずっと、ひとりじゃないと居場所がなかったから、]



今日、ミニトマトが沢山実ってたのですよ、先生。
オクラも獲れましたし、茹でてサラダが出来ます。



   
この瓶、綺麗だし未だ使えると思って、考えてるんです。
   あ!筆入れとか、どうですか?



動きましたよ!先生!
こうやって色を塗ると、本当に向日葵が首を振ってるみたい。



[本を読んでいても、
宿題をしていても、
犬と戯れていても、
扇風機の風にあたっているだけでも。

いつ行っても受け入れてくれるこの場所が、
何よりも大切で、心地よくて。

漸く見つけた、凛の居場所。]*
(263) 2021/07/26(Mon) 20:39:48

【人】 二年生 鳳 凛

─ 花巻庵の屋台 ─

[凛が初めて会った時の楓は、今よりも髪が長くてレースの可愛いらしいワンピースを着ていた。
凛は楓の祖母の部屋で過ごすことが殆どだったけれど、一度だけ、お金を渡されて、それを全額募金したとき、募金箱のある店のほうに顔を出した。
部屋から駆けてきた凛に遅れて、楓の祖母が顔を出し、そこに居た家族に事情を説明してくれて>>1:342、あの時、その場に居た楓を初めて見たのが出会いだっただろう。
店のほうに居た楓とは言葉を交わすことは殆どなかったかもだが、家を訪れる時とか目があえば、笑いかけたりはしていた。
楓も笑いかけてくれてたように思うがどうだっただろうか。
きっと、あんなことが起こらなくて、もっとたくさんの時間を過ごせていたら、自然に友達になれていた気がする。>>1:347


私のほうこそ、お声掛け下さりありがとうございます。


[はぐれる心配のない場所まで来れば、凛は落川のシャツの裾は離していただろう。
気さくに話かける落川の後ろ、凛は控えめに顔を出して、最初は会釈だけ。
彼との話が終わり、楓が傍まで来てくれた時に漸く、いろいろと話が出来た。>>236
(264) 2021/07/26(Mon) 20:39:52

【人】 二年生 鳳 凛




お祖母さんにはとても親切にして頂きましたから。

結局ご迷惑をかけることになってしまったから心苦しいのですが、今でもずっと感謝しています。
あの頃私、居場所がなかったので、お祖母さんが受け入れてくれたこと、嬉しかったんです。

楓さんのお祖母さんの部屋が私にとって初めての
“居場所”でした。


[訪ねれば温かいお茶と和菓子が用意されていて、昔話を聞いたり、最初に裁縫を教えて貰ったのも楓の祖母からだった。
新作の試作品が用意されているときは楓の父親も顔を出してくれて、凛の感想をもとに改良を加えることもあった。
凛も花巻の家の家族の一員になれたようで、

大好きだったから、あのまま、平気な顔して居続けることは出来なかった。]
(265) 2021/07/26(Mon) 20:39:58

【人】 二年生 鳳 凛


───…ありがとうございます…

…でも、
夜に伺うのはご迷惑ではないですか?


[尋ねながらも凛は、会うなら夜のほうがいいとも感じていた。
しかも今日は祭りで特別な日。
祭りの空気に紛れて、こっそり訪ねれば、他の者に見られる可能性も少ないだろう。]


でも、そうですね。
寧ろ今日はチャンスなのかも───


[何やら思案していた凛は、うん、と頷くと、楓を見て微笑んだ。]

        ・・・
…ありがとう、楓ちゃん。
後で、行ってみます。


[今日だけ、あの頃に戻って───。]**
(266) 2021/07/26(Mon) 20:40:04

【人】 二年生 稲出 柊一

[そう言えば犬も君の名はだった……。>>248
神崎さんの話になると、あまり詳しくはないようで。]

 まぁ、オレもクラス一緒になったことないし、
 挨拶程度に軽く話しただけだから、
 そんなに親しい訳じゃないんだけどね。
 でもお陰で、こんな穴場見つけちゃった。

[今も、喧騒と共に大きく花が咲く音がして、
花は、途切れることなく続く。]

 体験って、他の部活に入ってても行っていいの?
 しかも……入部は出来ないのに。

[良いのであれば、
失踪修羅場マン
トキヤでも誘ってみるか。
全然作法知らないから、ネットで調べとこ。]

 おっとりはしてるよね。確かに。
 オレの周り、我が強いやつ多すぎ問題。
 協調性とは?って感じだけど、嫌いじゃないよ。

[そう言えば凛には会えなかったな。
先生にハメられて食券全Betして、
食べられないものを買っていると、(食券とは?)
もし後で教えて貰えたら、目を丸くすることだろう。]
(267) 2021/07/26(Mon) 20:46:38

【人】 二年生 稲出 柊一

[苦悩の末の葛藤の更にその先。
やっと決まった覚悟を打ち明ければ、
戸惑うリアクションが返ってくるのは当然で、
両手で覆われうつむいた顔の色は、オレにはまだ分からない。
理由を聞かれるのは、勿論想定していた。でも……]

 どうしてって訊くのは当然だと思う。
 でもごめんね。
 オレにもちゃんと説明するのは難しい。
 狡い言い方するけど、
 人を好きになった理由をちゃんと説明できる人って、
 多分あんまりいないと思う。

 でもね、何の根拠もなしに、
 信じてくれとか言うほど無茶振りをするつもりはない。
 だから、ちょっとカッコ悪いんだけど、手の内を晒すよ。
(268) 2021/07/26(Mon) 20:48:08
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a67) 2021/07/26(Mon) 21:07:26

三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a68) 2021/07/26(Mon) 21:13:21

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[神崎先輩のお話にはへぇ、と反応したの。
 なんだか不思議な感覚がして。あまり突き詰めない方がいいような気もなんでだかしたから。それ以上は何も言わなかったわ。]


 うちの部人数少ない上に緩いので。
 むしろ興味持ってくれる人が増える方が嬉しいですよ。

 内緒話ですけどね、先生がいない日とかお菓子食べてお喋りしているだけなのでたまにはお客さんが来るくらいの方がいいんです。あ、部の先輩が呼んでいいよって推奨していたので問題ないですよ。


[刺激がないとだらけてしまう。それが世の宿命……なんて言ったら大袈裟かしら。
 
絶賛大変な状態の
蓮見先輩も来てくれるのなら勿論歓迎するわ。]


 ふふ、自分がしっかりしているって悪い事じゃないですよ。
 協調性はまぁあるに越したことはありませんが。
 でも楽しそうですね。
 
(269) 2021/07/26(Mon) 21:17:30

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>268戸惑う私の質問に返答が返って来たの。

 確かに誰かが誰かを好きになるのなんて深い理由がなくてもきっと、落ちる時は落ちるもの。


 その言葉は半端に何かを言うより誠実に感じたのよ。


 私は口を挟まず続きをしっかり聞くの。]
 
(270) 2021/07/26(Mon) 21:18:36

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 ────……ありがとうございます。


[まずはお礼を。]


 そこまで思って下さって。
 考えて下さって。


[なら、私も同じだけ真剣に返さないと失礼になる。]


 ───正直にいいますと……

 同じだけの気持ちがあるとは、言い切れません。


[そこに嘘をついてはいけない。
 例え傷つける言葉だとしても。
 反応を待たずに言葉を続けるの。]
 
(271) 2021/07/26(Mon) 21:21:32

【人】 一年生 篠田 小牧


 ────でも、その、いやでないんです。
 理由の返答も、そう言われる方が、なんというか
 
 ──────嬉しいと、思うんです。   



[花火はもう終盤かしら。
 周りの人の注目が空に向かっていて本当によかったわ。
 私は真っ赤なままの顔をあげて、しっかり相手を見るの。]


 これから、ちゃんと知りたいです。
 知ってほしいです。
 私にとって先輩は……そう思えれる相手なんです。


[それが私に出来る精一杯の返答。
 もう一言、そっと相手に囁くの。]**
 
(272) 2021/07/26(Mon) 21:22:38
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a69) 2021/07/26(Mon) 21:29:21

【人】 一年生 花巻 楓

─ 回想:花巻庵屋台 ─


[楓ちゃんって、もう一回呼んでくれた声>>242
今目の前にゆづちゃんが居るんだって実感を強くしてくれる。

機会があったのに気付けなかったのはお互い様で

だって男の子だと思ってたからって

あのひと夏の間だけでもあんなにいっぱい見てたのに

髪の長さが違ってるだけで面影は変わってないんだから

なんで気が付かなかったんだろうって


もしもゆづちゃんから謝られたら、

あたしもすっごく謝りかえしちゃうだろう



……それはそれで、お互いに謝りすぎて

笑いだしちゃいそうな気がして、楽しみかもしれないけど


胸がいっぱいで、言葉に詰まりそうなのもお互い様なんだって
ゆづちゃんの声が、少し揺れて聞こえてきたから]
(273) 2021/07/26(Mon) 21:39:35

【人】 一年生 花巻 楓



 …ううん、こっちこそ。

 覚えててくれてありがとう。

[ゆづちゃんが伝えてくれる言葉に
お互いにごめんねって言い合ってるって
ちょっとだけ、笑いかけちゃったけど
髪型と、今着ている浴衣のことと
ずっと前から、笑顔が大好きだって伝えてくれた言葉に

今度こそ、目の奥の熱が耐えきれなくなって
零れ落ちちゃわないように、両目をぎゅうっと瞑った]
(274) 2021/07/26(Mon) 21:43:42

【人】 一年生 花巻 楓

[嬉しい気持ちからだから、零れたって構わないかもしれないけど
大好きだって言ってくれた笑顔なんだから、
汗はともかく涙で崩れさせたくなくて左目を擦って堪えたら
反対の右目を覆う眼帯のことを聞かれて>>244]


 あ、えっとね
 ちょっと転んでけがしちゃったの。


 血もちょっとだけだったし、
 念のためってだけですぐに外せるから大丈夫だよ。

[あたしの答えを聞いて、よかったって言ってくれるゆづちゃんに
明菜ちゃんたちも心配させちゃったし、
やっぱり今のままじゃいけないかなって

気をつけなくちゃ、って思いながらありがとうって伝えた後
まだ話したいことは途切れないけど、
流石にずっと引き留めておくわけにもいかないって思って]
(275) 2021/07/26(Mon) 21:44:11

【人】 一年生 花巻 楓



 本当!?

 嬉しい、約束だよ。


 いつでも来てね、待ってるから

 お休みの日だったら、午後はいっつも居るからね


[またお店に来てくれるって問いかけに、
一年中行っちゃうかもって返事>>245は社交辞令かもだけど
勿論って言ってくれたのが嬉しくて、食い気味で約束にしちゃった。
その後、おすすめのつぶあんのたい焼きと、
べっこう飴をこっそり渡して、またねって手を振りかけたのだけど]
(276) 2021/07/26(Mon) 21:44:34

【人】 一年生 花巻 楓



 うん?

 ‥……えっと、うーん

[差し出された食券>>246に、いいのかな?って思ったけど
自分はべっこう飴を勝手に渡したのに
ゆづちゃんからの厚意を断るのもどうかなって思って]


 じゃあ、うん。

 ごちそうになります、
 ありがとう、ゆづちゃん。

 ゆづちゃんもお祭り、楽しんでね。

[ありがたく食券を受け取って、ゆづちゃんのにっこり笑顔も貰って
今度こそ、またねって手を振って見送ったのだった*]
(277) 2021/07/26(Mon) 21:45:16
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a70) 2021/07/26(Mon) 21:50:07

【人】 二年生 稲出 柊一

[ここは神社で、今は夏祭り。
しかも花火は、絶えることなく上がり続ける。
実際はざわざわしているけれど、
体感ではここにはオレたち2人だけしか
いないかのような、静謐を感じた。

凛とした声で返ってくる言葉は、とても誠実で。
自分の気持ちは、伝わったんだなって。
とりあえずそれが、嬉しかった。
何を言おうが、相手をよく知らない状態で、
「好きだ」なんて言ってるのは事実で、
どんなに言葉を尽くしたって、気持ちが伝わらない
可能性も十分あると思っていたから。

「嬉しい」>>272という言葉に、赤く染まる頬は、
何というか、とても可愛くて、
オレは一瞬だけ目を逸らした。*]
(278) 2021/07/26(Mon) 22:03:15

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[解かれなかった手に、内心ほっとして。>>174
少し力を緩めたけれど、そのまま掴んで離さなかった。>>176

君がどこにも行かないとわかれば、
私の表情も少し緩んで。

君の冗談には、……少し思う事もあり。>>178
私も一緒に、ちょっとだけ笑った。

口を挟まなかったのは、
冗談と言った君の表情が、
反対に真剣な色を帯びたから。
あの時の事、私、ちゃんと覚えているよ。
]
 
(279) 2021/07/26(Mon) 22:04:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[だからそれが、君の心からの言葉なんだって。>>181
ちゃんと、私の心の奥まで響いて。>>179

君の“冗談”の意味も、>>180
きっと今は、理解してる、つもり。>>173

だから。

私の頬が、花火の光ではなく、
私の熱で色付いた。]
 
(280) 2021/07/26(Mon) 22:07:01

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 うん。 ううん、迷惑じゃない。
 すごく嬉しい。

 私も好きだから。


 私も、朱鷺也が好き。
 好きって気持ちが……今すごく嬉しい。


[私はそう言って、]
 
(281) 2021/07/26(Mon) 22:07:59

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[ほころぶような笑顔を向けた。>>182


そして。

一度離した手を、もう一度近付けたら、君の指先に触れる。
さっきよりもずっと、近い距離で。]
 
(282) 2021/07/26(Mon) 22:10:28

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……ちょっとね、悪戯心が湧いて。
そう、少し思う事。
君はまた、冗談と言ったけど……>>178

ヒーローの仮面を被ったくせに、>>1:104
私を攫って行った君。
それじゃ、悪の組織でも追いかけてくるのかな?
なんて冗談には、ピンと来ていなかったみたいだし。>>1:235

そういえば、何でうちの住所わかったの。
って聞いたら、ねえ、なんて答えたんだっけ。>>0:207

友達に悪い笑みを向けてみたりとか。
楽しそうに、悪い事考えているような顔。
横目で何回も見たし、私も仲間に入れて欲しかった。

いつも悪ぶるんだから。
できるものなら、やってみれば?なんてお返しを。
私だって、一度くらいは言ってもいいでしょ?



――だから君の耳元に、唇を寄せ]
 
(283) 2021/07/26(Mon) 22:11:32

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[…………我ながら、大胆な台詞を吐いて。
何様かな?どちら様かな??と少し冷静になると。
私は急に恥ずかしくなり、急いで君の耳元から離れて。

よし、私も言い逃げしちゃおうかな!

と思考放棄。絶対、顔は真っ赤だし。


でも今度は君の事、置いて行ったりしないから。
とりあえず顔の熱を冷まそうと、
背を向ける事が許されたなら


「二人で花火、見よう!」


と言って、君の手を引っ張るつもり。]*
 
(284) 2021/07/26(Mon) 22:14:21

【人】 一年生 花巻 楓

─ 回想:花巻庵屋台 ─


[落川先生と一緒に来てくれた鳳先輩は控えめな会釈だけで、
先生との会話が終わるまで待っててくれた。

お祖母さんには親切にして頂いた>>265
という言葉から始まった、鳳先輩の話は
あの頃のことが、鳳先輩にとっても嬉しかったこと、
今でも感謝してくれてることが伝わって

あの時の事を、今でも迷惑をかけたって、
思ってることも伝わったから]


 
全っ然迷惑なんかじゃないよ!



 凜ちゃんなら、それこそ真夜中に来たって大丈夫だよ
 なんならお父さん2時には起きて餡子炊いてるし!


[言葉自体は、夜に伺うのは>>266って疑問に対しての返答だけど
鳳先輩──凜ちゃんが来ること自体、迷惑じゃないと
迷惑かけたって思ってる彼女の考えを、力を込めて否定したかったから]
(285) 2021/07/26(Mon) 22:21:01

【人】 一年生 花巻 楓

[それでも。
凛が、自分から行きたい、会いたいって思わないなら
無理やり連れていくことも、お願いすることも出来ないから

思案する彼女を黙って見つめたまま、答えが出るのを待って
後で行ってみます、そう言ってくれた彼女が、
楓ちゃんって呼んでくれたから]


 ──、うん、ありがとう。

 出来れば、また何時でも顔を出してくれたら嬉しい。
 今度はあたしも、一緒にお話したいから。


[あの頃はちょっとでもお店に立ってることが楽しくて
でも、おばあちゃんのとこに来るおねえちゃんも気にはなってて
顔が合ったらにこっと笑って、笑い返してくれるのが嬉しくて
会えなくなるなんて思ってなかったから、それだけで良かったけど
本当はもっと、ちゃんとお友達になりたかったから
今夜だけじゃなく、前みたいに来てほしいって気持ちを伝えた*]
(286) 2021/07/26(Mon) 22:21:42
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a71) 2021/07/26(Mon) 22:24:43

一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a72) 2021/07/26(Mon) 22:24:49

二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a73) 2021/07/26(Mon) 22:25:28

二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a74) 2021/07/26(Mon) 22:28:41

二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a75) 2021/07/26(Mon) 22:29:22

【人】 二年生 神崎 紅葉

[伸ばした手が握られることはなかった。

……当たり前だ。わかっていたことだ。
相手は生きている人間なのだから。

……わたしとちがって]

……なーんて。冗談ですよ、先生。

わたし、寂しくなんかないですから。
ひとりで行けます。だから大丈夫。

[伸ばしていた手を引っ込めて、ひらひらと振って見せて。
気づけば血に塗れた手は、元の白い肌に戻っていた]
(287) 2021/07/26(Mon) 22:37:09

【人】 二年生 神崎 紅葉

にしても、約束かあ。
先生、意外と愛されてるんですねえ。

[ぽつぽつと呟かれた、“未来の約束>>261”の数々。
自分にはもう持ち得ないそれらに想いを馳せ、どこか眩しげに目を細めて微笑む。

……でも、だったらせめて]

じゃあ、このお祭りの最中だけは……。
……わたしのそばにいてくれますか?

一緒に、お祭りを楽しんでくれますか?

[手を伸ばす。今度は血塗れではない「神崎紅葉」が。
道連れにするためではなく、一緒に楽しむために。

もしその手をとってもらえたなら、ちょっと強めにぐい、と引っ張って歩き出そうか]
(288) 2021/07/26(Mon) 22:37:34

【人】 二年生 神崎 紅葉

ところでその狐面、似合っててとっても素敵です!
どこで買ったんですか?わたしもお揃いのやつ欲しいなー!

[そうして数分後には、制服姿の女子高生と教師がお揃いの仮面をつけている
ちょっと危ない
微笑ましい光景が誕生していたかもしれない(姿が戻ったので周りからも見えるようになっている)**]
(289) 2021/07/26(Mon) 22:38:00
三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a76) 2021/07/26(Mon) 22:41:46

【人】 一年生 花巻 楓

─ お祭りの中 ─


[さて、そんなこんなで二つも嬉しい出来事があり
ふわふわとした足取りでまず向かったのは堂本青果店。

そこにはおじさんと牡丹さんだけで、
明菜ちゃんは友達と花火を見に行ったと聞かされて
ついでに、勝負は明菜ちゃんの勝ちとも教えてもらって]


 そっかぁ、良かった…って

 言ったらおじさんに悪いね、ごめんなさい!


[明菜ちゃんを応援してたので、つい口から出てしまった安堵は
皆明菜の味方だな、なんて言葉を引き出したかもしれない
勝負がつくまでの間に、ときやくんとお友達さんがサクラした話とか聞いて、
内心昨日勝負のこと教えちゃって悪かったかな、とは思いつつ
焼きトウモロコシときゅうりを一本ずつ買うことで
こっそり罪滅ぼしの気分を味わった]
(290) 2021/07/26(Mon) 22:48:03

【人】 一年生 花巻 楓

[それからタコ焼き、五平餅と買ったのは
やっぱりずっと動き詰めでおなかが空いてたのもあるけれど、
紅葉先輩と一緒に食べられたら良いなって思ったから。

元々持たされてたたい焼きも合わせると結構な荷物になったけど、
流石にこれは飲み物無いと厳しいって気が付いたから
更にラムネを二本買って。
個人的にお兄ちゃんに頼んだべっこう飴は、
帯に差して運ぶことにした。

紅葉の葉の形のそれを先輩にあげたいんだって言ったら、
やっぱり変な顔されたけど
おかしいな、お兄ちゃんも先輩の話してたはずなのに

さっきまでと同じく作ってくれて。

ありがとうってお礼を言いかけたところで
そういえば、あの先生には渡してなかったなって言われて
言葉に困ったのは、自覚があってのことだったから]
(291) 2021/07/26(Mon) 22:48:52

【人】 一年生 花巻 楓

[長尾先生は、生徒のことをよく考えてくれてる先生だと思う。
もちろん先生として尊敬してて、嫌なところなんてない。
だから、先生にもほんとはおまけ、したかった。

でも、できなかったのは
先生が、先生だから。

節度があって、真面目で、
周りにどうみられるか気にしてて。
そういう所を本人も隠してるわけじゃないから
いやでも分かるのだ。

特別扱いは嫌いだろうなって。
だから、おまけであっても、
受け取ってもらえないかもしれない。

もしも、そういうのはもらえないって断られたら
落ち込んじゃうって、思ったから]
(292) 2021/07/26(Mon) 22:49:26

【人】 一年生 花巻 楓

[長尾先生が初めてお店に来た時、

ゆづちゃんが初めて来たときに似てるなって思った。


お菓子の説明をじっくり聞いてくれて

あたしの感想を真面目に受けとめてくれて


それからも、お店に買いにきてくれて

好みに合えば、美味しかったって伝えてくれる。


また来てくれないかなって、思ったのだって

あたしの言葉を大事にしてくれる、人だって思ったから



先生じゃなかったら──


せめて、花一高校の先生じゃなかったら


あたしは、きっと自分の中に生まれた感情に

言葉を付けることが出来ただろう]
(293) 2021/07/26(Mon) 22:51:37

【人】 一年生 花巻 楓

[でも、高校に入って

紹介される先生の中に、あのお客さんが居て



先生になんて、漫画や小説の中の世界でならある話だけど

現実には中々越えなきゃいけないハードルが多すぎる。


そもそもあたしなんて、

ちょっと前までランドセル背負ってたくらいの子供で


世間的には大人扱いされることもある年でも

先生からしたら生徒の内の一人でしかなくて



だから、


あたしは、この気持ちを誰にも伝える気はなくて


でも、密かに大切にするくらいは、許してほしいから。


誰にも秘密の気持ちを守りたいためだけに]


[先生だけにはおまけの飴を渡せなかった。

そんな唯一の人が、今自分の探し人と一緒にいるなんて
探している今は、思いも寄らない*]
(294) 2021/07/26(Mon) 22:56:20

【人】 三年生 堂本 明菜

[京平から本当に嬉しそうな声が返ってきたものだから>>254
 再び視線をその顔に戻してみるけど、
 お面が邪魔で本心かどうかなんてわからない。
 口だけなら弧を描くことなんて簡単に出来るから。
 だからまさかリアクションを面白がられてる
 なんてことも気づけない。



 
……ふぁい!?

     
いや、えぇ……?



[流れるように差し出された手が予想外過ぎて、
 また変な声が出てしまった。
 これが普通のことなのかそれすらも混乱してわからず、
 その手を取――…ろうとしたところで
 こちらに注がれる嫌な視線に気づく。

 ちらりと屋台の方に目をやれば、眼に入るのは
 ニヤニヤ顔を浮かべてこちらを見ている父親。
 今までのやり取りをすべて見られたのは
 言わずもがな、だ。]
(295) 2021/07/26(Mon) 22:59:57

【人】 三年生 堂本 明菜



 〜〜〜〜〜〜っ!!!
 行こ!!!!



[明菜は羞恥でと苛立ちで顔を真っ赤にしながら、
 京平の手首を情緒もなくむんずと掴んで
 その場を足早に去ることになった。]
(296) 2021/07/26(Mon) 23:00:37
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a77) 2021/07/26(Mon) 23:01:01

【人】 三年生 堂本 明菜

[明菜の青春は、傍から見ればほぼ灰色だったといっても
 過言ではない。
 弟の面倒に家事に手伝い、家と学校の往復で終わる日々。
 高校に入ってからは父親に部活に入れと言われたため、
 それなりに青春をしてきたと思う。

 だから去年の夏以降、「セイシュンしてますかー」なんて
 聞いてくるようになった朱鷺也>>1:46には
 「してる、してる」なんて返してはいたけれど。

 それでも父親が心配するように色恋に関しては
 寄せ付けない、或いは避けているような節もあって、
 つまり、何が言いたいかというと]
(297) 2021/07/26(Mon) 23:02:56

【人】 三年生 堂本 明菜


 (近いんですけど!!!!!)



[そういうこと>>255には全然慣れていないわけで。
 通気性どうのの問題じゃなく、
 今は確実に自家発電に切り替わってしまったから
 直してもらってもしばらく熱は籠ったままだろう。

 顔がお面に隠されていて良かったと思えど、
 耳まで真っ赤だし、動きはぎこちないしで
 余り隠せているとは言えなかった。]


 そういうの慣れてるの?


[歩きにくいといえばスマートに腕を差し出してくる。>>256
 
この男エスコートに慣れすぎてはしないだろうか。

 とついじとっと見てしまう。

 しかし歩きにくいのは本当であったし、
 手を取るよりはマシな気がして。
 なによりお揃いと喜んでくれた狐面をつけていたから、
 お言葉に甘えてその腕を掴んだ。]
(298) 2021/07/26(Mon) 23:05:14

【人】 三年生 堂本 明菜

[そのお面をつけて生活することは生き辛くはないのかと。
 その中に、悲しいことを閉じ込めてやしないかと。
 すごく、言葉足らずな質問だったと思う。>>233

 それでも何か思うところがなければ、
 そんなことはないと返ってくるだろうと思った。
 それならそれで良かった。
 本心を隠されたならそれまでだけれど。


 そして返ってきた答え>>257を聞けば、
 聞いていた理由>>57とは少し違っているようで]


 見え過ぎるから世界を閉ざした……?
 よくわからないけど、赤面症じゃなかったってこと? 
   

[空を見上げる京平につられて空を仰ぐ。
 お祭りの賑やかな灯りでいつもより少なめだけれど、
 そこにはただ綺麗な星が瞬いているだけで。

 京平には他に、何が見えるというのだろう。
(299) 2021/07/26(Mon) 23:07:37

【人】 三年生 堂本 明菜

[もし、口から出なかった言葉が聞けていたなら、
 間違いなく頷いていた。

 笑みを浮かべることが多い口元が、
 固く結ばれているのを見てしまったから。

 目は口ほどにものを言うっていうでしょ。
 お面なんてなくったって
 気づかないことも多いアタシだけど、
 今その顔が見れたら君が泣きそうになってることは
 絶対にわかるから。]
(300) 2021/07/26(Mon) 23:08:21

【人】 三年生 堂本 明菜



 ……優しくないよ。
 だって今、思いっきりそのお面
 はぎ取りたい気分だから。


[もし、父親との勝負の願い事が京平に使えるなら
 すぐに使ってしまうのに。
 少し怒っているようなそんな語気で、明菜は俯く。]

 そうこうしてるうちに花火の時間が迫っていて、
 京平が歩き出すのなら、黙ってその後をついていっただろう]*
(301) 2021/07/26(Mon) 23:13:14
三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a78) 2021/07/26(Mon) 23:18:00

【人】 数学教師 長尾 浩明


  ふと、空気が賑々しいものへと戻った。
  目の前の子は昨日見たときの姿へと変わっている。
  
  
寂しくない、大丈夫。


  その言葉に寂しさが載っている気がするのは
  ……気のせいでは、ないんだろう。
  それでも自分には何もできない。
  もどかしくても、こればかりはどうしようも、ない。

  同僚の悩みを聞くようなことをしていれば
  もしかしたら事故も起こらなかったのかもしれない。
  
でも、起こり得ないもしもなんて、無意味だ。

  だから黙ってうなずいた。
それしか、できなくて。
(302) 2021/07/26(Mon) 23:23:47

【人】 数学教師 長尾 浩明


   「 意外とは余計だろ?
     なんてな、確かに自分でも少し驚いてる。 」


  来て日が浅いし、面白い授業をしてるわけでもなく
  つまんない先生だって思われていても不思議はない。
  ただ、話を聞いて、向き合っていただけで。
  一緒に祭りを楽しみたいという願いには、>>288


   「 それはもちろん。まだ食べたりないし。 」

 
  なんて笑って、今度こそ、手を取った。
  ……誰かに見られたら?
  気にならないと言えば嘘になるけど
  このひと時だけの願いを断れるような
  そんな非情な人間にもなれないから。
(303) 2021/07/26(Mon) 23:25:09

【人】 数学教師 長尾 浩明


   「 え、お揃い?!?いや、それは…。 」


  一瞬教えるのは躊躇ったけど、>>289
  狐面が売れているらしいことを思い出して
  まあ、流行りに乗っかったとみられるのか…?
  などと考えながら歩いていたから
  他の人にはどこか困り顔に見えたかもしれない。*
(304) 2021/07/26(Mon) 23:25:52
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a79) 2021/07/26(Mon) 23:30:37

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[素直に嬉しい、という感情よりも先に
 だいぶ混乱していたことだけはお伝えしたい

 ……5分前には、怒られてたんだ。
 冷たい視線で、冷たい声で、
 夕鶴は確かに、怒ってた。

 だから迷惑かな、って思ったし、
 困らせるだろって、思ってた。

 けど、返ってきた言葉も、>>281
 はなひらくような笑顔も、>>282
 頬に灯った色だって、>>280

 まるで夢みたいな ────
 極彩色の花火の中で、
 狐に誑かされてるんじゃないかなって、さ。
 
 ほんの少し、思っちゃったのは本当。]
 
(305) 2021/07/26(Mon) 23:31:56

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  ………本当に??


[疑うように聞き返しちゃったのは、ごめん
 だって実感が湧いてなかったから。
 でもきみが嘘をついてないって知ったなら、
 そっか、ってちょっと目を泳がせて、]
 
(306) 2021/07/26(Mon) 23:32:11

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  ……俺も嬉しい、
  ごめ、なんか実感湧かねえ
  好かれてる、って思ってなかったから

  恋人になってくれる、
  ってことで、いいのかな


[あんまり上手に笑えなかったけど、
 はにかむように微笑んでみせた。
 あまりに疑いすぎて、一応確認もしてみた。

 目を合わせた夕鶴がいつもに増して綺麗に見えたのは
 なんかフィルターでもかかっちまったかな。

 
……それはそれで、悔しいけど。

 
(307) 2021/07/26(Mon) 23:32:44

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


[ でも、悔しくても良かったよ。
  改めて、好きだなあって、思えたから ]


 
(308) 2021/07/26(Mon) 23:33:01

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[悪の組織が追いかけてきたわけでもないのに、
 ヒーローのふりして、きみを攫って >>283

 偶然を装って辿り着いた家の住所は
 明らかにコジンジョーホーを盗み見た結果で
 聞かれたとてはぐらかしてたし、

 いつだって悪者は俺のほうだったから、
 ちょっとは悔しがる展開、
 待ち受けてたって、仕方ないだろ。



………って思ってたんだけどね?
]  

 
(309) 2021/07/26(Mon) 23:33:34

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ できるものならやってみれば? >>283
  そんな挑発めいた台詞をさ、耳元で吐かれたら ]

 
(310) 2021/07/26(Mon) 23:33:57

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ 前言撤回。
  悔しくても良い、なんてさ、
  やっぱそんなんだめだ。言い逃げ?悔しいだろ ]

 
(311) 2021/07/26(Mon) 23:34:55

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[なにそれ、言い逃げしようとしてるわけ?
 あっけに取られたみたいな顔した俺の手を、
 そっぽを向いた夕鶴の手が引っ張ろうとしてる。

 ごまかすみたいに花火見ようとか言い出して
 見てるよ、花火。ずっと。
 いまもほら、頭上をきらきらと火花が煌めく。

 
      知ってる?
      俺がさっききみの手を掴んだだけで
      きみはちょっと蹌踉めいたけど、
      無防備なきみの背中を、手を、
      そうだね、ちょっとだけ引っ張るだけで、

            きみが、どうなるか。

 
(312) 2021/07/26(Mon) 23:35:26

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

  
夕鶴、


 
(313) 2021/07/26(Mon) 23:36:34

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[きみが手を引くよりも
 ほんの少し強めに引っ張って、
 無事ほんのすこしでも、近くに蹌踉めいたなら。

 仕返しの、仕返し。

        ─── きみの耳元に、唇を寄せて、 ]

 
(314) 2021/07/26(Mon) 23:37:12

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[仕返しはほんの数秒、十数秒。数十秒。
 俺が囁いた言葉に
 きみの「チャラチャラ」の数また増えた?>>1:379
 
今日は朱鷺を背負ってるからね、仕方ないね。



  さーて、花火見るかー
  

[きみの反応がどうであろうと満足げに微笑んで、
 手を取り、今度こそ足を進めるはずだし、
 そういえばべっこうあめお揃いの話もしただろうし
 きみが友人にあげてしまった食券、
 俺はまだ一枚残ってる話もしたかもしれない。

 あの頃みたいにはんぶんこしてもいいしさ>>0:335
 そうだ、あの日のリベンジで型抜きしようかとか、

 
   狐も俺も、攫う暇がないほど、
   きみと過ごすお祭りの夜は

     ずいぶんと、忙しくて、楽しいよ。
]**
 
(315) 2021/07/26(Mon) 23:39:33
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a80) 2021/07/26(Mon) 23:43:11

【人】 教師 落川 禅

── 少し前、道中 ──


  大事にはするけどなー。
  あくまで、俺は鳳とお揃いなだけであって
  祖母さんとお揃いなのは、鳳だろー。


[そんな屁理屈を並べ立てながら。>>217
俺と祖母さんまでお揃いだと強調されて怪訝な顔を。

そして、今更のように噂にきく鳳の家の事情を思い出す。
離れて暮らすなんて、ほんとは仲悪かったんじゃないって勘繰るやつの方が多いのに。
かいつまんだ祖母の話から、大切という言葉がでてくることを考えると、なんとも言い難い気分になるけれど。>>186
それを指摘するのは、『先生』の役割じゃないと思うから。

オルゴールがふたつ入った袋の重みを、片手に感じながら。
笑いを噛み殺して振り返れば。]
(316) 2021/07/26(Mon) 23:45:55

【人】 教師 落川 禅



  ……うお!?


[ぶつかってきた鳳に、慌てて空いてる手を伸ばす。>>218
驚いたのはこっちだ。
倒れなかったことにホッと息をついて。]


  気をつけろよー。
  転んでも、俺は絆創膏とか持ってないぞ。


[大丈夫そうなのを確認して手を離し、再び屋台の方を向けば。
くん、と後ろに引っ張られてもう一度振り返った。

控えめに摘ままれた、シャツの裾。
仕草は子どものそれでありながら、不思議と大人っぽく見える微笑を浮かべた彼女に、俺は小さくため息をついて。]


  …………離すなよー。


[さっきよりも心持ち遅い歩調で、屋台を目指した。*]
(317) 2021/07/26(Mon) 23:47:08

【人】 教師 落川 禅

── 花巻庵屋台 ──


  おっ、よかった。
  やー蓮見と神田がなくなるとか急かすから、
  心配になってなー。

  っつーかさすが、たすき掛けが板についてるなー。


[落ち着いた模様と色合いの浴衣は、老舗らしい雰囲気があって。>>235
それを堂々と着こなす花巻は制服より大人びていて、女は服ひとつで変わるって本当だなぁ、なんて思ったりしながら。

ちょっと意外だが、花巻と鳳は約束する仲らしい。>>190
俺の背後に隠れていた姿を見つければ、嬉しそうに綻ぶ花巻の様子と。たい焼きひとつで長考する鳳を交互に見て、帽子の下で目を細め。>>219>>220

女子同士で話したいこともあるだろうと。
注文したあとはつぶあんの準備をしてる花巻兄に、挨拶がてら「なーあれから彼女とはどーよ?」なんて揶揄ったり。
相変わらず元気すぎる祖母の近況を話したり。

茶々を入れつつ、いつも店頭じゃ見れないたい焼きがふっくら出来上がってく職人技を、感心して眺めていようか。]
(318) 2021/07/26(Mon) 23:47:26

【人】 教師 落川 禅

[そして、二人が話し終る頃。
あつあつホクホクのたい焼きが紙袋に包まれれば、待ってました、と受け取り勘定を済ませ。>>239


  あれ、このべっこう飴いいのか?
  まあもらっていいなら遠慮なくもらうが……
  あっ、そうだ。ちょっと、手ぇ出しな。


[思いついて、ポケットを探り。
いちご飴をひとつ、花巻の掌の上にころんと落とし。]


  ちっちゃいけど、これで物々交換ってことで。
  じゃあ、ありがとなー。


[ラムネと交換したいちご飴を。>>1:228
今度はべっこう飴と交換し、手渡して。
じゃあ行くかー、と鳳に声を掛けて花巻屋の屋台を離れれば、座れそうな場所でも探そうか。*]
(319) 2021/07/26(Mon) 23:50:47

【人】 一年生 花巻 楓

[両手いっぱいに縁日の食べ物を抱えて
浴衣の帯にべっこう飴を挿して。

屋台の手伝いで動き回るのが分かってたから
足元は下駄じゃなくてスニーカーだからちょっと風情に欠けるけど

傍目からは、きっとお祭りを心から楽しんで見えるだろう。


同じようにお祭りを楽しんでる人たちは、
今は空に咲く大輪の華に夢中で、周りなんか見てないかもだけど


あたしは、そんな華よりも
彩り鮮やかな笑顔の、大好きな

でも、どうしてこんなに大好きなんだろう

夏のお祭りの準備の間しか、接点はなかったのに]
(320) 2021/07/26(Mon) 23:53:03

【人】 一年生 花巻 楓

[だって、あの時

家族や幼馴染のお兄ちゃんお姉ちゃん以外で
短い髪のあたしを、

初めて可愛いって言ってくれた

それから毎年、会うたびに可愛いよって
言ってくれるお姉ちゃんだったから


もう会えないんだよって言われたけど


お祭りでは、会えるんだって思ったから



───あれ、

なんで会えないんだって、言われたんだっけ?



知らず足を止めたあたしの視界に、
探してた人の姿は、見つかったかな**]
(321) 2021/07/26(Mon) 23:54:13
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a81) 2021/07/26(Mon) 23:56:11

 




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ミラレテシマッタ

稲出 柊一
46回 残----pt

『愛』してる

鳳 凛
38回 残----pt

おつかれさま!

長尾 浩明
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着席

落川 禅
17回 残----pt

ねおちそう

田邊 夕鶴
59回 残----pt

花開きますように

花巻 楓
47回 残----pt

おやすみなさい

堂本 明菜
34回 残----pt

おやすみ

神崎 紅葉
7回 残----pt

夏バテ中

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