【墓】 クラヴィーア申し訳ありません。 少しだけ休んだらすぐ行きますので。 [目の前の景色に気合いを入れるアマミ殿の姿が見える。>>1:+53 ……やる気が高いな。] ……そうなのですか。 今本当に記憶をアマミ殿が失くしてないか心配になったので。 自覚がないだけというのもあり得ますし。 [バーバチカ島の再来、と呟いた言葉。>>1:+37 記憶に対してやたら重く受け止めていた言葉。>>1:+29 記憶を捨てる状況なんて早々ない。つまりは……。] それは、願いの為です? [これはもうただの確認の質問だ。返答がごまかされても言葉を続ける。] ────……寂しく なかったですか? [記憶は対価だ。 対価になるだけの記憶が奪われる。 私は喪失を理解した時寂しくなった。だからか。つい言葉がこぼれてしまったんだ。聞いたってどうにも出来ないのにな。]** (+3) 2021/04/06(Tue) 9:00:55 |
クラヴィーアは、メモを貼った。 (a1) 2021/04/06(Tue) 9:08:55 |
【墓】 アマミ.........十分だ。 [外敵による不可抗力を責め立てやしないのは当然のことだ。 彼女に約束を手放さず、忘れないという意思があるのならば、アマミはそれでよかった。>>+0 体がこわばるクラヴィーアはかつての ]トラウマを思い出したような様子に思えて。 っと...すまない。 ついいつもの調子でやってしまった。 へぇ、君がそこまで言うのなら いつか俺も食べてみたいもんだ。 [バーバチカ島では3日間ほとんど何も食わずで生活していたアマミであったため、果実のことは全く知らなかった。>>+1 ところで学者と聞いてアマミが思い浮かべたのは船の上で寝ていた時に声をかけてきた青年だった。 彼は神になると言っていたようだが、果たしてなれたのだろうか?] (+4) 2021/04/06(Tue) 21:48:55 |
【墓】 アマミ[相手の記念の日を知ろうとするのは、在り来りであるが相手への興味関心の第一歩に違いない。 彼女が言おうとしなかったのならば仕方が無いが、誕生日を知りたいと口にしなかったアマミも大概であり、そこはお互い様と言うべきだろうか。 ペンを走らせる音はいつも孤独であった。 ]それが彼女との時間を彩るバックミュージックに 変わったのは一体いつからの事だったのだろう。 書きながらアマミはこれまでの記録を残すように 過去に向けて思想を巡らせていた。 (+5) 2021/04/06(Tue) 21:49:29 |
【墓】 アマミいや、休息は十分にとれ。 無理をして例えば倒れでもしたら それこそ問題だ。 [彼女は真面目な子だ。 こちらのやる気に対して彼女も合わせるようにともしかしたら考えているのかもしれない。 アマミは動こうとする彼女>>+3を暫しのあいだ静止しようとするだろう。 だがしかし、彼女から向けられる確信めいた問いかけに今度はアマミが静止を喰らってしまう。>>+3 振り向いた時に瞳に映るクラヴィーアの表情は、なにかに気づいていた者のそれだったから。 願いの為だと答えなくても、彼女の答えは出ているようなものなのだろう。 寂しいかと聞かれれば、アマミは驚き目を丸くして。過去を再び思い浮かべたのち、苦笑いのまま答えることにした。] (+6) 2021/04/06(Tue) 21:50:55 |
【墓】 アマミ寂しい、か。 そういう感情には、慣れてしまったな。 [だからきっと、自分は彼女程寂しいと感情を抱くことは出来ないとアマミは信じて疑わない。 しかしそれだけに留まらず言葉を続けるのは、相手がほかでもない彼女だからだ。] しかしどうにも、俺は人に恵まれている ようでね。 俺の寂しさを埋めようとわざわざ会いに 来てくれる変人もいる。 いつかその子には嫁に来てもらおうと 思うんだが、これがまた前途多難ときた。 [肩を竦めてお面を被り直すと、時折彼女の様子を見つつ本の探索を始めるだろう。 本の背広を一つ一つ見ていくとタイトルを読み上げて彼女の反応を伺ってみたりもした。 タイトルだけを見る限り彼女の記憶に関連しそうなものはなさそうだが、それでも順番にただ探し始める。 たとえ非効率であろうとも、やるしかないのだ。]* (+7) 2021/04/06(Tue) 21:52:45 |
【墓】 クラヴィーア[その言葉に安堵を覚えた。>>+4 どうしようもない存在に対抗する力は持ちようもない。持つ存在になる気もない。身の丈に合わない願いは持つものじゃないさ。 謝られればちょっと慌てて首をふる。] 大丈夫でしたから。 [そう言って笑いかける。 食べてみたい、という言葉にどこでなら手に入るだろうか、と考え出す。 手に入るといいですね、と今は無難に返答しておいた。 >>+5 自分の誕生日を隠すため、私も相手の記念日を知らなかったのに今は気づくことは出来ない。 ]本当にお互い様だ。 アマミさんがペンを走らせる音を聞きながら、パイプのにおいに包まれるのが好きだった。 そういえば、最近パイプが減ったな。>>1:+1 なんて思っていたな。 言葉がない時間になってもそれが苦痛じゃなくて。 愛しくて。この時間をずっと続けたいと何度願っただろう。 それは、気づいたらそうなっていた。わりと早くからだった気もする。 (+8) 2021/04/06(Tue) 22:37:46 |
【墓】 クラヴィーア……すみません。 [そう言われれば大人しく座るしかない。>>+6 本物を見つけられるのは私しかいない。なら倒れない程度に動かないといけないしな。 テーブルにあったシュガーポットの砂糖に目をつけるけれど、昔読んだ本に異世界の物を口にして帰れなくった物語があって。それを思い出すと手をだせなかった。 その近くにあった鎖に手をふれれば、赤い髪の人を思い出して、消えた。あの人も今元気にしているだろか。なんてふと考えてしまう。 私の言葉はぶしつけだったかもしれない。 言ってからちょっと後悔をした。 >>+7 慣れてしまった。その言葉にわかりやすく眉を垂らす。……この人は独りぼっちなのだろうか。 私はこの人と知り合いの筈なのに何をしているのだろうか。 そんな苦い気持ちがうまれる。 でも、言葉は続いた。 ……『誰か』が欠けた記憶で私は何度も『誰か』の家に行っていた。 嫁に、という言葉に目を丸くした。] ……そ、そうなのですの。 苦労してますの? ですね……? (+9) 2021/04/06(Tue) 22:40:14 |
【墓】 クラヴィーア[……お嫁さんに貰いたい人がいるのか、アマミ殿は。 「君の大切な人の記憶を──」>>1:1 その言葉を今更思い返す。 明日必ず会えるような言葉。>>1:+36 私が誕生日にパートナーになってほしい、と願う相手。>>1:+46 今まで貰った言葉は、よくよく思い返せば知人や友人に対するにしては…… ……──── 待て、ちょっと待て。 いや、今はそれどころじゃないだろう! それこそ思い出せば分かる事だ! うん! うっかり染まりかけた頬を軽くたたく。 タイトルを聞いては記憶にあるかどうかで判別していく。] そういえば、さっきは記憶にないものも鍵かもって思ったのですよね。 万年筆だったのですが。 ……そう思うと今の私が覚えているものが必ず該当するか自信がないのですよね。 [うーん、と悩む。こうなったら端から順番に触っていくか?] (+10) 2021/04/06(Tue) 22:44:33 |
【墓】 クラヴィーア[そう悩みながらも考える。 無事の帰還の方が大事に変わりはないけれど。 記憶の中にいる『誰か』を悲しませる事になるのは……いやだな。 何度も何度も会いに行っていた。共に過ごしていたはずだった。 それがこの人だったのなら……。 ……うん。記憶をちゃんと取り戻さないとダメなんだ、私は。 死にたくなんてない。自分が歩いて来た道を失くすなんてしたくない。 自分の人生の欠片一つたりとも、悪趣味な相手に渡す道理なんてないじゃないか。 そう決意すれば力が戻ってくる。勢いを付けて立ち上がる。] よし、やってやるか! アマミ殿、私を助けて貰っていいですか? 片っ端から試してやるとも! [そう言って、笑いかけた。] (+11) 2021/04/06(Tue) 22:46:39 |
【墓】 クラヴィーア[夢というのは長い時間経過したようで現実ではほんの一瞬という事もある。 その逆もしかり──── 色々触れて始めてから ふと、感じた。 目覚めが近い、と。 ……!! あ、アマミ殿! どうしよう、どうしたら……。 [慌てて手当たり次第触れてみても正解を奇跡的に引き当てる事はない。 そもそもこの部屋になかったら? それだけでもう詰みになる気がする。] 目覚めそうな気がするんです。 全部見る時間が足りない!!! [悪趣味な笑いに目の前が滲む。 兎に角急いで手あたり次第物に触れては選択肢を消していく。 読んだり触れたりした事がある本はそこそこある。 それがまばらにちりばめられててそれを見つけるだけでも時間をとられる。 焦る。 そもそも調べるのが本で本当にいいのだろうか? そこの判断すら焦ってうまくつかない。] (+12) 2021/04/06(Tue) 22:54:10 |
【墓】 クラヴィーア[どうしよう、このまま目覚めてしまったら。 私は記憶を失ってしまうのに──…… 私の記憶の鍵はどこにあるのだろう? ただ当たる事を願ってひたすら目の前の物に触れ続けた。]** (+13) 2021/04/06(Tue) 22:56:24 |
【墓】 アマミ[手当り次第本へと触れていくクラヴィーアに向かって] はずれだったってわけか。 [と肩を竦めるようにアマミは呟いて。 決意に満ちた彼女の笑みに頷きつつ、頭の中では彼女の記憶の鍵がどんなものなのか、考えを巡らせていた。] (+16) 2021/04/07(Wed) 16:36:51 |
【墓】 アマミ[そもそも彼女がなくした記憶は、己のことだ。それは間違いないはずだった。 一般的に、記憶を思い出すきっかけとなり得るのは無くした記憶の中に現れる何かであるが。 ひょっとしたら彼女もそうなのだろうか? 推論の末に、この書斎に置かれているものの中にアマミは一つだけ心当たりがあった。] (+17) 2021/04/07(Wed) 16:37:34 |
ハチヤは、メモを貼った。 (a2) 2021/04/08(Thu) 4:06:39 |
【墓】 アマミ[流石に妬きはしない、というよりも妬きようがないか。 アマミは彼女の反応>>+20複雑な気分になってしまった。彼女を責めるような話でもないが、あわよくば妬き募ってはくれまいかと。] さぁね。俺が彼女を幸福に出来るかと いわれればあやしいところだ。 女を泣かせるのには慣れてるんでね...。 [とどのつまり自信があんまり無いのだとは言うまい。実際そう言っているのに等しいが。 彼女が冷静に戻ったことを確認する>>+21と、改めて気を引き締める。 この本が何か。 ]もしも聞かれるのならば、「ある少女の軌跡」だと 答えるが、聞かれなければ何も答えまい。 一刻を争うのだから余計な情報で混乱させたくはない。 (+23) 2021/04/08(Thu) 6:58:33 |
【墓】 アマミ[沈黙の後、語られる可能性にアマミは驚くことはなく。 自身の推論を彼女が肯定してくれたような気がして安堵すら覚えるのだ。] これが......。 .........可能性はある。 読んで.....みるか? [そのため、むしろアマミは可能性を高く見ていた。 それを言わなかったのはもしも違った時に彼女の落胆や精神的不安を少しでも減らすためだ。 本を差し出すと、しばし彼女を見守ろうか。]** (+25) 2021/04/08(Thu) 7:01:35 |
アマミは、メモを貼った。 (a3) 2021/04/08(Thu) 13:36:53 |
【墓】 クラヴィーア[>>+23流石に初対面の人相手に嫉妬まではしようもない。 その前に私は嫉妬以前の気質をしている。 本気で好きな人が別の人を思うのなら、傷付ついて、泣いて、そして背をおす。好きな人の幸福を一番に願うんだ。>>0:57 それだけの覚悟がある。 単なる好意なら、自分にも出来る事なら全力でその好む要素を取り入れる。恋敵が現れるのならどんな相手でも 戦う覚悟もまた、ある。 ] そうなのです? ……なんか、わりと最低な言葉を聞いた気がするのですが。 [若干半目になった。 自ら女泣かせと言うか。 ……うん、 素質は十分あるな。 ……どう返答するべきなんだ? これ。 その彼女が私の可能性は……まぁそこそこある。 でもまだ違う可能性もある。 そもそも今の私は恋愛経験値がないと当然だ。 ……少し考えて口を開く。] (+26) 2021/04/08(Thu) 18:33:51 |
【墓】 クラヴィーアアマミ殿のその“彼女”は、アマミ殿といてどんな顔をしているのです? それが幸せでないのなら、ただ泣かせてるだけならば話し合って何を望んでいるのか問うべきかと。 それが幸福だったのなら それを信じてあげたらどうです? 結婚は一人でするものじゃありませんわ。 どんな多難と戦っているかわかりませんが、相手と相談してみたらどうです? [相手が幸福な顔をしていた場合、それを信じて貰えなかったのなら、私だったら……きっと辛いな。 ……というかこの人そういう人がいて私にあれだけの事を言ったのか。 ……今までの事を総合すると私がその相手だと考えるのが一番自然に感じるんだが……。いや、待て。これ違ったら相当恥ずかしいぞ。まぁ違っていたらとりあえず 女たらしと呼んでやろう。 それ位言っても許される気がしてきたぞ。本当に!!どんな本なのか聞いてみれば端的な答え。 その内容に興味が出た。] (+27) 2021/04/08(Thu) 18:37:14 |
【墓】 クラヴィーア[>>+24 求婚予定の女性がいると聞いた直後に 本当なにしてるんだ、自分。 とわりと本気で思わなくもないのだが。小さな呟きがわずかに耳に届き、首をただ振る。 嬉し涙でも、複雑になられるなんて想像もつかない。 ……これ、本当……相手が自分じゃなかったら 戻った後本気で傷付いてしまうんだろうな……。そうわかっていても、自分の心は思い通りにはなってくれない。 >>+25 差し出された本を見る。 『όργανο』そのタイトルに見覚えはない。ないけれど……筆者はもう知った名前だ。>>1:+40 目の前の人の名前だ。 この本がどんなものか今の私は知らない。 覚えていない。 でも、差し出された以上何かしらの思い出があるものなんだろう。そう確信出来る。] (+28) 2021/04/08(Thu) 18:39:13 |
【墓】 クラヴィーア[ ……これが違っていたらどうしよう。 そんな不安や、迷いも一瞬だった。不安になる必要なんてないんだから。 読んでみたい。 でもこれが違っていたら読むまでもなく、触れたら消えてしまう。 そうでないよう願う。] はい。 [緊張しながらもそれに手を触れた。] (+29) 2021/04/08(Thu) 18:41:18 |
【墓】 クラヴィーア[……頬に涙がつぅっと流れる。両手で触れないよう気を付けつつ大事に片手で抱きしめる。] ……これです。 これが、私の記憶の鍵……です。 [ みつけた。 私の鍵はこの人が持っていてくれた。 見つけてくれた。私の事を ……それがどうしようもない位嬉しい。 心が震わされる。 なんか、もう ]本当ダメかもな……。 そう思うのが二度目なんて今の私はわからない。 (+31) 2021/04/08(Thu) 18:46:28 |
【墓】 クラヴィーア[目が覚めるまでそう長くもない。長編のそれをじっくり見る時間がないのが残念だ。出来るだけ急ぎめのペースで本に目を通していく。 一人の少女が過酷な道を生きていき、成長をするお話。 筆者の目線が、気持ちが、少女への見え方が段々変わっていく。>>1:+41 ……その少女はどこか、昔の私を思い出す。 最期の方のページにたどり着く。 少女を未熟なリンゴと例える言葉に目が入れば、いい表現だな。これ。という感想を持つ。 そうして、最後の頁には……>>1:+52 ] ……─── ばかっ [嬉しかった。考えが当たって、違わなくて嬉しい。 ……こんな短い時間なのに、これだけ心を掴んでくれた人だ。 きっと元の私も同じなんじゃないかって思う。] (+32) 2021/04/08(Thu) 18:52:07 |
【墓】 クラヴィーア[……暫しの沈黙。 色々な情報を自分の中で処理するのに少し時間がかかる。] ・・・・・ ────…… アマミさん [違和感の正体にたどり着けた。>>1:+31 そうだ、この呼び方が私の呼び方だった。 なんか。色々突っ込みたいというか 聞き捨てならない発言を聞いたな? 私。 ……でも今はどうしたって泣いてしまう。止めれない。 衝動のまま、感情のままアマミさんに抱きつこうと側に駆け寄る。 それが叶わなくても近くに寄る。 どうして忘れることなど出来たのだろう。 どうして、こんなに、こんなに好きな気持ちを失っていられたのだろう。 記憶がなければ思いは生まれない。当然と言えば当然だ。それでも、自分が信じられない。 奪われていたものの重みは、帰ってきてその心に深く深く刻まれる。 言いたいことも、聞きたいこともある。 あるけれど…… やっぱりこれをまずは言っておかないとな。 涙をこぼしたまま、それでも笑顔を浮かべる。私は幸せだと伝えるように。] ただいま 好きだよ ** (+34) 2021/04/08(Thu) 19:02:34 |
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