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【人】 甲矢 潮音[強く抱き寄せないかわりに 優しく髪を撫でながら聞いてた。 髪型が崩れないようハーフアップの下のとこ。 翼に触れられても拒むことなく。 ……生え変わりの柔らかい頃にも 触られたなって少し懐かしさが込み上げた。] うん。これからも…… [ヒューーーーッと花火が上がる音が聞こえて 抱擁を解き体を退ける。 ちょうどベンチの正面が会場だ。] (14) 2022/06/22(Wed) 7:44:07 |
【人】 甲矢 潮音転ばないようにねっ? [その場合支えるからいいんだけど、 はしゃぐ流歌に手を引かれパラペットぎりぎりまで進む。 誰もこちらを見上げたりしないと思うけど 一応翼は引っ込めておいた。 その間にも一弾目の花がドォンと空に咲いて 流歌の輪郭を淡く照らす。 きれいだ。] (15) 2022/06/22(Wed) 7:45:52 |
【人】 甲矢 潮音[次々と打ち上げられ、暗くなった空が飾られる。 歓声は遠くに聴こえた。 飛んでもっと近づくことも出来るけれど 花火は所詮火薬だから 近づきすぎると 見えない方がいいものも見えてしまう。 だからきっとこれくらいの距離が良いんだと思う。] (16) 2022/06/22(Wed) 7:48:38 |
【人】 甲矢 潮音いつもありがとね [見上げる横顔の頬に一度だけくちづけて あとは鑑賞の邪魔をしないように大人しく 花火に彩られる流歌を見ていようかな。 夏の風に浴衣の袖を揺らされながら。*] (17) 2022/06/22(Wed) 7:52:41 |
【人】 乙守 流歌[ 夏の暑さも、ビルの上の風にふかれれば ちょっぴりわすれられる気がする。 ここには誰もいない。 私と潮音、 ふたりだけが切り取られたみたいな世界。 どうして花火が好きなのか、だとか 明確に答えられるかというと むずかしいけど。 夜空を彩る華は綺麗。 皆が同じ方向をみて、同じように歓声をあげる。 次はどんなのかなってわくわくする。 その響く音だけをいつかの私はきいてた。 空に光る花。 この日ばかりは歌声よりそっちが主役だったね。 だから君に会えたのかもしれない。 髪を梳いてくれるのが心地よいな。 しあわせ。 ] (18) 2022/06/22(Wed) 18:52:15 |
【人】 乙守 流歌[ 暫くははしゃいでたけど そのうち花火に見惚れるほうに忙しくなって。] ……きれいだね。 [ 隣の潮音の顔。 赤や青に染められてすごく綺麗。 花火と、潮音。 私がいちばんみたかったもの。 ……みてたの、ばれちゃったかな。 頬に一度だけ唇が落ちて くすぐったそうに笑う。 お返しするのは我慢しよっかな。 リップつくほどべッタリにはしてないけど さいごまで潮音が誉めてくれた可愛い私でいたい。 ……なんて。 ] (19) 2022/06/22(Wed) 18:53:45 |
【人】 乙守 流歌[ 騒いだり、大人しくなったりしながら 最後の1番華やかな時まで 潮音と二人、空を眺めて過ごしてる。 ] ……終わっちゃったね。 [ 花火って、あと一回、あと一回だけ なにかの間違いで上がったりしないかなって 少しだけ期待したりするそわそわを残す。 でも、 終わったら帰らなきゃだね。 お隣の家まで一緒なのに。 離れる時間がくるのは さびしいな *] (21) 2022/06/22(Wed) 18:54:43 |
【人】 甲矢 潮音[人は日の下を生きる癖に 闇の中にも灯りを求める。 それは気の遠くなるくらい 昔からずっと変わらない。 変化したのは技術。 空の花は華やかさを増した。 僕はいまもあのときも 人の手で作られた光に興味がなかったから きみと出逢えたのかも知れない。] (22) 2022/06/22(Wed) 22:26:13 |
【人】 甲矢 潮音[流歌はいつも一所懸命に生きてるね。 花火も食べ物も並んで堪能して 軈て空を彩るものが月と星だけになった。] うん。じゃあ帰ろっか。 [ゴミをまとめて帰路に着く。 帰ったら寂しいというのを 僕はあんまり理解出来ないかも。 だって夢の中でも一緒だから。 ……というのは流歌はまだ気づいてないのだっけ。] (23) 2022/06/22(Wed) 22:28:39 |
【人】 甲矢 潮音[家が隣の僕らはふつーの学生カップルより 長く時間を共有してもいて きちんと理解出来てないから これは何かを察した訳じゃないけど 家に入る前。] 卒業したら二人で暮らそっか [なんなら卒業前にも? 何か不都合が起きるたびに 互いの親に術をかけるのは手間だし 人でないものが人と暮らしていると どこかで無理が生じてしまうから。 二人 ともう一人かな? で生きていこうよ。*] (24) 2022/06/22(Wed) 22:30:05 |
【人】 乙守 流歌[ 始まりがあって、終わりがある。 終わらない、ってことが、 まだまだ想像つかないのかもしれない。 二人で手を繋いで、家路へ。 壁一枚隔てることになるだけでも 私はやっぱり寂しかったりする。 夢、夢……。 ] (25) 2022/06/23(Thu) 5:56:27 |
【人】 乙守 流歌[ あの日、私と潮音が結ばれて 私もヒトの理を外れたこと 自覚がないなんて事は無いんだけど 知らないことも わかんないこともまだまだある。 自分がどーゆー変化を遂げてるかだとか ……いろいろ? 夢の中の潮音も、潮音なのはわかった。 潮音がどうやって夢に入ってるかだとかは 知らなかったりする。 眠ってるしね…… でも、そだね。 私の中に芽吹く変化に気づくのは そう遠くはない未来におきること。 ] (26) 2022/06/23(Thu) 6:05:12 |
【人】 乙守 流歌[ おうちのまえ 名残惜しく手を離した。 ] 今日もたのしかった。 また明日ね、潮音。 おやすみなさい。 [ 挨拶して、中へ入ろうとして ] (27) 2022/06/23(Thu) 6:05:44 |
【人】 乙守 流歌[ さすがに もうドッキリは疑いません。 疑わないんだけど。] ……うん。 私、潮音のおよめさんだもんね [ 夢じゃない場所で口にしたの、 はじめてかもしれない。 プロポーズみたいな言葉だったから 照れてるのは隠せなかった。 ……えへへ。 ほんとは今すぐだって潮音の側にいたい。 大好き。 嬉しいな、すき、だいすき。 ] (29) 2022/06/23(Thu) 6:11:41 |
【人】 甲矢 潮音[とけとけの顔。安心して微笑む。 いつだって彼女を幸せにしたいと願ってて 行動原理はそればっかりだから デートを嬉しげな表情で終えられてよかった。] 次はプールだね。おやすみ [玄関のドアが閉まるのを笑顔で見届けて ふぅ……、と息を吐く。 最近何だか疲れやすい、ような。 ……理由に思い当たることが無いわけじゃないけど。 気の所為だと思いたくて、頭の隅に追いやった。*] (30) 2022/06/23(Thu) 19:09:58 |
【人】 甲矢 潮音[────別の休み。 バイトで稼いだお金でチケットを買って サマーパラダイスと書かれたゲートを潜った先 大型のプール施設にやってきていた。 流れるプールとか滑り台とか 好きなんじゃないかなって。] 泳ぐの得意だっけ? [苦手でも問題ないんだけどね。 水に入る前、小脇に抱えてた浮き輪を渡した。 不思議と……、な訳はないけど 流歌のいる方向を見てくる男は誰一人いないので 流歌がシャツを着てなくても咎めたりしない。 僕も海パンだけだし。*] (31) 2022/06/23(Thu) 19:12:40 |
【人】 乙守 流歌[ 閉じた扉のむこうの違和感にはね 浮かれ頭のぽんこつじゃ きづけてなかった 幸せな夜を迎えて そして ……つぎのやくそくに また浮かれて 潮音のこと考えながら ねむるのに ね *] (32) 2022/06/23(Thu) 20:36:56 |
【人】 乙守 流歌[ 別の日。 プールに行く約束の日。 チケット代、お小遣いからも出させてくれたかな? この間一緒に買った水着の上にはTシャツ。 着たまま入れるやつじゃないから 水に浮かぶ時は脱いで黒のビキニだけになっちゃう。 ひと、たくさんいるし 誰も私なんか見ないよ、と。 恥ずかしさは もぐもぐ、もぐもぐ。 髪はひとつに束ねた。 潮音が前に好きっていってくれたから。 ] (33) 2022/06/23(Thu) 20:38:04 |
【人】 乙守 流歌ふふん。 泳ぐのは得意だよ? [ 誰も信じてくれないけどね。 25mクロールくらいはできるんだよ? タイムには目を瞑ってもらわないといけないけど。 顔つけが精一杯な流歌は、 既に卒業しているのです。 スライダーではしゃぐのも楽しいけれど 潮音と一緒なら 流れるプールでゆらゆら揺れるのもいいかもしれない。 浮き輪からひょこっと顔を出す。 交代ばんこで流れよーね。 ] (34) 2022/06/23(Thu) 20:42:37 |
【人】 乙守 流歌だいじょーぶ 潮音が乗っても落とさないから。 [ 私も潮音に何か、したいんだよ。 例えばこんな小さなことだったとしても。 *] (35) 2022/06/23(Thu) 20:48:19 |
【人】 甲矢 潮音[うなじを晒さない 低い位置のひとつ結びなら 好きって言ったこともあるかもね。 高めの位置で結んで晒す方、は。 夢の中で伝えた時 ちっとも間に受けてくれなかったけれど 流歌が注目を集めても集めなくても 偶然たまたま男の視界に入るだけで 夜の妄想のネタにされるかも知れないだけで僕は 嫌だから かわいいや似合うとは言っても 好きと言ったりしないんだ。 ……寧ろしないよう警告したと思う。] (36) 2022/06/23(Thu) 23:46:26 |
【人】 甲矢 潮音[他の男の前で無防備すぎるのをやめて欲しい。 自分なんかって卑下して 僕の声を聞き流さないで欲しい。 僕が流歌にして貰えたらと思うのは 本当に……、それくらい。] (37) 2022/06/23(Thu) 23:47:08 |
【人】 甲矢 潮音[……そんなの僕の我儘だって解ってる。 それに今日は対策ばっちりだから。 僕が選んだセクシーな水着は勿論 髪型がどんなであっても気にしない。 この広い施設に溢れる人間たち 端から魅了して────操って。 流歌の肌がみだりに見られることはない。] (38) 2022/06/23(Thu) 23:47:51 |
【人】 甲矢 潮音へー意外 じゃ、後で競争しよ [泳ぐのは得意という人魚姫さまに 勝ったら何して貰おうかなって悪い顔見せるけど。 のんびり流される提案には素直に乗る。 浮き輪の外側に捕まってぷかぷか。] うん。……うん? うん [乗るって、落とすって、どこに? ……自分の中で繋がらなかったけど 流歌がかわいいからよしとした。] (39) 2022/06/23(Thu) 23:48:34 |
【人】 甲矢 潮音[何周も流され続けるのも良いけど 十種類くらいあるスライダーを 楽しむ時間だってあるよ。 波に逆らって泳ぐのもきっと楽しい。 ────中央の深いプールの飛び込み台。 一番高い所から飛び降りたら 記念品が貰えるんだって。 今日の思い出に良いかな?] チャレンジしてくるから見てて [一周目を流され終えた頃かな。 流歌から離れて挑戦者の列に並ぶ。 ビビって引き返すひとを尻目に 飛べるんだから降りるくらい簡単簡単。 ……なんて、思っていたんだけど。] (40) 2022/06/23(Thu) 23:50:24 |
【人】 甲矢 潮音[もう少しで自分の番、という所で 視界がぐらついて、意識が遠ざかり ぱたって、倒れた。 ちょうど目の前にいた施設のスタッフが 運ぶよう指示を出してるのが すごーく遠くの出来事のように聴こえて。 実に手際よく運ばれていく。] (42) 2022/06/23(Thu) 23:53:40 |
【人】 甲矢 潮音[運ばれた先は怪我人や 気分が悪くなったひとを応急手当する救護室。 同伴者と言えば通してもらえるだろう。 ベッドには10歳くらいの……、 子供の姿になった僕が横になっていた。*] (43) 2022/06/23(Thu) 23:54:03 |
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