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【人】 倉科 宙[浴衣は汗とかで若干湿ってしまったけど。 畳みは汚してないのを確認して、手を差し出す。] 歩けるか? 無理そうなら、抱えてこうか。 [立ち上がれば、俺の浴衣も動いたせいで半ばはだけていることに気づいた。 でもどうせすぐ脱ぐんだし、と。 そのまま移動しようとしたけど、彼女はどうするだろう。 タオルや必要なものだけ持って、向かうのは風呂場へ。**] (0) 2021/07/04(Sun) 1:58:57 |
【人】 櫛田三四子[扉を開ければ 客室風呂は落ち着いた和風の空間で 木のいい香りがしていた。 体を洗うスペースの横、 こぢんまりとした木製の浴槽には なみなみと湯がはられており 二、三人で入るのにちょうどいいサイズと言ったところか。 大きなガラス張りの窓の向こうは おそらく旅館の庭なのだろう。 木々に覆われた柵を隔てて 空の色や遠くの景色が見える。 夏の日が沈むより少しはやい時間。 オレンジ色の夕陽が辺りを照らしていた。**] (1) 2021/07/04(Sun) 11:48:09 |
【人】 櫛田三四子ふっふー。でしょー。 写真で見たよりいい感じそうで良かったよ。 [風呂場につけば彼が歓声をあげる。 満足して貰えたようなら吟味して選んだ甲斐があると、 得意気に胸を張りつつ。 改めて、ちゃんと仲直りできてよかったなって思う。 せっかくいいシチュエーションの旅行でも、 微妙な空気のままで終わってしまってたら悲しいもんね。] (3) 2021/07/04(Sun) 20:44:51 |
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