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【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>64 >>65 鏡沼普川 「ひっどい顔」 けらけらとスマホに送られてきた写真を見て笑う。 自分のことだからこそ、遠慮はない。 ……ん、他にも通知があるな? メッセージを確認して、苦笑。 さらに、扉からの声。 「────ぶふっ……!」 噴き出した。そのままくつくつと、喉で笑う。 風紀委員様に対して、生意気な態度だ。 「ひぃ〜…………後で、また話してやるよ ……いやいや、そこまで酷くはなかっただろ?」 精々、吐いて、流血して……うん、大丈夫だろ! 扉や機材を壊すより幾分かましだ。 (+46) 2021/11/04(Thu) 4:54:40 |
【人】 風紀委員 普川 尚久>>66 >>+46 鏡沼 守屋 「今から尋問してやっても俺は一向に構わないんですが?」 風紀委員のガチトーンである。 何がそんなおかしい?あ?と言いたげなのが顔にありありと出ている。この風紀委員、短気だ。 「まあいいです。朝日後輩から多少は聞きましたし、『風紀委員の鏡沼』後輩も後で話してくれるそうなのでそれで情報は十分です。 これに懲りたら傍迷惑な行動はもう少し謹んでいただけるとお馬鹿さんに振り回されずに助かりますよ」 そう告げて保健室を今度こそ後にした。 (68) 2021/11/04(Thu) 5:06:34 |
【人】 鏡沼 創放課後、下校時刻間際の話。 いつもあちこちで見掛けられている男が、ある人物と並んで 歩いている光景があるだろう。 少々珍しい組み合わせだから記憶に残った、という人も居るかも 知れない。 或いは、全く気に留めない人も居るだろう。 この男は、本当に何処にでも居るのだから。 「……それで、お迎えってもう来てやがるんです?」 (69) 2021/11/04(Thu) 5:42:37 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>67 >>68 鏡沼普川 「……はいはい、また後でなぁ」 凄む風紀委員に、目をぱちくりとしながらも。 去っていく姿に手を振ろう。 割と、考えたつもりだったんだけどなぁ。 「さぁて、しばらくはこの画像を背景にしておきますか こう、自責の念を込めてね ……そういえば君たち二人がここに運んだのかい?」 重くなかった? そんな様子で、鏡沼創と、朝日元親を交互に見る。 (+47) 2021/11/04(Thu) 6:13:17 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>74 鏡沼 「へぇ〜……ふ〜ん、はぁ〜…………」 既に去って行ったであろう扉を見やる。 また缶コーヒーでも押しつけてやろうか。 「私が言うのもなんだがねぇ、あんまり無理しちゃいかんよ 誰かに害が及ぶものでもなかったんだ どこに居るのかも明示したしね ……いや、音が入ってなかったとは思わなかったけど」 つい先ほど知った事実。 そりゃ不安にもなるわな! 私だって心配する! 笑い事ではないので、口には出さないが。 「…………よくもまぁ、見つけてくれたもんだ ……大した後輩だよ」 君と、寝ているのだろうか朝日と。 「……君は、今度は自分から探しにきてくれたんだろう? 何かお礼をしなくてはな」 私が出来るものなら、一つ、なんでもしてあげよう。 (+48) 2021/11/04(Thu) 6:46:09 |
【人】 鏡沼 創>>+48 守屋先輩 「……そうですねぇ。 今回は流石に、無茶って言われてもしゃあねぇですね」 苦笑が漏れる。 鼻血を出しただとか、薬を飲んだだとかの情報が無くとも 二人とも保健室の住人になっている時点で、弁明が出来ない。 「だって、見つけてもらえねぇのってキツいじゃねぇですか。 お礼してもらう程の事じゃねぇですよ」 口調も軽くそう言うが、あなたにとっては重いものに なってしまうだろうか。 けれど結局、今回鏡沼が動いた理由は其処へ集約されるのだ。 「して欲しい事なんて、急に言われても思い付かねぇですし。 あんな無茶二度としねぇってんなら、それで構わねぇです」 (75) 2021/11/04(Thu) 7:00:11 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>75 鏡沼 「…………ま、そうだねぇ」 目を閉じ、焼き付いた白い世界を思い出す。 ぞわっと、肩が震える。 重くのしかかる空気を振り払うように、深く息を吐く。 「……無茶、か いや、そうだな……結果的にはそうなってしまった ……やはり、異能なんてものは手に負えるものではない 少なくとも、……私はそうだったみたい」 ふっと、小さく笑う。 寂しそうに、小さく小さく。 (+49) 2021/11/04(Thu) 7:43:15 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>76 鏡沼 「まぁね」 軽く肯定を。 こちらだってずっと感じてきたものだ。 「……少しくらい、抗ってみたかった ただそれだけだよ ……はぁ〜、ほんと……よくわからんもんだねぇ」 君たちも、私自身も。 「…………とりあえず、今日はもう出席出来そうにないな 大人しく、ここで待っているさ ……そういえば、鏡沼クンは大丈夫かい? わざわざ私が目覚めるのを、 待っていたわけじゃあないだろう?」 (+50) 2021/11/04(Thu) 8:28:28 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>77 鏡沼 「…………まぁ、いいかぁ 色々あって、誰かの為に異能を使えると証明したかった 最後くらい、ね 全部自分の意地の為、だよ」 それで、他人を巻き込んでりゃ世話がないなと。 苦々しく思う。 「へぇへぇ……それは悪う…… …………私、以外にも薬を口にした?」 言い様に、何かが引っ掛かった。 (+51) 2021/11/04(Thu) 9:21:37 |
【墓】 神谷 恵太生殺与奪の権を他人に握らせるな。 なんて、近頃良く聞く言葉を思い出しながら『薬』を飲む。 頭の奥がずしりと重くなる感覚も、ずっと重いままなら慣れるもので。それよりもまともに考えが追い付くこと、喋れることの恩恵と比べればあまりにも軽いデメリットで。 「ぼくの生き死には柏倉先輩次第……か」 楽を知らぬまま不便の中を踠いて生きている状態と、一度楽を知ってしまった後で不便に戻るのとでは話が大きく違う。 自分は強い人間じゃない。今から前の状態に戻ればきっと『踏み外す』。物理的にか倫理的にかはその時にならないと分からないが。 なんにせよ、二者択一の選択肢から外れるためには、とるべき行動はひとつしかない。 異能を制御する。 今まではできないと思っていたし、実際できなかった。 けど薬で異能が封じられると言うことは、少なくとも特定条件を揃えられれば異能を止められる、ということでもある。 とはいえ独力では取っ掛かりすら掴めないのも事実。 柏倉先輩の親を頼るか、同類異能らしい鏡沼先輩を頼るか、とりあえず同じクラスの面々にツテを聞いてみるか。 ……いいや、該当者の中で最初に見つけた相手に聞いてみよう。なんて肝心なところを雑に決めながら、神谷は廊下を歩いていく。 (+52) 2021/11/04(Thu) 9:30:39 |
【人】 鏡沼 創>>+51 守屋先輩 その“誰か”が誰だなんて、聞くまでもない。 だから敢えて、其処には触れずに。 「意地張んのは結構でやがりますがね。 最後、だとか縁起でもねぇ事言うと怒られちまいますよ」 自分の失言には流石に気付いたが、気取られぬよう いつもの笑みを維持する。 「……この数日、そういう話ばっかでやがるでしょう? お馬鹿さんが多くて困っちまいますねってだけですよ」 鏡沼創は、まだ気付いてない。 自分がそれらの騒ぎに、 不自然な程関わってしまっている 事に。誤魔化しの為とは言え、そう言えてしまう事が異常なのだと。 昨日に引き続き、今日も彼の手元に異能抑制剤は無い。 (78) 2021/11/04(Thu) 9:42:13 |
鏡沼 創は、四限目以降なら、探せばすぐに見つかるだろう。何せ、何処にでも居るのだから。 (a75) 2021/11/04(Thu) 9:43:51 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>78 鏡沼 誰に、とは言わない。 わかっている。 それよりも、だ。 「────本当かい?」 疑うような鋭い視線。(当社比) 自分が馬鹿を見て、それで終わりだと片付けた事件。 ……被害者じゃなくて、加害者なのだとしたら? 犯人からの取調べが行われそうになる。 「…………私が、意識を失った後、 何があったのか、聞いてもいいかな?」 瞳が揺れる。 (+53) 2021/11/04(Thu) 10:38:55 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>79 鏡沼 「じゃあ、今ビンタされるのと 後でビンタされるのとどっちがいいかな?」 もっと大きな理不尽で返してきた。 何でもないのであれば、敢えて外すようなこともするまい。 乾いた笑いに対して、瞳は湿っていく。 「────お願いだ 鏡沼クン、教えておくれ ……それとも、言えないようなことがあったのかい? そうじゃないのなら、私を安心させて……?」 (+54) 2021/11/04(Thu) 11:35:24 |
若井匠海は、狸animalを彫ってみた。手乗りサイズ (a76) 2021/11/04(Thu) 14:34:52 |
若井匠海は、二、三個子供もつけてみた。service… (a77) 2021/11/04(Thu) 14:37:53 |
シオン・グレイヴズは、背後から現れ、アヒルのオモチャを狸の横に置いた。 (a78) 2021/11/04(Thu) 14:45:09 |
若井匠海は、子連れ狸にアヒルの子…白鳥も掘るか…になった。 (a79) 2021/11/04(Thu) 14:55:20 |
若井匠海は、という訳で親鳥1匹と72体ぐらいの雛鳥を生成した。エイッ (a80) 2021/11/04(Thu) 15:21:25 |
若井匠海は、シオン・グレイヴズにおすそ分けという名の在庫処分セールを企んだ。56匹やるよ!!! (a81) 2021/11/04(Thu) 15:35:33 |
シオン・グレイヴズは、受け取らずに逃げ出した。 (a82) 2021/11/04(Thu) 15:47:09 |
若井匠海は、仕方が無いので殿畑に全部押し付ける (a83) 2021/11/04(Thu) 15:52:51 |
尾関春歌は、ふわふわふらふら、お散歩中。 (a84) 2021/11/04(Thu) 16:15:48 |
【置】 風雪 世良健人手の中にあるものを握る。痛みが走る。 いつもと変わらないように思えるということは、まだ何もありはしないのだろう。 ちょっと拭えばすぐに流れる血も無かったかのように消えてしまう。 一度は彼に問いただしてみようかと思ったが、やめた。 互いに待つと決めたし、それに疑念を行動にしてしまいたくはない。 「……俺の異能のせいなのかな」 どこまで範囲が及ぶかというのは、試したことはない。 小さい頃は風邪を引いたりもしたし、男児の成長過程で無病息災ということはない。 それでも体力があって健康的な生活を送ってきたものだから、大病はなかった。 談話室に吹き込む風は冷たく、ジャケットの裾をまるまらせた。 体を作るには寒いほうが効率がいいとは効くけれど、動きやすいかはまた別だ。 風花が吹き上がるのを見て、放課後の時間が過ぎていく。 (L2) 2021/11/04(Thu) 18:36:29 公開: 2021/11/04(Thu) 18:30:00 |
牛丸紗優は、高いところから見る景色が好きだ。 (a85) 2021/11/04(Thu) 18:37:31 |
鏡沼 創は、毎晩、小一時間程の間だけ『一人』になる。 (a86) 2021/11/04(Thu) 18:48:48 |
御旗栄悠は、放課後も裸足で走ってる。 (a87) 2021/11/04(Thu) 18:54:37 |
市川 夢助は、屋上のフェンスにもたれかかって、若井センパイと話している。 (a88) 2021/11/04(Thu) 18:56:58 |
シオン・グレイヴズは、体育祭に使うテントの破れをチェックしている。「なおすより新しく買ったほうがいいんじゃないかなコレ」 (a89) 2021/11/04(Thu) 18:59:03 |
シオン・グレイヴズは、窓を開けてグラウンドに声をかけた。「帰りもチャリがいい〜」 (a90) 2021/11/04(Thu) 19:00:56 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖時刻は昼下がりを過ぎて。 いつものように、投げ掛けられた生徒の声に応じる。 そんないつも通りの道すがら。 ──今朝の放送、変じゃなかったですか? 「ああ、恐らくは機材の不調でしょうかね。 放送部からの要望も、検討し直すべきかもしれません」 ──放送室で何かあったみたいですけど…。 「いえ、特別何かがあったとは聞いておりませんよ。 その事は風紀委員が対応にあたっていたようですから。 そちらから、特に連絡が無いという事は きっと大きな問題は無かったのでしょう。」 柏倉陸玖の両親は、異能の研究を手掛けている。 少々耳聡い生徒であれば、そんな噂を聞く事もあるだろう。 だから異能に関する相談にも自ら応じるのだと。 そして、良くも悪くも。 だからこそ、生徒会副会長なのだろう、とも。 (83) 2021/11/04(Thu) 19:21:46 |
御旗栄悠は、シオン・グレイヴズに親指を下げた。でもなんだかんだ言いつつ載せる。 (a91) 2021/11/04(Thu) 19:25:32 |
シオン・グレイヴズは、満面の笑みを浮かべた。 (a92) 2021/11/04(Thu) 19:28:45 |
柏倉陸玖は、窓の外を見ている。 (a93) 2021/11/04(Thu) 20:11:44 |
柏倉陸玖は、いつも遠くを眺めている。 (a94) 2021/11/04(Thu) 20:12:33 |
【置】 市川 夢助市川夢助には、才能がない。 中学までは異能も目覚めず、何をしても中途半端な成績しか取れない劣等生だった。 努力をしても、努力をしても、何にもなれず、才能のある者には置いていかれる日々。 親兄弟は優秀で、芸術、勉学、スポーツ……特化した才能の持ち主だった。 だから、才能のない夢助は 家族から見放されている。 異能に目覚めて、それでも一番になれないようなら。 もう家にいる事も出来ない約束になっていた。 誰かのコピーしかできない力で、どうして一番になれようか。 スポーツの成績は、部活で活躍しているセンパイのコピーで。 勉強の成績は、クラス一賢い生徒の頭の中を覗いてトレースしたものだ。 市川夢助自身は、何もない。 だから、薬で異能が変わると聞いて まだ希望があるんじゃないかと思ったのだ。 これがあれば生徒会長にも、他の異能遣いにも勝てる何かを手に入れられると、信じている。 (L3) 2021/11/04(Thu) 20:45:14 公開: 2021/11/04(Thu) 21:00:00 |
【置】 綴り手 柏倉陸玖いつも遠く及ばないものを眺めている。 生まれ持ったものも、それ以外も。 決して比べるようなものではないとわかっていても。 仮に全ては平等で、誰にも何も差が無いのだとしたら。 そうなればきっと、自身と他者を隔てる境界線も無い。 であれば、見ないふりをするのも、きっと違う。 いつも遠い誰かの背中を眺めている。 今は近くにあるものも、いつか必ずそうなるのだと。 自分はそれでいいのだと思っていた。 (L4) 2021/11/04(Thu) 20:45:15 公開: 2021/11/04(Thu) 20:55:00 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜 ピンポンパンポーン 『もうすぐ下校時間になります 校内に残っている生徒は作業を中止し、 速やかに下校の準備を始めてください』 『繰り返します』 『もうすぐ下校時間になります 校内に残っている生徒は作業を中止し、 速やかに下校の準備を始めてください』 ピンポンパンポーン (+55) 2021/11/04(Thu) 20:46:25 |
柏倉陸玖は、これからは、それも改めなければならないのだろうな、と思う。 (a95) 2021/11/04(Thu) 20:47:36 |
市川 夢助は、軽い足取りで屋上のフェンスを上り、内側に戻った。 (a96) 2021/11/04(Thu) 20:55:39 |
笹原絵莉は、噂話に耳を傾けている。 (a97) 2021/11/04(Thu) 20:57:48 |
朝日元親は、とても柔らかに、微笑っていた。 (c16) 2021/11/04(Thu) 20:58:14 |
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