いや、……いつだって一緒にいるわけじゃないし
　　一緒にいないときに、言ってる可能性あるだろ。

　　…まぁ、見えると言えば見える。


［　痴話喧嘩は日常茶飯事。
　　すぐに元に戻るけれど、たまに長引く。
　　今回は別に長引くとは思っていない。

　　彼女のこのざっくばらんな性格で、
　　言わないと断言できる訳がない。
　　信頼しているからこそ、言いそうな気がする。
　　もしかしたら火種になるかもしれないが、
　　そうなったとしてもそう燻るとも思わない。　］

　　…………今日は本当、なんだろ。
　　先輩とかにいじられねぇようにしないと。
　　

［　浮ついていると絡んでくる先輩がいる。

　　なんとも思わないが、鬱陶しい。
　　出来上がったメッセージを彼女が読めば
　　本当にどうしたのか、と聞かれてしまいそう。　］

［　仕事は順調で退勤は早めにできそうだったし、
　　連絡を入れてから浮ついた足で
　　何を買って帰ろうかなとドラッグストアに
　　少しの間寄ってしまうし、
　　帰ったとき彼女がいればなんとなく抱きしめるし
　　いなければ、飯と風呂の用意、と
　　バタバタと動いている。
　　何か変わった？とまた聞かれたら、
　　笑って分かんない、と答えるだろうし。　　］*

　　ふ。

[>>-0届いたメッセージに思わず笑みをこぼした。
先程、素直だったかなと思ったが
やっぱり素直ではなかったようだ。
だってメッセージは、さっきの数倍は素直だったから。]

[それから部屋の片付けを終えたら
一度自分の家に帰って。
せっかくなので今日はカレーでも
作っておいてやろうかと食事の材料を整えて
それからまた彼の家でご飯を作ってた。

カレーならいつ帰って来ても
冷めたりとか、困ることが少ないから良い。

帰って来たら、おかえり、と
言っておいてやろう]*