人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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視点:人


マユミは、霊感の類が… 72くらいある。
(a4) 2022/07/07(Thu) 4:03:37

【人】 元弓道 マユミ

>>【一日目・校舎裏】 >>1:130

夏といえど日は落ちて、更には木々がその身を重ね光を遮る。
どことなく陰鬱とした空気に満ちる校舎裏、けれどそんなの知ったこっちゃねえと言わんばかりに堂々と土を踏み締め歩く人影がひとりぶん。

「梢ー!こーずーえー!倉庫から戻ってきました。拙は準備万端ですよ、出陣しましょーう!」

スマホの扱いが苦手なわけでもないのに、楽だからという理由で声を張り上げ一時的な探索の相方を探していた。
勇者の剣に見立てた土間箒は置いてきた。代わりに、スコップとシャベルをそれぞれ一本ずつ持ってきている。
(6) 2022/07/07(Thu) 6:09:49
元弓道 マユミは、メモを貼った。
(a5) 2022/07/07(Thu) 6:27:45

マユミは、クリス宛にスタンプ爆撃。ぴこんぴこんぴこんぴこんぴこん。蟷螂animal animal パンダanimal 金魚animal
(a6) 2022/07/07(Thu) 6:40:57

【人】 元弓道 マユミ

>>【一日目・校舎裏】 >>8

「倉庫ですからね、この手の道具はちゃんとありましたよ」

弾む声を聞いて、大きく変わりこそしないものの瞳がほんの少し細められた。
ああ、なんだか昔何も難しいことを考えず無邪気に遊んでいた頃のよう。

「ああ、そんなこともありましたね。それらしいものを見つける前からお金の使い道考えてたの覚えてますよ。
 拙は『ぴっかぴかのトラクターやトラックが欲しい』とか考えてましたね。拙の家のトラクター、あれ共同購入したものですから」
「梢はあの時どんなお願いしていたのでしたっけ」

半分意識を手元に向けつつ、そんな質問をした。
ザクザクとシャベルを使って草を取り払い、土をどかし、蓋の輪郭を明らかにしていく。

「せーのっ」

全体が見えるほどに土を掘ったら、力任せに蓋を開けた。ぽっかりと、暗闇が口を開けて自分たちを見つめている。
(11) 2022/07/07(Thu) 16:58:05

【人】 元弓道 マユミ

>>【一日目・防空壕】>>17

「いいじゃないですか。つまり拙と梢は現実派だったということです。幼い頃から現実を見つめられると考えれば実にくーるですよ」

悪びれもなくそう答えた。誇ってはいないが、恥じてもいない。己の選択を堂々と正しいものだと思っているようだ。

「はい梢、今行きますよ。
 ……何か踏みましたね?枯れ枝……にしては何とも言えない軽い音がしたような……」

続いて降りて行き、言われるや否やすぐさま懐中電灯を持ったままずいずいと貴方に近付いた。

無遠慮に、二人の周囲の輪郭が暴かれていく……。
(38) 2022/07/08(Fri) 7:15:58
元弓道 マユミは、メモを貼った。
(a42) 2022/07/08(Fri) 7:46:00

【人】 元弓道 マユミ

「栗栖!栗栖!どうしたらいいのですか!貴方は分かりますか?」
「苦しそうです、せめて床に寝かせた方がいいと思うのです」
「×××。泣いている暇があるなら動……、……いえ、拙がやります。無理する必要はありません。こう言う時は動ける人が動くべきです。拙はやれます」


「何故ですか?拙はただ、××が苦しそうだったから寝かせただけです」
「それすらも駄目ですか?拙が××に何かしたとか、証拠を隠そうとしたとか、犯人に見えるのですか?」
「顧問や××と何かあったか?拙は何もしていません」

「皆が困るかもしれない事は、何も」



「………………」

残響が脳髄を掻き毟る。
酷く冷めた息が、唇の隙間から零れ落ちた。
(39) 2022/07/08(Fri) 8:20:30

【人】 元弓道 マユミ

「圏外?ううん、それならどうして拙達だけは連絡が取れているのでしょう」

一度、建物の外へ駆け出す。
防空壕の中でも連絡が届いたのだから、何かの間違いだ。
そう言い聞かせながら電波が届きそうな場所を探す。

* おかけになった電話は電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないためかかりません*
* おかけになった電話は電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないためかかりません*
* おかけになった電話は電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないためかかりません*

「……」

……

* おかけになった電話は……*
(48) 2022/07/08(Fri) 17:08:17

【人】 元弓道 マユミ

「…………あ、れ」

電波の届く場所を探して、結構走った筈だ。
走った途中で、「同時に交番に行くのは皆と合流してからのほうがいい」と気付きながらも足を止めなかった。

それなのに。

見覚えがある。
来た直後、記念にと写真に撮ってグループラインに載せたのだから。
その時と違うのは、誰の背中もないところ。あの時はまだ、他の九人分姿がちゃぁんとあった。

確かに学校を出て、坂を下った筈だった。

それなのに何故、自分は学校の前にいる?
(49) 2022/07/08(Fri) 17:13:16

【人】 元弓道 マユミ

>>【一日目・防空壕】 >>40

「戦時中のものでしょうか。傷つけてしまってすみません、ゆっくり眠ってほしいのです」

こちらも恐れよりも死んだ人間に対する謝罪の方が先に飛び出した。こちらも懐中電灯を持ったままではあるが、手を合わせて一礼。

同じように通知に目を向けて、少女は顔を見合わせる。

「そうですね。皆さんに何かあったら肝試しどころではありません。
 拙はこの亡くなった人たちがまた踏まれないように、少しずらしたり防空壕の蓋に土を被せてなるべく綺麗に戻してから学校に向かおうと思います。それで問題ないですね?」
(53) 2022/07/08(Fri) 22:06:04
マユミは、白間にどういたしまして、と柔らかな声で告げて別れたのだった。>>a54 >>a55
(a64) 2022/07/09(Sat) 0:31:44

【人】 元弓道 マユミ

>>a52 にゃんこ

「む。貴方は……稔のお友達の猫ですね」

なんかおるー、くらいの能天気さで足元うろうろしてくる可愛いいきもの。
不可思議な事が起きていると混乱しかけていた脳が一瞬柔らかくなった。無意識のうちに緊張していた体も少し落ち着いた気がする。
内心「猫や、ありがとうございます」とお礼を述べつつ中腰になって猫を見やる。

「探検終わって満足したら、稔のとこに戻るのですよ」

無理に捕まえるのは気ままに生きる猫にたいしてよろしくないかもしれない。そう判断した少女はそれだけ声をかけて、学校へと戻っていった。
少女は彼が猫を探していないことを知らないのだ。
(57) 2022/07/09(Sat) 20:48:07

【人】 元弓道 マユミ

>>白間

『梢』

それは遊びに来た友人の一人が死んだと、連絡を受けて暫くした後。

『貴方、少しは休みましたか?』
『正直に申告するように。嘘ついたらくすぐり40分の刑です』

自分と探索したり仲間の遺体発見したり。色々な事が起きているだろうが、周りに人がいる限りあの少女は毅然とした態度を取り続けているだろうから。
グループラインではなく個人宛のメッセージでそのような文章を送る。
(58) 2022/07/10(Sun) 0:14:34

【人】 元弓道 マユミ

>>59 シロマ

『よろしい。頑張ることは褒めるべきことですが、度が過ぎれば一転して褒められないことになりますからね』

お互い様と言いたげなメッセージを見てふむと唸った。
ここで此方が無理を通せば、彼方も今後ちゃんと休んでくれないかもしれない。それは避けたいことだ。

『はい。それじゃあお茶の時間にしましょう』
『音楽室ですね。わかりました、そちらにすぐに向かいます』

他にも貴方の様子をこの目で確認したかったので好都合だ。
少し待っていてくださいね、と締めくくってからすぐに目的地へと移動した。


…………
……

「たのもー!お客様一名来店ですよ!」

暫くして、喫茶店にはたいへん不釣り合いな名乗りのもとドアをすぱんと開けるモンスターお客様が来店した。
(60) 2022/07/10(Sun) 5:11:22

【人】 元弓道 マユミ

>>61 シロマ

店員さんに促されれば、貴方の隣にすとんと腰を下ろした。持ってきていたボトルを取り出して、ぐびぐびと一気に中のスポーツドリンクを呷る。

「そういえば、ぽろぽろ鳴っていましたね。ここのピアニストはおシャイなんでしょうか。折角ここに楽しみにしている観客がいるというのに、勿体無いですね」

唇の端を濡らす雫を豪快に手の甲で拭いながら、同じようにピアノを眺める。
二人とも率先して探索をするようなお転婆娘とじゃじゃ馬娘ではあったが、ピアノを弾くなら運動のみならず勉強等も出来る白間の方が適任であることくらいこの二人を知るものなら分かるだろう。本人たちなら尚の事。

「ふむ。そうですね、拙の得意な楽器はカスタネットではありますが……梢の折角のリクエストです。今だけピアニストになるとしましょう!」

弾く気分ではないのだろうと察し、右肩をぐるぐる回しながらピアノへと近づいた。
そして白と黒の舞台に、少女の硬くなった指が乗せられて──。

(62) 2022/07/10(Sun) 20:44:07
マユミは、ピアノの演奏技術は58くらい。
(a95) 2022/07/10(Sun) 20:45:05

【人】 元弓道 マユミ

>>62 シロマ

「……ど、ど、そ、そ、ら、ら、そ……」

人差し指で丁寧に鍵盤を押していく。
弾いているというより、何かのスイッチをぽちぽち押しているといったほうが正しいかもしれない。

芸術とは無縁の少女である、ピアノなどろくに弾けやしなかったが、「きらきら星」くらいは覚えているらしい。腕前も上手くはないが、途切れることはなく壊滅的というわけでもなさそうだ。


ぽろん。ぽろん。ぽろん。


暫くの間、今限りのピアニストは朽ちた世界の中でたどたどしくも少女の為に弾き続けたのだった。

「……ふう!やりきりましたよ!梢!」
(63) 2022/07/10(Sun) 20:49:54