人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:人


【人】 灯屋 レイ

外から戻る。常と違い人が集まっている場を見て、新しい御布令が出たのだと思い当たる。
今日は、誰の番なのか。

「……」

そこにある名を見ても、何も発さない。
視線を外し酒場へと入っていった。
(9) 2021/12/10(Fri) 21:43:54
レイは、並んだ花のひとつ指差した。omikuji 「これを、お願いします」
(a11) 2021/12/10(Fri) 21:46:03

【人】 灯屋 レイ

「不満を誰かに押し付けたいだけなのではないでしょうか」

会話の中にぽつりと零す。

「普通と外れている誰かに、こいつには石を投げていいのだと。
そう言っておけば、一時でも上への不満を忘れてくれると―――」

そこまで言って口を噤む。

「……そこらで言うものでもありませんでしたね」

通りがかったメイドに銀貨を渡し、料理を頼む。
消しそびれたカンテラの灯りがテーブルの上でゆらゆらと揺れていた。
(15) 2021/12/10(Fri) 21:59:53

【人】 灯屋 レイ

>>31 アイシャ
どうしてその花を指したのか。
ただ向けた先にあったのか。それとも、貴方の瞳の色と同じそれについ意識が向いたのか。

差し出される紫の花を見つめる。不信感。期待。
どこか、見透かされているような気さえした。


「期待に応えられるかは、わかりませんよ」

リボンの添えられたラベンダーを受け取る。
壊れ物を触るように、両手でそっと。

「―――私は、貴方のような。
このような場でも人々を和ませる事ができる、笑顔を振りまける、貴方のような者が。
何事もなく過ごせる場所を願っていました」

張り紙を見たこれにとって、その願いは過去形だ。
礼を告げ、対価はまた後日にと続けただろう。
(38) 2021/12/11(Sat) 20:13:09

【人】 灯屋 レイ

>>+13 ペトルーシャ
「ぺトラ」
声をかけたのは灯屋―――貴女にとってはまだ、墓守の方が馴染み深いだろうか?
しゃがむ事が辛そうであれば、それは袋を拾う事を手伝っただろう。

「……なにか入用なものはありますか」

ひと目で大丈夫でない事はわかる。
治療薬は渡されているようだが、他に必要なものがあってもその怪我と首輪では買いに行けないだろうと、考えての発言だった。
断られれば素直に引くだろう。
(40) 2021/12/11(Sat) 22:41:29

【人】 灯屋 レイ

>>+15 ペトルーシャ
「返してはくれなかったのですね。
貴女のようにあれらを扱える者がいるとは思えないのですが」

強欲な。喧騒に消される程度の呟きが溢れる。
宝の持ち腐れだと思うが……恐らく政府側はなんの情報も得られなかったのだろう。
ならば、目に見える『成果』を欲しがったのではないかとこれは推測した。

「考えてはみますが、期待はしないでください。
少なくともこの騒動が収まるまでは、あちらもそう簡単に手放したがらないでしょうから。

……それぐらいならお安い御用です。
甘いものは大丈夫でしたか?」

見た目がこの有様なら、口の中も怪我しているように思えた。
せめて刺激物は避けた方がいいだろうと、果汁を冷やした飲み物を注文しただろう。
(45) 2021/12/12(Sun) 20:06:44